“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2015.12.21
XML
 おいしい一皿というのは一期一会。

なかなか一度の訪問では味わえないものがあります。
今年出会った、感動の一皿を振りかえります。

【1位】“鮎パイ”@『ラフィネス』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201507080000/
福知山は由良川の鮎30匹と1キロあたり198,000円するトリュフを150g織り込んだ究極のパイ。
唯一無二。あわせたクロデゴワセも素晴らしかった。

【2位】最大ピークの“寒鮃”1.9k 釣 浜〆 青森県鰺ヶ沢 @『第三春美鮨』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201501140000/
「なんじゃこりゃ~」という旨さ。

それを長山さんがかなり厚く切りつけてるずら。
今シーズンの最高のおいしさの“寒鮃”でした。

【3位】D.CONTES Lafon Moursault 1er Cru Goutte d'Or 2007と太刀魚のブランダードとガチョウのフォアグラのポワレの取り合わせ
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201507290000/
グットドールは土のニュアンスがあります。なんとなく魚っぽい。味わい深いワインです。
これにあわせたのが、太刀魚のブランダードとガチョウのフォアグラのポワレ。ペリグーソースとブールバチュ。
今日、コラボしている『ミチノ・トゥールビヨン』の道野シェフの料理で、太刀魚のブランダードは、より太刀魚の旨味が出るようにジャガイモと太刀魚は1:1。
そこに、フォアグラのポワレとペリグーソース。
これが今年一番のマリア―ジュだったと言えるでしょう。

【4位】桑名の蛤鍋@『日の出』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201507210000/
ぷくっとした身は実に美味。
そのままでも十分うまい。

しかし、順番に試すが、しっかりしたボディある味わいは、薬味にまけることもなく、うまい。


【5位】由良の雲丹@『う越貞』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201509020000/
淡路は由良の赤雲丹、年に一、二度大粒の雲丹が出ます。
その数、10箱くらい。
今年は二度入荷しました。

ようやく出会いました。

【6位】帆立と百合根のカクテル@『レリダン』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201502110000/
おそらく軽く低温加熱をしている帆立、そこに百合根。
帆立の甘さと百合根の甘さのコントラストは絶妙で、アクセントの酸がひきたてています。
そして、帆立の表面の食感と弾力とユリ根のほくほく感のコントラストがすばらしい。
ありそうで無かった組み合わせで勉強になりました。

【7位】トリュフのスープのパイ包み@『レリダン』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201502110000/
「パイ生地は中に落とさないで食べてください」という橋本シェフの説明。
パイ生地を中に落とさないのは慣れていないのでなかなかたいへんです。
しかし、一口、スプーンでスープを口に注ぐとその理由がわかります。
なんでしょう、この繊細なブイヨンは?
シェフにお聞きすると鯛のブイヨンだそうです。
このブイヨンにトリュフの香りを封じ込めるためにパイハットにしたとういうことなのですね。
感動!!

【8位】北海道チャロメン牧場の武藤さんのサフォークのパイ包み@『ラフィネス』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201503120000/
作家ジェームズオオクボに捧げる一皿。京都の筍を添えています。
サフォークのブイヨンでトリュフのソース。
これは「う・ま・す・ぎ・や・ば・い」でした。
しかも、昔ながらのつくりをしているジャイエジルが合うんですね~
や・ば・す・ぎ・る~

【9位】真鯵 69g 瀬つき 定置網漁 兵庫県沼島@『第三春美鮨』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201511240000/
真鯵も終わりに近づいていますが、見た目は“黄鯵”、小さいが今年一番のおいしさかも。
それにしても今年は鯵が遅くまであった。

【10位】チャロメン牧場の仔羊@『ラフィネス』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201507300000/
道野シェフが東京に凱旋しての最高の一皿。
熟成させたチャロメン牧場の仔羊を昆布の土居の昆布で昆布〆にし、米のソースとしいたけのパウダーであわせた模様。
上にあるのは昆布〆していない仔羊のかぶりの部分で、同時に食べ比べると昆布〆の効用がとてもわかります。
技術は微差ですね。ふつうの人は「おいしい」のひとことで終わってしまいますね。


【11位】まぐろの対比@『行天』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201507030000/
築地は「やま幸」より、京都舞鶴80.6kgと深浦169kg。
舞鶴の中ボウは二週間寝かせてありますが、香りはとんでいません。
赤身は、口に広がる本鮪の酸味がすばらしいです。
深浦のトロも口の中に上品な酸味が広がります。

【12位】合馬の白子の筍@『千翠』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201504230000/
幻の筍“白子の筍”、“合馬の筍”の中で、赤土の陰のところに生える白い色の筍。
この筍が生えるとオーナーの松尾さんに電話が入り、朝取に行ってすぐ出しで煮込みます。
すると、なんてことでしょう、若竹の椀が究極になります。
えぐみが好きな学友で本業は豆乳屋の大将寺田さんはあっさりしすぎていると言います。
一切雑味がなく、口の中に広がる筍の香り。もちろん、あく抜きはしていません。
炊いてもこの味わいなのは驚きます。

【13位】鳥のすき焼き@『なかひがし』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201511070000/
ひよこから育てた鳥をすき焼きに。久雄さんが草屑を与えて、その糞を肥料にして野菜を育てている。
あらゆる部位を入れ、白醤油で足す。
玉子は出汁とわっているのだろう。


【14位】間人(たいざ)の蟹 1.1kg@『う越貞』
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201511110000/
間人カニはやはりすばらしい。
ミソが濃厚かつふわっとしています。
もちろん、身もすばらしい。

【15位】“加能蟹”づくり@『すし処大敷】
http://plaza.rakuten.co.jp/yumeakinai/diary/201512160001/
これ以上ない鮮度の“加能蟹”をしゃぶしゃぶと陶板焼きで一匹食べ尽くします。
香箱蟹もつく。

今年も勉強させていただきました。
まだまだ感動する素材や皿はあるのです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.12.21 22:43:10
[世界のベストレストラン&ホテル100] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Freepage List

Profile

四方よし通信

四方よし通信

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

【浅草】甲州屋でラ… TOMITさん

バイクツーリングリ… てくてく7281さん

プロのつぶやき1385… 丁寧な暮らしさかもとこーひーさん

食べ歩き紀 ByeByeさん
竹田陽一ランチェス… ★竹田陽一ランチェスター 東京・西村のNo.1経営・裏のブログさん
釣って満腹! ~ボ… 秀龍さん
うまい営業・へたな… なにわの進藤さん
●Hokkaido & Travel … wind0625さん
HACCPコンサルと美味… HACCP加藤さん
開業!隠れ家カフェ  ヒロキチ1155さん

Category

大久保一彦のひとこと情報

(1977)

ワイン会、フードなど大久保の教室

(140)

大久保一彦おすすめのおいしい店の情報

(204)

大久保一彦の商人のための情報

(171)

おいしい料理情報

(82)

食を考える

(68)

雑誌などメディア出演

(27)

大久保一彦が見たエンターテイメント

(32)

愛犬日記

(54)

旅

(156)

よっしー

(97)

よっしーパート2

(112)

よっしーパート3

(179)

よっしーパート4(2010年3月17日以降)

(375)

よっち&こーちゃん

(372)

海外視察

(122)

カリフォルニアクイジーヌ

(5)

フランスの店

(37)

ジェームズオオクボセレクション【怪人のいる店】

(9)

世界のベストレストラン&ホテル100

(38)

世界のベストレストラン更新前の記事

(82)

大久保一彦の二つ星と三つ星の間

(96)

大久保一彦的二つ星のレストラン&ホテル

(105)

大久保一彦の二つ星西日本

(98)

大久保一彦の二つ星ワールド

(16)

大久保一彦の一つ星の店、ホテル

(174)

大久保の一つ星(愛知より西)

(136)

お店の口コミ評価を上げる運営の手引き

(12)

北海道のうまい店

(62)

東北のうまい店

(37)

関東のうまい店

(107)

東京のうまい店

(235)

目白・雑司が谷界隈の店

(27)

甲信越と東海地方のうまい店

(123)

北陸のうまい店

(74)

関西のおすすめ

(147)

四国と山陰、中国地方のうまい店

(66)

九州のうまい店

(82)

沖縄のうまい店

(29)

スイーツ研究所

(704)

Cafe研究所

(246)

カレー・スパイスの研究所

(7)

すし協同研究所

(45)

すし協同研究所・現地勉強会

(257)

会員向け日本料理研究会

(136)

魚アカデミー

(279)

鮨行天

(63)

『ラ・フィネス』『ミチノ・ル・トゥールビヨン』勉強会議事録

(61)

フランス料理店経営研究室

(65)

蕎麦店開業協同研究所

(127)

料理の技法や食の知識

(2)

ジェームズオオクボ的視点で選んだ心に残るあの店のあの料理(名物料理百選)

(24)

各地名産品及び各地名物料理

(180)

大久保一彦の野草のワークショップ

(34)

産地・生産者訪問

(138)

今日の大久保一彦のしごと

(1126)

経営者のための連続コラム

(1764)

飲食店は人づくり

(4)

修行について コーチの予備軍の方へ

(8)

これから開業の方向けコラム

(291)

飲食店開業講座

(65)

子供たちのためにコラム

(42)

偉人の言葉、今日の親父からの言葉

(28)

“経営思想家”大久保一彦の次の世代への哲学

(52)

大久保一彦の惣菜売場づくりの鉄則

(17)

補足◆【いつも予約でいっぱいの「評価の高い飲食店」は何をしているのか】補足◆解説

(13)

残念ながらブログ掲載後閉店してしまったお店

(348)

ジェームズオオクボのホテル&お宿見聞録

(442)

長山一夫器美術館(解説付き)

(107)

会員・塾生訪問

(275)

何でも食材ランキング(ブログ掘り下げ編)

(2)

ジェームズ昆虫記&ジェームズ植物記

(868)

中国料理研究

(123)

業態研究

(194)

BAR研究

(16)

外食調査録

(260)

ジェームズオオクボ書店

(18)

惣菜・弁当・食品売場研究

(1044)

寿司盛り合せ研究

(230)

商品研究・料理研究

(2323)

素材・材料開発研究

(553)

焼肉店訪問

(60)

ラーメン研究

(16)

スパイスカレー店・インド料理店・ネパール料理店研究

(49)

別冊四方よし通信

(154)

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: