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2022.09.09
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テーマ: 読書(8199)
カテゴリ: 本日読了
2022/09/01/木曜日/蒸し暑く雷鳴あり


〈DATA〉
早川書房 / 著者 ルイ・アレン
訳者 寺村誠一ほか

1976年初版発行

〈私的読書メーター〉〈

2022/09/09/金曜日

あらー読メの感想後に再考するための文章が溶けていた!

長々駄文を連ねたというか、記憶に残った事象をメモとしてここに残していたものが!みんな!消えた

まあ、こんなものだろう。

「空の空、空の空、空の空なる空」である。
色即是空、いやいや、空即是色

まあ、いいか。

とりあえず記す。辻という人物。
欧州捕虜の人肉鍋をつついたまことしやかな記述。

どこまでが本気だったのかビルマで僧侶となり、ビルマ独立の暗躍?その一群には仏教に目覚めビルマの土となった若い日本の兵士たちも。

児童書の『ビルマの竪琴』のような美談と言うか、そんな甘い世界の話とは異なる。

実に複雑な、無慈悲な、そして人間という不可思議な要因がてんこ盛りの、大東亜圏の日本人の姿が英国人の手で活写されている。

言えるのは2022年、こんな日本人はもはや何処にも見出せないけれど、この本の著者の、こんな英国人は存在するだろう、ということ。

日本の非道はあった。しかし、あの時代にアジア諸国の独立を勝ち取るために尽くしたのもやはりその日本であったという事実まで消し去ることはできない。

日本の悲劇について、タイかインドネシアかのリーダーが述べていた事もこの著者は開陳する。どちらかと言えば、日本への同情がこぼれ落ちる。

捕虜となった会田雄二が感受したもの。
つまり日本人が欧州捕虜に対したあり様と欧州人が日本人捕虜に対したあり様の質的な差異なども非常に意味深い。

様々な視点から大東亜戦争を見なければ、見逃すことが多いのだということも理解する。

例えば毛沢東率いる人民軍は満州に残した帝国陸軍の膨大な武器を略奪する事で蒋介石の国民軍を打ち破る弾みとなったこと。

シージンピンは多少の恩を帝国陸軍に負っていることの自覚なんぞはまるで無いだろうけれど、少なくとも毛沢東にはそんなものが底にあったかもしれない。

毛沢東は日本の無条件降伏は原爆ではなくソ連の参戦にある、との自論を展開したという。








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最終更新日  2022.09.09 20:04:29
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