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2025年04月14日
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テーマ: 今、沖縄で(656)
沖縄と本土を行き来していると感じるのが、自動車の運転マナーの違い。

沖縄といっても私の運転範囲は本島の中南部がほとんどですし、本土も関西地方を走るのがほとんどなので、簡単に沖縄と本土の比較とは言えませんが、本島北部や先島などの離島を走ったり、関西以外の九州から東北まで走ったこともあるので、ここに書くことは個人的印象ではあるもののだいたいの沖縄と本土の比較だと思ってください。

ひとことで言うと本土のドライバーは「競い合い」、沖縄のドライバーは「譲り合い」です。

顕著なのが信号が青から黄色、そして赤に変わるときでしょう。本土のドライバーは黄色信号で止まることはほとんどなく赤になってもすぐには止まらない人がいます。自分もそういうことをしてしまったことがあり、まずかったなと反省しながらミラーを見るとさらに後続車がついてきて驚くことも少なくありません。対して沖縄では黄色に変わる頃からかなりのドライバーが停止する用意を始め、赤になると間違いなく止まる車がほとんどです。

右折用の矢印信号の長さの違いも影響しているような気がします。

本土の交差点で見られる右折信号の点灯時間はかなり短く、多くの右折待ちの車が取り残されます。対して、沖縄の右折信号は待機中の車が全部曲がれるほど長く表示されます。そのためドライバーが慌てずに右折やUターンできるようになっています。本土のドライバーは「この信号で右折しないとまた長く待たされる」との心理が働き、赤信号になっても無理して突っ込むことが多くなると推測されます。

本土での運転に慣れている人が沖縄に来て運転してみて驚くのは、譲り合い精神ができていること。

脇道から本道に入ってくる車が見えると、自分が優先であるにも拘らず一旦停止してその車の進入をさせる車はしょっちゅう見かけます。とくに私が驚いたのは、下の図のようにスーパーの駐車場から片側2車線の一般道路に出る際、手前の2車線を横切って反対側の道路に右折して入ろうとする車を結構な数の車が止まって入れてあげることでした。

ここは片側2車線の、わりと交通量の多いところです。本土を走るドライバーは、こんなところで駐車場から出て右折するなど無謀の極みと考えるでしょう。でもそれが普通にできてしまうのが沖縄、しかもこれは県庁所在地、那覇市での話です。こんなところに沖縄のドライバーの「譲り合い」精神を感じてしまいます。






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最終更新日  2025年04月14日 12時23分54秒
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