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2026.05.31
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テーマ: 資産運用(2258)
カテゴリ: 資産運用

レバナスは本当に危険なのか?個別株レバとの違いも整理

こんにちは、ひなじさです🌼

今回は、少し面白いテーマです。

「適正レバレッジ」

という考え方を使って、

  • S&P500
  • NASDAQ100
  • 半導体指数
  • 個別株(NVIDIA、Apple、Amazon、Meta、Teslaなど)

のレバレッジのかけやすさを、ざっくり比較してみました。

今回作った表がこちらです。

適正レバレッジとは?

今回の考え方で使った式は、次のとおりです。

適正レバレッジ = 年率平均リターン ÷ 年率ボラティリティ²

ざっくり言うと、

  • リターンが高いほど、レバレッジをかけやすい
  • でも、値動きが大きすぎると、レバレッジはかけにくい

ということです。

つまり、

「よく上がる資産」でも、値動きが荒すぎると、レバレッジ向きではない

という見方ができます。

ここが今回の一番面白いポイントでした。

まず驚いたのは、NASDAQ100の適正レバレッジ

今回の表では、主要な指数・ETFについて、長めの期間を使って概算しています。

結果はざっくりこうなりました。

  • S&P500:約3.22倍
  • NASDAQ100:約1.88倍
  • 半導体指数(SOXX):約1.38倍

この中で特に注目したいのは、やはり NASDAQ100の約1.88倍 です。

レバナスは、NASDAQ100に対して 2倍程度のレバレッジ をかける商品です。

つまり過去データから見れば、

レバナスの2倍という倍率は、かなり適正レバレッジに近い

という見方ができます。

もちろん、これは「絶対に安全」という意味ではありません。

短期では普通に大きく下がりますし、暴落局面ではレバ無しよりも苦しい値動きになります。

それでも、

NASDAQ100という指数そのものが、長期で高いリターンを持っていた

という前提に立つなら、2倍レバは思ったより無茶な倍率ではない、ということです。

S&P500はさらに高い数字になる

S&P500は、なんと 約3.22倍 という結果になりました。

これは少し意外に感じる人もいるかもしれません。

でも理由はわかりやすくて、

  • 長期でしっかりリターンがある
  • しかもNASDAQ100より値動きが穏やか

だからです。

つまり、

分散されていて、値動きが比較的落ち着いた指数は、理論上レバレッジをかけやすい

ということになります。

半導体指数 値動きも大きい

半導体指数(SOXX)は、適正レバレッジが 約1.38倍 でした。

半導体は、長期で見れば非常に強いテーマです。

ただ、そのぶん値動きも大きく、上がるときも下がるときも派手です。

そのため、

強い資産ではあるけれど、レバレッジを大きくかけるには向いていない

という結果になりました。

たしかに、半導体3倍レバのような商品は短期では大きく取れることもありますが、長期で保有するとかなり荒い値動きに振り回されやすい印象があります。

個別株はさらに面白い結果に

今回、個別株もいくつか入れてみました。

ざっくり結果はこうです。

  • Microsoft:約1.71倍
  • NVIDIA:約0.75倍
  • Apple:約0.76倍
  • Amazon:約0.60倍
  • Meta:約0.58倍
  • Tesla:約0.23倍
  • Bitcoin:約0.11倍

ここでかなり印象的だったのは、

NVIDIAですら適正レバレッジが1未満だった

という点です。

NVIDIAは長期リターンだけ見れば、ものすごく強い銘柄です。

でも、そのぶん値動きもかなり大きい。

だから式に当てはめると、

「1倍でも十分に攻めている資産」

という見方になってきます。

これはAppleやAmazon、Meta、Teslaなどにも同じことが言えます。

つまり、

個別株はリターンが高くても、値動きが荒すぎるため、レバレッジをかけるにはかなり危険

ということです。

個別株にレバレッジをかけるのは、かなりタイミング勝負

今回の表から読み取りやすいのは、ここだと思います。

個別株にレバレッジをかけるのは、かなり危険で、タイミングがとても大事

ということです。

たとえばNVIDIAのような超優良銘柄でも、適正レバレッジは1未満。

それなのに2倍、3倍とレバレッジをかけて長く持つとなると、上手くいく時期もある一方で、下落や横ばい局面ではかなりきついです。

つまり、

  • 上昇相場では強い
  • でも崩れると一気に苦しい
  • 長期保有では想像以上に難しい

ということになります。

この意味では、 個別株レバは短期〜中期のタイミング勝負 と考えた方が自然かもしれません。

レバレッジをかけるなら、やはり 指数の方が合理的

今回の結果を見ると、適正レバレッジが1を超えやすいのは、

分散された指数

でした。

  • S&P500
  • NASDAQ100
  • 半導体指数

このような指数は、多くの銘柄に分散されているため、個別株よりも値動きのブレが抑えられます。

その結果、

レバレッジをかけても、個別株より理論的に耐えやすい

という見方ができます。

一部では、

「指数レバは危険」

と言われることもあります。

もちろん、その意見もわかります。

実際、暴落局面ではきついですし、横ばい相場でも複利効果で削られやすい面があります。

ただ、今回の表のように比較してみると、

個別株レバよりは、分散された指数レバの方がまだ合理的で、安全と考える人がいるのも納得

できます。

レバナスへの見方も少し変わる

この流れで考えると、レバナスへの見方も少し変わります。

レバナスはたしかに値動きが大きく、短期ではかなり下がることもあります。

なので、

  • 短期で見ると怖い
  • 暴落時はかなり苦しい
  • 人によっては精神的にきつい

というのは事実です。

でも一方で、NASDAQ100の適正レバレッジが 約1.88倍 という結果を見ると、

レバナス2倍は、過去データ上はかなり理にかなった倍率だった

とも言えます。

つまり、

短期では思ったより落ちることがある。これは当然。
でも長期で見れば、前提とする過去データを大きく外れない限り、レバ無しより良い成績になる可能性は十分ある

という考え方もできるわけです。

ただし、計算期間によって結果は変わる

ここは大事なので、ちゃんと書いておきたいです。

今回の数字は、あくまで 長めの期間を使った概算 です。

当然ながら、

  • どこからどこまでを切り取るか
  • ITバブル崩壊を含むか
  • 金融危機を含むか
  • 近年のAI相場をどこまで入れるか

で結果は変わります。

なので、この表の数字は「絶対の正解」ではありません。

でも少なくとも、

どの資産がレバレッジ向きで、どの資産がレバレッジに向きにくいか

を考える材料としては、かなり面白いと思いました。

私の結論

今回の表から、自分なりに感じた結論はこうです。

個別株にレバレッジをかけるのはかなり危険。
NVIDIAのような超優良株ですら、適正レバレッジは1未満。
つまり、個別株レバはかなりタイミングが大事。

一方で、

適正レバレッジが1を超えやすいのは、分散された指数。
レバレッジをかけて長く保有するなら、個別株よりも指数レバの方が合理的と考えやすい。

そしてNASDAQ100については、

適正レバレッジが約1.88倍。
つまりレバナス2倍は、過去データ上ではかなり適正レバレッジに近い。

というのが、今回の一番大きな発見でした。

まとめ

今回のポイントをまとめると、こんな感じです。

  • 適正レバレッジは
    年率平均リターン ÷ 年率ボラティリティ² で概算できる
  • 分散された指数は、適正レバレッジが1を超えやすい
  • S&P500やNASDAQ100は、レバレッジを考える対象になりやすい
  • 半導体指数は強いが、値動きが大きいので倍率は控えめ
  • 個別株はNVIDIAでも1未満
  • つまり、 個別株にレバレッジをかけるのはかなり危険
  • レバレッジを長期で考えるなら、 個別株より指数レバの方が合理的
  • レバナス2倍は、過去データ上ではかなり適正レバレッジに近い










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最終更新日  2026.05.31 10:34:38
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