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2021.10.20
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テーマ: 読書(8199)
カテゴリ: 本日読了
2021/10/18/月曜日/いきなり晩秋の晴


〈DATA〉
講談社/乗代雄介
初出 本物の読書家 「群像」2016年9月
   未熟な同感者  「群像」2017年7月

〈私的読書メーター〉
〈常磐線車両内が物語の主要舞台。大叔父を高萩駅最寄りの老人施設に送り届けるべく指名された私。親戚の噂ではこの大叔父、若い頃に川端康成から手紙を貰ったらしい。この道行で開陳されるかも、と私の期待も膨らむ。そこへ関西弁の男が隣り合わせる。男の、小説や作家への知識が半端でない事が分かるに連れ、大叔父の秘密は徐々に明かされる。折々にフローベルやフォークナー、太宰や川端、夏目に二葉亭、サリンジャーなどの作品や言動が挿話され常磐線のリニアに唐草模様が自在に絡む印象の文章論の一面も。他に「未熟な同感者」含む。〉

中学生の時にたぶん母がジュニア小説集を私に買ったのだが、川端康成の『乙女の港』にすっかり惹かれて何度読んだかしれない。
随分時間が過ぎてこれが女流作家のオリジナルをリライトしたものと知り、軽い裏切り感を覚えたものだった。私の記憶は何処かで捏造されて、それは野上彌生子作品と思い込んでいたのがこの本によって中里恒子と修正された。よかった。



ところで著者は社会学部で何の勉強をしたんだろうか?





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最終更新日  2021.10.20 19:51:24
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