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2026年09月09日
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カテゴリ: 本にまあ
「棚からつぶ貝」(イモトアヤコ著、株式会社 文藝春秋)を読みました。タイトルを見て本を買うことが多い私は、タレント本コーナーのこのユニークなタイトルが前から気になっていました。

ただ、イモトアヤコさんのことも眉毛を太く書いてセーラー服を着ている人としか知らないし、彼女が出演している「世界の果てまでイッテQ!」という番組もほとんど見たことがありません。そのため買って読むにまでは至っていませんでしたが古本屋でこの本が220円で売られているのを見て(定価1,400円)、申し訳ないけれどそれなら、と買う気になりました。

このタイトルがどういう意味なのか 。本書を読んでいけば分かるだろうと思いながら読み始めました。

「棚から」というのだから「棚からぼたもち」が元になっているとは予想していました。「棚ぼた」と言えば思いもかけない僥倖を得ること。イモトさんは自分がテレビに出てやっていることを謙虚にそう言っているのだろうという推測はできました。でも「つぶ貝」が分かりません。なぜつぶ貝なのか。つぶ貝に込められたメタファーとは?

こたえは「あとがき」の中にありました。

何の才能もない自分が芸能界でやれているのは周りの人に助けられた結果なので棚ぼたみたいなものだ、という意味のことが書かれていました。ただ私も努力はしている。ぼたもちが落ちてくる棚の下までは行っていた、のだそうです(何かそこまで書いていた謙虚さが台無しのような気も)。そして「つぶ貝」の方は「落ちてきたら一番嬉しいもの」だからだとか。 ちょっとあっけにとられました。 それだけ?

この中途半端感は本書全体にも漂っていました。



イモトさん自身の家族のことも、私が彼女に興味がないのでどこかの他人の話としか思いませんでした。

イモトさんやイッテQ!のファンなら、本書に出てくる一つ一つの話はきっと親身になって読めるのでしょう。しかし、そのどちらにも興味のない私のような人までの気を引く話はありませんでした。「棚からつぶ貝」という一見哲学的でもありそうなタイトルを深読みし、もしかしたらイモトアヤコという人の人生観なども垣間見られるかもと期待した私の選書ミスでした。

イモトさんやイッテQ!を貶める意図は何もありません。私にはちょっと合わなかった、というだけですのであしからず。





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最終更新日  2026年09月09日 12時23分06秒コメント(0) | コメントを書く
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