泡沫のユークロニア 0
終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 攻略 6
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart 12
Collar×Malice 0
キューピット・パラサイト 0
蛇香のライラ~Trap of MUSK~ 0
幻奏喫茶アンシャンテ 0
天獄ストラグル 0
オランピアソワレ 0
ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子 0
レンドフルール 0
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。OPムービーの雰囲気が気に入って何気なく購入しました。期待値を上げすぎなければ楽しめるタイトルだと思います。【世界観】ー戦乱の時代を駆け抜ける忍びの者たちの生き様と恋を描くー戦国時代は終わり、世に久方の平和が訪れていた頃。甲賀の長・上野勘道の娘であるヒロインは、忍び仕事に出る日を夢見て日々鍛錬を積んでいた。そして遂に選ばれた初任務で、ヒロインと里の運命を揺るがす大事件が起きる。…という事で、舞台は戦国時代後の甲賀に始まり、かの時代の忍者にスポットを当てたストーリー。季節は春~ルートによって秋くらいまで。史実上の人物も多々登場しますが相関図は難しくありませんので、気軽に手に取れる歴史モノに仕上がっています。忍びの術にはファンタジー要素もあり、少年漫画のような雰囲気でした。【キャラクター、グラフィック】今日ではすっかり有名絵師である悌太さん。メインキャラや味方のサブキャラは衣装の描き込みや塗りが素晴らしく作品の世界観にベストマッチしています。スチルも美麗なものがほとんど。ヒロインとメイン5人は立ち絵が比較的豊富、個別ルート内でしか見られない差分あり。戦闘シーンでの演出も工夫されていました。目パチ、口パクあり。5人の攻略キャラは各々立場がバラバラなので属性付けが非常にはっきりしており、恋愛過程にも活きています。CVはサブキャラに至るまで有名な方ばかりなので安定感がありました。ヒロインはデフォ名、呼びあり、CVなし。16歳、156cm/45kgの設定あり。ヒロインのいるシーンには常に顔グラか立ち絵が出ておりオフにできません。心根が優しく誰に対しても丁寧に接し、キャラデザも可愛らしいので私は好感が持てましたがグラフィックが一切オフにできないという点は人を選ぶかもしれません。里から出されず育ったお姫さんなので基本的には守られ系です。忍者としての素質を見せる場面もなくはないのですが、攻略キャラと並んで前線に立つのは一部ルートのみ。自分の力量をよく分かっているので無鉄砲な言動はしません。サブに脇カプがいますので、苦手な方はご注意を。【シナリオ、糖度】序章からルートにより十一~十三章展開で、三章までが共通。四章から差分が発生し、五章から個別ルート。発端となる出来事が同じなのでやや金太郎飴感あり。ボリュームとしては五章以降数時間でクリアできますので、プレイ時間があまり取れない方にちょうどいいと思います。近年のシリアスものに慣れている方にはご心配ないと思いますがルートによって敵・味方が入れ替わり立ち替わりする為メイン・サブキャラが容赦なく逝去します。時代が時代なので糖度は控え目。精神的な結びつきに重きが置かれており序盤デレが想像できないキャラの方が相対的に高く感じられます。リップ音は入ってますが恐らくSEですので、過激な描写が苦手な方におすすめ。人の生死が避けられないシナリオではあるものの、流血表現は控え目なので耐性がない方でもプレイできると思います。独立大団円ルートが存在しません。シナリオによってはバッドエンドの方が正史的に思える節もあり完成度にもやや格差があるように感じました。【攻略】5人のメインキャラに攻略制限はありません。ルート内分岐はグッド・バッドエンドの2種のみ。vita版はエンディング分岐が終盤の選択肢2~3つだった模様ですが今作では共通から全て当てるか、外すかの二択が確実。回顧録回収も兼ねて考えるとその方が手っ取り早いです。攻略推奨順は制限がないのとネタバレできないので難しいところですがグッドエンディングの後味の良さで言うと五右衛門>半蔵>黒雪>月下丸>蝶治郎という序列に感じる方が多い模様です。私は黒雪→月下丸→蝶治郎→半蔵→五右衛門の順に攻略しました。何を求めてプレイするかによりますが、私はシリアス展開ルートの方が好みだったので五右衛門は前半ないし1周目にしておけば良かったなと思います。かの時代に人知れず生き散っていった忍びたちの生き様と恋、というテーマを踏まえると五右衛門→(蝶治郎or月下丸or黒雪)→半蔵が個人的なおすすめです。【システム】ノベルゲームとして最低限のものは搭載されていますがスチルコメントやシーン再生はなく、回顧録もイベント単位ではなく章単位での再生のみ。クリア後のボーナスシナリオや追加コンテンツはエンディング後の世界線ではないのでご褒美感が薄く追加シナリオ内のスチルは画像集に保存されないので、スクショを撮るしかないです。また、武器の名前など固有名詞のふりがなはシナリオ中最初に出てきた時のみの表示で用語集も搭載されていないので、時代に明るくない私には理解しづらい点がありました。システムボイスはメイン、一部のサブキャラとランダムから選べます。配置がさりげなさ過ぎて、デフォルト設定されている月下丸だけなのかと勘違いしてました。【BGM、UIなど】歌付きのOP/ED曲は3曲とも今作の雰囲気にぴったりでお気に入り。BGMもシーンを盛り上げてくれるものばかりです。UIは和モノとして謙遜なく、程よくシンプルで分かりやすく良かった。【総評】安土桃山(仮)×忍者というモチーフ自体が初めてだったこともあり、予想以上に楽しめました。考証に関しては歴女さんだと色々ツッコミたくなると思います。考えたら負けの世界とはいえ、大して詳しくない私でもこの時代に誕生日を祝う風習がないことはわかる。また、メイン5人中忍び4人のシナリオはシリアスですが、五右衛門のシナリオは毛色がやや異なるので、攻略順によって印象・評価が割れそうだと感じました。ヒロインの言動もルートによって変わる点も加味。雰囲気が気に入った、歴史・和モノが好き、作業ありやシナリオ量の多いタイトルを手に取る余力がない方へおすすめします。諸々の要素が少年漫画やアニメっぽいので外国人の方にはかなりウケが良い模様。推しはダントツで半蔵。サブキャラだと家康がいい味出してたなと思います。これを機に歴史モノも色々やってみようかな?という気分にさせてくれました。今作の服部半蔵正成に出会えただけでも買って良かったです。
2023.01.03
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ネタバレあり&辛口ですのでご注意ください。石川五右衛門(CV:緑川光)年齢:26歳身長:182cm/78kg誕生日:?遊び人の五郎を騙る京の大泥棒【5周目】五右衛門自体は悪くないと思うんです。思いたいです。半蔵の後だと誰でも霞みます…最初からグイグイな割に、糖度が肩透かし気味だったのも大きい。こういう人ほど本気になったら簡単に手を出さない、っていうのは脳内補完できるけど。黒雪、半蔵ほぼ空気。茂吉も結局どうなった?オヤジはあのまま生かしておくの?っていう。やっぱりこういう系統のタイトルには独立大団円ルートが欲しい。このシナリオのピークはどこだったんだろうと思うと2人で脱獄したところが頂点になっちゃうかもしれない。序盤に五郎さんと遊んでた時が一番楽しかったといいますか。任務で追っていたお尋ね者は慣れない街で親切にしてくれた青年だった。奇しくも冤罪で捕らわれ、そこから粋に攫ってくれた。あとは最終章まで淡々と進んで盛り上がるところがあまりなかったなぁと。五右衛門が飄々とした性分なので仕方ないんだけど追っ手から逃れる道中の緊張感は皆無。月下丸が合流して少し面白くなったものの、槐の優しさもここまでくるとただの甘ちゃん。最後はあれだけ煽っておいてからのネタ晴らしがもはやギャグの域…基本的に殺さない、まともに戦わないのが五右衛門の流儀だし確かに流れた血は少なく済んだのかもしれません。それならばしっかり大団円にしてほしかった。悪人は全員成敗、味方は全員それぞれ達者にしているという描写をしっかり入れて。バッドエンドに至っては、みな美しいと言える程の死に様だったのによりによって淀にあっさりぶっ刺されて五右衛門が後を追うでもなく。何なら思いもすれ違ったままに逝ってしまった。槐にとっては全ルート中最悪のバッドエンド。二度と見たくない光景と語った術で締めたのは、五右衛門の胸中を脳内補完すれば良かったと思えますが…すっと闇に落ちるような描写があと一歩足りない。終盤の選択肢『待っています』が全てだった感。今生の別れみたいな会話になるし、結果的にあの世で先に待っていますエンド。五右衛門ほどの策士が、風魔忍モブが近くにいるからという理由だけで槐に自分の策を伝えられないというのも不自然。このシナリオだと槐の精神的成長がないので、五右衛門を信じたいと思いながらも簡単にポッキリ折れちゃうんですよね。その結果、ただの女である淀の刃を甘んじて受けてしまう。前半にクリアしておいた方が良かった。黒雪、半蔵や家康にさほど思い入れがなければこの結末に納得できたかもだし画面に五右衛門が沢山いるのも素直に笑えただろう。花火ぶち上げて権力者のため込んだお金を平民にばら撒くのも胸がすいたかもしれない。2人とも身を削って戦わないのでシナリオ全体が軽く感じちゃったんですね、多分。五右衛門がどの辺りから本気になっていったのかは比較的分かりやすかったけど槐側は『優しい人』から『愛しい人』とはっきり自覚しないまま流されていった感も。五右衛門ルートが大団円とかすっきり終われると言う声の方が大きいから単に私には合わなかっただけか…無念。・コンプ後の所感これは1周目~前半に終わらせておいた方が良かったやつでした。槐が忍びである必要性も、五右衛門捕えるシーン以降ほぼなかったし。月下丸…従者属性そのものに業があった。黒雪…愛の重さに業があった。蝶治郎…師であり忍びとしての自分とただ一人の男である自分の間で揺れる葛藤があった。半蔵…デレのギャップ&槐の著しい成長&里や出自に関わる真相解明があった。で、五右衛門は。遊び人の五郎さんが実は大泥棒で元忍びの頭領で、若くて可愛いおもしれー女に出会ったから大泥棒らしく牢から盗み出して逃避行し権力者に一泡吹かせたついでに京の街を賑わせ、またきっと違う誰かとして世に紛れて生きていく。おかしいな。面白くなる要素はめっちゃある…口説き文句もいい声で散々言ってくれるし。彼は忍びとして生きているわけではない、というところを考えて攻略順を決めれば良かったです。色々書いちゃったけどボーナスシナリオと追加シナリオ見てたら、五右衛門はこれでいっか!ってなったから、いっか!
2023.01.03
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ネタバレありですのでご注意ください。服部半蔵(CV:津田健次郎)年齢:33歳身長:180cm/76kg誕生日:?最強の忍びと言われる徳川忍組筆頭【4周目】控え目に言って、てぇてぇ過ぎて言葉にならない。伝えられる気がしないけど頑張って書こ。甲賀忍勢が終わり、いよいよ大本命半蔵様。兄様に続いて、この人にデレとかあり得るんだろうか。なんなら兄様は手ぬぐい渡した辺りで片鱗あったけど、このお方がデレる?…ありえぬ。と思ってた。まず、守られヒロインの槐が最終的に徳川忍組を相手にやり合うまで成長した事。これは半蔵ルートじゃなきゃ成しえなかった。終盤は、今度こそ悲恋エンド待ったなしかと。家康までもがと思わせてからのあれはズルい。五右衛門を掠りながら展開していって、今回も月下丸が迎えに来るもののいきなり座頭衆にやられたところへ颯爽と現れた半蔵。久々に五大老付きの忍びだけを相手にしながら隠れ里を目指す。いや、恐らくいずれは…と思いつつ。名前すら最終章まで呼んでくれなかった半蔵。片鱗見せてきたのは九章だったけど、いきなり肌色バックハグはあかんやろ。前髪下ろしまで付けてくれちゃって。なりを潜めてた五右衛門がこのタイミングで出てきたことで後押しになってた感。滅多に見られない槐の悪い顔グラ出て思わずスクショ。笑あの五右衛門相手に口でも負けなくなったって相当だよなぁ。いずれは…の予想は当たってしまって、やっぱり今回も甲賀忍勢と対峙しなければならなくなり。このルートの黒雪のことはあまり考えたくない。秀吉やったのは明らかなうえ、再会した時のやり取りが切ない過ぎて。いつでも誰かの次、いわば二番目だって、そんな事言うなよ…月下丸の術は解けたと認識できたけど。以降は本気で乙女心()を殺しにきましたね~。今回は甲賀総出でオヤジまで出張ってきたわけですが、まさか槐庇って負傷すると思わなかったし。隠れ里まで間もなくというところで、槐も半蔵もその想いに気付いてしまうわけなんですけど。殺ストの感想でも書きました。我々の世界で『好きになってしまいそう』は、もう好きなんよ。曲者、風織の通達がきた時はにわかには信じられなかったけど本当だった。槐もすっかり一人前になっちゃったから、自らそれを申し出るってああああry在りし日の五右衛門、フラグ立てやがって。しかしあの服部半蔵が家康の命に背き、地に膝をついた時はさすがに泣きそうだった。何なら宿でのひと時でもう泣きそうだった。旅の終わりが意味するもの、それだけでも辛いのに追い打ちかけないで。泣バッドはやっと辿り着いた里の手前で心中。2人は最期まで忍びとして生きたっていうのがもう…ダメだ。スチルや演出こそ兄様のがダントツ綺麗だったけど、精神的なものは半蔵以上に尊いバッドないと思う。回収してて思ったんだけど、半蔵ルートはハズレ選択肢も見る価値ありなのが多くて。風織生かしといたの失敗だったんじゃ?って思ったけど、家康様。あなただけは信じられる人だった。そう。何なら任務に出した時点でわかってたもん、この人。『死なせない』ことと『守る』ことの違いを半蔵に理解させたいって。甲賀の槐はもう亡き者である。として、隠れ里で静かに日々を送る槐の元へ兄様到来。あの半蔵が刀を握れなくなったからという理由で徳川を離れた。言うなれば槐と、槐の大切なものを守る為に負った傷がそれを招いたうえ何も忍びの才に留まらず有能of有能でしかないのに、側近として置かれる事も辞した。ラストシーン。『月が綺麗ですね』って槐おまryそれは後の日本で『愛してる』なんだよ…(語彙力死亡)デレた半蔵も大概ヤヴァイけど、家康の『妻でも娶って帰って来なさい』的な台詞も。何もかもが、え、尊い以外何て言っていいの?混乱これまでのルートで解決してなかった母様の件も真相が判明しかんしゃくじじいは黒雪、ゲスオヤジは槐の手で始末できた。母様と半蔵にただならぬ縁があったことも踏まえて。この2人の事を運命と呼んでいいでしょうか…許せ、月下丸。・コンプ後の所感終わってみれば超絶好待遇シナリオ。これ見せられたら他が霞むのは仕方ないよね。何の武器も持たずに歩く自分に違和感しかないのに、槐の顔見た途端決壊してます。一体誰がこんな半蔵様を想像しただろうか。最近緑担が最萌になる率高くて、何かの縁を感じざるを得ない。
2023.01.03
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ネタバレありですのでご注意ください。百地蝶治郎(CV:鳥海浩輔)年齢:23歳身長:178cm/73kg誕生日:?ヒロインの従兄で月下丸たちの師でもある【3周目】甲賀忍勢最後です。デフォ惚れ兄弟と違い、常にクールな蝶治郎。この兄様、どう頑張ってもデレそうに見えないんですが…?(後々転がりました)個別入っても月下丸が迎えに来るわ、五右衛門と一緒に脱獄。肝心の蝶治郎は甲賀へ帰ってしまい、先が読めそうで読めないシナリオでした。兄様は5人の中で最も美しいって言葉が相応しいですね。スチルも綺麗なのが多くて。黒雪に続いて今度は左手が疼くので、何か特殊能力あるのかと思ったら何もなかった。笑追っ手がやって来るのにやや猶予があり、月下丸と五右衛門が水と油過ぎて微笑ましいのも束の間。猿之介、やはりお前が一番先に来てしまったか。取り逃したけど。ここで猿之介を討てなかった事で脇カプのやり取り見せられて思い入れができちゃったから、そこも月下丸ルートよりしんどかった。黒雪のヤンデレ然り、こういう脇のケンカップルも最近見かけなかったから新鮮でした。まず、ルート入って別行動っていうのが初パターン。蝶治郎の葛藤や甲賀忍勢の様子が頻繁に挟まり槐は槐で、蝶治郎が現れた時が自分の最期だと覚悟を決めているのが不穏そのもの。2人クリアして、悲恋心中はバッドのみかな?と予想してみるものの、蝶治郎は2人と立場が違うのでハラハラ。そんな中でもブレずに慕ってくれる月下丸には頭が上がりません。黒雪の神出鬼没っぷりも安定してたので、一旦行方不明になった時も大丈夫だろうとは。五右衛門はまあ…いつもの抜け目ない調子で中盤あっさり離脱しちゃうのですが、恋路には一役買ってくれた感ありました。遂に蝶治郎と対峙するも、ぶった斬られるわけでもなく首絞めスチル…界隈ではこれをご褒美と呼びます。はい。この辺りからの追い上げが凄まじかった。間もなく再び猿之介たちが追い付いてきて、月下丸は猿之介と相討ち退場。伽羅はまたしても五大老付きの忍びにやられてしまい、黒雪も行方不明。霞はメンブレして気絶。颯爽と現れた兄様は軒猿を始末して、槐を手をかける事もなく、弟子たちの亡骸を背負って歩き出します。じわじわ仲間が減っていくのもしんどかったけど、一気に取り残されるのもこれはこれで胸が痛い。これまで誰もが槐に言わんとしていた里の窮状を霞が溢してしまい、全てを終わらせようと自刃を選んだ槐ですが…兄様、尊い過ぎます。泣座頭衆によって遂に霞も命を落とし、いよいよ2人だけになってしまったところで半蔵登場。里へも帰れない、行くあてもない。解毒剤がなければ蝶治郎は死ぬ。素直に従って宿で療養しながら伏見へ戻る事にした2人。10代の槐たちにしてみれば仰ぎ見る存在だった蝶治郎だけど、齢23ですからね。常に師たらんと振る舞っていなければ保てない程、脆い部分も持っていた。16、19の兄弟組と比べたら夫婦云々にこだわるのはほぼ本気だろうし。確かめ合ったところで、この後胸糞の顔見なきゃいけないのは気が重い。まあ…お陰様で『唇を寄越しなさい』って殺し文句は聞けましたけど…月下丸ルートもなかなかの代物だったけど、今回も秀吉のサイコっぷりがヤバい。生き残った2人に殺し合いさせるなんて。ああああ早くこのかんしゃくじじいと胸糞オヤジ成敗したい!残念ながら、今ルートではそれが叶いません。最後は五右衛門、黒雪、半蔵の加勢で逃げ仰るものの。これ、せっかく夫婦になれても家康が実質の天下取るまでは落ち着けないよなぁ。月下丸の言霊があっても数年かかってたし…これまで見たバッドの中では、兄様のが一番好き。花の舞い散る中2人きりの世界で俗世を離れるのがとても美しかったです。ところで槐から貰った手ぬぐいはどうした?!葛藤するシーンで出てくるのを今か今かと待ってたのに。泣・コンプ後の所感半蔵とはベクトルが違うクール枠、兄様こそ本音を見せない漢なんよね…きっと弟子の中でも槐は元から特別な存在だっただろうしそれ以上の感情をずっと抑え込んできたのは序盤でほんのり見える。兄様に関してはバッドがベースでグッド足したのかなって感じがした。兄様から教わった術だし、タイトル回収エンドみもある。とりあえず殺し文句とバッドの美しさが今作一でした。そう、兄様は美しい。お名前さえも美しい。なのに大剣ぶん回すとこが好き。それを槐に向けなかったところも。悲恋心中以外のバッドがあるとしたらあそこで絞殺されるやつだろうな。こと切れた槐の瞼をそっと閉じるとこまで見えたよ蝶兄様…
2023.01.03
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ネタバレありですのでご注意ください。黒雪(CV:下野紘)年齢:16歳身長:168cm/54kg誕生日:5/27ヒロインの乳兄弟で月下丸の弟【1周目】軽く前情報を入れて起動。制限も大団円もないし、おすすめ攻略順も各所でバラバラなので全員出てきてから決めるか…という事でキャラデザで一番気になってた半蔵出て来るまで粘ってたら結構シナリオが進んでしまい。うーん、じゃあ…メインヒーロー月下丸と、not忍者の五右衛門は一旦置いといて一番好意的っぽくて距離感近いからと、深く考えずに1周目は黒雪になりました。結論これはいいヤンデレ。久しぶりにここまで清々しいヤンデレに出会った気がして逆に新鮮でした。そして、発売は平成ですが、またしても令和の今になって片目が疼く燃えるキャラに出会うとは思わなかったよ。序盤の楽しいわちゃわちゃも束の間。五右衛門と対峙して間もなく、天下人殺しの冤罪を負って逃げ惑う長い長い日々の始まり。〜中盤までの違和感は色々ありました。出会い方、秀吉の死に様、幼少期の事をもしかして覚えない=別人?とか。一番想定外だったのは影蝕が出てきた辺り。忍びの人たちが敵も味方も物理的に強いだけじゃなく、特殊能力みたいなのがあっておーこれは少年ジ◯ンプっぽいなと。笑何なら対五右衛門で槐も術使ってましたが。他キャラにも何やら必殺技ありそうで楽しみ。こういうの演出が寒いと台無しなところですが、紙芝居でよくぞここまで見せてくれるなー!って感心してしまった。軒猿のグルグルにはちょっと吹きそうだったけど。笑ヤンデレといえばヒロインに向けるクソデカ感情の発端がキモなわけですが、黒雪のそれがあまりに過酷で重くてお願いだから幸せにしてあげて…って常々祈りながら進めてました。甲賀を離れたのは自分の意思だった事すら記憶から消えてるなんて…個別から悲恋フラグしか立ってないようなシナリオなので、覚悟もしつつ。終わってみれば甲賀忍勢全員無事でエンディングを迎えられたので、ホッと一息。ただ槐のオヤジはとんでもないゲス野郎ですね。成敗できて良かった。多分他のルートでも胸糞してくれるんだろうな〜お母さんの死に方も引っかかるし。あと、半蔵と五右衛門はどうあっても完全な敵にはならなそうなんで、この2人は後回しにしようと思いました。色んな思惑が絡んでるので、1周しただけだとちょっと話の全貌が分からないですね。キャストコメントにもある通り、分かった上で周回してみたい+他ルートでの動きも見てみたい。普通は攻略対象と手繋いだりすると『◯◯くんの手あったかいなぁ』みたいなのが殆どの中、黒雪の手がひんやりしてて心地良いっていうのは新しいと思った。・コンプ後の所感確かに他ルートでの動きを見てから攻略したかった感はある。この兄弟に関しては幸せにしてあげられない世界線が本当にしんどい。月下丸は槐が他の人と結ばれれば解放されるっていう救済があるけど。黒雪に関しては槐と結ばれなかったら、もう修羅の道を生きるしかない。もしくはタヒんでしまうんじゃ、って…特に五右衛門ルートではあそこで別れてそれきりってさぁ。泣半蔵ルートの台詞もなかなか堪えたとはいえ、一応ちゃんとお別れできたから。担当カラー黒ってちょっと珍しいなって思うけど、黒雪に関しては黒っていうか闇だよね…自ルート以外は、一瞬現れてまた闇に消えていく。タイトル回収キャラだった。半蔵がいなきゃ最萌だったかもしれないけど、あのシナリオには勝てん…ごめん。つらい。
2023.01.03
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ネタバレありですのでご注意ください。月下丸(CV:羽多野渉)年齢:19歳身長:177cm/72kg誕生日:?ヒロインの護衛役、黒雪の兄【2周目】弟がアレなら兄はどうなんだ…?という事で2周目は月下丸。黒雪が見るのも久しい程絵に描いたようなヤンデレなら兄は兄で『従者バカ』by伽羅 なわけですがまさかそこに業があるとは思わなかったので終盤〜エンディングはドラマティックだったなと思います。確定事項で降ってくる出来事は諸々ありますが、今回は槐が1人で桐生の屋敷に潜入したり黒雪は伽羅と組んで徳川忍組に出向したり序盤から結構展開変わる。秀吉も今回は普通に血流して倒れてたので、ああ黒雪の仕業じゃないんだなって。あの品行方正、清廉潔白そうな月下丸が果たして槐を脱獄させるか…?っていうのは全くの杞憂でした。命にも背いて槐を連れ、追っ手と戦い逃げながら隠れ里を目指す日々が始まった。今回は四面楚歌度が爆上がり。黒雪の時は、本気でやり合わなきゃいけない追っ手は五大老付きの忍でしたが甲賀忍勢も手にかける展開は辛かった。猿之介はこう言ってはアレだけど真っ先にやられるタイプだと思ったからまだしも伽羅と蝶治郎は訳も分からないまま五大老の思惑に巻き込まれての最期だったし霞に至っては、こんな小さい子になんて事させるんだよ…ってなりましたね。甲賀追い忍の人数を知らされた時は悲恋エンド確定だと思った。月下丸とハグすると何やらしっくりくるのとか、以後触れるのを躊躇うようになるのは特殊能力絡みかと思ったらそれはハズレてたけど。(メインヒーロー特権?)どう数えても1人足りないもんね、5人て…数多の犠牲を払いつつなんとか隠れ里に辿り着いて一安心かと思いきや月下丸、黒雪の生い立ちや甲賀・伊賀の真実を知ることになりこの兄弟は生まれながらに背負ったものが大き過ぎる。泣その直後に霞の件もあるので、隠れ里の長が言う通り今ルートでもオヤジの株下がりっぱなし。よくまともに育ったな槐。あまり関わらずに育ったのが幸いしたか、母様の血が濃いのか。月下丸が実母と乳母の術の狭間で揺れ動きながら槐を手にかけるくらいならと自ら死を選んだ時はもう。あぁやっぱりダメだったか…って諦めました。半蔵によって京へ連れ戻される槐。いや…このルートどんだけ胸糞なんだろ。この時代における一忍びの価値っていったらこんなもんかもしれないけど。埋葬した遺体掘り起こして遺髪集めてきてほらよ、は流石にサイコ過ぎだし秀吉のお遊びで全員犠牲になったとか…曲がりなりにも甲賀の長であるオヤジまで一緒になってるし。誰か来た。黒雪か半蔵か、まさか五右衛門?と思ったら月下丸、生きてたーーー!オヤジは順当に始末しましたが、秀吉の末路を見るに月下丸には『言霊』で人を操れる能力がほんのり受け継がれてるのかな、なんて思いました。序盤こそ、この感じは糖度期待できないだろうと思ってたところにお戯れが過ぎます!的なシーンが結構多くて美味しかった。時代背景的にそんなベタベタするもんじゃないから、物理的に触れ合う意味も大きいし左腕に墨らしきモノがあるのもブッ刺さりました。シナリオは終始しんどいものだったけど、月下丸が月で槐は天、っていうのがなんか好き。月と太陽は対比される事が多いけど、天までいくかこの従者。どうあっても半蔵がカッコ良すぎるんで、俄然楽しみになってくる。二度と会う事もないだろう、達者で暮らせ。って…次の次に行くから待っててください。静かに暮らしたいからと徳川忍組への勧誘を断り、仲間の死を悼みながら隠れ里で生きていく結末。ファンタジー要素もあるけど、昔日本のどこかでこんな事もあったのかな…なんて。長を失った甲賀の里、仲間の犠牲、諸々を思うと勿論切なさは残りますが月下丸の積年の想いが実って本当に良かったです。・コンプ後の所感他ルートでも絶対的な味方で、属性もしっかり輝いてるのが好き。左腕の墨の意味とか知りたかったなぁ。黒髪と飴色の瞳のコントラストが凄い良くて、吸い込まれそうで、豹変した時もときめいた。蝶治郎と対比的なのも私は好きでした。葛藤に葛藤を重ねる兄様と、迷いなく槐を選ぶ月下丸。互いのルートで双方しぬのも、ね…ボーナスシナリオが後日談じゃないのが残念。この2人がラブラブなの100%尊いと思うんだけど。
2023.01.03
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