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2024年02月10日
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カテゴリ: ニュースな話題
2月10日、朝日新聞デジタル版(プレミアムコース限定)で「正々堂々じゃなきゃ、ダメですか?」というシリーズが始まりました。

第1回目は元大関小錦さんのインタビューが中心。昨年、大関貴景勝が平幕熱海富士との優勝決定戦で立ち合いに変化したことがありました。そのことについて世間は大関を批判しましたが小錦さんは変化がダメだというルールがない限り文句を言われる筋合いはない、ダメだと言うのなら明確に違反だというルールを作ればいいという意見を述べています。

小錦さんに賛成です。大関は品位、品格が大事と言いますがその位、格を守るために勝ちにこだわったのだと思います。

ただ、決定戦であれ本割りであれ、立ち合いに変化したりはたき込みで勝負が決まったりするのは見ていてちょっとがっかりする部分はたしかにあります。互いに最高の力を発揮して勝ち負けが決まる方が見ていてより楽しいのはあります。でも相撲は、相手のバランスを崩すのが勝ちにつなげる一つの作戦ですから、そのような勝ち方は今のルール内で許容されています。モンゴル相撲のように互いに組み合った状態から始めるやり方もありますが、激しいぶつかり合いが見られなくなるのは残念です。

そこで考えました。「立ち合いの変化や引き技で勝った場合は3分の2勝とし、場所の成績は四捨五入で決める」。

どうでしょうか。たとえばその場所8番勝ち、そのうち1回変化して勝った力士は厳密に言えば7と2/3勝7敗ですが、四捨五入で8勝7敗の成績、8勝のうち2回変化して勝った力士は7と1/3勝なので成績は7勝8敗の負け越しになります。また、優勝を決めるのに四捨五入すると同じ勝ち星になる場合、14勝1敗の力士は13勝と2/3勝1敗の力士より成績が上なので優勝決定戦はなし。

このようにすると自ずと引き技や変化技は土俵から消えていくのではないでしょうか。

もちろんこのとき、このルールに該当する「変化」や「引き技」をきちんと定義しておかなければならないのは言うまでもありません。たかが3分の1、されど3分の1。どうしても勝ち星が欲しい終盤には変化で勝とうとする力士が出てくるかも知れませんが、序盤のうちからみすみす3分の1敗に相当する引き技や変化をしようとはしなくなると思います。

こんな考えもあると、相撲協会さんがちょっとでも考慮してくれるとうれしいですね。





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最終更新日  2024年02月10日 13時33分09秒
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