泡沫のユークロニア 0
終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation- 攻略 6
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart 12
Collar×Malice 0
キューピット・パラサイト 0
蛇香のライラ~Trap of MUSK~ 0
幻奏喫茶アンシャンテ 0
天獄ストラグル 0
オランピアソワレ 0
ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子 0
レンドフルール 0
全8件 (8件中 1-8件目)
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購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。作業育成あり・大正モノに惹かれて購入しました。 疲れた体にゴミ虫呼ばわりが染み渡るようになってしまった。【世界観とシナリオ】時は大正(仮)。田舎の家族に楽をさせる為に、帝都のお屋敷で住み込み使用人をする事になったヒロイン。4月から翌年春までの約1年間、宮ノ杜家で働きながら6人いるご兄弟と親しくなっていくストーリー。身分差が顕著なのでバリバリの悲恋モノかと思うとそうではなく、ヒロインがドジを踏んだり、ご兄弟それぞれが好き勝手に振る舞ったりと、ドタバタ系のシーンが多かった印象です。とはいえ、時代・身分差故の障害や、様々な陰謀に翻弄されるヒロインと攻略キャラ達の行く末はそれぞれ。細かい所を突くとなんちゃって大正なのですが、OP曲から早速大正浪漫っぽい雰囲気で良い感じBGM、UIやグラフィック全般もゲームの雰囲気に合っていて素敵でした。グッドEDの演出は楽曲の良さが後押ししてとても気に入ってます。【キャラデザや立ち絵、スチル】スチルはいくつか微妙なものもありましたが、構図も様々で全体的にはそこそこのクオリティ。キャラデザと立ち絵には満足。特に立ち絵のパターンが豊富で(衣装や髪型など)キャラの個性や魅力が良く表現されていると思います。【攻略推奨順やルート分岐】基本は年齢順に上から下へ、最後に隠しが推奨。年齢が下にいくにつれて起こる出来事の真相が明るみになったり、隠しの露出度が上がる為。年長キャラの方が身分差恋愛を堪能できる感じがしたので、長男を1周目にして良かったと思ってます。とはいえ、六男と隠しを最後の方にすればあまりこだわらなくても大丈夫な気もしました。依頼をさっさとコンプしたい場合はある程度パラ上げに慣れた段階で五男を。夏頃から最高好感度のキャラによるイベント差分が発生し、10月から個別ルートなので比較的早い段階からお目当てのキャラと過ごす事ができ、金太郎飴感はほぼありませんでした。共通ルート中に八方美人プレイをしているとお目当てキャラのイベントを取りこぼしますので、攻略したいキャラが決まっている場合、特に夏以降は好感度が常に一番高くなるように進めてください。数値が同じ場合年長キャラが優先になるようですのでそちらもご注意を。以上の点に気をつけておけば、お目当て以外の愛キャッチを出しても大丈夫です。【キャラクターや糖度】まず、ヒロインがドジっ子はわわ系なので、これが合う合わないは結構大きいと思います。私は前情報として知っていたので広い心で見てました。好意的に解釈すると、ソツのない使用人らしい使用人ではご兄弟の目に止まる、ましてや恋仲になるなんてあり得ないので突飛な言動の数々も、それ故に興味を引いたもの勝ちだったとしか言いようがないです。笑攻略キャラは最初から比較的当たりが柔らかいか、完全にゴミ扱いかのどちらかに割とスッパリ分かれてるかな。ほとんどのキャラが仲を深めると色んな種類のギャップを見せてくるのが刺さるポイントの一つです。糖度は人によって何が刺さるかによるところが大きいと思いますが、お互い立場が立場なので甘々というわけにはいかないのと時代背景もあってか?全体的に控えめながらもキャラ・シチュ萌えで補完されてるような感じでした。属性や糖度の諸々は知らないで進めた方が楽しめると思います。【育成要素等】2ヶ月毎に使用人審査があり、2周目以降は基準が上がりますが、バツが3つ付かない限り解雇(ゲームオーバー)にならないのでパラ上げは難しくありません。コマンド毎に何かが上がれば何かが下がるのですが、例えば容姿が一旦1→2にレベルアップしたら、容姿が下がるコマンドをいくら実行しても1に下がる事はない親切設計。最初のうちはそれに気づいていなかった為に、非効率的な事をやらかしてました。依頼やアイテム集め等はやってもやらなくても良いとはいえ、やり始めると結構ハマる。少しずつこなしても良いし、早めにやれるだけやってしまってシナリオに集中するのも良いと思います。部屋の模様替えは攻略中のキャラをイメージしながら飾る物を変えて遊んでました。【システム周り】やや古めのゲームですが大手さんだけあって標準的なものはほぼ実装されています。シナリオパート中のスキップはボタンを押しっ放しにしないといけないので、それだけが少しストレスでした。2周目以降はイベントスキップ(未読、スチル、選択肢の有無表示あり)でサクサク攻略も可能です。未読ありなのにスキップされた場合は回顧録(イベント回想)から差分回収できます。オートセーブは最新の1つしか保存されないので、こまめにセーブしておくのに越したことはありません。【総評】無鉄砲ヒロインやドタバタ系のノリが地雷でなければ広くおすすめできるタイトルだなと思いました。大正浪漫風の雰囲気が堪能できましたし、年上属性が好きなので攻略キャラのほとんどが年上で良かったです。12周+@しても、イベントスキップがあるので総プレイ時間は70時間程度。パラ上げや攻略が難しくないので、気軽に手に取ってサクッと遊べます。お気に入りは長男、隠し、四男。 Switch版の続編はFDが2本入っており購入済み。もう少し本編の記憶が薄れた頃に遊びたいな〜と思って積んであり、そちらも楽しみです。
2022.07.20
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時系列バラバラ&隠しキャラと全ルートのネタバレ記事ですのでご注意ください。【隠し/三.五男】宮ノ杜守/御杜守(CV:泰勇気)年齢:25歳誕生日:6/11178cm/66キロ※FD時点作家。宮ノ杜玄一郎に強い恨みを持ち裏の顔は暗殺者。【7周目】本編から分岐すると勘違いしてたんです。汗例の絶版本を2周目で手に入れたので、タイトル画面になんか増えたのは分かったけど、それはSSみたいなもので、読むとフラグ立って本編からルート分岐するのかなと思って。六人攻略終わる前に押したらなんかやたら長くてこれこそが隠しルートだと気付き慌ててやめました…アホ。長男の時は立ち絵も出ない、次男、三男、四男とは対決あり。特に四男とは相当絡むし後日談で黒化した二人が並んだ時は震えた。六男に至っては後日談で普通にお兄ちゃんになってた。笑長男がいなかったら最萌だっただろうなぁ。というか周回し直したらまた惚れ直した。設定もビジュアルも美味しい過ぎる書生暗殺者どっちの立ち絵も好き。実質四男の守様ルートはパラ上げも無くひたすら一本道。では始めよう。出会いはいつも突然。最初にくれた恋愛小説『真夏の恋人達』の題材が兄妹ってそれ近親なのでは…お見合い舞踏会の場面で気になったんですけど、五男それ食べたらアカンやつ。まあ六男も全部の料理に仕込んだわけじゃなかったという事でFAかな。パーラーでも海水浴場でもいけしゃあしゃあとはるを口説くフリ。田舎から出てきたばかりの女の子が帝都の駆け出しとはいえ売れっ子小説家と知り合ってあんな事言われたらそりゃ意識しちゃうよね。しかも自分を題材に小説書いてますなんてさー…言われてみたい()宮ノ杜はともかく首相を狙った理由は、次期首相を狙ってた川村の依頼だったんだね。これは後々何かしらありそう。藪入りの展開はまさか守が来て、他六人もたえちゃんも来ないなんてな。そろそろ嫌な予感しかしない。周りと良い関係築けてない状態で、守に傾いていくのはヤバい気がする。違和感はあるし謎は多いし。でもこういう男に惹かれるのわかる。幸せになれないの分かってるのに。道端の石ころで川村側が雇ったらしい殺し屋ブッ殺したのはちょっと吹きそうになりましたけど。笑一体どんな訓練受けたらそんな事ができるようになるんだ?秋、いよいよくるぞ。大佐に化けた守の返り血浴びたスチル、今作で一番のお気に入り。軍服姿の守様…(語彙力喪失)御杜守は仮の姿で、正体は生まれてはならなかった七人目の息子宮ノ杜守だと明かされる。ここから先は正直ストーリー破綻というか、はるの行動がさすがに擁護しきれないレベルでどうしようもなくなっていっちゃうんですけど…暗殺者に恋してんだからその時点で仕方ないんだよね。成り上がり財閥の使用人になったばかりにお家騒動に巻き込まれた事に変わりはないし。屋敷を出ろっていう言葉に従ったといえば従ったわけで、留まれば命の保証はないって言われて。それにしても唐突な同居(同棲?笑)には吹いた。十月入ると他キャラなら個別入るタイミングだから、守も守でなんか絆されてきてません?っていう感じなのを脳内補完させながら進めていきます。それにしてもはるちゃん日記書いてるとか可愛いな〜。博覧会に誘いに来る守も、はるの三文芝居に吹く守も可愛い。オヤジも全部分かってて放置してる。この辺で澄田との因縁が分かるんだけど、オヤジもサナ枝も結局似た者同士なところがあって、誰も当主になれなかった時の為に守を生かしておく事にしたと。首相暗殺の夜、オヤジと守が遂にご対面。シナリオは六人のルートの裏で起こってた事を挟みつつ色んなパターンがごちゃ混ぜ。守としてははるにさっさと宮ノ杜を出てほしいみたいだけどね…そろそろ。それにしてもサナ枝はほんと、自分の息子が殺されようが構わないってほんとヤバい。さすがあのオヤジの一人目の妻だわ。それにしても澄田没落に守が絡んでたのはこのルートまで全く分からなかった。元々浪費が凄かったのは確かとはいえ、更に欲かいて闇の者と手を組んだ代償でしかない。物理的にブッ殺す以外に社会的に殺すっていうのもできちゃう守さん、確かにオヤジが素質ありと判断しそうまである。年末のパターンは初出かな、オヤジが残ってるのに千富さんが別荘行きで、たえちゃん屋敷に残ってるし。次男の時は全員追い出したのに車から飛び降りてryここまで来るとどっかのルートで見た戦う使用人になりつつあるはる吉。守にバッサリ斬られてまた同s…同居。年明けに寝巻きの立ち絵出た時の衝撃は長男以来だ。しかもこのシーンにしか!使われないのによくやってくれたオトメイトさん。澄田の屋敷に行かされて、次男と軍が乗り込んでくるのは長男パターンだけど、喜助が居るのに気付いちゃって軟禁されてたし長男とフラグ立ってないから一人取り残されるっていう。からの、もうそれプロポーズですよ守さん…そしてたえちゃんの前では書生姿でいいと思うんだけど、そうか。既に見られてるのは暗殺者姿だから逆に変装姿見られたら困るか。『華ヤカ哉、我ガ一族』が世に出回るのを止める為に工場ごと焼き払ったっていうのはさすがオヤジ。ある意味オヤジと守似てるよ。そんな大火事起これば色んな人に影響があって、死人も出たと思う。守もやっぱりオヤジの子なんだな…だからこそ始末しなかったんだなって思いました。最後は六男パターンにちょっと近い?オヤジはカズ江さんの形見をずっと持っていて…皮肉にも名付け親はオヤジだった。多分六男ルートで殺さずに帰ったのはこの話があったからなのかな。守とも宮ノ杜とも決別するはる。後日、平助が宮ノ杜の戸籍持ってやって来て、川村は失脚。いつもオヤジは最後の最後でこういう事やらかすからなぁ…自分の行動は全て宮ノ杜の為と言うけれど、三男の後日談で一等室取って代金払ったりしてたから。どうせなら憎み切れるようにしてほしいものです。はるは実家に帰って元通り工場勤め。バッドだと、一年待っても守は現れず使用人頭になったたえちゃんが迎えに来る。散々宮ノ杜とはる、守に振り回されても宮ノ杜にお仕えするたえちゃん優し過ぎる上に強すぎ。三治も振ったみたいだし。グッドだと、二年後『屍の上に使用人』発売を機に迎えに来る守。守の中で、はるは可憐な使用人だったんだね。ご兄弟の時は変な使用人だったのに…ずるいぞこの野郎。守の言う通り、あれだけ同sしてたのにやっとここで接吻でございますか。はぁ…好き()守の所業は全てオヤジが揉み消すでしょう、勿論宮ノ杜を守る為に。後日談で千富さんもそう言ってたし。たえちゃんはどちらにしても使用人頭になるんだね。そして、この結末があってこそのFDか。五男が洋行しないからifになっちゃうのは仕方ないけど。六人妻がいてお妾さんまでいたなんてさすがだなぁ…えーと、時系列的には芸者の息子三男まで産まれてたのにカズ江を始末したサナ枝はやっぱり良くないと思うの。縁談だったからオヤジの事好きだったわけじゃないのはわかるよ?でも今更じゃん。三男いる時点で。妾の子が当主争いに絡んでくるまで普通考えないと思うけど『サナ枝おばさん』の意味が本当に叔母なら分からなくもない。が、それはそれで実の姉妹に手をかけたって事で、手出すオヤジもヤバだけどサナ枝もヤバ…お金持ち怖いよぉ。大家の正体はよく分からなかったな。大体の事情をふんわり理解しつつも守を見守ってた恩人である事には変わりないか。何か見落としてる?FDでオヤジや他のご兄弟とどう絡むのかめちゃくちゃ楽しみです。三男以下の序列が変わるからややこしいけど…記事書く時は名前で書く事にしようと思います。悪役、敵役キャラが大好きな私はとても楽しめました。こまけぇことはいいんだよ精神大事。一度決別したからこその結末であり、あのまま同棲始めてたらはるの言う通り良くなかったもん。『ここに居ろ』には身悶えたけど、いつも突飛な言動ばかりするのにいざ相手が暴走し出すと冷静になるはる吉、さすがでした。FDは盛大にネタバレ被弾したのとパラ上げの都合もあり進からになると思いますが、それでも楽しみです。OPの歌詞が『罪は徒に』で締めなのがなんとなーくこのルートが最終なのを匂わせてて良きでした。ありがとうございました。
2022.07.19
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時系列バラバラ&がっつりネタバレしますのでご注意ください。【六男】宮ノ杜雅(CV.岡本信彦)年齢:16歳誕生日:2/19166cm/57kg尋常高等学校伍年生。ひねくれた性格で自分に逆らうものは許せない。【5周目】これまでの周回で隠しの素性も大方わかり、実は一番賢いんじゃないかと思われる六男。末っ子だから甘ったれてワガママ放題してるのかというとそうではなくて、上5人を見て諸々学ぶというか…普通の家だったらそうなんでしょうけど。何せ普通じゃないんでこの人たち。色々見過ぎちゃってて斜に構えて屈折してんのかなぁと。唯一の年下枠でもあるし、はると仲良くなるところなんて全く想像つかないところからのスタート。この際ゴミだの下郎だの虫だの、言葉で言ってくる分には大した事ないんですよ。六男の場合、弁当ひっくり返したり、五男から貰った物を壊したり、行動に移してくるからメンタルゴリゴリにやられるんです。千富さんくらいしか手に負えないし、タゲられて辞めていった人も多々いるみたいだし。たえちゃんくらい割り切らないとお世話もままならない。実際たえちゃんの事は、反応がないからつまらないと言ってましたね。が、いざ進めてみると案外変化が分かりやすい。最終日までほぼブレない長男とか、年末まで軍隊ごっこだった次男からすると、やっぱりちょっと可愛いかも。言ったら藁人形で呪い殺されそうだけど。笑始めは当主争奪戦勃発直後、熱出して倒れた時ですよね。寄るな触るなの六男がはるにもたれ掛かってるスチルシーン。この時点で、はるなら気持ち悪くないって気付いてたのかな。海水浴場の時も、五男そりゃねぇよ展開だったのに結果的に戻ってきてくれたし。長男の笑い声聞けるまで長かったからなぁ。悪口のバリエーションがどんどん増えていって途中までメモしてたんですけど、キリが無さすぎてやめちゃいました。笑夏の藪入りではまさかの押し倒し事故スチル…これが伏線だったとは。まつ毛長いってなんかいいね。三男四男五男が割と優しそうな顔付きで、六男になるとまたキツそうな見た目なんだけど。髪型もあって美少年って感じなんだろな。洋装似合うし。帰って来て風邪で寝込めば、高価な檸檬の差し入れ。イジメを擁護するつもりはないのを前置きしておくと、好きの反対は無関心って言葉もあるくらいだからね。これまで辞めていった使用人に関しては本当に人を人とも思わない扱いしてたんだろうけど、はるに関してはそれと違うっていうのが初夏には滲み出てて意外でした。秋以降は不意打ちの連続。まさか六男にこんな肌色スチルあると思わなかった…ご兄弟ほとんど成人なのに、なにゆえ末っ子を脱がせたんだオトメイト。笑四男も一応下半身は服着てたぞ!舞踏会の為にドレス買って貰うのも久しぶりだね〜。ほうきで練習しようとするところを次男に見つかって、他の誰とも踊るなって怒っちゃうし。当日の事件はあれ?これって事故c(どっちが先に発売したか調べた笑)しかもその後責任取って結婚するとか言い出しちゃうし。やっぱりその…男子の教育ってマトモな父親不在だと難しいのかしら。色々あって専属にすれば妻と変わらないやってなったから一旦解決した?けど。専属になったらなったで、オヤジの部屋に忍び込めだし…あれはちょっと嫌だった。で、お母さんとは遂に仲違い。千代子さん、序盤から六男にめちゃくちゃ気遣ってる姿を見てると気弱に見えてたけど、京都の呉服屋の娘がそんなしおらしいだけの女なわけないもんね。オヤジが苗字でしか呼ばないのは前からなんだかなぁとは思ってた。ヨシさんに対してもそんな感じではあったけど…佐伯佐伯言うから。年末も別荘パターンかと思ったらはるちゃん二度目の風邪。あの六男が使用人の為に料理なんて。ここは不味いってのが良かった。笑料理までできたら有能過ぎちゃう。年末に笑顔(不吉じゃない)の立ち絵が出た時は、あれ…こんな表情の立ち絵あったんだって思ったからこのルート専用かな。年明けには隠し登場。足音しなかった…って、もしかして他ルートでぶつかって来た時もそうだった?!言われてみればそうかも、全然気付かなかったわ。隠しも隠しで毎週律儀に現れるんだけど、解雇〜二月入っての一件はやっぱりオヤジryってなるよなー。確かに今回は部屋に忍び込んで書類盗んだり何だりしてたから解雇は仕方ないにしても、息子拉致軟禁やら、千代子さんに対する扱いは人としてどうかと。もはや今更か…結果的に隠しが助けに来て、その後一仕事して五点入るんだけどね。護衛ぶった斬って入って来たのかと思ったら誰もいなかったのには拍子抜け。当主にならないって言い出したら言い出したでまたなんか面倒臭くなってきた…六男ルートは後半に色々詰め込み過ぎだと思う。笑情報量が多すぎてついていけんよー。結局オヤジと伊村のお父さんはグルだったし、また理不尽解雇だし。今回は実家にも帰れないから見ててしんどかったなぁ。千代子さんがお友達みたいな雰囲気で好きなんだけど、39歳設定。20代にしか見えない。でもそれじゃあ六男のお母さんにしても若すぎるしまぁそうか。宮ノ杜に振り回された者同士って事で、仲良くなるのはわかりみが深かった。バッドはもうネタ尽きたんか位のブツ切り加減でポカーンでした。六男、なんだかんだではるの実家にも京都にも迎えに来てくれるんだよね。プレイし始めた時は想像もつかなかったです。本当に当主になっちゃうのもビックリでした。平助はあれこれオヤジの手駒として動いてたけど、しっかり六男の執事になってるわ、上2人がアホの子みたいになってるわ。隠しがはっきり兄弟だって事もわかって、絡みが多くてそれも驚いた。後日談じゃなんかほんとにただのお兄ちゃんみたいになっちゃってるし。何なら他の兄弟ほぼ空気。笑千富さんとたえちゃんもあんまり出番なかった。はるが即当主の嫁になるのは長男、次男。三男と四男は宮ノ杜を出て結婚。五男も当主じゃないからそうなるな。で、六男は後々当主の嫁だけど今のところ呉服屋の店員か。長男からここまで大体物騒だったけど最後は頭脳戦で締めだったので、ちょっと私の頭では付いていくのが大変でした。もうお熱出したりはしなくなるかな?精神的なものが大きかったみたいだから。これから(次男→)隠しルートだけど…今のところ宮ノ杜血筋の人は一人も殺せてないんですよね。だから六男の言う殺せない人殺しってのがなんか腑に落ちちゃった。首相とか護衛はやっちゃってるんだけど。隠しに一番深傷を負わせたのは四男だったっぽいのがやはり黒四男恐ろしいという事で終わります。FDではまた悪口のバリエーション増えてるだろうか。楽しみにするところがおかしいけど、それが華ヤカですね。
2022.07.18
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時系列バラバラ&がっつりネタバレしますのでご注意ください。【五男】宮ノ杜博(CV.岸尾だいすけ)年齢:18歳誕生日:9/10173cm/60kg尋常高等学校七年生。すぐ夢中になるが飽きっぽい性格、発明品を後世に残すのが夢。【4周目】いきなりエンディングの話して申し訳ないんですけど…あの演出はズルいなぁ。人気は次男、六男、長男らしいのですが(人気投票リアタイしてないので又聞き)制作サイド的には一応彼がメインヒーロー扱いみたいで。はると同い年だし、シナリオとか諸々ちょっと優遇あるし、初代や限定版パケではセンターに大きく描かれてたりしたんですね。Switchの通常版は無印次男、FD六男ですので後々知りました。さて、学生組に突入。勤務初日から一貫してはるに好意的な五男。ドMゲーとして()プレイし始めた私にはやや物足りなかったのですが、エンディングと後日談で全部持って行かれた感はある。隠しもだいぶ露出してきたけど、五男が戦うとも思えないし…どう山場がくるのか予想がつかないところからのスタート。上2人もお母さんは名家の方ですが、何せ首相を出した家の血筋。お母さんの再婚相手も婿だし、妹には既に許嫁がいるとか。結構そういう人の方が変に偉ぶったりせず、特に五男くらいの年齢ならこれくらい天真爛漫なのかなぁと思いました。宮ノ杜はなんだかんだオヤジ一代の成り上がりですからね。ヴァイオリンの腕がプロオケから誘われるレベルっていうのは凄い。(余談)この時代の日本のオケがどんなものなのかは詳しく存じませんが、うーん…戦前〜戦後くらいの生まれだと、音大を出ていないオケマンはザラにいたはず。もう令和の世なので年齢的にも表舞台にはいらっしゃいませんし、それどころかお空の上ですね。地方プロオケのコンマスを勤めておられたような経歴でも、平成になってから音大に入り直した先生がいました。それより前となると、幼少期から習っていてある程度教養もあって、実力があればいけるって感じだったのかな。と言ってもそんなの、限られた上級国民にしか用意されていない環境でしょうし。今とあんまり変わらないか、生まれた環境でほぼ決まりってところは。(余談終わり)だいぶ脱線してしまった。そうは言っても普段の姿からは見えない悩みというか、庶民には到底理解できそうもない縛りの中で生きている自覚は持っていて。妹を尻目に自分は好きになった人と結婚したいとか、そんな願望も持っているらしい。上2人とはちょっと種類の違うお坊ちゃんなんだけど、やっぱりお母さんの影響が少なからずあるのでしょうか。ヨシさんは婦人活動家で、この時代では前衛的な考えの方だと思います。花火大会で学友に使用人を名乗った時もそうだし、藪入りで両親に首相の孫であることを言うと嫌がられます。五男にとって同い年のはる吉は接していて楽しいお友達感覚。そこに家柄とか身分差の事を出されるのは嫌だったんでしょうね。実際縁談を止めに来たものの、結婚がどういうものなのか自体あんまり理解してなかったし。そこが魅力でもあるんですが、はるの言う通りなんか色々間違ってたな。笑藪入りから帰って間もなく、卒後の進路は洋行と決まります。これに対して癇癪を起こした五男を諭す四男が至極真っ当でね…悪く言えば五男の甘ったれ世間知らずっぷりがよく分かるシーンだったと思います。洋行を受け入れて、待っていて貰いたいという五男とはるはすれ違う。実際5年ってめちゃくちゃ長いですよね、ましてや大正時代の18歳女性とって。想い合っていたとしてもおいそれと待てる年月じゃない上に、身分差は著しいし。それでも五男の暴走は止まらず、千富さんにまで全部喋っちゃう。はるは仕事にも慣れてきて問題なくやってるし、五男は隠し事をできるタイプじゃないから一旦留め置いてもらえる事に。博覧会でのヨシさんはさすが素敵でした。佐伯家の長女としては反対、だけど女性としては賛成だなんて。佐伯みたいなお家柄の人が大事な一人息子にそれを言えるって凄いよなぁ。まあ、オヤジは100%反対すると踏んでましたしその通りになりました。このルートならワンチャン首相助かるんじゃないかと思ったけど甘かった。寧ろ、撃たれる間際に博には手を出すなと言い残したのが悲しくなっちゃったよ。他にもヨシさんやら、孫娘もいるわけだけど、そこで五男の事を言うんだもん。オヤジとヨシさんの結婚は絵に描いたような政略結婚だったけど、生まれた五男に宮ノ杜を継がせる事なんて佐伯側はハナから考えてなかったまで想像させる。洋行は五男を守る為と将来を考えての事で、後々工学部だった事も分かるし。大体こういうのはオヤジの差し金か一枚噛んでるんだけど、今回ばかりは違ったみたいでした。それどころか首相亡き今、佐伯は用済みくらいの事言っちゃうからねぇ…まったく。意外にも首相暗殺で五男がメンブレ鬱展開とかそういう事もなく、オヤジに反対されて家出の方が山場だったような。ヨシさんには平手打ち食らうし。喜助やら隠しやらがちょこちょこ絡んできて助言めいた事言ったりする。でも結局はどうするのが正解なのかはっきりしないまま月日が過ぎていく。生誕祭にはロケットペンダントを贈ってくれたり、別荘でもちょっとだけドキッとするシーンがあったけど、もう別れが着々と近づいてるのが切なくなる。二人が楽しそうに、幸せそうにすればする程見ててつらい。ご兄弟の黒歴史アルバムはめちゃくちゃ気になる。見たい。笑五男ルートのご兄弟はほんとに兄弟みが強くていいな。上4人は五男の覚悟が足りない事をちゃんと諭すし、六男の切れ者っぷりもチラチラしてる。千富さんとたえちゃんも含めて、みんな応援してくれてる感があって良かった。隠しも随分おとなしくしてるしやっぱり五男が戦う姿も想像つかないなぁと思ってたら、来ましたね。もう二月よ。今回ははる吉もケガしなくて済むかと思いきやまたしてもバッサリ。死なないけど。私はたしか2周目くらいで例の本手に入れてたんですが、ここで四男ルートの終わりに出てきた答え合わせにもなったかな。絶版『華ヤカ哉、我ガ一族』の作者は隠し。長男〜五男ルートまでの情報を総合的に考えて、隠しは七人目の兄弟なんだろうとほぼ確信しました。いやーオヤジも本当に叩けば埃が出るというか何というか。この時代なんで子ども7人がいるのには驚かないけど、全員母親が違うっていうのはさすがにね。どこで見つけたかを教える代わりに自分が戻る5年後までは宮ノ杜にも、はるにも手を出すなと取引する五男に一旦応じてくれた。決して短くない年月待ってたのにまた待たなきゃいけなくなっちゃったのは、いいのか?笑結論、二人は別れる。そうきたかー!五男の事だから、やっぱり待っててほしいって言うと思ったんだけどなぁ。当主は四男の時と同じく、上2人でという事に相成りました。六男の餞別はうん…次に六男ルートいくので先が思いやられましたよ本当に…バッドだとカウントダウンバージョンの時計と写真を渡されないまま洋行してしまうので、こう…花散ル夜とか刹那のポリクロオムの歌詞が沁み渡ります。束の間の夢だったなって。グッドだとたえちゃん髪切ってる!はるの様子をこまめに五男へ手紙で伝えている様子だけど、再会まで描かれないのがニクイわ。私はスチル全部取れてたからいいけどさ。取れてなかったら五年後の話お預けだから。ジリジリしながらスチルコンプの後日談を開くと、5年後のはると五男めちゃくちゃ大人っぽくなってる!気まずいと植え込みには隠れるのは相変わらずですが。そして…後日談は五男が一番好きかな。隠しもなんか牙が丸くなっちゃったというか気が削がれたみたいで。2人は間もなく結婚できる事になってるし、結婚式のスチルも凄く良いんだけど問題はその後。こんなの全員墓の中じゃん!急に現代に引き戻すのやめてよー。泣なんちゃって大正とはいえその後の日本に数々の災厄が訪れるのは分かってる事だからさ。でも、屋敷が壊れてないって事は、戦火も震災も免れたと思っていい?末裔の話が出ないから暮らしはだいぶ変わってしまったんでしょうね…私は明治生まれの曾祖母がいたので、こういうリアル出されると色々想像しちゃった、という事で終わります。FDではifというか洋行しなかった世界線なんですよね。帝大行ってるのかな?何にせよ楽しみです。でへへ。
2022.07.17
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時系列バラバラ&がっつりネタバレしますのでご注意ください。【四男】宮ノ杜進(CV.梯篤司)年齢:22歳誕生日:1/21174cm/65kg警察官で交通課の巡査。真面目で控え目、母の教えにより女性に対して紳士的。【3周目】皆さんは攻略前に気付いてましたか?私は騙されました。目が節穴なんよ。だけどね…よーく勤務初日を思い出してみると、オヤジと平助はともかくはるに一切関心を向けないのは四男だけなんですよね…話し掛ける事はおろか見る事すらしない。初見プレイのこの時点で違和感覚えて気付いた人いたら凄いと思う。年齢順に順当に来ていると、次男、三男とはるをくっ付けるのに結構いい仕事してましたからねぇ。長男の時は三文芝居だけど取っ掛かりは四男の出番だったし。次男のエンディングで『は?!』ってなった人はいるかもしれないけど。三男と同じくお母さんの家柄は特段名家でないどころか、完全に庶民の四男。警察官の制服が素敵だし、長男の次にタイプだったのでワクワクしながらいざ凸。勤務初日の事なんて全く気付かず、深夜に中庭で鉢合わせれば上着を貸していただいたり宮ノ杜の人らしからぬ穏やかでホッとする雰囲気があるんですよね。四男のテーマ、好きです。が。案外早い段階でチラチラしてる事はしてて、まずは例のお見合い舞踏会。オヤジの言ってる事はこの時点では意味分からないんですがもーめちゃくちゃ無関心だし、相手を傷つけずに事を済ませる処世術を使いこなし過ぎてるというか…スチルの表情がもう黒いって。その後も度々、自分が宮ノ杜にいる理由が分からないと漏らし続けます。赤バイの試験に受かった時の、結構酒が強い発言も楽しい伏線でしたねー。笑自分にとって大切なものは、宮ノ杜の家族や友人の三治。特段取り柄のない平凡な自分にとって守るべき存在。誰にでも優しく愛想を振り撒ける理由は、その中で波風を立てず上手くやっていく為に必要だから。お母さんの文子さんは四男が宮ノ杜で苦労しないよう紳士的な振る舞いを教えてきたそう。花火大会でのモノマネは結構笑えるというか、こういう事サラッとできちゃう時点でまあまあの皮肉屋とも取れるんですよね。何も知らずにプレイしてるうちは案外面白い人なんだなーくらいにしか思わなかったけど。お母さんの文子さんもごく普通の人というか相当ボンヤリしてる様子だし、はるに対しても好意的だし、まさか後々あんな事言われると思わなかったよ。藪入りの選択肢で四男を選ぶと、いつもはたえちゃんがナイスリアクションなんですが、四男の時は妙に納得した様子で笑いました。上裸で薪割りまでやってくれちゃうし、三治の事なんかも含め色々伏線はあったのですが、至極平和に九月末を迎えます。ここから怒涛の嘘やろ展開の始まりなのですが、オヤジの専属落ちる事あるんだ?!っていうのがまず一つ。そして…なぁに?この書生さん。いや!御杜守て。笑見た目はめちゃくちゃタイプだけど、ほうほう。多分あの人ですよねぇ。文子さんとオヤジの馴れ初めもまあまあ衝撃でした。静子さんの時は色々思惑がありましたけど、まず13歳の文子さんが既に30代だったオヤジに一目惚れっていうのも凄いし(この時代なら普通にお父さんと同世代か下手したらオヤジの方が年上…)再会した時既婚者相手に自分から告白してその後はトントン。文字通りシンデレラストーリーだったんですね、文子さん。今も生活には困ってない様子だし。畳み掛けるように、四男泥酔帰宅で十月中に部屋の鍵をゲット。私このゲームには基本的に満足してますが、なんでここでスチルが出ないんだよ!と思った方も多かろうと思います…はい。更に更に『澄田三治には気を付けろ』という怪文書が何故か四男の実家に届く。まだ終わらん。舞踏会が済めば首相暗殺が間もなく起こる事は分かっていましたけど…オヤジと四男が出掛けた後、屋敷に飛び込んで来た文子さんの手には『宮ノ杜進は今夜死ぬ』との怪文書が。はる持ち前の行動力で会場に向かい、そこで目にしたのは銃を手に向き合う三治と四男。四男を庇って負傷したはる。さーくるぞー。『貴様はしてはならん事をした』『故に、消えねばならん』曲がりなりにも先刻まで親友だと思っていた相手に四回も発砲。目覚めたはるを待っていたのは、四男と、そして母である文子さんの本性といったところでしょうか。三治の容体に全く興味を示さない事もあるし四男は幼い頃にオヤジを包丁で刺した事があり、本人はその事を全く覚えていないというか、気付いたら刺してた。くらいの感覚。それを知った文子さんは四男の異常性に気付き、他人に優しくするよう教育した。これまでの四男を見るに、あれが本来の姿だとは思えないから側でお世話をしてなんとか力になりたいと言うはるに対し、文子さんは難色を示す。『図に乗っていたんですね、私』『…そうね』うわ、この親あっての息子だわ。おまけにあのオヤジの血も入ってるし救いようがない。不謹慎だけど舞踏会の黒四男、好きです。低い声で淡々と語る姿に震えました。あーでも言っちゃいけない事言っちゃうんだよなぁ…専属は外されるわ、どうやら書生は暗殺者で間違いないわ、三治との縁談は来るわ情報量が多過ぎてですね。なお、この縁談は断れば畑を取り上げるという脅し付き。渋々とはいえはると三治は生誕祭に出掛け、それを目撃した四男イライラしちゃった。縁談を断れ、までは良いんだけど。断ったら畑を取られ、家族が食べていけなくなるというはるに対し四男。『なら、死ねばいい』えー、お客様の中に精神科医の方はいらっしゃいませんかー?全くの余談なんですけどこの時代どうしてたのか気になる…気が触れたら祈祷師でも呼ぶのかな。さすがのはるも四男に手を上げて部屋を後にします。冬の藪入りで別々に過ごすパターンは初めてですね。四男は文子さんの元で過ごし、はるとたえちゃんは田舎へ。一月末には三治との縁談が控えています。当日の正午に書生…んーもういいよね、隠しが現れて新作の構想とやらで四男を吹っかけます。これはこの時点では何でだか全くわかりませんでしたね。オヤジが嗾けるならまだ分かるんだけど。帝國華月ホテルに現れた四男ははるを止めようとしますが、まだ自分でもこれがどういう事なのか自覚できてないのがねぇ…後日、上4人を集めて静子さんのお店で酒盛り。しっかし一升瓶五本てザルもいいとこ。件の時は一体どれだけ飲んだのやら…三治も。当然酔うと面白くなっちゃう四男なので、縁談を止めに行った時の状況を何故か長男相手に再現。三男は笑ってるだけだったけど、何気に次男の台詞がいちいちツボに入るんですよね。笑尋問を開始するとか、破廉恥とか。(お主のルートが一番破廉恥ry)。さらに後日、隠しと縁を切ろうとした三治は背中を斬られて入院。随分落ち着いた四男とはるはお見舞いに行くけど憎まれ口を叩くばかり。この時澄田がもう没落しちゃってたので、三治の身になって考えれば無理からぬものですが…たえちゃん加勢した事で脇にフラグが立った。笑最後のもう一山は、遂に屋敷に現れた隠しですが、なんとあのオヤジが四男を庇って斬られるんですよねー…この辺りはやっぱり、文子さんとの結婚だけは恋愛結婚だったのかなと思わせられました。四男とはるもお互いの気持ちを確認し合って最終日を迎えます。このルートだと最後の最後に、三月末までに婚儀を挙げたら当主にすると言われますが、残念ながら上2人も叶わず。四男も焦ってするものではないと思っているし、当主の座にも元々そこまで関心があったわけじゃないので最終日までにはると結婚する事はなくオヤジも入院したままなので、結果的に当主交代とはなりませんでした。バッドだと千富さんがヒールになっちゃうのであんまりよろしくないですね…今更そんな事言われても、っていう。グッドだと藪入り前にプロポーズされて、屋敷を出たら文子さんのところで暮らそうという事になります。表向きは謝ってくれたし丸く収まった親子なんだけど、はると比べてあまりにも腹の中が黒いし裏表があるような感じなんで、ちょっとだけ今後が怖いです。後日談にはどちらも隠しが出てきますが、渡してきた本は恐らく『華ヤカ哉、我ガ一族』?もう隠しが隠れてないんだけど、四男ルートだけでは何故宮ノ杜と澄田を恨んでいるのかまでは予想つかないし、表向き書生の殺し屋位しか分からないようになってるところは上手くできてるなと思いました。例えば四男が1周目だったら、正体と理由はわからないと思うし。その後の花火大会のシーンより、黒化した2人のほうが強く印象付けられた形で終わります。やっぱり四男に一番恨みというかこだわりががありそうなのは序列的なところなのか、母親の事か、もしくは両方?FDでどういう絡み方をするのか、不穏だけど楽しみ。
2022.07.16
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時系列バラバラ&がっつりネタバレしますのでご注意ください。【三男】宮ノ杜茂(CV.前田剛)年齢:26歳誕生日:10/5175cm/63kg時々芸者をしている。自由奔放で縛られることが嫌い。【2周目】勤務初日の朝、たえちゃんの嘘のせいとはいえ大失態のはるに唯一慰めの言葉をかける三男。人当たりが良く、その後も度々車で送ってくれたり(ただし運転は…)本人の言う通り宮ノ杜では浮いている存在で掴みどころはないけど、悪い印象は受けないはず。上2人がツリ目で見るからにキツそうなのに対しタレ目の長髪で見た目もふんわり柔らかい感じ。でもよく考えたら、六男が弁当ひっくり返した時も平然としてましたね。見慣れ過ぎちゃってて仕方ないのかもしれませんが、この日結局最後の受け口は長男なんだなぁ…泣く泣く選択肢外しましたけど、一回くらい上げても良かったか。お母様は6人の中で一番好きかもしれない。トキさんも粋な人で大好きなんだけど、どのルートでも姐さんみを発揮してくれる静子さん、好きです。三男もそこのところが難儀なお方で…他のルートだと癒しポジションなんですが、本人と深く関わろうとすると一筋縄ではいかない人でした。フラフラしてるのも、野点で別流派を披露するのもいわば反抗心だし、縁談相手との舞踏会に女装で参加しようとしてた。千富さんにバレて失敗に終わるものの縁談相手もなかなか胸糞で、芸者の息子である三男を見下してるのに宮ノ杜の名前と財産目当てでいい顔してたんですよね。喜助の言う通り他人の感情には敏感なので、バッサリお断りしたら危うく刺されるまであった。何も悪い事はしていないのに、芸者の息子として宮ノ杜にいるだけでこういう目に遭う運命を背負ってる。ずっとそれに目を背けて逃げてきたけど、当主争いが勃発したのを機にいい加減向き合ってみようかと試みるわけですね。本人でさえ自分の事がよく分からないからはる流のお仕えする相手を理解しようとする姿勢や天真爛漫な振る舞いは上手く運ばないどころか、三男にとっては苛立ちを覚える事すらあった。うーん思ったより複雑になってきたぞ…転機は自分の出自に向き合おうと当主を座敷に呼んで、静子さんと結婚して自分を産ませた理由を問うシーン。とっくの昔にわかっていた事だけど、本人の口から言わせたかった。上二人のルートではどうしてあの三男が三点をゲットしたのか謎でしたが、まさか殺そうとしたからだなんて。恐らくオヤジの一番嫌な顔が見られるのがこの三男ルートでしょう。静子さんから見た当主は命の恩人でもあるし、今でもその時のオヤジはカッコよかったと惚気ます。後々、惚れたから条件飲んで結婚して三男産んだとも言うし。でも、オヤジからすれば静子さんでなくても芸者なら誰でも良くて、蔑まれる運命を背負って生まれてきた息子がどうなるかを見たかっただけ。このオヤジは本当に人のことを何だと思ってるんですかねぇ…今のところ暗殺者もかすり傷一つつけられていませんし。勿論三男にも無理でした。この出来事を境に情緒がおかしくなり、ルートに入ると早々に洗礼が待ってます。はるが贈った誕生日プレゼントをテラスから投げ捨てる三男。これまでのフワッとした様子からは想像もつかない仕打ちです。いやこれ実際やられたらキツいなんてものじゃないでしょう。はるの性格なら酷い!と言ってもおかしくなさそうな出来事なのに、たった半年でめちゃくちゃ成長してますよね…茂様がお優しいから甘えていました、使用人如きが思い上がってすみませんと一切三男を攻めないはるを見てさすがに思うところがあったのか、今度は急に旅に出てしまいました。上2人はお家騒動やらに巻き込まれての右往左往でしたが、本人がメンブレするパターンはどうしようもない。要はオヤジが元凶なんだけど、当然心配する素振りもなければ捜させもしません。この時はいい大人だからともかく、小さい頃の度重なる家出も千富さんらが見つけて連れ戻してたそうです。はて、親子とは。行き先がはるの実家っていうのは度肝抜かれました。でも…藪入りの時、タエやフミと遊んで食べてすっかり寛いで雑魚寝してた事を思うと、きっと凄く居心地が良くて落ち着く場所だったんだろうなと感じました。はるの両親も無理に理由を聞き出そうとはしないし、妹二人もすっかり懐いて。いやーここで特大フラグが成立してたとは夢にも思わなかったけどさ。笑宮ノ杜しかもオヤジの悪趣味で生まれ育った三男からしたら、ごく普通の家庭で過ごす時間はさぞ心洗われるものだったと思います。数日の予定がすっかり居着いてしまったけれど、いくら何でもこれ以上はと両親に悩みを打ち明け、はるの両親らしい素朴だけど真っ当な答えを受けて宮ノ杜へ戻ります。舞踏会当日になっても戻らない三男に、さすがのご兄弟もやや焦っている様子でしたが夜に戻って来て再会した三男の涙を受け入れるはるの後ろ姿は頼もしかったな。まあ、ここからがオヤジの悪趣味本領発揮になるんですけど…例によって博覧会に連れて行かれますが、『使用人では弾除けにもならない』とか言っちゃってますし。はるもとい皐月を連れてお座敷に復帰した三男一組目のお客はよりによって長男と政治家。『ゴミと区別がつかない程度の知り合い』ってなに。笑久々に聞いたわゴミ呼ばわり。本望なんで良いけどね。上2人の時は、佐伯首相を撃ったのは暗殺者でしたが三男ルートだとまさかの展開に。警察官に扮した暗殺者に銃を握らされ、引き金まで引かれてしまいます。三男が撃った事は当然のように揉み消され、暗殺者は挨拶代わりに三男にも傷を負わせて去って行く。序盤の雰囲気からは想像もできない鬱展開が次々に降って来るのが辛いのなんの…武術に関しては次男>四男>五男>長男>六男>三男の順で腕が立ち、どう考えても護衛には相応しくない三男とわざわざ2人きりで佐伯の舞踏会に行ったんですよね。退院までの二人はもう地獄ですよ。三男は情緒おかしくなって花瓶は割るわ、はるに八つ当たりするわ。はるもはるで事の真相を知ってしまったが為に、口止めの忠告もとい口外すれば殺すと脅迫を受けてメンブレ。時間薬かは分からないけど、ひと月位かかってやっと元の二人らしさが戻って来る。先にご兄弟側から矢印向けられるのってレアなんじゃないかなぁ…?三男はこの時点でもう好きだし、千富さんにも話してる。だけど次男の時ほどきつく咎められないのは、千富さんから見ても三男はいずれ宮ノ杜を出て行く人だと思っていたのかもしれません。これまではるにしてしまった事を考えると一度は気持ちを打ち明けるのを躊躇う三男だけど、言動の節々からダダ漏れ…というか銀座祭りの夜にプロポーズしてるようなものですよね。年末の藪入りでは別荘で楽しく過ごせるパターンなんだけど、三男に好きな人がいると告げられたはるも自分の気持ちを自覚。結局思いを仕舞い込むのも早々に限界がきて、二人は隠れて逢瀬を重ねることに。最終日以前に付き合う展開と、専属にならない(けど部屋の鍵だけは十一月と結構早めに貰える)のは上2人と全然違うので驚き。静子さんのお下がりの指輪まで貰って、諸々片付いたら宮ノ杜を出て一緒になろうと。ところが当主争いを降りると宣言した三男にオヤジがブチ切れて、静子さんの店を取られたくなければとにかく暗殺者を始末しろと脅迫。暗殺者は二回ほど屋敷に来るんだけど、一回目は中庭で銃を二丁用意してたから負傷させる事に成功。ここで五点を与えられて不本意にも点数トップで当主確定にリーチ。二回目の時はハラハラ展開で、三月半ばに解雇され田舎に帰ったはるは表向き風邪で寝込んでいる事になってるんだけど解雇されていた事を知った三男が今度はブチ切れ。オヤジに詰め寄ったところに暗殺者が登場し押し問答の末、オヤジは暗殺者に斬られて負傷、暗殺者は三男に再び撃たれて負傷…という結果に。オヤジは入院、現時点で八点トップの三男が当主確定となる。千富さんも今ルートのオヤジにはさすがに堪忍袋の尾が切れて、平助の静止も振り切りご兄弟の前で事の全てを明かす。たえちゃんはたえちゃんで、当主確定したのに屋敷を出てはるに会いに行こうとする三男を叱咤。要約すると甘ったれんなと。ご兄弟総出で『何とかする』事になるんだけど、バッドだと三男の気持ちが煮え切らないまま、はるは田舎で縁談を受けて終わり。うーん、宮ノ杜に戻ってもこの先何にも上手くいきそうにない…腐れちゃいそう。グッドだとオヤジの病院に寄ってからはるの田舎へ向かうんだけど、出立前の皆々様が胸熱でした。あの五男がウジウジする三男のケツ引っ叩いて(物理的にも一発殴る)、上2人は2人がかりで当主を引き継げは問題なかろうとなるし、またしても四男がいい味出してる。初めて宮ノ杜を出る男なんだから、しゃんとして『兄さん』でいて欲しいと。千富さんの『二度と戻られませんように』の一言が字面を見れば冷たく見えるけど、とっても暖かったです。そんなパターンあんの?!と驚いた結末でしたが、三男は浅木家に婿入りして農家の手伝いをしつつ、貯めたお金で新居を構える事に。夏の藪入りにはご兄弟&たえちゃんが会いに来て、もう二度と会えないわけじゃないんだなって嬉しかったな。後日談では、九十九院と結婚した紅さんと、婿入りした三男がいなくなった静子さんのお店は結局売り上げが激減して閉める事になっちゃうのですが、久しぶりに帝都へ来た二人が宿泊先へ行ってみると…一等室に予約が変更されていて、お代は宮ノ杜のオヤジが既に払ったと言われるのでした。貯金も無限ではないから生活力にはすこーし疑問が残るし、早起きして畑仕事する姿は想像つかないけど…きっと二人と浅木一家はいつまでもささやかに幸せに暮らすんだろうな。一方の宮ノ杜は上2人が財産も仕事も半分ずつ引き継いだのに、オヤジが色々口出ししてきてややこしい事になってるらしい。笑夏の藪入りと家出で特大フラグが立っていたとはいえ、はるが玉の輿に乗るんじゃなくてご兄弟側が庶民になる結末は全く想像してなかったのでビックリしました。のっけからあまり身分差恋愛って感じはしなかったので、華ヤカに期待してた展開とエンディングではなかったけれど、1周目の長男がカゴの中の鳥だったからそこから飛び立って行った三男に幸あれという事で終わります。FDではどうなるんだろうな、無印では専属になれなかったので、どういう見せ方をしてくれるのか楽しみです。
2022.07.15
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時系列バラバラ&がっつりネタバレしますのでご注意ください。【次男】宮ノ杜勇 (CV:田坂秀樹)年齢31歳誕生日:4/21180cm/68kg帝国陸軍大佐。愛国精神が強く、洋風なもの全般を嫌っている。【6周目】何で次男が本編最後になったかというと、甘いからお楽しみに取っとくといいよ的な話を小耳に挟みまして。だけど、うーん私としてはやっぱり年齢順が良かったなと思いました。さて、軍服姿からしてワクワクが止まらない次男…新しい。新しい過ぎる。二言目には『斬る』が口癖の勇様ですが、乙女ゲームの攻略対象に『自害せよ』って言われる事まずないですよね。笑前者は戦うヒロイン系のタイトルだと、無くはない思うんですよ、某ネオロマ歴史シリーズとか。その他諸々。だけど、自害せよって何事。不謹慎だけどちょっとウケちゃった。長男が最後の最後まで全くブレないのに対し、比較的序盤から笑い声が聞けたり、何ていうんですかね。芸者遊びとかしてるからか、身分差がある女の人の扱いもそれなりに心得てるっていうのかな。堅物朴念仁の長男よりは、『一応』女性慣れしてる感じはしました。それもあってか、千富さんが釘を刺してくるシーンがとても多かったです。長男ルートの千富さんは本当に二人目のお母さんみたいな感じだったので、かなり印象が違いました。そして、母のトキさんがとても粋な人。長男はお母さんがかなりアレでしたからね…軍事の知識がなくて申し訳ないんですが、こんな財閥のお坊ちゃまに戦争の経験があったり、出世に苦労してそうなのは驚きでした。多少の口利きはなくも無かっただろうだけど、結婚しないと頭打ち云々。6人の中では一番外の世界を見聞きしてきた人だろうし、国を強くしたいというだけでなく弱き者の為に生涯を捧げてでもこの国を変えたいっていう志を持っているのが意外でした。これだけ恵まれた環境で育ってきたら普通は政治の方に行きますもんねきっと。綺麗な上澄みだけを見て育ってお国の為!とか言ってる人だったら多分ここまで魅力的なキャラじゃなかっただろうな。それにしても使用人に対する態度は辛辣ですが、次男の場合はるがドジだからというより誰に対しても一貫してこんな感じだからな…ほとんどの相手に貴様呼びだし、プライベートでも軍人然とした態度は崩さない。舞踏会のダンス特訓は正に軍隊ごっこbyたえちゃん。笑『返事は短く!』『は!』そしてまさかの背中フェチ。共通ルート中の白雪姫の件もあって、なんか面白い人だなーっていうのが段々分かってきます。ルート前半まで千富さんが厳しめなのも特徴だけど、たえちゃん可哀想だった…雨降って地固まるで結果は良かったものの。転機は年末の展開が長男と全然違った事。当主、平助、次男以外の全員を屋敷から追い出して暗殺者が来るのを待つ。私は6周目だったから他にもっと適任者がいる事はわかっちゃってたのですが、順当に来てれば次男が一番適任に思えますよね。それにしても次男ルートのはるちゃん、体張り過ぎ。笑着物で走行中の車から飛び降りるし、この後暗殺者にバッサリ斬られるし。それでもちょっと休んだらピンピンしてる。凄い生命力。屋敷に戻って来たはるを秒で専属にして、使用人宿舎まで喜び勇んでやって来た途端にハグだからなぁ。もしかしてこの人天然?からの、普通に接して欲しいと言えば喜助に電話して聞く→過程省いて接吻てアナタ。あー、これはド天然記念物…しかもこの時喜助に『女ができた』の言っていたのが後々判明します。さすがのトキさんも頭を抱えながら、『こないなおかしな子になってしもて』笑ほんと、この天然遺伝子どこから出てきたんでしょうね?いや。そういえばトキさん『操』とか言ってたし…これはトキさん遺伝子だ、間違いない。そこまでしてないよ!笑長男とは全く違う種類の自覚のなさ加減が不穏な出来事続きの中で微笑ましかったし、画面のこっち側でニヤニヤ通り越してケラケラ笑っちゃいました。小さい頃から使用人によくイタズラしてたってエピソードも可笑しすぎて。スカートめくりとか?ときどき貴様呼びに『はる』呼ばわりが挟まるようになって嬉しかったんですけど、暗殺者の立ち絵も出たしこいつは俺の物フルオープン色ボケ状態なので、何にせよ先が思いやられる予感しかしない。当然のごとく嫌な予感は的中。そこで宿舎に帰すなよぉ。多分全ルートで一番重症だったんじゃないかなぁ…出血量という意味で。最近のオトメイトさんだったらここで好感度不足だとBADになりそうまである。あれだけ苦言を呈してた千富さんも、お金なんて私が出します!って。やっぱりお母さんだったよ〜泣けちゃう。四男はこのシーンも含めてあちこちで結構協力的ですよね。ついこの前まで呆れてた長男も、この時ばかりは根回しをしてくれました。次男が撃たれた時と、はるが斬られた時のシーンが対になる演出で凄く良かった。負傷した場所も次男は背中からで、はるは(エンディングスチル見るに恐らく)正面から。なんというかその…背中に傷が残らなくて良かった…ね。笑危うくはるを失いかけた次男はもう一切の躊躇いなしに、使用人を辞めさせて妻にすると言う。次男としてはそれの何がいけないのか全くわかってないから、はるに巨大矢印向けっぱなし。あのはる吉のほうが冷静なくらいだからこれはもう一大事。確かに噂通り甘々だけど凄くハラハラした。当然、こんなの当主が黙って見ているはずもなく。次男に昇進の機会をチラつかせて、受ければあと三点を与えて当主にすると持ち掛ける。その裏ではるに断れない縁談を進めつつ…趣味悪いです。実はすれ違っているのに、次男はそれに気付かず大喜び。日が迫ればはるに跪いてダメ押しのプロポーズ。すっごくキレイなスチルなんだけど、切ないなぁ長男も次男も、これまで築いてきたものを捨ててまで一使用人のはるを選べるか?というのが共通してて。どちらも当主の差し金が絡んでくるのがほんと嫌なオヤジだなーって思わせるんですよね。そしてはるは、このルートでも次男が本懐を遂げられるよう身を引こうとする。あれだけルート前半では釘を刺してきた千富さんが、いざ不本意な形で宮ノ杜を離れると決まったら『何もしてあげられなくてごめんなさいね』『あなたは私の娘のようでした』『たった数ヶ月だというのに、本当に不思議な子』って畳み掛けるように涙腺刺激してくるのはヤバかった…最後には何とかなっちゃうんだよってわかっててもね。最終日の正午、次男は大阪へ。はるは縁談の席へ。バッドだと次男は全てを知らされても大阪へ行ってしまって終わりなんですが…ブチブチ文句垂れながらも至極冷静に事の次第を次男に知らせる六男がらしくて良いですね。体弱いのに三男の運転には酔わないのか。笑一方の四男五男は見合い場所の帝國華月ホテルへ凸。このシーンもねー…ほんと年齢順に進めておけば良かったなと後悔しました。四男がいつもの穏やかな調子で抜刀するのに驚きがなかったから。知らなきゃ『は?!』ってなれた事間違いないのに〜。数多の弱き者の為に当主としての財産が必要だった。でも、目の前の使用人一人…転じて惚れた女の一人も守れないようでは意味がないからと、大阪へは行かずはるの縁談も破断に。差し詰め駆け落ち状態で結ばれる二人、これ大丈夫なのかなぁと思ったら。長男がしっかり金と権力で軍の後ろ暗いところを突っついて一旦丸く収めちゃった。やっぱり当主ならこの人がいいんじゃないのかとは思いましたね。笑元当主、暗殺者、軍を敵に回したままのエンディングなので、文字通り夜道に気を付けろ状態の次男だけど。トキさんご兄弟にバトンタッチした段階で既に結婚式の準備まで進めてたのはさすが過ぎる。ダテに親子じゃないなと思いました。次男にとってはやっと見つけた白雪姫だからね。この後日本にはまた激動の時代がやって来るけど…文字通り殺しても死なない二人であってほしいと切に願いながら終わります。そうそう、年齢順にやってると暗殺者の立ち絵とご対面になるのが次男ルート。なんじゃこのイケメンは!しかも宮ノ杜にとって『存在してはならない者』とは何事。OPで一瞬出てきた黒髪ロングのイケメンってまさか…と、なるところなんですよね。ほぼいないと思いますけど未プレイで読まれてる方がいたらほんとに年齢順の方がいいですよ〜。泣
2022.07.14
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時系列バラバラ&がっつりネタバレしますのでご注意ください。【長男】宮ノ杜正(CV.宮内敦士)年齢:34歳誕生日:3/1176cm/65kg宮ノ杜銀行頭取。野心家でプライドが高く、自分が常に一番だと思っている。 【1周目】勤務初日、たえちゃんに騙されて旦那様と呼んでしまったはるが賜ったお言葉↓『ふん…ゴミが』何周してもこのイベントはスキップできません。やっぱりゴミ虫からスタートしないと気が済まなくて。とはいえ序盤は文字通り人権がなさ過ぎて、いくらはるがドジでも見てて気の毒になるような扱いばかり。三、四、五男は比較的マシだけど、六男のは完全にイジメだからね…はるを取り巻く人たちの中で、一番最初に人としてまともに向き合ってくれるのが千富さん。見た目も怖いし田舎者が嫌いなようで呆れられてばかりだけど、貧困ゆえに娘を亡くしてしまった話をして、何の為にここへ来たかを再認識させてくれる。ダテに何十年もお仕えしてない。きっと何百人とはるみたいな子を見てきたのだろうし。たえちゃんは目覚まし時計くれるけど、まだしばらく意地悪してくるからツンツンですね。笑長男はさすが長男属性で、下2人を諌めるような場面もあるしメンブレして泣きついたら一応受け止めてはくれる。優しいなぁ…『正兄さん』呼びが私は一番しっくりくるなと思いました。仕事に慣れないうちはゴミだの屑だの口では言ってくるけど、別に嫌がらせがしたいわけじゃない。冷たく見えるけど冷血漢じゃなく、単に厳しいだけ。迎えた夏。海水浴場に連れて行くって言い出すの何気に長男か五男だけなんですよね。日傘を差し出してくれたり、藪入りでは壁ドンならぬ木ドン?も挟みつつ、縁談もスッパリ無しにしてくれた。この人は自分がカゴの中の鳥でしかない事を冷静に受け止めてるというか、受け入れ過ぎているというか…今更自由になったところで飛び方が分からないっていうのを溢した時にホロっときちゃった。はるの天真爛漫な振舞いに心動かされるのも無理ないなって思いました。旧友が一度は諦めようとした身分違いの恋を進展させていくのに手を貸し脇目に見つつも、今更他の生き方なんてできない。周りから見たら明らかに特別な感情を持ってるし、みんなも何とかその事に気付かせようとするけど、最終日のギリギリまでブレない。あまりにもブレなさ過ぎて凄くもどかしかった。当主専属になる辺りまでは比較的平和。娘みたいに可愛がってもらえる一コマもあるし。最終的には利用されちゃうけどさ…しかしデパート一日貸切で何でも持って帰って良いなんて一体おいくらかかったんでしょう。小市民には想像もつかない世界だ。ルートに入ると舞踏会では赤面見せてくれるし、足踏まれつつも大笑いしてくれたり。軟化とまではいかないけど、本当に少しずつ少しずつ変わっていくんですよね。首相暗殺未遂〜暗殺辺りから不穏になるとはいえ、暗殺者の立ち絵も出てこないから血生臭い場面はあまり無し。その代わり、ここから先はお家騒動に振り回されっぱなしになる。専属になるのは12月。銀行の秘書が作成した『宮ノ杜正取扱説明書』の内容が気になり過ぎるので、部屋に置いて読めるアイテムとして欲しかったな。笑いきなり髪下ろし裸眼寝巻き立ち絵がドーンと出てきたのは役得だったけど、この専属任命も当主の差金だからタチが悪いし、たえちゃんが澄田に派遣されちゃう。なんとか藪入り前に戻って来て別荘へ。まさかあの正様が手編みの手袋(苺の模様つき)をはめて雪合戦してくれるなんて思わなかったなぁ。でもこの時点なら将棋で勝たなくてもやってくれた気がする。『何があっても私に仕えると誓えるか?』こんな事言われたらもう一生捧げるしかないじゃん…実質プロポーズなのにほんとヤキモキさせられる。近づいては離れて、近づいてはまた離れてを繰り返す二人の決定打になったのは、遂にはるが澄田に送られて居なくなったのを次男の隊まで動かして取り返す一連の流れ。首相暗殺絡みとはいえ一使用人の為に軍動かしちゃった。結果オマケで喜助が付いてきたと。笑あのたえちゃんですら手に余った澄田だけど、ここから先は真っ逆さま。自分から絶縁しておいて宮ノ杜の屋敷に現れたと思ったら、正を出しなさい!グサ!はもう完全に精神逝っちゃってるわ。その前から度々ヒステリー起こしてたけど、この人も今更生き方を変えられなったが故の末路なのかもしれない…長男は母の為と思ってあえて何もしないし、後日談で身寄りのなくなったサナ枝を別荘に隠居させてる事がわかるんだけどこういう所もほんとに優しいが過ぎてる。幼少期から父親の恨み辛み言われて育って、事実を突き付けただけなのに絶縁されて、あげく大切な人を傷付けられたというのに引き取るんだからさ…根っから苦労人というか何というか。よく某人みたいに歪まず育ったよ。この時代にこんなハイスペの人が34まで独身なんてほぼ有り得ないだろうから、本当に宮ノ杜を継ぐことだけを考えて生きてきたんだろうし、そういう選択しかできなかった。何も選べなかった。だからこそ、あと五点の為の縁談も受けた。はるへの告白も過去形だった。二人がやっと想いを確かめ合った時には何もかも遅かった。一方のはるも長男に対する気持ちが膨らみ過ぎて、一度は誓ったけれど自分の意思で宮ノ杜を去る事を決める。置いて行けるものは置いて行くって文言があったから、長男への想いは勿論、買って貰った物も置いて荷造りしたのかなぁ…当主に貰ったあれこれはまあ、使用人仲間にでも譲って?喜助とのやり取りを見るに、荷物は凄く少なかったみたいだし。それぞれが共に過ごした日々を懐かしみながら別れを選ぶ。グッドエンディングの演出マジで神過ぎて…バッドだとここで終わりなので、現実だったらこうなんだと思うよ。が、さすがに痺れを切らしたご兄弟が一芝居打つ。これだって、はるの存在がなかったら彼らが総決起して動くなんてあり得なかっただろうからさ。千富さんの言う通り、氷を溶かしたのは紛れもないはるだったんだよね。四男の棒っぷりには笑ったけど、次男はさすがソツのない必殺仕事人だし、三男五男は素で通りそうな感じだったからまんまと大成功。発案が六男てのも良き。喜助はいつも損な役どころだなー。笑三文芝居といえばそうなんだけど、長男にしてみたら大事でしかない。中庭で一本取られた事に気づく二人だけど、長男の境遇を寄り添って理解してきたからこそ、はるも簡単には首を縦に振らない。このシーンのはるを見て、1年ですっごく成長したんだなって思いました。『何とかする!』四回目でやっと折れるんだよね。生涯を捧げても構わないとまで思った相手だもん。何気に年齢差凄いんだけどそれもまた良きで。後日談長男に、私の方がお前の気持ちに先に気付いてたって言われてウソ?!ってなっちゃった。けどやっぱり、海水浴場に連れて行く言い出しっぺは長男or五男だけだし、そこら辺の伏線を回収されたのかもしれない…やられた。初見から長男が一番タイプだなと思ってたので、シナリオも相まって1周目にして最萌確定でした。この後の周回は暗殺者の露出もどんどん増えていくので、お家騒動と身分差恋愛にしっかりフォーカスされた展開がとても良かったです。恋慕うって言葉がぴったり。長男の良さって声優さんの功労も相当大きいと思ってて。この声と口調以外考えられない。本業俳優さんだけあって、キャラが息してるってこういう事なんだって感じました。他のタイトルじゃまずお目にかかれないのが惜しい…白無垢のスチルや後日談も良かったけどFDが積んであるので、また『この馬鹿者が!』って言われる日を楽しみにしつつ終わります。
2022.07.13
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