あむ日よむ日あくる日

あむ日よむ日あくる日

PR

プロフィール

天然風

天然風

カレンダー

コメント新着

天然風 @ Re[1]:道に拾う(07/17) りぃー子さんへ なかなかスムーズにお返…
天然風 @ Re[1]:トライアングルモチーフバッグ完成(07/19) りぃー子さんへ お返事に気づかずすみま…
りぃー子 @ Re:トライアングルモチーフバッグ完成(07/19) わー!素敵なバッグです。 しかも、重みが…
りぃー子 @ Re:道に拾う(07/17) こんにちは、モグラの子、今まで二度ほど…
天然風 @ Re[1]:旧朝倉家住宅(02/20) 富久道義さんへ いつもありがとうございま…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2021.11.13
XML
テーマ: 読書(8198)
カテゴリ: 本日読了
2021/11/12/金曜日/晴

〈DATA〉
講談社/鎌田浩毅
ブルーバックス B-2002
2017年3月13日第2刷

〈私的読書メーター〉
〈未発なのに既に名付けられている震災がある。それが西日本大震災と呼ばれるもの。百年周期、かつ三拍子の強弱。甚大な被害は3回に一度あり2035〜38年頃がそれに当たるという。東南海、東海、南海が連動するのではないかと予測されている。三連動地震が起きた場合の日本経済リスクは千年に一度規模の東北大震災をはるかに上回るだろう。そんな列島、時代に自分は生きている。今日のコロナ、明日の地震。否、千年周期は白頭山噴火も共振するか。津波、倒壊、火事は凌ど噴火に術なし。プレートとプラームのテクトニクス、溶解金属の極移動、学習〉

ニュースや報道で地震解説の折にはよく耳にするプレート。内実がよく分からないまま、とにかく日本列島にはこの四つのせめぎ合いがあるせいで地震が多発する、という理解だった。



しかもプレート水平移動だけでなく、プルームテクトニクスの上下の移動が熱と質量、水によってなされる。その際の熱移動で地球の外核液体金属を流動させ、地磁気の方向も強さも過去に頻繁に起きていた。

それを戦前発見したのが松山教授であった。当時、日本の地質学地学研究は石油などの資源がらみで各国しのぎを削る中、トップランナーに加わっていた、など地政学も絡めて、地学の現場主義、本物主義、長尺な視野を述べつつ、災害をいかに減じるか、といった人命に関わる学問でもあるのだ。

そして著者はいう。
高校での学びでは数学は17世紀、化学は19世紀、物理と生物は其々20世紀前半と後半。これに対して地学は正に今世紀発見の学を教える教科である、と。

これは刺激されますねー来たれ自然科学に好奇心強き若人よ、地学の門を叩け!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.11.13 09:56:46
コメントを書く
[本日読了] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: