blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2026年07月21日
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カテゴリ: 本にまあ
「ポンコツ一家2年目」(にしおかすみこ、講談社)を読みました。


ちょうど​ 1年前に前作「ポンコツ一家」を読み ​、そのときの感想を私は「続巻が出ていますが、買おうかどうしようか迷い中。笑えないエピソードも多くてやはり読むのが少しつらいかな。」とつづりました。その余韻(?)が薄れてきたのもあってか、2年目(2巻目)も読んでみたくなり、買ってしまいました。

相変わらず一家のポンコツ(自称)ぶりは変わりません。ただ、1巻目と少し印象が違ったのが父親。

1巻ではどこか一家の良心のように描かれているところもありましたが、2巻を見ると父親が最も「ダメ人間」として登場しています。妻(著者の母親)の財布から金をくすねて飲みに行く。ときにはダウン症の姉が働いて貯めたお金にも手をつける(そのように暗示されています)。ギリギリ家族に手は出してないようですが、モノにあたりモノを破壊する。

ただこうした家族のことを本やSNSで発信しているのを知っていることが父親の暴力抑止につながっているようです。

そんななかでも明るくふるまう母親と姉にはほっこりさせられます。「ほんとにこんなことがあるのか」と疑いたくなるようなエピソードも多々出てきますが、全部事実に基づいているようです。母親はときには迷子になったり物を忘れたりしますが、私自身の母親と比べるとほとんどの場面で全然フツーの人のように感じます。お姉さんもまたしかり。そう思わせる描き方をしているのは著者の愛情のゆえでしょうか。

どのみち3人を抱えて生きる著者は経済的にも大変なはず。本書の購入が彼女へのささやかな応援になればうれしい。

そんなことを考えていると、今年の9月に第3弾が発行されるというニュースが出てきました。タイトルは「ポンコツ一家最後の2年」。なぜ最後かというと(少なくとも本の中では)あんなに元気そうだったお母さんが急逝されたからだそうです。母親の死をにしおかさんやその姉、また父親はどのように受け取ったのか。そして母親亡きいま、彼らはどのように生きているのか。それを早く知りたく思います。






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最終更新日  2026年07月21日 12時05分41秒
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