blog the seventeen（いまの気持ちを17文字で）

2024年09月02日

こんなにも面白いとは知らなんだ

テーマ：スポーツテレビ番組(23)

カテゴリ：ニュースな話題

正直、これまで車椅子ラグビーの試合をしっかりと見たことがありませんでした。

でもこのパリ2024パラリンピックで日本チームは金メダル候補だと喧伝されてきました。実際予選を勝ち抜き、昨夜（今朝未明）の準決勝に進み世界ランキング１位のオーストラリアと対戦。日本もランキングは２位ですが、パラリンピックは３大会通じて準決勝で敗退しています。それが今回はオーストラリアに勝ち決勝に進出したというニュースを見てミーハーな私はNHK＋で初めてじっくりと試合を見ました。

ルールもよく知りません。なぜ１点差、２点差の試合が多くなるのかもよく分かっていませんでした。

一般のラグビーは大好きです。球技場で生観戦をすることもあります。そのルールに引きずられてトライは何点、コンバージョンは何点だろうなどと考えていました。でも車椅子ラグビーの場合、得点方法はトライのみですべて１点なんですね。さらに得点されたチームは次に必ず攻撃に転じるので、オフェンスの技術が高いと交互に点の取り合いとなり１点差ゲームが増えるのも納得。

ルールの違いはこれだけでなく、競技をより魅力的にするための独特のルールがいっぱいあります。

一般ラグビーにはない、バスケットボールのショットクロックのような厳密な計時、アメフトのようなフォワードパスが可能なこと。そしてアイスホッケーのような激しい接触プレーが採用されていたり障害の程度が点数化されていて、コートに立てる選手の障害点数合計に制限があり平等化が図られていたりします。さらに、おもに男性で構成されたチームに女性がいる男女混合競技であることも。

これだけの工夫があって、見て面白いゲームにならないはずがありません。

とにかくスポーツ大好きな私は、障害者競技のなかでも見て分かりやすい陸上競技や水泳、車椅子テニス、バドミントン、柔道、卓球などは以前からよく見ていました。ゴールボール、ブラインドサッカー、ボッチャなどももともと好きで注目していましたが、今大会では遅ればせながら車椅子ラグビーの面白さを発見し、見たい競技がまた増えてしまいました。

車椅子ラグビーの決勝は明日午前２時半から。困った。五輪のときのようにまた寝不足になるな～。

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