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●●●絢爛な大輪 明るくベランダを飾る プリムラ・オブコニカ●●●花の様子で一目瞭然ですが、これも、きっとプリムラでしょうね。「これは何かな?」サクラソウ科のプリムラ・オブコニカ、和名はトキワザクラですね。この時期はプリムラがファミリーで陳列されている光景が目に付きます。少し花が大きめだというのは分かりますが、余り区別ができません。(^.^)性質面では耐寒性が弱めで、逆に耐暑性が強めなのだそうです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula obconica" ● 原産 : 中国西部 ● 分類 : サクラソウ科プリムラ属これは印象なのですが、花弁がしっかりしていて、豪華さが漂っています。ジュリアンやポリアンサが主に欧州原産であるのに対して、中国原産です。微妙に性質が異なる所以でしょうね。 書籍によると、株としての花期も長く、個々の花持ちも良いようです。ベランダを飾る鉢物として好まれる条件が揃っていますね。ただ、葉等に触れるとかぶれることがあり「要注意」な側面を持っています。 補足ですが、葉や花等から「プリミン」という毒素(アルカロイド)を分泌するので、人によってはかぶれることがあるとのことです。かぶれ易いという方は手袋等をして世話をされた方がよろしいかも知れません。
2009/01/31

●●●玄関の脇に並べて楽しみたい 美しいプリムラ・ポリアンサ●●●ジュリアンに良く似ていますが、違う園芸品種なのだそうです。「これは何かな?」プリムラ・ジュリアンの片親に当たるプリムラ・ポリアンサです。ジュリアンとの違いは、花の大きさだけのように見えます。元来、ジュリアンはコーカサス(中央アジア)の血が強いはずなのです。でも、現在に至っては、同じ交配種グループと考えるべきなのでしょう。ポリアンという流通名が普及していますが、妙な略称ですよね。英名が "polyanthus" ですから、ポリアンサスという読みもあるようです。ジュリアンに似たポリアン・・・、そんな軽いノリなのでしょうか。日本の花卉業界、この手の話が呆れるほどに多いのです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula Pruhonicensis Hybrids または Primula x polyantha" ● 原産 : (原種) 欧州 ● 分類 : サクラソウ科プリムラ属和名を意識していませんでしたが、「西洋桜草」というそうです。なるほど、西洋の桜草には違いないので、単純でしたね。これは想像ですが、ポリサンサだけを指し示すのではないのでしょう。更に、クリンザクラ(九輪桜)という別名もあるようです。(^.^)同じサクラソウ科のクリンソウから連想されたものなのでしょうか。でも、五重塔の先端を連想するなにものもないのに不思議な話です。園芸図鑑や種苗会社のカタログ、ネット等でいろいろな花が見られました。皆、とても美しく、特にバラ咲き等がすばらしいですね。派手めな花色が多い印象でしたが、最近はシックなものも増えたようです。 ある程度の耐寒性があるのですが、乾燥するからと言って、水をざぁざぁ掛けてはいけないのだそうです。水遣りの時は花や葉に掛からないように葉を持ち上げて・・・。う~ん、細い注ぎ口がある水差しで丁寧に遣れればよいのですが、ある程度の鉢があると、シャワーでザーってことになってしまいますよね。寒いし・・・。
2009/01/31

●●●園芸品種が増え続ける 多彩で丈夫なプリムラ・ジュリアン●●●2年前のほぼ同じ時期に、仲間の八重咲き種を載せました。「これは何かな?」サクラソウ科のプリムラ・ジュリアンですが、花弁の形がおもしろいですね。過去のおさらいですが、プリムラ・ジュリアンは典型的な園芸品種です。「プリムラ・ポリアンサ」と原種「プリムラ・ジュリエ」の交配種とされますね。既にポリアンサ交配種ですから、多くの血が混じっていることになります。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula Pruhonicensis Hybrids または Primula x juriana" ● 原産 : (原種) 欧州 ● 分類 : サクラソウ科プリムラ属プリムラの仲間でも、ジュリアンは多花性で花期も長い特徴があります。更に改良が進んで、早い時期から咲き出すようになりました。冬場にカラフルで丈夫、パンジーに匹敵するガーデニング素材なのでしょう。今回の写真はジュリアンにしては大きめ「シルキー」で良さそうです。なかなか可愛らしいので、ついついオレンジ色系を購入してしまいました。耐寒性があって丈夫なのだそうです。(^.^) 昔に比べれば暖かい冬ですが、さすがに屋外でも元気に花を咲かせているのはパンジー等のスミレ科、ユリオプス・デージー等のキク科、エリカ等のツツジ科、そして、プリムラ等のサクラソウ科とかに限られてきました。屋内ならばベンケイソウの仲間もがんばっています。しばらくは彼らの天下でしょうね。
2009/01/31

●●●独特で多彩な色の組み合わせが花壇を飾る コリウス●●●とてもカラフルな葉たちですが、シソの仲間でしょうか。「これは何かな?」確かにシソ科で、コリウスと呼ばれますが、属の総称と理解して下さい。資料には和名も書いてありました。金襴紫蘇(きんらんじそ)または錦紫蘇(にしきじそ)というのだそうです。なるほど、日本人が命名しそうな名前ですね。(^.^) 綺麗なのですが、当然のことですが、これは葉です。秋になると、目立たないけれども、かわいらしい小さな花が咲きます。花から極く小さな種子ができて、これを播種して増やします。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Coleus cvs." ● 原産 : 熱帯アジア、アフリカ、オーストラリア、太平洋諸島 ● 分類 : シソ科コリウス属ところが、花ができにくい、栄養系コリウスと呼ばれる品種群があるのです。成長が速く、枝分かれが多い特徴が観葉植物として優性なのでしょう。夏の強い太陽に強く、乾燥にも強いという情報もあります。これらに対して、通常のコリウスを実生系コリウスと呼ぶことがあります。必ずしも、親と同じ性質を持たず、多彩な変化を楽しむことができます。近年、園芸店で目にするのは栄養系の方が多いようですね。目を楽しませてくれる期間が長いので、重宝なガーデニング素材でしょう。極端な場合、コリウスだけでも美しい花壇(?)を構築することができます。確かに、園芸店でもコリウスのコーナーがとても華やかだと感じました。 「千差万別」という言葉が似合う園芸植物だと思います。園芸品種がとても多くて、いろいろと集めてみたいというタイプの方にはぴったりですが、収集癖があるという自覚がある方は、きっと手を出さない方がよいのではないかと思います。(=^_^=)
2009/01/28

●●●小さな鈴状の丸い花に黒い葯 蛇の目の名を持つエリカ●●●淡いピンク色の花弁に黒い葯が目立つエリカです。エリカ・カナリクラータですが、ジャノメ・エリカという流通名の方が通ります。たくさんあるエリカの中では、比較的大きくなるようですね。晩秋から春まで、花期がとても長く、重宝するのではないでしょうか。暖かい地方であれば、地植えでも育つようです。ただ、少しは耐寒性があるので、むしろ夏の蒸し暑さに弱いのですね。原産地の南アフリカというところは、過ごしやすい気候なのでしょうか。過湿にも(少し)乾燥にも弱い、暑さにも(少し)寒さにも弱い・・・。やはり、鉢植えで育てるの方が圧倒的に多いとされています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica canaliculata" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ツツジ科エリカ属気温や水遣りに工夫が必要ながら、手間暇の掛かる植物ではないのです。肥料遣りは年2回程度、それも液肥で良いそうです。それから、2~3年に一度、回った根を解放するためにも植え替えをします。写真でしか見ていないのですが、かなり樹高がある植物です。2m半と言えば、軽く2階に届いて、視界を遮る高さです。とても小さい花ですから、一本の木にいったい何個の花が付くのでしょうか。インターネットでも調べてみたのですが、3mを越す古木があるそうです。場所は神奈川県の「徳富蘇峰記念館」とありました。近くに大きめの木があれば見てみたいなと思います。 ジャノメ・エリカは、別名をクロシベ・エリカとも呼ばれ、本当に黒い葯がチャームポイントです。今になって思えば、もう少し下の方から、もっとアップで撮影した方が良かったですねぇ。機会があったら試してみようと思います。
2009/01/28

●●●薬効もあり、ハーブティとしても珍重される エリカ●●●まるでモノクロ写真のような雰囲気になってしまいましたね。さて、今回も園芸店の店頭で、つい探してしまう習慣になったエリカです。ただ、なんとも大失態なのですが、品種名が分からなくなりました。タグを撮影したのですが、文字の部分がハレーションを起こして読めません。でも、ネットで探せば分かるだろうとタカをくくっていたら、見つかりません。後日、判明したら、追記することにしましょう。優しいイメージの白いエリカです。原産地では白いエリカを見つけると、幸運になるといわれているそうです。これ贈ると「愛の告白」を意味するとも言われています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica sp." ● 原産 : 欧州、アフリカ ● 分類 : ツツジ科エリカ属余り知られていないのですが、エリカにも薬効があるようです。エリカは殺菌や美白効果の高いアルブチンを多く含んでいます。その他にも、泌尿器系の病気や、痛風、リウマチに効果があるそうです。メラニンの生成を抑制して美白効果に繋がるのですね。白花品種だと、イメージだけですが、効果が高いような気がしてきます。花の色は効用に関係がないでしょうが、そこはイメージも大事ですからね。単品でハーブティとして楽しむこともできるという情報です。この辺りの知識があると、冬の贈り物は白花のエリカが良さそうです。相手も知っていてくれたら、嬉しいかも知れません。 エリカが続いていますが、まだまだ見つかるかも知れません。次回もエリカを予定しています。
2009/01/28

●●●明るい緑の葉と雪が降ったような小さな花 スズランエリカ●●●最近、大評判になった白い小さな花を咲かせるスズランエリカです。低性のエリカで、まるで雪が積もったように花を咲かせるのが魅力です山野草スズランの名前がよく似合いますね。。まぁ、見方によってはコンペイトウ(金平糖)のようでもあります。葉が綺麗で明るい緑色であることも人気に繋がっていると思います。ただ、水切れに弱いので、育成時には頭に置いておいた方が良さそうす。細長い花が多い中で、ドウダンツツジに似た丸い花を咲かせます。気が付かなかったのですが、花は3個ずつ付くのだそうです。と言っても、この写真では、ちょっと分かりかねますね。 (^.^) (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica formosa" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ツツジ科エリカ属有名になった話を少し補足しましょう。富士山麓の村で、クリスマスツリーに仕立てて出荷しているのです。上手に剪定して形を整えて育てると、本当にクリスマスツリーのようです。厳しい出荷基準を設定して、高付加価値商品として販売しているのですね。「クリスマスエリカ」として強力にブランド化を進めているのです。TVで放映していましたが、昨年の春に良く出掛けていた場所でした。冬に出荷のピークが訪れる賢い戦略だと思いませんか。栽培方法は特許(第3803804号)で保護されているそうです。因みに、手を抜くと、写真のように枝が拡散してしまうので注意しましょう。 資料には「ドーダンツツジに似た花」という表現が多いのですが、ドーダンツツジの花を正確に認識している方が多いという前提でしょうか。私はたまたま(全くの偶然で)記憶していますが、普通は難しいですよね。 o(^▽^)o
2009/01/26

●●●黄金色に輝くアネモネ 春告草 フクジュソウ(福寿草)●●●太陽の光を浴びて輝く小さな花たちが、確かに黄金色に見えますね。「これは何かな?」店頭の鉢植えと違う雰囲気かも知れませんが、これは福寿草です。野に咲く福寿草は、こんなに元気なんですね。子供の頃、枯葉でふかふかの斜面には、この花が咲いていたものです。いわゆる腐葉土なので、株を軽く持ち上げると簡単に抜けてしまいます。今は、きちんと保護をしないと、このような群落は維持できないのでしょうね。セツブンソウが同じような開花時期で、その後、ニリンソウにバトンタッチ。キンポウゲ科のスプリングエフェメラルたちの季節が近づいています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Adonis amurensis" ● 原産 : 日本、朝鮮、中国、シベリア東部 ● 分類 : キンポウゲ科フクジュソウ属別名「元日草」などと呼ばれる縁起物ですが、あくまで旧暦の話です。新暦では2月というところなので、今は無理に咲かせている訳です。福寿草にしてみれば、迷惑な話ではないでしょうか。 (^.^) 江戸時代に盛んに品種改良が行われたそうです。当時100種以上の園芸品種があったのですが、半分も現存していません。橙色の「秩父紅」は、一見では福寿草だと判別できないような花色です。花弁の形状では二重や八重咲き、色では白や紫褐色などもあるそうです。写真の "Adonis amurensis" は、正確にはキタミフクジュソウです。 ■ フクジュソウ ■ ミチノクフクジュソウ ■ シコクフクジュソウ余り知られていませんが、日本には上記の4種が自生しているそうです。 水仙の学名 "Narcissus" がギリシャ神話の美少年ナルキッソス(ナルシス)に由来するという話と呼応するのですが、福寿草の学名 "Adnis"は、同様にギリシア神話に登場する美少年アドニスに由来します。 美の女神アフロディーテ(ビーナス)が恋をした美少年アドニスと深紅に咲くアネモネの話として伝わっています。
2009/01/26

●●●イメージ一新 変化が豊富なマーガレットの新品種●●●これは見たことがあるような、知らないような、でもキク科の植物ですね。あれぇ、「これは何かな?」俄には信じがたいのですが、なんと、これはマーガレットなのだそうです。手前の八重咲きの花も、やはりマーガレットなのだそうですよ。最近は、マーガレットも小洒落ているんですねぇ(ちと、表現が古くさいか)。この他にも、山野草のような丁子咲きの品種ありました。白い花弁で、中央が黄色いというイメージは払拭した方が良さそうです。花色だけでも、赤、濃いピンクと薄いピンク、黄とレモン、白、紫と多彩です。矮化しているためか、葉のイメージもかなり違うように感じます。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Chrysanthemum frutesceus " ● 原産 : アフリカのカナリア諸島 ● 分類 : キク科キク属マーガレットの語源はギリシャ語の "margarites(真珠)"だそうです。17世紀、主にフランンスで品種改良が進んで、世界に拡がっていきました。日本でも、日本の気候に対応できるよう改良されていった訳です。品種登録制度上ですが、最初のマーガレットは「アーリーホワイト」でした。ただ、日本でマーガレットと呼ぶ植物と、フランスのマルグリットは別種です。英語では、ともに "marguerite" だというあたりが原因でしょうか(?)。現在の品種改良は放射線や組織培養技術等を利用したものです。昔、生物の教科書に「ガンマ・フィールド」という手法が掲載されていました。最近の手法は知りませんが、突然変異育種も活用しているんですね。どちらかというと、属間雑種育成がメインだろうとイメージしていたのです。 何種類かの園芸品種を流事ができました。丁子咲きの品種もありましたので、機会があれば紹介したいと思っています。以前に住んでいた家の庭に、普通の白いマーガレットがたくさん咲きました。前に住んでいた方が植えたのでしょうが、古い株は、基部が木質化していたのを覚えています。
2009/01/26

●●●ひそひそと内緒話をする 小型の水仙 "テータテート"●●●いやぁ、たくさんの小さくて黄色いスイセンが咲いています。そちらからも、こちらからも顔を寄せ合っているような様子に見えますね。‘Tête-a-Tête(テータテート)’という名付けられた早咲きスイセンです。どうやら、フランス語のようですが、どういう意味でしょうか。‘Tête’は「頭」を意味するそうです。「頭」と「頭」を寄せている様子、つまり、「ないしょ話」という意味だとか!賑やかに、こそこそ、ひそひそと内緒話をしているスイセンという訳ですね。撮影した段階では知らなかったので、この情報を知って楽しくなりました。可愛い園芸品種名、ピッタリの冴えたネーミングです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Narcissus cyclamineus ‘Tête-a-Tête’" ● 原産 : 地中海沿岸 ● 分類 : ヒガンバナ科スイセン属前回、学名が美少年ナルシス Narcissus に由来することをお伝えしました。種小名(二名法の後半)が cyclamineus も見たような文字列です。あれ、シクラメン cyclamen に似ていますね。シクラメンに似た原種の影響を色濃く残していると説明されています。シクラメン咲きという、反ってうつむき加減な花だとか、でも分かりませんね。間違えたかと心配になりましたが、そうではなさそうです。若干反り気味、という程度で理解することにしました。植えたまま、暫く放置しても、それほど花付きが悪くなることはないようです。小さくて、花がいっぱいで、日本の一般家庭向けとしてお奨めです。 草丈10cm程度から咲き始めて、それほど高くならない品種です。地植えにしてあげたいところですが、プランターでも、それなりに咲きそうですね。
2009/01/24

●●●濃いピンクの実もかわいい「真珠の木」 ペルネッティア●●●前回は白い実の方を紹介しましたペルネッティアです。今回は、濃いピンクと薄井ピンクをダブルで持ってきました。流通名の「真珠の木」というイメージからは遠くなってしまいますね。まぁ、それでも、この濃いピンクの花は、とてもかわいらしいと思います。枝先にたくさんの実が付くんですね。やはり、独特の光沢があって、万両や千両とは少し違う印象です。成長が緩やかなので、大量に増やすというタイプの植物ではなさそうです。そのため、流通価格が少し高めになってしまうようですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Pernettya mucronata または Gaultheria mucronata" ● 原産 : チリ、南アメリカ ● 分類 : ツツジ科ペルネッティア属ツツジ科で耐寒性のある常緑低木に分類されます。小さくてベル型の花が咲くのは初夏(5~6月前後)のことです。実がない時期には流通していないようですが、是非見てみたいですね。たくさんの品種があって、ある資料には23種が掲載されているとあります。色で言えば、紫や赤褐色もあるということですね。この仲間にはアセビやエリカといった寒い時期に咲き出す種が多いですね。晩秋から初春に掛けて、とても重宝な植物たちです。 庭が広ければ育てることができるのですが、気に入った植物を片っ端から購入する訳にもいきません。ついつい、花を見たことがない植物とか、逆に花の時期しか目に入らない植物もあるのです。
2009/01/24

●●●明るい日差しがよく似合う 園芸種プリムラ・マラコイデス●●●先日のジュリアンと近い仲間ですが、よりサクラソウに似た咲き方です。西洋サクラソウとも呼ばれているプリムラ・マラコイデスですね。花の色には、ご覧のように桃、白、それから薄紫色があります。耐寒性が強いものと弱いものがありますが、総じて暑さには弱いとか。日本の蒸し暑い夏を越えることができないそうです。仕方なく、日本では一年草として暮らしている訳ですね。前述のジュリアンとは、まるで咲き方が違っているのが分かりますか。花の大きさも違いますが、茎がスッと伸び上がり、節に花が付いています。日当たりの良くて熱くならない戸外で育てた方が良さそうです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula malacoides" ● 原産 : 中国 ● 分類 : サクラソウ科サクラソウ属育てるポイントは、花が終わったら摘み取ることだそうです。花に養分を撮られないようにして、かつ、病気を防ぐことにも繋がります。確かに、落ちた花弁に白っぽいカビが付いているのを見掛けますね。耐寒性の話題をもう少し詳しく掘り下げてみますと、染色体の話になります。耐寒性が強い方は2倍体、弱めの方は、なんと4倍体だそうです。2倍体の方はウグイス系と呼ばれ、小さめの花をたくさん咲かせるそうです。4倍体の方はフジザクラ系で、ご想像の通り、大きめの花を咲かせます。写真は、どちらでしょうね?事前に知識があ前提ですが、2種類が並んでいてくれると助かりますね。 八重咲きもあるそうですね。それから、良い香りがするという情報も見つけました。まだ季節は真っ盛りですから、どこかで出逢うかも知れません。探してみたいところです。
2009/01/19

●●●福寿草のような可愛らしい黄色い花 フキタンポポ●●●地面から直接的に蕾が出てきて、黄色い花を咲かせています。「これは何かな?」フキタンポポと呼ばれますが、フキに似ているという葉は見えません。花はタンポポというより、花弁が細いフクジュソウというイメージですね。実際、福寿草の代替品のような販売方法も見られます。この花を見ると、お正月を連想するようになっていませんか!まぁ、フキもタンポポもキク科ですから、どこか似ていておかしくありません。福寿草はキンポウゲ科でしたっけ。余計なお世話かも知れませんが、葉を切って陳列しているらしいです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tussilago farfara" ● 原産 : 中国から欧州、アフリカまで広く分布 ● 分類 : キク科フキタンポポ(カントウ)属ネットの百科事典Wikipedia も参考にしてみました。「葉は款冬花(かんとうか)という生薬で、鎮咳去痰作用がある」とあります。へぇ、お役に立つのですね。もう一歩調べて見ましたら、花も葉もお役に立つそうです。有効成分はフラボノイド、タンニン、アルカロイド、ビタミンC、亜鉛・・・。元気になりそうな内容ですね。タネでも株分けでも増やすことができ、育てやすいそうです。ただ、暑さに弱くて、日本では夏の管理がたいへんそうというイメージが…。小さい鉢で買った場合、すぐ地植えか、大きな鉢に植えると良いとあります。根をぶち切って、葉も取り、無理矢理押し込めてあるから。 (T△T) 福寿草のまがい物の扱いだけれども、縁起物だし、かわいいから許してしまいます。
2009/01/19

●●●春告げ草 真打ち登場! 甘い香り 寒咲ニホンスイセン●●●いよいよ、新春を告げる、この花が咲き始めました。スイセン属の中でも早咲きに分類されるニホンスイセンが香っています。日本寒水仙という呼び方もあるようですが、単に日本水仙が普通です。真っ直ぐに立ち上がった茎先にたくさんの花が付きるんですね。房咲水仙というグループに分類されます。この仲間には香りを持つものが多く、一面に良い香りを放っていました。名前によらず、原産地は地中海沿岸で中国経由で渡来したと言われます。海流に乗って海岸に漂着して、日本の気候になじんだのだそうです。関東以西、特に九州で古い時代から野生化しています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Narcissus tazetta var. chinrnsis" ● 原産 : 地中海沿岸 ● 分類 : ヒガンバナ科スイセン属学名は、ちょっと有名な美少年ナルシッサス(ナルシス)に由来します。ギリシャ神話の中でも比較的良く知られた話ですが、ご存じですか?水面に映る己の姿に見とれて、そのまま花になってしまったという話です。水面を覗き込んで、すっと立ちまどろんでいる花がスイセンなのですね。育てやすい植物だと思っています。拙宅のとても狭い庭にも、この植物の葉が所狭しと伸びています。しかしながら、葉ばかりが増えて、花が咲かないということがありませんか!スイセンは最低でも数年に一度の植え替えが必要と考えて下さい。分球して増えた株が混み合っているのです。それから、花後にサッサと葉を刈ってしまわないで球根を太らせましょう。花後、肥料の追加も必要なので、意識しておいた方が良さそうですよ。 狭い庭ながら、スイセンが良く咲くので何種類かのスイセンを植えてみたのですが、気付かぬ内にニホンスイセンだけになってしまいます。特に性質が強いのでしょうか。増え方も半端ではありません。補足ですが、手前に薄ぼんやりした線が見えますが、これ、実は金網です。他人様のお宅ですので、無理せず、金網越しで撮影させていただきました。(^.^)
2009/01/17

●●●個性派パンジー全盛時代 一際異彩を放つ「虹色スミレ」●●●すみれやパンジーの話題が多いなぁ、と感じている方、鋭い!とても、というか、異常に好きなんです。 o(^▽^)o パンジーの話題だけで数回目になりますね。お庭や街角では、これから花が盛んに展開していくのでしょう。でも、花屋さんの店頭では、もう一段落してしまっている様子ですね。3割、4割引の赤い札が目立つようになりました。上の写真は、パンジーのトレンド・リーダーと勝手に思っている商品です。リカちゃんパンジー、「虹色スミレ with Licca」という園芸品種ですね。発売されてから、もう数年目辺りになるのでしょうか。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 でも、さすがの虹色スミレにも、赤札が付いていました。まぁ、滑り出しの流通価格が高めですからね!植え替えずにポットのままで並んでいる株に花は見られませんでした。やはり、植え替えが必要ということが、図らずも証明されていました。多彩な個性を持ったパンジー(ヴィオラ)が流通しているのは嬉しいです。花弁の大きさばかり競っているのではないかという時期もあったような…。すみれ好きには、とても良い環境になったものです。でも、今年、ひとつ残念だったことがあります。それは「芳香性パンジー」を見つけることが出来なかったことです。それなりに頑張って探したのですが、なぜだったのでしょう。 拙宅では、きちんと植え替えをして、セオリー通りに元肥も忘れず、それなりに太陽にも当たる場所で育てているのですが、どういう訳かいつもよりも花の勢いがありません。気温が妙に高すぎるのでしょうか?!
2009/01/17

●●●お馴染み!南アフリカの不思議植物 赤いピンクッション●●●なかなかユニークな花の形が見られる不思議植物の登場です。「これは何かな?」初耳のヤマモガシ科のレウコスペルマム、流通名はピンクッションです。オレンジ色なのに、と思ったら、ピンクッション(Pincushions)だったのですね。ピンク色ではなく、ピン(針)のクッションという名前でした。針のムシロ、ではなくて、使っていない針を刺しておく裁縫道具の名前です。幾つかの園芸品種が流通しているようです。写真は、代表的な園芸品種であるジョーイ・リボン(レッド)だと思われます。切り花として店頭に並んでいました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Leucospermum cordifolium" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ヤマモガシ科レウコスペルマム属見た目のおもしろさもあり、切り花として長持ちするのでしょう。花と言いましても、「使っていない針」の部分は雄しべなのですから。遠目には花弁の細い家菊に似た表情を見せています。非耐寒性常緑低木ですが、暖地では、なんとか冬越しもできるそうです。原産地では3m程度にもなるのですが、冬越しが大前提でしょうね。南アフリカの木本ですから、おそらく、夏越しもたいへんだと思います。 同じヤマモガシ科のプロテアも似た用途で流通しています。ともに、ドライフラワーにも使われ、なかなか重宝なのではないでしょうか。南アフリカのケープタウンかぁ、行ってみたいですねぇ。 ネットで調べてみましたら、白い種子にエライオソームが見られる蟻散布植物だそうです。何だそれは?という方がほとんどでしょうが、私が好きなすみれ等に見られます。エライオソームとは蟻の好きな物質を含むので、こぼれた種子を蟻が巣に運んで行って、最終的にポイッと捨てることによって、遺伝子がより遠くに運ばれることから、このような植物を蟻散布植物と言うのです。
2009/01/15

●●●ユニークな袋状の花が楽しい カルセオラリア●●●これはこれは、とてもユニークな形をした花の登場です。蘭の仲間に似たような風体の花がありましたが、ラン科ではないようです。「これは何かな?」ゴマノハグサ科のカルセオラリア、和名は巾着草ですね。巾着というのは、和装なら現在でも使用するハンドバッグの類でしょうか。ふっくらとして、紐でキュッと縛った形状に似ているという訳です。花には赤、黄、橙色があり、多くは赤褐色の斑の入るという配色です。耐寒性があり、今頃出回っていて、逆に夏の暑さには耐えられないとか。それで、本来は多年草ですが、日本では一年草扱いとなっている訳です。冬の彩りに適していますね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Calceolaria x herbeohybrida" ● 原産 : (原種)中南米 ● 分類 : ゴマノハグサ科カルセオラリア属小さなタネから育てることもできるそうですが、結構難しいとされています。普通、タネを播くと覆土をしますが、発芽するのに光が必要なのだそうです。知らなければ、その段階で発芽率が下がってしまうことでしょう。どうやら、ホームセンターで鉢植えを買った方が無難でしょうか。 (^.^) 大輪グランディフローラ系と小輪多花マルチフローラ系があるそうです。もう一つの区分け表現を見つけました。草丈が低く大輪のグランディフローラ系と草丈が高く小輪ルゴサ系がある?スミマセンが、この関係は良くわかりません。 分類の名称が変わることは、良くある話です。因みにゴマノハグサ科ではなく、カルセオラリア科する新しい説があるとか。顕微鏡を含めて「見た目」で区別する時代は、もう終わった方が良いですね。 語源がおもしろくて、ラテン語で「小さな靴」を意味するそうです。「白雪姫と七人のこびと」等の絵本に登場する木靴の絵がこんな感じだったかな。
2009/01/11

●●●冷たい風に首をすくめているような 八重咲きジュリアン●●●これは、ちょっと変わった葉を持つ薔薇の蕾でしょうか?違いそうなので「これは何かな?」サクラソウの仲間で、八重咲きのプリムラ・ジュリアンのようです。西洋サクラソウとも呼ぶプリムラですが、ちょっと複雑なイメージがあります。「プリムラなんとか」という名前を持つ品種がたくさんあるんですね。ネット上の詳しいサイトから情報を借りてきました。 ■ プリムラ・ポリアンサ ■ プリムラ・シネンシス ■ プリムラ・オブコニカ ■ プリムラ・マラコイデス ■ プリムラ・デンティキュラータ ■ プリムラ・ピアリー(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula juriana hybrid" ● 原産 : (原種) 欧州 ● 分類 : サクラソウ科プリムラ属種苗会社が発行する雑誌の記事を読んで興味を持っていました。「複雑」というのは、その生い立ちについて知ったからかも知れません。前述の「プリムラ・ポリアンサ」は三種類の原種による交配種です。それでは「プリムラ・ジュリアン」はどうでしょうか。「プリムラ・ポリアンサ」と原種の「プリムラ・ジュリエ」の交配種だそうです。へぇ、つまり、原種で数えると四種類なのか、と思っていました。でも、八重咲きは、もう少し交配が進んでいるとか・・・。これは、なかなかに厄介な園芸品種です。まっ、自分で交配する訳ではありませんので、困りはしないのですが。(^.^) 雑誌にはプリムラ・ジュリアンは栽培が難しいと記載されていました。もう、それだけでひるんでしまいますが、その一歩手前で、どうも区別がつきません。POPが無かったら、お手上げです。
2009/01/11

●●●花壇を埋める 栽培しやすいサルビア・ファリナケア■■■冷たい風の中で、鮮やかな黄色いキクに似た花が咲いています。「これは何かな?」冬に咲き始めるキク科のユリオプス・デージーです。やはり、一目でキク科と分かる深い切れ込みが入った葉もユニークですね。葉には、寒さから身を守るように微毛がびっしりと生えています。色は、どう表現して良いかわからない灰色と緑色の中間色のようです。地味な葉と派手な花の絶妙なる組み合わせですね。おかげで、庭先で花を咲かせているのが、車の中からでも良く見えますよ。園芸コーナーで見掛けて、やっと名前が分かりました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Euryops pectinatus" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : キク科ユリオプス属いつも咲いている、いつまでも咲き続けていると感じていました。実際、次々に蕾ができて花持ちが良いようです。これだけ花期が長いと、冬の庭にはとても重宝ですね。大型の宿根草で、暖かい場所では地植えにした方が良さそうです。キク科でもあり、適切な剪定が必要でしょうね。よく見ると基部が木質化していて、低木であることが分かります。マーガレットコスモスという別名があることが分かりました。確かに花はマーガレットに似ていますが、コスモスの所以は何でしょう。黄色いコスモスは、比較的最近出回った新しい品種なのですが・・・。 真冬に多くの黄色い花を咲かせている植物はさすがに少ないので、ユリオプス・デージーはとても目立ちます。葉には銀白色の軟毛がびっしりと生えていて冬向きですが、色合いが少し寒々としていますね(笑)。
2009/01/10

●●●そろそろ旬の終わりに近づいた ウンシュウミカン●●●美味しそうだったウンシュウミカンも、そろそろ終わりのようですね。でも、もったいなぁと家族で話していました。「どうぞ」と一言あれば、全部食べて差し上げるのに・・・。まだ、綺麗な橙色をしているのに、実が崩れていますね。あれ、でも、・・・。なんと、よく見ると、葉と同じ色をした小鳥がいるではないですか。ウグイス色をしていますが、これはスズメ目のメジロです。(因みに、ウグイスは茶褐色をしています)桜や梅の花弁を食べている姿を見たことがありますが、雑食なのですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Citrus unshiu" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : ミカン科ミカン属ウンシュウミカンと言えば愛媛県をイメージします。実際、海岸線を走ると、太陽が当たる場所は全て蜜柑という感じでした。でも、最近は和歌山県が出荷量で追い越したと聞きました。確かに、こちらも高密度に作付けされていますよね。「有田みかん」と表記しているのは和歌山産のウンシュウミカンです。紀伊国屋文左衛門がみかん船で江戸に送ったのは、当然、これですね。~ あれは紀伊国、やれこの、これわいのさ、みかん船じゃえ~ ♪ 三波春夫先生 「豪商一代 紀伊国屋文左衛門」よりあれは浪曲と歌謡曲のコラボで「長編歌謡浪曲」だそうですよ。ははは、この話題におつき合いできる方は、なかなかの達人ですね。 親父がドーナツ盤の「豪商一代 紀伊国屋文左衛門」を持っておりまして、「~しぶきをあげて海中へ、ザ、ザ、ザ、ざぶ・・・」という三波先生の口舌を何度も聞かされたんです。 o(^▽^)o
2009/01/10

●●●大量に流通しても、それぞれに個性が光るパンジー●●●パンジーはもう何度目の登場になるのでしょうか。 o(^▽^)o お気に入りになった写真2枚を持ってきました。大きさや派手さを競ったような時代を過ぎ、印象が重要になってきましたね。この花は大きさも形状も一般的ですが、印象的な色合いです。花の中央部から放射状に広がるグラデーションと条(筋)が魅力的です。交配によって生み出される印象的な花の可能性は尽きません。 ただ、商業的に成り立つ数量までどうやって株数を増やすのでしょうね。一代雑種として大量に種子を提供できることが不思議でなりません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 繰り返しになりそうですが、パンジーとヴィオラのことを書いておきます。パンジーは欧州に広く分布するMelaniumというグループのすみれです。Viola tricolorなどの野生種が複雑に交雑を重ねたハイブリッドですね。この丸めの花を咲かせる系統は、一般にGarden Pansyと呼ばれています。一方でViola cornutaなどが核となって交配された系統があります。こちらの小さめの花を咲かせる系統はTufted Pansyと呼ばれています。日本でTufted Pansyがヴィオラと呼ばれるようになったのはなぜでしょう。それは属名ですから、通訳しても理解を得るのは難しいかも知れません。いづれ境界線は消えつつあり、この際、パンジーに一本化しては如何! 綺麗な白いパンジーにホシホウジャクが給蜜に訪れていました。パンジーは距が短めなので、蜜腺は届きやすい位置にあるのでしょうが、なにしろ花の中心部が極端に小さくて、花が横向きですから、給蜜が可能な昆虫は余り多くないかも知れません。空中でホバリングして静止できるホシホウジャクやその仲間たちは絶対的に優勢な立場にあると言えるでしょう。
2009/01/08

●●●寒い季節に暖を届ける篝火を彷彿とさせる花 シクラメン●●●シンプルな色・形のスクラメンもなかなか良いですね。原産地はトルコやイスラエルです。冬に咲く花とトルコのイメージにちょっと差があります。これは、一度見に行かなければいけませんね。(=^_^=) 二輪でひとっ走りの範囲に、幾つかのシクラメン農家があります。年末に規模の大きい方に立ち寄ってみましたら、既に出荷完了でした。一年分のハウス収入がこの時期に集中しているという感じでした。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Cyclamen persicum" ● 原産 : 中近東、東地中海 ● 分類 : サクラソウ科シクラメン属別の農家ですが、ハウスの前で小売りもしています。最近も覗いてみたのですが、想像に反して、高めの価格設定でした。(´`;)中間マージンが掛からないので、少し安いのかと思ったのですが・・・。シクラメンという名前で問題ないのですが、一応、和名があります。「カガリビバナ(篝火花)」というのは読んで字の如しというヤツですね。ただ、和名がもう一つあって、「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」と言います。なんですかぁ?と驚くような名前ですね。原産地で、野豚が球根を掘って食べたことに由来する名前だそうです。 シクラメン・ペルシクムという原種には芳香があるのですが、品種改良過程で失われてしまったのだとか。それでは寂しいと芳香性の園芸品種が登場し始めたことを以前にも話題にしました。実は改良したのは日本人だそうです。
2009/01/08

●●●枝いっぱいに魅惑的な花を付ける エリカ・ダーレンシス●●●明るすぎる程のピンク(桃)ですが、太陽の下で、実際、こんな感じです。お判りの方も多いかと思いますが、「これは何かな?」2回目の登場になるエリカの「ダーレンシス(ダーリーエンシス)」です。新たに、エリカには南アフリカ原産と欧州原産のものがあると知りました。欧州由来の品種は耐寒性が強いとのことです。特に、この「ダーレンシス」には抜群の耐寒性があるとされます。逆に高温多湿は苦手なんですね。余り長く雨に当てず、明るい半日陰の風通し良い場所で管理するそうです。総じて比較的育てやすいエリカに分類されると記載されていました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica X darkeyensis" ● 原産 : 原種はともに欧州 ● 分類 : ツツジ科エリカ属説明順が逆ですが、ダーレンシスは交配種だという説明が必要でした。両親は、ともに冬咲きのエリカ・カルネアとエリカ・エリゲナです。雑種強性なのか、成長が著しく早くて、土壌を選ばない強さを持っています。花色は、この種だけでも桃、白、緑、黄、赤があるんですね。でも、この桃はとても魅力的です。桃色の花弁から突き出した赤黒い葯とのコントラストが良いのでしょうね。小さい花が枝いっぱいにさいています。もう少し大きくて重い花だったら、枝が下を向いてしまいそうです。 エリカの鉢を園芸店の店頭で、ちょこちょこと見掛けます。たくさんの品種があるので、初めて見る品種を探してしますのがクセになってしまいました。
2009/01/06

●●●ビロード・ブラウンのコートを着た 大人しい冬の花 ビワ●●●冬を代表する象牙色の花がかたまって咲いています。数日ぶりですが、「これは何かな?」夏にオレンジ色の実を写真でお届けしたビワ(枇杷)の冬の姿です。茶色でふわふわした毛のコートを着ているような蕾から咲き出します。寒いので寄り添って、「おしくらまんじゅう」でもしているような咲き方ですね。常緑の大きな葉だけは、いつも元気そうにツヤツヤしています。駐車場の横に二輪を止めて、この花を撮影していました。「何をしているのかね」と、管理人のおばあさんが訝しげにやって来ました。あちこちで咲いているのですが、とにかく目立ちません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Eriobotrya japonica" ● 原産 : 中国南西部 ● 分類 : バラ科ビワ属長崎県、千葉県、鹿児島県という温暖な地域で栽培されています。花後、小さな実が形成されるのですが、収穫されるのは夏です。余り大きな実ではありませんが、半年も掛けて熟していく訳ですね。前に住んでいた家の庭に枇杷の木があったので、よく食べました。加工されたシロップ缶詰とは全く違う味だと知ってしまいました。今では、とても缶詰入りの枇杷を食べる気にならず、損をした気分です。実は、とても日持ちの悪い果実で、収穫後、どんどん味が落ちていきます。それを枝からもぎ取って、サッと水洗いしただけで食べていたのです。新鮮この上ない状態だったという幸福を、当時は知らなかった訳ですね。 駐車場管理人のおばあさんが、今にも怒り出しそうな剣幕だったので、ちょっとビビってしまい、「枇杷の花を撮っているだけでけど・・・」とぶっきらぼうに対応してしまいました。申し訳なかったなぁと反省しています。たいへん失礼しました。
2009/01/06

●●●青空を背景にして黄金色に輝く ソシンロウバイ(蝋梅)●●●学名も「冬の花」が語源だというロウバイ(蝋梅)です。本当に、蝋燭の蝋で作ったようなツヤのある花弁をしています。見掛けるのは、花の中心部まで黄色い素心蝋梅がほとんどのようですね。ここ数日のことですが、近所の2ケ所で見掛けました。しかしながら、如何に冬の花でも、今年は咲き出すのが早すぎるかも!過去の撮影記録を見てみると、2月から3月初旬がほとんどなのです。ご覧の通り、通常、開花時期には葉は既に散っていて見掛けません。寒そうな風を受けながら、それでも明るく黄金色に輝く姿がとても好きです。調べてみましたら、西日本では1月辺りから咲き始めるようですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Chimonanthus praecox f. concolor" ● 原産 : (原種)中国 ● 分類 : ロウバイ科ロウバイ属 例年なら、この花が終わる頃、スプリング・エフェメラルたちが動き出します。ややこしい横文字の意味は「春の儚い命」とかいうイメージでしょうか。カタクリ等、夏までには地上でのライフサイクルを終えてしまう植物たちです。そうした春植物が咲き始める目印になります。この目印の黄金色は遠目にも良く目立ち、近づけば良い香りがします。青空によく似合う花から、風に乗ってほんのり・・・、そんな微香です。薬用にも供され、開花前の蕾を陰干しで良く乾燥させて作ります。生薬名も「蝋梅」なのですが、解熱等に紅葉があるとされているようですね。でも、解熱は他で代用できるので、できれば花を愛でたいと思いませんか。 春の植物が目にはいるようになってきました。とても嬉しい気持ちです。ただ、冬が少し暖か過ぎるのが気がかりです。
2009/01/05

●●●日本で盛んに作出されているパンジーの新品種●●●たくさんの園芸植物パンジ-が整然と配置されています。実は、大規模ホームセンターの売り場レイアウトなのですね。 o(^▽^)o この季節、最も売れている園芸植物だろうと思います。本当に多彩な品種が見られますね。ひとつひとつ、個性的な姿を眺めるのは、すみれ好きには楽しいことです。毎年のように新品種が登場して活発な市場を形成しているのです。現在、パンジー(ヴィオラ)の交配・作出は日本が中心なのだそうです。日本原産が多いユリたちでさえ、活動のメッカはやはり欧州ですよね。どうして日本で盛んに作出されるようになったのか、是非知りたいですねぇ。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 交配や選別の作業はとてもマネできないと思っています。ちょっと考えただけでも、とても根気の要る仕事でしょう。組み合わせを考えて、交配して、記録して、育てて、検証する訳です。詳しくないのですが、新品種の「作出」は、「維持」から始まるとのことです。多くの交配者は、交配親となる多彩な原種を育てていると聞くからです。それから、優秀な園芸品種を更新して維持しているとも聞きます。まぁ交配種同士の交配も盛んで、複雑な組み合わせになっているそうです。意図的な戻し交配も行われており、タフなDNAを持っているのですね。 店頭で這性があるヴィオラが増えているような気がします。これらに、強い芳香性を持つものが多いのですが、残念ながら、芳香性を強調した園芸品種が増えているイメージがありません。是非、開発に力を入れていただきたいなぁと希望します。
2009/01/04

●●●もうすぐ新しい春がやってきます! 待ち遠しいですね●●●新しい年がやってきました。冬至も過ぎて、日に日に太陽が出ている時間が長くなってくるのです。もどかしく、それでいて待つことが嬉しい時期だと思います。新年のご挨拶には、とても好きなすみれの代表格を持ってきました。日本で一番個体数が多いすみれであるタチツボスミレです。北海道から沖縄、海岸の砂地から、高山まで、広く広く適応しています。ですから、とても変異が多くて、美しくて可愛くて、とても興味が尽きません。写真の個体は、まぁまぁ標準的、つまり、良く見掛けるパターンでしょう。なによりも、重要なポイントは「出逢うタイミング」なのかも知れません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola grypoceras" ● 分布 : 日本全土 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 枯葉の寝床で長い眠りから覚めたばかりの株はまだ小さいのです。この種は、実はもっと大きくなって、茎の途中からも花芽を出すはずです。でも、花の時期を感じて、一斉に咲き出したところに出逢ったのでしょう。太陽を追いかけるにしても、普通、花が皆同じ方法を向くとは限りません。少し蕾も見えますが、ほぼ同じように咲き揃い、美しい姿を呈しています。何より、雨や虫食いで色や姿が崩れていません。これだけの偶然が揃うことは、なかなか難しいような気がします。長い時間を掛けて野山を歩き回って、絶妙の時期にすみれたちに出逢う。最も晴れ晴れしいタイミング、いつも一期一会だと感じます。 さて、今年はどのような感じで更新していくか、まだ決めていません。無理をせず、楽しみながら更新できれば嬉しいと思います。
2009/01/03
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