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新年度が始まり、上の娘は教職2年目となり今年度は2年生を担任することになりました。
去年受け持った4年生は、なかなか手ごわいクラス(?)で、いろんな問題を抱えた子が多く、特に2月に入ってからは、連日帰宅が九時過ぎというかなりハードな状態が続いていて、傍から見ていてハラハラ心配をさせられました。
「胃が痛くて食欲がない」
「学校に行く時間になると、胃がキリキリする・・・」などと言うので、
こんな状態が続いたら【登校拒否】になるのでは・・・と思いましたが、最近では、帰って来たときの顔つきも穏やかで、受け持ったクラスの子供たちが本当に可愛いようです。
「2年生って、本当にかわいいよ~。純粋で。ポチャポチャってしているし~」と、帰って来るとその日の出来事を色々話してくれる。
「こんな可愛い子達が、4年生になるとどうしてあぁ~なっちゃうのかな?」
「でも、あの子達、5年生になって少し落ち着きがでてきたみたい…」と。
私も娘も通ってきた道なのに、自分の事は忘れているんだよね・・・。
誰もが最初は純粋無垢だったはず。
家庭環境や育った過程、成長過程で身体も心も変化するのは当たり前。
成長するためには誰もがもがき苦しむ時期があり、それが人それぞれちょっと違うだけのこと。
案外、ヤンチャだった子の方が、大人になったとき頼もしい人間になっていたりするしね。
ともあれ、就職2年目で多少気持ちにゆとりがでてきたのか、毎日楽しく出かけて行ってくれるだけで、母としては心が穏やかになります。
下の娘は高校2年生になり、中学のソフトボール部の後輩が同じ高校に入学してきて大喜び。
クラス替えでは、新しい仲間とうまくコミニュケーションがとれず、ちょっとイライラしていたようだったけれど、今朝は久しぶりに笑顔で「昨日は楽しかったよ~」と学校で様子を話してくれた。
子供の成長と共に、親は手助けできることが少なくなり、ただ話を聞いてあげる事しかできないけれど、一緒に食事をする時間が唯一話をゆっくり聞いてあげられる時間でもあるので、こういう時間を大切に持ちたいなぁ・・・と思うこの頃です。
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