小説を書こう!

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2009.01.12
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 私にとって小学生としての六年間はどのような意味を持っていたのだろうか。
 そんなことをときどき考えた。
 楽しかったという感慨はもちろんない。といっても、その六年間に絶望していたというわけでもない。ただ私の中には、私の存在というものに対する違和感があった。その違和感は、この世界に私が存在しているということに対する根源的な違和感だった。あの頃の私はそのような違和感に苦しめられていた。この世界には、私が私として存在できる場所なんて無いんだ、そう思っては毎日を虚無に生きていた。ただ、外見的には必死に「普通の小学生」の演技をしていた。そしてその違和感は、
「私は、この世界に生きることに向いていない人間なのではないか」
 という諦めに似た考えにたどり着いた。私は、ただ今日という日が訪れるから、それだけの理由で毎日を生きていたのだと思う。それは、今になっても根本的には変わらなかった。今の私も、歩いている道の先にどんな未来も見えていなかった。ただ、ルームランナーが回転するベルトの上で必死に走るように、私の下で回転していく毎日を必死に走っているだけだった。走っても走っても前には進んではいないような気がして、そのことにまた絶望した。

 私は何かを変えたかった。






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Last updated  2009.01.12 11:04:29


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