猪突猛進ダンサー日記

猪突猛進ダンサー日記

PR

Profile

chiichan60

chiichan60

Calendar

May 9, 2023
XML
カテゴリ: 趣味



展示されていた「江戸の千両箱」の続きです。

多目的ルームで「セッコクと山野草展」を観た後、

こちらのホールへ移動しました。
















京都・太秦の映画村ではないですよ。

ここでも江戸時代が再現されています。

そしてこの千両箱を持ち上げましたが、

とても重くて持ち上げられても移動はできませんでした。



そしてここで登場するのが鼠小僧次郎吉です。


※鼠小僧は江戸後期(寛政九年~天保三年)大名屋敷を専門に

荒らした窃盗犯で、本職は鳶職であったと言われ、

義賊の伝承で知られています。

博奕で身を崩し、盗人家業に手を染め、

武家屋敷に忍ぶこと九十九か所百二十回に及んだけれど、

天保三年上野国小幡藩屋敷に入った所を捕まり、

市中引き回しの後、処刑されました。

鼠小僧は「貧しい者に盗んだ金品を分け与える義賊」との

伝説がありますが、研究家の調べによると

そのような史実はなく、慎ましやかな生活態度から

そのような説が流れたのかもしれないとのことです。

(※の部分は資料から拝借しました)


そして中山道各務野には鼠小僧の碑があるそうです。


(こちらは木曽川学歴史ガイドブックより拝借)

※ 昔々、中山道の各務野(鵜沼宿と加納宿間)は

見渡す限り草原で寂しい場所でした。

あるとき、旅の若い娘が各務野で日没で困っていると

一軒の明かりが。娘はその家に泊めてもらいますが、

実はそこは旅人から金品を奪う悪人の家で、

たまたま六十六部の修行者が泊まっていて悪人を懲らしめたので

娘は無事に旅が続けられました。

六十六部とは日本全国六十六か国を巡礼する法華経を広める

宗教者で江戸時代が最も盛んでした。

娘を助けた六十六部は実は義賊の鼠小僧次郎吉の仮の姿で、

江戸で処刑されたという話が各務原に伝わると、

鼠小僧次郎吉の各務原での行いを後世に伝えるために

石碑が建てられたそうです。

石碑は岐大跡地の市民公園の高山線と名鉄線の間にある

神明神社の中にあります。




他にも江戸時代の貨幣や質量の単位としての両、

通貨単位としての両などの説明がありましたが、省きます。

現在通貨の単位に慣れている者には難しすぎました。




(続く)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 9, 2023 05:00:09 AM コメント(14) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: