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2022.07.03
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テーマ: 四国旅行(150)
カテゴリ: 旅日記
二泊三日の四国旅の続きがようやく…

2022/06/18-19

6/19  愛媛、愛南町から内子の宿、内子座へ、の巻

足摺岬から内子へ海沿いをよろよろ行く。昨日に続き雨の予想が外れて嬉しい。

足摺岬の付け根の西側、宇和海の竜串にある観光情報センターで休憩と情報収集。


ここでもう少し時間が欲しかったのだけど、足摺岬や竜宮神社でゆっくり過ごしてしまい、文字通り「見残し」となる。



ジオパークの学びをさらっとして、もし夏な来れたらどうしても滑床渓谷に行きたい。これは愛媛県松野町にあるようだけど、四万十川上流地域でもあるみたい。

お昼には吉村昭が何度も訪れた宇和島で鯛めし!と考えたのだが、計算では2時頃着となってしまう。

さて、道の駅でもと思いながら宿毛市内を通り過ぎるとGoogleで愛南町漁業市場食堂なる所がヒットする。




率直に言ってカツオタタキは高知の食べ方が遥かに洗練されているし、カツオ自体の力強さ爽やかさがまるで異なる。

何も愛媛でカツオを食べることは無い。鯛を食べれば良いのだ!見た目も麗しく素晴らしく美味しい鯛だった。

魚って似たような海にいながら土地土地でどうしてこうも味が変わるのか?明石の鯛、宇和海の鯛、甲乙つけ難い。

腹ペコさんには鯛めし丼と鯛のお刺身、ふかうらの鯛。


さて、お腹もくちい。これでデザートでもあれば最高だけどとにかく内子に急ぐ。大洲辺りで海から離れて内陸、川沿いにひた走る。

南予、西予は江戸時代には宇和島藩、大洲藩とそれぞれ独立していた。内子は大江健三郎のお陰で知ったクチですが、江戸末期から明治期に木蝋で大バブルの夢の如き時代があった面影が残る、しっとりした街らしい。

宿泊先名である くら を探して

そして後から分かるのだけど、くら は上芳賀邸のお屋敷内のカフェなのだった。

大きな蔵を2グループで使うメゾネットスタイル。豪華2食付きのサライさんよりも素泊まりだけど、お高い。高知空港で拾い松山空港で捨てたレンタカー代金とほぼ同じ。


こんな宿は本当はお部屋の中でゴロゴロして読書に耽りたいんだけど。

お風呂も夜と朝と2回使いたかったなあ、明るい時に入りたいお風呂なんですけど。あー弾丸向きではないお宿でございます。




連れが内子座が閉館時間近い、と煩い。へいへい、出かけましょうぞ。観光案内所でパンフレットを仕入れる。うーむ、充実しております。

↑右側、元警察署の建物がビジターセンターに。保存地区外も古い建物がよく保存されている。戦災自然災害共に免れた証。



ビジターセンターの先を右手に曲がり、少し進むと左手に

立派な、時代がかった建物が。

館内ではガイドさんの説明を聞くことができる。


舞台の下を縦横に走り回り、セリや廻り舞台は人力仕掛け。この地下の空間、基礎石組?がとても魅力的だった。

これが町民有志によって作られたのだから往時の繁栄や如何に。確か来年には耐震工事の為に長く閉館されるとの事だ。

保存地区に戻り端から端まで歩いても10版ほどだろうか。やけに凝った造りのお屋敷がある。これが当地区のお大尽、本芳我家(ほんはがけ)旧住居らしい。

街並みは明日ゆっくり見ることにして、今夜のドイツ料理店の予約時間までまだ時間に余裕がある。

道を先に進むと立派なお寺が。門をくぐると住職さんと出くわして色々と説明を頂いた。曹洞宗の高昌寺という。



お話によると今の山口辺りから弘法大師を慕いその足跡を辿ろうと四国にやって来たお坊さんがいた。有難いお話を聞かせてほしいと村の者たちが集まり、やがて浄久寺が創建され、これが曽根城主の菩提寺として現在の姿に発展したそうだ。

案内書きには室町から40代続いた住職の名が記され、廃仏毀釈後も地域の精神的カナメだったことが伺える。

写真を撮り損ねたけれど、白大理石のふっくらとした大きな涅槃仏がある。毎年3月15日に涅槃まつりが催されるとのこと。

夕飯はここでしか飲めない何とかというドイツビアのあるお店へ。若い?ドイツ人青年がお母さんの味を再現してます。ザワークラウト美味しかったなあ。





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最終更新日  2022.07.18 09:14:31
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