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2026年04月04日
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カテゴリ: 本にまあ
「バスドライバーのろのろ日記」(須畑寅夫著、三五館シンシャ発行)を読みました。

各職業の内幕を暴く三五館シンシャの日記シリーズ。バスドライバーは​ お坊さん ​や​ 電通マン ​ほどそんなに特殊な職業でもないかと、書店の本棚で見つけてもそれほど食指が動かなかった(この場合、食指ではなくて読指かな?)のですが、たまたま古本屋で見つけたので(ゲンキン)読んでみることにしました。なので、本の帯はありません。

読んでみた内容は、やはりまぁまぁ普通の職業だと思いましたが、著者の経歴が異色でした。元高校教師だったのです。

高校の専任講師を務めていた著者は、結婚し二人の子どもがいたにも関わらず小さいころからの憧れの職業であるバスドライバーをあきらめることができず、40歳近くになってから教職を捨ててバスドライバーに転向した経歴の持ち主。抱いていた夢は実現できたのですが、その道のりは平坦ではなく、通勤時にバイクで事故ったり病気になったりなどがありました。

バスドライバー自体の内容は、他のシリーズの職業とは違い外部の人間が想像できる範囲の仕事のように思いました。

本書に出てくるおかしな上司、また逆に立派な上司、一風変わった同僚などとの出逢いはどんな職場にもあることです。泥酔したお客さんとのやりとり、新人ドライバー君の迷子騒動などはこの職業に独特のものですが、そういうこともあるだろうと想像はできました。ただ、バス停のうっかり通過やそうした過失の営業所への報告遅れに対する厳しさは想像以上でした。が、それがあってこその公共交通機関への信頼なので厳しいのは当たり前なのかもしれません。

転職して15年、最後はちょっと悲しい結末を迎えますが、著者には新しい人生に向かって進んでいって欲しと思いました。





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最終更新日  2026年04月04日 11時41分37秒
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