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2023.03.14
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テーマ: 読書(8199)
カテゴリ: 本日読了
2023/03/14/火曜日/朝は曇り





東洋経済新報社 / 著者 安冨歩

2014年7月3日  発行


〈私的読書メーター〉



学而時習之

学びて時にこれを習う

この一文に中学生の私は痺れた、のではあった。

何もかも忘れてしまう私にあって、新書の著者名、
貝塚茂樹の名もくっきりと未だ鮮やかなのである
から、こういう図書こそ生涯の友といえる。


『論語』によって、その思想と漢字の面白さに目を開かされ、昂じて戦前使用の古い書体を父の古書から模写してはそれらをあちこちで使用する偏執振り

知ってる?体って骨が豊かって書くんだよー
なんて夕餉のひととき賑わした。

当に「学ぶと習う」を手元で展開していたのだった。

あ、それで思い出した。

静かという文字を学んだ小学生のとき
「青が争う」と書くことに日本的美意識を
発見したようで感激したものだったなぁ。

小学生の女の子だって色々考え感じてるんだ
からね、と時々思い出す。

同時に学び始めた英語は、友だちのお父さんが教室でカタカナで発語するコトバに親和性がみいだせなかったなあ、しみじみ。

で、学ぶ=learn   習う=study

人工知能の deep learning てあるけど
確かにAIは 過去に蓄積された凡ゆるデータから
最適化解答のアルゴリズムは達者であろう。

しかし彼らに study はやれないんじゃないかな。
と思うのだけど。

それから、創発というようなことは study
からしか出て来ない と思うんだがなあ。

演算ではなく「習う」
ひょっとして 繰り返し、或いは 鍛錬

いやいや「習う」には、何やら明るい、悦び
が伴う。幼い子が飽きもせず繰り返し繰り返し夢中でやり遂げていくような。

一つの傑出したタブローに至る前には
膨大なstudyがあるのであって、data の
山なり海があるのでは無い、のだ。

私よ、studyをしよう。










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最終更新日  2023.03.14 16:54:22
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