blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

2024年10月06日
XML
カテゴリ: テレビア~ン
こんなことが起こりうるのか。いや、こんなことが起こるのがアメリカンフットボール。だから、私はアメフトが大好き。

それはおとといのこと。アメリカのプロリーグNFLのサーズデイ・ナイト・フットボールの試合がありました。日本では金曜日の朝の生中継。第4週までの成績が3勝1敗のタンパベイ・バッカニアーズ対2勝2敗の地元、アトランタ・ファルコンズの試合の生中継です。試合は最初こそファルコンズが先制しますが、そこからは常にバッカニアーズがリードし、ファルコンズが追いかける展開。

ファルコンズは最終第4クォーターに27-20の7点のリードを追いつくも、フィールドゴールで再び3点差をつけられます。

俄然面白くなったのがここからでした。バッカニアーズは試合時間残り10分あまりで30-27のリード。攻撃権はファルコンズに。まだ試合時間が十分あるため、ファルコンズはこの攻撃でタッチダウンをとれば逆転、フィールドゴールでも同点は固そうに見えました。そして3rdアンド8ヤードからQBが敵陣深くでフリーになっているレシーバー、ムーニーにパスを投げました。ボールはきっちりムーニーの腕に入りました。と思った瞬間、なんとムーニーはパスを落としたのです。

やむなくファルコンズはフィールドゴールを蹴って同点を狙いにいきました。が、キックがブロックされ30-27のまま。

ボールが再びバッカニアーズに渡り、順調に前進していきます。このままならタッチダウンも狙えるし、悪くてもフィールドゴールを決めれば6点差となりあとはどうやって残り時間を消化していくか、というところです。ところが相手のゴールライン目前でランニングバックがファンブル。ファルコンズがボールをリカバーしました。点差は3点のままなのでフィールドゴールで追いつけます。

しかし、試合時間の残りが3分を切って自陣奥深くから始まった攻撃はなかなかうまく進みません。

4thアンドロングが残りました。ここでパントをして相手に攻撃権を与えれば万事休す。ほとんど勝利は相手に与えたようなものです。そこでファルコンズはギャンブルを選択。大きく前にパスを投げました。が、これをバッカニアーズがインターセプト。今度こそ万事休すと思われました。が、ファルコンズは3つのタイムアウトを全て残していました。バッカニアーズは攻撃失敗や反則でフィールドゴールレンジから徐々に後退。試合時間を1分あまり残して最後はパント、ファルコンズは自陣15ヤードからの攻撃権を得ました。

しかし時間がありません。ファルコンズにはタイムアウトも残っていません。



延長戦はサドン・デスで行われ、コイントスで勝ったファルコンズの先行。あれほどゴールが遠かったファルコンズがどんどんボールを進め、ついにはタッチダウン成功。地元ファンの前で劇的な勝利を飾ったのでした。



*NFLの延長戦ルール
 最初の攻撃チームがタッチダウンをとれば終了。フィールドゴール以下なら相手も攻撃。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年10月06日 11時09分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[テレビア~ン] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: