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●●●ふわっと軽やかに咲く ヒメキンギョソウ(姫金魚草)●●●ふわっとした色合いのかわいらしい花が咲いていました。どこかで見たような、「これは何かな?」リナリア、和名のヒメキンギョソウ(姫金魚草)で流通しています。なるほど、キンギョソウに似ていた訳ですね。花の構造はキンギョソウにソックリ、同じゴマノハグサ科の園芸品種です。学名が中途半端ですが、実は同属の種間交配種です。因みに、両親はビパルティタとレティキュラータというそうです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Linaria maroccana cvs." または "Linaria bipartita cvs." ● 原産 : (原種)北アフリカ、モロッコ ● 分類 : ゴマノハグサ科リナリア属キンギョソウより一回り小さいのですが、本当に見かけは良く似ています。花の色は白から黄色の他に、赤から桃系、それから紫系があるようでした。丈夫で育てやすいと評判が良いようです。ところで、キンギョウはハーブとして扱われていて、所謂、食材なのです。このヒメキンギョソウはどうでしょうか?もちろん、同様に食材として活用できて、歯触りは良いのだとか、へぇ~。 ハーブということは、花か葉に芳香があるのでしょうか。目にも可愛く、食べて歯触りが良いというのなら、これは、なかなか楽しい植物ですね。でも、口に入れるのがちょっと可哀想かも。
2009/02/25

●●●上を向いた梅のような小さい花 かわいらしいクモマグサ●●●日本にも兄弟分が自生する植物ですが、これは洋ものらしいです。「これは何かな」 和名で「西洋雲間草、洋種雲間草」、または単にクモマグサと呼ばれます。高山植物で耐寒性は優れているのですが、日本の夏には弱いそうです。夏場は風が通る涼しい場所でやり過ごすとありました。乾燥にも弱く、水切れすると葉が黄色くなってしまうことがあります。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Saxifraga rosacea" ● 原産 : ヨーロッパ ● 分類 : ユキノシタ科ユキノシタ属花の色は、ご覧の赤、それから桃と白があります。赤花は中央が白く抜け、桃花は花弁の先が薄く染まるものが多いようです。梅に似た5枚の花弁が可愛らしい姿でたくさん咲いてくれます。白馬岳などに自生する "Saxifraga merkii" と性質は似ているようです。見比べてみますと、花のイメージはかなり違うようですね。違う種を比べてもなんですが、欧州産の方が可愛らしいというイメージです。一方、日本産の方がユキノシタ科から連想するイメージに近いと感じました。 経験上、園芸品種とは言え、高山植物由来の品種は気難しいものです。植物には太陽と水の他に、風という要素も重要だと考えています。昨今の住宅事情では、簡単には風通し通い場所を確保できないこともあるでしょう。うまく夏越しができれば、わっと増えてくれる植物だそうです。 残念ながら、赤系の花は上手く縮小できず、暗いノイズが入るようです。可愛い花が台無しになることもあって困っています。
2009/02/25

●●●小さなユリオプス・デージー 「ゴールデン・クラッカー」●●●大きさの異なる黄色い花が2種類咲いていますね。大きい方は、どうやら、先月登場したユリオプス・デージーです。では、小さい方、「これは何かな?」実は、これもユリオプス・デージーの「ゴールデン・クラッカー」です。ユリオプス属は90種以上で構成されており、その一つということですね。もう少し花がしっかり開くと、もう少し大きく見えるかも知れません。(^.^)それでも奥に見える "Euryops pectinatus" とは大違いですねぇ。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Euryops virgineus" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : キク科ユリオプス属 常緑低木ですが、実は環境が良ければ3~4m程度の樹高になるとか!そんな大きさで咲いていたら、遠目にはミモザに見えるかも知れませんね。そう言えば、葉の雰囲気も似ているような気がしてきました。花弁に比べて花茎が長く、まとまっていると弾けたイメージに見えます。クラッカーという愛称がここから生まれたのでしょう。それにしても、どちらの花も華やかな黄色が目を惹きつけますね。用途が合えば、カスミソウの代用に使うことができるかも知れません。 さて、"Euryops"ですが、ギリシャ語で「大きな目を持つ」という意味だそうですが、このサイズではピッタリきませんね。
2009/02/25

●●●「初恋草」という和名をもらった レケナウルティア●●●赤、白、黄色に青やピンク、橙色もあるようですね。「これは何かな?」クサトベラ科の常緑低木で、「初恋草」という素敵な和名が付いています。花が小さくて分かり難いのですが、ちょっと不思議な形をしています。小鳥や蝶が羽を拡げて飛翔しているようなイメージなのです。さすが、地球の反対側で生まれたオーストラリア産の植物ですね。残念ながら、寒さにも暑さにも余り強くない性質だという情報です。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Lechenaultia spp." ● 原産 : オーストラリア ● 分類 : クサトベラ科レケナウルティア属でも、何故に「初恋草」なのか、その所以を知りたいところ。結局、調べた範囲では分かりませんでした。可愛らしい花を売り出すためのブランディングの一つということですか!流通歴は浅くて、つまり比較的新しい園芸品種です。それにしては、多くの園芸品種があるようで、ネーミングも鮮やか?です。手前の橙は「イエローワンダー」、奥の赤は「レッドスプラッシュ」だとか。人名を組み入れたネーミングもあり、なかなか楽しいと思いますよ。 ■ 「バイオレットレナ」 ■ 「ミチコリベール」 ■ 「ユーコマジック」 etc. 外来種を日本に普及させようとすれば、イメージに合った和名を付けるのが、現実的な方法だと思います。でも、この名前は、以前、別の植物に付けられていたような記憶がありませんか。
2009/02/25

●●●丸くて白い花が溢れる ヘリクリサム '花かんざし'●●●たくさんの丸くて白い花弁、黄色い花心、紅色の蕾がかわいいですね。「さて、これは何かな」 「花かんざし」とか「ヘリクリサム」とか「ペーパーデージー」と呼ばれます。「ヘリクリサム」は属名、「ペーパーデージー」は英名ですね。和名はというと「麦わら菊」だそうです。では、「花かんざし」は?もしかしたら商標でしょうか?(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Helichrysum bracteatum" ● 原産 : オーストラリア ● 分類 : キク科ヘリクリサム属ペーパーデージーと呼ばれる所以は、ドライフラワーっぽい花のようですね。なにしろ、オーストラリアの乾燥地が原産地です。実際にもドライフラワーに適した性質を持っているということです。育てやすくて、花持ちが良いことから、とても重宝されています。寄せ植えに適しているという解説も見つけました。鉢の賑やかしにも、広い面積を埋めるにも都合が良いのでしょうね。 以前、「花かんざし」という名前を見たことがあります。調べてみましたら、やはり、別の植物が流通しているようですね。注意した方が良いかも知れませんが、最近では、この花を指すことが多いようです。
2009/02/24

●●●茎が立ち上がって段咲きになる プリムラ・マラコイデス●●●しっかりした茎が立ち上がり、たくさんの花を段咲きに咲かせます。「これは何かな?」やはりサクラソウ科で、プリムラ・マラコイデスと呼ばれます。プリムラのお話が続いていますが、この園芸品種は区別が容易ですね。別名で、オトメザクラ(乙女桜)、ケショウザクラ(化粧桜)と呼ばれます。蕾や萼に白い粉(ファリナ)が付いて、白粉に見えることに由来します。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula malacoides" ● 原産 : 中国南部 ● 分類 : サクラソウ科プリムラ属プリムラの仲間内では、一般に耐寒性も耐暑性も弱い性質です。それでも、冬場に出回るんですね。でも、どちらかというと春の花というイメージなのでしょう。原産地である中国では「報春花」と呼ばれているのだそうです。最近は耐寒性のある園芸品種が出回り始めたと聞きました。ただ耐暑性には乏しくて、日本の暑い夏を越えることは難しいのです。一年草と割り切って、毎年タネから育てている庭を見掛けますね。 前述の通り、白い粉が付く場合があるのですが、この粉を触ってかぶれてしまう方がいます。綺麗な花には棘・・・という訳で、触る時には手袋を使ったり、それなりの注意が必要ですね。
2009/02/23

●●●街角で普通に梅が咲き出す陽気になりました●●●少し前、濃いめで八重の紅梅が咲いているのを確認してきました。今度は数日前ですが、一重の淡紅梅が軽やかに咲いているのを見ました。これは、盆栽に咲いている花々です。開きはじめた花から、さわやかな良い香りがしたのが印象的でした。桜に比べると、華やかさが少しだけ足りないかも知れませんね。でも、眺めていると心地良く、なぜかホッとする花だと思いませんか。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Prunus mume" ● 原産 : 中国 ● 分類 : バラ科サクラ属花見をする時の鑑賞の対象は、一般に桜ですよね(現代は)。でも、平安期に花見と言えば、色とりどりの梅が対象だったそうです。木の花と言えば梅が代表だった訳ですね。その上、こうした盆栽の梅にも、よしっかりと実が生ってくれます。梅の楽しみに花だけに終わらず、実も嬉しいですね。リン、鉄などのミネラルやビタミンA・Cを含み、健胃、整腸にも良いとか。 梅は咲いたので「桜はまだかいな」という訳ですが、実は、今年、既に桜を見ていて、不思議なことに、晩秋から咲き続けている木があるのです。う~ん、季節感が・・・。さすがにソメイヨシノが咲き出すのはもっと先のことでしょう。ただ、かなり早咲きになるような気がしますね。
2009/02/23

●●●白く輝くかわいらしい雪の雫 スノードロップ●●●見ただけで分かりますが、園芸店の店頭で撮影させていただきました。さて、やっと撮影した「これは何かな?」春を告げる植物の一つスノードロップです。ちょっと意外だったのですが、この小さな花はヒガンバナ科だと知りました。ヒガンバナ科というと、比較的大きな植物が多いですよね。うつむいたように咲く姿がかわいらしくて、とても人気があります。学名ガランサスは乳色の花、つまり白い花を意味しています。一方、英名のスノードロップの方は、素直に「雪の雫(しずく)」と読めます。でも、実際には「雪の耳飾り」を意味する名前なのだそうですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Galanthus nivalis" ● 原産 : ヨーロッパ ● 分類 : ヒガンバナ科ガランサス属 スノードロップという呼称は幅がある総称のようです。10種以上のガランツス属の全てを総称するケースが多いようです。代表的なのは、この "nivalis" と、良く似た "elwesii" だそうです。ここで花言葉に関わる逸話を、ある記事から引用して抜粋しました。 - アダムとイブがエデンの園から追放された時、雪が降りしきっていた - - 絶望して泣くイブを慰めるため、天使がひとひらの雪に息を吹きかけた - - それは地に落ちてスノードロップとなり、そして≪希望≫が生まれた -スノードロップの花言葉は「希望、慰め」なのだそうです。 さて、「雪の耳飾り」との情報について、話は話としては聞き流そうかという気持ちです。なぜか分かります?雪国で暮らしたことがあれば分かることですが、「雪」と「耳」は繋がらないんです。本当に寒い所では、雪の降る外で薄っぺらい神経器官である耳を出しておきません。それから、普通の方法では雪で耳飾りなんか造ることはできず、ピンと来ないのです。
2009/02/23

●●●数えきれないほどの赤い小さな実を付けるピラカンサ●●●まぁ、派手な組み合わせの実がたくさん生っています。「これは何かな?」花も実も楽しむことができるピラカンサ(ピラカンサス)です。ピラカンサは属の名前ですから、総称というのが正しい理解ですね。でも、まぁ、主にトキワサンザシなどを呼ぶ時に使うそうです。アバウトながら、これは妥協しても良い範疇かも知れません。これがバラ科と説明されても、なんとなく納得できないような気がします。でも、白い花を見ると、サクラなどのバラ科の植物に少し似ています。それにしてもバラ科は多彩ですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Pyracantha angustifolia" ● 原産 : 中国、欧州 ● 分類 : バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属濃い黄色と赤い実が写っていますが、他にも色に幅があるのです。もう少し薄い黄色、だいだい色、薄めの赤なども知られています。濃い緑色の小さめの葉に映えて、なかなか見応えがありますよね。あっ、因みに、この実には毒があり、加えて、不味いそうです。誰かが食べてみたのでしょうか。(^^*) そうでもしないと、小鳥が皆まとめて食べてしまうのだとか!本当ですかぁ。 時々、見掛けていたのですが、実は名前が分からなかったのです。でも、ありがたいことに名札を付けていますね。なにやら、ウィンクをしているのですが・・・。(^▽^)
2009/02/20

●●●かわいらしいピンクの筒咲きエリカ リンカンヒース●●●もう、雰囲気だけで、これが何か分かるようになってしまいました。多彩な花がありますが、筒咲きの先端が濃いピンクのグラデーションです。エリカの「リンカンヒース」と呼ばれる園芸品種だそうです。比較的早い時期から咲き出す品種で「秋咲き」に分類されていました。ヒース(heath)言う言葉自体がエリカの英名です。すると、「エリカ ○○○○ヒース」という表現は少し妙な感じですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica linnaeoides" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ツツジ科エリカ属エリカは欧州地域に18種、南アフリカに約600種が分布しています。前者はヨーロッパ・ヒース、後者はケープ・ヒースと呼ばれています。この内、耐寒性があるのはヨーロッパ・ヒースのう方という訳ですね。欧州では、ヒースをパッチワークキルトのように植える庭があるそうです。この形式の庭を「ヒースガーデン」と呼ぶのですが、見てみたいものですね。エリカは、周年、葉や花を観賞できる、とても重宝な植物なのです。 何種類かのエリカを撮影することができました。ただ、赤色系が多いので綺麗に画像を縮小できないかも知れません。
2009/02/20

●●●ソフトかつ鮮やか 多彩な花を咲かせるアザレア●●●どこかで見たような、ソフトな色合いの木の花たちです。「これは何かな?」アザレアまたはセイヨウツツジと呼ばれるツツジ科の園芸品種ですね。日本や中国のツツジ(サツキ)が欧州で改良されて里帰りしたものです。欧州に渡ったのは1850年頃、里帰りは明治のはじめ頃だったそうです。中国種を基礎に、温室促成用に品種改良されたのだとか。その後、耐寒性を持たせる目的で日本種の遺伝子を導入したのです。最近は日米での改良品種も加え、100種以上の品種群があります。おもしろいことに欧州では日本のツツジをアザレアと呼ぶとか、逆ですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Rhododendron simsii (Belgian Indian group)" : "Rhododendron Bergian Azalea Hybrids" ● 原産 : (原種)日本、中国 ● 分類 : ツツジ科ツツジ属ご覧の通り、花色はとても鮮やかで多彩、その上、極く多花性です。性質としては矮性で八重咲きが多く、四季咲き性が強いとありました。確かに、異常に花期が長いなぁと思っていました。(^.^)ツツジとサツキはどう違うのか、という疑問を持ったことがありませんか?花の時期が少し違うことと、後は何となくイメージで見ていました。サツキは常緑性ツツジの一種で、葉と花の関係が若干違う程度です。余り正確に区別することはできない、というのが結論ですね。現在、園芸的にアザレアと分類する品種の範囲はとても広くなっています。でも学術的には、分類変更によりアザレアという名称は無くなったのです。 親父はサツキが好きで、盆栽で大きな花を咲かせていました。今思えば、アザレアもあったのかも知れません。種苗会社から届いたカタログを隅々眺めまわしていたので、おそらく入手していただろうと思うのです。
2009/02/20

●●●くすんだ緑色の葉 優しい印象の淡い花 雲南桜草●●●葉も花も淡い色合いで、清楚でおとなしいイメージのプリムラです。「これは何かな?」原産地である中国雲南省の名前を持つウンナンサクラソウ(雲南桜草)です。茎や葉が白い柔毛に覆われているので、柔らかい印象があるようです。中国では、春を告げる草という意味で「報春花」と呼ばれているそうです。プリムラもラテン語で「最初の~」という意味で「春告草」に当たります。爽やかな芳香も人気となって、近年、多く流通するようになりました。カラフルで派手な印象が強いプリムラの中では東洋趣味な花ですね。不思議に記憶に残る個性的な花だと思いました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Primula filchnerae" ● 原産 : 中国 ● 分類 : サクラソウ科サクラソウ属比較的に耐寒性があり、花期も長いので、ゆっくり楽しむことができますね。たくさんの花を咲かせてくれます。情報によると育てやすい植物なのかも知れません。ただ、タネから育てようとすると、多少、気むずかしさがあるとか。でも、花後に採取したタネを播く種すれば、翌年には花を咲かせるそうです。多くの意味で、優れた園芸植物の特性を持っているのかも知れません。調べてみた限りですが、花色は淡いピンクと赤、白の3種類のようです。白い花もなかなか良さそうですね。うっすらと紅掛かった茶色の萼が白い花を際だたせています。 確認しなかったのですが、むしろ葉の方に強い芳香があるという情報を後で知りました。可能ならば、確認してみたいと思います。
2009/02/13

●●●豪華なイメージの大型花 球根も大きい アマリリス●●●少し派手なイメージの花を咲かせているのは、記憶にある植物です。「これは何かな?」アマリリスという通り名で完全に定着していますね。困ったことに、現在はアマリリス属には属していないのだそうです。元来は、夏に花を咲かせるべきなのですが、1週間程前に撮影しました。わぁお、と思いましたので、夏まで待たないことにしました。(^.^) 園芸店では球根(鱗茎)が箱に梱包されて陳列台に並んでいます。とても大きくて、そうですねぇ、マスクメロン程度の球根がありますよ。箱入は、培養土に植えてあり、水遣りだけで花が咲くセットになっています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Hippeastrum x hybridum" ● 原産 : (原種)南アメリカ ● 分類 : ヒガンバナ科ヒッペアストルム(ヒペアストラム)属ルドウィッヒ系、レティクラタム等がありますが、多くは前者です。例に漏れず、オランダで品種改良された系統で、大きな花を咲かせます。多くの花茎が上がり、球根植物の花としては豪華この上ない姿です。 コルチカムのように、いきなり花が展開して、葉が後から付いてくるそうです。確かに、写真でも、葉は下の方にチラッと写っていますね。花色はピンク系が多く、濃紅や純白、その覆輪種などがあります。 前述の通り、既にアマリリス属ではないので"Amaryllis"と記述しません。ただ、イメージが強いのか、名残が残りすぎて混乱しています。おそらく、ヒガンバナ科が"Amaryllidaceae"であることがマズイのでしょうね。 南アメリカではなく、南アフリカ原産の「ベラドンナリリー(英名)」がありますが、実は属が違います。なにしろ、一属一種なんだそうです。かわいそうだから、仲間に入れてあげるという訳にはいかないのでしょうね。
2009/02/13

●●●淡紅の蕾から綿白の花 爽やかな芳香 羽衣ジャスミン●●●ちょっと、可愛らしいというか、繊細な感じがしませんか!「これは何かな?」 ハゴロモ(羽衣)ジャスミンと呼ばれるモクセイ科の常緑蔓性低木です。昔、これをしげしげと見ていたら、鉢植えをいただいたことがあります。とても欲しそうな顔をして見ていたのでしょうね。o(^▽^)oただ、ジャスミンという名前を持つ植物は多いので、記憶が不確かなんです。 ■ ジャスミン(モクセイ科ソケイ属 "Jasminum grandiflorum") ■ マダガスカルジャスミン(カガイモ科 "Stephanotis floribunda") ■ カロライナジャスミン(マチン科ゲルセミウム属 "Gelsemium sempervirens")(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Jasminum polyanthum" ● 原産 : 中国、インド、熱帯アジア ● 分類 : モクセイ科ヤスミヌム(ソケイ)属今日、偶然ですが、精油コーナーで、ジャスミンの香りを試しています。モクセイ科以外は有毒なので、精油には利用していないでしょう。でも、品種が比較的多く、どうやら羽衣ジャスミンではなさそうです。例えば、生薬やジャスミン茶に利用されるのはマツリカ(茉莉花)です。パッケージに「茉莉花茶」と中国語で印刷されているのをよく見掛けます。流通名はアラビアンジャスミンで、芳香の強さではピカ一でしょう。一方、今回の主役である羽衣ジャスミンはとても多くの花を咲かせます。一斉に咲き出した時、姿は美しく、芳香は爽やかです。耐寒性もあり、育てやすいので、鉢植えで贈り物に適しているでしょう。 偶然というのはおもしろいものです。今回の話題に準備していた植物がジャスミンで、たまたま精油コーナーのサンプルの中で「ここでは、これが一番いいなぁ」と選んだのもジャスミンでした。
2009/02/11

●●●優れた形態を持つ玉型サボテン 金鯱(キンシャチ)●●●品の良い球形の体に黄金色のトゲを持つサボテンの王様です。園芸品種名は「金鯱」です。大仰な名前ですが、まぁまぁ栽培は容易だということで安心しました。早春から初夏に掛けて、小さくて黄色い花をつけます。かなり大きな株を見たような記憶が脳の片隅に残っています。o(^▽^)o いったい、どれぐらいの大きさになるのでしょうか。調べてみましたら、直径ですが、1mを越えるものも珍しくはないとか。そこまで大きくなる前に、トゲを抜いて食べてしまいそうですね。メロンのような形状ですが、味を別にすれば食べることはできるようです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Echinocactus grusonii" ● 原産 : 中南米 ● 分類 : サボテン科エキノカクタス属砂漠を代表とする乾燥地に適応して、このような形状になりました。球形にすれば表面積を最少化することになり、水分の蒸散を抑えられます。体を小さくするという対策では、貯水量自体が減ってしまいます。植物形態学的には計算し尽くされた形態と言えるでしょうね。ご存じの方も多いと思いますが、トゲは葉が変化したものです。葉をトゲにすれば、外的から身を守ることもできて、一挙両得という訳です。それでも、ガラパゴスに棲む陸亀は平気で食べていましたが・・・。サボテンも電磁波吸収をしてマイナスイオンを発生すると言われます。競争相手を近くに植えると、競い合って早く成長するという話もありますよ。音楽を聴く話とか、不思議をたくさん持っている、寿命の長い植物です。 如何に乾燥に強いとは言え、水分が要らない訳ではないのです。やはりサボテンを枯らすのはちょっと恥ずかしいですから気を付けましょう。エアープラントを枯らしたら・・・。
2009/02/11

●●●人気のある庭木 浅黄色の散り斑が入ったアオキ●●●今回は、まぁ、どこでも良く見掛ける庭木ですよね。「これは何かな?」日本特産とされ、北海道から沖縄まで自生しているアオキです。特に、この美しい黄金色の斑が入った品種は、とても綺麗だと思います。整った形の葉は、表面に光沢があって、年間を通して青々としています。今頃は実の付いている株の方が多いのではないでしょうか。これと同じものが庭に置いてある普通のプランターで大きくなっています。実は、植えた訳ではありません。忽然と芽を出して、放っておいたら、もう1m程度になってしまいました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Aucuba japonica" ● 原産 : 日本 ● 分類 : ミズキ科アオキ属おそらく、鳥さんが運んだのでしょう。なんとも本当に狭くて庭とも呼べないようなスペースに運ばれたものです。実は、何故か、そんな経緯の多彩な木本がたくさんあるのです。因みに、草の方が好きなので、木は滅多に買いません。ひとつ疑問があるのです。アオキは雌雄異株の植物ですが、1本しかない木に実が生りました。どこかから、虫さんが運んだのでしょうか。春先、えび茶色の小さくて個性的な花をたくさん咲かせます同じ頃、地面では、新しい世代が芽を出して盛んに葉を拡げているでしょう。花が咲く前に付く赤い実がチャームポイントです。 黄金色と表現しましたが、きもの風に言うと浅黄色の散り斑ということになります。葉の表面に光沢があるので黄金色とも感じられます。日本語には色彩を表現する言葉がたくさんあります。うまく活用して、適切に表現することができるようになったら嬉しいですね。
2009/02/11

●●●エンゼルランプ系カランコエ マンギニー 'ミラベラ'●●●ウェンディに引き続き、マンギニー 'ミラベラ'の登場です。やはり、おもしろくて、楽しい色合いの花が提灯のように咲いていますね。少し細身で、鮮やかな朱色の花を付けるカランコエです。ちょうど、右奥にウェンディが写り込んでいますので比べてみて下さい。テッサ、ウェンディ同様、欧州で種間交雑により作られた矮性品種です。写真でテッサという品種と見比べたのですが、識別はちょっと無理ですね。両者は近縁で、敢えて言えば、花の傾きが若干異なっているようでした。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Kalanchoe manginii 'Mirabella' " ● 原産 : (原種)マダガスカル、南アフリカ~東アフリカ ● 分類 : ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属水遣りにさえ気を付ければ、栽培そのものは容易な方です。良く育って、大きめの鉢に移植すると、こんもりと大きな株になるようです。増え過ぎた枝を整理しなければならないようなこともあるとか。窓辺に置けば映えそうな色合いですから、プレゼント向きかも知れません!ただ、短日植物に分類され、日照時間が短くなると花を咲かせる植物です。室内照明で明る過ぎる環境は考えものでしょう。 暖かい冬ですが、関東は少し雨が降っています。元来は最も日照時間の短い冬至から約1ケ月が経過した今頃が最も寒いはずなのです。これは、このまま春に突入してしまうのかも知れませんね。
2009/02/04

●●●デンドロビューム蘭 エンジェル・ベイビー 'グリーン愛'●●●以前、シンビジュームを掲載しましたが、今回はデンドロビュームです。小型交配種で、白い花に奥が緑のグラデーションになった唇弁を持ちます。園芸品種名を「エンジェル・ベイビー"グリーン愛"」と言うんですね。とても多くの原種によって交配が行われています。ラン科最多の原種を擁する属で、1500とも2000種以上とも言われます。これでは、花も葉も姿形は千差万別ということになるのでしょうね。湿度の多いジャングル然とした森に自生するものがほとんどです。その多くは、樹上に着生して、カラフルでトロピカルな花を咲かせるのです。日本に自生する野生蘭のセッコクもデンドロビュームの仲間ですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Dendrobium cvs." ● 原産 : 東南アジア、オセアニア、その他広域 ● 分類 : ラン科デンドロビューム(セッコク属)園芸的にはノビル系、デンファレ系、フォーミディブル系と原種に分けます。最も良く目にするのはノビル系なのでしょう。千差万別とは言え、デンドロビュームのイメージを代表していますね。デンファレ系は略語らしく、デンドロビューム(ファレノプシス系)を指します。花が開き加減で咲き出し、胡蝶蘭かムシトリスミレのようなイメージです。オーストラリアなど、オセアニア系の育てやすいデンドロビュームだそうです。フォーミディブル系の原種はヒマラヤからビルマにかけて自生します。高温地に咲くフォーモーサムと高冷地のインファンデブラムの交配です。葉や茎に微毛があり、花は比較的派手で大きめの花を咲かせてくれます。セッコクも含めて、それぞれの特徴を自分の目で確認したいところですね。 ジャングルに生えているというイメージが先行してしまうのですが、実は、岩や樹木の上に着生する性質であるため、過湿に弱いところがあるのだそうです。少し耐寒性もあり、この辺の性質を良く知って育成しなければいけないのでしょう。多くは、なかなか花を咲かせてくれないようで、気難しい性質を持っているそうです。
2009/02/04

●●●木の花は濃きも薄きも紅梅 いとめでたし●●●濃い紅色で、八重咲きの梅、なかなか「すご~い」です。これは数年前の写真で、2月5日に千葉県で撮影しています。今春の陽気ですから、もう咲き出しているのではないかと想像しています。品種名が未確認なのですが、肥前紅(ひぜんこう)に近いイメージですね。まぁ、有名なので備前紅を例に挙げましたが、実は比較的遅咲きの梅です。同定できる見識がないのですが、未開紅か八重松島ではないでしょうか。 ■ 未開紅(みかいこう) ■ 八重松島(やえまつしま)(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Prunus mume" ● 原産 : 中国(?) ● 分類 : バラ科サクラ属梅と言えば、全国に点在する天満宮に必ず植えられています。 「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」菅原道真公が梅を好きだったのですね。原産地は中国とされていながら、明確にされていないのだそうです。ちょっと意外な話ですね。日本人をはじめ、東洋人の好みに合う「木の花」ではないでしょうか。花色には白・紅・淡紅色があり、緑っぽい花も見たような気がします。咲き方には一重咲き・八重咲きがあり、枝が垂れるものもありますね。心に残る花の代表格として、絵画に描かれ、きもの柄に多用されます。 データを整理していましたら、少し前の写真が出てきました。とても綺麗な梅の花だったので、早速使ってみたという訳です。それ程遠くない場所ですので、出掛けてみたいと思っています。
2009/02/04

●●●北風に舞う黄色いリボン マンサクの不思議な花●●●さぁ、そろそろ、本格的な「木の花」のシーズンです。花らしいけれど、これは又、不思議な形!「これは何かな?」まだまだ風が寒い頃から咲き始めるマンサク(満作または万作)です。女子の新体操で使うリボンが四方八方に舞っているようにも見えます。葉が展開する前に、いきなり花が咲き出すタイプですね。桜の花で言えば、彼の「ソメイヨシノ」がこのタイプの代表でしょう。これは、日本全国に自生する "japonica" を冠したマンサクです。公園などでは、同じ時期にシナマンサクも咲いています。こちらは、前年の枯葉が、頑固にしがみついていることが多いようですよ。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Hamamelis japonica" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : マンサク科マンサク属春一番に咲き出す「木の花」と言えば「梅」を思い起こしませんか!でも、マンサクはなかなか良い勝負をすると思っています。ただ、梅に比べると、ちょっと目立たないという弱点があるかなぁ。因みに、マンサクにはタンニンが含まれており、薬効が認められるそうです。引用しますと「消炎、止血、下痢止、皮膚炎、扁頭腺炎、口内炎」だとか。以前、命名の由来について調べたことがありました。「豊年満作」説と「まず咲く」説があるようでした。当時も今も、「まんず咲くべぇ」説が有力ではないかと感じています(笑)。別名の「金縷梅」は、古より季語に詠まれる冴えた命名だと思います。 時折、「関東以西に自生する」と記載された資料を見掛けますが、どうやら、そうでもなさそうで東北でも見られるようです。北海道ではマルバマンサクに切り替わるというのが正しそうですよ。 蛇足かも知れませんが、ご参考まで、別名「金縷梅」は「きんろばい」と読みます。
2009/02/02

●●●楽しい花 エンゼルランプ系カランコエ "ウェンディ"●●●おもしろい形をしていて、楽しい色合いの花が提灯のように咲いています。「これは何かな?」 実は、これも多肉植物のカランコエです。以前にブロスフェルディアナ系のカランコエを紹介しました。それは、たくさんの小さくてカラフルな花を上向きに咲かせるタイプです。単にカランコエという場合はブロスフェルディアナを指すのでしょうね。この提灯タイプを指したい場合はウェンディとか、指名することになります。提灯タイプもテッサ ("Kalanchoe 'Tessa'")等、多くの園芸品種があります。まぁ、カランコエはたくさんの品種があるということです。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Kalanchoe 'Wendy'" ● 原産 : (原種)マダガスカル、南アフリカ~東アフリカ ● 分類 : ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属学名から想像がつきますが、交配・選別によって生まれたハイブリッドです。それも種間交雑によるものらしく、てオランダで育成されました。これだけ花付きがよい園芸品種を生み出すのは嬉しいでしょうね。さて、ウェンディという名前もかわいいですよね。まぁ、勝手な想像なのですが、ピーターパンに出てくる女の子の名前では!でも、どちらかと言えば、ティンカーベルの方がフィットするような気がします。繰り返しますが、勝手な想像で信憑性はありません。同じベンケイソウ科の植物に、コチレドン属の「ティンカーベル」があります。ははぁ、こちらも妖精のような花を咲かせるようですね。 蛇足ながら、登録商標ではカランコエにも「ティンカーベル」という登録があるようです。写真が見つかりませんでしたが、ちょっと興味がありますよ。
2009/02/01

●●●最盛期に適量を食べると美味しくいただけます イチゴ●●●白と黄色のコントラストがカワイイのですが、どこかで見たような萼です。「これは何かな?」育てたことがある方は花の姿をご存じだと思いますが、これはイチゴです。オランダイチゴ属と呼ばれていますが、オランダ原産ではありません。江戸時代に、オランダ経由で日本にもたらされたことに由来します。ただ、現代に繋がる系統は明治時代にフランス等から導入されたものです。バージニアイチゴとチリイチゴを交配して作出されたものだそうです。現在は、野生種の方をワイルドストロベリーと呼んで区別しています。その後、交配・選別が進み、とても多くの園芸品種が生まれています。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Fragaria × ananassa" ● 原産 : 南アメリカ ● 分類 : バラ科オランダイチゴ属 ビタミンCを豊富に含む優秀な果物という認識が定着していますね。この食べている部分ですが、実は「花托」と呼ばれています。赤い可食部の表面に付いている粒々の一つ一つが、実は果実なのですね。ビタミンC以外にもポリフェノールの一種アントシアニンを含みます。生で食べても美味しく、また、ジャムなどに加工されて流通しています。学名 Fragaria が示す通り「香り」も良く、とても優れた植物だと感じます。いちご農家のお兄さんのお話では、やはり2月から3月が最盛期です。しかしながら、最も必要とされるのはクリスマスの時期なのですよね。結局、輸入や冷凍品でまかなわれ、味は今一つということになる訳です。 早春、無性にイチゴが食べたくなって、「いちごの食べ放題」を求めて出掛けることがあります。おなか一杯になるほど食べますと、その直後におトイレに走ることになります。o(^▽^)o
2009/02/01
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