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2021.10.15
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テーマ: 読書(8199)
カテゴリ: 本日読了
2021/10/14/木曜日/曇りのち晴


〈DATA〉
講談社/2021年7月5日出版
小林エリカ 著/川名潤 装丁

〈私的読書メーター〉
〈ホームズに同名作があるんですね。著者ご両親は共訳全集もある有名なシャーロキアン。お父様は精神科医でエスペランティスト。本作は四人姉妹の末娘リブロ=著者、の成長を育んだ家族史であり、同時に父亡き後10年に起きた東北大震災、原発事故、コロナと苦難続きの日本現代史の同心円も広がる。文章が驚くほど平易なのは技か持ち味か。短編「交霊」は興味深い。「降神z」で得た霊たちとの会話をクラウド保存していた母が死に、いま悪阻に苦しむ娘がそれを聴く。キュリー夫人に殆ど憑依していた名もなき女の、そのモノガタリを。〉

コナン・ドイルがその晩年、心霊現象に惹きつけられたのは弟と息子の死が大きな要因になったことだろう。しかし当時の欧州は心霊大ブーム、マダムブラバッキーなどいわゆる霊能力者が縦横に活躍した時代でもあった。

永遠不滅の霊魂の存在を信じることは欧州の伝統的宗教の考えからは外れるが、ダーウィン進化論などに啓蒙された当時の科学的思考とは相性が良かったのかもしれない。

奇行にも思えるドイルの振舞いには個人的時代的背景があった。著者は、短編「降霊」の中で、その行為を日本に暮らす私たちの等身大の世界に折り畳んで、非常に上手く落とし込んでいると感じた。



バリツなる日本武術を

私も実はこのライヘンバッハの滝に、たまたま10年位前にケーブルカーに乗って行ったことがある。シャーロックモリアーティの闘いの板絵みたいなものが設置されていたと記憶するが、果たして今は?





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最終更新日  2021.10.15 21:55:50
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