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2023.08.07
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カテゴリ: 美味しいもの


2023/08/07/月曜日/立秋

7/31 ランチで出かけた ジオヒルズワイナリー

先日宿泊した中棚荘ご主人の弟さんが、お父さまの始められた葡萄園を引き継ぎ、しかもワイナリーを最近スタートさせたのだという。

お宿で頂いたみまきがはらメルローに惹かれて、どんな場所か興味が湧きやって来た。





週末の土日だけ開店。

ここは、長い時代に渡り朝廷直轄の産駒の地。殊に望月と呼ばれたこの界隈の御牧は最大の産地だったという。

標高700〜800mの台地がぽっかり開いて、遮るものとてない。


古代に馬を育てる技術を持った渡来人がここで戦馬を育てた。おそらく騎馬民族にルーツを持つ人にとって、懐かしいような草原風景だったのではないかと想像するのも面白い。

どんな言葉が用いられ、元からここに暮らしていた人びととどのように交じりあって暮らして来たのだろうか。

お宿からやって来た山羊は今年の秋、初めて番わせるとか。 置かれた場所で紐の届くかぎりの雑草を日がなむしり食べている。人の手でやると頭をもたげてそちらを優先する気の良さ。

昔の大切な馬たちは野馬と混ざらないよう、自然の地形を生かしながら野間追いの環濠が築かれたという。昔馬。今山羊。来春には子山羊がメエと鳴くか。

↑下の2枚の画像は建物一階部分のワイナリーがカフェ入り口から見えるように強化ガラス若しくはポリカーの床仕上げになっている。夢見るワイン樽。


四つのテイスティング。右から気軽なブレンドの白、癖のないロゼ

左から2番目、秘密と言われた希少な葡萄種の白は日本でまだ2ヶ所ほどしか生産していないという。もはや味も香りも思い出せない(*´Д`*)シャルドネに近い味わいだけど、あの癖のある匂いではなくてもっと優しい香りだったような

一番左、 みまきがはらメルロー2021 は他の3つと異なり、ここの葡萄園のもののみ原料とする。もっとも他の3つも小諸周辺の農家産だという。

さて、ドライバーのツレに遠慮して娘と少しずつ分け合い楽しんだテイスティング。

このメルローを、白好きな娘はそんなに?な反応。いやいや、この野生のベリーのカクテルブーケは素晴らしいのだよー、強いていえば私好みのタンニンが少なめだけど、まあ所詮は好きか否かでございましょう。

ところで、お店には訪問者の色紙が幾つか展示されていたのだけどその中に 『神の雫』 原作者 亜樹直 氏の一枚を発見。

彼はここの ピノノワール を箱買いしているというではないか。え、それはあるの?と尋ねるとソルドアウトとのこと。来年を楽しみにしよう♪

メルローを買うのもこの暑さで、帰途1時間半も車に揺られることを考えると諦める。何しろ5500円もするのだから、最適なコンディションで頂きたい。

なので、ずっとカジュアルに、シードルを一本購入。きりきり冷やして休みの日の午後に頂くことにする。



ワイナリーでは地元の高校生と小学生が組んでラベルのデザインを試みる、地域の人が葡萄園を定期的に手伝う、中棚荘と連携してソムリエを迎えてのワイン会など、地域ぐるみで発展していく予感。


ジオヒルズの ジオはベトナム語で風の意味 だそうだ。カフェの美味しいベトナム料理は、ベトナム、フエ出身の奥様の手料理なのだ。


ベトナムでもワイナリーがあるという。いつかそことも連携ができれば、と語るご主人は未だ30代前半。この丘の風はベトナムの丘にまで吹き付けるだろう。美味しい香りをのせて







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最終更新日  2023.08.07 17:30:32
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