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2004年12月01日
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■優しさを砕け、闇に光れ、心の絃が切れるまで・・・・■
━━歌の源流を求めて...”飛びます”山崎ハコ━━


「世界は寒い......。」



「望 郷」作詞作曲:山崎 ハコ 1975

 青い空 白い雲 菜の花の小道を
 かけまわり ちょうちょとり 遊んだふるさと
 真っ白な霧の中 神社の石段を
 かけあがり 手を合わせて 泣いてた 小さな子
 淋しくて 悲しくて 出て来た横浜
 やさしいと思っても みんな他人さ



 いつの間に こうなった 鏡の中には
 知らん人 疲れた顔で 悲しげに 笑ってた
 帰ろうか 帰ろうか 田舎のあの家へ
 青い空 白い雲の 田舎へ 帰ろうか

 あの家へ帰ろうか あの家へ帰ろうか
 あの家はもう ないのに




「この世で最初にできた赤んぼが、はじめて笑った時、その笑いが、
 千ものかけらに割れて、みんなぴょんぴょんとんでったんだ。
 それが妖精のはじまりなんだよ。」

昭和54年(1979年) 5月21日発表の問題作!アルバム「人間まがい」ジャケット写真
噂の名曲「呪い」収録!
そう、山崎ハコの存在は”時代の闇の底”においてキラっと光る”人間まがいの妖精”でした。その光をもう一度確かめたくて、彼女の歌を何度も聴きます。



『飛びます-17才-』
<昭和49年(1974年)に録音されたデモテープからの未発表音源。>

何のために今まで そして今からも
生きているのか 分かったような気がします
いんです報われぬとも 願いは叶わぬとも
この思いは 本当の私だからです

今私は旅立ちます
一つの空に向って
飛び始めるのです

この思いのためなら どんなに苦しいことも
きっとやれるような そんな気がします
そうです歌いたくなくても 言葉に出したくなくても
きっと歌えるのです 心の中で誰かが歌ってるから



今私は旅立ちます
自分の心にに向って
飛び始めるのです

一番大切な かけがえのないものは
おそらく今いきづく この命でしょう
けれどはかない人生 この私の命を
賭けるものがあっても 誰も攻めないで下さい

今私は旅立ちます
信じるために
飛び始めるのです



<山崎 ハコ(やまさき はこ)>

本名(旧姓) 山崎 初子(やまさき はつこ)
昭和32年(1957年)5月18日大分県日田市に生まれる。
昭和50年(1975年)10月1日
ファースト・アルバム「飛・び・ま・す」発売。
衝撃的なレコード デビューを飾る!

山崎ハコ オフィシャルサイト



昭和50年(1975年)11月12日TBSラジオ「水曜パック」(DJ:故 林 美雄)に出演する。



2002年7月13日午前5時10分、肝不全のため都内の病院で死去した。58歳だった。慎んでご冥福をお祈りいたします。
「月夜のぶたは恥ずかしい、ぼんやり影が映ってる……」
1970年代にTBSラジオの深夜放送「パックインミュージック」のパーソナリティとして人気を得る。同番組での愛称は「ミドリ豚」。後年は更新の育成に力を入れ、また新しいパーソナリティの発掘に努めた。



関係者に配られたOPTICAL CARD「林美雄フォエバー」。
パックインミュージック最終回などが収録されている。




昭和50年(1975年)12月14日。TBSラジオ主催「第1回パック祭」に出演する。石川セリ、ユーミンに続いて登場したハコは、まず、「気分を変えて」を唄った。1曲の予定のところ、アンコールに応えて「橋向こうの家」を披露し、さらに「サヨナラの鐘」と合わせて3曲歌う。後半、『さよならの鐘』の時に500人以上の観客の大半が涙を流していたという、伝説の「パック祭」となった。その後『パックインミュージック』の中で、その時の場面のテープがよく流れましたね。



TBS『パック・イン・ミュ-ジック』を中心に、“深夜放送のマドンナ”といわれ始める。1979年4月~80年3月 ニッポン放送『オールナイトニッポン』火曜日のDJを担当した。(火曜日2部。1部は所ジョージ)
「こんばんわ…やまさきはこです」で始まって、ぽつりぽつりを話す。ほんとに朝5:00まで持つのだろうか?毎回そんなことを気にしながらラジオを聴いていましたね。インターネットも無い時代、深夜に一つの仮想の広場が出来ていたんですね。当時は深夜を「解放する」という言い方もよく使われました。今は、NHKの「ラジオ深夜便」でしょうか?ご同輩(爆)



山崎ハコ初エッセイ集『真夜中に太陽が見たい』(1978年)

「飛・び・ま・す」でエレック・レコードから衝撃的なデビューを飾ったハコちゃんは、独自の世界を構築するコンサートが評判を呼び、熱狂的なファンを持っています。
今でも、デビュー時のみずみずしさと頼りなげな繊細さがまったく変わっていないことに驚かされました。25年ぶりの逢瀬でサインをいただきました。本当に小さな小さな手でした。



「気分を変えて」作詞・作曲:山崎 ハコ 1975

ゆううつな毎日をどうしよう 歌を聴いても酒を飲んでも直らない
いつもの彼のぬくみも欲しくない ザーザー雨降る歩道に一人で泣きたいよ

やさしい言葉がほしいわけじゃない どうせ 言葉だけに きまってるもの
今日は一人になりたいの みんなどっかへ行っとくれ バイバイ

満員電車に揺られて何処行くの 虚ろな目をして どうでもいいよな顔をして
昨日一晩遊んでみたけれど ダメだったよとあんたの顔がしゃべってる

みんなそうなんだよあんた一人じゃない うまく気分を晴らした者が勝ちさ
それができないあんたなら それができないあんたなら バイバイ



憂鬱な毎日をどうしよう わかってるけどグズグズしていて直らない
このまま閉じこもっているわけにゃいかないが いくら言葉で言っても ダメなこともあるのさ

なぐさめてもらいたいよな 気もするの グチを こぼしたら笑われるし
そんな弱い私なら そんな弱い私なら バイバイ



「サヨナラの鐘」作詞・作曲:山崎 ハコ 1975

小さな雨がふっている 一人髪をぬらしている
長い坂の上から 鐘がかすかに聞こえる
私の心の中の 貴方が消える
恐かった淋しさが からだを包む

グッバイ貴方 私 先を越されたわ
グッバイ貴方 その顔が目に浮かぶわ

いつだったか笑って 二人別れていった
きれいな思い出にするわ 元気でと別れていった
いつの日か心の中に 貴方が住み込んで
幼い子供のように ひそかにあこがれた

グッバイ貴方 バカね私
グッバイ貴方 小さな声でおめでとう

グッバイ貴方 すてきな鐘の音
グッバイ貴方 サヨナラとなりひびくわ

グッバイ貴方 すてきな鐘の音
グッバイ グッバイ貴方



孤高の女性シンガー・ソングライター、山崎ハコ。
ジーンズ姿にギター1本 長いストレートの髪。Guildのギターに隠れてしまいそうな小柄で華奢なひとが、ギターを弾いて一度唄いはじめるとその力強い歌声に驚かされるかと思います。中島みゆきより、森田童子より暗い...あは!健気にも日本で最も暗い歌をうたい続けるシンガー・ソング・ライターとして知られる山崎ハコちゃん。暗い暗いと馬鹿にされ、頭に来て姿を消したという80年代があり、86年から活動を休止し”伝説のフォーク歌手”でいましたが、90年ロック系のアルバム「SA・SU・GA」で活動を再開しました。
情念の世界ばかりクローズアップされがちな彼女の歌世界ですが、ハコちゃんの歌は深い悲しみの底にありながら、常にかすかな燈りを求め続ける力を持っています。そこには、歌うことへの強い意思が感じられます。その歌は常に、ポジティヴに現実と闘う姿があり、悲しみに甘えないすごさがあります。そこには傷つきやすい魂の持ち主だけが表出でき得る、清廉かつ透明感に満ちた世界が広がっています。
アグレッシヴに自分の生き方をじっと見つめ、詞とメロディで表現しようという姿勢はずっと貫かれ、そこにハコちゃんの個性があり時代を越えて共感を呼ぶものがあると思います。



「どこまでも深い沈黙の中でピン・スポットを当てられた一人の少女が、周囲の闇にうごめく大人たちの心の奥底を見すかしたように歌っている。語り部のように、闇の深い沈黙から心を奪いとっていく。
山崎ハコの歌はいつも、みんな他人さと歌っているのだが。」



「流れ酔い唄」   山崎ハコ作詞・作曲 

うちの目にうつるは あんたの嘘だけ
うまいこと言うて心は 別のことを思いよる

それでも責めることは 一つもありゃせん
誰でも弱い嘘つき 弱いほどに罪深い



それでも 顔を見れば 気にかかることばかり
誰でも 同じ強がり もがくほどに傷深い

それでも夜になると あんたが忘れられん
誰でも 弱いうそつき 責めることなどできゃせん
誰でも 弱いうそつき 責めることなどできゃせん




「白い花」作詞・作曲:山崎 ハコ 1975

わたしの目の前の白い花 人目にもつかず咲いてるけれど
幸せそうにほほえんで 香りを漂わせる
できることなら この指で
お前を摘んでしまいたい
あの人の心に 誇らしく
咲いてるお前を

白い花びら はにかんで とてもきれいに見えるわ
お前のように 咲きたかった あの人の心の中に
ひそかに きれいに 咲くがいい
美しい白い花よ
あの人と いっしょに 生きて行け
あの人をなぐさめながら




お前を見つめて 生きて行く 私の気持ち知らないで
私にやさしいほほえみを かえす 白い花
ひそかに きれいに 咲くがいい
ほほえむ 白い花よ
あの人と いつまでも 生きて行け
あの人をなぐさめながら

ひそかに きれいに 咲くがいい
ほほえむ 白い花よ
あの人と いつまでも 生きて行け
あの人をなぐさめながら



■11/30の後編に続く■





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最終更新日  2004年12月01日 00時28分11秒
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