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●●●芳香が弱く、全体に大人しい印象を与えるウスギモクセイ●●●こちらもキンモクセイに似ていますが、やはり、花の色が少し薄いようです。「これは何かな?」学名上、キンモクセイの兄弟分、ウスギモクセイ(薄黄木犀)のようです。艶やかな花色と芳香のキンモクセイに比べて控えめですよね。上の写真はかなりの大木ですが、長い間、気が付きませんでした。それから、花色と開花時期も、銀木犀と金木犀の中間という感じです。書籍からの情報が少なかったのでインターネットで調べてみました。ちょっと驚いたのですが、紫色のプルーンに似た実が掲出されていました。当初は緑色ですが、翌年に完熟して紫色になるらしいという情報です。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Osmanthus fragrans var. thunbergii" ● 原産 : 中国 ● 分類 : モクセイ科モクセイ属日本のキンモクセイは雄株だけなので結実しないはずですよね。ところが、ウスギモクセイの方は雌株もあるのだそうです。さて、金木犀や銀木犀との違いを確認しましょう。花の色は「橙」、「薄黄」、それから「白」ですが、前二者の違いは微妙です。芳香についても金木犀と銀木犀はかなり違い、薄黄はとても弱い・・・。でも、金木犀と薄黄木犀の違いが今ひとつハッキリしませんね。分かりやすい両者の違いはないのでしょうか。それは花後、薄黄木犀の方は花弁が枝に散り残るのだそうです。へぇ~! キンモクセイの仲間には、ギンモクセイ、ウスギモクセイの他に、シマモクセイ、それからヒイラギモクセイがあるのだそうです。早速、調べてみたのですが、シマモクセイ(島木犀)は見たことが逢えいません。でも、ヒイラギモクセイ(柊木犀)は見たことがあるではないですか! 花が白いので、葉が尖った妙なギンモクセイだとばかり思っていた株です。なんと、余り遠くない場所にあるじゃないですか。もう一度確認してみたいと思います。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/27

●●●白い花色が控えめな銀木犀 水仙に似た芳香が清々しい●●●これはキンモクセイに似ていますが、それにしては花の色が薄いようです。「これは何かな?」学名上、キンモクセイの母種に当たるギンモクセイ(銀木犀)ですね。木犀とは、金と銀、それからウスギモクセイ(薄黄木犀)等の総称だそうです。中国名で、木犀を「桂花」、銀木犀を「銀桂」と呼びます。では、金木犀は「金桂」かというと、なぜか「丹桂」だとか。本当でしょうか?「銀」は白い色の花を指し、「丹」は橙色の花を指すのですね。銀木犀の方が少し出足が遅く、金木犀の芳香が消えた頃に開花します。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Osmanthus fragrans" ● 原産 : 中国 ● 分類 : モクセイ科モクセイ属明るい午後、近所を散歩してみますと、しみじみと秋の変化を感じます。実は徒歩約10分圏内ならば、花木の分布を概ね把握しているつもりでした。でも、新たに薄黄木犀の大木と、銀木犀が数十本規模の垣根を発見!あははぁ、なんとも、お恥ずかしい。o(^▽^)o 銀木犀の芳香は、花の色と同様に、金木犀に比べて地味です。金木犀は甘~い芳香で、銀木犀は清々しい芳香と言えば良いのでしょうか。その芳香を覚えた後、街を二輪で駆け抜けますと、あちこちに漂っています。皆さんのご近所にも、存外多くの銀木犀があるかも知れませんよ。 さて、ここまでの説明に対する異論を見つけましたので、掲載しておきます。「桂花」、「丹桂」、「銀桂」の関係について、別の資料では「丹桂」は金木犀で同じですが、「桂花」が銀木犀、「銀桂」が薄黄木犀とあります。中国の図鑑を見る機会があったら良いですね。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/27

●●●野山や荒れ地にも元気に育つ秋の七草 ヤマハギ(山萩)●●●明るいピンクと少しくらい紫色の2色で構成されていますね。「これは何かな?」秋を象徴するマメ科のハギの内、ヤマハギだろうと思います。萩(ハギ)という言葉はハギ属の総称として使われています。良く似た数種類が存在しますが、葉と花の特徴からヤハギと判断しました。まぁ、比較的普通に見られるハギと思って良さそうです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Lespedeza bicolor var. japonica" ● 原産 : 中国、日本 ● 分類 : マメ科ハギ属ただ、西日本ではニシキハギが最も普通に見られるハギの座に据わります。簡単に「普通」と語ってはいけないという例ですね。他には白花のシロハギ、葉が丸くて大きめのマルバハギ等が見られます。仙台には「萩の月」というカスタードクリーム入りのカステラ菓子があります。萩が咲く宮城野の上に浮かぶ月というイメージだとか。その萩は宮城県の県花で、枝がしだれるミヤギノハギなのでしょうね。 仙台で暮らしたことがあり、お菓子は知っていましたが、宮城野萩という植物は意識しなかったですね(笑)。野山に良く咲いているものですが、それ程目立つ植物ではありませんので、気が付かないかも知れませんね。マメ科ですので荒れ地でも丈夫に生育することができます。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/27

●●●深めの鉢で秋の窓辺に置きたい アンスリウム 'バレノ'●●●穂のような長い花(肉穂花序)と大きな幌のような仏炎苞があります。これはアンスリウムだと思いますが、少し雰囲気が違いますね。心形ではなく細長い葉を持つタイプで、流通名をバレノというそうです。通常、遠目で仏炎苞が花に見えるのがアンスリウムの特徴ですね。でも、このタプは肉穂花序がきちんと自己主張しています。小豆色から淡紅色で、なかなか風情のある園芸品種だと思います。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Anthurium andreanum 'Baleno'" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : サトイモ科アンスリウム属若干自信がないのですが、下の写真も同じ品種だと思っています。まだ仏炎苞も肉穂花序も未熟で、これから展開するところなのでしょう。やはり、どちらかと言うと肉穂花序の方が目立っていますね。アンスリウムはギリシャ語のAnthos(=花)、Oura(=尾)から命名されました。ススキではありませんが、尾花とでも訳したら良いのでしょうか。非耐寒性ですが、鉢ものとして室内で栽培するのに適しているようです。 アンスリウム属には多くの種があり、おおよそ500種と言われます。その内、園芸向けに50種程流通していて、毎年のようにカラー・バリエーションが殖えているそうです。アンスリウムは「アンスリューム」とも書かれますので気を付けましょう。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/27

●●●軽やかに風に揺れる秋の風物詩「コスモス畑」の訪問者●●●スキッパーが忙しそうに吸蜜しているのは秋の桜と書くコスモスです。夏のヒマワリと並んで観光資源に活用できる秋の花になりましたね。キンモクセイ同様、少し開花が遅れぎみでしたが、綺麗に咲き出しました。群馬では各地に、たくさんの花が見られるコスモス畑があります。都心から余り遠くない埼玉・茨城に接した場所では8、000万本だそうです。数百万本でも十分に見応えがあると思いますが、まるで桁違いですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Cosmos bipinnatus" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : キク科コスモス属昨年は比較的歴史が新しい黄色い園芸品種だけの畑を見てきました。富山・新潟のチューリップ畑のように色分けした印象です。でも、黄色(部分的に白色)なので良い感じだったのでしょうね。コスモスは紅、桃、白がグラデーションになるから綺麗なのかも知れません。濃緑色の葉の絨毯に淡い色の花々が風に揺れる姿が独特なのです。比較的に花期が長く、ゆっくり楽しむことができる風物詩ですね。(^.^) そうそう、「風物詩」という言葉を気軽に使っていましたが、改めて意味を確認してみました。「その季節を良く表すもの」とうような意味なのですね。例えば、夏の風物詩と言えば夕立だったりする訳です(最近、夕立って遭遇しないのはナゼ?)。食べ物でも自然現象でも、虫や花でも良い訳ですね。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/25

●●●アレンジメントにも向く明るい白 アンスリウム 'ポラリス'●●●とても美しい印象を醸し出す品種が殖えてきました。「これは何かな?」紅団扇という別名を持つアンスリウムですが、仏炎包が白い品種です。葉の形状がふんわりした心形ではなく少し尖っていますね。おそらく、ポラリス(Polaris)という名で流通する園芸品種だろうと思います。中央にある穂状の白い部分が本来の花で、徐々に緑色になります。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Anthurium spp." ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : サトイモ科アンスリウム属観ていませんが、「惑星ポラリス」というSF映画がありましたね。実際、ポラリスは恒星の名前で、皆さんもご存知の北極星のことなのです。でも、どうして、このネーミングになったのか、教えて欲しいところですね。花部分の見たイメージが皮革っぽいので、少し造花のような印象です。切り花のニーズがあるようですが、アレンジすると更に造花に似ているかも。鉢ものとしても長く楽しむことができるので重宝でしょうね。 地球を中心に観た場合の星々の位置は、長い期間に少しずつ動いています。実際には地球の(地軸の)傾きの方が動いているのでしょうが、現在、北極星と呼ばれているのは「こぐま座α星」ですが、古代ギリシャの記録に残るのはβ星の方なのだそうですね。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/25

■■■稲刈りの終わった田の畦に密に咲く ミゾソバ(溝蕎麦)■■■この季節になると、ついつい探してしまう可愛らしい花です。「これは何かな?」田の畦とか、湿気のある場所に群生しているミゾソバ(溝蕎麦)です。葉といい、花といい、全体の雰囲気がソバ(蕎麦)に良く似ていますね。白い花もあるのですが、通常は薄紅色の小さな花が集まった塊状です。ところが、最近、ソバの方に薄紅色の高嶺ルビーが登場しました。期せずして、両者はソックリさんになってしまったという訳です。軽く触ってみると分かるのですが、茎に痛くない程度の棘が生えています。棘は下向きに生えていて、茎全体が何かにしがみつくのに適しています。なかなか「したたか」な植物なのかも知れません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii" ● 原産 : 日本、朝鮮半島、中国 ● 分類 : タデ科タデ属 または イヌタデ属葉が丸く寸詰まりになった矛(ほこ)のような形をしています。左右に角張った部分を耳にみたて、牛の顔だという見方もあったようです。別名の「ウシノヒタイ」は、この葉の形に由来するのです。ところで、花弁のように見える部分は萼なのだそうです。開いているものは少なくて、を多くは蕾が閉じたような姿です。前述しましたように、花色には多少のバリエーションがあります。下の写真に幾つか写っていますね。ほぼ真っ白なもの、全体が薄紅色のもの、花先だけ濃いピンクのもの・・・。以前、こうした変化を写真に撮りためている方がいました。なかなか面白そうでしたよ。別に植物体全体が大きめのオオミゾソバという植物があるそうです。ちょっと修行が足りなくて、見極めがついていません。m(._.)m ミゾソバは、山の上から海岸沿いまで広い範囲で見掛けます。でも、注目する方は少ないようで、その上、写真を撮影している姿は少ないのでしょうね。「何かあるのかなぁ?」みたいな目で遠くから眺められてしまいますので、シャイな方はご注意下さい。 シャイな方だと思うのですが、カワイイ花を見ると、我を忘れてしまって・・・(本当だってば!)。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/25

■■■これから普及するかもしれない 可憐な赤いソバ(蕎麦) ■■■どこかで見たような薄紅色の小さな花の集まりです。「これは何かな?」ちょっと、我が目を疑ったのですが、市街地で育てられているソバです。陸上の400mトラックなら3周分程度の広い畑に植えられていたのです。でも、主要な産業道路端なので、逆に全く気が付きませんでした。ソバについては「健康食品編(!?)」で既に紹介させていただきました。今回は赤い花を咲かせるソバ(蕎麦)というところがポイントです。ネパール原産のソバを改良した「高嶺ルビー」という品種なのだそうです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Fagopyrum esculentum (ちょっと疑問あり)" ● 原産 : 東アジア北部 ● 分類 : タデ科ソバ属この植物の情報は、書籍ではなかなか見つからないだろうと思います。比較的最近、観賞用、つまり、観光目的で植えられるようになりました。でも、高原での話が多いので、当然ですが、既に花は終わっています。いろいろ尋ねてみたいことがありませんか? ■ このソバの実を轢いてできた粉の色は赤いのか? ■ 敢えて、観賞用と言っているが、味はどうなのか? ■ 通常の強健な白いソバに比べて育てやすいのか? ■ 健康食品としての資質は同じなのか?少しだけ情報がみつかりました。まず、信州大学の氏原暉男教授とタカノが共同開発した品種だそうです。10年余りの開発期間を要したそうですよ(お疲れ様でございました)。やはり、「栽培に手間は掛からない」と記載されています。補足に「転作田での景観作物としての利用」について言及がありました。打ったソバについては「風味がやや強く、コシが強いのが特徴」とあります。食べてみないとわかりませんが、決して悪い話ではありませんよね。これは普及が進むのではないかと期待できます! 現地に行ってみましたら、嬉しいことに実ができていました。一粒割ってみたら、普通のソバと同じ白い色をしていましたので、ソバ粉は同じ色ということです。違いは実の皮が少し強い茶色という程度ですね。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/23

■■■松の木? いろいろ探してみたい多彩な花 エリカ■■■筒状になった不思議な花がたくさん咲いている低木です。「これは何かな?」主に南アフリカを原産地とするエリカと呼ばれるツツジの仲間たちです。エリカ属には700種とも言われる種、品種の総称的に扱われています。さて、どういう単位で紹介したモノでしょうか。 (*^o^*)まぁ、出逢って、「これは」と思ったら、手当たり次第というのがよろしいか。上は『ホワイトデライト』(Erica colorans 'White delight')で流通しています。咲き出した頃は、ほぼ真っ白ですが、徐々に先端から赤味を帯びてきます。葉は杉の葉に似ているって本当ですね。どちらかと言うと『もみの木(マツ科)』に似ているかも知れません(笑)。半耐寒性常緑小低木に分類される品種で、これから出回ってきます。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica cv." ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ツツジ科エリカ属右の写真で左の方は『メランセラ』(Erica melanthera)という種です。ほぼ白に近い淡いピンクや明るいピンクの花があるようですね。こちらは丸い鈴のような花を咲かせています。やはり半耐寒性常緑小低木に分類される品種で秋口から出回ってきます。他に、ちょっと調べただけでも黄色いやオレンジ色の花もあるようですね。メランセラも鈴状ですが、もっとスズランに似た花も見られます。おしべが出っ張った花だとか、ツートンカラーなんぞもあるようですね。これは楽しい種ですよ(興味津々)。でも、どこかで見たような面持ちを持っていますよねぇ!?あっ、日本に自生するツツジ科のサラサドウダンの雰囲気に似ていますよ。右は少し赤味が強くなった『ホワイトデライト』 ますます、一日が短くなって、あっという間に夕焼けが迫っているなんて状態です。そう言えば上の写真も少し夕焼け色に染まっているような気がしますね。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/23

■■■葉を出さず、いきなり、花芽を出して咲く コルチカム■■■周囲に葉はなくて、唐突にピンク色の花だけが咲いています。「これは何かな?」イヌサフランまたはコルチカムという名前で良く知られていると思います。大きな球根から突然のように美しい花を咲かせる変わりものです。水栽培ではなくて、皿に置いておくだけで良いので、空気栽培でしょうか。花後に植えて上げると綺麗な緑色の葉を出して良く増えます。確かに雰囲気はサフランに似ていますが、イヌ(犬)を頭に付けるんですね。「似ているが違う」という意味として、イヌやキツネを使うのは不思議です。いずれにしても、これだけ大量一気に花が咲いているのは初めて見ました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : Colchicum autumnale ● 原産 : ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア ● 分類 : ユリ科コルチカム属(イヌサフラン属)ユリ科の植物の球根は食用になるものがあります。逆に、毒で食用に向かないか、軽く毒抜きが必要なものもあります。「コルチカム」は毒性の強いコルヒチンを多く含むという学名(属名)です。西アジアのアルメニアの古い都市「コルキス」に由来するそうです。球根を見た限り、おいしそうですが、自衛策を講じているのでしょうね。毒は薬にもなるケースが多いのですが、コルヒチンも薬として扱われます。このコルヒチンですが、園芸的には有名な薬品です。「コルヒチン処理」と言いますが、倍数体の作出時に利用する薬品です。懐かしい化学式では C22H25NO6 になります。細胞分裂の時に染色体の倍加を誘発する作用があるのですね。通常、不稔性を示す F1 を倍数体化すると有稔性になることがあります。植物体も大柄になる傾向があり、特定植物の園芸化に利用されますね。たまたま「すみれ好き」なので良く耳にしました。(^.^) 我が家の庭でも随分増えたのですが、これだけの花が固まって美しく咲いているのは、本当に初めて見ました。二輪で走っている道で見つけました。その日は暗くなってしまったので、翌朝に出向いて撮影したという訳です。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/23

■■■多彩で難しくて でも、おもしろいかも! オキザリス■■■時々見掛ける花ではないでしょうか。でも、どちらかと言えば、黄色やピンクが多いような気がしませんか。「これは何かな?」葉の色が特徴、ムラサキカタバミ(紫片喰)の園芸種です。トリアングラリス(紫の舞)か、レグネリー(サニー)ではないかと思います。要するにカタバミですが、球根性の種類を園芸上はオキザリスと呼びます。雑草としてのカタバミは、本当にどこにでも生えていますね。でも、よく見ると、葉の色には緑色と紫色があるんです。横に這うタイプと立ち上がるタイプがあることも、少し前に話題になりました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Oxalis spp." ● 分布 : 南アフリカ、南アメリカ ● 分類 : カタバミ科カタバミ属(オキザリス属)たくさんの園芸品種があります(以下は幾つかのサイトからの受け売り!)。 ■ トリアングラリス(グリーン) ■ トリアングラリス(マルマー) ■ トリアングラリス(緑の舞) ■ トリアングラリス(銀の舞) ■ ブラジリエンシス ■ オータムクイーン ■ ハイオレンジ ■ ハイピンク ■ ハイイエロー ■ ボーウィ ■ ゴールドアイランド ■ レグネリー他にもまだまたあって、約40種とも言われているそうです。ムラサキカタバミ("O. corymbosa")らしき品種が幅を利かせています。植えてしまった方によりますと、「増えすぎて困る」そうです。一度植えてしまうと、駆除?するのが困難とまでおっしゃいますね。ピンク色のオキザリスについて、まだ区別ができません。下の写真ですが、おそらくムラサキカタバミではないと思います。イモカタバミ("O. articulata")か、ベニカタバミ("O. brasiliensis")かな?なかなか一筋縄ではいかないようですね。別の園芸品種が目に付きましたら、また、紹介したいと思います。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/23

■■■花の姿が少ない季節に咲く ウィンターコスモス■■■日当たりの良いところでないと咲かないとまで言われています。(^.^) 黄色い花は、ちょっとコスモス似でしょうか!さて、「これは何かな?」本当はキクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)・・・なのですが (;-_-;) 。もう、ウィンターコスモスで流通しています(まぁ、許すぞ)。これは『イエローキューピット』という園芸品種です。見ていないのですが、他にも幾つかの園芸品種があるようですね。どんな花なのか、気を付けて探してみたいと思っています。キク科ですが、コスモスの仲間とは離れた種です。雰囲気が似ていると言っても、五弁花ですから、花弁の数が違いますよね。それから、茎がしっかりしていて、切り花にも適していると思います。ある資料によりますと、丈夫で手間いらず、良く育つそうです。でも、手入れをしないと草丈が2mにも達して扱いづらいようですよ。へぇ!(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Bidens aurea" ● 原産 : アメリカ南部からグアテマラ ● 分類 : キク科ビデンス属(センダングサ属)ウィンターコスモスというだけあって、耐寒性は強いようですよ。霜に当たらないように管理すれば冬でも咲き続けるのだそうです。このタイプの花が少なくなる時期に、とても有り難いですね。園芸植物として、とても嬉しい性質を持ち合わせています。 ■ 強健で耐寒性も耐暑性もあります。 ■ 土質を選ばず、良く育ちます。 ■ 花期が長く、花の少ない季節にも咲きます。 ■ 花数が多く、翌年、茎を切り戻すと、また良く咲きます。 ■ そして、一番は「可愛らしい」ことかも!でも、加湿には弱いそうですから気を付けましょう。さて、気になるのはセンダングサ(栴檀草)の方です。アメリカセンダングサと言えば、種子に棘があってひっつくヤツですよね。雰囲気は全く違いますが、どうやら、お仲間のようですよ。 とても気持ちの良い季節です。通常のコスモスもまだ咲いていますが、そろそろ終わってしまう様子ですね。一方、キバナコスモスはまだまだ元気に見えます。そして、バトンタッチで目に付くようになったのがウィンターコスモスというところでしょうか。別の仲間ですが、まぁ、広く見れば、キク科という仲間には違いありません。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/23

■■■夏から秋 大胆で繊細な美しさを誇る フヨウ(芙蓉)■■■花だけを見ると、またもムクゲかなと思うかも知れませんね。「これは何かな?」よく似ていますが、こちらはフヨウ(芙蓉)で、やはりハイビスカスの仲間です。ムクゲとの違いについては、むしろ、遠目に見る方が分かりやすいかも。基本的に樹形が違うのです。ムクゲは尖ったように上に上に伸び、フヨウはこんもりとしています。近くで見る場合のポイントは、葉の形ではないでしょうか。フヨウの方はプラタナス(カエデバスズカケノキ)のような掌の形をしています。それから、フヨウの花柄が長めであることが特徴でしょう。フヨウは、ムクゲより少し遅れて真夏に咲き始め、晩秋まで次々に咲きます。葉も花も少しずつ大きめでしょうか。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Hibiscus Mutabilis" ● 原産 : 中国、日本 ● 分類 : アオイ科フヨウ属花は5弁花で、お椀とか王冠のように丸く拡がります。ここに何頭かのチャバネセセリが遊びに来ていました。勿論、本当に遊んでいるのではなく、お仕事(吸蜜)に来ているのでしょう。暫く見ていましたら、花粉で全身真っ白になっていました。ところで、その「おしべ」や「めしべ」は変わった形状をしていますね。細くて小さい方が「おしべ」ですが、『円筒状に散開』しているとあります。『散開・・・』、良くわかりませんね。一方、「めしべ」の方は『更に突き出て5裂』している、ふむふむ!それから「めしべ」の『先端が曲がっていて容易に区別できる』とあります。『曲がっている』って、え?良くわかりませんね。今度、もう一度、よく観察してみましょう。スイフヨウ(酔芙蓉、"Hibiscus mutabilis cv. 'Versicolor'" )は園芸種です。朝の花弁は白いのに時間が経過すると淡紅色に変わる八重咲き変種です。酔って顔が赤くなるというシャレでしょうね。さて、資料にはフヨウも「一日花」と記載されています。ムクゲは一日半は咲いていることが分かりましたが、フヨウはどうでしょうか。 美しい人の例えに用いられる「芙蓉」です。長く目を楽しませてくれました。 今日のことですが、花後の朔果から種子が覗いているのを見ました。急に気温が下がり始め、長く花を咲かせていたフヨウも、そろそろ来年の準備を始めたようです。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/21

■■■秋 多彩な花を咲かせる ダイモンジソウ(大文字草)■■■花弁は5枚、上3枚は短く、下2枚は長く、「大」という文字に似ています。ヒントを出し過ぎですが、まぁ、「これは、何かな?」日本や中国に自生するユキノシタ科のダイモンジソウ(大文字草)ですね。色、全体の形態、八重咲き等を含めて、いろいろな変異があります。 変種が少しあるようですが、ほとんどは同じ種の園芸品種のようですね。その変種の情報がありましたので、羅列してみましょう。 ■ カエデダイモンジソウ ■ ミヤマダイモンジソウ ■ イズノシマダイモンジソウ ■ ヤクシマダイモンジソウこれ以外のアカバナダイモンジソウ等は園芸品種という訳です。簡単な鉢に植えられて、ホームセンター等で販売されている季節です。実は、随分こなれた価格になったのですよ。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Saxifraga fortunei var.incisolobata" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : ユキノシタ科ユキノシタ属自然に自生しているものは、山地の湿った岩場等に群生しているそうです。学名を直訳すると「石を割る」、つまり「石割草」というところですね。盛岡地方裁判所構内に「石割桜」という桜の木があるのを思い出しました。園芸品種には「紅桜」とか「伊予の舞」等という名前が付いています。紅花系に人気があるようですが、白や緑系も良さそうですね。写真だけで現物を見ていないのですが、「鶴の舞」が美しいようです。是非、いつか実際に見てみたいものだと思います。展示会向きの花だなぁと思います。所謂、「盆草」に仕立てると似合いそうで、趣味の方は堪らないでしょうね。普通に見られるユキノシタ("Saxifraga stolonifera")もなかなか清楚ですよ。花をアップで見たことがあれば、良くわかると思います。葉のゴツゴツしたイメージが強いのですが、花は鑑賞に堪えると思います。まぁ、いつか、紹介してみましょう。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/20

■■■蔦を伸ばして小さな紫の花を付ける ヴィオラ・バンクシイ■■■花弁が垂れ、中心部が濃い紫色、ちょっと個性的な顔をしていますね。「これは何かな?」スミレ科のヴィオラ・バンクシイ(旧称:ヴィオラ・ヘデラケア)です。日本に多いすみれたちとは離れた種です。日本では、まぁ、多彩な名前で流通していますよ。 ■ パンダスミレ ■ ツタスミレ ■ ツタノハスミレ ■ ツルスミレ ■ アシナシスミレ ■ タスマニアビオラ(N社) ■ パーオウルピコティ(S社) ■ ウィンズビオラ ■ クリ-ピングすみれ ■ ナポレオンハット他にもまだまたありそうですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola hederacea" ● 分布 : オーストラリア、ニュージーランド、マレー半島 ● 分類 : スミレ科ヴィオラ属多様な呼び名の内、ツタスミレという名は「言い得て妙」だと思います。「匍匐茎」という細長い茎がどんどん伸びて、地衣類のように拡がるのです。いちごでよく見られるヒュっと伸び、ストローの語源になった茎ですね。少しすみれらしくない雰囲気があるのは、「距」がないからでしょうか。「距」とは、唇弁(下の花弁)の一部が花の後ろに突き出た部分のことです。花は小さめで、中央に橙色の柱頭が出ています。元来、常緑多年草なのですが、普通、日本では越冬できないんですね。暖かい場所でうまく育てられれば、株分けで増やすことができます。 cf : 日本で流通している個体は不稔性でタネができません。「四季咲き」と書いてあることもありますが、やはり冬に花は無理でしょう。花期が長くて、とてもたくさんの花を咲かせてくれます。今回は花屋さんで(勝手に)撮影した写真を使用しています。実は、今も庭で咲いているのですが、葉が黄色くなり始めているのですね。茎が伸びた姿を含めて、来年、また紹介することにしましょう。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/20

■■■可愛らしく秋を彩る 慎ましい花の群れ リンドウ(竜胆)■■■青紫色の花というイメージを持っていたのですが、そうでもないのですね。「これは何かな?」まぁ、所謂、リンドウです。でも、リンドウっていろいろな品種があるような気がしますが・・・。『リンドウ』ってなんでしょうね。エゾリンドウ "Gentiana triflora" と変種群を指すという表現があります。一方、"Gentiana scabra"の近縁種や他品種を含む総称名とも言われます。良くわからないので、最も多い表現を是としておきましょう。なにしろ、学術的な区分をどうこう言う主旨のブログではありませんし・・・。どちらかと言えば、美しい園芸品種を愛でたいところです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Gentiana scabra var. buergeri" ● 原産 : (一応)日本 ● 分類 : リンドウ科リンドウ属鉢植えの状態で流通するのは、草丈の低いリンドウたちです。キリシマリンドウやミヤマリンドウを基にした園芸品種が多いそうです。リンドウ属は世界中に約400種、日本には13種が自生しています。それぞれ近縁種同士は交雑は容易ということです。つまり、人工交配種を作り易いということになりますね。新ミヤマリンドウと呼ばれるのはミヤマリンドウとナツリンドウの交雑種です。暑さにも強くて早く出荷でき、生育旺盛で育て易い品種です。鮮やかな紅色の花はモモイロイシヅチリンドウの園芸品種だそうです。その他にシロバナリンドウ等もよく見られるようになりました。最近目に付くのはエゾオヤマリンドウの品種「いわて乙女」です。岩手園芸試験場の作出のですが、以外に古くて1984年の登録品種です。えっ、15年間の育成者権が既に消滅していますよ!一気に流通した理由が、その辺りにあるのかも知れませんね。 あちこちで見掛けるようになった竜胆の鉢植えです。これは「いわて乙女」ですが、価格的には随分こなれてきました。嬉しいですね。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/20

■■■静かに「紅」だと主張する野草 ワレモコウ(吾亦紅)■■■濃い(暗い)赤紫色の妙な丸いものが茎の先に付いています。もしかしたら、花かも知れませんね。「これは何かな?」いつも、花らしくないと揶揄されているワレモコウ(吾木香)です。「吾亦紅」という文字も頻繁に使われますが、書けませんね。 (>y<)『吾木香 さし出で花のつもり哉』と詠んだのは俳人の小林一茶でした。 『しわ寄せて たばこ吸うかや ワレモコウ』は小説家の庄司薫です。なんとなく小馬鹿にされている花ですが、なんとバラ科なんですよ。頭が高いかも知れない。(控えぃ、薔薇の紋所が目に入らぬか!)(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Sanguisorba officinalis" ● 分布 : 北海道・本州・四国・九州 ● 分類 : バラ科ワレモコウ属 通常の「花弁」はなくて、赤紫色の部分は「萼」だそうです。 通常、秋に茎を伸ばして花を咲かせますが、夏山で花を見ることもあります。見たことはないのですが、根が太くて大きいのだそうです。その根は地楡(ちゆ)という生薬になり、止血剤として用いられます。おもしろいことに、学名は「血を吸収する」という意味だとか!中国では古くから婦人薬として乳腺炎の治療等に使用されたそうです。目立たない花ですが、時折、切り花として流通していることがあります。センニチコウ同様に色褪せが少ないのでドライフラワー向きかも知れません。園芸品種ですが、野草の雰囲気を残して趣深い様子だそうです。 『吾も亦(また) 紅 (くれない) なりと ひそやかに』 高浜虚子 庄司薫氏なる小説家を知っているとなりますと、世代が知れるのだそうです(ホントですか?)。CMにも登場していたピアニスト中村紘子氏のダンナであり、4部作「赤ずきんちゃん気をつけて」、「白鳥の歌なんか聞こえない」、「さよなら快傑黒頭巾」が有名です。 あれ、もう一つの作品は?「狼なんかこわくない」には色が出てこない・・・。何色でしたっけ?そうそう、「ぼくの大好きな青髭」でした。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/18

■■■大きく濃い紫の花を咲かせる サルビア・ガラニチカ■■■真っ直ぐに伸びた茎に濃い紫色の花がたくさん咲いています。「これは何かな?」サルビア・ガラニチカですが、メドゥセージという名前で流通しています。しかし、実はメドゥセージ("Meadow Sage")は別の植物の名前なのです。地中海原産のサルビア・プラテンシス("Salvia pratensis")を指します。これは誤解が修正できないレベルまで「一般化」してしまった悪い例ですね。大柄のラショウモンカズラ(羅生門葛)に雰囲気が良く似ています。けっこう草丈が高く、1m半程度もあって、花の方も実は大きめなのです。吸蜜中のスズメガが4cm程の大きさですから、比較してみて下さい。因みに、ホバリングの主はスズメガ科のヒメクロホウジャクだと思います。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Salvia guaranitica" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : シソ科サルビア属(アキギリ属)濃紫色の花弁と、更に濃い紫色で黒く見える程の萼が特徴です。シソやサルビアと聞くと「草本」というイメージですね。でも、常緑亜低木で「木本」に分類され、実際、根元が木質化しています。セージはサルビア属の英語名 "sage"を指すので種類的には多彩です。コモンセージ、パイナップルセージ、ラベンダーセージ、チェリーセージ・・・葉にも茎にも芳香があるようですが、実際には余り感じませんでした。肉の臭みを抑える効果があり、それを活かしたのがソーセージだそうです。誤解のないよう、使われるセージはコモンセージの方だと補足しておきます。ある資料に、サルビアの語源について、以下のように記載されていました。 cf : ラテン語の 「salvare(治療)」「salveo(健康)」 が語源ご存じのように日本のシソ科の植物はとても有用です。サルビア(セージ)の仲間たちも、薬用に香料にと活用されているようです。 ホウジャクやオオスカシバの仲間を撮影するのは、なかなかたいへんです。ジッとホバリングを続けてくれたら楽なのですが、ササッと吸蜜しては次々と素速く移動していくのです。それから、翅の動きが速すぎて、明るさが不足な状態では上手く写り込んでくれません。補足ですが、この仲間の一部は夜行性です。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/18

■■■チャーミングな丸いボンボン頭 センニチコウ(千日紅) ■■■アカツメクサに似た丸い頭状花がチャームポイントですね。「これは何かな?」和名ではセンニチコウ(千日紅)またはセンニチソウ(千日草)と呼ばれます。夏から秋まで長い期間咲き続けるという意味でしょう。花色は、紫、紅紫、白、ピンク(桃)色があります。実は、花弁に見えるカラフルな部分は小苞だそうです。乾燥させても色褪せが少ないのでドライフラワーに適しています。でも、この花たちですが、太陽が高い時に撮影すると失敗しがちです。中央の写真は曇天に撮影したものですが、むしろ妥当な色が出ていますね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Gomphrena globosa" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : ヒユ科センニチコウ属ヒユ科というと代表的な植物としてはケイトウ(鶏頭)が挙げられます。でも、同じ仲間ですが、余り似ていませんね。葉も茎も花も、随分違う感じだなぁと思いませんか!とにかく日当たりの良い場所が大好きだそうです。なるほど、明るい場所が似合いそうです。たくさんの花を長く咲かせますので、花壇に適しているのでしょう。家庭のお庭より、公園等の花壇で良く見掛けます。ところで、どこかで見た名前だなぁと思ったのですが・・・。そうか、サルスベリを「百日紅」と書くのでした。それから、ニチニチソウ(「日日草」)という花壇の花もありましたね。 背の低い、つまり、矮化選別された品種があります。花壇に草丈の異なるセンニチソウを交互に植え付けるとなかなか楽しそうです。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/18

■■■甘く爽快な味と芳香 王室の香り「バジル」■■■白い花と緑色の葉の代表的なハーブで、ロイヤル・ハーブと呼ばれます。実は、ほぼ「色違い」と言えるような品種を既に紹介しているんですね。さて、「これは何かな?」バジル(またはスウィート・バジル)と呼ばれて人気のハーブです。実際には、品種改良の結果、多くの園芸品種が流通しているようです。古代ローマ、ギリシャ世界で既に優秀な薬草と認められていました。料理に使われることをご存じの方も多いと思います。イタリアでは野菜として、ほうれん草のように扱われているとか(未確認)。命名の由来を紐解けば、ギリシャ語で「王」を意味するバシリコが語源です。ロイヤル・ハーブと呼ばれる所以ですね。味も芳しく、用途・効用も多岐に渡るすばらしい植物といえるでしょう。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Ocimum basilicum" ● 原産 : 熱帯アジア、イラン、中東(アメリカで改良) ● 分類 : シソ科メボウキ属(オキムム属)日本薬剤師会雑誌には「抗ガン作用」が記載されたとのことです。薬草としての代表的な効用をネット情報から引用してみました。 ■ 自律神経のバランスを図る ■ 意識を鮮明にして集中力を高める ■ 呼吸器系の痛みを緩和する ■ 筋肉や関節の痛みを緩和する ■ 虫刺されのかゆみを緩和する ■ 虫除けにも効果がある「食」の用途も多彩です。種にはグルコマンナンが多く含まれるため、水に浸すとゼリー状になります。東南アジアでは、水に浸した種をデザートにするそうです。野菜としての料理に使われるのですが、トマトと相性が良いのだそうです。それからオリーブオイルやニンニクとも相性が良いとか。これはイタリア料理向けにあつらえたような野菜ですよね。生でサラダにも炒れますし、乾燥させて香辛料として使うこともあります。これは、是非、お庭で育ててみて下さい。 ハーブ園に出掛けた際、苗を買ってきました。育て易い方だろうと思っています。ただ、日本の冬を越すことができないそうですから、どうしたものかと、今更、困っています。(>y<)<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/18

■■■今年も美しいパンジーたちの出荷が始まりました■■■早いもので、この花たちが出回る季節になりました。改めて、「これは何かな?」言うまでもなく、園芸品種のパンジーですね。パンジーと言えば、昔は一般に「三色スミレ」と呼ばれていました。でも、この言葉が "Viola Tricolor" の直訳だったとすれば問題あり、です。それは、パンジーが複数交配によって生まれた園芸品種だからです。"Melanium" と呼ばれるグループから生み出されたというイメージでしょう。園芸店を歩いていますとビオラという呼び名があるのに気が付きますね。小さめの花を多めに付けるグループを呼んでいるようです。いろいろ調べて見ましたが、結果、この呼び方は推奨できないと思います。先ず、この呼び方は日本国内でしか通用しません。なにしろ、スミレ属全体を意味する "viola" という言葉そのものだからです。次に、パンジーとビオラを区別する基準が余りにも不明確なのです。それから、品種改良が進んで、更に区別ができなくなりつつあるのです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 最近は、10月になるとパンジーの出荷が始まるようになりました。それ以前は、早咲きのグループ(L.R.系)が11月末辺りから出ていました。品種改良ばかりでなく、育種方法も随分進んだのです。現在、パンジーの品種改良や育種技術では、日本が世界トップレベルです。西欧で生まれた園芸品種なのですから、これは誇るべきことでしょう。毎年、大量かつ多彩な園芸品種が発表され続けています。ここ数年のモードは「ブランド化」に尽きます。おもちゃメーカーとのコラボレーションとなった「リカ」シリーズは秀逸でした。しだれるとか、こんもりするという特徴を全面に出したものも良く売れました。今は「名無し」で売るのは、数を裁くタイプだけになったような気がします。パンジーのお話は、今後、まだまだ、まだまだ続きます。 (^◇^) 早速、買ってしまいました。真上の写真(中央)の明るい赤紫と白色のグラデーションのポット、そのものが家にあります。写真は2枚とも今日撮りたてなのです。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/18

●●●修学旅行で通った寺の参道を思い出させるキンモクセイ●●●夕方、散歩に出掛けてみました。この季節の街角は、とても愉しくて、いろいろなものが目に留まります。そして、この季節を象徴するのがキンモクセイの芳香でしょう。最初に目に留まったのは、少し色付き始めた温州ミカンでした。花壇にはユリオプス・デージーやコスモス等、キク科の植物が目立ちます。そして、キンモクセイが元気に輝いて、こんなにあったのかと驚きますね。今年は夏が長かったのか、咲き出すのが少し遅かったようですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Osmanthus fragrans var. aurantiacus" ● 原産 : 中国南部 ● 分類 : モクセイ科モクセイ属近くにある大きな市のスポーツ施設への誘導路にもたくさん咲いていました。品の良い芳香の間を歩くと、修学旅行で歩いた京都・奈良を思い出します。その秋、清水寺への参道がキンモクセイの甘い香りに包まれていました。それは高校時代に話ですが、まるで旧制高校まがいの校風がありました。時代錯誤のようなバンカラ気質が学校全体にまかり通っていたのです。どうやら、現在ではなくなりつつあるようですが、まだ少し残っているとか。秋風が流れる都は、今も変わらない時の流れを刻んでいるのでしょうか。 バンカラって分からない方には全くピンと来ないですよね。なんと、ほぼ3年の間、腰に手ぬぐいをぶら下げ、真冬以外は下駄で高校に通っていました。最も尊敬されていたのは、おそらく応援団の団長だったろうと思います。大正時代の話ではないんですよ。まぁ現在では応援団は維持できていない状態だそうですが、生徒の風貌には、十年ぐらい前まで残っていたらしい当時の雰囲気が残っているのだそうです。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/17

●●●トラクターが通る農道の路傍に大きな花を咲かせるカンナ●●●稲刈りが済んだ田の畦に、黄色い花が夕陽に染まっていました。「これは何かな?」ショウブ科の花にも似ていますが、大きな花が特徴のカンナです。頭に「カ」が付くのは思い出したのですが、名前が出てきません。「カア・、カイ・、カ~、ええと、カ・・・なんだっけ?」50音順に思い出そうとしたのですが・・・、よもや、最後のカンだったとは!花色は多彩で、赤 ・白 ・桃 ・橙・黄色系などがあります。それから、赤斑が入ったものや複色パターンもあるようですね。一般には夏に咲く植物だそうですが、シッカリ咲いていました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Canna indeica hybrid" ● 原産 : 熱帯アメリカ、アジア ● 分類 : カンナ科カンナ属蘊蓄の続きですが、カンナ科はカンナ属だけで構成される科だそうです。野生種は比較的多い方ですが、流通している種は多くありません。Canna indeica は花カンナの学名ですね。とても大きい植物で、草丈は普通1m程度あります。この大きさは園芸的に見れば、むしろ不利な特性かも知れませんね。そこで40~60cm程の矮小種が鉢向けに出回るようになりました。それから、葉も大きくて見応えがありますよね。通常は緑一色ですが、赤や黄色の模様が付いた品種も出回っています。五色葉カンナと呼びますが、残念ながらまだ見たことがありません。 丈夫で育て易いそうです。地下茎で殖えますが、球根のように扱われています。ただ矮小種といっても、それなりの大きさがありますので、都会の一般家庭向きではないのかも知れません。田舎の方が似合っている、そんな気がします。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/13

●●●シルクロードを辿って来た子孫繁栄のシンボル ザクロ●●●この独特の姿は?もしかしたら、アレでしょうか?「これは何かな?」イランのような熱砂の国で採れる果物かと思っていたザクロ(石榴)です。実は日本の気候でも大きな実ができるのですね。昨年、近所でも見たことがあるのですが、かなり大きくなっていました。まぁ、それが食べて美味しいものなのかどうかは分かりません。(^.^) (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Punica granatum" ● 原産 : イラン、ヒマラヤ ● 分類 : ザクロ科ザクロ属一般に果物として食べても美味しいのですが、果肉は余り多くありません。ジュースでいただくと、すっぱいのですが、なかなかイケます。日本では、何やら効用のある漢方珍味のような扱いです。扱いと書きましたが、実際に漢方薬として利用されています。医学的に表現すると女性ホルモンの一種であるエストロゲンを含むのです。ホルモンバランスに関連する更年期障害等の症状を改善するとされます。ただ、女性ホルモンというイメージが過剰に喧伝されていて気になります。少なくても、全ての品種の話ではないそうですから、ご注意下さいね。はるばるシルクロードを辿って日本までやって来た力強い植物なのです。 子供の頃の記憶で不確かなのですが、近所の盆栽の中にソックリの実を付ける低木があったのです。あれは何だったかなぁ?そのイメージがあったのですが、ある植物園で説明プレートを見て、「へぇ、そうなんだ」と再認識した次第です。それを認識した目で見ますと、あちこちの庭で大きな木になっていることに、また驚いてしまいました。身近な植物だったのです。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/13

●●●多彩なベゴニアの中で異彩を放つ品種「オレンジ・ルブラ」●●●淡いオレンジのグラデーションが、そこはかとなく美しいですね。「これは何かな?」木立性ベゴニアの園芸種、「オレンジ・ルブラ (Orange Rubra)」です。ベゴニアは多くの原種の交配により園芸化が進みました。いろいろな形質がありますが、一般に以下の形質に分類されるそうです。 ◆ 木立性ベゴニア ◆ 根茎性ベゴニア ◆ 球根性ベゴニアベランダの見映えは木立性ベゴニアがスッキリしているようですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Begonia spp." ● 原産 : (原種)中南米 ● 分類 : シュウカイドウ科ベゴニア(シュウカイドウ)属多くの場合、木立性ベゴニアは矢竹状の形態で四季咲きです。でも、変化があり、形態(草型)で分けると以下のようになるようです。 ◆ 矢竹型 ◆ 多肉型 ◆ 蔓性型 ◆ 叢生型ベゴニアの多彩さはあきれるほどで、とても変化が多い園芸品種群です。おそらく、グループ分けポイントを理解して観察した方が良いのでしょうね。比較的大きくなる植物なので、大量に並べて見比べるには不向きです。 植物園の温室に並んでいるのを見ることがありますね。草丈の大きい種では2mに近いものもあったように記憶しています。見目麗しい園芸品種を見掛けたら、また撮ってこようと思います。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/13

●●●猫の髭のような雄しべと雌しべを長く展開する ネコノヒゲ●●●白い花から白い髭のような毛が四方八方に飛び出しています。「これは何かな?」シソ科ノネコノヒゲですが、これはうまい名前を付けたものです。ひゅ~っと伸びている髭ですが、実は雄しべと雌しべだそうです。これは想像できる範疇ですが、どうしてこれだけ長くなったのでしょうね。まるで白猫の顔のようです(薄紫色の花もあるようです)。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Orthosiphon aristatus" ● 原産 : インド、マレーシア ● 分類 : シソ科オルトシフォン属原産地では多年草ですが、日本では越冬できず、一年草的に生活します。なんとか越冬させますと、大きな株になって、多数の花が咲くそうですよ。基本的には強健な植物ですので、長い間花を咲かせて楽しませてくれます。原産地では利尿剤や血圧降下に利用されるハーブとして育てられます。日本には薬草という触れ込みで入ってきたようですね。別名であるクミスクチン茶という健康茶として飲まれているそうです。へぇ。 最近、良く見掛けるようになりました。シソ科の植物は有益な者が多いですね。ところでハーブというからには、葉や茎に独特の芳香があるのでしょうか。しまった!確認してくれば良かった。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/13

●●●見掛けによらず、美味しくて食べやすい交配種 デコポン●●●ミカンの仲間でしょうが、かなり変わった風貌をしていますね。黄色く色づく前ですが、「これは何かな?」これは、一般にデコポンと呼ばれている「不知火(しらぬひ)」という品種です。学名を見ていただくと、交配種の交配種であることが分かります。農水省の研究機関で作出された人工交配種のようです。なぜか、品種登録はされていないそうですが、「不知火」が品種名です。では、「デコポン」という呼び名はいったい何でしょう。実は登録商標なのだそうです。品種登録はせず、商標登録だけ実施しているという訳ですか。へぇ!(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "(Citrus unshiu x C. sinensis) x C. reticulata" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : ミカン科ミカン属ミカン類にはキンカン、ポンカン、イヨカン等、「柑」由来の名が多いかな。「デコポン」という名はどんな由来で命名されたのでしょうか。先ず、一方の親であるポンカンのポンであることは容易に理解できますね。では、デコは?上の写真では下部に当たるヘタの周辺がデコっと出っ張っています。このデコ(凸)を意味していて、外見上のユニークな特徴になっています。果皮の様子や妙な風貌によらず、糖度は極めて高い柑橘類です。逆に、基準に達していないと「デコポン」として出荷できないのだそうです。見掛けによらないブランド物だった訳ですね。 みかんと言うと鏡餅の一番上に、葉を1枚付けて載っている物というイメージかも知れません。すると、ヘタがある方が上で、座りも良いと考えますよね。でも、実になる前の花の状態で上下を考えますと、逆であることが分かります。今回の写真に写っている実は上下関係が正しい位置にありますね。でも、もう少し重くなると枝がしなって、逆転するのです。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/10

●●●多彩な品種を一堂に並べて眺めてみたい セントポーリア●●●パッと見がすみれに見えるらしいですね(そうなかなぁ?)。二度目の登場ですが、「これは何かな?」アフリカスミレという異名を持つイワタバコ科のセントポーリアです。セントポーリアもすみれも好きな者としては、似ているとは思えません。渓流の岩肌などに咲いているイワタバコの親戚そのものに見えるんです。百年以上前、ドイツ人のセントポールさんがタンザニアで原種を発見。それは室内でも丈夫に育ち、ほぼ1年中花を咲かせる優れものでした。とても人気が出て、園芸種として品種改良が進んだのです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Saintpaulia ionantha" ● 原産 : 東アフリカ(タンザニア北部とケニア南部) ● 分類 : イワタバコ科アフリカスミレ属花色は赤、桃、紫、青、白等があり、それに覆輪品種が加わります。花の形態も一重、半八重、八重咲き等、とても多彩です。実は、ちょっとハマった時期がありまして、いろいろ見て回ったものでした。育ててみたのですが、うまく越冬させることができませんでした。そういう意味では、親戚のスミレイワキリソウの方が育てやすいと思います。どちらの種も、肉厚の葉で、その葉挿しで増やすこともできます。書籍に掲載されている写真を見ているだけで嬉しくなってきます。温室に多彩な品種をずらずら~っと並べたら愉しいでしょうね。 前に調べた時には、園芸品種が15,000種以上という情報が出てきました。ところが、昨日、図書館で借りた書籍には約20,000種と記載されています。情報の収集時期とか方法の違いだろうと思いますが、その差5,000種というのは大きいですよね。そんな勢いで品種改良が進んでいるということなのかも知れません。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/10

■■■小さな鉢から濃紫色の花が次々咲く『すみれ岩桐草』■■■雰囲気的にはスミレか、葉や姿全体はセントポーリアに良く似ています。「これは何かな?」日本では「すみれ岩桐草」という名前で流通しています。中国雲南省や四川省の3000m級の山々にあるイワタバコ科の植物です。葉や茎に微毛が密生しているのがみえますでしょうか。高山からやってきた植物ですが、日本の暑い夏も普通にやり過ごします。秋になると、距のないスミレに似た濃紫色の花をたくさん咲かせます。もう何年も育てていますが、とても強健で、手の掛からない植物ですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Petrocosmea fullacida" ● 分布 : 中国 ● 分類 : イワタバコ科ペトロコスメア属葉は肉質というか厚手で、身近なところで表現すればベゴニア風でしょうか。花が多い年と少ない年がありますね。今年も咲いていますが、少なめな様子ですので、昨年の写真を使いました。イワギリソウ(岩桐草)と言えば、通常 "Opithandra primuloides"を指します。日本にも自生しているイワタバコ科の植物です。園芸品種だろうと思いますが、「パンダ岩桐草」なる植物も流通しています。やはり、イワタバコ科の"Chirita briggsioides"で、葉の感じは似ていますね。次々に咲いて、しばらくは目を楽しませてくれるでしょう。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/10

■■■茶花に! 落ち着いた花 タイワンホトトギス(台湾杜鵑)■■■ホトトギスに良く似ていますが、もう少し愛らしいイメージがあります。「これは何かな?」タイワンホトトギス(台湾杜鵑)という、れっきとした日本産のホトトギスです。まぁ、もちろん、主要産地は台湾です。ホトトギスより少し小さめで、淡いピンク色の花が枝先にたくさん咲きます。観察した個体の草丈は大きい方でした。良く枝別れして蕾を付けますが、しっかり地に足がついている感じです。実は、ホトトギスとタイワンホトトギスとの交雑種も出回っているそうです。庭に植えて楽しむのに適していると思いますよ。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tricyrtis formosana" ● 分布 : 西表島、台湾 ● 分類 : ユリ科ホトトギス属上の写真をちょっとアップにしてみました。蕾には白い微毛が目立ちますね。ところで、しべの先の方に透明の魚の卵のような物質が見えます。これは何でしょうね(調べられませんでした) m( )m。良く似ているホトトギスとの違いを幾つか並べてみましょう。・ホトトギスは腋から2~3個の花芽が出る・タイワンホトトギスは枝分かれした茎頭に花が付く・花弁の表裏に赤紫の細かい斑点が目立つ・花弁には斑点が少なめ、花全体も小さめ・ホトトギスは茎が斜めに出て葉が大きく展開する・タイワンホトトギスは真っ直ぐに立ち上がって枝分かれする細かいところまで観察しますと、それなりに違いがあるものですね。 なぜか、ソメイヨシノが咲いているのを見掛けました。それから、コルチカム属のイヌサフランが大量かつ見事に咲いているのを見掛けました。残念ながら、ものすごい雨で撮影ができません。花が持ち堪えてくれるでしょうか? (ToT) <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/09

■■■山里の貴婦人 キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)■■■さあ、何かスゴイ!という感じの黄色い花が出てきました。もしかしたら、ホトトギスかも知れませんが、花が黄色いですね。「これは、何かな?」これこそ、紀伊半島特産のキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)です。カタカナだけで書かれてしまいますと、さっぱり分かりません。 (^.^) 最初の「キイ」は紀伊半島の「紀伊」だった訳です。では、「ジョウロウ」って???「上臈」と書きますが、江戸城の大奥にあった職名という説明があります。一方、宮中に仕える位の高い女官という話もあります(良くわかりません)。まぁ、それで、貴婦人的な意味を与えている訳ですね。やはり、貴婦人は希有なのか、絶滅危惧II類(VU)に指定されています。良いのか悪いのか、乱獲に晒されそうな品格を持っていますよね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tricyrtis macranthopsis ssp. macranthopsis" ● 分布 : 和歌山県、奈良県 ● 分類 : ユリ科ホトトギス属花は筒状鐘形で、ツヤのある特徴的な濃い黄色い花色をしていました。花の内側も同色ですが、紫褐色の斑点が独特です。茎全体がしなるように曲がり、花は垂れ下がる状態で咲きます。高知県には、ほぼ同じ種であるジョウロウホトトギスが自生しています。葉の微妙な違いだとか。やはり、絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。自生地では、著しく減少した株の復活に努力しているそうです。こういう活動は難しいのでしょうね。でも、他の植物ではうまくいっている例を、時折、耳にします。元来、人が近づくことが困難な垂直に切り立った崖に群れ咲く植物です。それでも絶滅危惧状態なのですね。自生地の環境保護が必要となると、観光資源化するしかないのでしょうか。 撮影した日、シトシトと冷たい雨が降っていました。ただでさえ、薄暗い場所が好きな植物で、少し粗めの写真になってしまいました。まぁ、滅多に観察できない花を見ることができましたので、それだけで嬉しかったですね。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/09

■■■長い花期 多彩な花を楽しむ有用な庭木 ムクゲ(木槿)■■■夏場から現在まで、街角で白、紅、紫色等の花を見掛けましたよね。「これは何かな?」フヨウ属のムクゲ(木槿、槿または無窮花)です。園芸品種も多くなったようで、八重咲き等も多く見掛けました。韓国の国花に指定されているそうで、読みはムグンファ(無窮花)とか。 ムクゲより、「音(おん)」としては良さそうです。学名を見ていただければ分かるのですが、ハイビスカスの仲間です。似ていると言えば似ているかも・・・、でも、醸し出す雰囲気は違いますね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Hibiscus syriacus" ● 原産 : 中国・インド ● 分類 : アオイ科フヨウ属さて、書籍やネットで調べてみますと「はかない一日花」とあります。 「あれ、どこかで聞いた話だなぁ」と思って調べてみました。 (*^o^*)ニッコウキスゲの時の二の舞は避けたいところ・・・。やはり、実際に調べてみた方の情報がありました。その結果、同じ花が開閉しながら2~3日間は咲き続けるという結論です。句にも詠われる「短命な花」というキャッチフレ-ズも単なるイメージなのか!敢えて、「次々と花が咲くため長く咲くように見える」とまで書かれています。でも、なぜ、こんな風評がはびこるのでしょうね?もう一つの「なぜ」ですが、白色種が薬用になるのだそうです。他の色ではだめなのでしょうか?若い蕾を天日で乾燥させた生薬は「木槿花(もっきんか)」と呼ばれます。 茎、幹、根の樹皮を乾燥させた生薬は「木槿皮(もっきんぴ)」と呼ばれます 若い果実を天日で乾燥させた生薬は「木槿子(もっきんし)」と呼ばれます。 (注:生薬読み方事典というサイトより)「木槿皮」は解熱、利尿、解毒、かゆみ止めに効果があるそうです。「木槿花」は下痢に、月経不順や腫瘍にと使い分けられます。「木槿子」については、詳しい情報を見つけることができませんでした。これは、なかなか有用で、美しい花を咲かせる庭木ですね。 o( ^_^ )oよく見ますと左右花を咲かせています! 読みについて調べてみますと、例えば「もっきんぴ」、「もくきんぴ」、「もくきんび」等、いろいろな表現が出てきました。まぁ、どうでも良さそうな気がしてきました。因みに、オリジナルは、当然、中国語のMUJINZIになると思いますから、やはり、どれでも似たようなモノですね (^.^) 。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/09

■■■不思議な花の魅力 秋の野山に咲くホトトギス(杜鵑草)■■■庭で鉢植えとして育てているホトトギスの蕾が大きくなりました。自生する野山では、もう咲き始めていると思います。黄色いホトトギスを咲きに紹介してしまいました。通常、ホトトギスと言えば、上の写真のような紫色の花です。杜鵑(時鳥)という鳥の胸の模様に似ているというのが命名の由来です。ただ、杜鵑に出逢ったことはないですよね。まぁ、信長が「鳴かぬなら、殺してしまえ!」とのたまった鳥ですよね。自然との距離がある現代では、命名の由来自体がわからないという例です。でも、杜鵑の胸の模様は横縞ですから~!古人も、かなりイイカゲンだったかもぉ!(残念~)テッペンカケタカ斬りぃ!(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tricyrtis hirta" (ホトトギス) ● "Tricyrtis hirta f. albescens " (シロホトトギス) ● 分布 : 北海道、本州、四国、九州 ● 分類 : ユリ科ホトトギス属花全体が白いホトトギスはシロホトトギスと呼ばれます。花の模様や茎の色等、色を除いて植物体は全く同じに見えます。学名から、ホトトギスのアルビノ品種ということになりますね。清楚な色合いが好まれているようで、比較的良く見掛けます。交配親にも向くのでしょう。キバナツキヌキホトトギスとの交配による「天の川」が知られます。鳥の方は「時鳥」、「不如帰」、「子規」、「杜鵑」等の漢字が当てられます。植物の方は「杜鵑草」、「時鳥草」、「鶏脚草」、それから「油点草」等ですね。どの漢字も「こじつけ」ではないでしょうか (^v^)後日、もう少しホトトギスの話を続けようと思います。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/09

■■■アサガオに似たヒルガオ科のヨルガオ(夜顔) あは!■■■大きくて丈夫そうな朝顔・・・、あれれ、違いますか?では、「これは何かな?」秋、朝顔とは逆に夕方近くなってから咲き出すヨルガオ(夜顔)です。たくさん咲きますが、翌朝に萎みます。ややこしい話ですが、ユウガオ(夕顔)と呼ばれることもあります。むしろ、ユウガオと呼ばれることの方が多いかもしれません。ヨルガオって言葉を知っていましたか?知っていても、この花を見かけるとユウガオと呼んでしまっていました。よく考えれば、夕顔と言えば、大きな実から干瓢を作る瓜ですよね。ウリ科で、全く別の植物です。因みに、ヨルガオの方はヒルガオ科ヨルガオ属の植物です。 (´`;)?(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Calonyction aculeatum "(ヨルガオ、シロバナヨルガオ) ● "Calonyction muricatum"(ベニバナヨルガオ) ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : ヒルガオ科ヨルガオ属学名には、詳細不明ながら、Ipomoea albaという表現もあるようです。一般には白い花ですが、赤っぽい花もあります。アカバナヨルガオは、白い花にうっすらと桃色が浮かび出た感じです。下の写真は、おそらく、ベニバナヨルガオだろうと思います(?)。光の具合で明るいピンクに見えますが、もう少し赤紫が強い花です。このヨルガオは、在来種にはない特性を持っていることが分かりました。それは「高温発芽性」!気温が20~25℃を越える頃、つまり真夏日に播くと発芽するのです。さすが、熱帯の夜を飾る植物ですね。さて、こうなると源氏物語に登場する「夕顔」は、何の花かが気になります。ヨルガオは明治初期に渡来した外来種ですから、候補にはなりませんね。では、干瓢の瓜でしょうか!実は、このキュウりやヘチマの仲間であるユウガオが「夕顔の君」です。源氏物語の平安時代に、先進国である中国から渡来した植物なのです。当時は食用というより観賞用としての価値が高かったとされます。舶来で白く美しい花、「夕顔の君」にぴったりだったという訳でしょうか! 「寄りてこそそれかとも見めたそかれに ほのぼの見つる花の夕顔」 ありつる御随身して遣はす。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/06

■■■丈夫で長く咲き続ける 七色手毬 ランタナ(七変化)■■■季節はずれのアジサイ?でも、黄色にオレンジ、ピンクっぽい花ですね。「これは何かな?」小さな花が手毬のように集まって咲いているランタナです。強い陽光を好み、夏から咲き始めますが、なんとか現在も咲いています。写真は、色が変わっていくので、別名「七変化」と呼ばれる品種ですね。白いまま色が変わらない品種もあるそうです。育てやすい植物だと聞きます最近、よく見かけるようになったと思います。でも、江戸時代末期にはすでに渡来していたそうですよ、へぇ!。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Lantana camara" ● 原産 : 亜熱帯アメリカ ● 分類 : クマツヅラ科ランタナ属熱い国の植物なのですが、いつの間にか野生化しているようです 。かわいい花ですが、その丈夫さから、原産国では困った雑草らしいですよ。花期も長く、日本では初夏から11月ぐらいまで咲き続けます。地植えでも、鉢植えでも元気に育ちます。紫色の小さな丸い実ができるのですが、タネの発芽率は悪いそうです。それで、通常は挿し木で増やします。庭に余裕があったら植えてみたい庭木ですね。 とぼけた雰囲気のバッタさんがおりましたので、モデルになってもらいました。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/06

■■■穏やかに包み込むような爽快な香り スペアミント■■■とても有名で拙宅の庭にもある、ヨーロッパ原産の代表的なハーブです。丈夫かつ繁殖力旺盛で良く増えます。「これは何かな?」葉を指で軽くこすって、香りを楽しんでみましょう。鼻腔をくすぐる爽快な香りが漂うスペアミントです。地理的に近いので、北アフリカ(エジプト)原産というのは分かりますね。某社のチューイングガムで緑色のイメージが定着していますね。ハーブティをイメージする方も多いかも知れません。古代ギリシャ時代から、疲労回復剤や入浴剤として利用されていたとか。おなじみのハーブですので、別名(あるいは和名)がいろいろあります。ミドリハッカ、オランダハッカ、ホナガハッカグリーンミント、ライムミント、etc.時折、耳にする「ハッカ」ですが、「薄荷」と書くんですね。へぇ!(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Mentha spicata " ● 原産 : 地中海地方、北アフリカ地方 ● 分類 : シソ科ハッカ属ミントの仲間は人為交配で雑種を作り出しやすい性質だということです。良く知られた栽培種だけでも20品種を越えるという情報がありました。下の写真ですが、『スペアミント』という札がありました。でも、花の様子が少し違うような気がします。因みに、見えている葉は別の蔓植物ですので、無視して下さいね。 m( )mでも、ちょっとした違いであって、基本的な花の構造はほぼ同じなのです。その交配された雑種か近縁種かも知れません。学名、科名の説明後、「原産国:アメリカ」と記載された情報がありました。精油等の加工品を説明しているネット情報です。アフリカの書き間違いか、加工品自体の生産国を勘違いしたのでしょうか?びっくりするので、止めて欲しいなぁ。 ところで、スペアミントの「スペア」ですが、これは「短剣」のことだそうです。葉の形に由来するそうですが、比較図でもあれば理解しやすいなと思いました。 一方「ミント」の方ですが、ギリシャ神話に登場するミントスという美しい乙女の名前に由来するということになっています。<紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/06

■■■端正な黄花 慎ましく咲くタマガワホトトギス(玉川杜鵑)■■■本格的な秋の気配の中で、関東地方は冷たい雨が降っています。この時期になると、箱根等の少し高い所ではホトトギスが咲き始めます。写真は、明らかにホトトギスに見えますが、花が黄色いですね。「これは、何かな?」比較的早く咲き始める花に分類されるタマガワホトトギス(玉川杜鵑)です。この「玉川」は、京都のヤマブキの名所(井手の玉川)が由来だそうです。即ち、山吹色を象徴する名前ということになります(古歌に由来)。因みに、京都の名所については全く良く知りません・・・。 (^.^; あらぁ他のホトトギス同様、主に林縁等の湿った場所に自生しています。濃い黄色の花弁に赤紫色の斑点があり、上を向いて咲きます。東北、北海道では葉の幅が広いハゴロモホトトギスが分布しています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tricyrtis latifolia" ● 分布 : 北海道、本州、四国、九州 ● 分類 : ユリ科ホトトギス属一定の標高がある山野、高原では、もう夏から咲き出します。「最も冷涼な環境に適応する種」という属性を持っているとのことです。花の中央部にある花柱は3裂して更に二股になり、6裂の柱頭に見えます。良く見掛ける紫色のホトトギスもほぼ同じ形態です。雄しべも雌しべも外側に曲がって、虫媒花としてのしたたかさも感じますね。ホトトギス属は世界で19種、実際は全て東アジアに自生しているそうです。なんと日本には12種が自生しており、その内10種が固有種とのことです。これは、興味深い植物ですよね。黄花は珍しいと思ったのですが、どうやら日本に3種自生しているようです。 ■ キバナノホトトギス ■ キバナノツキヌキホトトギス ■ キイジョウロウホトトギス追って、キイジョウロウホトトギスも紹介できると思っています。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/06

■■■気品のある花色と姿 バジル「ダーク・オパール」■■■濃い赤紫色の葉、同色の茎先に淡いピンク色の花が咲いています。「これは何かな?」アメリカで品種改良された熱帯アジア原産のハーブです。英名でダーク・オパール・バジル( "Dark opal basil" )と呼ばれます。もしくはバジル‘ダーク・オパール’でも良いのでしょうね。花の形は、いかにもシソ科らしく、唇形をしています。葉の様子は、緑色のバジル(スウィート・バジル)と違って平坦に見えます。元来、多年草ですが、日本の気候では一年草として扱われるようです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Ocimum basilicum cv. Purpurascens ( Dark Opal )" ● 原産 : 熱帯アジア、イラン、中東(アメリカで改良) ● 分類 : シソ科メボウキ属(オキムム属)バジルには、強い強壮作用と殺菌力が認められます。ハーブティにもなるとも聞きますが、まだmいただいたことはありません。最もポピュラーなバジルの利用方法は料理でしょうね。肉料理、スパゲッティ、スープ等に広く利用できます。ただ、ダーク・オパール・バジルの方は余り利用されないようですね。むしろ、色と香り付けを主眼として、ハーブ・ビネガー作りに利用されます。赤いルビーのような酢が出来上がります。でも、最も気の利いた利用方法は「鑑賞用」ではないでしょうか。 <紹介> 姉妹ブログ 「華のある暮らし」Flower City版 も、是非、ご覧下さい。
2009/10/06
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