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2025年08月30日
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カテゴリ: 本にまあ
「ゲゲゲの女房」(武良布枝著、実業之日本社発行)を読みました。副題というか著者の結論として表紙に書かれている「人生は……終わりよければ、すべてよし!!」という言葉が著者およびその夫である水木しげるさん夫婦のたどった道を表しています。水木しげるはご存知の通り、鬼太郎シリーズが大ヒットして故郷に観光名所「水木しげるロード」ができたり文化勲章を受けたりしました。それを見ると「終わりよければ」は間違いありません。

が、本書を読むと極貧時代の最初から二人の絆は強く、互いに信頼関係で結ばれた仲の良い夫婦だったことがわかります。

結婚当初の貸本漫画の時代から紙芝居画家などを経て最後には漫画家として頂点に上り詰めた水木しげるですが、妻や子を思い、また親兄弟を大事にしている人だったという、人間としての中身はずっと変わっていなかったということが本書を読むとよく分かります。そして妻としての著者がそんな夫を誰よりも理解し、頼りにしていたこともしっかり伝わってきます。

本書をベースにした水木夫妻の話は、松下奈緒と向井理のキャストで15年ほど前にNHKの朝ドラとして放送されました。

そのときの記憶は失いかけていたのですが、本書を読んでいると記憶がどんどん蘇ってきました。一見変人っぽいところのある水木しげるですが、漫画家としてまた妖怪研究者として人一倍真面目に取り組み努力した人なのだということが、テレビドラマだけではわからない部分として本書を読んでいるとよく伝わってきます。妻として、著者は心の奥底から夫の最大の理解者だったのですね。

読んでいる間もでしたが、いきものがかりの「ありがとう」が今も頭の中でリフレインされ続けてしょうがありません。





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最終更新日  2025年08月30日 12時06分30秒コメント(0) | コメントを書く
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