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所有するGF9の後継であるGF10もディスコンになりました。ですが、既にディスコンになって久しいGMシリーズを含めユーザーには根強い人気のあるモデルです。そこで今回はGF/GMシリーズにお勧めのレンズをご紹介したいと思います。まずセットズームの G VARIO 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. は外せません。明るいレンズではありませんが、スナップに丁度良い画角持ちつつもコンパクトでGF/GMシリーズに相応しいと思います。手振れ補正も入っていますしね。次に G 20/1.7II や、ディスコンになった G 14/2.5Ⅱも良いです。レンズ径の小さな 14/2.5 が個人的にはお勧めですけどね。オリのレンズでは m.ZD 17/1.8 とディスコンになった m.ZD 17/2.8 がお勧めとなります。あ、ズームなら m.ZD ED 14-42/3.5-5.6 EZ がお勧めですね。唯一ファインダーを持つGM5にはスナップショットフォーカス機構を持つ 17/1.8 が使い易いと思いますが、他の機種では 17/2.8 をお勧めします。理由はズームレンズと同じくレンズキャップでして、自動開閉レンズキャップが使えるからです。標準ズームの m.ZD ED 14-42/3.5-5.6 EZ だと手振れ補正が効かないし、広角が弱いのでセットズームの G VARIO 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S. で良いと思います。このレンズにも自動開閉レンズキャップが使えますので。で、本命はディスコンになって久しい m.ZD 17/2.8 です。風景撮影はやや苦手とするレンズですが、スナップ撮影では F2.8 という使い易い明るさでコンパクトな美味しいレンズです。何より中古価格が安いし球数も比較的豊富なので入手し易いのです。この組み合わせで一番の特徴は電源 ON/OFF 時の動作の速さです。単焦点レンズ+自動開閉レンズキャップの組み合わせは、速写性において最高レベルとなります。鞄やポケットから出して撮影して鞄やポケットに戻すうまで、慣れれば10秒前後でしょう。F2.8と明るすぎない為、AFも高速で、電源ON、フレーミング、即シャッター、電源OFF、ここまでの流れが「爆速」と言って良いほど速いのです。おそらくこの速さに対抗できるのはGRシリーズくらいではないかな。換算 34/2.8 というレンズはGF/GMシリーズをコンデジの様に扱える具合の良い焦点距離と明るさで、AFも G20/1.7 よりは静かですし、自動開閉レンズキャップとセットで、是非使ってみて欲しいと思います。私はシルバーモデルを使っていますがブラックモデルもあります。
2024.06.24
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今回は久しぶりに自転車ネタで DAHON Horize のタイヤ交換をしたお話です。前回のタイヤ交換は、まだ MARATHON RACER の在庫処分でフォールディングタイプがギリで購入出来た頃でした。でも、前後分は入手できず前輪は仕方なくワイヤービートを選択しました。おそらく5年以上昔の話です。今回は経年劣化でワイヤービートの方がサイド部でバーストしていたので前後まとめて交換です。走行距離が少なくトレッド面に余裕が在ったとしても、5年以上経過したらタイヤ交換しないとダメですね。走行中や出先じゃなくて本当に良かったです。今回の銘柄は現在でもフォールディングタイプが入手可能な SCHWALBE KOJAK にしました。個人的にはマラソンレーサーのフォールディングビートに復活して欲しいのですが、一般的には安価なワイヤービートの方が人気があるのでしょうか?。小径車の街乗りタイヤでは定評のあるタイヤですので、いつもの Amazon で購入しました。タイヤチューブは同じく SCHWALBE の 20" SV6 で、バルブ長 40mm しか入手できなかったので今回も延長して使用します。この SCHWALBE の仏式バルブはバルブコアの取外しが可能で助かります。シュワルベのHPで確認すると「街乗り/アーバン」のジャンルは KOJAK 以外は全てファットタイプでした。電動アシスト自転車の影響でしょうか。フォールディングタイプの KOJAK はこれからも定番モデルとして存続してくれる事を願いたいです。フォールディングビートのせいなのか、タイヤレバー不要で簡単にセットできました。さて、肝心な乗り心地ですが、マラソンレーサーが 20x1.5 でコジャックは 20x1.35 ですから、それほど大きな違いは無いだろうと思ったのですが、大違いでした。まず、漕ぎ出しが軽いです。そして乗り心地もハンドリングも悪くないです。コレは定番と言うかベストセラーな理由がわかりますね。交換して大正解でした。空気圧の指定範囲が広く、上限なら走行性能重視となり下限なら乗り心地重視となる、とても対応幅の広いタイヤですね。私の場合は体重があるので下限だと「リム打ち」や、カーブ時にタイヤがよれる心配があるので中間位までは空気を入れますが、それでもマラソンレーサーで目いっぱいエアを入れた時より乗り心地がソフトで走行性能で劣る事も無いし、上限近くまでエアを入れれば、上位の「シュワルベ1」並みに走りますね。これは交換して正解でした。406サイズのホイールで自転車に乗り慣れているのなら KOJAK はお勧めです。
2024.06.24
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今回は久しぶりに自転車のパーツについての話です。ロードもMTBもリアルな競技用バイクはほとんどディスクブレーキ(油圧)になりました。コレは変速機が電動になったのと同じくライダーの余計な負荷を軽減するのが目的です。確実な変速、確実な制動、と言う意味ではディスクブレーキ(油圧)や電動変速機でなくともしっかり整備されていれば問題なく、それぞれにメリット、デメリットが存在します。まず変速機について。大きく分けて内装式と外装式に分別でき、今の電動は外装式です。外装式のメリットは軽量、走行中(ペダルを回しながら)変速が出来る。メンテが楽。逆にデメリットはペダルを回しながらでないと変速できない。頻繁にメンテが必要。内装式のメリットは基本的にはメンテナンスフリー。停車時に変速可能。デメリットは重量増。メンテナンスを行う場合は大変。例えば内装式ならチェーンが泥と油でドロドロでもきちんと変速するしチェーンが脱落する事も切れる事もありません。チェーンが錆びてギシギシしていても変速します。ですが、外装式に慣れるとペダルを回しながらの変速が逆に快適に思えるようになるのです。シフトフィールも変速速度も外装式が勝るし、楽しいと感じるのは外装式だと思います。ですが、外装式はメンテを怠るとその性能が著しく劣化するし、チェーン脱落や最悪の場合にはチェーン切れします。ママチャリに内装変速が多様されているのも納得ですね。適切なメンテがされなくてもある程度は動作する内装式は、他にもチェーンラインの変動を考慮しなくても良いというメリットがあって、チェーンラインが短くなりがちな小径車とも相性が良いのです。電動シフトは乗ったことが無いので判りません。ですが電池切れで変速不可になる電動式を所有したいとは思いません。とは言え既に最新のデュラとアルテはDi2しかありませんが。。。上記のように外装式と内装式は用途次第ですね。私も両方所有していて、チェーンラインの短い5Links 2 165 は内装変速を選びました。小径車ゆえに変速機が地面に近く、破損の可能性が高い気もします。同様に ORibike C8 FLAG はあえて外装9速に留めています。両車は同じ16インチですが305と349なので実際のタイヤサイズは一回り違います。余談ですがモールトンの17インチと、バーディの18インチで細いタイヤを履かせると、ほとんど同じタイヤ周長になったりします。これは規格の違いです。このように小径車の場合は無暗に細いタイヤを履かせるとタイヤ周長が短くなるので私はあまりお勧めしません。次はブレーキの話です。現在の自転車ブレーキは、油圧ディスク、機械式ディスク、Vブレーキ、ダイレクトマウントキャリパーブレーキ、キャリパーブレーキ、カンチレバーブレーキ、ショートVブレーキ、バンドブレーキ系、ですかね。バンドブレーキ系は今ではママチャリのリアブレーキに特化しているので除外します。カンチレバーブレーキも性能でショートVブレーキに劣りますので除外します。まず油圧ディスクですが製品コストとメンテナンス特性を除外すればベストなブレーキでしょう。メンテナンスには「エア抜き」など専用スキルと工具が必要となります。高額なロードやMTBを取り扱う、しっかりとしたメカニックが居る店舗以外ではメンテナンスは難しいと思います。次に機械式ディスクブレーキですが、小径車の場合はリムを攻撃しないのでそれなりに有効ですがそれ以外の場合、油圧式ディスクにアップグレード可能という以外のメリットがありません。Vブレーキは機械式ディスクと同等の制動力を持ち、軽量、安価ですからまだまだ現役かと思っていたのですが、そのルックスとアップグレード可というメリットからか、機械式ディスクに市場を奪われつつあります。キャリパーブレーキもVブレーキと似たような状況になりつつあります。今後はクオリティの高いVブレーキやキャリパーブレーキは入手が困難になるかもしれません。ですが、ディスクブレーキはフレームとホイール(ハブ)が対応している事が必須となりますのでアップグレードパスとはなりません。将来的にスポーツ志向の自転車全てがディスクブレーキ仕様になる可能性は否定しませんが、アップグレードパスとして、Vブレーキやキャリパーブレーキも生き残っていくと思います。とはいえデュラエースやアルテグラのキャリパーブレーキは消滅する可能性が高いし、既に105のキャリパーブレーキはラインアップにありません。Vブレーキは既に ALIVIO より上位グレードがカタログラインアップから消えています。クオリティの高いVブレーキは流通在庫のある今のうちに入手した方が良いでしょうね。既に所有している方は予備のブレーキゴムを確保した方が良いでしょう。一方でフォールディングバイクは、折り畳み時の寸法とリム幅が密接な関係を持っていますので、リム幅が広くなるディスクブレーキの採用は、折り畳み寸法より走行性能を優先した車両以外ではあまり一般的ではありません。ですのでクオリティの高いブレーキシューの確保は重要かも。私もアルテグラのブレーキシューとXTのブレーキゴムを追加で確保しようかな。。。
2024.06.15
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フォーサーズレンズの Leica D 14-50/3.8-5.6 と ZD 11-22/2.8-3.5 に味を占めてしまって、その後もネットでフォーサーズレンズを何となく物色していました。先の2本の標準ズームには何の不満も無いのですが、やっぱり ZD 14-54/2.8-3.5 も気になるなぁって話です。そうやってネットをウロウロしていたら見つけてしまいました。神奈川県大和市の中古カメラショップにて、フォーサーズボディの E-30 と ZD 14-54/2.8-3.5 がセットで安く販売されていたのです。因みに E-30 ってボディはフラッグシップの E-3 と E-5 の一つ下の機種で E-3 をエンプラボディにして軽量化しつつ E-5 の機能も少しだけ入れ込んだ、中々に魅力的な機種です。ファン達からはエンプラ外装と凡庸なスタイルで人気が在りませんが、その実力は折り紙付きのお値打ち品です。セットズームがⅡ型ではないのがやや残念ですが、程度の良いレンズを買ったらボディがオマケで付いて来たってレベルの価格なので、早速お店に確認の電話を入れてみました。すると、中々に良いコンディションだったので、店舗に実物を確認しに行く事にしました。で、結果を先に書くと買っちゃいました。(^^;しかも、予定に無かった ZD 70-300/4.0-5.6 までも一緒に。。。コレでフォーサーズレンズが5本、換算 22mm-600mm までカバー出来てしまう。。。とにかくお店の方がフランクで、とっても良くして下さったのです。まず、E-30 の付属品ですが、純正バッテリーが2個付いていて充電器も純正品でもちろんケーブル付き。アイピースは欠品でしたが、その代わりサードパーティ製のマグニファイアが付いていて違和感がなく、眼鏡使用だと蹴られますが裸眼だと逆に見易かったですし、マニュアル pdf を落としたCD-ROMまで付いてる親切さ。ストラップも純正付属品は無かったですが、当時の別売品でOLYMPUSロゴ入りの40mm幅広ストラップが付属する豪華さ。極めつけはCF8GB(今買うと良い値段なんです)に、望遠ズームにはレンズポーチとフィルターまでオマケで付けて下さったのです。いやぁ、片道一時間以上かけて出向いた価値が在りました。もちろんコンディションも中古カメラ店で扱う「良品」レベルなので良好です。まずボディの E-30 ですが、普通に現行品の中古並品から上のレベルでした。軍幹部の液晶に多少の目立たない擦り傷がある程度でボディ下部に至るまで奇麗。エンプラの外装も現行パナボディのような仕上げで安っぽくは感じませんし、気になるベタつきも一切なく、知らない人は現行モデルと言われても気が付かないかも。一眼レフボディですが、ミラーレスの G9 Pro と並べても違和感を感じないと思いました。「xDピクチャーカード」と「CF / マイクロドライブ」のダブルスロットに時代を感じます。上級機の証であるダブルスロットを採用していますが、使用するメディアが今となっては入手困難な規格なので「オマケ」のCF(8GB) には助かりました。本音を言えば xDピクチャーカードならもっと嬉しかったのですが、オマケですから文句は言えません。流石の純正コンビ(レンズは一世代古いけど)に、隙はありませんでした。気になるAF性能は実用レベルを普通に確保しているし、ファインダーも後付けマグニアイヤーのおかげで ZD 14-54/2.8-3.5 を付けた状態だと具合が良いです。EVFのように、明るさを調整してくれないし拡大表示も無いので、ピントの山は確認しにくいですが、スポットAFの信頼性がまずまず良いので問題ないと思います。何より野外で使った時のシャッター音が素敵で、流石は当時の高級機だと感じました。オリのフォーサーズレンズはズームリングのデザインに「時代」を感じてしまいます。本命の ZD 14-54/2.8-3.5 と E-M5 MarkⅢの組み合わせは、屋外でAFが静かにスッっと合うので軽く驚きました。こんな上品な動作のレンズだったかなと思ったのですが、自宅に戻って確認すると普通に動作音がしていました。まぁ静かな部類ではあります。個体のコンディションとしては、ピントリングが若干べたつきますが許容範囲内です。レンズ自体は「若干薄く曇っている」と言われましたが全く確認できませんでした。流石にプロのチェックは厳しい。だからこそ安心感が違います。このレンズは、ほぼ新品時の性能を発揮するでしょう。この E-30 に Leica の組み合わせが、何故かAFが速いのです。 AFは流石に暗い室内だと E-M5 MarkⅢより E-30 の方が若干早いです。ですが一眼レフだと暗いレンズを付けるとファインダーも暗くなるんですよね。最近はミラーレスばかり使っていたので、思わず露出補正してしまい、ハイキーな画像を撮ってしまいました。不思議なのですがパナの暗い標準ズームの方がAFが少し速いです。コントラストAF対応レンズだからでしょうか。いずれにしても、暗いレンズだとファインダーが見難いので、明るい屋外は別としても E-30 に暗いレンズは厳しいです。何だか昔を思い出しますねぇ。やっぱりミラーレスは便利です。そして、この ZD 14-54/2.8-3.5 は M.ZD 12-40/2.8 Pro よりフィルター径が一段大きい Φ67 で3.6mm太く4.5mm長くて115g重い(更にマウントアダプター分も追加される)ですが、40/2.8と54/3.5ではボケ量はほぼ同等です。確かに広角が弱いですが、AFも実用レベルだし m4/3 の標準ズームとして私は「アリ」だと思いました。個人的には、暗いレンズですが、その描写は正に Leica な 14-50/3.8-5.6 も、オリンパスブルーを意識した発色の 11-22/2.8-3.5 も、現行 Pro ズームより魅力を感じます。この3本は現行レンズには無い柔らかさがあるので、私はフォーサーズレンズが使えるようになって良かったです。コンパクトな E-M5 MarkⅢ でも、手持ちで使える範囲の大きさ重さです。最後に ZD ED 70-300/4.0-5.6 ですが、軽量コンパクトで写りも悪くないですが、割とAFが遅いので、まだ M.ZD 75-300/4.8-6.7Ⅱの方がマシかも。でも一段明るいし、EDレンズも使っているから写り自体は良い勝負で、中古価格だと本レンズの圧勝ですからAFは使いこなしで何とかして本レンズを選ぶの「アリ」だと思います。私はそう考え購入してしまいました。デジタルテレコンで1200mmが簡単に手持ち撮影できるのは m4/3 の強みです。その後、レンズのファームウェアをアップデートした事でコントラストAF対応となり若干ながらAF速度と信頼性が向上しました。このAF性能ならば中古価格を考慮すれば、程度の良い個体はゲットして良いと思います。因みに古いフォーサーズレンズのファームウェアも、m4/3ボディとアプリ「OM Workspace」が有れば簡単にアップデート可能です。今回 E-30 を入手してしまった事でフォーサーズのシステムまでもが完成してしまいました。でも、あくまで基本は E-M5 MarkⅢで使うレンズ達です。実際に E-M5 MarkⅢにフォーサーズレンズを付けるとカメラのレベルが1ランク上がったように感じられました。やはり良いレンズは時代を経ても良いなと再認識しました。残念なのはメーカーが修理受付を終了していて修理業者も対応していないので、不具合が起これば即ジャンク品になってしまう事でしょうか。だからこそ中古価格が安いのだと言われればそれまでですが、何とも切ない気分になりました。今月で私も62歳になります。大腸癌の手術を経て首のリンパ節に転移が発見され、月2回の抗癌剤治療を続けながらも無事に一年をやり過ごす事が出来ましたので「自分への誕生日プレゼント」と言う事にしたいと思います。
2024.06.12
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フォーサーズレンズから明るい標準ズームを選ぶはずが、何故か「暗い」けど「Leica」な描写のLEICA D 14-50/3.8-5.6 を入手した事について後悔は全くありません。でも、やはり明るい標準ズームも欲しいです。そしてフォーサーズレンズは安いので気軽に買えてしまうのです。今回のお品は「大当たり」の極上コンディションでした。って事で、新たに入手したのはフォーサーズの「竹」広角ズームの ZD 11-22/2.8-3.5 です。換算 22-44mmで、手持ちの m.ZD 9-18 よりも標準よりのズームレンジで、しかも明るいのでやや大柄ですけど標準ズームとして使い易いかなとの判断です。そして私が購入したフォーサーズレンズで初の「元箱付」です。たとえ中古でも、元箱付きって嬉しいものですが、実はレンズ自体のコンディションは別物だったりします。外観は奇麗でも長期保管でカビにやられた個体とか「元箱付」に良くある話です。ですが今回の「元箱付」は、保証書こそ付属しませんでしたがマニュアル等の「紙類」も完備で、レンズ自体のコンディションも極上です。オリ製フォーサーズレンズの持病とも言えるピントリングのべたつきも全くありません。付属の純正ポーチに多少使用感がある程度で年式を考慮すると奇跡に近いと思えるほどです。今回は、中古カメラ専門業者ではないネットショップさんから購入したのですが、こういう場合は専門的なチェックが出来ない為に「大当たり」か「大外れ」になる事が多いのですけど、今回は「大当たり」でした。たとえ不具合が在っても「返品不可」の品物だったので、正に大博打に勝利したような最高の気分です。このレンズ形状こそが昔ながらの高性能広角ズームの証明… と、個人的には思います。余談ですが、本レンズは珈琲好きな砂防写真家である中田聡一郎氏の「お気に入りのレンズ」なのだそうで、オリンパスブルーの描写が素敵なレンズらしいのです。と言う事でオリンパスブルーの元となったコダックブルーは撮像センサーの発色傾向だった訳ですが、その後パナ製のセンサーを採用するようになってからも、フォーサーズ時代にはボディやレンズでオリンパスブルーを前面に押し出した個体が存在したらしく、本レンズはその最たるモノだったりするらしいです。個人的にはレンズで個性的なブルーを表現していると言えば Zeiss と Leica なのですが、はたして本レンズの発色傾向はどんな感じなのか、とても興味が沸いてしまいました。コレが10万も20万もするレンズなら「フーン…」で終わるのですが、中古で2万以下ですからね。だったら「買うでしょ!」って事になったのです。(^^;この大きさ重さは重量級ですが、描写性能に期待するとしてギリで許容範囲です。大きくて重たい大口径標準ズームについて、私が納得できるかどうかの判断基準は、その描写性能も当然重要ですが、個人的にはズームレンジを重視します。12-40/2.8 は望遠端が短くて使う気になれないですし 12-45/4.0 も、常用する m.ZD ED12-50/3.5-6.3 EZ より望遠端が短く、しかもF値が 4.0 と明るくない。なら m.ZD ED12-50/3.5-6.3 EZ のままで良いかって話です。同じ理由でフィルムカメラ時代も 28-70/2.8G より 24-85/3.5-4.5 を常用していました。そこで登場してくるのがフォーサーズ時代の標準ズームな訳です。ZD 14-54/2.8-3.5 は望遠端にメリットを感じるし ZD11-22/2.8-3.5 は m.ZD ED 8-25/4.0 に通じる利便性を感じます。何より「沈胴式」ではないので、この大きさ重さも納得です。保護フィルターはレンズ性能に期待を込めて、高性能の「Zeta」を奮発しました。フィルター径Φ72mm. Φ75.0 x 92.5mm. 485g. はオリの m.ZD 7-14/2.8 の534gより軽くてフィルターが付きます。また m.ZD 8-25/4.0 の 411g より 74g 重いですが 2.8-3.5 の明るさと沈胴式ではない事が強みです。沈胴式は確かに持ち歩く時にコンパクトになり便利ですが、速写性において劣ります。何より、当時の「竹」レンズは、個人的に現在の「Pro」レンズ相当のスペックを持っていると思うし、ネット上の評価も良いので期待大のレンズです。当時、フォーサーズ広角ズームは圧倒的性能の「松」7-14/4.0 と、軽量級の「梅」9-18/4.5-5.6が存在したので、その中間域をとって「竹」は 11-22/2.8-3.5 となったのだと愚考します。「松」7-14/4.0 は、今なら M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO を選んだ方が幸せだし、「梅」9-18/4.5-5.6 も、沈胴式でコンパクトな M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱを選ぶのが正解でしょう。そういう意味でも ZD11-22/2.8-3.5 を今更使う意味は在ると思います。 そして、このレンズを選ぶ基準となるのは、ズームレンジが 10-20 でも 12-24 でもない 11-22である事に価値を見出せるかどうかが全てです。私は広角端1mmの違いを重視したいので換算24mmより22mmが嬉しいです。僅か2mmの差ですが広角域では無視できない差だと思います。そして、望遠域も換算40mmよりも44mmである事がデジタルテレコンを前提とした時に利便性が高いと思います。と言うか、大変良く躾けられたオリの「デジタルテレコン」機能が無ければ m.ZD 9-18/4.0-5.6 ED を標準ズームとして使おうとか、ましてや、本レンズを購入する事も無かったです。最短撮影距離は 0.28m で「松」や「梅」の 0.25m に劣ります。わずか 3cm の差ですが、個人的には気になる部分です。超広角で「寄って撮る」のは定番ですから、使っている間に不満を感じるようになるかもしれません。このように考えて購入を決意したのですが、実際に使ってみたらどうなのか?。以下からは試写を交えたレビューとなります。11mm F5.6 ISO200 Natural 各補正無し上記画像から切り出し。解像力は現行「Pro」レンズ相当で間違いないでしょう。運悪く曇天だったので「オリンパスブルー」の確認できませんでした。撮影画像は全て Natural で撮影し、彩度.コントラスト.シャープネス:0. 露出補正:0. です。22mm F5.6 ISO200 上記画像から切り出し。色乗りは確かに「やや濃いめ」だと思います。赤の発色は、富士フィルム S2Pro で使ったタムロン 60/2.5 Macro を思い出しました。曇天なのに色飽和ギリギリって感じがします。この発色傾向は富士フィルムに近いかなと思いました。22mm F3.5 ISO200 パナライカより花の色が見た感じに近いです。11mm F5.6 ISO200上記画像より切り出し。奥になるのでピントが着ていませんが赤が色飽和せずディティールを残しているのは流石「竹」レンズって感じがして好印象です。18mm F5.6 ISO200 中心部は 12-40/2.8 ProⅡ 並にカリカリの描写です。広角端も望遠端も素晴らしい描写ですが中間域も同様に素晴らしいです。曇天でこの発色ですからパナライカとは違った楽しみ方が出来そうです。早く晴天下で試してみたいですし、このレンズは街中の夜景でも試してみたいと思いました。街頭や看板照明、灯に照らされたショーウインドウ等の発色を観てみたいです。あと広角ズームなので判り難いですがボケも自然で奇麗です。やはり大きさ重さより、描写性能を優先して作られたレンズだけの事はありますね。また、換算22mmの広角端は、換算18mmほどのインパクトが無いからなのか、ディストーションをほとんど感じないからなのか、少し戻して中間域で撮影したコマが意外と多かったですし、望遠端の換算44mmは予想通り使い易いです。大きくて重いし、たったの2倍ズームですが「このレンズを使いたい」って気持ちにさせてくれるレンズかもしれません。晴天下での試写まで、まだ確定ではないですけどね。と言う事で大口径標準(広角)ズーム ZD 11-22/2.8-3.5 をゲットした話でした。
2024.06.10
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今回、フォーサーズ Leica D VARIO-ELMAR 14-50/3.8-5.6 用にパナソニック純正のマウントアダプターである DMW-MA1 と、サードパーティ製マウントアダプターを新たに入手したので、既に入手済のオリンパス純正 MMF-2 も含めて動作確認を行いたいと思います。まずはサードパーティ製のマウントアダプターの外観を観ていきましょう。左上:結果を知っている身としてはパッケージの「高精度」が笑いを誘います。右上:前後キャップ付なのは良心的だと思います。左下:ロゴは奇麗に印刷されていますね。右下:三脚座も見た感じでは悪くなさそうに見えます。続いて、それぞれの重量について。左:マウントがステンレス製の DMW-MA1 は83gと重量がありますが MADE IN JAPAN です。中:マウントがアルミ製の MMF-2 は41gと軽く、中国製ですが純正品の安心感があります。右:三脚座まで付いているのに最軽量の39gです。既に不安でしかたありません。続いて動作確認です。まずは ZD40-150/4-5.6 から。直径もほぼ同一で質感も似通っていて、とても似合っています。レンズ側、ボディ側共に着脱もスムーズで動作も MMF-2 とほぼ変化なし。コレは「アタリ」の個体かも…次に Leica D VARIO-ELMAR 14-50/3.8-5.6 でも試してみましょう。インフォメーションは表示されますが、肝心の絵が出ません。GF9でも試しましたが、どうやら「接点不良」のようです。接点クリーナーを使ってみましたが結果は変わりませんでした。予想では接点のクリーニングを行えば動作するかなと淡い期待を持っていたのですがダメでしたね。オリの望遠ズームで動作しただけでもラッキーかな。望遠ズームに似合っていたので返品せずに望遠ズーム専用として使う事にします。返品と購入を繰り返していれば「大当たり」を引くかもしれませんが、私が入手した個体以上に「ハズレ」の品も有るようなので、フォーサーズレンズのマウントアダプターについては、素直に中古の純正品を入手する事をお勧めします。一番のお勧めは軽くて入手が容易な MMF-2 ですかね。ステンレスマウントと国産の安心感を求めて MMF-1 や DMW-MA1 を選ぶのも良いでしょう。個人的には10年以上経過したレンズの防塵・防滴性能を信用してレンズをジャンク品にはしたくないので MMF-3 は不要だと愚考します。個人的にはパナ純正 DMW-MA1 が入手出来て嬉しいです。m4/3初期のカラーリングと LUMIX のロゴが個人的にはお気に入りポイントです。僅かながら重量増は気になりますが、それより MADE IN JAPAN とステンレスマウントの安心感が良いし、何と言っても純正セットだし初期m4/3カラーも私は好きです。現時点で余剰となった MMF-2 は、もうすぐ手に入る明るい標準ズーム用になる予定です。と言う事で、フォーサーズ用マウントアダプター中古でも純正品をお勧めしたいです。
2024.06.07
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私もフォーサーズレンズが普通に使える E-M5 MarkⅢを入手したので、フォーサーズレンズのマウントアダプターについて色々と調べてみました。まず種類について。メーカー純正品は既に中古品を購入する以外の方法が在りませんが、接点を経由するだけなので問題無いと思います。サードパーティ製は、その簡単な事さえ出来ない個体が存在するようけどね。まぁ、純正品の中古価格の1/3程度の価格ですし宝くじ気分で外れても笑い飛ばせるくらいの気持ちが無いなら素直に純正品を買いましょう。純正品はパナから1種類、オリからは3種類が発売されていました。パナ DMW-MA1:マイクロフォーサーズレンズ初期のグレーカラーで87gです。オリ MMF-1:エンプラの塗装でよく見るシルバーカラーで83gです。オリ MMF-2:ブラックカラーになり軽量化されて41gです。オリ MMF-3:MMF-2に防塵・防滴処理を施して42gです。パナ DMW-MA1 とオリ MMF-1 は、各マウントがステンレス製で MADE IN JAPAN です。オリ MMF-2 と MMF-3 はサードパーティ製品と同じ MADE IN CHINA です。製品管理がしっかりしている純正品では、サードパーティ製品のようなクレームは聞いた事が無いですが、気持ち的には日本製が良いです。特に、フォーサーズ Leica レンズには LUMIX のロゴも入るし、色もマイクロフォーサーズレンズ初期のグレーカラーですし、パナ DMW-MA1 を付けて使いたい気持ちが強いです。でも、オリ MMF-1 も欲しいですね。サードパーティ製は数種類存在しますが印刷されている「メーカー名」が異なるだけで、見た感じは同じ品物のように感じます。具体的には MMF-2 の下部に三脚座を付けた形なので、正しく動作すれば、そんなに悪い品物ではないと思います。まぁ、エンプラボディの華奢な中間部に三脚座を付けてどうするのって気もしますけどね。重量は三脚座が追加されたので70gらしいです。不良品が多いのは、単価が安い故に製造管理と出荷管理が真面に行われていないのでしょう。防塵防滴処理については、各レンズが製造から10年以上経過していると考えられるので、その効果には疑問を感じます。ですので MMF-3 に拘る気持ちは全くありません。防塵防滴が必要なら現行レンズを新品で購入して、しっかりとメーカーサポートが受けれる体制とするのが一番です。万が一の時の保険程度に考えるのなら MMF-3 もアリだと思います。私は可能ならば使うレンズの数だけマウントアダプターも欲しい人なので、性能は度外視するとして手持ちの MADE IN JAPAN な LEICA D VARIO-ELMAR 14-50/3.8-5.6 用には、少し重くなるけど純正の DMW-MA1 が欲しいです。それとは別に「動けばラッキー♪動かなければ、修理・研究用」として、安いサードパーティ製品も欲しいなと思っています。現在は現行 Pro レンズに対抗できる明るさの標準ズームを検討中で具体的には下記の3本です。●ZD 14-54/2.8-3.5:できればⅡが欲しいですが安ければ初期型でも良いと思ってます。 GF9で使う可能性は低いし、手振れ補正の入った大柄パナボディや、 オリの E-PL シリーズを追加する事も考えられないですから。●ZD 11-22/2.8-3.5:フィルター径 Φ72 だし、重さも500g近いのですが、魅力的な描写性能 を持つらしいので、手持ちの M.ZD 9-18/4.0-5.6 と、先の Leica とで 状況によって使い分けるのも良いかなと思ってます。もしも、凄く気に 入ったら M.ZD 9-18/4.0-5.6 は手放すかもしれません。現行 Pro 標準ズームが 12-40/2.8 と 12-45/4.0 ですからね。間を行く 2.8-3.5 の標準ズームで望遠域を重視するか広角側を重視するか、で迷っている訳です。安いのは ZD 12-54/2.8-3.5 の初期型で、高いのは ZD 11-22/2.8-3.5 となりⅡがその中間って感じです。と言っても中古価格同士なら、現行 Pro 標準ズームの半額以下で、同等性能のレンズが入手できるのですから実に良い時期です。ふと気になって確認してみたら、全フォーサーズレンズがメーカー修理を終了していました。対応してくれる修理業者も発見できなかったので「壊れたら終わり」のレンズですから、ある意味で安いのは当然ですね。そんな状況でも強気な価格の「松」レンズは選択肢から外すしました。中古で10万以上もする価格のレンズがちょっとした不注意で壊れたら、いきなりジャンク品ですからね。怖くて買えません。OM-SYSTEM様には「松」レンズだけでもサポートを続けて頂くか同スペックのm4/3レンズを発売して欲しいです。パナには F1.7 通しのスーパーズームが既に2本も在りますから F2.0 通しの2本をマウント変更して復活させるのは良いアイデアだと思うのですが如何でしょうか。こんな状況ですので選んだレンズは無難な「竹」標準ズームばかりとなりました。4/3のパナ Leica レンズは故障率が高そうで、既に入手したレンズ以外は怖くて手が出ません。オークションをチェックしつつ今週中には何か手に入れたいなと思ってます。出来れば、梅雨入りまでに試写をしたいですからね。と言う事でフォーサーズのマウントアダプターの話と、明るい標準ズームも買うぞって話でした。
2024.06.05
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オリンパスの E-M1 シリーズや E-M5 MarkⅢ を使用するメリットの一つがフォーサーズレンズを制約なく使用できる事です。初代 E-M1 はフォーサーズの最終ハイエンドモデル E-5 の後継機としての役割も担っていたので E-5 で使うフォーサーズレンズと同等、もしくは上回る使用感を提供してくれます。そして E-M1 MarkⅡではさらに快適になり E-M1X ではフォーサーズの「松」レンズを使用するデフォルトボディとして最高の性能を誇ります。その E-M1 MarkⅡと同等のセンサーと画像処理エンジン(若干 E-M1X 寄りに手直しされているとの事)を搭載した E-M5 MarkⅢもボディバランスの問題はあるにしても「竹」レンズまでなら許容範囲だと思います。そしてフォーサーズ時代の「竹」クラスの標準ズームは、現行 Pro 標準ズームの性能を上回る事も多いのです。まずパナソニックの4本のフォーサーズレンズですが、全てが Leica レンズです。現行パナライカはシグマの要素が強いのですが、フォーサーズ時代のパナライカはライツ社の要望通りに作った、良くも悪くも真正 Leica レンズなのです。中でも魅力的なのは 14-150 の高倍率ズームで、どの焦点距離でも Leica の写りが楽しめる驚愕のレンズですが、残念ながら故障率が高いので、中古を新たに購入するのはハイリスクです。上記レンズと共にコントラストAFに対応しているのが、私も入手した DMC-L10 のセットズームだった LEICA D VARIO-ELMAR 14-50/3.5-5.6 MEGA O.I.S です。このレンズは、無理な設計をしていないのでレンズスペックの割には大柄ですが、その分故障率が低く中古価格も控えめなので新たに入手するのは「アリ」です。現行パナライカの単焦点レンズ達と同等の描写性能を誇るので深い被写界深度の中なのに「主要被写体が引き立つ」という Leica らしい描写が楽しめる、明るさだけがレンズ性能ではない事を証明しているレンズです。オリンパスの「竹」レンズでは下記のレンズが候補となります。素晴らしい性能の「松」レンズは残念ながら E-M5 MarkⅢで使用するには、大きくて重すぎますので、除外します。●ZD 12-54/3.8-3.5:現在でも m4/3の Pro シリーズを部分的に上回るクオリティを誇ります。 なぜなら開発時に2000画素センサーを想定して設計されているからです。パナのボディを使う 場合はコントラストAFに対応したⅡ型が必須ですが、オリボディなら見た目の好みと精神的 な満足度で選ぶと良いです。望遠域重視なら M.ZD12-40/2.8 Pro や M.ZD12-45/4.0 Pro の 対抗馬としてお勧めできるレンズで、入手したいレンズです。●ZD 11-22/2.8-3.5:独特なズームレンジを持つレンズで、今なら M.ZD ED 8-25/4.0 Pro の 対抗馬となり得るレンズです。フォーサーズレンズの中でも現行レンズに近い解像感を前面に 打ち出した描写特性を持つのですが、一方でオリンパスブルーの表現力を持つレンズです。 ズームレンジの広さでは対抗できませんが、個性的な描写性能を持つレンズで魅入られてしまう と、このレンズが標準ズームになってしまうようです。M.ZD 9-18/4.0-5.6 より大柄ですけど 標準ズーム候補としてとても気になる存在。コントラストAFに対応していないのが残念。●ZD ED 50/2.0 Macro:フォーサーズ時代のレンズなので「深度合成」は不可ですが F2.0 の 明るさはポートレートレンズとしての可能性を持ちます。また、35mm換算で「100マクロ」 は使い込んだレンズなので個人的に使い易い焦点距離なのです。ハーフマクロですが描写性能 も「マクロも出来るポートレートレンズ」といった方が良い柔らかい描写で気になる存在。 このレンズもコントラストAFに対応していないのが残念です。●ZD ED 40-150/4.0-5.6:マウントアダプターとセットで入手したレンズですが、予想以上に 良いレンズでした。m4/3の望遠ズームで迷っているならマウントアダプターとセットで購入 出来る可能性のあるレンズなので候補として悪くない選択だと思います。個人的には、もしパナのボディ(候補は G8. GX7MkⅡ. G100.)を入手したらコントラストAFしか使えないので、対応レンズの方が良いのですが E-M5 MarkⅢ専用と考えれば、気にする必要はありません。逆にフォーサーズレンズ専用ボディとして、コダックCCDを積んだ E-1. E-300 や、初代 E-M1.E-M1Ⅱ. E-M1X までもが「気になる、欲しい」存在になってしまいました。因みにフォサーズレンズを使う事に関してだけなら E-M1ⅡとⅢで差は無いらしいです。流石にフォーサーズレンズのサポートも終了と言う事でしょうか。修理がいつまで可能なのかが気になります。既にパナソニックはフォーサーズレンズのサポートを終了しています。電気仕掛けのレンズはメーカーサポートが終了してしまうと、修理業者を探すのが大変ですので辛いです。最悪「ニコイチ」で部品取りして自分で治すしかないのかな。どちらにしても面倒な状況ですので「万人にお勧め」はできません。防衛手段としては、一定期間の故障に返品、返金等で対応してくれる大手中古ショップで購入するくらいです。2000万画素時代を意識した、プロの使用に耐えるデジタル一眼レフとして企画立案、製造されたフォーサーズには富士フィルムも賛同していました。パナソニック主導でミラーレスの m4/3 になった事で富士フィルムは沈黙してしまいましたが、大きさ重さを無視できるのならパナの超弩級F1.7 ズームに匹敵する F2.0 松ズームがありますし、一つ下の竹ズームも魅力的なレンズが多いですし、パナの Leica レンズも素敵です。フォーサーズレンズの性能を生かして撮影できる E-M5 MarkⅢを入手し、マウントアダプターも入手出来てしまったので、まだまだ楽しいレンズ選びが続きそうです。
2024.06.05
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気が付けば6月ですねぇ。去年の今頃は病室で手術前の悶々とした状態でした。大げさですが、外を歩きながら好きなレンズとカメラで写真が撮れる幸せを感じています。辛気臭い話は終わりにして早速試写の結果をご覧ください。Leica の空はツァイスともコダックとも違う、墨を垂らしたような落ち着いた色です。暖色系と言えなくもないですが、ペンタックスとも異なる、落ち着いた色合いです。こういう、何でもない景色が様になるのが Leica の好きなところです。この色は良い感じですが、、、コチラは実物より色乗りが悪い、、、何だかわからないけど、この花だけ色乗りが悪かったです。コレはなんだかソニーツァイスっぽいかな?背景に引っ張られて露出がオーバー気味になってしまいました。そうそう、この感じが Leica らしい紅の発色です。Zeiss もそうですが Leica も人口物を情緒的に写すと思います。人口物の赤や紅も好きな発色です。すっかりアジサイの季節になりました。昔は普通のアジサイが好きだったのですが、今はガクアジサイの方が好きです。直射日光の当たる情景より、日陰の方が好ましい描写をするように感じるのが Leica っぽいです。こんなのが「絵になる」ように思えるのが Leica を好きな理由です。オリの M.ZD 12-50/3.5-6.3 EZ もそうですが大口径でなくとも「良いレンズ」はあります。今回入手した LEICA D VARIO-ELMAR 14-50/3.8-5.6 の描写も気に入りました。DMC-L10 のセットズームですが、レンズだけ手元に残しボディを手放す人が多かったのも理解できますね。とても Leica らしい良いレンズだと思います。でも、だからこそ LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50/2.8-3.5 が余計に気になって欲しくなってきました。あぁ、正に「レンズ沼」ですねぇ。でも中古フォーサーズレンズなら、少し大きくて少し重いけど、描写性能は現行レンズと比較しても勝るとも劣らないのに、お財布に優しいのが嬉しいです。
2024.06.02
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先日、E-M5 MarkⅢ の実力をフルに発揮できる明るい標準ズームとして M.ZD12-40/2.8 Pro の代わりにフォーサーズの標準ズームを入手すれば良いのではないか?。と言う話を書いて、その後に ZD 40-150/4-5.6 ED とセットで MMF-2 が無事にやって来た話を書きました。純正マウントアダプターも無事に入手出来たので、真剣に標準ズームの選別をしていたのですが、何故か、特に明るくない D VARIO-ELMAR 14-50/3.8-5.6 MEGA O.I.S. をポチってました。理由は下記のとおりです。m(_ _)mまず、使い易いズームレンジに期待した ZD12-60/2.8-4 SWD は、その重さと大きさが、何とM.ZD12-100/4 IS Pro に匹敵するほど(重さについては超えていました)だったので除外しました。SWDのAF速度についてもマウントアダプター経由でm4/3ボディを使う場合は、それほどでもないと言うか、現行レンズと比較すれば遅くは無いけど速いってレベルでも無いらしいです。マウントアダプター経由ですから仕方ありません。それに、当時の記憶を思い出してみたらAFは早いけどカクカクした動作でピントが決まる度に重量物が急激に止まるようなショックを感じて「なんじゃコリャ?」って思ったのを思い出したので、使いたくないです。残るは ZD14-54/3.5-4.5 の初期型かⅡ型かって話ですが、コントラストAFに対応したⅡ型なら手持ちのGF9でも使えるかもだし、吐き出す画像も現行 Pro ズームに勝るとも劣らないらしいのでⅡ型を選ぶのが正解だったのですが、どうしても以前に試したパナライカの画像が頭から離れなかったのです。当時、今は鬼籍に入ってしまった友人から色々借りて試したのですけど、パナライカが Leica の素敵な写りで、吐き出された「絵」を観て「コレは欲しい」と思いフォーサーズのボディ物色していた事を思い出したのです。結局、当時は買いませんでしたが今ならメインシステムです。当時使用したボディ(多分 E-300 か E-M1 と思う)も、レンズ(2.8-3.5 か 3.8-5.6 か)も思い出せないのですが E-M5 MarkⅢで Leica らしい素敵な写りを期待してのゲットです。当時はコニカミノルタでプロ登録していたし、ソニーが「α」を引き継いだ頃だったかそれより少し前だったかな。E-M1Ⅱが出たばかりの頃で、カメラの吐き出す画像は今よりも厳しい目でチェックしてましたが ZD14-54/3.5-4.5 で撮った「絵」は パナライカ程の魅力を感じなくてマウントを増やしてまで欲しいとは思いませんでした。それより、電子リングのピント合わせが面白い感触だなって感じた事が記憶に残っています。まだ、デジ一眼の「α」がメイン機材だった頃かな。SONY のEマウント機は、まだ発表されていなかったと思います。ですので、記憶がかなり曖昧なんですねぇ。汗F値 3.8-5.6 と決して明るくないレンズですが F2.8 でも被写界深度は35mmフルサイズ換算だと F5.6 ですからボケ量は全く期待できないし、センサーと画像処理エンジンがそれなりに新しい E-M5 MarkⅢなら感度を上げれば良いから気にしない事にしました。それに手持ちの M.ZD12-50/3.5-6.3 EZ よりは望遠端で少しだけ明るいから仮に描写性能が当時の記憶と異なっていたとしても使い道はあるかなと判断しました。(^^;まぁ、当時の感動を思い出したらこのレンズしか目に入らなくなってしまったのですよね。DMC-L1 と同時に登場した D VARIO-ELMARIT 14-50/2.8-3.5 は、そのまま Leica DIGILUX 3でも使われたので、正に本物の Leica レンズです。フォーサーズ時代に登場した4本のレンズは、全てが Leica 銘で本数が増えなかったのは Leica のチェックが厳しかったからかもしれません。 今回、私が入手した D VARIO-ELMAR 14-50/3.8-5.6 MEGA O.I.S. はコントラストAFを採用した DMC-L10 とセットで登場したレンズで他の3本と異なって、絞りリングや距離表示窓の無いシンプルなデザインが特徴で、現行レンズと並べても違和感を感じません。大口径の 14-50/2.8-3.5 は初代L1のセットレンズなので、後のL10で採用される事になったコントラストAF(パナ流に言えばクイックAF)に対応していません。完全にミスマッチですがレンズの手振れ補正はしっかり効くしAFも無問題です。見た目のバランスも重量バランスもダメで完全なミスマッチですが、コントラストAF対応レンズなので、レンズ内手振れ補正はしっかり効くし、心配されたAFもセットレンズ並みに有効だったので無問題でした。手持ちのGF9で使う事は無いと思いますが試写は行うのでコントラストAFに対応していた方がありがたいです。例えば今後 G100 を入手しても、このレンズならAFOK。ですが、フォーサーズライカでこのレンズ以外だと 14-150/3.5-5.6 とSUMMILUX 25/1.4 しかないので、標準ズームとしては暗いけど 14-50/3.8-5.6 MEGA O.I.S. に決めたのでした。初代 DMC-L1 と一緒に登場した 14-50/2.8-3.5 MEGA O.I.S. はファームウェアのアップデートだけではコントラストAFに対応できないようですから。一方でオリのコントラストAF(ハイスピードイメージャAF)に対応するレンズは2倍の6本で9-18/4-5.6 14-54/2.8-3.5Ⅱ 25/2.8 14-42/4-5.6 40-150/4-5.6 70-300/4-5.6 となります。もしm4/3のパナボディでフォーサーズ時代のレンズを使うのなら、手振れ補正は入っていませんがコントラストAFに対応したオリのレンズも候補になるかな。と言うかフォーサーズ時代のレンズを使うのなら、ベストは E-M1X で次点が E-M1Ⅲ です。その次に E-M1Ⅱ か E-M5Ⅲですかね。画像処理エンジンを2機積んだ E-M1X がフォーサーズ時代のレンズを使う上では最高です。次点の E-M1Ⅲもフォーサーズ時代のレンズを重視した最後の画像処理エンジンを積んでいます。次の E-M1Ⅱもフォーサーズ時代のレンズが普通に使えますしボディとのバランスも良いです。最後の E-M5Ⅲはボディとのバランスが微妙ですけど E-M1Ⅱと同等の画像処理エンジンで、絵作りが E-M1Ⅲ寄りとなります。このセットだとレンズが大柄だけどシンプルなデザインで E-M5 MarkⅢに似合うと思う。重量が重いと言われる事の多い M.ZD12-40/2.8 Pro より更に重い434gですが、個人的にはギリ許容範囲です。また E-M5 系ボディでフォーサーズレンズを使用する場合、後付グリップを追加する人が多いようなのですが、私は今使ってるカメラカバーとボディ後部のサムレストだけで無問題です。手が大きいので E-M1 の様な完全に握り込むタイプのグリップの方が逆に合わない事が多いです。パナ純正の DMW-MA1 は m4/3 初期のシルバー色なのでオリの黒の方がしっくりきます。とは言え、オリの MMF-1 はホワイト金属外装でした。フォーサーズレンズはあと1本か2本購入するかもしれないので、お買い得品を発見できたら DMW-MA1 も欲しいです。残る不安は当時試してなかった E-M1 MarkⅡ相当の2000万画素センサー&新画像処理エンジンとの相性ですので早速試写してみました。描写は良いですね。発色は思ったより普通だったけど、やはりオリのレンズとは異なります。撮影データは 32mm F5.1 1/60 ISO1600 でAモード絞り解放。日中に窓から差し込む光だけでの撮影となります。自分が使い続けるのなら、絞り解放での撮影が基本となるでしょうね。それなりの被写界深度なのに、なぜか主要被写体が際立つように感じます。無理のない設計のレンズなので画質は絞り解放でもとても良いと思います。この「空気感」というか「佇まい」の描写が Leica レンズだなと感じます。こんな絵でもゴシャってしないのが良いです。暗いレンズで被写界深度は深いのですが、何故か主題が引き立つように感じます。発色傾向はフォーサーズ時代の Leica と言うより、現代のパナライカに近いかな。暗いレンズで被写界深度は深いのに「空気感」のようなもので何故だか主題が引き立つように感じます。一応、室内でGF9でも撮影してみました。フィルム時代の CLE + 40/2 程ではないですが、落ち着いた発色。悪くないくないですが 2000万画素とくらべると、やや物足りなく感じます。オリボディで使った方が Leica っぽいかも。かなりいい加減に撮ったのですがレンズ内手振れ補正がしっかり効いていて撮影が楽でした。AFは E-M5 MarkⅢより遅いですが普通に撮れるレベルは確保しています。先日試した望遠ズーム程にはカット数をこなせなかったので、引き続き試写したいです。と言う事で、明るい標準ズームを買うはずが、暗いけど Leica な標準ズームを買った話でした。
2024.06.02
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実は、このレンズ E-M5 MarkⅢにジャストミートじゃないかと思い始めました。課題のAFは普通に静かに「スッ」と合いますし、描写もやや濃いめですがシャープネスが程好い感じで好感が持てます。マウントアダプターのついでに入手したレンズですが「アタリ」かも。と言う事で「五月末の花々」はこのレンズ1本で撮影しました。流石にツツジはもう終わりですね。ターゲットパッドでAF位置を変えて撮影。快適です。夏の花のようなイメージですが今どきから咲き始めます。拡大すると「アリ」が蜜を取りに来ています。シャープネスがきつ過ぎないのが良いです。ドクダミも綺麗な花だと思います。ボケ味も悪く無いです。現行レンズより「オリンパスらしい写り」と感じるのは気のせいかな。やや濃いめの描写ですが、どのズームレンジでも良い感じで、AFは全く何の問題も感じません。このレンズは手元に残す事にしました。(^^)
2024.05.29
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天気が良いので、先日マウントアダプター付で購入した ZD 40-150/4-5.6 ED の試写をしました。以前 E-M10 MarkⅡ W Zoom Set で持っていた M.ZD ED 40-150/4-5.6 R の寸法と重量はΦ63.5 x 83. 190g で、対する ZD 40-150/4-5.6 ED はΦ65.5 x 72. 220g です。何とフォーサーズレンズの方が 11mm も短いんです。って、マウントアダプターを足してしまえば同じようなサイズですが、ダブルカムズームでそんなに伸びないし質感は勝っています。基本スペックの最短撮影距離 0.9m と、フィルタサイズ 58mm は同じです。重さはマウントアダプター MMF-2 の 41g wを足すと 71g 重い事になりますが、元が軽いレンズなので全く気になりません。と言うか撮影時の重量バランスがとても良いです。因みに MMF-2 でフォーサーズレンズを使った時の E-M5 MarkⅢの制限は下記の通りで、最新機種と同じで E-M1(初代)よりAF性能が向上しています。最新主力機の OM1 は MkⅡも含めて、拡大AFに対応しなくなりました。MMF-1 / MMF-2 / MMF-3 を取り付けて撮影する場合の注意点(メーカーHPより抜粋)カメラ注意点OM-1 Mark II / OM-1プロキャプチャーSH2 は選択できません。ムービー撮影中 AF は動作しません。「拡大AF」 は動作しません「星空AF」 は動作しません。OM-5 / E-M1X / E-M1 Mark III / E-M1 Mark II / E-M5 Mark IIIプロキャプチャー [L] は選択できません。ムービー撮影中 AF は動作しません。OM-5 と E-M1 Mark III の 「星空AF」 は動作しません。E-M1AF モードを [C-AF+TR] (追尾AF) に設定した場合、マイクロフォーサーズレンズ使用時に比べて追尾範囲が狭くなります。追尾中 AF ターゲットが赤く表示されたときは、被写体を追尾していても AF は動作しません。ムービー撮影中 AF は動作しません。E-M5 Mark II / E-M10 Mark III / E-M10 Mark II / E-M10 / PEN-F / E-PL10 / E-PL9 / E-PL8 / E-PL7AF モード [C-AF] [C-AF+TR] は選択できません。ムービー撮影中 AF は動作しません。E-M5 /E-P5 / E-P3 / E-P2 / E-P1 / E-PL6 / E-PL5 / E-PL3 / E-PL2 / E-PL1s / E-PL1 / E-PM2 / E-PM1AF モードを [C-AF] [C-AF+TR] に設定しても [S-AF] と同様の動作になります。ムービー撮影中 AF は動作しません。E-P7 / E-M10 Mark IVフォーサーズ規格レンズ使用時、AF (オートフォーカス) での撮影はできません。MF (マニュアルフォーカス) での撮影のみ可能です。また上表のように E-P7 と E-M10 Mark Ⅳ では、遂にAF撮影不可となりました。どちらも小型・軽量ボディですから無難な判断だと思いますが少し寂しいです。最新機種の OM-1 MarkⅡ / OM-1 では「拡大AF」が動作しなくなったので、フォーサーズレンズが最高性能で使用可能なボディとしては E-M1(初代)が修理不可になったのも含めて、実質的にOM-5 / E-M1X / E-M1 MarkⅢ / E-M1 MarkⅡ / E-M5 MarkⅢ / E-M1 MarkⅡ となります。また、その他の動作機種の場合、フォーサーズレンズ側がコントラストAFに対応していないとAF精度と速度に問題が在るので実用レベルとは言い難いです。おそらくフォーサーズレンズで最高のAF性能と信頼性を誇るのは、画像処理エンジンを2個搭載した E-M1X だと思います。確か E-M1 MarkⅢが登場した頃には MMF-3 が廃番になっていたと思うので、たぶん間違いないでしょう。したがって E-M1 Mark Ⅲと E-M1 Mark Ⅱでは、フォーサーズレンズを使用する場合に限っては差は無いと思って良いと思うし OM-5 と E-M5 Mark Ⅲも同様です。 何故かと言えば E-M1 MarkⅢ と OM-5 で信頼性が向上したとされている「個体」認識AFがフォーサーズレンズで動作する可能性が極めて低いからです。AFの追尾速度そのものが向上している可能性もゼロではありませんが多分変わらないでしょう。かつてフォーサーズが誇った超弩級レンズ達を使うなら E-M1X 一択ですが、そうでないなら中古ボディの価格が落ち着いてきた E-M1 MarkⅡと E-M5 MarkⅢがお勧めです。私はグリップの問題でフォーサーズレンズとバランスの良い E-M1 MarkⅡより E-M5 MarkⅢ が良いです。今回実際に使用してみましたが完全に無問題で現行レンズ群と全く同じように使用する事が出来ました。ZD 40-150/4-5.6 ED のAFは、このクラスのレンズとしてなら完璧です。上表のように OM SYSTEM はフォーサーズレンズのサポートを全く行う気が無いので MMF-3 が再販される可能性は極めて低く、後継の MMF-4 なんて絶対に登場しないでしょう。と言う事で初代 MMF-1 も含め、純正中古マウントアダプターの価格は高騰気味です。と言っても防塵・防滴の MMF-3 以外は \10,000~\15,000 前後なので、欲しい人はモノがある間に入手した方が良いでしょう。防塵・防滴の MMF-3 はフォーサーズレンズのシーリング劣化を考慮すれば、高額でもあるし意識しなくても良いと思います。フォーサーズレンズは既に修理不可なので、防滴を試して浸水したらシャレになりません。パナライカで 12-60/2.-4.0 SWD とほぼ同じスペックのレンズが登場しましたが、フォーサーズにしか無い魅力的なレンズが全て壊れてしまわない限り、この状況は続く可能性が高いです。今回は ZD 40-150/4-5.6 ED + MMF-2 を \5,300- で購入出来たので、まぁまぁ無難な価格で中古の MMF-2 買ったら \5,000- のキャッシュバックと望遠ズームを貰ったような気分です。では「オマケで貰った?」レンズの試写結果です。ノーファインダー、ウエストレベルで撮影。私の横を通過しようとしているトラックを撮影。狭い路地なので、それほど速度は出ていませんけど、この程度ならAFは完璧な仕事をしています。なんとなく「オリンパスブルー」っぽいかな。本来「オリンパスブルー」はフォーサーズボディがコダックのCCDセンサーを搭載していた頃の話で、元は「コダックブルー」です。でも、この画像にはその雰囲気があると思いませんか。全体的に現行レンズより「濃いめ」な写りですね。シャープネスも現行レンズの「カリカリ」より好ましいと思います。上記画像から切り出し。AFも解像度も全く問題ありません。日中屋外で使うのなら、現行レンズと比較しても差が判らないレベルで完璧なAFでした。また E-M5 MaekⅢとのバランスは完璧で、手持ちの 35-100/4.0-5.6 MEGA O.I.S. はGF9専用にしようかと迷うほどです。望遠端 150mm ですからね。購入して大正解でした。
2024.05.29
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先日登場したパナソニックのフルサイズセンサーミラーレスであるS9が人気みたいですね。ソニーの α7C やニコンの Z30 なんかも人気があるみたいです。でも一生懸命に暗くて凡庸な単焦点レンズを探してきて「コレが似合う」とか言っているのを見ると、パナソニックさんには「S9」のスペックで m4/3 ボディを出して下さいとお願いしたいです。そうすればレンズとボディのバランスが良い感じで人気になると思うのです。m4/3のパナライカ 9/1.7 とか付けたら、とても素敵だと思いませんか。そうです、既に実績のある S5M2 と G9M2 のような感じです。内部スペックはボディ内手振れ補正さえ入っていれば GH5 か G99 相当で十分ですのでその分、販売価格を控えめにして頂けると更に嬉しいです。発表は夏で発売は「冬ボ商戦」ですかね。G100がG100Dになって静止画方向にシフトしたので現実味があると思いませんか?。どうかお願いします。パナソニック様、私は信じてお待ちしています。
2024.05.28
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長らく続いたコンパクトボディのGFシリーズがついに販売を完了してしまいました。これで m4/3 の1600万画素センサー搭載機は絶滅し、中古でしか購入できなくなりました。まぁ、画像処理エンジンが進化したので2000万画素センサーでも問題ありませんが、GMに続き、とうとうGFまで無くなってしまうのは寂しいです。G100のEVFを取っ払った「動画スペシャル」な新GFボディを期待していたのですが、見果てぬ夢となってしまいましたね。パナライカ9mmとセット販売したら、ソニーよりも魅力的だと思ったのですけどね。GXシリーズが GX7MkⅢで止まってしまっていますが、せめてGXシリーズだけでも残して欲しいし、そろそろ新しいGXボディが欲しいです。フルサイズセンサーで小型なS9の人気を見ても判るように、小型軽量ボディは潜在需要があります。古い企画のGM、GFラインの終焉は寂しいですが、動画が重要視される今では販売ライン整理の為にも仕方ないと言えます。ですから静止画のGXラインはそのままに、動画撮影に特化した、EVF無し、G100より多少は大きくなっても良いので、動画撮影に対応したボディ内手振れ補正を積んだ m4/3 の新ボディを登場させてほしいです。入門機をボディに手振れ補正を搭載しない G100/G100D として、GX7MkⅢと肩を並べる、G9とGH5M2やG9MⅡとGH6のようなラインアップにして欲しいです。具体的にはGH5からEVFを外して、可能な限り小型化する感じでしょうか。場合によってはS9の外装を流用しても良いです。開発リソース的に、その辺りが限界でしょうから。でもS9の外装でボディ内手振れ補正を積んだ m4/3 の動画対応ボディにパナライカ9mmをセットにしたら、本家のS9並に売れる可能性が大きいと思います。フルサイズでS9出したのだからm4/3版のS9も欲しいってのが本音です。今回のGFシリーズ終了が、その為の開発リソース確保だとしたら嬉しいのですけどね。今後もパナソニックに期待しています。
2024.05.27
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気が付けば、富士フィルムがコンデジから撤退していました。厳密には X100Ⅴ と X100Ⅵ は残ってますがあの大きさのボディをコンデジとは呼びたくありません。富士フィルムのコンデジは今でも、現役として X10 を使っていて、動体保存で F200EXRと XF1(黒)それに、レンズのフレキが切れてしまいパーツは確保したけどまだ修理していないXF1(赤)を持っています。それと X20 のコンディションが良い個体を安く入手出来るなら欲しいです。 富士フィルムの XF1 はお気に入りのコンデジで、長らく愛用していましたが、持病であるレンズの「フレキシブルケーブル切れ」がメーカー修理で対応できなくなったので、怖くて使わなくなりました。Amazon でパーツを確保したのですが、かなり大変そうなので、現時点でまだ修理はしていません。代わりに、初代 RX100 と ZV1 をコンデジのメイン機としました。サブは X10 と、ミラーレスですが Q7 と GF9 です。ミラーレスですがレンズを選べば、今時のコンデジとは呼びたくないカメラたちより、コンパクトで可愛いです。富士フィルムの X10 はコンデジと呼ぶには大柄ですが、優れた光学ファインダーを持っていて、そのレトロなスタイルと沈胴レンズが電源スイッチになっていてデジタルカメラを意識させない操作性が気に入っています。画質的にも優れたレンズを搭載しているので現在でも無問題です。レンジファインダーカメラで写真を撮っているような気分にさせてくれる良いカメラです。現在でも画質の良いコンデジを販売しているのはソニー、パナソニック、キヤノン、リコーだけ。あぁ、高倍率ズームを積んだレンズ一体型ならニコンも出してます。個人的にはキヤノンの G9X が廃番になったのは残念ですねぇ。1インチセンサー搭載で、初代のRX100 に勝る小型ボディはとても魅力的でした。リコーのGRシリーズはセンサーが大型化してコンデジと呼ぶには微妙な大きさで、これならパナの GM1/GM5 + 14/2.5 の方がコンパクトでは?。現行 GF10 は少し大きいかもしれないけれど背面液晶が稼働する利便性が在るし、何よりレンズ交換できます。APS-C センサーまで行かずに1インチセンサーでコンパクトボディをキープして欲しかったので、個人的にGRシリーズは GR DIGITAL Ⅳ が最終型だと思っています。そもそもミラーレスでもマイクロフォーサーズの 4/3 インチセンサーで十分だと思っていますのでコンデジのセンサーは1インチか 1/1.7 インチが好ましいです。それより大きなセンサーを搭載したデジタルカメラは、既にコンパクトデジタルカメラではなく、レンズ固定型デジタルカメラと呼ぶべきでしょう。マウントが無い分、画質的には優位性があるのですが、そこまで求めるのはニッチすぎます。だからこそ生き残ったのかもしれませんが。。。ユーザーの求める画像記録という用途は、本当にスマホに駆逐されてしまったのだなと思います。唯一、スマホに対抗しているのはアクションカメラやジンバルカメラで、動画をメインとした機種です。360°撮影カメラなんなてのもありますね。大画面の映画でさえ、未だに4Kになっていないのに大型センサーで画素数を増やしスペックだけを求めたカメラがいつまで続くのでしょう。既に利便性で、一部分とは言え iPhone で映画も撮影される時代ですが、35mmフルサイズセンサーのミラーレスで映画を撮ったって話は聞きません。ミラーレスのフルサイズブームもコンデジのセンサー大型化も個人的には本当に必要としている人が購入しているのか疑問を感じます。一般的な撮影においてはボケるより被写界深度を稼げた方が良いと思うのですけどね。実際に多くの人はスマホで満足できてしまっているから簡単にスマホとの差別化が出来るセンサーの大型化に走ったのでしょうけど、海外メーカーのアクションカメラやジンバルカメラ、360°カメラなどと比較すると芸が無いというか、お先真っ暗な気がします。現実問題として3:2 の 35mmフルサイズフォーマットは4:3 の m4/3に比べてロスが多いです。16:9 の4K動画のクオリティを競っているのに、何故、平気で3:2なんてフォーマットを続けているのでしょうね。4:3 の m4/3 およびフォーサーズは当時としてはスチルとビデオのバランスを取ったと言う意味でも良いフォーマットですが、今後を考えれば 16:9 の APS-H がデフォルトになるのが好ましいかもしれません。一方、コンデジにおいては 3:2 の1型センサーが有効面積の広さを確保する為に、必要なのかもしれません。ブログの画像では 1:1 フォーマットも割とよく使いますからコンデジはこのままで良いのかなとも思います。とは言え、スマホやアクションカメラのセンサーが1型や1/1.7型になって来たので、コンデジの終焉は意外と近いのかもしれませんね。 とりあえず、独自路線のセンサーで名機を輩出し続けた富士フィルムのコンデジに合掌です。
2024.05.26
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手持ちの E-M5 MarkⅢで使うなら、旧フォーサーズマウントの標準ズームが美味しいと考え、物色していたはずなのですが、何故か手元に ZD 40-150/4-5.6 ED がやって来ました。 (^^;理由はとっても簡単で \5,380- の本レンズに、なんとマウントアダプターの MMF-2 が付属していたからです。初めはわが目を疑いましたが「付属品は画像に在るモノだけです」との文言を信じてポチったら、本当に MMF-2 とセットでやって来ました。フォーサーズなのに小型軽量。MMF-2 とセットだったのですぐに試す事が出来ました。本来なら防塵防滴仕様の MMF-3 を狙うべきなのかもしれませんが、古いレンズのシーリングを鵜吞みにするほどお人好しでは無いので MMF-2 で無問題なのです。何より、安価に MMF-2 が入手できたと思ったら望遠レンズが付いてきたって感じですから、何の文句もありません。そして、驚いたのはマウントアダプターを付けてさえ現行m4/3の同等レンズ並みに小さく軽い事。個人的には現行レンズより格好良いと思うし、ダブルカムズームで望遠端であまり長くならないのも嬉しい。更には望遠端の描写性能は現行m4/3レンズより良いかもって雰囲気。コレは嬉しい誤算で、このレンズは手放さずに実践投入するかもしれません。プラマウントとダブルカムズームのおかげで小型軽量なのが嬉しいです。小型ボディ E-M5 MarkⅢに付けた姿に違和感が全くないのが凄いです。レンズキャップもこの頃はゴージャスです。ただ、マウントアダプターにm4/3のリアキャップが付き、レンズにセットされて送られて来たので本来のフォーサーズ用リアキャップが在りません。あの Amazon でも販売されていません。どうしましょうかね。何か互換性のあるリアキャップが在るかな。で、気になるAF性能ですがズームレンジの100mmまでならパンケーキレンズの MZ17/2.8 並かそれ以上に快適に合焦します。室内の明かりと距離でこのレベルなら無問題です。最短撮影距離も現行モデルと同じで、使い勝手はほとんど変わりません。流石は E-M5 MarkⅢです。問題は100mmから先で150mmに近づくにしたがってAFが「バカ」になっていきます。望遠端は室内の照明下での短い撮影距離だとかなり厳しいです。ですが、ある程度の距離が在れば夜間でも無問題です。自宅から、いつもお世話になっている病院を望遠端で撮影。夜間のそう明るくない景色ですが、サクッとピンが来て簡単に撮影出来ました。十分です。100mmまでならAFターゲットパッドで任意の位置にサクッと合焦します。上記の画像はAFターゲットパッドで右目に合わせてます。本当にサクッとピンが来て、自分が古いフォーサーズのレンズを使っている感覚が在りません。近接撮影もいけます。望遠端はAF後のMFで拡大されるので、まぁ楽な方だと思います。AFが迷走してMFする場合も、他社レンズとは異なり純正レンズゆえに操作が楽で良いです。何より描写性能が予想以上に良いのです。ちょっと感激しました。描写性能も悪くない、いや、かなり良いのではないかと思います。手振れ補正もしっかり効いているし、100mmまでならAFも無問題、望遠端でも遠景なら大丈夫そうですし、これは良い買い物だったと思います。現行レンズ並みに軽量コンパクトでAF性能もまずまずで描写性能も予想を上回る仕上がり。しかも、安価なのにマウントアダプター MMF-2 がオマケで付いてきました。何だか宝くじにでも当選した気分です。と言う事で、まずはマウントアダプターかなと物色していたら、望遠ズームとセットでやって来たって話でした。さて、次こそは本命の標準ズームです。
2024.05.25
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最近は焚火がしたくて「ソロ自転車キャンプ」を夢見ていたりします。珈琲を淹れるパーコレーターとストーブは持っていますので、次はご飯が炊けるメスティンを購入したいなと思いました。以前、観たアニメ「スーパーカブ」に登場し、飯盒しか知らなかったオジサンの物欲を激しく刺激してくれたメスティンです。早速 Amazon さんで検索したら、コロナ禍とアニメ「ゆるキャン△」の影響なのか、キャンプブーム(そろそろ終わりそう?)の影響で何を選べば良いのか、判らなくなるほど沢山の種類のメスティンが販売されていました。そしてメスティンを利用した「自動炊飯」なる言葉も散見され、かなり真剣にメスティンについて調べて、初めは「吹きこぼれ防止」のリブが付いた850mlタイプで、固形燃料用のストーブとかがセットになった商品にしようと思っていたのですが、某 YouTube の動画を見て方針変換。タイトルのように即席麵スペシャルなメスティンをゲットしました。Skater AFTM8N ALUMINUM MESSTIN 850ml イエローです。ついでにリフターもゲット。すぐに使えるバリ取り済、アルマイト加工で、アルミ食器ですが安心感があります。色は現在5色展開で、私は何色でも良かったので一番安かったイエローを選びましたが実物のアルマイトカラーを見てイエローで正解だったなと思いました。とてもきれいな発色で食材と合わせても違和感ない色味だと思います。袋麺がジャストサイズで、調理時に吹きこぼれも無くて深さも丁度良いです。コレはキャンプに持ち出さなくても自宅で袋麺専用調理器具として活用したいと思いました。で、画像のように実際に調理してみたのですが、かなり快適でした。バージョンアップされたのか、しっかり目盛り付きになっていました。まず、底面積が広いのですぐにお湯が沸きます。次に、底面周囲にリブがあるのでストーブの上で不用意にズレる可能性が低いです。手持ちの大火力な PRIMUS 2243 でサクッと調理出来ました。画像右ではあえて蓋を逆さまにしています。こうする事で、同時購入したリフターを使って素手で扱えます。自宅調理で、わざわざ皮手袋は使いたくありませんがコレで大丈夫です。底面積が広いので家庭用としても使い易いのが地味に嬉しい。蓋の立て付けは「緩め」で、もし弁当箱にするならゴムバンドで止める等の工夫が必要そうですがこの深さは弁当箱にも丁度良いと思います。一番下の目盛りは150mlでした。お米を一合焚くのに丁度良い200mlだと、この位置となり「300」の少し下あたりです。これから「100均ショップ」に入って固形燃料と、それ用のストーブを買って「自動炊飯」を試してみたいと思います。固形燃料用ストーブは売切れでした。orz近くに「100均」はダイソーしかなく、ダイソーを2件ほど回ったのですが、固形燃料用ストーブは売り切れだったので、アルコールストーブ用の五徳と固形燃料用受け皿と 25gx3 の固形燃料を買って来ました。合計¥330-はお値打ちですね。気がかりだった「吹きこぼれ」も無く、無事に炊き上がりました。米一合に水200mlで炊き上げたのですが、吹きこぼれは無かった代わりに、少し硬めの炊き上がりとなりました。まぁ、今回はレトルトのハヤシライスで頂いたので丁度良かったですが、次回は少し水を大目にしようかなと思います。ですが、一人で米一合はちょっと多いです。お腹一杯になってしまいした。次回は0.5合でも美味しく炊けるか試してみます。と言う事で、袋麺スペシャルで入手した、独自形状でカラーアルマイトなメスティンは、袋麺調理だけでなく「自動炊飯」も無難に熟す良いメスティンでした。でも一番使うのは、自宅での袋麺調理な予感がします。(^^;
2024.05.25
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私にとってマイクロフォーサーズの標準ズームは、既にディスコンになってる 12-50/3.5-6.3 EZがベストだと思っています。コレは変わりません。パナボディならGF9とセットでコンパクトな 12-32/3.5-5.6 MEGA O.I.S もお気に入りです。ですが、新たに入手した OM-D E-M5 MarkⅢの実力をフルに発揮するには、やや物足りないかと考えてしまいました。なにせ1600万画素時代のセットズームですからね。普通に考えれば、セット販売されている 12-45/4.0 Pro が妥当な選択肢で、アップグレードパスとして 12-40/2.8 Pro を選択するのもアリでしょう。この2本のレンズなら「深度合成」に対応しているのも個人的には高ポイントです。ですが、この2本は私にとっては「お高い」のです。あえてボディ単品を購入したほどに。。。なので OM-D E-M1 MarkⅡと同等のセンサーを持つのだったらフォーサーズ時代の標準ズームが普通に使えるじゃん!って考えに至りました。フォーサーズの頃は画質と言うか描写性能を今より大切に考えていたようで現在の Pro レンズと比較しても勝るとも劣らないという評価が多いです。私も既に故人の友人がフォーサーズやマイクロフォーサーズの E-M1 を使っていたので、それらのレンズを試した事が在りましたし、実際にフォーサーズのボディを購入しようか真剣に考えた時期もありました。ですが E-M1 は、大きくて重いので選択肢にはなりませんでした。それが、後継機である E-M1 MerkⅡと同等のAF性能を持つ E-M5MarkⅢを入手したのですからフォーサーズの優れた描写性能を誇る標準レンズを使うのは理にかなっています。実際にはコストパフォーマンスが良く、純正マウントアダプターを別途購入してさえ、購入対象になるって事なんですけどね。で、フォーサーズの標準ズームと言えば下記の4本です。●ZD 11-22/2.8-3.5:手持ちの 9-18/4.0/5.6 をアップグレードするようなレンズで、とても 魅力的なのですが、古いレンズでAF性能に少し不安がありますし、今となってはズーム範囲 が少し物足りないので選択肢にならない。フィルム時代にも 24-50/4.0 を入手しましたが結局 望遠端が物足りなくてほとんど使いませんでしたから、この大きさ重さで望遠端が換算44mm なのはデジタルズームがあるとはいえ辛いかな。12-24 か 14-28 なら良かったのにね。●ZD 14-54/2.8-3.5Ⅱ:Ⅱになりマウントアダプター経由のAF性能が良くなったらしいのが 嬉しいポイント。広角端の換算28mmはやや物足りないですが、望遠端の54mmが嬉しいし、 現行 Proズーム2本より望遠端が長く 12-45/4.0 Pro より明るいのも高ポイント。 ●ZD ED 12-60/2.8-4.0 SWD:m4/3のパナライカと同じスペックですが E-M1 以降のAF性能 を持つオリンパスボディで使う限りは現行レンズと大差無い使用感らしい。在り得ないと思うけ ど、もしかしたらパナライカより相性が良いかも?。ただし大きさ重さがネックかな。●ZD ED 14-35/2.0 SWD:m4/3で登場したパナの大口径ズームに勝るとも劣らないレンズ。 素晴らしいレンズらしいが、超弩級ズームゆえに個体差が激しいらしく、更には現在でも非常に 高額で残念ながら選択肢とならない。●ZD ED 18-180mm F3.5-6.3:10倍の「旅ズーム」ですが一般的な換算28mmスタートでは なく換算 36mm スタートで、その分、望遠側が換算 360mm と長いのが個人的には魅力的。当然パナライカにも魅力的な標準ズームが在るのですがマウントアダプターの相性と言うか、当時のレンズは現在ほど互換性が無いのでパナのフォーサーズレンズはパナのマウントアダプター経由でパナボディで使った方が良さそうなのです。なので当時、試した VARIO-ELMAR 14-50mm F3.8-5.6ASPH. MEGA O.I.S. が描き出した「絵」はとても好きだったのですが、今回は見送る事にしました。旅ズームの ED 18-180/3.5-6.3 は描写性能の魅力が乏しく、であれば少し金額が高くなっても、m4/3の 14-150 ズームの勝ちかなと思い、選択肢から外しました。と言う事で、選択肢は 14-54/2.8-3.5 と 12-60/2.8-4.0 ですかね。14-54 が 440g で 12-60 の方は 575g と、m4/3の 12-40/2.8(382g)や 12-60/2.8-4.0(320g)と比較すると、大きくて重いのですが、中古の実売価格が1/3~1/4程度で購入できると考えると納得できるかな。。。それに、フィルム「α」時代に使っていた 28-70/2.8G は 850g でしたから、それと比較すべれば両レンズとも確かに小型・軽量と言えます。ですが、セットするボディが小型軽量な E-M5 MarkⅢですからね。少しでも小さくて軽い 14-54/2.8-3.5Ⅱ にするか、奇しくも現行m4/3パナライカと同じスペックを持ち、超音波モーターを積みAFも速そうな 12-60/2.8-4.0 SWD にするか、決めかねています。まぁ、悩んでいる間が一番楽しいのかもしれません。と言う事で E-M1 系ボディでは割と普通に使われていたフォーサーズレンズが E-M1 MaekⅡと同じセンサーを積んだ E-M5 MarkⅢでも実用的な範囲で使用可能なのだから、標準ズームについて再考してみるって話でした。パナの F1.7 ズームの大きさ重さを考えれば ED 14-35/2.0 SWD はアリでしょうし「デュアルIS」が扱えないオリボディで ED 12-60/2.8-4.0 SWD って選択肢もボディがE-M1X なら無問題だと思います。ですがコンパクトな E-M5 MarkⅢだと悩ましいですねぇ。14-54/2.8-3.5Ⅱで決まりかなぁ。でもSWDは捨てがたい気がします。そういえばフィルム時代に 28-105/3.5-4.5 と 24-85/3.5-4.5 の標準ズームがあり愛用していたのは 24-85 でした。でもm4/3はボケ量が少ないから 12-40/2.8 や 12-45/4.0 の Pro レンズより魅力的に感じています。多少大きくて重くても購入価格が1/3~1/4ですしね。現在のカリカリ描写と異なるフィルム時代のオリンパスらしさを感じる事ができるかもと期待もしています。かなり真剣に考えているので購入したら再びご報告します。
2024.05.25
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デジタルカメラが登場して久しいです。私が初めて買ったデジタルカメラは Kodak DC210 ZOOMで、購入したのは1998年の年末だったと思います。当時よく言われていた「コダックブルー」は「オリンパスブルー」として引き継がれました。ですが、それはセンサーがCCD時代の話であり今ではほとんど聞かないですね。今でも往年の名機 Kodak DC4800 を動体保存していますが、現行主力機の OM-D E-M5MarkⅢでコダックブルーやオリンパスブルーを感じる事はありません。まぁセンサーが当時とは全く異なりますし、マイクロフォーサーズになって「絵作り」自体も変わったと言う事でしょう。現在におけるデジタルカメラの盟主と言えば Canon と SONY、それとフルサイズミラーレスにて見事に復活した Nikon ですかね。パナソニック、シグマ、ライカも同盟してフルサイズに参入しましたが、残念ながら盟主たちにはなかなか追い付く事ができません。カメラメーカーではない SONY をデジタルカメラメーカーの主役に押し上げたのは「ツァイス」の力が大きかったと思います。ミノルタの「α」を取り込んだのも英断でしたが、今ではミラーレスがメインで一眼の「α」は本流から外れてしまいましたけどね。そして現在でも「ツァイスらしさ」を感じる事は出来ますが、個人的には現在でも現役で使用している RX100(初代)までですかね。強くツァイスらしさを感じさせてくれるのは。まぁ、それゆえに「食べ物」なんかは、あまり美味しそうに写らないのですけどね。ツァイスらしさを強く感じさせてくれた RX100Ⅱで退役した換算 28-100/1.8-4.9 レンズですがRX100Ⅲ 以降に続く 24-70/1.8-2.8 にも引き継がれてはいます。でも個性は弱まったかな。その後の高倍率ズームも含め、今でも「食べ物」の撮影は少し苦手としていると感じますけどね。 オリンパスはフォーサーズの頃までですね。コダックブルーを引き継いだオリンパスブルーと表現出来るのは。現在のオリンパスと言えば「カリカリの描写」ってイメージが強いかな。センサーサイズの小ささを負い目と感じて必要以上に解像感を意識しているように思います。パナソニックは今でもライカ色を色濃く残していますけど、ほぼライカといっても良かったのは、やはりフォーサーズの頃ですね。現在のレンズ達よりもフィルム時代のライカに近い描写で解像度や諧調表現とは異なる「空気感」というか独特のライカらしさが色濃く残っていました。同じマイクロフォーサーズ陣営ですが「描写」についてはかなり異なります。個人的に思うのは、パナのボディでオリンパスのレンズ、オリのボディでパナのレンズを使うのが楽しいです。パナの「デュアルIS」とかオリの「深度合成」なんかは純正の組み合わせが必要ですが、パナのライカ銘のレンズ達には魅力を感じますし、たとえライカ銘が無くてもパナのレンズにはライカの香りを感じます。オリのレンズは良くも悪くも生真面目な日本のレンズって感じに思います。こってりキヤノンも、あっさりニコンも、世代を重ね、没個性化が進んでいるように感じます。そんな中で、富士フィルムのフィルム銘を冠した撮影モードは好感が持てますし、センサーサイズの考え方も好きです。あと30歳若ければメインカメラを富士フィルムにしていたでしょう。さて、ソニーとパナソニックは元々がカメラメーカーではなかったのですが、それゆえにツァイスとライカの影響を色濃く受け、現在につながっています。一方でオリンパスはセンサーをコダックから供与された事でコダックブルーを引き継いだ形ですね。まぁ、CCD時代までですが。と言う事で、この3社は海外メーカーの特性を引き継いだ事で、他社とは異なる描写性を持つ事ができました。一番成功したのはソニーですが、今の私が好きなのはマイクロフォーサーズ陣営。軽量コンパクトなのに楽しいレンズが多いです。それにオリンパスのボディは、カメラ内で小技が出来るのが良いです。コレでソニー並のAF性能を持てば無敵かな。個人的には、先ごろ導入した OM-D E-M5 MarkⅢのAF性能で必要にして十分ですけどね。良い事なのか悪い事なのか私には判別しかねますが、個人的には趣味で撮影するカメラには個性的で在って欲しいと思います。
2024.05.23
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先日、父親が鬼籍に入り、母親も一人暮らしとなりました。なので今まで以上に連絡を密にするために母親をスマホデビューさせる事にしました。父親はドコモ携帯だったのですが高いので解約して、自分が2台目として使っていたYモバイルの携帯をスマホに機種変して使ってもらう事にしました。長らく続けていた「2台持ち」もついに卒業です。本当は自分と同じ iPhone を使って欲しいところですが、高いので京セラの「あんしんスマホ」にしました。アンドロイドスマホですが独自のスキンを使う事で、高齢者にも使い易いように配慮がされていて良い感じです。月々の支払額もドコモ比で半額以下になりました。これで母親にはLINE電話で無料で電話できます。母親の方は「かけ放題」を付けました。母方の田舎に住んでいる妹たちに電話するらしいし、電話すると長電話になりそうなので。そして、このYモバイルの支払い口座だけを母親名義にしたのでその分、自分の通信費が安くなり助かりました。通信費と言えば、自宅で仕事の為に使っていたFAX用回線も止めました。しばらくは仕事も出来ないので色々と節約しないとね。
2024.05.23
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私の所有する携帯ストーブは初めに購入した PRIMUS Backpacking stove Trekker 2243 の初期型がOD缶で、いわゆるアウトドア用です。そして珈琲サイフォン用に新たに購入した FORE WINDSFW-MS01 が、普通のカセットコンロ用となるCB缶です。今使っているOD缶はイワタニプリムスの 250T というタイプで、プロパンをミックスした俗に言うオールシーズン対応のパワーガスなのですが、その分、お高いのですよね。で、そろそろなくなりそうなのですが使用頻度が低いし、追加購入するか迷っていました。対するCB缶は安価で良いのですが、災害時を考慮すると複数個の在庫を持つ必要がありそうですが珈琲サイフォンで使うだけでは、ボンベの耐用年数内に消費するのが難しそうなのが問題です。と言う事で、いつもの Amazon で色々物色していたら良いモノを見つけました。一つ目はガスバーナーです。ストーブと同じように中華製の製品が溢れていましたがガスは危険度が高いので、国産で信頼性がありつつ価格も控えめな「新富士バーナー RZ-730SBK」をゲット。以前から「サケの切り身」の皮目をターボライターで炙って食べたりしていたので、自宅待機な現在、料理に時間を費やすのも良いかなと思い購入してみました。今後、行けるかどうかは判りませんが、キャンプで焚火をする時にも役立ちます。また、このバーナーで「アルミのロウ付け」も行えるようなので、更に夢が広がります。予想以上に本格的なバーナーで、アルミ材のロウ付けに使用可能なのも納得です。もう少し、弱火での調整幅が在った方が個人的には良かったですが、板を焦がして仕上げたりするのは楽で良いです。そして二つ目はCB缶からOD缶へガスを詰め替えるアダプターです。これで、お高いOD缶を購入しなくて済みそうです。その為にCB缶のパワーガスも追加購入しました。CB缶のパワーガスは、冬場以外でも今回購入したバーナーで有効活用が可能です。事前にCB缶は新品を少し温めて、OD缶は冷やしておく事で、サクッと充填出来ます。CB缶側は簡単にセットできたのですが、OD缶側はピンが短いのか、スパナで画像の状態まで、しっかり閉め込まないとダメです。先にOD缶にセットしてノブを回してガスが出るかどうか確認する事をお勧めします。初めは手で絞めるだけで行い、生ガスが外に出るだけで入っていかず不良品かと思ってしまいました。キチンとセットすれば、しっかり充填出来ます。世の中にこんな便利な品物があるとは思いませんでした。自分の年齢や体調の事を考えればコレで今後OD缶を購入する必要は無いでしょうね。このアダプターが \1,276- だったので、最低でも2回は詰め替えをしたいです。多分、少なくともそのくらいの間は生きてると思います。と言う事で、ウチの携帯ストーブ用ガスボンベの活用方法についてのお話でした。
2024.05.23
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私は M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 が生産終了して流通在庫のみとなった時に近くのヤマダ電機で購入したのですが、外装だけリニューアルして「Ⅱ」になって発売されました。地味な2倍ズームだし明るさも凡庸ですが、何よりも軽量コンパクトな事がマイクロフォーサーズらしいレンズで、私が初めて購入した M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50/3.5-6.3 EZ のように廃番にならなくて良かったなと思います。まぁ、防塵・防滴にならなかったのは残念ではありますが、その構造と大きさ、重さを考慮すれば仕方ないですかね。ですが、2000万画素時代にも対応するレンズだとメーカーが保証してくれたようなものですから安心して安価な、旧 9-18/4.0-5.6 が購入出来ますね。(^^;そして 9-18/4.0-5.6Ⅱが登場した事で嬉しい誤算が2件ありました。新レンズキャップ LC-52D と、新レンズフード LH-55D が新たに発売された事です。新レンズキャップの LC-52D は、他社のレンズキャップのようにフードを付けたままでも着脱が容易になりました。もちろんロゴは「OM SYSTEM」になりますけどね。それでも無印のレンズキャップや他社のレンズキャップを流用するのが嫌な人も居るでしょう。私も、たかがレンズキャップですが「応援」する意味でも純正を使う事にして、愛用レンズである12-50/3.5-6.3 EZ と 9-18/4.0-5.6 の分を早速購入しました。今まで我慢していたのですが、これで地味ですけど運用が快適になりました。レンズキャップを変えただけですが 12-50/3.5-6.3 EZ が現行レンズのように感じます。旧 9-18/4.0-5.6 + LH-55C の組み合わせも LC-52D で使い勝手が向上しました。そして新レンズフード LH-55D ですが、コレは 12-50/3.5-6.3 EZ 専用フード LH-55C のロゴを変更したバージョンみたいな物です。現在はまだ LH-55C が入手可能ですが、今後の事を考えればLH-55C が入手困難になる可能性が高いので、こちらも嬉しい話です。因みにⅡではない 9-18/4.0-5.6 専用フードとして設定されていた LH-55B はフードとしての効果が微妙なのでお勧めしません。今回 LH-55C 互換の LH-55D が 9-18/4.0-5.6Ⅱ の専用フードに設定されたのは正しい判断と言えます。M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II が外装変更のみで、防塵・防滴にならなかった事は残念でしたが、逆に、手持ちの旧レンズ達に新レンズキャップを使えるようになったのが個人的には嬉しかったのでご報告と言う事で。
2024.05.22
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私が初めてパーコレーターを購入したのは二十歳を過ぎた頃なので、今から40年近く昔の話です。ですが、実はパーコレーターが本来の目当てではなく、本来の目当ては携帯ストーブでした。で、携帯ストーブだけでは使い物にならないので一緒にパーコレーターを購入したのです。クッカーやケトルではなく、いきなりパーコレーターを購入したのは珈琲好きの性ですね。そして、未だにキャンプした事が無いので現在に至るまでクッカー等は持っていません。最近になって、アニメ「スーパーカブ」の影響で「メスティン」に興味が湧いている程度です。今ではメスティンが有名なようですが、私の時代に屋外で炊飯と言えば飯盒がメジャーでした。大昔、まだ中学生だった頃に授業の一環としてキャンプ場で飯盒炊飯をした事があります。で、薪を細く割っている時に、鉈で手をザックリとやって救急車で運ばれた奴が、確か3人くらい居ました。今では考えられないかもしれませんが、特に問題にもならず、飯盒炊飯は続けられて、私たちの班は誰も怪我をせず、美味しくレトルトカレーでご飯を食べました。帰宅後も翌日以降も何の騒ぎにもなりませんでしたね。怪我した子供は教師と親に怒られて終わりです。当時の中学校では体罰も教師によっては普通だったし、まぁ、当時はそんなもんでした。話が横道にそれましたが、飯盒で炊いたご飯は確かに美味しかったのですが、飯盒のあの形が好きに慣れませんでした。それにお一人様には大きすぎました。お一人様用の小さい飯盒って、見た事ありません。そこでアニメ「スーパーカブ」に登場したメスティンの話になるのです。メスティンには一合炊きが普通に存在してて、正にお一人様用にジャストフィットで、更に普段使いの弁当箱にもなるし、なにより、スクエアな形状なのに火にかけるように折り畳みの持ち手が付いている事が私にとっては斬新でした。大げさに言えば、火にかけるモノは円形と言う私の概念を覆した存在なのです。今では大ブームとなり、それこそ¥100-ショップでも販売されています。一合炊きのタイプが多いのも私の用途に丁度良さそうです。そのうち買うと思います。すみません。話をパーコレーターに戻します。さて、大昔のパーコレーターですが、自転車でパーコレーターの中身を抜いてケトル代わりに持ち歩いていました。中に携帯ストーブが丁度収まって具合が良かったです。今時は、何処にでもコンビニが在って水の調達が容易になったのは嬉しいですねぇ。私が子供の頃にはコンビニなんか存在しないし、水どころか、ペットのお茶も缶コーヒーも売ってませんでしたから、近場のサイクリングでも水筒は必須でした。便利な世の中になったものです。また話がそれましたが、このパーコレーターで湯を沸かして、ドリップ珈琲を飲んだり、カップ麺を食べたりしてましたが、本来のパーコレーターとして珈琲を淹れたのは一番初めに自宅で試した時だけで、後はずっとケトルの代わりとして使ってました。ですが先日入手したミルが調整も楽で使い易いので、パーコレーターとして珈琲を淹れてみる気になったのです。当時購入したのは PRIMUS Backpacking stove Trekker 2243 の初期型でした。まだケースにイワタニのロゴが入っていないし、何より MADE IN SWEDEN です。初期モデルなので、当然ですが点火イグナイターなんて付いていません。現行モデルだと、点火イグナイターが付いた IP-2243PA が限りなく近い形をしています。私が購入した当時はケースに記載されているように Backpacking stove でした。今では CLASSIC TRAIL POWERFUL GAS STOVE らしいです。そうですよねぇ、私が購入したのは40年近く昔の話ですから確かに「クラシック」ですね。当時の組み合わせで使ってみました。裏側で確認し辛いですが純正のブースタープレートも使っています。さて、パーコレーターの使い方ですが、とても簡単で、まずは中子を出して1~3杯分の水を入れて沸かします。その間に豆を挽いて中子のバスケットに入れておきます。挽き方は粗挽きです。お湯が沸いたら弱火にして中子をセットして蓋をします。蓋の中央部で中のお湯が踊っているのが確認できるので、珈琲色になったら出来上がり。火を止めます。大体5~6かかります。そのまま1~2分置いて、珈琲の中に混じった粉が沈殿するのを待ちます。後はカップに注いで出来上がりです。気分はアメリカのカウボーイでしょうか。でもお味は確かにアメリカンですが、意外な事に上品な味わいです。ヨーロピアンなガツンと来る、しっかりした味わいを期待するとがっかりします。カウボーイは実は上品な珈琲を飲んでいたのですねぇ。まぁ、だからアメリカンなんですね。でも、お店で出される、お湯を足したアメリカンより美味しいと思いました。現代日本なら「ハーレー乗り」に味わってほしいですねぇ。そんな珈琲だと感じました。私も気分を出して、カワサキのバイクミーティングで頂いたカップを使いました。今回、私はストレーナーを通してカップに注ぎました。おかげで嫌な粉っぽさを感じる事もなく、美味しいアメリカンを頂く事が出来ました。私のパーコレーターはアルミ製で安かったのですが、今ネットで確認すると現在はステンレス製が多いようですね。アルミ製は軽いので中子を抜いてケトル代わりに持ち歩きましたが、ステンレス製だと重いので、パーコレーターはあきらめて普通にケトルを購入していたかもしれません。本音を言えば PRIMUS Backpacking stove Trekker 2243 を買う為に選んだので、実はなんでも良かったのです。偶然、アルミ製のパーコレーターが安かったので、珈琲好きだし丁度良いなって選んだだけなんですよね。実際、ケトルとして使う事がほとんどでしたし。。。でも、今回改めてパーコレーターで珈琲を淹れてみたら、意外と悪くない。ってか割と美味しい。手持ちの豆が切れたので追加検証はしませんが、今後はパーコレーターも、その時の気分次第では使うかもしれません。まぁ、昔と違って色々な味わいの珈琲に、それぞれの良さを感じて美味しく頂けるようになった自分のせいかもしれませんけどね。美味しいアメリカンが好きなら、パーコレーターは悪くない選択肢だと思いました。
2024.05.13
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DJI と言えば現在話題の中心は Osmo Pocket 3 と Osmo Action 4 だと思うし、アクションカメラ全般で言えば、GoPro 12. や Insta360 X4. Ace Pro. Go3. 辺りでしょうか。実際の販売数だと、1~2世代前の安くなったモデルも人気があります。具体的には Go Pro 11. 10. Insta360 X3. 等ですかね。ですが、私が個人的に推したいのは DJI の Pocket 2 と Action 2 なのです。理由は定かではありませんが、どちらも DJI 製品の中で「Osmo」の文言が入らないモデルです。どちらもアクションカメラとしては大型の 1/1.7 インチCMOSセンサーを搭載していますが、有効画素数に違いがあり、Pocket 2 は 16MP と 64MP の静止画を撮影出来ますが Action 2 は12MP の静止画のみ、その代わり最大で4倍のデジタルズームが可能です。アクションカメラとしては大型のセンサーを搭載しているので画質は最新機種と比較しても見劣りする事はありませんし、今となっては価格も控えめでコストパフォーマンスに優れた機種です。絶対的な画質では、厳密な意味ではアクションカメラではなくジンバルカメラである Pocket 2 に軍配が上がりますし、最新のアクションカメラと比較しても大型センサー搭載機種以外なら、勝るとも劣りません。特に夜景および夜間の撮影では後継機種の Osmo Pocket 3 にこそ劣りますが、電子手振れ補正を採用した他のアクションカメラより優れています。ですが、ジンバルカメラゆえに扱いは慎重に行う必要があるので、アクションカメラのように雑に扱う事が出来ないのが弱点ですかね。対する Action 2 ですが、夜景、夜間撮影では Pocket 2 に劣りますが、他のアクションカメラとの比較ならば、大型センサーを搭載した上級機以外なら、特に見劣りする事はありませんし、画角の広さは他機種との比較してもセールスポイントだし、初期に騒がれた熱問題も解決済です。そして今回、独自のコンパクトスタイルを最大限に生かす 128GB モデルに生まれ変わりました。以前の 32GB モデルはメーカーHPに載っていないので流通在庫のみなのかもしれません。現時点で金額差はわずかなので、今後、在庫処分で 32GB モデルが大幅値引きでもしない限りは、新たに購入するなら 128GB モデル一択だと思います。私は中古で購入した 32GB の Dual Screenコンボを所有していますが、128GB の Powerコンボを追加購入しようか真剣に悩んでいます。元々は中古で購入したのでバッテリーに不安を感じて、安くなってきた電源モジュールを追加購入しようかと考えていたのですが、ネットで現在の価格を調べていた時に 128GB モデルの登場を知って、それなら電源モジュールを購入するより、カメラユニット単体での運用範囲が格段に広がる 128GB の Powerコンボを追加した方が良いのかなと、物欲センサーにビンビン来ている訳です。まぁ、4K撮影できない Insta360 の Go 3 でさえ 128GB モデルがありますから、Action 2 を128GB にしたのは継続販売するなら必然とも言えます。今後は、コンパクトだけど4K撮影出来ない Go 3 の128GBモデルより安価で、カメラユニットの大きさこそほぼ倍になりますが、4K撮影出来るコンパクトなカメラユニットを持つ Action 2 が見直されるようになるかもしれません。アクションカメラとは思えない金属外装の上質な質感が良くも悪くも特徴的な Action 2 ですが、私は大好きだし、少し真剣に 128GB の Powerコンボ購入を検討してみたいと思います。
2024.05.13
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451ホイールのフォールディングバイクと言えば、現在でも選択肢はそれほど多くありませんがTartaruga Type Sport が登場した頃は姉妹モデルの PACIFIC REACH をベースとする4姉妹が在る位で「折り畳める」451ホイールのミニヴェロはほとんど選択肢がありませんでした。その代わりと言ってはアレですが GIANT MR-4 みたいな24インチ車等、バリエーションが豊かだった時代かもしれません。現在では、パシフィック社の REACH はディスクブレーキ仕様へと進化しましたが、その代わりに日本ではフレームセットでの販売のみとなりマイナー色が一層強くなりました。4姉妹だったのも初期の頃だけで、現在では REACH と Type Sport Ver.1.5 だけが生き残っています。因みに当時の4姉妹の名称等は下記の通り。Pacific IF REACHⅡ(フレームが中央から折れるのでフォールディング可能方式が異なる。12kg) REACH RACINGⅡ(ドロップハンドル、STI18s仕様で 10kg を切る 9.5kg だった) REACH SLⅡ(軽量パーツで武装、ドロップハンドル、STI18s仕様で 8.5kg だった) REACH CITYⅡ(8s のスタンダードタイプで一番安価だった。11.4kg)Tartaruga Type SPORT DX(唯一のシールドベアリングハブのホイール装備、18s仕様で10.5kg) Type SPORT SD(最廉価モデル、8sで10.8kg) Type SPORT ULTEGRA(ブレーキ以外は ULTEGRA 6600 装備で 10.2kg だった) Type SPORT GT(ULTEGRAの後継。ドロップハンドル仕様、今どき「昆虫シフト」の 18sで 10.8kg)LOUIS GARNEAU LGS-MVF(姉妹の中で唯一のVブレーキ仕様で、MAXXIS HORY ROLLER 20" x 1-3/8 (37-451)のブロックパターンタイヤを採用した。 フラットバーを採用し、シマノ SORA の8s仕様で 11.7kg)bianchi ビアンキだけは、探し方が下手なのか見つける事が出来ませんでした。フレッタと勘違い しているのかもしれません。そうなると3姉妹ですね。汗その REACH よりは遥かにメジャーな存在の Tartaruga Type Sport ですが、その仕様は実に奇妙で面白い仕様に変化してしまいました。今回はそんな面白自転車なポイントについてご紹介します。その1:ブレーキがロードと同じキャリパーブレーキ仕様になってクリアランスが減った。 私が所有するひとつ前の Ver.1.2 から変更になったらしいのですがロードと同じスモールタイプ のキャリパーブレーキが取り付ける事が出来るようにキャリパーとタイヤのクリアランスが変更 になったようです。とはいっても、現行モデルの Ver.1.5 でも装備されているのはロングアーチ のキャリパーブレーキなので、ショートアーチとロングアーチのどちらでも取付可能と言う絶妙 なクリアランスを採用してるのでしょう。実際にロングアーチのキャリパーが搭載されている割 にはタイヤとのクリアランスが少なくてフェンダーの取付には苦労しました。 特にフロントフェンダーは着脱式とした事でかなり手間暇掛けました。現行モデルの Ver.1.5 で も、加工する事で普通のフェンダーを取付ける事が出来ると思うけど「ポン付け」は厳しいです。 因みにディスクブレーキ仕様の姉妹モデルである REACH もフルフェンダー取付はダボがないの で工夫が必要ですが、タイヤの太さからホイールサイズの変更まで、自由度は遥かに高いです。 昔の自転車には「ランドナー」や「パスファインダー」他に「スポルティーフ」と言うジャンル が在って、それらに共通するのが天候に左右されない走りが可能な「普通」のフェンダーを装備 している事でした。Tartaruga Type Sport の紹介記事で「ランドナー」の文言を目にする事が ありますが、私に言わせれば、良くある「ロード用の簡易フェンダー」しか、オプション設定が 無い自転車は間違ってもランドナーとは呼びません。欲を言えば本所の「亀甲フルフェンダー」 を装備したいと思えるのが「ランドナー」だと愚考します。ですが吉松さんがフルフェンダーは 美しくないと考えて居られるようなので、フルフェンダーがメーカーオプションになる日は遠い のでしょうね。 我が家の Type Sport(初代)もランドナーではありません。タイヤがシュワルベワンですから、 ロードの利便性を向上させた「スポルティーフ」ですね。現在のグラヴェルロードは、ロードが 未舗装路に入っていくコンセプトですから衣服には注意が必要です。 対する「スポルティーフ」は未舗装路に入っていくのではなく、一般道で普通の服を着て走る事 を考えて「フェンダー」を装備しています。雨天走行や、雨上がりの「水たまり」を通過する事 を考えれば「フェンダー」はロード以外では「必需品」と言うのが私の考え方です。 今の時代なら「クロスバイク」が似ていますが、泥ぷハンドルが標準で、もう少しだけフレーム スケルトンがロード寄りなのがスポルティーフと思って頂ければ良いかと思います。 因みに私の車両はリアフェンダーにブロンプトン用のフェンダー用キャスターを取り付けていて 「イージーフォールディング」専用として、フロントフェンダーは着脱式にして専用輪行バッグ にフェンダーキャスター用の穴を開けてJRでの「転がし輪行」を実現しています。 Tartaruga Type Sport にオプション設定されているフェンダーは、正にロード用フェンダーで 現行 REACH にも同等のオプションがあります。今時はミニヴェロではなくともロード以外でも MTBルック車に代表される「簡易フェンダー」全盛の時代ですが、可能なら普通のフェンダー が取付可能な Type Sport Ver.1.6 の登場を願います。何度も言いますが普通のフェンダーこそ がランドナーの「アイデンティティ」だと愚考します。 普通のフェンダーに対応するにはディスクブレーキへのバージョンアップが一番望ましいですが、 当時のルイガノのようにVブレーキ/カンチレバーブレーキ用のダボを追加しても良いです。 より「ランドナーらしさ」を意識するなら、ディスクブレーキはミスマッチで、カンチブレーキ が性能を度外視すればベストです。ですが実用性と今後への対応を考慮すればディスクブレーキ 化がベストでしょうね。もし、私が現行の Type Sport を入手すれば、低予算ならVブレーキの台座を追加してブースターとセットで使用しますし、予算に余裕が在ればディスクブレーキ化の大改装を行います。先にも書いたように、ディスクブレーキの方が魅力的です。ディスクブレーキなら、その時の気分で、406ホイール&バルーンタイヤや、ブロックパターンタイヤで乗り心地を変えたり未舗装路に入ったり、451ホイールでロード気分を味わったりと、1台の車両で「2ホイール生活」が楽しめます。そう考えた時にパシフィック社の REACH は「判っている人」がアップデートしたのだなと想像できます。実際にメーカーHPに掲載される画像も、グラベルロード仕様、オンロード仕様の2種の REACH が掲載されています。とにかく Tartaruga Type Sport にショートアーチのキャリパーブレーキ搭載は、当時は良かったかもしれませんが、今となっては用途に対して「ミスマッチ」だと言うのが私の見解です。現在のType SPORT でミニヴェロロードを志す人は少ないでしょう。企画した吉松氏自身が否定的ですし「サイクリング」「輪行」「キャンプ」に追加して「自転車+釣り」をプッシュしてます。この事は、オプションパーツの「釣り竿ホルダー」で大変に判りやすいですね。既にデュラやアルテだけでなく、105のキャリパーブレーキもラインアップから消滅しています。近い将来にディスクブレーキ化が必要になってくるのは必然だと思います。その2:リアキャリアの積載性が悪い。 メーカーHPでは容量の小さなフロント用パニアバッグが取付可能な事で自転車の「SUV」と 記載していますが、そもそも容量の小さな「フロント用」と言う時点で微妙な存在です。 フォールディングバイクの最大手である DAHON ならフルサイズのパニアバッグが取り付け可能 なリアキャリアがオプションに在るし、姉妹メーカーの Tern ならフロントパニアバッグは普通に フロントキャリアに取付出来ますし、リアキャリア用の大容量専用バッグも設定されています。 リアキャリアに専用バッグの設定が無いのに荷掛けフックも無い時点で個人的には「どうなの?」 って思ってしまいますし、形状が特殊なので、ウチのミニヴェロ達で使いまわしが出来ている、 Tern の Dry Goods Bag も唯一、使う事が出来ません。 仕方なく Topeak の OMNI QUICKTRACK ADAPTER を加工(キャリア形状が特殊で無加工では はコレさえも取付出来ない)して取り付け、使い勝手は劣りますが MTX TRUNKBAG を使う事に しました。 とは言っても、本来のサイドバッグもフロントローラーではありませんが、対応しそうなバッグを 二つほど入手しているので、そのうちに輪行ソロキャンに行きたいなと思っています。今時はガチ ロードでも自転車キャンプ出来るバッグ類が存在する時代です。グラヴェルロードなんてジャンル までもが出来ました。積載性の悪いリアキャリアでも耐荷重には問題なさそうですから工夫で乗り 切る事は可能です。工夫や加工が必要な時点でツアラーとしては微妙なんですけどね。 REACH のフレームが現行モデルに代替わりする時に「方向性が違う」と、あえてそのままを維持 したそうですが、であればリアキャリアの利便性はもっと考慮するべきだと思います。 辛うじてサイドバッグのサポートはオプション設定されていますが、使い勝手は微妙と言わざるを 得ません。因みにウチの「初代」はフェンダーステーの取付位置と強度を輪行用キャスターに合わ せた結果、サイドバッグが若干左右に揺れますがホイールに干渉する事はありませんしフェンダー ステーにサイドバッグ用のガイドを付ければスマートに解決するので、サイドバッグの背面形状と 照らし合わせて検討中です。その3:フロントバッグの取り付け方法が意味不明。 昔ながらのハンドルマウント用フロントバッグが搭載可能なキャリアがオプションで存在します が使い勝手が悪い。なぜブロンプトンやダホンのようにしなかったのかは、ドロップハンドル化 した時に、ホイールが大きいのでハンドルとバッグが干渉してしまい、大きなバッグが使えない からなのですが、このフロントキャリアだと回転部分から距離が在り、それなりに大きなバッグ を載せる事は出来てもハンドルに干渉しないほど遠いので、フロントバッグで一番のメリットで ある自転車に跨っている状態でバッグの中の荷物を出す事が難しいです。グラベルロードの登場 でロードでキャンプに行けるほど自転車用バッグ類が進化した現在、一般的なフロントキャリア を装備した自転車が減り、フロントバッグも進化どころか流通量も種類も激減し、このキャリア の存在意義を更に微妙なモノへとしています。 因みに斬新で優れたオプションパーツ出し続けている Tern のフロントキャリアはサイドバッグ 専用となっています。小径車がフロントキャリアにバッグを載せてもハンドルマウントのような 利便性はありませんから、斬新で現実的な考え方だと思います。 具体的には、フロントキャリアではなく、ブロンプトンやダホンに代表されるヘッドチューブへ の「ダボ」の取り付けがベストだと思います。現在でも両側面に「ダボ」があるので、私が個人 で作ったようなアダプターでも良いのです。実際に私以外にも同様のアダプターを自作した方が 居られるとGCSで確認しましたがコレこそをメーカーが作るべきです。確かにブロンプトンの ように大きなバッグ(特に高さがあると、ドロップハンドルに干渉する)は取付出来ませんが、 バッグ類の種類が豊富ですし、リクセンカウルの新製品である「ヴァリオラック スポーツ」は 高さが短くなって軽くなったので使い勝手が良さそうです。個人的には Tartaruga Type Sport にベストマッチかなと愚考します。 いずれにしても、過去の遺物になりつつある従来形式のフロントバッグに対応したキャリアは、 時代に逆行した存在です。企画、発売された当時は良かったのかもしれませんが、今となっては ガラケー状態ですかねぇ。優れた本体をあえてキープコンセプトで残す事には激しく同意します が、ブレーキ形式の今度への対応や、現在のバッグ類に対応したオプションは、本体を魅力的な 状態に保つためにも必要だと思います。斬新かつ魅力的なオプションが豊富に揃っていた事も、 Type SPORT の素敵な魅力だったのですから。 現在では価格設定も微妙だし、このフロントキャリアは購入する価値のない存在と断言します。その4:世界初?なぜか自転車に「釣り竿ホルダー」がオプションで存在する。 もう意味が解りません。このためにフレームに大きな取付部位が溶接されています。 使い勝手の悪いフロントキャリアも含め「個人の趣味」に走りすぎではないかと思います。 これらオプションパーツの販売個数を公表して欲しいです。もっと自転車本来の機能部品として 役に立つものがあると思うのです。こう言うパーツこそが個人でカスタムするモノだと思う。その5:フレームサイズが1サイズなのに対応部品が無い。 仕方ないのでシートポストもハンドルコラムも自分で対応パーツを探しました。30年前の自転車 なら仕方ないですが、今どきの自転車としては大柄な人用の対応パーツはメーカーで用意するの が正しい姿だと愚考します。(釣り竿ホルダーとか言ってる場合じゃないと思います) また、シートポストの下限がサスペンションに干渉する事で制限されています。ショップで切れ ば良いのですけど短いシートポストも設定するべきでしょう。因みに姉妹モデルの REACH も、イージーフォールディングに対応したリアキャリアがオプション設定されていますが、対応する輪行バッグが日本では販売されていません。日本は輪行時にバッグが必需品なのですが、はたして売る気が在るのでしょうか?。と言う事で「ボロボロな Ver.1.25」を譲り受けて、前後サスペンションも含めフルオーバーホールを行い、更には自分仕様へとカスタムしたのですが、ブロンプトンみたいにカスタムパーツが市場に溢れてている訳ではないので、流用と創意工夫が必要です。自転車に「釣り竿ホルダー」が必要!って人は、他に選択肢が在りませんけど、そんな人が本当に居るのでしょうか?。釣り竿ホルダーなんて、それこそ個人でカスタムすれば良いのでは?。本当に疑問しか浮かんできません。現在、この 451 のフォールディングバイクとして、価格を度外視する事が出来れば、一番のお勧めとして Tyrell FCX が断トツです。時点は CARACLE-COZ でしょうか。どちらもフォールディング可能なミニヴェロロードなので、荷物を沢山積みたい場合は DAHON Speed Falco でしょうかね。Vブレーキ仕様ですが、ショートVブレーキに変更すればドロップハンドル化も可能だし、カスタム次第でどんな乗り方にも対応可能です。そして現行の Tartaruga Type Sport は、お好きな人はどうぞって感じでしょうか。ダンパー式の前後サスペンションはマイルドな乗り心地を実現していますが Tyrell FCX のような「上質」な感じはありません。DX以外はハブの回転性能が悪いのでホイール変更必須ですが、あえて一番安価なSDを選択して好みのパーツで仕上げるのも良いかもです。でも、それならばディスクブレーキに対応した姉妹モデルの REACH がフレームセットで購入出来るので魅力的で迷います。それに REACH ならディスクブレーキ仕様なので、ホイールサイズもタイヤの太さも自由自在だしクリアランスを気にする必要が無いのでフェンダーも、オプションの「ロード用簡易フェンダー」ではなく好みのフェンダーをカスタムで装着可能です。それにフロントキャリアの設定が無くても使用可能なフロントバッグが多数ある時代です。現在はドロップハンドルの変速レバーの構造上、フロントキャリア用のフロントバッグの方が絶滅の危機にありますからね。私は偶然にも廃棄寸前の Ver.1.25 を入手し、ブレーキキャリパーがロングアーチ仕様だったのでフルフェンダー仕様に出来て満足しています。それでもクリアランスを気にしてアーチの浅い品物を選ぶしかありませんでした。まぁ無事に取り付けできたので良しとします。それと、ホイール&クランク&BBもデッドストックや中古で良いモノが入手できましたから現行モデルと比較しても「最良の部類」に入る Type Sport に仕上がったと自負しています。そして私なら、現行 Tartaruga Type Sport を買うなら、もう少し足して 406 ホイールですけど、 価格的に大差ない Tyrell FXα を選びます。その方が満足度が高くなると思います。正直な話、タルタルーガを作った吉松さんとは直にお話させて頂きましたが、自転車の事を余り判っていらっしゃらないように感じました。逆にタイレルの人(お名前を失念しました)とお話させて頂いて感じたのは自転車の事をすごく理解していて、それでもなお「あのフレーム形状」に拘って素晴らしい自転車を作っているのだなと感じました。まぁ、メーカーサイトのオプションパーツを観ても、感じる事が出来ると思います。でも、だからこそ面白いとも言えます。当時、パシフィックサイクルの REACH は微妙に仕様の異なる4姉妹でしたが、中でも暖冬に魅力的だったのは Tartaruga Type Sport でした。今では2姉妹となり、かつ当時の姿を今でも残しているのは Tartaruga Type Sport だけなのです。本家の Reach が「正常進化系」なら「変わらない良さ」が Tartaruga Type Sport なのです。初期にはアルテグラ仕様も存在し4姉妹の中では最も「走り」が良いモデルもあり、オプションも豊富でしたし4姉妹の中では頭一つ抜けた良い自転車だった事に間違いはありません。当時の話をすれば REACH は IF REACH になってフレームが「中折れ式」として、輪行の利便性を向上させました。残りの2姉妹はビアンキとルイガノだったと記憶しますが、ルイガノはロード指向ではなく、悪路走破性とツーリングを意識してVブレーキ仕様でした。ツーリングを意識した車両なら初めからロングアーチのキャリパーブレーキではなくVブレーキを採用した方が良かったのに… と思うのは現在のブレーキ事情を知っているからでしょうね。と言う事で、唯一トップチューブを各断面とし「フレーム強度」を挙げた Tartaruga Type Sportが4姉妹の中では走行性能とオプションパーツの充実で、頭一つ抜き出た存在だったのです。ですがバージョンアップで、アルテグラモデルがカタログから消滅したのに、ロード用のショートリーチキャリパーを使用可能なようにクリアランスを狭くすると言う「改悪」を行い結果として、ショップレベルのカスタムでフルフェンダーを取付ける人はほとんどいません。ミニヴェロロードへの道を行くのかと思えば、キャリパー本体と「足」がドロドロになる「ロード用フェンダー」がオプション設定され、個人的には意味不明度が増していくのです。と言う事で、ロングアーチのキャリパーを採用しクリアランスが確保されていた初期の TartarugaType Sport は「当時の名車」だと断言します。一見して全く進化していないように見えるフレームセットですがバージョン表記からも判るように地道な進化を続けています。ですが現行モデルでは、特にタイヤとブレーキのクリアランスが狭い事と、フロントキャリアが弱点となっています。私のTartaruga Type Sport はクリックフィックス対応パーツを自作したので、様々なバッグ類の他に、新製品のヴァリオラック スポーツを付ければ、シュラフでもテントでも積めますし、何なら20L程度までならザックそのものさえ積載可能です。と言う事で「普通」のフェンダーが付かないだけでなく、タイヤサイズのバリエーションも少ない451ホイールでランドナーだのSUVだのと言うのは如何なものかと思います。今となっては中途半端な、でもでも面白い自転車と言うのが私の感想です。因みに我が家の Tartaruga Type Sport は「ミニヴェロ スポルティーフ」として考え、それを実現したと自負していますが、昔のスポルティーフとは異なり荷物の積載には自信があるので、自転車で輪行キャンプに挑戦したいなと考えています。昔みたいに焚火がしたいんですよね。まぁ、抗癌剤を投与し続ける身なので実現できるかは不明ですが、室内で自転車のカスタムをして近所を走って効果を確認する位なら、今しばらくは可能でしょう。と言う事で、今となっては主にオプションパーツが旧態依然して、魅力が半減して中途半端な感じがしますけど、基本的には現在でも優れた面白い自転車だと思います。ただ、価格設定が微妙で、誰にでもお勧めは出来ません。もし試乗する機会が在ればSDとDX,それにタイレルのFXαを合わせて試乗する事をお勧めします。と言う事で現在の Tartaruga Type Sport には価格ほどの魅力は感じません。また中古についてはメーカーが一切の保証をしないと公言しており、更にはオプションを含めたパーツの提供は2倍の金額で販売するとの事。この辺りに理解のある中古を扱うショップで購入するなら良くは無いけど悪くもありませんが、個人売買の場合は「タルタルーガマエストロ」レベルの自転車を扱うスキルを持つか、事情を熟知してなおメンテを受け付けてくれるショップを確保しない限り、購入してはいけません。このように現在の Tartaruga Type Sport ちょっと微妙な存在だなぁ… ってお話でした。
2024.05.08
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最近、美味しい珈琲の淹れ方と言えば、すっかりドリップがメインになっていますが、私は珈琲専門店でサイフォンで淹れていましたので、今でもサイフォンで淹れる方が美味しく淹れる事が出来ます。ドリッパーが昔ながらの陶器製3穴タイプなのがダメなんですかねぇ。ドリップ用に細口のポットも手に入れたのですが、飲み比べるとサイフォンで淹れた方が美味しいのですよ。ですが、自宅だとアルコールランプを使うのが面倒で、一人で自分用だと珈琲メーカーを使う事が圧倒的に多いのですよね。新しく購入した珈琲メーカーがステンレスフィルターなのですが、個人的にはペーパーフィルター方が好ましいかな。ステンレスフィルターの味はあまり好みではありませんでした。まぁ自分用では面倒だからステンレスフィルターの珈琲メーカーでも飲むし、豆をステンレスフィルター用に選べばそれなりに美味しく飲めますしね。最近のドリッパーで主流なのはハリオのV60タイプですね。自分も入手してドリップの練習をしようかなと思っていますが、今回はサイフォン用にバーナーを入手したお話です。すみません。前振りが長いですね。バーナーが有るとサイフォンで淹れるのがとても楽になります。背景が見苦しくて申し訳ありません。そのままだと少し火力が強すぎる気もしますが調整できるので無問題です。で、このバーナーの正体がタイトルの FW-MS01 なんです。サイフォンを購入するとアルコールランプがセットで付いてくるのですが、アルコールランプにアルコールを入れて使用して、終わったら余ったアルコールを容器に戻して片付けるのは、面倒です。それにアルコールランプは火力が弱いので、別途ポットでお湯を沸かす必要もあります。ですが、サイフォン用のバーナーが在れば、上記の面倒事から解放されるのです。水を入れて強火で沸かしてサイフォンに上がってきたら弱火にして時間が来たら消すだけ。火を消すのもアルコールランプはずらして蓋をしなければなりませんが、バーナーはノブを閉めるだけです。アルコールランプから解放されるだけでサイフォンの使い勝手は格段に向上します。カセットコンロ用のガスを使うので本体はコンパクトだけどこのままだと微妙ですよね。「FORE WINDS」というのは最近登場したイワタニのアウトドア用の上級ブランドらしいですね。今回、サイフォン用にバーナーを物色するまで知りませんでした。カセットコンロ用のガスを使うのでコストパフォーマンスが良いのが嬉しいですが上記のようにカセットガスが邪魔ですよね。ですが逆転の発想で、このように専用の遮熱テーブルを使うと、とても具合が良くなります。見る人が見れば完全にサイフォン専用バーナーって感じで、物欲センサーにビンビン来ました。専用の遮熱テーブルと書きましたが、実はこの遮熱テーブルはイワタニの CB-JCB 専用品を加工したモノです。この遮熱テーブルだけ圧倒的に安かったので加工して使う事にしたのです。加工と言っても五徳の「逃げ」をドリルとミニルーターで追加しただけです。Amazon調べですが FW-MS01 用遮熱テーブルは最安値で\2,980-ですが、この遮熱テーブルは驚愕の\990-なんです。これなら工具は在るし自分で加工した方が良いです。現物合わせで採寸は楽でしたが手持ちのドリル刃が鈍っているモノばかりで穴あけは苦労しました。ステンレスは固いですからね。穴あけの後はミニルーターで穴を繋ぐだけです。ついでに「バリ取り」もしました。商品の説明には「バリ取り済」と記載されていたのですが、それは表側だけで裏側はそのままで、危うく手を切りそうになりました。抗癌剤の副作用で指先がとてもデリケートなんですよ。まぁ、安い製品は仕上げもそれなりって事ですね。イワタニの CB-JCB の方が安いし、遮熱テーブルも無加工で使えたのですが、この FW-MS01 を選んだ理由は五徳の形状が素直だからです。イワタニの CB-JCB は五徳の形状が特殊で、個人的に少し使い難いと感じてしまいました。その理由が、このマルチグリルプレートでプレート下の溝が CB-JCB だと合いません。サイフォン用バーナーだけに使うのは勿体ないので「一人焼肉」でも使いたいと考えたのですが、このマルチグリルプレートの底の溝が CB-JCB だと合わないのですよね。この溝でプレートが固定されるだけで安心感が全く違います。珈琲も美味しく飲みましたが、焼肉も美味しく頂きました。余談ですが、最近「エール」が好みです。私はライトノベルで「剣と魔法の世界の話」が好きなのですが、その中にビールではなく「エール」が出てくるお話が多いのです。で、飲んでみたところ「ラガー」より「エール」の方が私の好みだったのでした。と言う事で、今回はサイフォン用のバーナーとして FORE WINDS FW-MS01 他をゲットしたってお話ですが、実はミニルーターが使いたかったってのも少しあります。(笑)
2024.05.02
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シマノのロードコンポもついに12速化しました。そしてローギアのギア比が1:1になりました。本当にロードで1:1のギア比が必要なんでしょうか。どれだけ高ケイデンスで回すのかな。個人的には昔ながらのクロスレシオを懐かしく感じてしまいますが、ガチのロードがこれだけワイドレシオなら、その他の車両はフロントシングルで十分だと言う自分の理論が正当化されたようで嬉しくもあります。タイヤ周長の短い小径車ならなおさらですね。一般的な406の20インチならフロント 53T でリアは 11-36T か 11-42T で十分だし、平地メインならクロスレシオな 11-32T や 11-34T もアリですね。それからデュラエースもアルテグラもDi2だけになりました。もうチョイ乗りユーザーは105しか使えません。でも12sの105にはキャリパーブレーキが無いようですね。後から追加されるのなら良いですが、そうでないなら古いフレームのアップグレードが難しい時代になりましたし、パーツのミックスもほぼ不可能な時代になりました。スクエアBBから2ピースクランクセットへのアップグレードはあらゆる意味で有効な絶対に行うべきアップグレードだと個人的には思っているのですが、一般的な PCD130 の5アームクランクはシマノだと5世代くらい前のパーツになってしまいます。規格としては FC-7900/6700/5700 が最後ですが、この世代から中空チェーンリングになったのでルックスやチェーンリング自体の互換性を考えると FC-7800/6600/5600 が最後です。ウチでもシマノのクランクは FC-5600 と FC-6600 を使って(唯一、ロードだけはコンパクトクランクのFC-R700)います。シマノ以外だと大手では FSA とか SRAM ですね。ウチでも FSA の新車外しのデッドストック(初期のGOSSAMER)と SRAM の中古カーボンクランク(初期のFORCE)を使っています。クランクの長さは低ケイデンスをメインと考えて 175mm で揃えていますが FC-6600 だけ、試しで 172.5mm を入手しました。僅か 2.5mm の違いですがケイデンスは上がり易いです。余談ですが、ガチのロード乗りで高ケイデンスを目指すのなら、標準の 170mm クランクから昔ながらの 165mm や 167.5mm のクランクに換装すると良いと思います。僅か 2.5mm の違いですがロード乗りなら絶対に体感できる違いですので試す価値はありますよ。ウチには6600アルテグラをメイン?で組んだ Cannondale Synepse がありますが、ひとつ前の11s化は可能でも現行の12s化は機械式シフト&キャリパーブレーキですから厳しいです。電動シフトは素晴らしいのかもしれませんが、アップグレードパスとしては敷居が高いです。チョイ乗りユーザーの場合、バッテリー残量と充電を乗る時にいちいち確認しなくてはなりませんし、さらに都心部では無線の混信も気になります。バッテリーもどこかにセットアップする必要がありますし非現実的としか言いようがありません。油圧ディスクブレーキについてはチョイ乗りユーザーなら年1回のメンテで十分だとは思いますが自分でメンテをするには油圧ディスクは少し敷居が高いです。機械式ディスクブレーキは悪くありませんが、通常使用においてVブレーキが劣るわけではありません。クオリティの高いVブレーキもパーツとしてストックしておいた方が良いかもしれませんね。キャリパーブレーキと互換性のあるミニVブレーキも同様で、市場にある内に確保した方が良いかもです。そういえば過渡期には油圧のVブレーキもありましたし制動時にシートステーが外側に膨らむのを防止するブレーキブースターなんてのもありましたねぇ。懐かしいです。新たに自転車やフレームを入手するならブレーキについては「ディスク仕様」を選択するのが今後の正しい選択と言えるのかもしれません。でも、小径車のディスクブレーキ化はリムへの攻撃が皆無となると言う意味では有効だと思いますが、油圧式だと折り畳みが多少なりとも困難になるのが少し残念です。上記のような事情から、11sの R9000(デュラ)8000(アルテ)7000(105)は、純粋なロード以外(旧車や小径車等)の最後のアップグレードパス(但し、クランクセット以外)かもしれませんので予定のある方は入手可能なうちに手に入れておいた方が良いと思います。因みに個人的な感想ですけど、キャリパーブレーキ&メカシフトなら、6600(アルテ)とR7000(105)で操作感、クオリティ共に同等と感じました。やはり機材の進化は確実に存在しますね。以前までの「105」は入門モデルという感じで操作感やメンテの容易さで劣る感じが拭えませんでしたが「R7000」はデュラやアルテと比較しても一般的な脚力なら重量面以外のハンデを感じません。そういう意味では機械式コンポの最終形と言えるかもしれません。電動シフトと油圧ディスクは確かに操作性を向上させライダーの負荷を軽減しますが、それはメカニックが万全のメンテをしたうえでの話です。バッテリー残量やエアの噛み込みという今までに無い要素が生まれたこれらのシステムは「チョイ乗り」には全く不向きで「競技車両専用コンポ」だと思います。と言う事で、小径車のカスタムでロードコンポを組み込む事は一般的でしたが今後は新品パーツだと厳しい状況となってしまいました。シマノの場合、クランクセット以外なら11sの「R7000」や「R9000」が現実的な最終アンサーでしょうし、スラムやカンパを選ぶ場合もメカシフトとキャリパーブレーキが大前提で特に駆動系の互換性は重要なチェックポイントとなるでしょう。一般的には「10s化」が無難ですが、その場合はMTBコンポの「SAINT」や「Dee」のRメカがお勧めです。高額ですがロードコンポのデュラやアルテのクオリティを持つし、シャドースタイルだしアームが短いのにキャパが大きいのでフラットバー仕様や小径車には特にお勧めです。何よりフラットバー用のシフターのクオリティが高いので操作して気持ち良いです。なお「ティアグラ」は昔の「105」クオリティなので「安価に10s化」を実現するなら選択肢として「アリ」ですが個人的には互換性にも癖があるので、あまりお勧めしたくありません。ウチにも「ソラ」で9s化した ORi Bike があるので否定はしませんが「Dee + XT」で組んだ DAHON Horize のシフトフィールは最高に気持ち良いですし「XT + DEORE」で組んだ Trutaruga のシフトフィールも気持ち良いです。そのクオリティは手持ちロードの6600アルテレバー + 7800デュラと比較しても勝るとも劣りません。趣味で乗る自転車だからこそ、機械式で「最高のシフトフィール」を楽しむのは「アリ」です。そしてそれを実現化するには2024年現在では「SAINT」や「Dee」で「10s化」するのが一番現実的な選択肢かなと思います。ですがその場合に問題となるのがドロップハンドルでのシフターです。今後はドロップハンドル用のデュアルコントロールレバーで、左側(フロントシフト無)のレバーが登場する事を切望します。10sの時点で競技でもなければフロントの多段化は必ずしも必要とは思えなかったのに現在では12s化してますからね。ドロップハンドル仕様でもフロントシングルの需要は高いと思うですが、今後どうなるでしょうか。。。
2024.04.28
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自転車のジャンルで俗にいう「スポーツ車」と言うのに乗り始めたのは中学一年生の頃なので、既に50年近くになります。そして私の場合は乗るだけでなく「弄る」方でも自転車に嵌りました。理由は体が大きくて当時の市販車ではサイズが合わなかったからなのですが、サイクルスポーツ誌の「パーツカタログ」を物色しながらパーツの注文をして、店舗の一画を借用して閉店後に教わりながら自分で組むのは、難しかったですがとても楽しかった記憶があります。身体が大きかったので中学三年生から喫茶店でバイトを始めていて、高校生の頃には「光風」さんで主にMTBを組むバイトとレースのサポートなんかをして入り浸ってました。当然、自分のMTBも弄り倒していましたし、この頃に知り合った友人の一人は死ぬまでスキー仲間でした。当時から「人とは違うモノ」や「新しいモノ」が好きだったので、2代目のロードフレームはミヤタのアルフレックスで、リアエンド幅がまだ126mmが主流の頃に130mmを選びました。当然ながらボスフリーの時代で、シマノのカセットスプロケットの出始めの頃です。おかげで、このフレームは20年くらい現役でしたね。まぁ、メインがMTBだったのもありますけどね。シートポスト径が特殊でデュラエースのシートポストがフレームとセットになっていた、アルミ接着フレームでした。中学一年生の時に買った市販のランドナーとその後、外人客がキャンセルしたフレームで組んだランドナー。初めてフルオーダーしたロード(栗田サイクルのメビウス)までがボスフリーで鉄フレームでした。初めて組んだMTBは「クワハラ」でその後、すぐに「ビックフォーク」の「ロックダジュール」に乗り換えて「ビックフォーク」を「サスペンションフォーク」に換装した後に Cannondale の「Delta V1500」に乗り換えました。当時の「光風」さんでは「クライン」が流行っていたのですが「ヘッドショック」に魅力を感じて Canondale を選びました。その後、フレームを「Delta V2000」に変更しましたが、その時にアウターのダボを全部切り飛ばしてアウターのルートを全部変更しました。当然、塗装もやり直しています。また、バックフォークは塗装ではなくアルマイト処理としました。既に選手ではなくメカニックでしたが街中や大会に持ち込んだ時に海外の人から「so cool!」と絶賛してもらったのは良い思い出です。まだディスクブレーキどころか「Vブレーキ」登場前の時代の話で「XTR」が出たばかりの頃ですかね。この頃から「光風」さんがアレックスモールトンを扱い始めます。永井さんがすっかりモールトンに嵌ってしまいました。客層も変わってきたように感じます。MTBの世界では「JMA」が無くなってレースからは遠のいてしまいました。モールトンのフロントサスペンションは、セッティングが決まれば唯一無二ともいえる素晴らしいサスペンションですが、だからこそ荷重が変化するドロップハンドルは個人的には認めたくありません。それ以前に高額で手が出ませんでしたし、個人的には「スキー」と「自動二輪」に嵌っていた頃で「MTB」は友人と「年1」でシングルトラックに日帰りで走りに行くくらいでした。MTBは「Delta V2000」を手放して「VENTANA Mable Peak」を経て再び「Cannondale F400」になりましたが、ヘッドショックが年一くらいの割合で「オイルを吹く」のが嫌になり「ROCK SHOX」を付けた「VENTANA Mable Peak」に戻ります。時代はVブレーキ全盛でディスクブレーキが出始めた頃でしょうか。この頃には Cannondale のMTBフレームで「カフェイン」が登場していて、本当は「カフェインの29er」が欲しかったのですがMTBに乗る事自体が激減していたので諦めました。この「カフェイン」はアルミフレームに「強さとしなやかさ」を共存させた素晴らしいフレームで、特に「アワーグラスシートステー」は他社も「類似した」設計を採用していました。で、この頃にロードのフレームを「Cannondale Synapse」に換装します。初代の「HANDMADE IN USA」な「Synapse」はロードのアルミフレームの完成形だと個人的には思っていて、その後にカーボンロードも何台か試乗しましたが「Synapse」に不満を感じる事はありませんでした。おそらく「クリンチャーホイール」と「チューブレスホイール」の差も有ると思います。私は「チューブラー」でロードを始めたので「クリンチャーホイール」には全く魅力を感じません。とは言え今時「チューブラー」は無いので結果として「チューブレス」一択ですね。この「Syanpse」フレームは脚に優しいのに強くて速いフレームです。セットのカーボンフォークもしっかりコラムまでカーボンです。この車体で私個人の最後のレース「鈴鹿8耐」にも参加しました。ただしフレームサイズ「58cm」での話なので、小さなフレームサイズでは強度が勝ってしまう可能性が高いので、その場合「Synapse Carbon」の方が良いでしょう。金属パイプで構成されたフレームは多くの場合、最大フレームサイズでその性能が出るようになっています。フレームサイズに合わせて何種類ものバデット鋼管を作るわけにはいきませんから仕方ありません。現在は「ハイドロフォーミング技術」もありますので大きな差は無いと思いますが、同じ名称のフレームでもフレームサイズが異なる事でシートステーの取り付け位置が変わるなんて事もあります。Cannondale のロードフレームと言えば「CAADシリーズ」が有名ですが、それを押しのけて当時の選手が「パリ・ルーベ」のような過酷な環境下で選んだのが「Synapse」でした。そして翌年以降はカーボンを主流として「Synapse」は「選手に優しいフレーム」として一時代を築きます。そして多くのフレームが「選手に優しくなった」事でその役割をエンデュランスモデルへとシフトしました。と言うか「Syanpse」がロードのエンデュランスモデルを確立したと言って良いでしょう。現在ではロードに「エンデュランス」や「グラベル」などと派生モデルが増殖していますが、その代わりに「ランドナー」や「スポルティフ」といった往年のジャンルが消滅しました。コレに「Eバイク」も入って来ますから、自転車業界も大変ですね。少なくとも競技用車両を扱うショップは「油圧ディスクブレーキ」のメンテナンス機材とそれらを扱えるスタッフが必要になるのですから。。。さて「HANDMADE IN USA」な「Synapse」フレームですが大きなメリットがあります。当初は競技用として考慮されていなかった Synapse は、BBが「BB30」ではなく「普通のBB」なのです。この頃の「CAADフレーム」は既に「BB30」でした。キャノンデールの「BB30」は独自規格の先駆けで素晴らしいスペックと性能だとは思いますが、完全なレース車両ではない場合、やはり一般的なBBを採用したフレームの方がメンテも楽だし安心感があります。特に当時の「BB30」は「1レースBB」のイメージが強く、少なくとも1シーズンで換装しないと異音を発生したりと常用するには問題が多かったですから。現在では特にカーボンフレームにおいてプレスフィットBBが主流ですが、だからこそ一般的なBBを採用した金属フレームの車体に魅力を感じます。時代の流れとは言え、独自規格のBBを採用した車体にはあまり魅力を感じませんし Cannondale の「BB30」以外だと10年単位で乗り続ける事は難しいとさえ思っています。因みに「Synapse」以降で魅力を感じたのは、タイレルのプロトタイプ「FCX」だけです。あの車体は小径車を感じさせない美しくも素晴らしい車体でした。この車体も高額で手が出ませんけどね。と言う事で、フレームの素材がカーボンに移行した後も「アルミで勝負」して実際に対抗していた「HANDMADE IN USA」な「Cannondale」のアルミフレームが大好きなんです。今は小径車ばかり弄っていますが、思い出の車両として手放すことは無いと思います。
2024.04.28
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電動工具と一口に言っても金属加工と木材加工で異なるし、業務用と趣味用でも異なります。私の場合で言えば、ドリルドライバーとインパクトドライバーは Makita の DF330DWX と TD090DZ でマキタの中では異端の「差し込み式10.8V」バッテリーを使用した製品を10年以上愛用しています。軽量なのでDIY用途にも人気の機種となります。インパクトはビットスリーブでドリルドライバーは汎用性を意識してキーレスチャックをセレクトしました。先にドリルドライバーを入手したので汎用性を意識しています。後から購入したインパクトドライバーは本体のみ購入したので、ビット交換の速さと全長の短さを優先してビットスリーブを選びました。現在はネットでサードパーティ製バッテリーを追加して継続運用しています。それに対してグルーガンはAC式の安物でルーターも8Vですが無名の安価な製品を購入しました。更に言えば、タッカーとかリベッターは更に安い手動式を使っていますし、鋸は折り畳み式で鑢も安価な製品を使っています。ベルトサンダーや丸鋸は欲しいとは思いませんけど、バッテリー式のグラインダーは多少気になる存在で、今回購入した8Vルーターは、バッテリー式グラインダーの練習用だったりもします。今後、出動回数が増えて扱いにも慣れ、パワーや速度に不満を感じたらバッテリー式の電動グラインダーを購入するでしょう。電動工具において、業務用と趣味用の大きな違いは「パワー」と「スピード」です。持て余すほどのパワーやスピードは危険ですが、足りなければ作業そのものが出来ないか、効率が大幅に落ちてしまいます。大容量バッテリーの製品やAC電源の製品はパワーもスピードも申し分ないですが、扱いに慣れていなければ大きく、重く、危険なだけで良い事は全くありません。で、私が初めての電動工具としてお勧めするのはバッテリー式のドリルドライバーです。バッテリー式の電動ドライバーは人気のある製品で、普通のドライバーのグリップにバッテリーを入れ電動化したような超コンパクトな製品から、大容量のスライド式バッテリーを使う業務用まで多岐にわたります。電動ドライバーが最も威力を発揮するのは「タッピングビス(木ネジ)」です。で、この木ネジとの相性が最高に良いのがドリルドライバーです。安価な組み立て式木製家具を購入すると、沢山の「木ネジ」に嫌になると思いますが電動ドライバーなら楽勝です。ですが、一歩進んで木材を加工してオリジナルを作ろうとすると、一般的な厚みの板材のコバにはガイド穴を開けてからでないとビスを打ち込んだ時に割れてしまうので、ドリルドライバーが必要となるのです。ですのでDIYを楽しみたいと思うのなら、初めからバッテリー交換式のドリルドライバーの購入をお勧めしましたいのですが、ここで問題となるのがバッテリー容量です。私は可能な限り小容量の製品で有名メーカーの製品をお勧めしたいです。大容量バッテリーの製品は、扱いに慣れてパワーとスピードに不満を感じるようになったら追加すれば良いのです。私の場合は初めにパナソニックの14Vニッカドバッテリーのドリルドライバーを入手しましたがその重さと大きさが嫌になってパナソニックのペン型ドリルドライバーを購入したのですが、動作速度が遅く嫌になって、同じく小型軽量のマキタ製品に10.8Vシリーズに切り替えました。現在、同業の友人は新たに登場したマキタのペン型インパクトを使用しています。この製品は7.8Vで、同じマキタの差し込み式10.8Vシリーズと大差ない速度なので、今から新規に購入するなら「一押し」はマキタの7.8Vドリルドライバーですかね。大きさ、重さは全く気にならないし、ある程度は多種の電動工具を揃えたいのであれば、マキタの14/18Vシリーズのバッテリーが使用可能な製品は対応工具が圧倒的の多く、ネット上ならばサードパーティ製も含め多数販売委されているので良いかもしれません。マキタの差し込み式10.8Vシリーズとバッテリーの互換性はありませんが、同形状で安価な製品もネット上なら発見できます。小型軽量狙いならこちらが良いですね。バッテリー交換の出来ない電動ドライバーは、確かに手回しドライバーよりは便利ですが、パワーもスピードも手回しドライバーと大差ないですし、何より内臓バッテリーが使えなくなったらゴミになってしまうので、あまりお勧めしたくありません。個人の体験談を話せば「電動ブロアー」を購入したのですが、購入時に動作確認し、その数か月後使用したら30秒も動作しませんでした。完全に長期保管の「ハズレ製品」ですが、購入したブツは初期保障しかなく、かつ数か月経過しているので泣き寝入りするしかありませんでした。でもバッテリー交換式のブロワーは今のところ、屋でごみを吹き飛ばすような大型ばかりで、室内でPCやカメラに使用するようなバッテリー交換式の電動ブロワーは無いんですよねぇ。対応策として、自己責任で分解し内臓バッテリーを交換する場合は、運よく同形状のバッテリーを発見できれば良いですが、バッテリーを溶接して繋ぐ場合はバッテリー劣化を防ぐためにスポット溶接をする必要があるので内臓バッテリーを自分で交換する事は難しいのです。このような事は、バッテリー内蔵型の宿命でもありハズレが少ないとはいえ、ある意味「宝くじ」のような製品だと私は思っています。アルアルな話をするならば、保証の切れるタイミングでダメになるのがバッテリーだったりするのは「お約束」かもしれません。逆に最近中古で購入したシャープのバッテリー交換式ハンディクリーナーは予備バッテリーもあり、問題なく使用できています。バッテリー交換式なら動作時間の短くなったバッテリーは予備または廃棄して、新たなバッテリーを追加すれば良いのです。電動工具や掃除機は構造が簡単なのでバッテリーの不具合が無ければ長期にわたって使える可能性が非常に高いのです。逆にバッテリー内蔵型は、バッテリーの寿命がその英品の寿命と考えて良いでしょう。メーカーが指定する内蔵バッテリーの交換料金は、得てして新製品を購入した方がお得に感じるような価格設定なっている事が多いです。実際、バッテリー内蔵の電動ブロアは1回使っただけで「ゴミ」になりました。マキタの10.8Vシリーズはサードパーティ製バッテリーを追加して10年以上使用してます。最終的にどのタイプを選ぶかは「自分の用途」に照らし合わせて決める事が重要で大は小を兼ねるとはいいがたいのが電動工具の難しさですかね。と言う事で、今回は電動工具のお話でした。
2024.04.24
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今回は前回報告したミニルーターについての続きです。今回も Amazon のセールで購入しました。左:作りの良いケース付。 右:付属品も多数で購入してすぐに使えました。ケースにはこんな感じで収まってます。右下は追加購入したダイヤモンドカッター。セール価格にポイントも併用してダイヤモンドカッター込みで \4,000- は安かったです。同梱のマニュアルも「理解できる日本語」で記載されていて、しっかりした製品のようです。マニュアル以外にも沢山の付属品がありますが、中でも嬉しかったのは「保護カバー」ですかね。左:この部品が… 中:コレット基部のカバーを外して… 右:こんな感じに付け替えます。ガラスを切るためにキッチンで水を流しながら切るのですがこのカバーが無ければ服が水浸しになっていたでしょうね。この保護カバーは見た目が Dremel 社の製品にそっくりなので、もしかしたらパーツ類に互換性があるかもしれません。左:中央がバッテリー残量表示でボタン下が回転数表示。 右:5000-30000回転で切替可能。ガラスの他に鉄板も切りましたが最高回転数で使用すればパワーに不足はありませんね。鉄板を切る時にも火花が出るので「保護カバー」の存在は助かりました。左:こんな感じに切って… 右:面取りした後にサンドペーパーと耐水ペーパーで仕上げました。そして2個目の作品がコチラ。まぁ「作品」って程のモノでもありませんが、自分で使う分には我慢できる仕上がりかな。ミニルーターですから対応するカッター類の径が小さいのは使い難さにもつながりますが「お手軽さ」とトレードオフですかね。ネット上にはこの手の製品が多数販売されていますが、パワー的に「8V」の製品が個人が趣味で使う電動工具として丁度良いかなと思いました。ただし、手が小さくて非力な女性の場合は「フレックスシャフト」のようなオプションを使用した方が良いと思うので、多少高くついても対応した製品を選ぶのが正解だと思います。個人的にはセールで安く買えたし、後はバッテリーがどれだけ持つかですね。以前購入した充電式エアダスターは試しに使った後、数か月後に再び使おうと思ったら30秒もせずにバッテリー切れで動かなくなる「ハズレ製品」だったのです。バッテリー交換の出来ない電動工具だと、どうしても内臓バッテリーの「ハズレ製品」を引く可能性があります。安ければ保証も短かったり無かったりします。本製品のバッテリーが本来の寿命どおりに使用できることを願って終わりとします。
2024.04.22
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元々アストロプロダクツの「ホビールーター」を安かった時に「衝動買い」して持っていたのですけど、コレットサイズがΦ2.35mmと互換性が低く、バッテリー電圧も3.6V 600mAhと言う弱さで、もう爪の手入れぐらいにしか使っていませんでした。まぁ、初めて購入したルーターだったので、ルーターの事を理解してなかったのですが、おそらく主な用途はプラモデルの加工等なのでしょう。その後、金属加工用にグラインダー購入を検討した時期もあったのですが、いろいろ調べた結果、普通のルーターかミニルーターでも自分の用途なら大丈夫かなと判断しました。で、今回はガラス瓶の加工がしたくてルーターについてネットで調べて、AC電源タイプと迷ったのですがバッテリー電圧 8V2.0Ah と安価なバッテリー式ではほぼ最強の製品をゲットしました。初挑戦でしたがパワーは期待通りで何とか無事に加工出来ましたし、作業時間についても予想以上に短時間で済みました。実に良いですねぇ、個人的にかなり気に入りました。だいぶ大柄ですがコレット近辺は細く絞った形状なのでギリで「ペン持ち」も出来ます。良い感じの専用ケースの他、付属品も豊富で、予めガラス加工用のダイヤモンドカッターは追加で購入したのですが、それ以外はしばらく追加しなくても大丈夫かな。あ、研磨やクリーニング用にフエルトホイールは追加するかもしれません。ミニルーター本体については、かなり気に入ったので次回に詳細をお知らせしたいと思います。とりあえず、ゲットしたばかりのミニルーターでガラス瓶の加工をしたお話でした。
2024.04.20
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一人暮らしのオジサンにとって Amazon Echo Spot(アレクサ)は今や相棒のような存在です。今回はキッチンスペースに Echo Spot を移設して、メインに Echo Show 5 を追加しようかと検討してみたのですが、その時に発見したのが Echo Spot の専用スタンドです。私が中古で Echo Spot を入手した頃には既に専用スタンドは販売されていなかったのですけど、今回 Echo Show 5 用スタンドとして販売されているのを発見したので購入してみました。中国からの直送で翌日に到着とはいきませんが、それでも予定より1日早く到着しました。元々が Echo Spot はデスクトップでの使用を想定しているのか、少し上向きが標準スタイルなのですが、わがやの設置スペースだと、やや上を向きすぎて少し見難かったのです。コレで時計としての見易さが格段に向上しました。(^^)スタンドに乗せるとこれだけ角度を付ける事が出来ます。スタンドの重量とマグネット接続のおかげで、これだけ上を向ける事が可能です。個人的にはもう少し下向きになると更に良かったですが、おかげで就寝時にベッドから見る事が可能になりました。左:就寝時、ベッド方向に向けて。 右:通常時、PCデスク方向に向けて。私の部屋において、見易さが格段に向上しました。このスタンドが偶然にも我が家のネスプレッソ初代エアロチーノの上にジャストフィットなのも素晴らしい偶然で気に入りました。次回プライムセールで Echo Show 5 を購入する可能性はあるとしても、我が家の Echo Spot はお気に入りだし、専用スタンドで見易さも向上したので壊れるまで使いたいと思います。
2024.04.12
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東京の桜も満開ですね。やっぱり日本人は桜で春を認識するのだと思います。先日、今年の桜を見ることなく父が亡くなりました。自分も来年の桜を観れるかどうかは不明ですが、一日一日を大切に過ごしたいと思います。と言う事で、重い話はココまで。久しぶりに ZV-1 を持ち出して近所の桜を撮ってみました。↓ココから「楽天写真館」経由の画像となります。今回は ZV-1 の「おまかせオート」で撮影後、PCのフリーソフト「縮小専用」でピクセルサイズを縮小しています。他の加工はしていません。最近になって縦位置画像が上手くアップロードできなくなっていたので、今回は「楽天写真館」経由にしたら上手くアップロード出来ました。この ZV-1 は RX100(初代)と比較するとツァイスらしさが薄れて普通っぽい描写ですね。全て夕方に「おまかせオート」で撮影しているのですが、ペンタックスQ7を使えば昼間でもこんな発色になると思います。メーカーの個性ですね。ソニーのコンデジは、ツァイス系のクールな発色でしたが、最近は「α」の影響か、もしくはビデオ部門の影響なのか、ナチュラルな発色に近くなってきたと思います。それでも「花」「料理」「女性」を撮るなら「JPEG撮って出し」だと使いにくいと感じる人も多いかもしれませんが私は嫌いではありません。癖がある位の方が楽しいです。
2024.04.07
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また、新たなネスプレッソ互換カプセルを入手しました。今回購入したのはコチラ。イタリア産の DolceVita の5種類6本セットです。オリジナルと同形状のパッケージは自社のコラボモデルであるスターバックスのカプセル以外ではこの DolceVita と TASOGARE と Mokapresso 位でしょうか。今回はバラエティパックがまだある本製品を購入してみました。画像の上から順に、、、●Deca(Decaffeinato - Decaffeinated / Caffeine less than 0.10%) このパッケージだけネームの部分に追記があり、デカフェ(カフェインレス)のようです。他のパッケージはネームの記載のみで●Gran gusto●Gran Crema●Intenso●Ristretto の5種類で Ristretto が2本入った6本セットを購入しました。お勧めの用途と味わいの違い等がパッケージに記載されています。表記方法は INTENSITY のみ13段階表記で、他の BODY・ROASTING・AROMA は5段階表記。●Deca:INTENSITY 6/13. BODY 3/5. ROASTING 4/5. AROMA 3/5. ほぼカフェインレス。 お勧め用途:ESPRESSO. LUNGO. ●Gran gusto:INTENSITY 7/13. BODY 3/5. ROASTING 4/5. AROMA 5/5. お勧め用途:CAFE CREMA / CAPPUCCINO. ●Gran Crema:INTENSITY 9/13. BODY 4/5. ROASTING 4/5. AROMA 4/5.お勧め用途:LUNGO. CAFE CREMA / CAPPUCCINO.●Intenso:INTENSITY 10/13. BODY 4/5. ROASTING 4/5. AROMA 3/5.お勧め用途:ESPRESSO. LUNGO.●Ristrett:INTENSITY 12/13. BODY 5/5. ROASTING 5/5. AROMA 2/5.お勧め用途:ESPRESSO. と言う事で、●デカフェはエスプレッソかルンゴがお勧め表記で、実際の味わいはエスプレッソだとスッキリ した飲みやすさで、ルンゴだと飲みやすいけど少し酸味が出る感じ。デカフェだから寝る前に エスプレッソで飲みましょうか。そんな感じで悪くないです。●インテンソはルンゴで飲むとブラジル系のスッキリした飲みやすさで、飲んだ後からコクとか 苦みが遅れて来る感じ。トーストやサンドウィッチに合う食事の邪魔をしない飲みやすさ。 エスプレッソで飲むと苦みと酸味のバランスが良くオリジナルのローマっぽいけど後から来る コクと苦みはルンゴで飲んだ時と同じ感じ。エスプレッソだとチーズケーキとかの、ドッシリ したケーキと相性良さそう。バターたっぷりのフィナンシェも良いかな。ケーキやクッキーと 一緒に飲みたい、エスプレッソらしい味わいです。●グラングストはフレーバー系以外では珍しいミルクメニュー専用カプセルです。カプチーノで 頂きましたが確かに美味しい。そのまま飲んでも良いですがシフォンケーキ等のふんわりした ケーキと一緒だと良い感じかな。キャラメルマキアートやモカジャバとか作っても珈琲が負け ない感じがします。何だかもったいないのでミルクメニュー以外では飲んでいません。●グランクレマはルンゴとミルク系メニューがお勧めとなっているカプセルです。グラングスト との比較では、インテンシティが7に対して9、ボディが3に対して4、アロマが5に対して 4となっていて、カザールやダルカンでミルクメニューを作る感じに似ていて、グラングスト との比較では珈琲の苦みでミルクとバランスを作る感じですかね。ルンゴで頂くと某喫茶店の 炭焼き珈琲のような感じで、珈琲らしい苦みがあるのに後味はスッキリって感じでルンゴでも 悪くないのですが、やはりミルクメニューで飲むのが良いかなぁ。●リストレットはエスプレッソで飲むとオリジナルのリストレットにかなり近く、もう少しだけ 強めかな。でもダルカンやカザールほどではありません。朝や昼食後、ガツンと行きたい時に 良い感じ。お勧めに無いルンゴで飲んだら苦みが強調され微妙だったのもオリジナルっぽい。 焙煎が5/5なのも納得の味わいです。ミルクメニュー専用と記載するだけあってとても美味しいです。今回購入した「DolceVita」のカプセルではミルクメニュー専用のグラングストが魅力的な味わいでしたが、残念ながら他のカプセルは凡庸で特に魅力を感じませんでした。ですが、マシンの動作においてはプラカプセルながら安定していて旧機種の「U」等、自動落下式のマシンでも安心して使用できるのはメリットかもしれません。今まで色々な互換カプセルを購入して試してきましたが、このカプセルはとても動作がスムーズでプラ製ですが特に問題を感じませんでした。プラカプセルですが形状が似ている為かマシンの動作はとてもスムーズでした。味わい的には依然試した「TIZIAO BONINI」の100%アラビカ種が美味しかったのですが、アレはカプセルの形状が微妙でした。この「DolceVita」は、私がリピートしている「ROSSO CAFFE」より美味しいと言う評価も目にしましたが「ROSSO CAFFE」でも、アルミカプセルシリーズとの比較だとミルクメニュー専用のグラングスト以外に魅力を感じせんでした。使用している豆の産地等については一切記載がないのでブレンドの比率とでローストで微調整しているのだと思います。確かに「ROSSO CAFFE」のプラカプセルよりは動作が安定している分、良いとは思いますが残念ながら「ROSSO CAFFE」のアルミカプセルシリーズには及ばないと言うのが私の評価です。なので「DolceVita」のリピートは無いですね。
2024.04.07
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フォールディングバイクを含め、完成車のクランク(ボトムブラケット含む)は販売コストのしわ寄せが来る代表的なパーツであり、アップデートで確実な性能アップが可能です。具体的にはコッターレスクランク&スクエアBBをホローテック2または、その類似品である2ピースクランクセットに換装すれば、軽量化、強度アップ、回転性能アップが可能です。ただし、フォールディングバイクの場合、PCD130mmの5アームをセットされている事がほとんどでチェーンリングの互換性を考慮するとシマノのホローテック2は中古以外入手方法がありませんし、他メーカーでも大手メーカーのPCD130mmの5アームは入手困難です。ウチのフォールディングバイク達も ORiBike C8 FLAG のFSAクランク以外はすべて中古品です。SRAMのカーボンクランクはセラミックBBがセットでしたが、他はFSAを含め新品のBBをセットしました。BBはシマノ純正だったり、互換品のセラミックBBだったり、その時の気分で選んでいます。クランク自体が中古でもBBが新品なら無問題ですからね。既に Cannondale のBB30に始まる独自規格がカーボンフレームの登場で加速化し、現在では競技用自転車のBBは圧入式BBが主力となっています。なので金属フレームの完成車に対応したクランク&BBセットを探すのは困難を極めるのですが、それでもホローテック2タイプへの換装は効果的です。4アームのルックスが気にならず、53T 以上の歯数が不要ならば、現行モデルでも良いですがルックスも重要な性能ですよね。個人的には、現行モデルの「Birdy R」のクランクセットがロゴも目立たないしパーツとして入手可能ならば「良い選択肢」だと思います。国産では Caracle がパーツでクランクセットを販売していますが Caracle の入手経路自体が少ないのが問題ですかね。他にもネット購入なら Amazon で上記クランクセットのベースと思われるクランクセットが入手可能です。このように、ショップでの入手は困難ですが、換装して間違いなく効果のあるパーツなので、愛車のグレードアップを考えているのなら検討してみては如何でしょうか。私はコンディションの良い中古を入手しましたが、デッドストックのカーボンクランクが見つかれば性能的には最高です。でも FC-5600(105)でも性能アップは間違いありません。
2024.04.05
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気づいたら何時の間にか愛車の1台である 5Links2 が 5Links2.5 へアップデートされていました。ラインアップも 161/165/169 から 161/167/169 へと変更されていて所有する内装変速モデルの165 が販売終了となっています。メーカーHPで確認する限り、変更箇所は主にバックフォーク(後ろ三角)に集約されています。シートステーがストレートになり、エンドが逆爪エンドになりました。エンド自体が大型化されて三角と言うより四角っぽいかも。塗装も単色のみになりました。タイヤも KENDA 16 x 1.25 ⇒ オリジナル 16 x 1.50 になり、スポーツ志向は薄れコンフォート志向に傾いたように思います。主力モデルは比較的安価な 167 ですね。パーツとして入手困難なSHIMANO CAPREO 搭載の 169 より、安価なパーツ構成ですが 167 が無難だと思いますが、個人的には内装変速の 165 が一番コンセプトにマッチしていたと思います。正直な話をすれば「進化」と言うより「合理化(コストダウン)」な気がします。メーカーHPによれば「走行安定性を向上させるようにジオメトリを変更。」と記載されているのも、試乗しないと判りませんが、タイヤサイズの変更による部分が大きいと思います。今回の 5Links2.5 167 はコストパフォーマンスに優れたお買い得な車体だと思います。ブルーメタリックの塗装も奇麗ですし買い換えようとは思いませんが悪い選択ではないです。でも状態の良い 5Links2 を中古で発見出来ればその方が良いような気もするし、個人的には塗装も2トーンカラーで気合が入っていた 5Links2 165 を手に入れる事が出来て良かったです。
2024.03.30
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やはり思い入れのある機種は特別なんでしょうか。RX100(初代)の稼働率が非常に高いです。初期のツァイスらしい発色も好みだし RX100 シリーズで一番コンパクトなボディも良いです。手持ちの RICHO Caplio 用本革ケースもジャストフィットで持ち出し易いというのもあるかな。自家製グリップも見た目はアレですが私にとっては使い易いのです。もちろん SmollRig のグリップを付けた ZV-1 の方が持ち易いのですが、やはり大きさの違いは持ち出す時に気になります。ケースに入れた状態で一回り違うのですよね。確実に写真を撮るならこの程度の大きさの違いは気にならないというか、換算24mmが使える ZV-1 となるのですが「一応持って行こうかな」くらいの気分だとコンパクトな RX100(初代)になります。と言う事で RX100(初代)の稼働率が一番だったりするのですよね。やはり私にとってコンデジは「小さいは正義」なんだと思います。そういう意味では XF1 が修理不能となったのは本当に残念ですし、Canon PowerShot G9 X Mark IIが販売終了したのも残念でなりません。
2024.03.27
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以前、近所のリサイクルショップでシャープのコードレス掃除機(EC-SX310)を購入したのですが、コレを母親が気に入ったので譲ることにして、自分用にタイトルの EC-SX210 を追加購入しました。今回は近所のリサイクルショップには無かったのでヤフオクで購入しました。金額も前回購入時より高くなりましたが、それでも1万円以下で予備バッテリー付きで購入出来たので良しとします。SX310は上品なシャンパンゴールドでしたが SX-200 はブルーメタリックです。重量バランス的に SX310 の方が軽く感じられるのでそちらを母親に譲り、自分で使う分には重量バランスはあまり気にならなかったので追加購入した SX200 を自分用としました。色味もブルーメタリックでオジサンが使うには良い感じですしね。それにしても、バッテリー交換式のコードレス掃除機は掃除が簡単で良いです。(^^)集塵力は SX310 と比較すると、より古いモデルなので若干劣りますが我が家は床がフローリングとかゴムマットなので、さほど問題にはなりません。バッテリーの互換性もあるし今回もまずまず良い買い物が出来たと思います。
2024.03.27
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今回は VENTANA Mable Peak を手放してキッチンが広くなったし、この部屋に住んでそれなりの時をすごしたし、何より自宅待機の時間がこれまで以上に長くなってきたので模様替えをする事にしました。まぁ、Amazon の「新生活応援セール」に便乗したってのもあります。(^^;使用したのはEVA素材のトレーニングマットとラグ素材のキッチンカーペットとポリ塩化ビニルのキッチンマット、です。まず、EVA素材のトレーニングマットを床に敷き詰めました。カーペットやマット下の足りない部分は梱包材の段ボールで厚みを合わせています。近所の飲食店が閉店して棚板等の廃材が出ていたので、それを利用して冷蔵庫の上に置いてある電子レンジの更に上に置く棚も作りました。手元にある材料で作ったので「やっつけ感」が半端ないですが、まぁ実用には十分です。
2024.03.27
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もう10年以上車検切れで税金だけ払っていたのですが、覚悟を決めて手放しました。思えば、このバイクは以前友人が所有していたモノを譲り受けたのですが、その理油が当時「車かバイク」どちらかを選ぶ事になり車を選んだのですが、その後、バイクに乗る夢を見るようになり、友人が乗らなくなったこの車両を譲り受けたのでした。思い出深いバイクは、初めて所有した大型バイクの「Kawasaki GPZ900R A7」や「B型保存会」で楽しんだり、某有名チームのツーリングに参加させてもらった「Kawasaki ZX-9R B型」ですが、この「DUCATI SS900ie」で浜通りから猪苗代湖経由の福島縦断ソロツーリングしたのも楽しい思い出です。60歳過ぎて癌になって抗癌剤治療を続けているし、今後どうしてもバイクに乗りたくなった時は、レンタルバイクで250ccにでも乗ろうと思います。
2024.03.14
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ドルチェグストやネスプレッソで飲むミルクメニューを目視でも楽しむために、耐熱ガラス製のカップを新たに入手しました。ネスプレッソ純正のルンゴカップなら耐熱ガラス製のを既に所有していたのですが、ドルチェグストのスタバ印ミルクメニューの容量が多いので、大きめカップの追加です。サクラストロベリーラテ(季節限定カプセル)この手のメニューはスタバ店舗では普通に飲めるし人気もありますね。若干割高にはなりますが、独自のミルクメニューが自宅で手軽に楽しめるのはミルクカプセルを併用するドルチェグストの特徴です。キャラメルマキアート(定番カプセル)ドルチェグストのスタバメニューでキャラメルマキアートは定番メニューだと思うのですが、やはり耐熱ガラスのカップで目視でも楽しめるのは良いです。それにミルクカプセルに既にキャラメル味が追加されているので簡単で美味しいのです。やはり、ミルクメニューはボリュームたっぷりで味わうのが良いですね。買って良かったです。
2024.03.14
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いやぁ、驚きました。ヨドバシカメラの売れ筋ベスト10にキヤノンが入っていません。■第1位 ソニー α7C II ボディ シルバー | ブラック■第2位 ニコン Z f 40mm f/2 (SE) レンズキット■第3位 ソニー α7C II ズームレンズキット シルバー | ブラック■第4位 OM SYSTEM OM-1 Mark II ボディ■第5位 ニコン Z 8 ボディ■第6位 ソニー α7 IV ボディ■第7位 ソニー α7R V ボディ■第8位 ニコン Z 50 ダブルズームキット■第9位 ソニー FX3 ボディ■第10位 ニコン Z fc 16-50 VR SL レンズキット シルバー | ブラック5件入ったソニーが相変わらず強いですが、4件入ったニコンの復調は本物ですね。何より aps-c の「Z fc」が10位とはいえ入ったのが素晴らしい。私も Z fc + 28mm f/2.8(Special Edition)は素敵だと思います。また「OM-1 Mark II」が4位に入ったのは m4/3 ユーザーとして嬉しいです。また9位に動画専用機の「FX3」が入っているのがソニーの戦略が成功している表れであり、メーカー各社は今後の新機種開発が悩ましい事でしょう。パナソニックはフルサイズと m4/3 でパイを分け合ってしまい、新規ユーザーは予想通りには増えなかったようですね。今後はフルサイズはライカとシグマに任せ m4/3 で堅実に行って欲しいと願っています。個人的には富士フィルムに頑張って欲しいですが、メインが APS-C と言うのはユーザー受けが悪いのでしょうか。。。今更難しいとは思いますが、富士フィルムも m4/3 陣営に入ってくれませんかねぇ。そうなれば m4/3 陣営も盤石になるですけどねぇ。キヤノンは APS-C が独自規格なので「Kiss」のネームバリューだけではもう無理でしょうね。とは言えキヤノンが m4/3 陣営に下る事は考えられないのでフルサイズで頑張るのでしょう。今回9位に動画専用機ともいえる「FX3」が入った事で、動画フォーマットに強みのある m4/3 は APS-C よりもメインストリームとしての素質があると愚考します。フルサイズとマウントを共用するソニーとニコンは別として、富士フィルムとキヤノンが APS-C を捨て m4/3 陣営に参入すれば面白い事になると思うのですけどねぇ。まぁ、現時点で APS-C と m4/3 が1件とは言えベスト10に入ったのは嬉しいです。オーバースペックな35mmフルサイズセンサーがメインの座から駆逐される日を心待ちにしていますが、私が生きてる間に実現するのは無理でしょうね。。。
2024.03.10
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我が家の Cannondale Synapse(2006)ですが、初めからコンパクトクランクの FC-700 は組んでいますがスプロケットは強気の 11-23T(CS-7800)にしていました。この組み合わせでもチーム光風で出場した筑波8耐くらいまでは良かったのですが、50歳を超えた辺りから登りが厳しくなってきたので、ホイール(WH-6700)を流用して 11-32T(11s) の105(R7000GSセット)への組み替えを検討していたのですが、乗る機会も減っているし「触覚アウター」の「親指ブレーキ」も好きなので、以前友人から譲り受けた手持ちの 12-25(CS-5500)へ組み替える事にしました。105のスプロケットはデュラと違って「ピカピカ」ですねぇ。小径車はタイヤ周長が短いのでワイドレンジなスプロケットを積極的に使用してフロントシングルでギアレシオをカバーしていますが 700c ロードはやはりクロスレシオが好きです。それに 12-25T ならチェーン変えなくてもギリで大丈夫ですし。本当は RD-7800 が対応する 12-27T にしたいところですが、それだとチェーンも変えないと厳しいですが CH-7800 はもう入手できませんし 12-27T のスプロケットも持ってませんから。まぁ「23区内のチョイ乗り」程度なら105の 12-25T で何とかなるでしょう。とは言え、どこかで程度の良い中古かデッドストックの78デュラか66アルテの 12-25T が見つかれば欲しいですねぇ。チェーンも入手可能なら 12-27T も気になりますが、まずはこのセットで走ってからですかね。一気に 100g くらい重くなりましたが、既に「主力機」ではないので、こんなものかな。
2024.03.04
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先日、楽天でまとめ買いをしたドルチェグストの季節限定スターバックス カプセルである「サクラストロベリーラテ」ですがガラス製カップだと奇麗ですし、味もなかなかに美味しかったです。味の方は「サクラフレーバーなイチゴミルク」+「珈琲」って感じで「サクラフレーバー」がなんとも良い感じで、ドルチェグストの「スタバ再現度」はなかなかのものだと思います。柄付きカップで判り難いけど6層になっていて奇麗です。耐熱ガラスのクリアなカップに淹れると見た目も奇麗で更に良いです。でもルンゴカップだと溢れてしまいますからご注意ください。このカップはルンゴより少しだけ大きいのですが、それでもミルクだけでいっぱいになってしまったので、その状態からミルクだけ少し飲んでから珈琲を淹れました。よし、耐熱ガラス製の少し大きめのカップ(250cc)を買いましょう。まだ、キャラメルマキアートもありますし、ミルクメニューは耐熱ガラス製のカップで飲む方が楽しいですからねぇ。イメージは「ひな祭り」って感じですがオッサンが飲んでも美味しかったです。でも、珈琲飲みたい時に飲むものではないですね。まぁ、スタバの飲み物は珈琲ベースでも珈琲にあらずって感じですからスタバらしい飲み物だと思います。一手間かかりますが、カップに淹れた状態で冷蔵庫で冷やしてアイスで飲んでも良いかも。
2024.03.04
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今まで見た事のない互換カプセルを発見したので購入してみました。今回の互換カプセルは「made in italy」の「TIZIAO BONINI」で、100%アラビカ種の「Seta」と「ESPRESSO CLASSICO」と言う互換カプセルです。10カプセル入り3箱ずつの6箱セットを購入しました。安価な互換カプセルにありがちな抽出面のみアルミの樹脂製カプセルでした。互換カプセルとしての作りはあまり良くなくて、セットする時に収まりが悪くて気を使いますので万人向けとは言えません。抽出後もカプセルが落下しなかったりするし。おそらく「U」のような自動タイプでは使用できないと思います。まず「Seta」ですがルンゴで飲むとスッキリした味わいですがモカよりはキリマンに近い感じがします。もしくは焙煎深めのモカかな。シフォンケーキとか、ドーナツならオールドファッションとかサーターアンダギーとかが合うかな。それなりに上品な味なので紅茶の置き換えに良いかもしれませんが、個人的には少し物足りないかも。エスプレッソで飲むと香りが良いし純正の「ローマ」っぽいですかね。100%アラビカ種らしいストレートでそれなりに鮮烈な豆の味わいですが良質と言うほどではなく普通です。「ローマ」より酸味があるけど嫌な酸味ではないのでそれなりに美味しいです。好きな人には「刺さる珈琲」だと思います。イメージは午前中に飲みたい珈琲かな。次に「ESPRESSO CLASSICO」ですが、これはルンゴで飲んでもドトールとかスタバとかエクセルシオールなんかと同等かそれ以上ではありますが純正以下かなぁ。まぁ、最近は純正も味が落ちて来た感があるので悪くないと思います。普通にマシンで淹れた、それなりに美味しい珈琲って感じですかね。結構好きです。コレはルンゴで飲んでも良い感じです。エスプレッソで飲むと香りは「Seta」ほど素敵ではありませんがバランスが良くて美味しいです。純正だと最近のアルペジオが近いかな。普通に美味しいけど、どちらかと言えばルンゴでも美味しく飲めるのでその方が好みかな。トータルでカプセルの出来は最悪ですが味は好みにもよりますが良いと思います。特に「Seta」は味だけなら純正の「限定モデル並み」のクオリティがあるかも。ただし100%ストレートのアラビカ種なので好みは判れると思います。個人的には個性的な味わいで嫌いではないです。対する「ESPRESSO CLASSICO」は万人向けって感じですかね。ルンゴでもエスプレッソでもそれなりに美味しく飲めます。でもカプセルの出来が悪いので残念ですがリピートは無しかなぁ。
2024.02.25
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自転車用バッテリーライトの定番 CATEYE VOLT400/800 が「NEO」にモデルチェンジしました。待望の「USB-C」と「配光パターンの見直し」にバッテリーの大容量化で VOLT800neo は新たなロングライドの定番モデルになるだろうし VOLT400neo もベストセラーモデルになるでしょうね。ですが手持ちの VOLT300/400 を買い替えるかと言われると、バッテリー交換式で予備バッテリーもあるのでポンと1万円出して VOLT400neo を買う気にはなりません。だって壊れてないし。。。まぁ、バッテリーの互換性が保たれたので、今後、新たに買うなら VOLT400neo 一択なのは間違いありません。でも中古の VOLT400/800 が市場に安価で出回るなら、それも捨てがたいかも。。。ですが、旧 VOLT シリーズは配光パターンに問題があって市街地では少し使いにくいライトだったりしたのは周知の事実ですよね。で、それを改善する「バイザー」も販売されていたりします。自分でもライトの前面にテープを貼って配光パターンを制限したりしていたのですが、市販のバイザーを参考に自作してみる事にしました。自転車用バッテリーライトは複数所有していますが、新型 VOLT400/800neo の登場に触発され、改めて旧 VOLT 300/400 をメインのバッテリーライトにする事にしたのです。で、今回のバイザーの元になるのが「コレ」です。この形が丁度良さそうな雰囲気なんですよね。これにパーマセルテープと内側には反射用アルミテープを貼って形を整えて、両面テープとタイラップで固定した姿がコチラ。個体差はあるけど、まずまずの出来かな。市販のシリコン製よりスッキリ仕上がりました。左が VOLT400、右が VOLT300 のバイザー付での配光パターン。左の VOLT400 の配光パターンは我ながら完璧ですねぇ。バイザー内側のアルミテープで光軸の更に下側に光が拡散しているので、ハンドルマウントなら「前輪付近」も明るくなります。右の VOLT300 も同じように作ったつもりなのですが、元の配光パターンの違いからか、左右への配光が少し弱いけど町中なら十分ですかね。判っていた事ですが、絶対的な光量に大きな違いは感じられませんが照射範囲の違いこそが VOLT300 と 400 の違いなのですね。だからこそバイザー無しだと VOLT400 でさえ対向車からパッシングされたりするのですけどね。特に VOLT400 は予想以上に良い塩梅に貼光パターンが制御できたので、無事に常用ライトとして今後も活躍してもらう事になりそうです。良きかな良きかな。(^^)
2024.02.25
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一昨年に購入したUSB加湿器が壊れたので型落ちで安かった、大きめの加湿器を買いました。アイリスオーヤマ UTK-230 ってヤツです。本当に加湿のみの非常にシンプルなタイプで、今時の加湿器のような「小技」はありませんが水が沢山入るのがメリットかなぁ。ウチは室内で普通に煙草を吸うのですが部屋が煙草臭いのは嫌なので換気には非常に気を使っています。その分、空気の乾燥する冬場は加湿器付けっぱなし(梅雨時は除湿器付けっぱなし)なので大型にして良かったと思います。一昨年から使い始めた加湿器ですが花粉症や慢性鼻炎にも効果があるように思います。本当に今時のデジタルガジェットには助けられています。
2024.02.21
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ウチで珈琲を淹れる器具はペーパードリップ、サイフォン(大・小)、珈琲メーカー(ペーパーフィルター)、ミル内臓珈琲メーカー(ステンレスフィルター)、ドルチェグスト、ネスプレッソ、です。で、ドルチェグストの役割は主にミルクメニューで、今回は楽天でまとめ買いしました。季節限定の「サクラストロベリーラテ」に興味津々です。私にとって「スタバ」は「色物珈琲」なので「キャラメルマキアート」が定番です。2カプセルのミルクメニューは純正含めどれもそれなりに美味しいですが、キャラメルシロップを別途購入しなくて良いのが楽ちん。季節限定の「サクラストロベリーラテ」は「いちごみるく」かなぁ。純正の「カフェオレ」や「フラットホワイト」はインスタント珈琲よりは美味しいってレベルですが1カプセルなのでお得感があるし手間無しでミルクメニューが楽しめるのが嬉しい。チョコシロップを足してカフェモカにするのも楽しいです。って事で、ウチのドルチェグストはミルクメニュー専用機って感じですかね。牛乳の管理をしなくて済むので良いですよ。
2024.02.21
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このフレームは、まだアメリカのハウスメーカー製MTBがメジャーだった1990年代の逸品で、既に閉店してしまった「サイクランド光風」の永井さんが、直接アメリカのショーで買い付けたらしいのですが日本では VENTANA はそれほど話題にならず、忘年会の景品になったようです。私と「VENTANA Mable Peak」の出会いは、友人の友人宅へ、友人とスキーの迎えに行った時、納屋(空きスペースでスキー板のチューンアップとか色々やる)で、お茶をご馳走になりながら何気に納屋の中を見ていた時、埃を被ったフレームを発見したのです。友人に事情を確認したところ「当たった時は嬉しかったけど、もうMTBは気に入ったのが在るからコレは組まない」との事。だったら「俺が組んで乗ってやるぜ」と思い、スキーを教える代わりに譲り受けたのです。まぁ、普通の人はMTBを既に1台所有していたら、景品でフレーム貰っても新たに自転車組みませんよねぇって話です。処置に困っていたらしく、喜んで譲ってくれました。私は「HANDMADE IN USA」な「cannondale」大好きな人ですので、この「MADE IN USA」なフレームも一目で気に入りました。丁度 cannondale DELTA V2000 を手放して、MTBを持って無かったのでタイミング的にも良かったのです。んで普通に組んでも面白くないので「SHIMANO OTUSIDE」として SLAM を中心に組みました。思えば里山ライドを最後に共にしたのもコイツでした。里山ライドは「今は亡き友人」と出かけていたので、もう出かけることも無いでしょう。あぁ少し、しんみりしてしまいました。一度だけ里山を走らせた後、ヘッドショックな「cannondale F400」を組む為に部品を剝ぐられ、一時は「ROCK SHOX」だけをセットした状態で「壁の花」になっていました。その後「cannondale F400」が「DAHON Horize」と入れ替わりで去っていき、再び復活を遂げたのですが、その時には既に里山のシングルトラックでMTBが走れる場所がほぼ失われてしまっていて、止む無く「パパチャリ」へと進化(退化)させました。このフレームは、モノシートステイとモノチェーンステイを組み合わせる事で、バックフォークの「しなやかさ」を生み出していて、当時のアルミフレームとしては比較的穏やかな乗り心地を提供してくれるので「待ち乗りお買い物自転車」へと変身させたのです。本当は、軽量化の為にフロントフォークをリジットにしたかったですが、今時1インチのアヘッドフォークなんてオーダーしないと存在しません。フル装備で重量は軽くないですが、ハードテイルなのでそれなりに良く走ります。現在のコンポは cannondale F400 時代の名残で3x9s時代のSLXメインですが、里山ライドを引退した後、フレーム単体で部屋に飾っていたのを手持ち部品で再組立したので、かなり雑多な構成になっています。まぁ、コストをかけずに街乗りの利便性を追求した結果とも言えます。アピールポイントは「バンブーフェンダー」でしょうか。本物の「竹」を使って作られた泥除けでかなりの「お気に入り」でした。パパチャリっぽいハンドルバーは φ25.4 の一般的なモノですが、実はステムのハンドルクランプが φ26.0 なので力を入れると動いてしまいますので、カラーを入れて対応しました。フロントフォークの ROCK SHOX と、RメカとクランクのSLXは新品を購入しましたが、他のパーツは光風さんを始めとした馴染のショップで在庫処分だったパーツと、自宅や友人宅で余っていたパーツで組みました。あぁ、LEDダイナモライトとWレッグセンタースタンドも「パパチャリ化」の為に、新品を購入しています。部分的に日焼けしたピンクのタイヤとか、ブルーベースでマーブルカラーの細身リムとか、妙に長いステムとか、バンブーフェンダー(ロード用をヒートガンで曲げ治した)は、在庫処分品です。ハブはF400の時に組み替えたディスクブレーキ対応XTですし、チェーンガードも無理やり付けたしで、パーツに一体感はありませんが、割と気に入っていました。そしてこの VENTANA Mable Peak と Tartaruga Type SPORT には TOPEAK MTX 対応になっています。タイヤが大きいので高さのある tern DRY GOODS BAG のようなバッグは付きません。今は共用装備として MTX TRUNKBAG EX を持っていますが、最終的には着脱してカーゴになるTROLLEYTOTE FOLDING MTX REAR BASKET が欲しいなと思っていました。ですが所有する自転車も多いですし、手放すならコレかなとも思っています。と言う事で部屋を少し広く使いたくなったので先日手放してしまいました。今回は「バイチャリ中目黒店」でお世話になりました。以前は「サイクリー」を愛用していたのですが、近くの店舗が全て閉店してしまったのです。バイチャリさんでも何点かパーツ類を購入していたのですが、今回はなかなか良い価格で買取していただきましたので満足です。これで「サイクランド光風」さんにまつわる自転車は無くなってしまいましたが、最後の頃にはあまり店舗にも出向いていなかったので、これも時代の流れと言う事ですかね。私の自転車歴で言えば、●折り畳み自転車(MIYATA Jigzag)小学生。同級生の自転車さんで購入。●ランドナー(MIYTA ジュネス⇒オーダーランドナー)中学生。サイクランド光風デビュー。●ロード(栗田サイクル メビウス⇒MIYATA アルフレックス)高校生。「光風」の常連に。●MTB(ロックダジュール⇒Cannondale V1500⇒V2000)専門学校時代「光風」でバイト。ロード(Cannondale Synapse)以降社会人。「光風」卒業。主にサイクリーで買い始める。●MTB(VENTANA Mable Peak⇒Cannondale F400)「光風」で仕上げた最後の自転車。●パパチャリ(VENTANA Mable Peak)フォールディング(DAHON Horize、5Linkus2 165、Tartaruga Type S、ORiBike C8 Flag)現在でも手元にあるのは●のついていないロードとフォールディングですが Tartaruga Type Sも乗らなくなってきたので手放すかもしれません。
2024.02.18
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今年は寒さが厳しいですねぇ。雪も多いみたいだし、人生最後?のスキーに行きたかったのですが抗癌剤の影響で両足の親指爪がダメになってスキーブーツが履けなくて断念しました。スキーは自転車と同じで一度(上級レベルで)乗れるようになれば生涯スポーツとして楽しめるのですが、スキーブーツが履けなくなっては流石に無理です。残念だなぁ。。。って事で、引き籠り生活を満喫していますが、PCデスクの足元が寒いのでパネルヒーターで簡易コタツ化してみました。そろそろシーズンも終わりで安く買えて良かったです。実は年末から狙っていたのですが、2月に入り価格も安くなってきたので思い切って購入してみましたが大正解でした。フワフワのフリースっぽい毛布が付属して本当に気分は「掘り炬燵」です。生まれて初めて「掘り炬燵」を体験したのは父親の知人宅でした。それ以来「掘り炬燵」は密かにあこがれの暖房器具だったりしました。PCデスク下のパネルヒーターは所詮「なんちゃって掘り炬燵」ですが、個人的な満足度は非常に高いです。ウチはメインの暖房がガスファンヒーターでエアコンは急速に室内全体を温めたい時に併用するだけだったのですが、パネルヒーターを導入した事でガスファンヒーターの使用時間も激減しそうです。先日導入したヒーター内蔵スリッパもそうですが、この10年での暖房器具や防寒着の進化は凄いですねぇ。温かいだけでなく暖房費も節約できるのが素晴らしいです。子供の頃に夢見た「未来」とは全く異なりますが、子供の頃には想像さえ出来なったデジタルガジェットに囲まれて生活しているのだなぁ…と改めて感じるパネルヒーター導入なのでした。
2024.02.13
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