カテゴリ未分類 0
全32件 (32件中 1-32件目)
1
浜名湖近くの窯跡で、東中野署に捜索願いが出されていた保険調査員・須田美和子(永島暎子)の絞殺死体が発見された。たまたま浜松に行っていた鬼貫(大地康雄)は、浜松署の捜査に参加。まもなく駆けつけてきた美和子の夫・須田誠司(石丸謙二郎)や上司の大津公一(渡辺いっけい)らから話を聞いた。美和子が東京から調査にやってきた目的は、山野(掛田誠)という土産物屋の妻・郁子の首吊り死亡事件の真相究明。郁子が殺されたと判断された場合、美和子の会社は2000万円の生命保険金を払うことになる。その郁子と山野の愛人・伊達里子(平栗あつみ)は、かなり以前から揉めていたのだ。 地元捜査陣はこの事件に関し、現場にあった首吊りのための踏み台が低すぎたことから他殺と判断。話を聞いた鬼貫は、自殺の場合保険金が出ないのに、なぜ何者かが自殺に見せかけたのか、と首をひねる。調査によると、美和子は山野のアリバイを崩そうとかなり真面目に調査を進めていたらしい。そんな中、美和子が都内に、情事専用の秘密のワンルームマンションを持っていたことが判明。鬼貫は、体が不自由で斑ボケの義母に頼りにされ、仕事にも熱心な美和子に全く違う顔があったと気付いた。マンション内の指紋が完全に消されていると知った鬼貫らは、美和子殺しが山野郁子の事件とは無関係ではないかと推理。山野の供述から、首吊りした郁子の死体を発見した山野が、保険金目的でとっさに他殺に見せようと工作していたことから明らかになった。 仕切り直しの捜査を始めた鬼貫に、まもなく美和子のバッグが東京で質入れされていたとの情報が伝わった。質屋に持ち込んだキャバクラ嬢は、バッグをサングラスの男にもらったと証言する。鬼貫らは、秘密の部屋のことを当初知らないと話していた須田に疑いの目を向けるが、須田は美和子の別の顔を知っていたと認めつつも犯行を否認した。 鬼貫は、須田に美和子の不倫を臭わす匿名の手紙を送った人物、美和子の不倫相手こそ本ボシとにらむが、それが誰だか全く分らない。だが、浜松に出向き再び美和子の足取りを追った鬼貫は、その周辺に大津が見え隠れすることに気付いた――。鬼貫 八郎 * 大地 康雄須田 誠司 * 石丸 謙二郎須田 美和子 * 永島 暎子大津 公一 * 渡辺 いっけい山野 市郎 * 掛田 誠伊達 里子 * 平栗 あつみ木 堂 * 住吉 正博碓 氷 刑 事 * 羽場 裕一黒 川 課 長 * 天田 俊明島 田 刑 事 * 十貫寺 梅軒田 代 刑 事 * 森本 浩佐 伯 刑 事 * 河野 洋一郎小 林 刑 事 * 大城 英司鬼貫 良子 * 左 時枝鬼貫 真奈美 * 安田 芽衣子碓氷さんのお見合いが浜松で行われる事になりました。お見合いの席で鰻が食べられると大喜びの鬼貫さん!!しかし捜索願が出ていた人物の死体が発見されます。被害者の名前は保険調査員の須田美和子。死体の確認に夫と上司がやってくる。あー上司役が渡辺いっけいさんです!須田は自殺した女性について調べていた。自殺したのに女性の慎重では踏み台にした椅子から天井に届かないのです。須田は他殺を疑います。関係者に会い事件の調査をしていました。浜松で死んだ須田のバッグが質屋に売られていた。須田が借りていた部屋が見つかる。須田は認知症の姑の世話をしていた。どうして自宅とは別に部屋を借りていたのだろう?誰かと密会していたのかな?夫は別宅の事を知っていたようだが妻は自分の母親の世話を真面目にしてくれた。と言います。会社の同僚は寝る為の部屋じゃないかと言う。姑の世話で、ぐっすり眠れないのだ。須田美和子の別宅を調べると彼女の指紋以外、何も検出されなかった。須田美和子のバッグを質屋に売った女性が見つかる。売春をしていた女性が男から貰ったという。それを売れば金になるといわれた。しかし染みがついていて高くは売れなかった。男の顔は覚えていない。サングラスをしていたようだ。須田美和子のバッグを持った新宿に現れた男は誰だろうか?浜松で須田が調べていた事件は、やはり自殺だった。椅子を交換したのは自殺した女性の夫でした。保険金が欲しい夫が他殺に見せかけたのだ。これで保険金はおりません。須田美和子を殺害したのは浜松の事件と関わっていると思ってたけど違いましたね。。須田美和子の別宅の近くで言い争う男女を目撃した人が現れる。目撃者はタクシー運転手でした。その後、言い争いをしていた男性がタクシーに乗ってきました。その男性は須田の夫です。須田に事情を聞くと会社に匿名の手紙が届きました。妻に男がいると言う。妻を尾行して別宅を発見する須田。須田は激怒します。何も言わない夫に私が家を出たら姑はどうするのか?と問います。家を出なかった妻。須田に匿名の手紙を書いたのは誰か?それが気になる鬼貫さん。須田を疑う浜松の刑事。しかし須田が犯人だとは思えない鬼貫さん。須田の写真を持って浜松で聞き込みをする事にします。浜松で須田美和子が渡したメモを貰った男性から事情を聞く鬼貫さん。すると、その男性がメモを見て驚いた男性がいたと言う。メモを見たのは須田の上司 大津。事件当日 大津は犬吠崎にいたという。犬吠崎では女子高生に会いモデルになってもらったと言う。完璧なアリバイです。鬼貫さんは大津が犯人だと確信しますがアリバイが崩せません。しかし鬼貫さんは娘と妻の会話を聞いて、あのメモ用紙のことを思い出します。須田美和子が書いたメモ。その裏側はレシートでした。婦人バッグを購入した時のレシートです。リバーシブル。表と裏。確かに裏やね!!大津は、このレシートを見て驚いたのかな?大津が購入したのかしら?鬼貫さんは大津に会いに来ます。警察は須田美和子が宿泊していた名古屋を突き止めます。しかし相手の男は来なかった。須田美和子は9日に殺害されたと思われていた。それはバッグが質屋に持ち込まれたのが9日だったからです。赤いバッグは二つあったと言う。1つは須田美和子が以前から持っていたバッグ。でも須田美和子が持っていたレシートは9日でした。9日には須田美和子は生きていました。鞄店で事情を聞くと須田美和子は黒を希望していたが一緒にいた男は赤をすすめたようだ。古い染みがついた赤いバッグは男が持って帰りました。わざと男は須田美和子の赤いバッグに染みをつけた。赤いバッグを持って帰りキャバクラの女に渡し質屋に売らせた。この男が9日に須田美和子が殺されたように工作しました。実際は10日に須田美和子を呼び出し殺害したのです。潔く須田美和子を殺害したのは自分だと認めてくださいと鬼貫さんは言います。もちろん大津は拒否します。全て推測だと言います。その手で生まれてくる子供を抱けるのか?と情に訴える鬼貫さん。すると須田美和子と自分の関係について話し出します。どうして、あんなに須田美和子が変わってしまったのか分からないと言う大津。須田美和子と別れようとしたが彼女は自分を手放さなかった。だから須田の夫に匿名の手紙を書いたのだ。大津が匿名の手紙を書いたのね大津が匿名の手紙を書いた事も知っていた須田美和子。もう元には戻れない。このまま、あなたと一緒に突き進むだけだと言う須田美和子。さらに大津を追い詰めます。須田美和子は優しい妻ではなく、ただの女だった。その事に気付いた大津。須田美和子は壊れたがっている。でも自分には、もうすぐ生まれる子供と妻がいる。だから壊れるわけには、いかなかった。どうして大切な物があるのに須田美和子と関係を持ったのか?自分に負けなかったら、こんな事にはならなかった。鬼貫さん!!まったくその通りです!!犯人は大津でした。これで事件は無事に解決しました。須田美和子の夫は自分がどれだけ彼女の愛情に応えられたのか?と言いました。そして部署を変わって母親の世話をすると決心したようです。碓氷さんのお見合いどうなったのかな?と思っていたら、やっぱり駄目だった。確か前も失敗してなかった??今回も面白かったです!やっぱり鬼貫さん夫婦は最高に面白い!
2021.03.15
相棒のカメラマン・山本克也(船越栄一郎)と肥後熊本の小京都・人吉を訪れたフリーライターの柏木尚子(片平なぎさ)は、取材のついでに球磨川上流の五木村に行き、そこで殺人事件に巻き込まれた。 殺されたのは酒と博打にのめり込み周囲から白い眼で見られていた室戸吾助(脇坂奎平)という男。深夜、月明かりの中で村の風景の撮影をしていた克也は、室戸の家の近くで銃声を聞き、その直後、黒い影を目撃していた。前日、克也が、人吉市内で若い女に暴力をふるう室戸と揉み合いになっていたと知った警察は、克也を容疑者として拘束。まもなく、克也は解放されたが、2人は真相の究明を開始した。 尚子らが注目したのは、1ヵ月前に北九州で服毒自殺した室戸の息子・信介(斉藤隆治)のこと。室戸の家の酒瓶から同じ毒物が検出されており、その室戸が最近、福岡の立花(中丸新将)という不動産屋とよく会っていたらしいのだ。 立花の話によると、室戸から土地の処分を持ちかけられていた立花の仕事仲間・山田(福島剛史)が最近殺されていた。立花は、山田が預かっていた謄本類が室戸の所に戻っていることにらみ、それを確認するため室戸に会っていたと、いう。 そんな折、尚子らは、人吉市内で、室戸に暴力を振るわれていた女を発見、山田殺しの輪郭をつかんだ。女は、以前、信介と同棲していた三浦由香(高橋里華)。由香は、信介が福岡から持ち帰った地染めの謄本類を室戸家に郵送したのだが、そのことを立花に口外したかどうかで、室戸に責められていたのだ。 つまり、山田殺しは、室戸から謄本類を取り戻すよう頼まれた信介が刃物を使って決行、地元署の取り調べを受けている最中に毒をあおり自殺した、というのが真相のようであった。 室戸殺しの犯人を追う尚子が次に注目したのは、信介の自殺の現場から毒物の容器を持ち出した謎の人物。室戸家の酒瓶から検出された毒物は、この謎の人物が入れた可能性があったからだ。 さっそく由香から事情を聞いた尚子らは、尚子と別れたあと由香が激しい言い争いをした村口雅子(小林綾子)という女に興味を抱いた。 雅子は、かつて室戸と離婚した女の連れ子で、何年か室戸家で暮らしたことがある。 信介、由香、そして、雅子が三角関係にあったと知った尚子は、かつて信介と"兄妹"だった雅子の周辺を調べて─。村口雅子(深野酒造 従業員・室戸と再婚し離婚した女の連れ子) - 小林綾子深野朋美(深野酒造 女将・柏木尚子の大学時代の友達) - 白石まるみ[3]室戸信助(室戸の息子・1か月前服毒自殺) - 斉藤隆治三浦由香(ホステス・信助の元同棲相手) - 高橋里華立花功二(立花不動産 社長) - 中丸新将室戸吾助(酒と博打にのめり込んでいた男) - 脇坂奎平(クラブ「サガン」ママ) - 小川美那子黒田(二日町交番 巡査長) - 菅原大吉(釜田醸造店) - 佐原健二(鍋屋旅館 仲居) - 大原ますみ山田(立花の土地ブローカー仲間) - 福島剛史岩倉(人吉警察署 警部補) - ガッツ石松取材で人吉に向かった尚子さんたち。人吉には尚子さんの大学時代の同級生がいました。人吉から五木村に向かう尚子さんたち。五木村は五木の子守唄の町だ。街中で女性に乱暴をしている男に出会います。その男性は逃げ出します。男性は吾助という名前です。あまり近づかない方がいいとお巡りさんは言います。カメラマンの克也は自分だけ一人残って写真を撮りたいと言う。写真を撮っている最中に銃声を聞いてしまう。そして橋から怪しい人物がやって来て克也は逃げ出してしまう。翌日、克也の元に刑事がやって来る。刑事役はガッツ石松さんだ!事件現場にカメラの脚立を忘れて犯人と疑われます。しかも被害者は女性に乱暴を振るっていた吾介だった。ますます疑われる克也。尚子さんが克也を助ける為に吾介について調べてくる。五木村は平家の落人33人がいついた事で五木村と言われている。吾介はその落人の子孫だった。吾介には、いい噂がなかった。2度結婚して2度離婚していた。おまわりさんの情報で吾介の息子が働いている場所が分かる。しかし息子は自殺していた。警察の取り調べ中に服毒自殺したらしい。吾介の息子は一年前に職場を辞めてしまった。少年院を出てから真面目に働いていたのに何があったのか?そして吾介ともめていた女性は誰なのか?克也は確実な証拠がないので釈放される。警察によると犯人は最初は吾介を毒殺しようとしていたらしい。殺害現場では怪しい人物は目撃されていない。だから克也の疑いが晴れないのである。吾介はスナックで不動産屋の立花と会っていたようだ。克也は吾助ともめていた女性を偶然見かける。でも見失ってしまう。尚子の友人の酒造会社で働く女性 村口雅子が吾助が昔、再婚した女性の連れ子だった事が分かる。立花に事情を聞く刑事。立花の知り合いの山田が最近、殺された。山田が五木村の土地の権利書を手に入れた。早く売り払うように立花に依頼する。その土地の持ち主が吾助だった。吾助は山田から権利書を取り返すために殺したのだろうと立花はいいます。確かに権利書は吾助の自宅で見つかる。血まみれの権利書だった。山田の血だろうか?吾助ともめていた女性を見つける。彼女の名前は三浦由香。三浦は吾助から立花の事を聞かれていた。三浦は吾助の息子信助の同棲相手でした。一ヶ月前に吾助は信助に電話をしていた。何かを頼まれたらしい。二日後に信助は博多に向かう。その後、権利書と実印を吾助に送るように頼まれる三浦。どうやら信助が権利書を取り返そうとして山田を殺害したようだ。警察から取調べを受けてから信助は自殺する。尚子さんは暴力を振るわれていた父親の頼みを聞くだろうか?と疑問に感じる。尚子さんは信助が自殺した時の毒は残っていたのかと警察に質問する。毒は残っていなかった。もしかしたら三浦が毒を持ち出したのではないかと疑う。三浦は否定する。その後、雅子が会っている所を偶然目撃する。尚子さんは今度は雅子を疑い始める。雅子は吾助との関係を隠していたし吾助が死んでも悲しそうには見えなかった。そして雅子は吾助と一緒に暮らしていた時期がありました。家の中の事には詳しい。吾助が飲んでいた焼酎の中に毒を入れる事が出来るのは雅子です。確かに!!相変わらず尚子さんの勘は凄いなー雅子は母親が死に好きな人を追いかけてきたらしい。好きな人って誰だろう?吾助が殺された当日、雅子は友人と旅行をしていた。しかし、その友人は記憶がないと言う。急に眠くなって起きたら雅子が走って帰って来たと言います。足に怪我をしていた雅子。これでアリバイは崩れたのかな?雅子は橋の上から遺骨をまいていた。尚子さんの推測どおり雅子が好きだったのは信助なのかな?どうやら二人は好き合っていたようですが母親の反対で別れます。雅子は信助を追いかけますが信助は北九州に行きます。その跡を追いかけたのが三浦由香でした。彼女も信助が好きだったのです。信助が飲んだ毒を雅子は持っていました。しかも三浦由香の職場の男性が乗っているオフロードバイクを借りていました。オフロードバイクで山を登ったのか!!犯人は雅子なのか。。。そこまで吾助を殺したかったの?山で何を探してるんだろう?と思ったら雅子が借りていたオフロードバイクでした。それが見つかった。これで証拠も見つかって雅子が犯人確定です。尚子さんの推測通りに雅子はオフロードバイクで山を超え吾助の酒に毒を入れます。しかし疲れと恐ろしさで手が震えて毒をなかなか入れられなかった。吾助に見つかります。銃で脅される雅子。そして吾助に襲われそうになりますが灰皿で彼を殴り銃で彼を殺します。雅子はどうしても吾助を許せなかった。信助の遺骨を雨ざらしにしていた吾助。それが許せなかった。信助は吾助のためにどうして山田に会いに行ったのか?それは信助が五木を愛していたから。。五木に戻ったら二人で暮らそうと約束していた。信助の遺骨はあまりにも軽かった。信助のお陰で土地を取り戻したのに吾助は感謝もしない。また博打をうてると喜ぶ吾助を見て博打なんかさせないと吾助を殺害する決意をする雅子。 悲しいお話でした。吾助ひどい男やったわ。。尚子さんの言うように若いんだから人生やり直して下さい。。
2021.02.20
東京の吉祥寺にある柳井診療所──ここで内科医として働く神山治郎(高橋英樹)は、患者に優しい丁寧な仕事ぶりで近所の評判になっていた。神山と一緒に仕事をしているのは、着任したばかりの外科医・安藤響子と、大橋辰子ら看護婦たち。だが、その評判とは裏腹に、7年前にやってきた神山の過去を知るものは誰もいなかった。 ある日、診療所に二階から転落した2歳の幼児・日高敦が担ぎ込まれた。敦は料理店をやっている日高憲明(小林正寛)・とも子(渡辺梓)夫婦の一粒種。敦が吐血したと知った神山は、血液検査をした後、B型の保存血液を輸血。容体が落ち着いた所で病院に移送した。 ところが、敦は救急車内で、出血性ショックで死亡。敦がB型の血液を輸血されたと知った日高が騒ぎ始めた。日高の血液型はO、とも子はA。敦の血液型は母子手帳にAと記されていたのだ。 敦の遺体が解剖もされず茶毘に付されたため、日高はとも子に探させた血痕付きの敦の靴下を鑑定に出す。この結果、“敦はA型”との判定が出たことから、週刊誌などが医療事故として報道しはじめた。 神山の“無実”を信じる辰子(岡本麗)は、敦が生まれた産院で母子手帳の血液型の一件を聞くが、はっきりした事は分からない。混乱の中、血液型検査に立ち会った響子(小林綾子)は、診療所の経営者・柳井英恵に辞表を出し、姿を消してしまった。 折りも折、神山が20年前、誤診で患者を死亡させた、との報道があり、診療所の患者は急に減り始めた。イキリ立ち怒鳴り込んでくる日高。診療所の先行きを心配する辰子ら看護婦たち。 そんな中、響子のことを調べた神山は、思わぬ事実を知った。響子は20年前、誤診で死亡した患者の娘だったのだ。響子は“父の仇”の神山の現在の様子をさぐるため、接近してきたようなのだ。 神山の質問に、響子は父親が犠牲になった医療ミスを初めて非難した。そして、独自に検査した結果、敦の血液が間違いなくB型だった事実を明かし、敦の父親が日高以外の人物だと断言した。だが、その証拠を隠す響子。何としても復讐したい響子は、神山が自分の“無実”を証明できずに苦しむのを見るつもりだったのだ。 たが、英恵(奈良岡朋子)から20年前の医療ミスの真相を明かされた響子は、愕然。さらに敦に関しても、とも子の自殺未遂から衝撃の事実が明らかになって──。日高とも子(憲明の妻) - 渡辺梓日高憲明(イタリア料理店店主) - 小林正寛白井(週刊ニッポン 記者) - 嶋崎伸夫菩提寺 住職 - 小池榮石井みどり - 神山絹代塚原 - 佐藤正浩三千子 - 河野しずか日高淑子(憲明の母) - 白木万理日高敦(とも子の息子・2歳) - 石川巧このシリーズ記念すべき1作目です。安藤先生は1作目から診療所で働いてるのね!でも神山先生の事を探っているようです。なんでだろう?駅前で異臭騒ぎが起こる。中央病院では患者を診きれないので診療所の方にもカンジャをまわすと言う。そんな時に料理店を営む日高夫妻の一人息子 敦が診療所に担ぎこまれる。2階から転落したのだ。敦は血を吐いていた。血圧が低くなり輸血する事になり血液検査をします。そしてB型の血を輸血しますが血圧が低くなります。救急車で運ばれますが出血性のショック死で敦は死亡。あーあ。。なんで輸血したのに亡くなったの?息子の死因に納得いかない父親の日高。診療所に日高がやって来る。敦はA型なのに、どうしてB型を輸血したのだと抗議しに来る。でも血液検査ではB型だった。それに違う血液を輸血すればショック死する可能性がある。輸血した時に確かに血圧は上昇した。。だから血液を間違えたはずがないと安藤先生は主張する。神山先生は、これから調査すると言い出す。マスコミが騒ぎ出す。どうして診療所で輸血したのか?と神山先生を攻撃する。輸血する時にクロスマッチ検査をしなかった事をマスコミに告白する安藤先生。どうして、どんな嘘を付くの?神山先生は早く輸血を急げと言ったと安藤先生は言いますがそんな事、言ってなかったのに!!安藤先生は神山先生に何か恨みがあるのかしら?神山先生は自分の責任だと言います。しかし血液型を間違ってはいない。敦の死因は失血死だと言います。大橋さんは日高夫妻の血液型の方が間違っているんじゃないか?と勝手に調べ始める。でも神山先生は日高夫妻を疑うのだけは止めようと言います。安藤先生が診療所を辞めるという。マスコミに神山先生が輸血ミスした事を話した安藤先生。一体何を考えているのか?今度は神山先生が起こした20年前の医療ミスについて書かれた記事が週刊誌に載ります。崩れてきた材木の下敷きになった患者を単なる打撲と診断するが本当は十二指腸破裂だった。数時間放置して患者は死亡。デタラメな記事だと怒る大橋さん。しかし何も否定しない神山先生。こんな記事を書かれたら診療所に患者はやってきません。そこに週刊誌の記事を読んだ日高がやってきます。日高は激怒して神山先生を殴ります。往診に行っても診察する患者がいないよー安藤先生の地元が仙台と分かり何か思いつく神山先生。どうやら安藤先生は20年前に神山先生が医療ミスしたと言われる患者の娘でした。安藤の両親が離婚していたので医療ミスの患者と苗字が違っていたのだ。安藤先生は神山先生と一緒に働くうちに彼が本当に医療ミスをしたのだろうか?と疑い始める。しかし日高敦が死亡した事で、その考えは変わる。安藤先生は輸血ミスのはずがないと神山先生に訴えますが裏試験を省いた事で、ちゃんと調査して輸血ミスかどうかが決まる。だから検査を省いてはいけないと神山先生は言う。その言葉を聞いて父のときは、なぜちゃんとした検査をしてくれなかったのかと思った安藤先生は輸血ミスは神山先生の仕業だとマスコミに言ったのだ。安藤先生の父親の事を謝罪する神山先生。一生かけても償えないと言います。えー本当に医療ミスをしたの?輸血ミスはなかったと安藤先生は言います。安藤先生は日高敦が運び込まれてきた時に彼の血がスカートに付いていた。その血を法医学の友人に調べてもらった結果、やはりB型だったのだ。日高夫妻の両親の血液型ではB型の子供は生まれない。この事実を世間に公表するのか?と神山先生に問います。父親が違うのか。。柳井院長が安藤先生を呼び出します。実は20年前に医療ミスをしたのは柳井院長の亡くなった夫だった。当時、外科部長をしていた柳井院長の夫が診察をし特に異常がなくて様子を見ていた。病院にはCTがなく詳しい検査は出来なかった。患者が苦しみ出し急いで手術をしたが間に合いませんでした。柳井院長の夫は責任を取ろうとしましたが病院の院長が止めました。神山先生は謝罪させて欲しいと院長に頼みますが拒否されます。病院側はミスを認めるつもりはありませんでした。謝罪しない代わりに多額の慰謝料を払う事にする。だから病院を辞めてくれと神山先生に頼みます。神山先生はそれを了承します。そういう事情があったのね!!!神山先生は組織に負けたと言っていた。その頃、神山先生は日高とも子と会っていた。彼女は私の事は放っておいてくれと言います。柳井院長の亡くなった夫は責任を感じて病院を辞めて診療所を開いたのだ。今度は病院の為ではなく患者の為に働こうとした。夫が亡くなった後に診療所を継いでもらおうと神山先生を必死で探した柳井院長。青森の小さな病院で内科医として働いていた神山先生を診療所に呼んだのは柳井院長だったのか!日高とも子が自殺しようとするのを止めた神山先生。日高とも子は乱暴されたと言います。敦は、その時の子供ですか。。そりゃ夫にはいえないよねー妊娠し中絶しようとするが、もしかしたら夫の子どもかもしれないと考えます。姑に妊娠の事が知られ絶対に夫の子どもだから産みなさいと言います。でも結局、夫の子どもではありませんでした。姑に全てを話しますが、夫の子どもだと言う事にしなさいと言われます。とも子は天罰が下った。だから敦は死んだ。夫に嫌われたくなかった。夫に本当の事を言えませんでした。神山先生に謝罪するとも子。本当の事は言わなくてもいい。敦君は日高夫妻の子供だと言います。そして記者の元に行く神山先生。裁判をすると敦君の本当の血液型が世間に知られてしまう。だから裁判はやめてほしいと言う神山先生。その代わり20年前の医療ミスは全て私の責任だと記事に書いていいと言います。今度も全部の責任をかぶるのね!診療所から出て行く神山先生。大橋さんは安藤先生の元に行き先生に何をやったの?と彼女を責める。神山先生は仙台に来ていました。妻のお骨をお寺に預けます。そこに安藤先生がやってきます。診療所に戻ってくださいと頼みます。週刊誌は輸血ミスは誤報だったと記事を書きました。そして日高とも子は夫に本当の事を言いました。それでも家族だから一緒に生きていくようです。安藤先生と一緒に診療所に戻る神山先生。良かった良かった。しかし医療ミスを自分の責任にするなんてねーどれだけ人が良いねん!!
2019.12.09
診療所に胸の痛みを訴えてきていた老人・秋村正三(山田吾一)が変死体で発見された。現場の自宅で秋村を見つけた神山(高橋英樹)は、首筋の爪痕などから何かを喉につまらせての窒息死とみる。だが、秋村の咽喉部には何もなく、窒息死の特徴である失禁もしていない。そして、不思議なことに、秋村は布団の中で手を組んだ状態で横たわっていた。司法解剖を行った警察は、胃の中から未消化の肉ジャガを検出。神山はこれが窒息死の原因ではないかと考えるが、警察は結局『就寝中の窒息死』との結論を出した。75歳の秋村は1年前、妻の芳子(長山藍子)と離婚したため、一緒にいるのは愛犬のゴロだけ。秋村の家には結婚して所帯を持つ一人娘の田端あさ美(あめくみちこ)がいつも面倒を見にきていた。あさ美の夫・田端慎一は、秋村との同居を考えたこともあったが、田端が長男で両親もいるためそれも叶わなかったのだ。葬儀が終わって程なく、神山は偶然道端で介抱した女性が芳子だと知った。あさ美の話によると、15年間寝たきりだった姑の世話をした芳子は、その死後“自分の人生を生きたくなった”との書置きと離婚届を残して家出をしていた。ところが、家出後、郊外にある電気会社の社員寮で働いていたらしい芳子はボケの症状が出ており、娘のあさ美の顔も覚えていない。芳子が世話をした姑がアルツハイマーだったと知った神山は、不運にも芳子も同じ病気になったと察した。そんな折、秋村が死亡した当時、何者かが現場で子守り唄を歌っていたことが判明。警察は殺人の可能性もあるとみて捜査に乗り出した。容疑者として浮上したのは四六時中秋村に呼びつけられていたあさ美。死んだ秋村が手を組んでいたことなどの妙な状況は、あさ美を“犯人”と考えると全て説明がつくのだ。まもなく、秋村の家に戻った芳子がフロ場で滑って転倒。芳子の世話をしていたあさ美が、今度はボケた母親の命を狙ったとの疑惑が出てきた。だが、芳子の症状をずっと観察していた神山は、秋村のそばで子守り唄を歌っていたのが実は芳子ではないか、と推理。ゴロと一緒に姿を消した芳子を慌てて捜し始めた。やがて、芳子がずっと書き綴っていた日記を見つけた神山らは、自分のボケを悟った苦悩と、娘・あさ美に対する深い母の愛を読み取って――。 田端あさ美(秋村と芳子の娘) - あめくみちこ田端慎一(あさ美の夫) - 甲本雅裕松尾(警視庁武蔵野東警察署 刑事) - 石山律雄獣医 - 石田登星平井(警視庁武蔵野東警察署 刑事) - 高橋幸生岡本 - 木瓜みらい寮長 - 松田章田端順(あさ美の息子) - 小倉史也[2]繁田(八百屋) - 嶋崎伸夫屋台の主人 - 赤羽大街の人 - 山本哲也樫谷芳子(秋村の元妻) - 長山藍子村木(年輩の巡査) - 村木勲検視官 - 伊藤紘巡査 - 佐藤正浩中央病院医師 - みやざこ夏穂精神科医師 - 国枝量平[3]隣の主婦 - 深尾眞理秋村の母 - 続木博子秋村正三(一人暮らしの老人) - 山田吾一一人暮らしの老人、秋村の変死体が発見される。胸の痛みを訴えて神山先生の診療所に来た事があるのですが、その時は何も異常がなかったのだ。秋村の娘 あさ美は自分の面倒を見ない父親からも責められ、いつも自分が犠牲になると夫からも責められていた。 神山先生は往診中に秋村家の異変を感じて家の中に入ると秋村の変死体を発見。神山先生は最初、首の爪あとを見て窒息死かと思われたが喉には何も詰まっていなかった。結局、司法解剖をする事になった。司法解剖の結果、就寝中の突然死だといわれる神山先生ですが納得いきません。胃の中には未消化の肉じゃがありました。秋村は手を組んだ状態で亡くなっていた。何か理由があるのかな?秋村家の犬を引き取る事になった神山先生。散歩中に秋村家に向かう犬。秋村家の前では女性が倒れていた。その女性は秋村と一年前に離婚した元妻の樫谷芳子だった。樫谷芳子は認知症でした。樫谷芳子が万引きし神山先生に連絡が来る。そこで田端あさ美と一緒に樫谷芳子に会いに行く神山先生。樫谷芳子は私は独身で娘などいないと言います。自分は記憶喪失だと主張する樫谷芳子。樫谷芳子が働いていた電機会社から電話がかかってきます。どうやら樫谷芳子は、だいぶん前から認知症の症状が出ていたようです。身内はいないのかと問い詰めたら寮を飛び出して行方不明になり警察に捜索願を出したと会社の人は言います。母親が認知症だと気付く田端あさ美。夫にどう説明すればいいのか悩みます。あの理解力のない夫じゃ認知症の母親の世話なんて絶対許さないだろうな。。医師の安藤は家族が認知症患者の世話をするのは無理があると言います。私もそのとおりだと思います。でも大橋さんは、それは冷たいと言う。冷たくないで!警察によると秋村が亡くなった夜に誰かいたらしい。その人物が子守唄を歌ってたと言うのだ。安藤は子守唄を歌っていたのは田端あさ美じゃないか?と言います。田端あさ美は実家に母親を引き取って一緒に暮らす事にします。そして夫と子供は義母に面倒をみてもらうと言う。最低な夫やな!!樫谷芳子がお風呂場で転倒する。安藤は、もしかしたら田端あさ美が転倒させたかもしれないと言い出す。田端あさ美は両親に苦労させられてきた。しかし秋村は樫谷芳子に戻って来て欲しくて我儘を言っていたのかもしれない。そして樫谷芳子は秋村の様子を時々のぞいていたのかもしれないと推測する。樫谷芳子は全てを忘れたわけじゃない。夫の事も娘の事もちゃんと覚えていたのだ。もしかしたら娘を困らせる夫を殺したのは樫谷芳子?樫谷芳子に話を聞きにいく神山先生。入院している病院から行方不明になります。秋村家に戻ると飼い犬もいなくなっていました。樫谷芳子の所持品の中に日記を見つける。日記を読むと樫谷芳子は家を出る前から自分が認知症だと気付いていたようだ。夫に言えば娘を呼び戻すだろう。それだけは絶対に出来ない。だから家を出たのか!!樫谷芳子は夫に置手紙を残していた。置いていった犬の面倒をみること。そして娘には絶対に頼らない事。娘には娘の人生があると書いてありました。さらに日記帳には、夫を殺したと書かれていた。樫谷芳子を必死で探す神山先生たち。樫谷芳子は川で死のうとしていました。それを止めるのは飼い犬のゴロー。助けを呼びに来たゴローを発見する神山先生。樫谷芳子の元に戻ろうとした所で車に轢かれるゴロー。えー!!!!可哀想に!!!!樫谷芳子を止める神山先生。ゴローが入院する動物病院に向かう二人。ゴローは手術しても助からない。このまま死なせた方が良いという獣医。神山先生は私が手術をすると言う。でも樫谷芳子は、このまま死なせて欲しいと言います。そこで田端あさ美は母親には長く生きて欲しい。だからゴローにも生きていて欲しいと涙するのでした。そこで獣医は自分が手術をすると言うのでした。迷惑だと思わないで私に世話をさせて欲しいという田端あさ美。しかし樫谷芳子は言わなければいけない事がある。私は主人を見殺しにしたと言います。なんだ殺したわけじゃないのか!やはり食事中に喉を詰まらせて亡くなった秋村。それを樫谷芳子は見殺しにしたのだ。もちろん秋村の手を組んだのも樫谷。子守唄を歌ってたのも樫谷でした。これって罪になるの?失禁をした秋村の体をキレイにして死因を分からなくしたのが樫谷芳子だからなー樫谷芳子は検査を受けながら取調べを受ける事になったようです。田端あさ美の夫は神山先生に相談にきます。自分はどうすれば良いのか?あさ美の夫は自分の秋村と同じだったと今までの態度を後悔していました。神山先生は実家に押しかければ良いとアドバイスをします。どうやら改心したようですねー良かった良かった。樫谷芳子は不起訴になりました。秋村は肉じゃがで喉を詰まらせた時にすでに心停止していた事が分かり不起訴になったようです。これで事件は無事に解決しました。犬が大活躍!!可愛かったなーそれに賢かった!!しかし田端あさ美は、これから大変だな。。夫が理解を示してくれたのは良かったけど
2019.11.11
鮎子らの事務所に菅原昌枝という老婆が訪れ、孫娘・平井美里が殺された事件の調査を依頼。気の毒に思った鮎子は、仕事を度外視して調査に乗り出した。 美里が殺された現場は横浜市天王町の公園。遺体のそばには『55』というダイイングメッセージがあった。美里が2週間程前、兵庫県の姫路で発生した殺人事件の遺体第一発見者だと知った鮎子は、2つの事件が繋がっていると察知。まず、姫路での調査から始めた。 姫路城内で殺されたのは、東京在住で、少し前まで街金融をやっていた加来トミ(阿部寿美子)。夫の死で店をたたんだトミは、年配者用の施設を下見するため姫路にやってきたらしい。警察は、美里が遺体のそばで呆然としていたのを確認。また現場から男が女物のバッグを持って逃走した、との目撃証言を得ていた。だが、美里がなぜ姫路に行ったのかは不明であった。 鮎子は、トミがホテルに2人分の宿泊予約していたことから、この相手の人物こそ事件の真相を知っているとみた。 まもなく、トミが殺される4日前に定期預金を解約し、東名銀行天王町支店の天野という行員が1億円を越える金をトミの家の金庫に搬入していたことが判明。事件の日の夕方、トミの家から出てくるのが目撃されたトミの甥・島木拓(桜金造)が拘束された。 だが、警察の追求に対し、島木はトミの家に侵入したことは認めたものの、金を持ち出したことに関しては否認していた。 そんな中、美里の勤め先のトミの店が同じ雑居ビルにあったことが分かり、トミが美里と一緒に姫路に行った可能性が強くなった。解剖所見によると美里は妊娠3カ月。美里が見た犯人がお腹のこの父親だと考えれば、美里が犯人をかばった理由もうなずける。しかし、犯人は非情にもその美里の口を封じていたのだ。 鮎子は、美里が将棋の愛好者だったと知り、ようやくダイイングメッセージの謎を解いた。『55』は、将棋盤上の天王山と呼ばれる場所の意味。つまり、『55』は東名銀行天王町支店の意味だったのだ。 鮎子は、トミの金庫に金を搬入した天野に的を絞って再調査。その妻の証言から、美里と不倫関係にあったと知り、天野こそ連続殺人事件の真犯人だと断定した。 だか、天野は、トミの事件当時、姫路ではなく逆方向の秋田に行っていた、とアリバイを主張。鮎子は慎平と共に秋田に向かい、その完璧とも思えるアリバイ崩しにかかった─。 菅原昌枝(美里の祖母) - 菅井きん天野守夫(東名銀行天王町支店行員) - 古籐芳治平井由美子(美里の母) - 木村理恵田代(天王町警察署部長刑事) - 佐々木勝彦佐藤(設計事務所社長) - 山田アキラ村田(鑑識係長) - 五野上力居酒屋主人 - ブッチー武者加来トミ(元街金融業者・故人) - 阿部寿美子平井美里(設計事務所の元社員・故人) - 児玉多恵子天野理恵(天野の妻) - 実相寺吾子阿部節子 - 池田道枝浜野(医師) - 佐竹明夫船橋(姫路警察署の刑事) - 江藤漢島木拓(トミの甥・工務店社長) - 桜金造慎平さんが偶然出会った菅原昌枝は孫娘が殺された事件を調査してほしいと慎平さんに頼みます。菅原昌枝の孫娘である平井美里は横浜の公園で殺害されます。その平井美里は姫路で発生した殺人事件の第一発見者だったのです。高林先生は早速、警察に行き事件について調べ始める。横浜の殺害現場では55というダイイングメッセージが残されていた。警察は姫路の事件とは無関係だと言います。家族は平井美里が姫路に行った事は誰も知らなかった。姫路の事件について調べ始める高林先生。平井美里がなぜ姫路に行ったのか?高林先生は気になると言う。姫路の殺人事件の被害者である加来トミは姫路にケアマンションを見に来ていた。彼女は誰かと一緒に姫路に来ていたのですが、それが誰か分からない。加来トミには甥が一人いました。その甥は加来トミにお金を借りに来ていた。だから加来トミは甥の事を遠ざけていたのだ。夫が金融業の仕事をしていたらしい。加来トミの甥は事件当日、競馬に行っていた。それに加来トミを殺さなくても彼女が死ねば遺産が入る。だから自分には加来トミを殺す理由がないと言います。加来トミが銀行に預けていたお金を下ろしていた事が判明する。そして加来トミの金庫から金が盗まれていた事が分かる。犯人として疑われたのは島木。島木は加来トミが死んだと知って彼女の家に行きました。でも疲れて彼女の家で寝てしまったと言う。それは本当なのか?と問い質す高林先生。実は加来トミの家にあった掛け軸を勝手に売り払った。でも金庫の中のお金は盗んでないと犯行を否定する。加来トミがお金を預けていた銀行は天王町支店。平井美里が殺害されたのは天王町の公園。偶然だろうか?やはり姫路と横浜の事件は繋がっていると確信する高林先生。加来トミが昔、経営していた金融業の店と平井美里が働いていた会社が同じビルだった事がわかる。これで加来トミを姫路に連れて行ったのは平井美里ではないかと疑う高林先生。その後、平井美里が妊娠していた事が分かる。平井美里には付き合っていた男性がいたのだ。平井美里が残したダイイングメッセージ 55は将棋に関連する数字だった。55というメッセージで天王山。 天王町の銀行の事を指しているのか?実は平井美里は天王町の銀行で口座を作っていた。加来トミの担当をしていた天野という銀行員を疑う高林先生。天野の妻に事情を聞くと彼女は、あっさり夫と平井美里の不倫関係を認めます。しかし天野は遊びだと言っていたようだ。高林先生は天野の行きつけの居酒屋に事情を聞きに行く。平井美里が殺害された当日、天野は居酒屋に来ていた。でも酔っ払いに絡まれて席をはずしていた。もしかして、その時に平井美里を殺害したんじゃないか?と疑います。天野に直接事情を聞く高林先生。でも加来トミが殺害された日に天野は秋田にいたという。秋田から姫路なんて無理でしょ!!しかし慎平さんにアリバイ崩しを頼む高林先生。高林先生は、もう一度姫路に向かいます。強引に菅原昌枝もついてきます。そこで偶然、天野のアリバイトリックに気付いた高林先生。しかし天野は秋田から葉書を出したと言います。その葉書について調べる高林先生。秋田には天野の高校時代の同級生の母親がすんでいてその同級生の母親に秋田についたら葉書を出して欲しいと頼みました。高林先生が天野を問い詰めると彼は、あっさり犯行を認めます。天野は平井美里に頼んで加来トミを姫路に連れてこさせます。そして姫路で加来トミを殺害する天野。平井美里は妊娠したと天野に告げます。自首してと天野に頼む平井美里。平井美里が鬱陶しくなった天野は彼女を殺害します。自分は銀行員で終わるつもりはない。だから加来トミのお金を有効に使おうとしただけだと言います。反省する様子もない天野。男を見る目がなかったと嘆く菅原昌枝。これで事件は無事に解決しました。天野が犯人だったのか。。桜金造さんが犯人の方が面白かったなー
2018.12.26
都内のマンションで中年女性の撲殺死体が発見された。被害者は高校の美術教師・宗像秋子(西山水木)。事件を担当した刑事・鬼貫八郎(大地康雄)は、秋子が別の場所に保管していた画家・ゴーチェの偽作に事件解決の糸口が隠されていると察知。以前、捜査協力を頼んだことがある銀座の『いずみ画廊』に絵を持ち込み、意見を求めた。 オーナーの仲田玲子(金久美子)の話によると、偽作の作者はかなりの腕を持つ画家。秋子は、どうやら絵を偽作と承知で購入していたようであった。 鬼貫は、玲子の夫で葉山在住の画家・仲田伸吾(国広富之)が秋子の大学時代の2年先輩だと知り、アトリエを訪ねた。仲田は10年前、玲子と結婚。その後、玲子の手腕もあって、無名画家から一躍"一流"の仲間入り。だが、噂によると、仲田と玲子は最近、別居。玲子は若い画家の卵と同棲しているようであった。 鬼貫の質問に対し、仲田は秋子を知らない、と証言した。また、事件当時のアリバイもあり、鬼貫の捜査は空振り。 そんな中、秋子の遺体の第一発見者・菅原紀夫(伊藤洋三郎)への疑惑が高まった。菅原は秋子と同じ高校の美術教師で、以前、秋子にプロポーズをしている。ゴーチェの偽作の赤外線写真から、その下絵にSNのイニシャルを発見した捜査陣は、アリバイのないこの菅原に着目したのだ。 だが、菅原を事情聴取した鬼貫は、永年のカンからシロを確信。逆に秋子が教師をする前、上野界隈で働いていた、との情報を入手した。聞き込みによると、秋子は以前、"朱美"の名でバーのホステスをしており、当時、貧乏画家と同棲していたらしいのだ。 ところが、そのバーの経営者・杉本(飯島大介)は、最近、引っ越し先の長野で殺されており、秋子の当時の状況は分からずじまい。地元署の捜査結果を聞いた鬼貫は、杉本が偽作の関係者を強請り、殺されたとにらんだ。 まもなく、杉本の妻の話から、秋子のかつての同棲相手が仲田と判明。偽作問題と共に、仲田をめぐる秋子と玲子の関係が浮上した。 仲田の画風は、玲子との結婚後、具象から抽象になったが、最近は再び具象に戻っている。鬼貫は、ピカソが付き合う女性によってその画風を変えた、とのエピソードを思い出し、2つの事件に仲田をめぐる女性同士の対立が絡んでいたのではないか、とにらんだ─。 仲田伸吾(玲子の夫・画家) - 国広富之仲田玲子(「いずみ画廊」オーナー) - 金久美子宗像秋子(高校の美術教師) - 西山水木杉本明(バー・銀の靴の経営者) - 飯島大介岩本光枝 - 山下容莉枝菅原紀夫 - 伊藤洋三郎川瀬(長野県警飯田警察署警察官) - 鈴木一功寿司屋 - 石井洋祐高校の美術教師 宗像秋子が自宅で撲殺死体で発見される。部屋の中は、かなり荒らされていた。犯人は何を探していたんだろう?部屋の中で賃貸契約書が発見される。宗像秋子は自宅マンションとは別にアパートを借りていた。そのアパートに行ってみると一枚の絵が飾られていた。絵を飾るためにアパートを借りたのか?絵を鑑定してもらう為に、いずみ画廊を訪ねる鬼貫さん。シャルル・ゴーチェという作家が書いた絵でした。でもその絵は贋作でした。水沢という不動産会社社長が作品を買い取っていたが彼は本物の絵だと信じていた。でもシャルル・ゴーチェは雪景色の絵を描いた事がなかったのです。どうやら被害者の宗像秋子は贋作と分かって絵を買い取ったらしい。宗像の家を荒らした犯人は、この絵を探していたの?いずみ画廊で出会った仲田という画家が宗像の大学の先輩だと分かる。早速、仲田に話を聞きに行く鬼貫さんたち。仲田は宗像の事はおぼえていないと言う。そして事件当日はスポーツジムにいたと言います。宗像の遺体を発見した菅原が彼女と特別な関係だった事が判明する。しかも菅原はシャルル・ゴーチェの弟子だった事も分かる。菅原は宗像と特別な関係ではないと彼女の関係を否定する。いずみ画廊のオーナーである仲田玲子は夫と別居し若い男性との浮気を楽しんでいた。その事を心配する雑誌編集者の岩本。菅原は宗像の過去を知り宗像と別れる事になりました。実は宗像は昔、バーで働いていました。そして男に貢いでいたのです。彼の子供まで妊娠したのに結局、男に捨てられた宗像。菅原は彼女の過去を知っても宗像と結婚するつもりでしたが宗像は菅原と結婚するつもりはないと言って二人は別れたのでした。宗像秋子の過去を調べるとバーのホステスをしていた時に売れない画家と同棲していたのは事実だった。妊娠したのも事実でしたが階段から落ちて流産しました。そこで当時のバーのオーナーについて調べると彼は殺害された事が分かる。バーのオーナーだった杉本の通帳には月々30万円の金が振り込まれていました。杉本の自宅を調べると贋作について書かれた雑誌がありました。もしかして宗像と杉本を殺害したのは同じ犯人かもしれないと考える鬼貫さん。杉本の元妻に話を聞くと彼が東京に行っていた事を知ります。東京に金ヅルが出来たと話していた杉本。鬼貫さんは杉本が脅していたのは仲田じゃないか?と考えます。仲田は宗像が殺害された日も杉本が殺害された日にもアリバイがありました。鬼貫さんは仲田のアリバイに疑問を感じます。仲田玲子に話を聞く鬼貫さん。仲田の過去の女関係について質問しますが仲田玲子は宗像秋子を殺害したのは仲田ではないと否定します。その後の調べで仲田の杉本殺しのアリバイが崩れます。仲田に事情を聞く鬼貫さん。なぜか仲田は犯行を認めます。仲田は宗像と出会い彼女と同棲を始めます。宗像は妊娠しますが階段から落ちて流産します。仲田は絵を辞めて宗像と結婚し普通に暮らそうとしました。仲田が書いた贋作の絵を杉本に売りました。杉本は、その絵が本物だと言って売ったのです。絵を諦めようとした時に、いずみ画廊に預けていた絵が売れた。その事で玲子は仲田の絵を必死で売り込もうとしていた。そんな二人を見て宗像は自分から身を引きます。どうして宗像を殺したのか?と仲田に問います。金を要求してきたという仲田。杉本には毎月支払っていた。どうして宗像には金を払わなかったのか?鬼貫さんは宗像秋子を殺したのは仲田ではないと考えます。宗像秋子は仲田に金を要求しなかった。ただ自分の肖像画を偶像画で書いて欲しいと頼んだだけだった。仲田玲子は仲田を売れっ子の画家にしたのは私だ。宗像秋子は絵の事を何も知らないのねと言う。。仲田玲子は仲田が宗像秋子の肖像画を書いているのを知っていた。そして仲田玲子は杉本に会って二人の過去を聞いていたのです。仲田玲子は事件当日、愛人と一緒にいたと言っていましたが彼は否定したのです。仲田玲子は宗像秋子に贋作を返して欲しいと頼みに行きます。贋作は誰にも渡さない。この絵は私と彼の絵だから。仲田の絵は詰まらない絵になっていた。でも最近、彼の絵が変わってきたでしょ?私は仲田を、あなたに少しの間預けていただけ。。その言葉を聞いて仲田玲子は宗像秋子を殺害しました。仲田玲子は仲田の心は私から離れている。でも私は、あの人を手放すことが出来ないと。。仲田は仲田玲子が宗像秋子を殺害した事を知ります。そこで杉本は自分が殺すと決めます。しかし杉本が殺害されたというニュースを見た仲田。行っといで待ってるからと言う仲田。一人で待てる?と聞く玲子。愛し合っている二人なのに。。どうしてこんな事になっちゃったのか。。これで事件は無事に解決しました。真奈美ちゃんが宝塚に入ると言って焦っていた鬼貫さん。でも結局大学に入る事になりました。家も社宅から変わってた!そろそろ真奈美ちゃん役も代わるのかな?
2018.12.01
鮎子(眞野あずさ)らの事務所に石井千春(大沢さやか)という女が訪れ、父・石井常男(梅野泰靖)が騙し取られた4000万円を取り戻して欲しい、と訴えた。この金は老後の一人暮し用にと石井がコツコツ貯めたケア付きマンションの資金。倉田住宅という会社の志村邦彦(ひかる一平)という男にこの金を持ち逃げされた石井は、失意のあまり自殺さえ考えているらしい。 さっそく志村の家を訪ねた鮎子と慎平は、隣人の証言などから、静岡の三島市に行ったと確認。草鹿の情報から、志村が他の老人からも金を騙し取り、被害総額が6000万円を超えることが分かった。まもなく、石井が水死体で発見され事態は深刻化。警察は石井が酔って運河に転落したとの結論を出すが、真相は不明であった。 そんな折、志村が三島市内のアパートで殺されて見つかった。警察は、三島の駅前で志村捜しのビラを撒いていた千春を犯人とみて裏付け捜査を開始する。もちろん千春の無実を信じる鮎子らは、現場付近での聞き込みに乗り出した。 鮎子が注目したのは、志村の部屋に出入りしていた女の存在だった。志村は元々偽名で入居していたのだが、犯人はその身元を確実に隠そうと免許証など持ち去っている。謎の女と犯人の繋がりは不明。また、志村の周辺からは騙し取った金は見つからなかった。 まもなく、千春の話しから、志村と一緒に石井に会いにきていた深田美子(石野真子)という女が浮上。倉田住宅で働いていたこの美子が、志村と夫婦同然だったことが分かった。美子の高校のクラスメイト・成瀬裕子(清水由貴子)から、美子が故郷の茨城の石岡市に戻っていると知った鮎子らは、すぐに常磐線の特急『フレッシュひたち』に飛び乗った。 美子の実家は、兄・和弘(世古陽丸)が当主の農家。美子らの母・正子は(淡路恵子)は、放火騒ぎを起こすほどの痴呆症だった。美子は、事件について問い質す鮎子らに対し、志村との入籍は考えていたものの、石井らからの金の詐取については無関係だという。そして、志村が殺された事件に関しては、上野発の『フレッシュひたち』で移動中だった、とアリバイを主張した。 だが、志村が水死する少し前、美子に掴みかかって「金を返せ!」と叫んでいた事実が発覚。美子を志村の殺害と、志村の変死事件の本ボシと見た鮎子と慎平は、そのアリバイ崩しに取りかかった。 深田美子(倉田住宅の元社員) - 石野真子成瀬裕子(美子の高校時代の同級生・スナック経営) - 清水由貴子石井千春 - 大沢さやか志村邦彦(倉田住宅社員) - ひかる一平佐川(三島東警察署部長刑事) - 頭師佳孝深田和弘(美子の兄・農家) - 世古陽丸黒坂(墨田警察署の刑事) - 辰巳圭太野沢亜紀(喫茶店の元店員) - 須磨史衣中原朋子(美子の友人) - 藤田むつみ深田孝子(和弘の妻) - 山本ふじこ駅の売店の店員 - 松尾晶代喫茶店店主 - 堀正彦マンション管理人 - 岩手太郎辻(三島東警察署の刑事) - 吉永浩太郎石井常男(千春の父) - 梅野泰靖筒井平助(石材店経営) - 睦五朗老妻 - 目黒幸子アパートの家主夫人 - 正司照枝深田正子(和弘と美子の母) - 淡路恵子高林先生の事務所に石井千春が訪ねてくる。父親が騙し取られた4000万円を取り戻して欲しいと言われる。石井千春の父親常男は志村という男に老後の資金を騙し取られたのだ。志村の自宅マンションを訪ねると彼は暫く自宅に帰っていないという。志村の車はレンタカーだった。レンタカー会社に向かうと志村が三島にいる可能性が出てきた。石井常男の水死体が発見される。酒を深酒し転落した事故だと警察は断定する。石井千春は志村を罰して欲しいと高林先生に頼む。志村は石井以外にも高齢者を狙った詐欺を繰り返し被害総額は6000万円以上。その後、志村の刺殺体が発見される。志村は高齢者を狙って詐欺をしていた。志村を狙う人は大勢います。しかし警察は石井千春を疑っているようだ。事件当日、石井千春は三島で志村を探していた。そこで高林先生は三島に向かい調査する事にする。志村が借りていた部屋の大家に話を聞くと志村の家には女性が訪ねてきたらしい。大家は女性の顔まで分からないと言う。志村が高齢者から騙し取った6000万円以上の金も見つかっていません。そして犯人は志村の身元を隠そうとしていた。石井千春によると半年前に自宅に戻ると志村と女性が父を訪ねて来ていた。女性の名前は深田。深田が働く会社を訪ねると彼女はすでに会社を辞めていた。深田が住むマンションの管理人に聞くと深田はスナックに勤めていた。スナックの同僚に聞くと深田は田舎に帰っているという。スナックのママで深田の同級生である成瀬は志村が死ぬ前に店に来ていたという。深田と志村は夫婦同然の仲らしい。田舎に帰っている深田は、まだ志村の死を知らない。高林先生は深田の田舎である茨城に向かう。深田の実家をたずね深田美子に会います。深田は志村の死を知り驚きます。志村が三島に部屋を借りていた事を知っていた深田。志村には借金があり身を隠す為に三島に部屋を借りたのだ。深田は志村が高齢者達を騙していたのを知っていたのかな?警察で志村の遺体を確認し警察署を出ると深田の知り合いと偶然出会う。その女性によると金は深田が持っていると言う。そして志村を殺したのは深田だと言うのです。石井千春は父親のズボンのポケットに入っていたマッチを持ってくる。マッチは、ある喫茶店のマッチだった。その喫茶店は深田美子のマンションの前にありました。石井常男は喫茶店で深田美子が帰ってくるのを待っていた。そして深田に金を返せと迫ったのだ。深田美子は自分が貯金していた金を志村に奪われた事があった。どうやら深田美子にも志村を殺害する動機がありそうだ。志村が殺害された時刻に深田美子にはアリバイがあった。でも慎平さんが、そのアリバイを崩します。しかし深田美子は父親の墓参りに行っていたと言います。父親の墓で石屋に会ったと言う。石屋に話を聞くと覚えていないと言います。でも石屋は深田美子の母親の事を覚えていた。夫を早くに失くし子供を育てる為に売春をしていたと石屋は言います。高林先生は深田美子が犯人だと考えているようです。自分が欲しがっていた赤いランドセルの為に体を売った深田美子の母親。その母親を老人ホームに入れるためには金が必要だった。だから志村を殺害した。深田美子に事件当日に何をしていたかを聞く高林先生。深田美子は石岡でスナックのママ成瀬に電話をしたと言います。成瀬は本当に深田美子からの電話を受けていた。電話の向こうから赤とんぼの曲が流れてきたと言う成瀬。駅のアナウンスと同時に流れた赤とんぼの曲。それはゴミ清掃車が流している赤とんぼの曲でした。これでアリバイは崩れました。深田美子は駅のアナウンスも赤とんぼの曲もカセットテープに録音していたのです。成瀬に電話した時に、その録音したカセットテープを流しました。石井常男には本当にケア付きマンションを紹介するつもりだった。でも4000万円のお金を見ると、お金を手離す事が出来なくなった。そのうちに志村が金に手を付け始めた。だから自分で金を貯めようと考えた。石井常男を殺害したのも深田美子でした。彼に謝罪し金は必ず返すと言いましたが結局、橋の上から突き落としてしまう。志村を殺害したのも深田です。もう一度ヨリを戻して欲しいと頼みに行った深田。深田と付き合う気はないと言う志村。俺は詐欺の片棒を担いだだけだ。お前は人殺しだろ?と言う志村を殺害する深田。お金なんかなくてもお母さんを幸せにする方法は、あったはずだと言う高林先生。石井常男のお金は深田の母親が老人ホームに入るために使われた。警察が解約してお金は戻ってくると石井千春に伝えると解約しなくていい。そのまま深田の母親の為に使って欲しいと言います。なんて良い娘なんだ!!!!これで事件は無事に解決しました。悲しい話でしたね。。志村も最低な男だったけど人のお金を騙し取って自分の母親を老人ホームに入れるなんて。。でもラストに少しほっこりした気持になりました。
2018.11.23
放送作家の雨宮が刺殺死体で発見される。事件を担当する鬼貫は、犯行の少し前に雨宮を訪れたという俳優・朝吹を容疑者として取り調べ始める。だが、朝吹の所属する事務所専務・鷹取と女性事務員が朝吹のアリバイを証明。しかし、鬼貫は、朝吹のアリバイトリックを見破る。だが、今度はその朝吹が変死体となって発見される。朝吹雅彦(俳優) - 原田大二郎鷹取健太郎(朝吹雅彦の所属事務所の専務) - 藤井びん石原瑠璃子(朝吹雅彦の所属事務所の事務員) - 松本南美吉岡(朝吹雅彦の付き人で新人俳優) - 高良陽一放送作家の雨宮の遺体が自宅マンションで発見される。鬼貫さんが被害者の自宅マンションに向かうと自宅の電気が切れていた。どうやら雨宮は斜視だった。雨宮には婚約者がいたが、どうやら別に付き合っていた女性もいたらしい。そして雨宮の机の中には手紙がありました。その手紙は雨宮に謝罪しろという内容だった。手紙の送り主は鈴木重之。手紙について調べてみると鈴木重之の妻久美子は追突事故に巻き込まれて亡くなったのだ。雨宮と鈴木久美子は不倫関係にあった。しかし鈴木重之は雨宮の殺害を否定する。雨宮の自宅マンションの管理人に事情を聞くと事件当日に俳優の朝吹を見たと言うのです。早速、鬼貫さんたちは朝吹に事情を聞きに行く。朝吹のマネージャーが事件について話したい事があると言う。朝吹のマネージャー鷹取は7時頃に雨宮と話したらしい。鷹取の秘書も鷹取が雨宮と話しているところを目撃している。雨宮が隠し金庫に隠していた通帳が発見される。その通帳には俳優の朝吹から月々お金が振り込まれていた。しかし鷹取と雨宮が7時ごろに話していた事から殺害時刻は7時以降になる。鬼貫さんは本当に雨宮が電話に出たのか?朝吹に事情を聞く鬼貫さんたち。朝吹は雨宮に月々お金を払っていたのは台本料だと言う。鬼貫さんの部下は朝吹が後輩の俳優に暴力をふるっているところを目撃する。鬼貫さんは何らかの理由で雨宮を殺害した朝吹が鷹取に助けを求めたんじゃないかと推測します。でも鷹取は7時ごろに雨宮に電話をしています。鬼貫さんは、そのアリバイトリックを解明します。 まずポケベルを秘書に確認させる鷹取。そして秘書に雨宮へ電話をかけさせます。電話を置いたまま電話をかける秘書。雨宮が電話を出ると急いで別の受話器で電話に出る鷹取。これは雨宮の留守番電話の声でした。鷹取は雨宮の留守番電話の声と会話していたのです。その後、朝吹の遺体が発見されます。朝吹は遺書を残していました。自殺です。鷹取によると朝吹は最近、精神的に不安定だった。だから自殺したの?納得行かない鬼貫さん。雨宮と不倫していた鈴木久美子は木曜日に雨宮と会っていた。しかし雨宮の婚約者によると彼女も雨宮と木曜日に会っていたと言うのです。鈴木久美子が不倫していた相手は本当に雨宮なのか?と疑う鬼貫さん。鈴木久美子の私物を調べ始めます。すると鈴木久美子と朝吹の対談記事を発見する。鈴木久美子と朝吹が不倫していたのか!鈴木久美子と朝吹は雨宮の部屋を借りて密会していた。部屋を借りた御礼に朝吹は雨宮に金を渡していました。犯人は最初から朝吹を殺そうとしていたと鬼貫さんは考えます。朝吹を殺す為に雨宮のマンションに行った犯人ですが、そこには朝吹はいませんでした。鈴木久美子の事故死で朝吹との不倫関係は終わっていた。犯人は、その事を知らずに間違えて雨宮を殺害してしまったのです。じゃ朝吹を殺害したのも同じ犯人なのかしら?鷹取には以前、期待していた若手俳優がいました。しかし朝吹は彼を自殺に追い込んでしまいます。その若手俳優を妬んでいた朝吹。鷹取はショックで放心状態だったらしい。鷹取が今、一番期待している若手俳優の吉岡は朝吹の付き人をしていた。吉岡は若い頃に麻薬に手を出していた。その事を朝吹に知られ悩んでいたらしい。これで吉岡にも朝吹を殺害する動機が出来た。朝吹の出演作品を調べていた鬼貫さん。彼の受賞作である光と影のバラードという作品だけが、どうしても見つからない。そこで鈴木久美子の自宅に向かうと彼女の部屋に光と影のバラードのビデオがありました。これで鈴木久美子と朝吹の不倫関係は証明されました。鬼貫さんは鷹取に会いに行く。警察は吉岡が犯人だと考えていると鷹取に知らせます。驚く鷹取。鷹取は吉岡の犯行を否定します。吉岡は雨宮の自宅の場所も知らないと言います。鷹取は吉岡との独立を考えていた。もちろん、それを邪魔したのは朝吹です。朝吹に殺意が芽生える鷹取。犯人は鷹取だったか。。雨宮久美子の夫が凄く怪しそうだったのに(笑)これで事件は無事に解決しました。娘のデートの邪魔をする鬼貫さんが可愛い!!事件より、そっちの方が面白かった。
2018.11.22
大人気歌手・中島貴美子のモノマネタレント中島美貴子こと中山弓子の死体が中野の公園で発見される。凶器は拳銃。疑われたのは、弓子に言い寄ってきていた境という男。その境の死体が富士の樹海で発見される。拳銃自殺で、弓子殺害に使用された拳銃と同一であることが判明。警察は、変型の心中であり、捜査を打ち切ろうとするが、鬼貫は、違和感を覚え捜査の続行を懇願する。田渕渉(貴美子のマネージャー) - 高岡健二中嶋貴美子(人気歌手) - 香坂みゆき中山弓子(貴美子のものまねタレント) - 香坂みゆき(二役)人気歌手の中島貴美子のモノマネタレント中島美貴子が殺害されます。ややこしい!二人の区別の仕方はモノマネタレントの中島美貴子には首にホクロがありました。本物の中嶋貴美子のマネージャーに話を聞くと彼女には会った事もないし何も知らないと言います。中山弓子(中島美貴子)は、なぜ寒い夜に中野の公園にいたのか?彼女に言い寄る境という男がいました。公園の水道の蛇口には中山弓子の指紋が付着していた。なぜ死体に誰も気付かなかったのか疑問に思う鬼貫さん。中山弓子(中島美貴子)に言い寄っていた境の遺体が発見される。凶器は前回の事件と同じ銃でした。境が中野の公園で中山弓子(中島美貴子)を殺害し青木ヶ原で自殺したと断定しますが鬼貫さんは、どうして同じ場所で心中しなかったのか?と考えます。そして境は、どうやって拳銃を入手したのか?心中で捜査は終了しそうになりますが鬼貫さんは納得いきません。中山弓子(中島美貴子)の遺体は中野の公園のベンチで発見された。そのベンチには銃弾の跡がありました。中山弓子(中島美貴子)は犯人から撃たれても、すぐには死なずに公園の水道の蛇口に指紋を付着させた。何があったんだろう?中山弓子(中島美貴子)の実家に行き事情を聞くと中山弓子(中島美貴子)の通帳にはヤマダタロウの名前で毎月100万円振り込まれていた。そして中山弓子(中島美貴子)の友達によると今の芸能事務所に入る前に、ある芸能事務所にスカウトされて待ち合わせ場所に向かったらしい。でも、すっぽかされた。鬼貫さんは中山弓子(中島美貴子)が誰かを恐喝していたと推測する。毎月100万円もの金を振り込んでいたって事は中山弓子(中島美貴子)に弱味を握られたんでしょうねー中山弓子(中島美貴子)の友達によると待ち合わせ場所で、すっぽかされた日を聞くと4月14日と言われる。同じ日に銀座のホストが山梨で殺害されていた。被害者の名前は銀座のホスト 白木忠。容疑者には白木と深い関係にあったのが中島貴美子でした。でも中島貴美子には殺害時刻、六本木のボギーズというレストランバーに一人でいたというアリバイがありました。それは中山弓子(中島美貴子)じゃないですか!!中島貴美子は中山弓子(中島美貴子)をアリバイ作りに利用したのか!!鬼貫さんは中島貴美子が白木を疎ましく感じるようになり彼の殺害を企てます。そこで中山弓子(中島美貴子)を利用して彼を殺す計画を立てた。中山弓子(中島美貴子)は偶然そのことに気付いて中島貴美子を恐喝したのかな?中島貴美子は天涯孤独で、かなり苦労して歌手になったのだ。鬼貫さんの調べで中山弓子(中島美貴子)が殺害された日も境が殺害された日も中島貴美子はオフだった。境が殺害された時、中島貴美子は別荘にいたと言う。別荘で曲を作っていた。時間も忘れて曲を作っていたが、おなかが空いて夜11時ごろに中島貴美子とマネージャーは寿司を食べに行っていた。寿司屋の店員は、はっきり彼女の事を覚えていました。翌日の仕事に差し支えるからと酒は飲まなかったらしい。中山弓子(中島美貴子)が殺害された時に中島貴美子は熱川の寿司屋にいました。中野の公園から熱川の寿司屋までは約2時間。ちょっと厳しいかな。。鬼貫さんは中島貴美子が中山弓子(中島美貴子)を熱川に呼び出したんじゃないか?と考えます。中野の公園のベンチも中島貴美子の熱川の別荘にもって行きます。別荘で中野の公園のベンチに中山弓子(中島美貴子)を座らせて銃で殺害する。中島貴美子はワゴン車を持っていました。そのワゴン車にベンチと中山弓子(中島美貴子)を乗せて中野の公園に向かいます。夜中なので目撃者もいません。中島貴美子たちは中山弓子(中島美貴子)の指紋を公園の水道の蛇口に付着させます。警察に銃で撃たれても中山弓子(中島美貴子)は、まだ生きていたと思い込ませる為です。それは水道の蛇口を開けて流れっぱなしにして彼女の血痕が全て流れたと警察に思い込ませようとしました。当然、凶器である銃の弾痕も中野の公園に置いて殺害現場は中野の公園だと偽装したのだ。そして中山弓子(中島美貴子)と心中したように見せかける為にワゴンの中に気絶した境も一緒に乗せていたのだ。青木ヶ原に気絶している境を銃で殺害し自殺したように見せかけた。青木ヶ原には事前にマネージャーである田渕の車を隠していました。しかしマネージャーの田渕は渋滞に巻き込まれて番組の収録時間に遅れてしまったのだ。これだけでは二人を逮捕は出来ません。二人を逮捕する証拠もありません。鬼貫さんは証拠を探す為にボギーズというレストランバーのレシートを調べます。すると田渕が中山弓子(中島美貴子)が誰かと話をしないか見張る為にレストランバーにいた事が判明します。でも、それも証拠にはなりません。明確な証拠が欲しいと言われる鬼貫さん。そこで殺害現場である中野の公園に行くとベンチに ひろし、れいこの相合傘が書かれていた。サッカーをしているひろしに話を聞くと以前にもベンチに同じ相合傘を書いた。その時は恥ずかしくてベンチの下側に相合傘を書いたが誰かに消されていた。その時、何かに気付いて相合傘をいつ書いたのか?とひろしに聞きます。すると事件当日の午後10時ごろに書いたと言うのです。急いで職場に戻る鬼貫さん。証拠品であるベンチの裏側を見ると、ひろしが書いた相合傘はありません。やはり、このベンチは中野の公園に元々置いてあったものではなく中島貴美子たちが用意したベンチだったのです。家宅捜査令状を持って中島貴美子たちに会いに行く鬼貫さん。家宅捜査をして中嶋貴美子の別荘のガレージに中山弓子(中島美貴子)の血痕が見つかりました。中島貴美子も田渕も素直に自供します。中島貴美子は中山弓子(中島美貴子)は陽の当たる場所に出てはいけなかったと言います。陰の存在は陰のままいなきゃいけない。だからって殺していいわけじゃないと鬼貫さんは言います。確かに中山弓子(中島美貴子)は中島貴美子たちを恐喝したけど彼女も中島貴美子がいたお陰でスポットライトを浴びる事は出来なかった。お互い様なのかな?第1作目も面白かったです!
2018.11.10
東京の廃工場跡から男性の刺殺死体が発見される。被害者はカメラマンの小日向と判明。彼は、妻の聡子と離婚したばかりで、聡子をめぐって三角関係にあった写真家の坂下が容疑者として浮上する。だが、坂下は、事件当日、三重県の名張で撮影をしていたと主張する。やがて、名張で凶器が見つかった。地元の寺に安置されている戌神像から盗まれていた短刀で、剣先に小日向の血痕が付いていた。横川冬樹(推理作家) - 長谷川初範土肥温泉喜代治館の女将 - 阿知波悟美ゲイバーの客 - 天現寺竜京都大学助手 - 吉満涼太廃工場跡で刺殺死体が発見される。被害者はカメラマンの小日向。被害者の胃袋の中には未消化の瓦せんべいが残っていた。どこの瓦せんべいかは不明です。被害者の小日向の妻に事情を聞きます。しかし彼らは協議離婚をしていて小日向の妻は何も知らないと言う。小日向は女性のヌードモデルを中心に撮影していたが男性のヌードモデルの撮影もしていた。実は小日向は同性愛者だった。小日向には仲の悪い同業者 坂下がいた。学生時代、小日向の妻に横恋慕していた。しかし彼には完璧なアリバイがあります。坂下は仕事で沖縄の西表島に一ヶ月篭っていた。そして事件当日も三重県の名張にいたと言う。事件当日の坂下の足取りを追う鬼貫さんたち。事件当日、色々な人が坂下を目撃しています。しかし小日向の胃袋に残っていた瓦せんべいが三重県の名張で見つかった。二銭同貨と書かれた瓦せんべいは三重県の名張しか売っていないと店主は言います。小日向の妻に事情を聞くと小日向は常々、自然の中でヌード写真を撮りたいと考えていた。その場所として三重県のある場所に興味を示していたのだ。小日向は、それを口実に犯人に呼び出されたのかしら?その頃、狗神が握りしめていた剣が発見されたという情報が入る。剣には人間の血痕が付着していた。この狗神の剣こそが小日向を殺害した凶器だった。そして人が争った形跡が発見される。その付近には血痕の付いたハンカチも見つかる。ハンカチにはD.Kというイニシャルがありました。ハンカチの持ち主は小日向でした。そこで坂下に事情を聞きます。警察は坂下を容疑者と考えているようです。しかし坂下は容疑を否認します。でも鬼貫さんは釈然としない。全ての証拠が三重県の名張に揃っているのが気に食わないと言う。坂下は小日向が妻と離婚した事を知らなかった。でも妻に横恋慕してるぐらいで人を殺すかな?小日向の妻に事情を聞きます。小日向の妻は小日向と離婚して坂下と再婚する予定だった。ようやく小日向が離婚を承諾し坂下に連絡を取ろうとしますが坂下と連絡は取れなかった。だから小日向聡子も坂下が犯人かもしれないと疑っていた。小日向聡子は坂下は犯人ではないと言います。何か思い出す事はないか?と聞くと土地の権利書が出てきたと言う。実は二束三文の土地だったのに、その土地の値段が値上がり億単位の値がついているのだ。土地の名義は小日向と従姉妹。小日向が死んだ事で土地は小日向の従姉妹のものになる。小日向の従姉妹は彼の殺害を否定する。実は小日向の従姉妹は推理作家の横川と婚約していた。横川はテレビにコメンテーターとして出演していた。小日向の従姉妹 原田早苗の婚約者と言う事は横川にも小日向を殺害する動機がある。横川について調べ始める鬼貫さん。彼のアリバイを聞くと朝から夕方まで伊豆で釣りをしていたと言います。伊豆から三重県名張まで約11時間半かかる。ギリギリ往復できる時間だが横川には伊豆で、お昼を食べたというアリバイがあると主張します。お昼にご飯を食べた写真もあります。三重県名張で行方不明になった男性がいるという情報を得る。行方不明になった加藤は、どうやら小日向の殺しに関与しているらしい。加藤の友人は雑誌記者と名乗り加藤に接触した。その雑誌記者が横川だと加藤の友人は証言します。横川は加藤と接触した事を認めます。加藤は殺人事件についての重要な情報を持っていると横川に取引を持ちかけました。加藤は50万を要求しますが横川は持ち合わせがなかったので重要な情報を聞く事は出来なかったと言います。横川が泊まった温泉旅館に、もう一度事情を聞きに行く鬼貫さん。そこで横川の写真を撮った人物と会う事が出来ました。彼は旅館に豆腐を配達していました。横川の写真を撮った日にちを教えて欲しいと頼むと7月6日の昼前。結局、横川のアリバイは崩せなかった。三重県名張で加藤の焼死体が発見される。加藤の幼馴染から事情を聞きます。加藤が教授の道案内をしていたと言うのです。その教授に事実を確かめる鬼貫さん。鬼貫さんは横川の罠にハマって殺害現場を三重県名張に断定した事がそもそもの間違いだったと言います。加藤は7月の3日と4日に大学の教授の道案内をしました。4日に狗神の剣が盗まれている事に気付く。3日には、あったのに!大学の教授は警察に通報するように加藤に言いつけて海外出張に向かう。ここで加藤が握っている秘密が判明します。坂下が犯人ではない。坂下は西表島にいた為に4日に狗神の剣を盗む事は出来ないのです。横川は事件当日、昼前に花時計の横で写真を撮ってもらいます。そして東京に向かい小日向を殺害。何食わぬ顔をして三重県名張に戻ります。凶器を三重県名張で処分します。その後、横川は小日向の遺体を廃工場跡に運びます。遺体の移動ではなく凶器の移動。鬼貫さんは加藤が道案内した教授を横川が狙うんじゃないか?と推測します。教授が狗神の剣について警察に報告すれば横川は危ない。横川の尾行をしていたが彼を見失ってしまう。教授は湯ノ山観光ホテルに泊まる事になっていた。湯ノ山観光ホテルに向かう鬼貫さん。しかし教授はすでに散歩に出た後だった。急いで教授を探します。教授を殺害しようとする横川。教授を助ける鬼貫さんたち。最初は自分の小説の為に作った殺害計画だった。あまりにも完璧だったので実際に行動に移したって事かな?鬼貫さんは、どうして小説の世界だけにしておかなかったのか?と言います。これで事件は無事に解決しました。鬼貫さんシリーズも大好きです。でもちょっとアリバイトリックの真相が難しかったなー
2018.11.03
住宅街の坂道で、神山(高橋英樹)と辰子(岡本麗)の前をベビーカーが走り落ちる騒ぎがあった。幸いにも坂の下にいた園芸店の従業員で、神山らも知っている青木恵美子(藤真利子)が身を挺してベビーカーを止め、乗っていた赤ちゃんは無事。 恵美子も、手首の剥離骨折程度のケガで事なきをえた。ベビーカーを押していたのは、証券会社勤務の夫・岡部(宮川一朗太)と暮らす主婦の聡美(藤田朋子)。誤ってベビーカーから手を離したという聡美は、病院での子供の精密検査が終わった後、恵美子に礼も言わずに帰ってしまった。 まもなく、神山らは、医院にやってきた刑事の話から、何者かが警察に“聡美がベビーカーを突き放した”と通報したと知った。 刑事の話は、噂が噂を呼んで、聡美が住む団地内に広まる。だが、子供を抱いたまま、今にも飛び降りそうな様子で非常階段から下を見ていた聡美が神山に見つけられたことから、事態は思わぬ方向に動き始めた。なんと聡美が、ベビーカーのことで恵美子に脅されたと夫や神山らに明かし、怒った岡部は一人住まいの恵美子のアパートに怒鳴り込んだのだ。 この騒ぎで、神山は警察に呼ばれ、意見を求められる。そんな神山に、刑事から、恵美子の思わぬ過去が明かされた。実は、恵美子は、8年前、交通事故で女性を死なせ、罪は償ったものの、遺族から多額の損害賠償を請求されていたのだ。 聡美の自殺未遂以来、恵美子はバッタリと姿を見せなくなった。手首の骨折を治療する中、恵美子に脳腫瘍らしき兆候があったことに気付いていた神山と響子は心配を募らせた。 神山の指示で、恵美子の故郷・長野県の松本に行った響子は、弟・青木哲哉(井上倫宏)の話で、8年前の事故の様子を知った。 若い頃、母親を亡くした恵美子は、ずっと父・広三(森塚敏)と哲哉の世話をしてきた。そのために婚期を逸して焦った恵美子は、年下の男と駆け落ちをしたものの、あっさり捨てられ、出来た子供を一人で育てることになった。その時、恵美子が始めたのが宅配便のドライバー。だが、子育ての疲れもあって居眠り運転をした恵美子は、子供を乗せたベビーカーを押していた母親を死なせてしまった。そして、交通刑務所に入ったのを境に、恵美子はさらに自らを罰するため、わが子と一緒に暮らすことを止め、その子供は広三によって育てられていたのだ。 聡美が育児ノイローゼだと知った神山は、警察への通報を始め一連の騒ぎが全て聡美が仕組んだことだと察知。岡部と聡美に協力を求めた神山は、恵美子がいるらしい安曇野へと向かった。神山 治郎 * 高橋 英樹 大橋 辰子 * 岡本 麗 安藤 響子 * 小林 綾子 井上 由華 * 日下部 新 青木恵美子 * 藤 真利子 岡部 聡美 * 藤田 朋子 岡 部 * 宮川一朗太 青木 広三 * 森塚 敏 青木 康平 * 松原 飛郎 青木 哲哉 * 井上 倫宏 柳井 英恵 * 奈良岡朋子 母親がベビーカーを誤って離しまう事故が起きます。危機一髪でベビーカーに乗っている赤ん坊を助けたのは青木恵美子でした。母親は誰にも礼を言わずに逃げてしまう。しかし、その後夫婦で謝罪にやって来ます。どうも母親の様子がおかしい。。警察には母親がわざとベビーカーから手を離したんじゃないか?という匿名の電話がかかってくる。誰が電話をかけたのか?事故の事を知っているのは神山先生など数名である。青木恵美子が電話をしたのかしら?母親の岡部聡美は育児ノイローゼなんだろうな。。子供と一緒に自殺しようとしていた。岡部聡美から青木恵美子に脅迫されたと聞いた夫は青木恵美子の元に怒鳴り込む。わざとベビーカーから手を離した事を夫に話されたくなければ金をよこせと岡部聡美を脅迫したと言うのです。岡部聡美の夫は警察にも青木恵美子の事を通報しました。そこで青木恵美子の過去を知る神山先生。神山先生によると警察は岡部聡美の言い分を信じるようだ。実は青木恵美子は8年前に交通事故により人を死なせていた。被害者からかなりの損害賠償を請求されていた青木恵美子は金が必要でした。だから岡部聡美の言い分を信じたのか。。しかし神山先生や大橋さんたちは青木の事を信じていた。神山先生は青木が岡部聡美の犯行を見ていたんじゃないか?と考えます。そこで青木は岡部聡美に電話をした。ではなぜ岡部聡美は嘘をついたのか?安藤さんは青木恵美子が脳腫瘍じゃないかと心配していた。神山先生は岡部聡美の自宅を訪ねて彼女が育児ノイローゼだと気付きます。岡部聡美は神山先生の帰宅後、青木に電話をかけます。青木の過去を神山先生に話した。これであなたを信じる人は誰もいない。私が息子の母親でいる為に消えてくれと青木に言います。どうしてこんな事言うの?青木が突然消えます。なぜ岡部の言う通りにするのかしら?神山先生は青木の事を知るために安藤を青木の弟に会いに行かせる。青木には息子がいる事が判明する。きっと青木は息子のいる安曇野向かうはずだ。神山先生は岡部夫妻に青木を迎えに安曇野に一緒に行って欲しいと頼む。彼女は傷ついている。だから岡部さんに助けて欲しいと言うのです。神山先生は駅で岡部を待ちますが彼女は来ませんでした。安曇野に到着した神山先生は青木恵美子を探します。青木が倒れ病院に運ばれます。青木に腫瘍がある事を伝えます。まだ悪性か良性かは分かりません。東京で手術をしようと言う神山先生に対して、そのまま放置したらどうなるのかと青木は聞きます。岡部夫妻が安曇野やって来ます。謝罪する気になったのか?岡部聡美は青木に、どうして私のした事を誰にも言わなかったのか?と問います。私は母親になりたくても、なれなかった。息子が私を拒否する。だからベビーカーから、わざと手を離した。警察が来たら本当の事を話すつもりだった。青木は岡部聡美に電話をした時に「この事は誰にも言わない。だから息子に笑ってあげて欲しい」と言ったのでした。岡部聡美は夫にも相談できなかった。だから自分から警察に電話をしたのだ。「岡部聡美がベビーカーからわざと手を離した」と自分で密告電話をかけたのだ。その後どうする事も出来なくなった岡部聡美は自殺しようとしたのだ。青木が犯人だと分かると周囲の人は急に自分に優しくなった。だから青木を利用して、もう一度息子の母親になろうとしたのだ。青木にも息子がいた。夫に捨てられた青木は一人で息子を育てていた。それで事故を起こしてしまった。息子の夜泣きで眠れなかった青木は居眠り運転で事故を起こした。しかしそれは息子の責任ではないと青木は言います。いつも自分はイライラしていた。それが息子に伝わって泣いていたのだ。全て自分の責任だ。刑務所で罪を償った後に、すぐに息子を迎えに行った青木。しかし息子を引き取った青木の父親は二度と息子には会うなと言います。青木が死なせてしまった女性には小さな子供がいた。その子供は二度と母親に抱かれる事はない。だからお前が息子を抱く事は許されない。辛いな。。青木は育児ノイローゼで悩む岡部聡美を放っておけなかったのか。。青木は手術を受けないと言う。私に生きている意味などない。でも岡部聡美には息子を大切に育てて欲しいと言います。岡部聡美は青木に泣きながら謝ります。そして自分は息子の為に警察に自首すると言います。神山先生に青木恵美子を息子に会わせてあげて欲しいと頼みます。神山先生は青木の父親に頼みに行きます。青木の父親は最初は拒否しますが結局、青木が息子に会う事を許します。青木は息子と再会します。青木の息子は、ずっと母親を待っていたと言います。そんな息子の様子を見て手術を受ける決心をする青木。私も母親になれるだろうか?と問う岡部聡美に子供は、どんな母親でも受け入れると言う神山先生。これで事件は無事に解決しました。やっぱり高橋英樹さん素敵だわ!このシリーズも好きでよく見てました。懐かしいなー
2018.10.13
都内で毒針を使った殺人未遂事件が発生。望月(勝野洋)らのチームが、被害者で運送会社社長の大川真一(宅麻伸)の警護と担当することになった。10年程前、バイク便から始めて現在の地位を築き上げた大川の家族は、妻の早苗(山下容莉枝)と5歳になる一人娘の香織(笹田かりん)。関係者の話によると、福祉活動なども積極的に行う大川にトラブルは全く見当らなかった。 まもなく、香織と歩いていた大川がバイクに乗った男に襲われた。捜査を進めた望月らは、男が以前会社の金を横領してクビになった宮永(春海四方)という元経理課員と察知。直ちに手配した結果、宮永はすぐに逮捕された。取り調べに対し、宮永はクビにされたことを逆恨みして大川に1000万円を要求する脅迫状を送っていたと供述し、バイクでの襲撃を認めた。だが、毒針での襲撃の関しては否認し、毒針事件当時の宮永のアリバイが証明されたことから、真犯人は別にいることが明らかになった。 望月がそこで注目したのは、大川が1000万円を要求する脅迫状のことを警察に隠していたことだった。用意した1000万円を渡そうとして初めて宮永を見た時の大川の表情は、明らかに犯人が別の人物だと予想していたように思えたのだ。 再び毒針を使っての襲撃が発生する中、望月は、大川が何らかの秘密を隠しているとにらみ、直美(涼風真世)と結城(山下徹大)に、その生まれ故郷である長野県の松本での調査を指示した。その結果、松本では金がなく八方塞がりだった大川が、上京した時にはなぜか急に羽振りが良くなっていた事実が浮上。さらに、大川が上京する2ヶ月前に、松本市内で強盗殺人事件が発生していたことが分かった。 この事件は、2人組の強盗が閉店後のスーパーに侵入し、従業員を殺害して2000万円を奪ったというもの。捕まった犯人の中町恭子(金久美子)は、金を持って逃走した共犯について、名前も知らない行きずりの男だったと供述。警察は、恭子の証言を元に、この共犯のモンタージュを作成して手配したが逮捕できずじまい。その後、単独で起訴された恭子は、懲役10年の判決を受けていた。そして、刑務所を出所した恭子は、現在、清掃作業員として働いているらしい。その顔写真を見た望月らは、幼稚園で作業をする恭子が笑顔で香織を話していたのを思い出した。 大川がこの強盗殺人事件の共犯の可能性が高いと見た望月は、大川に恭子の顔写真を見せた。もちろん、大川は知らないと答える。だが、恭子の保護司をやっていた恩田(中原丈雄)の話を聞いてさらに捜査を進めた望月らは、恭子がやむにやまれず強盗を働いた動機、そして、幸せに暮らしている大川を執拗に狙い続ける理由をようやく突き止めた――。望月 四郎 * 勝野 洋 立花 直美 * 涼風 真世 野田 浩三 * 北村 総一朗 岩本 大作 * 阿藤 快 西村 直也 * 尾美 としのり 結城 良介 * 山下 徹大 大川 真一 * 宅麻 伸 中町 恭子 * 金 久美子 大川 早苗 * 山下 容莉枝 大川 香織 * 笹田 かりん 遠山 文彦 * 金田 明夫 恩田 正一 * 中原 丈雄 宮永 健治 * 春海 四方 根岸 孝 * 森下 哲夫 今回、望月さんが警護を担当するのは運送会社社長の大川。誰かに毒針を刺されて殺されそうになったのだ。久々に見たらメンバーの中に山下徹大さんが入ってた!大川は多額の寄付などをして周囲からの人望も厚く人から恨まれるような事もなかった。しかし大川は何かに怯えているようだ。望月さんは大川の会社をクビになった社員について調べ始める。そのクビになった社員 宮永は社長を逆恨みしていた。しかも宮永は行方不明になっていたのだ。宮永の妻は社長に何かしないか心配していた。ある日、大川の娘の香織がいなくなります。しかし、すぐに香織は見つかります。ある女性が香織を大川の家まで送ってくれたのです。その女性の顔をみて驚く大川。依然として宮永の行方はつかめません。大川は謎の人物から脅迫されていました。金を渡すために待ち合わせ場所に向かう大川。そこにはナイフを持った宮永がいました。望月さんは急いで駆けつけて大川を助けます。逮捕された宮永は脅迫状の事は認めますが毒針の事は知らないという。大川は宮永以外の人物が自分を脅迫していたと思っていた。そのことに気付いた望月さんは、なぜ脅迫状の事を隠していたのか?と問います。その後、再び大川が命を狙われます。望月さんは大川を守る為に犯人について知っている事を教えて欲しいと頼みますが脅迫状の事以外知らないと言います。そこで犯人を特定する為に大川の過去を調べると言い出す望月さん。松本で生まれ育った大川ですが父親が借金を残して失踪。その借金を背負って苦しんでいた大川。しかし東京に出てきてバイク便を始めて事業に成功した大川。バイク便を始めた時の資金は借金ではなかった。その金は、どこから手に入れたのか?実は松本では11年前にスーパーで強盗殺害事件が起きます。従業員を殺害し2000万円の金を奪ったのだ。犯人は中町京子。彼女はすでに刑務所を出所していた。中町京子は大川の娘香織が通っていた幼稚園の清掃員だった。しかし中町京子は大川の事は知らないと言う。中町京子は離婚した夫との間に娘がいました。その娘には心臓疾患の病気を持っていて1000万円のお金が必要でした。スーパーに強盗に入ったのは娘の為だったのか!娘は、その後どうなったのかな?望月さんは中町京子の共犯者が大川ではないか?と疑います。中町京子の元夫の居場所を突き止めます。しかし娘は死んでいた。中町京子は元夫に、お金が届くから娘に使ってくれと頼むがそのお金は届かなかった。そして娘は死にます。中町京子は娘が死んだ事を出所して元夫に聞くまで知らなかった。大川は金を独り占めにしたの?それで娘が死んだのなら大川を恨むよねーしかし大川と中町京子の接点が見つかりません。望月さんの執念深い捜査により大川が幼稚園のバスの運転手をしていた事が判明する。その幼稚園に中町京子の娘が通っていた。望月さんは、その事を大川に問います。しかし園児の母親の事など覚えてないと言います。娘に頼まれて幼稚園のお遊戯会に行く事になった大川。娘の警護を望月に頼みます。しかしお遊戯会の日は中町京子の娘の命日です。お遊戯会当日、大川の娘香織は中町京子に連れ去られます。大川は待ち合わせ場所に向かい中町京子に土下座して娘を助けてくれと頼みます。大川はバイク便の資金が足りなくなり中町京子の取り分のお金を使い込んでしまったのだ。それを謝罪する大川。大川は中町京子がお金と一緒に彼に渡したお守りをずっと持っていた。大川は捨てられなかったと言います。娘が心臓の病気になりようやく中町京子の気持が分かったと言う。それを聞いて中町京子は大川の娘を離します。11年前の強盗殺人事件の時に毛髪が1本だけ落ちていた。それは大川の毛髪でした。大川が共犯者だという証拠が残っていたのです。大川は11年前の事件の事をようやく認めました。11年前に大川が運転していたタクシーに乗り込んだ中町京子。その時に娘が病気でお金が必要だと大川に話します。そこで、お金が必要な二人はスーパーの強盗を思いつくのでした。11年前の事件当日、スーパーの店員を殺害し足を怪我してしまった中町京子は大川に一人で逃げろと言う。そしてお金を元夫に送って欲しいと言います。でも結局、大川はお金を送らなかった。娘が同じ病気で苦しんでいた時に初めて中町京子の苦しみを知り彼女を探し始める大川。しかし中町京子の居場所はつかめません。そして中町京子の娘の死を知り中町京子に会う気持が萎えたと言う大川。どんなに大川に寄付をしようと中町京子への償いにはならないと言う望月さん。中町京子も汚いお金で娘を助けようとしたから、こんな事になってしまったと後悔します。立花さんは中町京子に、これからは前を向いて歩いて欲しいと言います。これで事件は無事に解決しました。なかなか面白かった!でも中町京子は大川を簡単に許しすぎだわ!それくらい大川は卑劣な事をしたよ!
2018.09.18
中年夫婦を標的にした連続狙撃事件が発生。弾丸を照合した結果、盗まれた同一のライフルの使用が確認された。襲われたのは、元宮城県警石巻署の刑事で商社マンの江口啓一郎(益岡徹)と妻の響子(かとうかずこ)。幸運にも江口が足を負傷しただけで命には別状なし。2人を担当することになった望月(勝野洋)のチームは、さっそく2人をガードすると同時に周辺捜査を開始した。 現在、専門学校で働いている響子の前職は石巻漁港の職員。まもなく、ライフルを奪われた被害者の目撃証言から、9年前、強盗殺人で服役し、先日仮釈放されたばかりの北見礼次(丹波義隆)が狙撃犯と判明。やがて、江口、響子、北見の思わぬ人間関係が明らかになった。なんと響子は以前、北見の恋人だったのだ。 9年前の事件というのは北見が共犯の寺島(桐生康詩)と、響子が勤めていた漁港に侵入して4300万円を強奪、金の配分を巡って北見が寺島を刺殺した、というもの。当時、捜査に当たった江口が響子を人質に取られ、拳銃を奪われる失策もあったが、警察は血眼の捜査で北見を逮捕していた。 その後、江口は責任を取って刑事を辞めて上京。3年前、やはり漁協を退職し上京していた響子と再会した江口は、ひっそりと結婚していた。一方、北見は、裁判で寺島の刺殺を正当防衛と主張したが認められずに判決が下り、服役。一度のトラブルも起こさぬまま模範囚として仮釈放の恩恵を受けた北見は、刑務所を出て早々この事件を起こしていた。 9年前の事件に裏があると察知し捜査を進めた望月は、寺島の恋人・一ノ瀬真希(菅原あき)から、調書には書かれていない新事実を聞き出した。殺される少し前、寺島は、北見が金を独り占めしたことを怒り、ナイフを持って飛び出していた。つまり、北見の寺島殺しは正当防衛の可能性が高い。だが、調書を書いた江口は、この事実には全く触れていないのだ。 真希の話によると、北見と寺島は奪った金を駅のコインロッカーに隠し、真希がコインの補充をしていた。ところが、北見の車に奪った金があるのを発見した寺島は自分が裏切られたと思ったらしい。 望月は、響子に好意を寄せるようになった江口が北見を亡き者にするため、寺島が北見に裏切られたように工作、結果的に寺島が北見に殺されたと推理する。だが、江口は望月の聴取に対しシラを切るばかりであった。 そんな中、望月に、北見が人質を取って民家に立てこもった、との連絡が入って――。 日下昌平(刑事) - 丸岡奨詞江口響子(江口の妻・石巻漁港の元職員) - かとうかずこ江口啓一郎(商社マン・宮城県警石巻警察署の元刑事) - 益岡徹北見礼次(仮釈放中) - 丹波義隆寺島孝史(北見の元共犯・故人) - 桐生康詩坂東敏夫(食品工場勤務) - 秋間登一ノ瀬真希(ホステス・寺島の恋人) - 菅原あき南部(刑事) - 野仲功吉野 - 白石義人元刑事の江口と妻の響子がライフルで狙われた。しかも、そのライフルは中年夫婦を標的にした銃撃事件に使用されたライフルと同一のものだった。望月さんたちは江口夫妻の警護に当たる。どうやら江口夫妻は何か隠している雰囲気です。狙撃犯北見は9年前に強盗殺人で逮捕された人物でした。江口の妻響子は北見の当時の恋人。そして江口は北見の事件を担当していた。北見は仮釈放で刑務所を出所した。仮釈放になってすぐに江口夫妻を狙うなんて相当恨んでるのねーでも江口は9年前の事件の時は響子とは何もなかった。響子と江口が結婚したのは3年前だというのです。妻の響子は北見との事を何も話そうとしません。しかし響子は北見にまた狙われます。響子と北見は12年前に出会いました。車のタイヤがパンクし、それを直したのが北見でした。しかし仕事が上手くいかず借金をしていた北見は響子の勤める漁協に強盗に入る。響子は北見を手引きした共犯者として疑われます。現在の夫である江口も響子の事を疑っていました。江口は響子をずっと見張っていました。響子と北見が接触します。しかし北見は響子を拳銃で撃ったのでした。しかも拳銃は江口のものでした。事件の経過とともに響子と江口は親しくなったのか?漁協の同僚は自分を支えてくれる人がいたと言うのです。それが江口かな?江口に強盗事件について聞くと江口は北見が響子に会いに来ると確信していた。江口の推測どおり北見は響子に会いに来ていた。響子は北見に、どうしてあんな事をしたのか?と責めていた。そこに江口が現れます。北見をナイフで刺そうとする響子。しかし北見は逆にナイフで響子を刺そうとします。そして江口から奪った拳銃で北見は響子を撃ってしまいます。ショックを受ける響子を慰めたのが江口。あんな奴の事は全て忘れろと言う江口。江口に支えられて立ち直った響子。上京した二人は五年後に結婚します。北見について調べると彼の共犯者寺島を殺害したのは自分ではないと否認していた。北見と刑務所で親しくしていた男性によると響子に嵌められたと北見は言っていたと言うのです。寺島が当時、付き合っていた女性によると北見は金を独り占めして寺島を裏切っていたと言います。当時、寺島はナイフを持って北見を殺そうとしていた。しかし殺されたのは寺島だった。もしかして北見は正当防衛だったかもしれない。。しかし寺島を殺害したのは北見という事になっている。望月さんは担当刑事だった江口が、そういう風に仕向けたのではないか?と疑う。北見が民家に立て篭もります。望月さんは自分に北見を説得させて欲しいと頼みます。でも北見の元に向かったのは響子だった。そして響子を助ける為に江口もやって来る。北見は響子を人質にする。そこで江口は響子を助けるために全てを告白します。望月さんの推測通りに江口は寺島に北見が裏切っていると思い込ませた。実は北見の車の中に金を入れたのは江口だった。激怒した寺島はナイフを持って北見の元に向かう。しかし寺島は北見に殺される。これは江口にとっては誤算でした。江口は北見が寺島に殺されると思っていたのです。自分の事がバレるのを怖れて北見をわざと逃がし自分が逮捕します。やはり望月さんの推測どおり江口は響子に惹かれていた。響子は自分が守ると心に決め北見を殺害する計画を立てたのだ。江口の計画を響子は何も知りませんでした。すまなかったと響子に伝えて欲しいと望月さんに頼む江口。望月さんは、あなたは刑事なんですよ!と江口に言います。望月さんの言う通り!!そして響子は今度は私が江口を支える番だと言います。9年前の事件の真相が分かっても、この夫婦の絆は壊れる事はないのねー
2018.09.08
東京の神田で、拳銃で頭を撃ち抜いたと見られる変死体が見つかり、条痕検査の結果、その拳銃が事件の前日と6日前、大阪の豊中と横浜で発生した殺人事件で使用されていたことが分かった。神田で死亡したのは河合哲郎(冨家規政)というフリーカメラマン。警察は、河合が出版社令嬢との結婚を間近に控えていたことから、事件が自殺に見せかけた殺人で、3連続殺人の可能性があるとにらんだ。 横浜の事件の被害者は関口信次(小久保丈二)という旅行社勤務の男、豊中は中浦加奈(本田理沙)という主婦。警察は、河合の親友で、加奈が殺された当時、現場近くにウィークリーマンションを借りていた高田洋平というカメラマンに着目し事情聴取を行った。 雑誌の撮影でたまたま高田と知り合った鮎子(眞野あずさ)は、依頼に応じて弁護を承諾。横浜の事件当時、仕事でパリに向かっていたという高田のアリバイを警察で主張した。 まもなく、高田のアリバイの裏付け調査で、真理子(佐藤友紀)という高田の妹が1年程前自殺していた事実が判明。関係者の話から、真理子が旅行先のパリから帰国したあと、ひどく落ち込んでいたことが分かった。真理子がパリに一緒に行った人物の名を聞いた鮎子はア然。なんとその相手は真理子の大学の先輩・加奈で、関口は旅行の添乗員だったのだ。 思わぬ人間関係が明らかになる中、河合の母・康子(谷口香)に会った鮎子と慎平は衝撃の事実を掴んだ。以前、真理子と河合は親密に付き合っており、康子も認める仲だった。その真理子が自殺の前、河合に遺書を送っていた。この中で、真理子は旅先のパリで関口に暴行されたこと、それが加奈の手引きだったことを告白していたのだ。 暴行の事実を知って激怒した河合が関口と真理子を殺して自殺――という図式が成り立たなくもない。だが、康子は2人が殺された当時パリに行っていたという息子の犯行を否定する。 そんな折、慎平(橋爪功)の調査で、高田がヤクザから拳銃を購入していたと判明。一気に高田に対する疑惑が浮上した。可愛い妹・真理子を殺した高田が2人に復讐した可能性は極めて高い。 だが、高田を真犯人とするには2つの大きな壁があった。1つは高田が真理子の恋人だった河合を殺す動機、そして、もう1つは高田のアリバイだ。 さらなる証拠を見つけるためパリに飛んだ鮎子は、慎平がアリバイ崩しに没頭する中、高田に河合殺しを決断させた驚愕の事実を掴んで――。 高田洋平(河合の親友・カメラマン) - 伊原剛志河合康子(河合の母) - 谷口香高田真理子(高田の妹・故人) - 佐藤友紀久保田(部長刑事) - 木村栄河合哲郎(フリーカメラマン) - 冨家規政関口信次(旅行社勤務) - 小久保丈二中浦加奈(主婦・真理子の大学) - 本田理沙川村誠 - 田中健三肉屋の主人 - 正司玲児肉屋のおかみさん - 正司敏江「道」のママ - 泉アキ横山佐知子 - 杉崎佳穂地回り - 三波伸一佐川弥生 - 秋本奈緒美高林先生は雑誌の取材に応じていたが高林先生の写真を撮っていたカメラマン高田が警察に連行される。同じ拳銃を使った殺人事件が3件起きます。カメラマン高田の友人である河合も被害者だった。なぜ高田が警察に事情を聞かれたのか?それは事件の被害者である主婦の中浦加奈が殺害された現場近くのウィークリーマンションに高田が泊まっていたからだ。高田から弁護を依頼された高林先生。高田は3件の殺人事件のアリバイがありました。被害者の河合は社長令嬢の婚約者がおり自殺する理由もない。高田のアリバイを証言した親友に事情を聞きに行く高林先生。高田の親友によると1年前に高田の妹が自殺している事が分かる。高田兄妹は両親を早くに亡くし二人の絆は強かった。高林先生は高田の妹の自殺原因を調べ始める。高田の妹は1年前にパリ旅行に行ってから彼女の様子が変わったと言うのです。そこでパリ旅行に一緒に行った友達が殺人事件の被害者である中浦加奈だった事が分かる。大阪で殺害された中浦加奈は高田妹の大学の先輩だった。そして横浜で殺害された被害者の関口は旅行社勤務の男性です。関口はパリ旅行に行った時の添乗員だった。じゃ神田で死亡した河合も一緒にパリ旅行に行ったのかと思ったのですが彼はパリ旅行には行っていませんでした。高田によると河合と高田の妹は兄妹のように仲が良かったと言う。河合の母親に事情を聞くと3日から一人で旅行していたようだ。1週間も連絡がなかった。連絡が来たと思ったら息子は亡くなっていた。最初は高田の妹と息子の関係を否定していたが結局、息子と高田の妹が付き合っていたと認めます。高田の妹は死ぬ前に河合に手紙を送っていました。その手紙には高田の妹がパリのホテルの部屋で関口にレイプされた事が書かれていた。手紙を高田に見せる高林先生。高田は妹がレイプされた事を知らなかったようだ。警察は河合が二人を殺して自殺したと断定する。本当に高田は妹の事を知らなかったのか?警察は高田を疑っていたようだが結局、河合の犯行だと断定します。事務所に河合の母がやってくる。河合のクレジットカードの明細を高林先生に見せます。その明細を見て河合が事件当時パリにいた事が分かる。息子の無実を晴らして欲しいと河合の母親から頼まれる高林先生。高田が拳銃を買っていたという情報を慎平さんが仕入れてくる。高林先生は中浦加奈と関口を高田が殺害し、その罪を河合のせいにしようとした。高林先生と慎平さんは事件の経緯を調べるためにパリに行く。パリでは佐川という女性に事情を聞きます。佐川は高田の妹がパリに来た時もパリを案内していた。佐川も高田の妹が元気がない事を気にしていました。ようやく事件の真相が判明した。高田と河合は入れ替わっていたのだ。高田はパリに行かず河合がパリに行きます。高田は関口を殺害。翌日、高田はパリに向かいます。そしてパリから関空に向かう高田。パリから成田に到着したのは河合でした。高田は関空から大阪にいる中浦加奈を殺害した。関口は河合から毎月、お金を脅迫していた。河合がなぜ関口にお金を渡すのか?まさか関口は河合に命令されて高田妹をレイプしたの?最低な男やな!!河合は社長令嬢と結婚するために高田妹に酷い事をしたのか!!高田は河合に協力して欲しいと頼む。河合にとっても毎月お金を脅迫する関口は邪魔だった。それに河合は高田が全てを知っているとは思っていなかった。だから河合は高田の計画に加担した。しかし高田が河合を許すはずもありません。最後に河合を殺したのも高田でした。河合は自業自得やな。。高林先生は関口や中浦、河合にも家族がいる。彼らの為にも罪を償ってほしいと言います。これで事件は解決しました。やっぱり犯人は高田か。。彼以外怪しい人いないもんなー
2018.07.30
老人ホームの建設にまつわる詐欺事件で、被害者たちを支援していた人権派の弁護士・神崎志乃(とよた真帆)が何者かに襲撃された。事件から手を引けとの脅迫状を送りつけた犯人は、志乃の事務所をピストルで襲撃。さらに志乃によく似た秘書を階段から突き落としたり、ボウガンによる襲撃をくり返したのだ。 弁護士会の要請を受けた警視庁は、身辺警護のプロ・望月四郎(勝野洋)に出動を命令。望月は、3人の部下、桂木(渡辺裕之)、西村(尾美としのり)、松井(畠山明子)と共に活動を開始した。まもなく、捜査陣に取り調べられたホーム建設側の若い暴力団員が、脅迫と事務所銃撃を自供、事件は一件落着かと思われた。だが、ボウガンによる志乃への襲撃は終らなかった。 志乃を狙う人間が他にもいると気付いた望月らは、過去の資料を調査。今回の事件が、5年前、志乃が弁護を担当した殺人事件に関係しているとにらんだ。 この裁判は、門倉哲夫(奥田崇)という男が同僚の女性を殺したとされるもので、検察は状況証拠と目撃証言から起訴。門倉は、事件当時、偶然知り合った柳沢弘美(落合るみ)という女の部屋に行き、一夜を過した、と無罪を主張した。結婚を間近に控えていた弘美は、もちろん門倉との関係を否定。だが、門倉が弘美の部屋の中の様子を細々と説明したことから、弘美が公判の数日後に投身自殺。結局、門倉のアリバイが立証された形になり、証拠不十分で無罪が確定─。ところが、最近、再び殺人容疑で逮捕された門倉が犯行を自供した際、5年前の事件の犯人は実は自分だった、と告白していたのだ。 望月は、弘美の関係者が復讐のために志乃を狙っていると察知。弘美と結婚する予定だった矢崎(小瀬川理太)という男を調べた。だが、矢崎は近々結婚するとかで犯行の可能性は少ない。 まもなく、犯人からと思しき電話の声を聞いた望月は、わずかに地方なまりがあることに注目。秋田県に住んでいるはずの弘美の父親・柳沢厳夫(山本學)のことを思い出した。 裁判騒ぎの中、心労が重なった妻が死亡したため、柳沢は現在1人住まい。だが、秋田で聞き込みをした望月らは、柳沢に弓道の趣味があるのを確認。さらに、柳沢が偽名を使い、志乃を秋田に呼び出している、と気付いた。 柳沢弘美(印刷会社OL・故人) - 落合るみ門倉哲夫(殺人事件の容疑者) - 奥田崇矢崎裕二(弘美の元婚約者) - 小瀬川理太香山正美(志乃の秘書) - 田中雅子戸山勝男(たちばな共生組合理事) - 黒部進柳沢厳夫(弘美の父) - 山本學神崎志乃(弁護士) - とよた真帆弁護士の神崎が誰かに襲われます。とうとう秘書まで教われました。そこで望月さんたちに警護の依頼が来ます。神埼は老人ホームにまつわる詐欺事件の弁護を担当していて話題になっています。2作品目から尾美さんが登場するのね!楽しみです!神崎が誰に狙われているのか?詐欺事件の関係者かな?警護を始めてから一ヶ月経ちますが何も起きません。尾美さん演じる西村は警護よりも昇進試験の方が気になる様子です。ある日、望月は不審な人物を見かける。そして屋上からプランターを落とされたりします。望月さんは神崎を狙っていると言われる、たちばな共生組合理事の戸山に会いに行きます。戸山は容疑を否認します。望月さんは戸山の事を信じます。しかし戸山の部下たちが神崎を脅迫した容疑で逮捕されます。これで事件は解決したかと思われましたが望月さんは、まだ警護を続けると言います。望月さんの言う通り事件はまだ終わっていなかった。クロスボウで神埼は狙われます。望月さんは、たちばな共生組合以外にも神崎を狙う人物がいると推測します。神崎の警護と平行して神崎を狙う人物を探す事にします。でも西村は望月に反発します。これでは昇進試験の勉強が出来ないと捜査を降りると言い出したのです。戸山は容疑を否認。逮捕した二人も直接襲っていないと容疑を否認しています。そこで神崎が関わった事件で気になる事があると桂木は言います。裁判の証人が一人死んでいるのだ。5年前の殺人事件で目撃されたのが門倉。門倉は殺人事件の被害者と同じ会社で働いていました。しかし殺人事件の当日に彼は目撃されていたのです。それでも門倉は容疑を否定。門倉は、ある女性と一晩一緒にいたと言うのです。その女性 柳沢弘美は名前も知らない男性だと言う。確かに事件当日、柳沢弘美は門倉と会っていたが彼の事は本当に知らないと言いました。柳沢弘美には婚約者がいました。でも柳沢弘美の大家など周囲の人が門倉を目撃していた。柳沢弘美の部屋から出てきた所を目撃している人もいました。神崎は柳沢弘美を裁判で追及します。しかし柳沢弘美は門倉との事を否定する。門倉は柳沢弘美の部屋の細々とした箇所まで知っていました。柳沢弘美は裁判で神崎に追い詰められて故郷に戻り自殺。裁判で門倉の罪は立証されず無罪になりました。しかし今回またもや門倉は殺人事件は起こし今度は証拠もありました。さらに5年前の事件も自分がやったと自白していた。柳沢弘美の言っている事は正しかったのです。神埼は弁護士として当然の事をしたまでだと言います。望月さんは逮捕された門倉に会いに行きます。門倉は5年前に殺害した女性を物にしたかった。そして柳沢弘美の事も物にしたかったと言うのです。だから柳沢弘美に接近し彼女が自分の家の鍵を植木鉢の下においている事を知る。その鍵を使って柳沢弘美の部屋に侵入します。気持悪い!!!門倉が柳沢弘美の家を出る時に近所の人に目撃されたのか!そりゃ恋人と間違われるよねー可哀想な柳沢弘美。こんな奴に好かれるなんて。。西村さんが捜査に復帰します。柳沢弘美の元婚約者は結婚が決まっていました。そんな男が事件を起こすかな?神崎の秘書によると神崎に電話をかけてきた男は年配の男だと証言します。望月さんは柳沢弘美の婚約者に会いに行きます。彼の話を聞いて犯人ではないと確信する望月さん。科捜研の調べで電話の主が年配で話し方に地方の訛りがあると言います。該当者は柳沢弘美の父親。西村と松井は柳沢に会いに行きます。しかし彼は留守だった。近所の人によると5年前の裁判中に母親は心労で死亡します。その後、柳沢弘美も自殺。柳沢が車で戻ってきますが話を聞く事は出来ませんでした。家族を亡くした柳沢の姿を見て西村は神崎が許せないと言います。柳沢弘美が自殺したのに神埼は自分は正しい事をしたと言う。私も許せないわ!望月さんは訛りが気になって柳沢に会いに行く。すると柳沢が弓道をしていた事を知ります。こりゃ柳沢が犯人確定ですなークロスボウで何度も神崎を狙ったのは柳沢か!実は柳沢は火曜日に、いつも遠出をして帰りが遅くなる。神崎が狙われていたのも、だいたい火曜日なのです。柳沢の家の近くには踏切がありました。電話の奥から聞こえた踏切の音はこれか!神埼は昔、世話になった弁護士に弁護の依頼をされて秋田に呼び出されていました。恩師の依頼を断る事は出来ないと言う神崎。東京に戻った望月は神崎たちが秋田にいる事に驚く。望月さんは神崎を呼び出したのは柳沢だと気付きます。西村と桂木は柳沢を監視します。二人に監視されているのに柳沢はホテルに神崎を迎えに行きます。西村と桂木は、ようやく柳沢がいない事に気付く。二人はどこに行ったのか?西村は柳沢弘美が自殺した場所に行ったんじゃないか?と言います。西村の言う通り二人は剣崎にいました。急いで駆けつける望月さんたち。クロスボウで神崎を脅す柳沢。望月は神崎を庇ってクロスボウに撃たれます。柳沢は謝罪もしない神崎が許せなかった。判決は裁判長が下した。自分は悪くないと言う神埼。娘が不憫で仕方なかった。神崎が謝罪すれば、こんな事はしなかった。事件を起こした事に悔いはないと言う柳沢。柳沢に狙われても神埼は自分がした事は正しいと言う。どうして柳沢弘美の家に線香をあげに行かなかったのか?と問います。私は弁護士としての実績を上げたかったのかもしれない。と後悔する。弁護士って一体なんでしょうね?と言う神崎。弁護士を辞めようとしますが望月が止めます。そして神埼は柳沢の裁判で証人として情状酌量を求める事にしたのです。これで事件は無事に解決しました。望月さん相変わらず警護と事件の捜査で忙しそう。ちょっと警護のメンバーが少ないんじゃないの?これからは西村の活躍を期待しよう!
2018.07.22
警視庁刑事部所属の身辺警護官・望月四郎(勝野洋)がガードを命じられた相手は、中原涼子(伊藤蘭)という高級ブティックの経営者であった。涼子は、3年前、1等地にいきなり店を開いて大成功、その後、マスコミで大きく取り上げられている人物。この涼子が最近刑務所を仮出所した矢野和弘(塩谷俊)に襲われ、"お前を殺す"と予告されたのだ。 保護監察司の話によると、仮出所中に起こした殺人未遂事件ということで、矢野が捕まれば残りの人生はほとんど"塀の中"。望月は、矢野が涼子に強い恨みを抱いていると察知し、その過去を当たり始めた。 矢野と涼子の関わりは8年前に遡った。当時、兄の勝男(田中正彦)とスーパーに押し入った矢野は、金庫を開けたものの空だったため、。駆けつけた警備員を刺殺して逃亡。揉み合った際のケガで、途中、勝男も死亡していた。涼子は二手に分かれて逃げた矢野らが落ち合うのを目撃、そのことで裁判で証言していたのだ。 望月は3人の部下と共に涼子のガードを始めた。矢野の捜査を担当したのは所轄の沢口刑事(北村総一朗)ら。望月は、当初、矢野の単なる逆恨みと見ていた。だが、事件当時の状況、矢野が拳銃を入手したらしいとの情報を分析し、今回の矢野の狙いが別の所にあるのではないかと考えた。矢野の友人の話によると、仮出所後の矢野が涼子を強請ろうとしたフシがあるのだ。 望月は、8年前の事件の後、それまで貧乏だった涼子が急にパリに旅立ち、パトロンもいないのに店を開いている事実に着目。その資金の出所に、今回の事件を解明する鍵が隠されているとにらんだ。 当時、矢野兄弟が押し入ったスーパーの社長は、金庫から何も盗られていない、と証言していた。だが、もし、矢野らが、スーパー側が公にできない金を奪い、それを涼子が横取りしたと仮定すると全てのつじつまが合う。 まもなく、経営難で苦しむ涼子が、店の浮沈を賭け、ホテルで即売会を開くことになった。そして、その当日、警戒線を突破した矢野は、会場内に潜入、涼子に掴みかかって客の前で全てブチまけた─。 望月 四郎 ー勝野 洋 中原 涼子 ー伊藤 蘭 沢口 幹夫 ー北村総一朗 本田 太郎 ー小西 博之 内藤 洋介 ー勝村 政信 松井 弓子 ー畠山 明子懐かしい!このシリーズよく見てました。今回、望月さんが身辺警護する人は中原涼子。高級ブティックの経営者です。中原涼子を襲ったのは最近、刑務所から出所した矢野。実は8年前に矢野は兄と一緒にスーパーに押し入った。しかし金庫は空。逃亡する途中に警備員を刺殺します。そして仲間と合流する現場を目撃したのが中原涼子でした。矢野の事を裁判で証言したのが中原涼子です。その中原涼子のせいで警察に逮捕されたと逆恨みしているのが矢野です。中原涼子は数年前に高級ブティックを開店して大成功を収めていた。望月さんは早速、中原涼子の警備を始める。中原涼子は私の警護より矢野を逮捕して欲しいと言います。中原涼子の言う通り高級ブティックに警察官がいるのは営業妨害よね?高級ブティックの経営は上手くいっていないようだ。中原涼子が外出しようとすると矢野が店の外で見張っていました。しかし矢野には逃げられます。矢野は中原涼子に強い恨みを抱いている。兄を失った事で中原涼子を恨んでいるのか?矢野が拳銃を持っているかもしれないと言う情報が入る。中原涼子の知人に事情を聞くと中原涼子は昔、貧しかった。だからパリに留学した事もブティックを開店した事にも驚いたと言います。中原涼子は、どうやって金を手に入れたのか?矢野は中原涼子に電話をかけたりします。そして矢野が直接、中原涼子に会いに来ます。望月さんは必死で矢野を追いかけますが共犯者がいて逃げられてしまう。望月さんは中原涼子の事や8年前の事件の事を調べ始める。スーパーの強奪事件では金は奪われていなかった。しかし望月さんは表に出来ない金を奪われたんじゃないか?と考えます。中原涼子の周辺には相変わらず矢野や彼の仲間たちが彼女を見張っていた。中原涼子はパーティを開くと言う。望月さんは反対しますが中原涼子は言う事を聞きません。矢野の怒りは本物だと言う。本物の怒りに時効はないと言います。中原涼子が矢野の兄を殺害したのかな?結局パーティは開催されました。そのパーティで展示即売会を行う中原涼子。望月さんは矢野の共犯者の居場所を知ります。警察に情報を流すと矢野の共犯者は逮捕されます。パーティ会場に矢野は来るのかな?と思ったら中原涼子をナイフで刺そうとする矢野を望月さんが確保します。矢野によると中原涼子は矢野の兄を殺害し矢野の金 8千万円を横取りしたのだ。スーパーの金庫には本当は8千万円の金がありました。その金を矢野兄弟は盗みます。しかし警備員に見つかり矢野の兄の改造拳銃が暴発し矢野の兄は怪我をします。二人は別々に逃げます。その後、矢野の兄が死亡した事を知る。しかし強奪した金の事は誰一人言わない。自分の罪になるので自分から警察に言えるわけがない。実はスーパーの金庫にあった8千万円は脱税の金だ。だからスーパーは金は盗まれていないと言ったのか!模範囚で出所した矢野は中原涼子に付きまといます。そして中原涼子に電話をします。すると彼女は、もう時効よ!と言います。矢野は金の事は諦めた。しかし兄の死の真相を知りたくて中原涼子に付きまといます。きっと中原涼子が兄を見殺しにしたと思っていた矢野。望月さんは矢野に言います。中原涼子は矢野の兄を見殺しにしていないと。。矢野兄弟を目撃した中原涼子は怖くなってラーメン屋にいたらしい。矢野の兄の死亡時刻には中原涼子はラーメン屋にいたのだ。でも矢野の強奪した金を横取りしたのは中原涼子でした。中原涼子は、もう時効だと望月さんに言います。これが事件の真相か、、中原涼子は8年前に矢野兄弟を目撃します。怖くなってラーメン屋に行きます。そこで過ごした後に矢野の兄の遺体を発見しました。矢野の兄の遺体の横には8千万円の金がありました。神様が与えられた金だと思ったという中原涼子。しかし、あなたに与えたのは才能だ。人から盗んだ金など神様は与えないと望月さんは言います。中原涼子は即売会が上手く行かず不渡りを出しました。でも望月さんは何も失っていない。あなたは昔のあなたに戻っただけだと言います。望月さんに説得されて自首する中原涼子。中原涼子は私が金を横取りをした事を知って、あなたは何を考えたのですか?あなたが何をしていようと身辺警護には関係ありません。でもこの仕事は警護対象の全てを知ることから始まる。あなたを知ることで事件の真相を知る事が出来たと望月さんは言います。望月さん警護より事件の捜査ばかりしてたような。。まぁ細かい事はいいか!面白かったです!
2018.07.20
釣り仲間の加藤と夜釣りに行く途中の金沢北署の佃警部補は, 殺人事件が発生したと知らされて, 現場に急行する. 被害者は友永建設会社社長の友永一郎で, 友永邸では石川県警の今福警部と小沢警部補が現場検証を行っていた. 友永建設は高層ビルの建設を請負っていたが, 依頼元の不動産会社が倒産し, 早々と手を引いた友永建設は被害を受けず, 友永建設から仕事を斡旋された葉山設備は倒産の憂き目に遭っていた. 葉山設備の社長はすでに亡くなっていた為, 佃は部下の穂積刑事と共に社長の弟の庄二, 庄二の妻の道子, 亡くなった社長の息子の康晴に会いに行き, 友永の妻・蕗子には陶芸家の安田という愛人がいることを知る. 蕗子は事件当夜スナック・サマンサにいたと証言するが, サマンサのママ・安美の証言とは食違い, 蕗子と一緒に飲んでいたという男の身元も確認出来ないでいた. 男が店を出て拾ったタクシーの運転手・矢野の証言により, 男は加賀に住んでいるらしいことまでは分かるが, それ以上の手掛かりは掴めず, 捜査員は友永家の家政婦の昌子や蕗子の弟の関川に聞込みを続ける. 道子は蕗子と同級生だったことが判明し, 蕗子に対する疑惑が深まるが, 蕗子とサマンサで一緒だった男が重光謙造であることが分かり, 蕗子のアリバイも謙造の証言で成立する. 同じ頃, 謙造の従兄弟の透が死体で発見された。 穂積信介 - 佐戸井けん太安田久範 - 中原丈雄葉山庄二 - 綾田俊樹葉山道子 - 泉晶子関川 - 酒井敏也矢野 - 住田隆森田(刑事) - 大平英輝石井昌子 - 貴森みやこ葉山康晴 - 宇野正洋松尾安美 - 岡本麗重光透 - 小宮健吾重光謙造 - 小野武彦友永蕗子 - 阿木燿子建設会社社長の友永の遺体が自宅で発見される。佃さんも殺害現場に駆けつけます。佃さんが被害者の自宅を捜索すると金目のものは奪われていない事が分かる。被害者の妻である友永蕗子は事件当日にスナックでは友人ではなく、ある男性と会っていたと告白します。スナックのママは確かに友永蕗子と男性が一緒にいた事は認めますが午後8時30分から午後9時の間に友永の妻は店にいなかったと言うのです。でも友永の妻は酔いが回って5分くらい店を出ただけだと主張します。さらに友永の妻は一緒にいた男性の名前を知らないと言います。怪しいなー殺害された建設会社の社長友永は昔、高層ビルの建設を請け負っていたが不動産会社が倒産します。しかし友永建設は早々に工事から手を引いていた事で被害を受けませんでした。その代わり友永建設から仕事を斡旋された葉山設備は倒産します。佃さんは葉山に会いに行きますが社長はすでに亡くなっていた。葉山の家族によると友永を恨んでいる人はたくさんいると言います。さらに葉山の息子は友永の妻には愛人がいると言うのです。警察は痴情、怨恨の線で捜査をするようだ。佃さんたちは友永の妻の愛人を調べ始める。友永は妻が浮気をしている事を知っていたが離婚しようとはしなかった。安田という男が友永の妻の愛人だと判明した。しかし安田は友永の妻とは別れたと言います。スナックのママは友永の妻と一緒にいた男は安田ではないと言うのです。佃さんは友永の妻に会いに行きます。友永の妻はスナックから出たのは、たった5分だと主張します。佃さんは、これはとても重要な事だ。30分間の空白の時間があれば自転車に乗って友永を殺害する事ができる。友永の妻はスナックで一緒にいた男性の名前さえ知りません。しかし友永の妻は自分が乗ったタクシー会社の名前を思い出します。すぐに、そのタクシー会社に向かう佃さん。タクシー運転手は友永の妻の事を覚えていた。友永の妻と一緒にいた男は金沢に向かったはずだと言います。タクシー運転手は、その男性が金沢の加賀に向かったと思い出します。佃さんは友永の妻から夫を失った悲しみを感じ取る事が出来ない。自分は当分、友永の妻と一緒に男の行方を探すと捜査会議で話します。友永の妻はスナックのママに会っていました。どうして嘘をついたのか?とスナックのママに問います。スナックのママは嘘なんかついていないと激怒します。しかしスナックのママは友永の妻と一緒に男は陶芸に詳しい男だったと証言します。佃さんはスナックのママと葉山設備の社長夫人が友達同士だという事を知ります。スナックのママが葉山設備の社長夫人に情報を流したのではないか?と推測します。でも、その推測は見事にハズレます。友永家の家政婦によると友永の妻は夫から暴力を受けていたという。実家の事情もあり離婚できなかったらしい。友永の妻の実家に向かう佃さん。弟によると船が流されて借金ができ友永に金を借りた。だから離婚する事が出来なかった。その頃、友永の妻は自分と一緒にいた男性の名前を発見する。その男の名前は重光。佃さんたちは加賀在住の重光と言う名前の電話番号を調べ始める。しかし該当者はいません。友永の妻は佃さんと金沢に向かう。二人は重光の自宅に向かいますが彼の遺体を発見してしまう。重光は九谷焼の絵付師ですがギャンブル好きで借金を抱えていた。友永の妻は重光がスナックで会った男性だという確証が得られません。二人は亡くなった重光の取引会社に向かいます。そこで見かけた男性を見て驚く友永の妻。その男性こそ友永の妻がスナックで会っていた男性だった。彼の名前は友永謙蔵。殺された友永の従兄弟です。スナックのママは渋々間違いを認めます。しかし佃さんは加賀で重光の遺体を見て失神した友永の妻の事が気になる。それに偶然が多すぎると佃さんは考えます。スナックのママは友永の妻ではなく重光が煙草を買いに外に出たのだと言いました。実は友永の妻と重光は席を代えていた。奥の座席に座っていたのにママのいるカウンターに移したのだ。なぜ?佃さんはスナックに鑑識を入れて調べてもらいます。するとスナックからは加賀で死んだ重光の指紋が検出されます。佃さんは友永の妻にしてやられたと上司に謝罪します。佃さんによると友永の殺害は友永の妻と重光謙蔵、重光亨の犯行だと断定します。事件当日まずスナックに来たのは重光亨でした。ママからは顔が見えにくい奥の座席に着く重光亨。重光亨と重光謙蔵は従兄弟同士なので姿形はよく似ています。だからスナックのママは1月前に友永の妻と会っていたのも、この男性だと錯覚を起こしました。重光亨と友永の妻がスナックで飲んでいる間に重光謙蔵は友永を殺害します。スナックでは重光亨が煙草を買いに行く振りをして外に出ます。そこで重光亨と重光謙蔵は交代します。その直後に重光謙蔵と友永の妻は座席を移動し重光謙蔵の顔をスナックのママに覚えさせようとします。なぜ友永の妻は重光亨の遺体を見て失神するほど驚いたのか?それは友永の妻は重光亨が殺された事を知らなかったから。すなわち重光亨を殺害した犯人は重光謙蔵。しかしまだ重光謙蔵と友永の妻の犯行の証拠がありません。そこで佃さんたちは友永の妻を張り込みます。友永の妻と重光が密会していたという目撃証言を得る事ができました。そして重光謙蔵が経営している会社も業績が悪化していた。でも重光の会社の土地を買い取った人物がいた。それが友永の妻の実家でした。警察は友永の妻と重光に逮捕状を出します。友永の妻は妊娠していました。友永の妻に会いに行く佃さん。友永の妻は素直に自白します。友永は妻の浮気相手である安田を遅い手に怪我をさせます。その怪我のせいで出展する作品を作れなくなった安田。もう安田に迷惑は掛けられないと彼と別れる友永の妻。しかし彼女の妊娠が判明する。一月前、スナックで重光謙蔵に会った事で人生が変わったと語り始めます。友永の妻は重光謙蔵に全てを話します。じゃ殺しましょうか?と重光謙蔵は言いました。二人は計画を練ります。でも重光亨の出現は予想外の出来事だった。重光亨は友永の妻に金を要求します。それは困ると重光謙蔵に言います。その後に重光亨は殺害されました。夫を殺す計画を立てた、この一ヶ月とても幸せだったと言う友永の妻。そこまで追い詰められてたのか。。連行される友永の妻に安田は待っていると伝えます。これで事件は無事に解決しました。友永の妻が犯人なの?誰が犯人なの?と結局最後まで犯人が分からなかった。なかなか面白かったなー佃さんの言う通り重光亨がスナックに置いてあった九谷焼を触らなければ完全犯罪だったかもしれない。やっぱり完全犯罪って難しい!!
2018.06.17
鮎子(眞野あずさ)が、事務所の近くで夫とケーキ店を経営する三浦由紀(中田喜子)の依頼で、青森県の奥入瀬渓谷で起きた殺人事件の調査をすることになった。この事件は、元白バイ隊員で現在、デパートの警備部長をしている五木田茂哉(中西良太)という男が毒殺されたもので、由紀の夫でケーキ職人の三浦光明(江守徹)が容疑者になっていたのだ。 警察が三浦を疑った理由は、2年前、十和田湖畔で発生したバイクの事故にあった。三浦の一人息子・一雄(荒木智弘)が死亡したこの事故の処理をしたのが、当時白バイに乗っていた五木田。その一年ほど後、白バイに追いかけられたため一雄が事故死したと思った三浦は、無抵抗の五木田を何度も殴るという騒ぎを起こしたことがあったのだ。 事件現場の奥入瀬に行った鮎子と慎平(橋爪功)は、事件当時に名古屋で行われた結婚式に出席している三浦が犯人の可能性はまずないとみて、警察に無実を主張。同時に、三浦に殴られて抵抗しなかった五木田の胸の内を探るためその周辺調査を始めた。 五木田の元妻・清水真木子(三浦リカ)の話によると、6年前、高校生だった息子が暴走族のバイクにはねられて死亡。それ以降、五木田は人が変わったように何も違反していないバイクを追い回し始めた。そして、酔って娘の由香里(永嶌愛里)にケガをさせたのがきっかけで離婚。まもなく、五木田は警察を辞めていた。 ところが、その後の五木田のデパートでの仕事ぶりに関し、関係者の話から意外な事実が明らかになった。それはデパート内で万引きした人たちへの強請。五木田は罪滅ぼしのため、巻き上げた金で由香里にプレゼントをしていたようなのだ。警察は、五木田の手帳に書かれた住所のメモを頼りに強請の被害者たちのアリバイを調べたが、2人だけは未確認であった。 だが、そのうちの1人・野沢瞳(松永香織)をようやく捜し出した鮎子らは、瞳が一雄の事故の目撃者だと知った。鮎子の追及に重い口を開いた瞳は、五木田に追いかけられた一雄が対向車を避けきれずに転倒したと証言、そのことを五木田に口止めされていたと明かした。 鮎子はさっそく瞳の話を由紀に報告した。だが、全く表情を変えない由紀を見た鮎子は、五木田殺しは三浦夫婦が巧妙に仕組んだ事件ではないかと推理。さらなる調査で五木田の手帳に書かれた残る1人の人物が由紀の偽名だったことから、2人の犯行を確信した。 残る三浦夫婦が主張する鉄壁のアリバイ。時刻表を手に取った鮎子と慎平は、そのアリバイ崩しに挑んで――。 高林 鮎子・・・ 眞野 あずさ 竹森 慎平 ・・・ 橋爪 功 草鹿達之助 ・・・ 丹波 哲郎 三浦 由紀 ・・・ 中田 喜子 三浦 光明 ・・・ 江守 徹 五木田 茂哉 ・・・ 中西 良太 野沢 瞳 ・・・松永 香織 葛西部長刑事 ・・・ で ん で ん 清水真木子 ・・・ 三浦 リカ 林田 登美子 ・・・ 和泉 ちぬ 元白バイ隊員で今は警備部部長をしている五木田が毒殺された。容疑者として三浦が浮上する。実は三浦は鮎子先生がよく行くケーキ屋のケーキ職人だった。鮎子先生は三浦の妻である由紀の依頼で弁護を引き受ける。鮎子先生は丸の内西署に拘束されている三浦に会いに行く。しかし三浦には会えませんでした。そこで三浦と五木田の関係を刑事から聞きます。実は三浦の息子が事故に遭い、その事故処理をしたのが五木田だった。しかしそれ以上の事は分かりませんでした。三浦の事件当日の行動を聞く鮎子先生。三浦は結婚式の為に出席するために名古屋に行っていた。そして妻の由紀は29日から調子の悪い母親の様子を見に実家のある青森に行っていた。青森の警察に事情を聞きに行く鮎子先生。三浦の息子は五木田の白バイに追いかけられて事故を起こし亡くなったと三浦は思い込んでいるようだ。しかも三浦は五木田を何度も殴るという事件まで起こしている。殺された五木田の足取りを追う鮎子先生たち。そして警備会社の同僚にも話を聞きます。すると三浦に殴られても五木田は警察に訴える事はなかった。鮎子先生たちは結婚式で名古屋にいた三浦の無実を確信し警察に三浦の釈放を要請する。警察は三浦の釈放を決定しますが、まだ三浦を逮捕する事を諦めていないようだ。釈放された三浦に、なぜ五木田に暴力を振るったのか?と質問する鮎子先生。すると三浦は五木田が何も違反をしていないバイクを白バイで追い掛け回していたという。だから三浦は息子を殺したのが五木田だと思って彼を殴りに行ったのね!しかし妻は何も知らなかったようで驚いていた。鮎子先生は、どうして五木田は三浦に殴られても何もしなかったのか疑問に思います。そこで五木田の元妻に会いに行きます。元妻に五木田の事を聞く鮎子先生。元妻は息子が暴走族のバイクに巻き込まれて死亡してから五木田は変わったと言います。そして五木田のせいで娘が怪我をし、それがきっかけで離婚したようだ。五木田は別れてからも娘に高価な贈り物を送ってくると元妻は言います。養育費もあるのに、どうしてそんな高価な贈り物を送る事ができるのか?実は五木田はデパートで万引きした人を見逃し、その後脅迫してお金を手に入れていたのだ。警察は五木田に脅迫されていた人たちのアリバイを調べていた。五木田は自分の手帳に脅迫した人物の名前を書いていた。鮎子先生は五木田が脅迫していた被害者たちの中でアリバイの確認が取れない人物がいた。鮎子先生は三浦の妻が気になり始めます。そこで三浦家について調べ始める鮎子先生。三浦の息子はいじめに遭い学校に通えなくなっていた。フリースクールに通い始めた三浦の息子。ようやく三浦の息子一雄は、やりたい事を見つけてこれからという時に事故に遭ったのだ。鮎子先生は五木田に脅迫されていた被害者の一人 野沢瞳に会いに行く。実は野沢瞳は三浦一雄の事故の目撃者でした。事故を目撃した時に五木田に住所と名前を聞かれた野沢瞳。野沢瞳は事故の事を五木田に口止めされたのだ。息子の事故の真相を知っても無関心な三浦夫妻。その事に疑問に思う鮎子先生。もしかしたら五木田を殺害した犯人は三浦夫妻ではないか?と考え始める。ケーキ屋の店員に事情を聞くと1年前に三浦由紀は自殺未遂をおこしたのだ。それから三浦由紀は急に明るくなったと言うのです。三浦由紀は自殺未遂を起こして入院していた病院で五木田の噂を聞きます。そこで三浦夫妻は五木田を殺す決意をしたのか?三浦夫妻は一年前から息子のバイク事故の真相を知っていた。しかし三浦由紀は何も知らないと言っていました。どうして嘘をついたのか?犯人だから?でも三浦夫妻には完璧なアリバイがあります。このアリバイを慎平さんは、どうやって崩すのか?三浦由紀は確かに青森の実家に帰っていた。そして30日の朝に東京に戻ります。三浦由紀の実家は園芸店を営んでいた。これなら農薬も簡単に手に入ります。三浦由紀が犯人だと確信する鮎子先生ですが五木田が殺害された31日には三浦由紀は近所の奥様たちと1日中一緒にいたのだ。鮎子先生は十和田湖に行きます。そこで新聞配達員が十和田湖周辺で青い車を目撃していました。五木田を殺害したのは三浦の夫だったのか?しかし三浦の夫は名古屋で結婚式に出席していた。アリバイを崩せない慎平さん。鮎子先生はホテルマンが黒ずくめの姿をしていた男が五木田と思い込んでいたんじゃないか?と考えます。もちろん黒ずくめの姿でホテルにやって来たのは三浦です。そして五木田は31日じゃなく30日の午前中に殺害されたのではないか?と推測します。三浦は31日に車で盛岡駅に向かい東北新幹線に乗り東京駅に到着。そして新幹線で名古屋に向かうと余裕を持って結婚式に出席できます。十和田湖周辺に青い車を用意していたのは三浦由紀です。三浦夫婦の連係プレーで五木田を殺害しました。三浦夫妻は二人で死のうとしますが鮎子先生は二人を止めます。病気の母親は、どうするのか?と三浦由紀に訴える鮎子先生。三浦由紀は、わざと万引きして五木田に捕まります。五木田に接近する三浦由紀。五木田と二人で会う事になった三浦由紀は、農薬の入ったウィスキーで五木田を殺害します。五木田を殺害したのは妻の三浦由紀でした。鮎子先生が止めても死のうとする三浦夫妻。五木田も息子をバイクの事故で亡くしたと二人に告げます。それから五木田はおかしくなった。それを聞いても三浦由紀は死のうとしますが今度は夫が妻を止めます。これで事件は無事に解決しました。五木田も三浦夫妻も不慮の事故で子供を亡くしました。子供を亡くし立ち直る事が出来なかった五木田と三浦夫妻。五木田は死にましたが三浦由紀には夫がいます。今度こそ立ち直って欲しいと願う鮎子先生。
2018.06.05
佐賀県の嬉野温泉のホテル内で、学生テニス王者の小田垣悦也(佐野智郎)が殺害された。警察は現場の状況などから、隣室に宿泊していた悦也の父で大学教授の小田垣光秀(田村高廣)を真犯人と断定。程なく、宮城県に潜伏中の光秀を逮捕した。光秀のアリバイは鉄壁。だが、県警は落としの達人との異名を持つ警部補・水木正一郎(いかりや長介)を取調官に起用。やがて、水木と光秀の取調室内での対決が始まった。小田垣光秀(悦也の父・大学理学部教授) - 田村高廣小田垣久子(光秀の後妻) - 中島ゆたか小田垣悦也(学生テニス王者) - 佐野智郎土屋美鈴(悦也の姉) - 藤田佳子住職 - 久保晶一笠(九州医大教授) - 平野稔温泉のホテルの一室で学生テニス王者 小田垣悦也の遺体が派遣される。ホテルの部屋のベッドの脇にはオヤジにヤラレタというメモが残されていた。警察は小田垣悦也の父親で教授の小田垣光秀を疑います。小田垣家に事情を聞きに行くと小田垣の後妻久子が一年前に事故で死亡していた事が分かります。小田垣悦也は一人息子で甘やかされて育ったと言われている。容疑者として怪しいのは父親である小田垣光秀しかいません。それに小田垣は佐賀への目的が先妻の墓参りだったのに墓を参った形跡がありません。やはり一番怪しいのは小田垣光秀かしら?しかし小田垣はニュースで息子の悦也が死んだ事を初めて知ったと家政婦に電話をしてきました。小田垣は事件当日、仙台の松島にいたという完璧なアリバイがありました。小田垣光秀は佐賀に向かっているという。でも小田垣より先に彼の娘の土屋美鈴が警察に来ます。姉によると小田垣悦也が死んだのは自業自得だと言う。小田垣悦也は暴力を振るう最低な男だった。父親である小田垣が再婚して、さらに二人の仲は最悪になった。どうやら悦也の姉は父親が弟の悦也を殺害したと思っているようだ。でも父親が簡単に佐賀に来るはずがない。と言うのです。土屋美鈴の言う通り小田垣光秀は、行方不明になります。そこで警察は小田垣光秀を指名手配します。その後、小田垣光秀が逮捕され警察連行されます。ここで水木さんの登場です。しかし水木さんは小田垣の取調べを渋ります。この手の人物は苦手だというのです。でも上司の命令で小田垣の取調べを開始します。小田垣はアリバイを主張します。水木さんは、どうやって小田垣のアリバイを崩すのかしら?事件当日、小田垣は佐賀のホテルで息子と先妻の墓参りに行こうとした。しかし小田垣悦也は眠いから行きたくないと言うのです。その言葉に怒った小田垣光秀は悦也とは家族の縁を切ると言って佐賀のホテルをチェックアウトしました。その後、小田垣光秀は全てを捨てる為に松島の嵯峨渓で釣り竿やスーツを捨てたと言う。そして仙台の秋保温泉に閉じこもったのです。しかし水木さんが執拗に小田垣に、どうしてスーツを捨てたのか?と聞いた事で小田垣は激怒し完全黙秘をします。小田垣光秀は熱を出し水木さんは彼の取調べが出来なくなります。拘留期限は残り3日。一週間ぶりに小田垣光秀を取り調べをする水木さん。実は小田垣悦也は死ぬ直前、大学のテニスサークルの友達と電話をしていたのだ。でも友達から小田垣悦也に電話をかけた時に彼は電話に出なかった。水木さんは秋保温泉で何をしていたのか?と小田垣に聞きます。あなたのアリバイを証明する人は誰もいないと水木さんは小田垣に言います。それを聞いた小田垣は激怒して黙秘します。水木さんヤバイなーと思っていたら小田垣の拘留期間の再延長が認められました!せっかく再延長が認められたのに取調べ再開1日目は休もうと言い出す水木さん。小田垣は拘留期間の再延長が認められたショックでノイローゼになっていた。被疑者がノイローゼでは取調べにもならないと水木さんは言います。取調べを再開し水木さんは小田垣悦也が、どうして実母の墓参りを嫌がったのか?二人の間に何かあったのか?と問い質します。水木さんは事件当日の前日に二人に何かあったんじゃないか?と考えているようです。小田垣光秀は事件当日の前日にホテルから外出していました。小田垣悦也の死因は急性硬膜外血腫と判明します。医師は殺害時刻が死亡時刻とは限らないと言います。小田垣悦也は誰かに殴られて脳震盪を起こします。脳震盪を起こして気絶しますが数分後から数十分後に意識を回復します。意識を回復すると3時間から6時間ぐらい意識が鮮明になります。その後、意識が低下し死亡するのです。小田垣光秀は息子の悦也を12日午前7時30分頃に殺害しました。息子の顔にタオルをかけますがタオルをかけるのは家族や知人だと言う事を思い出しタオルを取ります。そこでタオルに息子悦也の血痕が付着します。自殺しようと思って後妻久子との思い出の地である嵯峨渓に向かいますが結局、自殺はせずに証拠隠滅を図ります。ここで一気に追い込まないとね!実は小田垣光秀は事件当日の前夜に息子が後妻である久子を殺害したと気付きました。頭を冷やすためにホテルから外出しますが、そこで凶器である鉄パイプを発見しホテルで息子 悦也を殺害します。水木さんお見事!小田垣光秀は素直に自供し凶器の隠し場所も白状します。何だかややこしい事件だったけど水木さんと小田垣光秀の心理合戦は見応えありました!結局後妻久子を殺した息子への復讐で彼を殺害したのか!なかなか面白かったです。
2018.05.22
百合(坂口良子)が同僚の精神科医・南条早苗(藤田朋子)に半ば押しつけられる形で、万引きをした上原奈月(前田亜季)という14歳の少女のカウンセリングをすることになった。奈月は工務店を経営する父・秀明(羽場裕一)、母・律子(未來貴子)の3人暮らし。百合はさりげない話からその心に迫ろうとするが、奈月はなかなか心を開かない。 そんな中、百合は顔見知りの刑事・滝田(梨本謙次郎)の話から、奈月がある殺人事件に関与していると知った。事件というのは、金子というフリーライターが白骨他殺死体で発見されたもの。滝田らは、金子と以前関係があり、事件発覚後、姿をくらましたスナック従業員の根元直見を最有力容疑者として追っていた。この直美の家を、奈月がひとりで訪ねていたことが分かったのだ。 百合の質問に、重い口を開いた奈月は、秀明が以前店で働いていた直美と不倫をしていたと証言。百合は、この事実を知ったことで奈月の生活が乱れ始めたと気付いた。奈月が厳しい母から逃れる先は、八王子で美容室を経営している祖母・遠山テル(藤田弓子)の家。このテルと律子の冷々とした会話を聞いた百合は、2人の間に確執があるのではないかと思った。 事件はまもなく直美がビジネスホテルの非常階段から突き落とされ死亡したことで新たな局面に入った。滝田は奈月を疑うが、奈月は事件当時、テルの家で急に気分が悪くなり入院していたと判明。だが、ホッとするのもつかの間、百合は、奈月の体から睡眠薬が検出されたと知り、暗い気持ちになった。奈月は以前、百合に「死にたい」ともらしたことがあったからだ。 事件解決の鍵が上原家の家族関係にあるとにらんだ百合は、秀明や関係者から話を聞いた。それによると、律子はテルにとって先妻の子。夫はその律子をテルに押しつけたまま、別の男と逃げてしまった。その後、テルは懸命に育てたが、律子は父が家を出たのはテルの責任だと思い込み、反抗ばかりしていたらしい。 やがて、警察の取調べを受けた秀明は、金子を殺した直美に頼まれ、死体入りのトランクを運んだと自供。逃走資金が欲しい直美が、秀明の“犯罪”をネタに奈月を脅していたことが分かった。 秀明、奈月が次々と自分が直美を殺したと言い出す中、百合は直美の奈月への脅迫をテルが知っていたと気付いて――。 松波 百合 * 坂口 良子 上原 律子 * 未來 貴子 遠山 テル * 藤田 弓子 上原 奈月 * 前田 亜季 上原 秀明 * 羽場 裕一 根元 直美 * 水島 かおり 滝田 元 * 梨本 謙次郎 南条 早苗 * 藤田 朋子 松波 大介 * 三田 怜 中村八重子 * 野際 陽子 懐かしい!火曜サスペンス劇場の時によく見てました。万引き少女を発見した南条先生は、その少女を松波先生に押し付けます。万引き少女 上原奈月を迎えに母親と祖母が迎えに来る。南条先生は上原奈月の万引きは常習だと言います。母親は、なぜ万引きするのか?と娘に聞きますが自分でも分からないと答えます。ある日、金子という男性の遺体が発見される。そのニュースを見て驚く上原奈月の父親。金子には美人局の前科がありました。その後、上原の自宅に警察がやってきます。根元という女性について聞きにきたのです。実は上原奈月は父親と根元という女性が会っている現場を目撃していた。上原奈月は父親の携帯の着信履歴から根元直美に電話をかける。やっぱり上原と根元直美は、そういう関係なの?上原奈月は根元直美の自宅を訪ねます。根元直美の自宅を見張っていた警察に保護される上原奈月。上原奈月は松波先生を呼び出します。松波先生に本当の事を言う上原奈月。根元直美は上原の愛人だった。母親は、その事を知ってるくせに世間体を気にして何も言いません。上原奈月は、その事がムカつくと言うのです。続いて根元直美が殺害される。ホテルから誰かに突き落とされたらしい。テレビのワイドショーでは根元直美と男性が口論している姿が目撃されている。その頃、上原奈月は急に苦しみだし病院に運び込まれる。警察は上原奈月に事情を聞きたいと言いますが松波先生が許しませんでした。上原奈月は家族の絆を再び取り戻そうとしていた。松波先生は上原奈月の母親に上原と、もう一度話し合ってみては、どうかと言いますが何を話せと言うんですか?この不景気の中なんとか工務店を切り盛りしてきた。だから気付かない振りをするしかなかったと言います。警察が上原に事情を聞きます。金子には美人局の前科がある。金子は出所して、すぐに根元直美に会いに行ったのかもしれない。しかし根元直美は彼から逃げ回っていたのだ。一体何があったんだろう?松波先生は上原に事情を聞きます。上原奈月は睡眠薬を飲んでいた。でも飲みなれていなかったから病院に運び込まれたのか!両親に助けを求めていたんじゃないか?と松波先生は言います。上原は自分の過ちを認めて後悔している。妻ともやり直そうとしたが妻は決して自分を許してくれない。義母にも冷たい態度を取る妻。なぜなら義母は妻と血が繋がっていなかった。妻の父親は蒸発していた。それは義母が追い出したのだと妻は思いこんでいるらしい。9ヶ月前に根元直美は男と一緒にレンタカーを借りていた。根元直美と一緒にレンタカーを借りたのは上原でした。上原はトランクの中身を知らずに湖にトランクを捨てに行きました。当然トランクの中には金子が入っていたのです。根元直美は、これで共犯よ!と言われます。上原は根元直美に500万円渡します。しかし金子の遺体が発見された事で再び根元直美から逃走資金を要求される。警察は上原を疑いますが上原は否定します。上原奈月は父親は人殺しじゃない!父親を助けて欲しいと母親に頼みます。浮気した父親が悪い。けど、その原因を作ったのは母親だと母を責める上原奈月。父親は母親と仲良くしようとした。でも母親が近づかせなかった!近づこうとすると棘が刺さると言うのです。全部私が悪いのか!と病室から飛び出す母親。上原家の問題は全て母親が原因だったのか!その頃、上原が突然自白します。娘の上原奈月が犯人だと思ったから自白したの?松波先生は上原奈月に、これからは睡眠薬など飲んではいけないと言います。しかし上原奈月は睡眠薬など飲んでないと言うのです。松波先生は急いで上原奈月の祖母に会いに行きます。祖母の遠山テルの友達に事情を聞く松波先生。実は上原奈月の母親律子は自分の父親に捨てられていた。その血の繋がらない娘律子を必死で育てたのが遠山テルだったのです。上原律子は父親に捨てられた記憶を失っていた。遠山テルに厳しく育てられた事だけ覚えていたのです。だから父親の稼ぎが悪くて遠山テルが父親を追い出しと思い込んでたのねーそして遠山テルは睡眠薬を常用していたらしい。病院からいなくなる上原奈月。上原奈月は警察に自首してきます。自分が根元直美を殺したと言うのです。一見バラバラな家族なのにお互い庇い合うなんて皮肉な展開。松波先生は上原奈月を遠山テルの自宅に連れて行きます。上原家の家族を集めて問題を解決しようとします。上原奈月が父親を庇うのが許せない上原律子。しかし昔、上原律子も父親の事が忘れられなかった。遠山テルは、そんな律子を何回も殴ったという。憎ければ捨てれば良かったのよ!と叫ぶ上原律子。あんたを捨てられたら渡しは人殺しにはならなかったと言います。犯人は遠山テルでした。実は上原奈月は父親と根元直美を別れさせる為にお金を渡そうとしていました。それを知った遠山テルは上原奈月を睡眠薬で眠らせて自分が根元直美に金を渡しに行ったのです。このお金で上原と別れてくれと頼むと男が他の女に走るのは妻も悪いという言葉を聞いてホテルの階段から根元直美を突き落とします。松波先生は上原律子に父親の事を話します。本当は知っていたんでしょう?と言うと認めたくなかったと言う上原律子。本当の事を認めたら、また遠山テルも自分を捨てるんじゃないか?と感じたのだ。遠山テルは嫌われても憎まれても娘の為に人殺しまでしました。遠山テルにお母さんと言い。行かないでと縋る上原律子。やっと自分の気持と向き合えた上原律子。これで夫とも向き合えるかな?事件は無事に解決しました。他の作品の再放送も要チェックです!
2018.04.11
ライターの尚子(片平なぎさ)とカメラマンの克也(船越栄一郎)は取材で酒田近辺に行き、路上をふらつく玲子(大沢逸美)と出会う。殺人を目撃したというので現場へ行ってみたが死体はない。が、そこは玲子の同棲相手・陽平(青島健介)の実家の近くでもあった。何か秘密があるとにらんだ尚子は、陽平の父・吾一(長門裕之)や弟・正司(緒形幹太)に頼んで取材をする。数日後、東京で陽平の水死体が見つかり・・・。戸川玲子 - 大沢逸美沼田陽平 - 青島健介沼田正司(陽平の弟) - 緒形幹太沼田早苗(正司の妹) - 坂井順子沼田吾一(陽平の父) - 長門裕之大川(酒田警察署 警部) - 田嶋基吉尚子さんと克也さんは取材の途中、戸川玲子と出会う。彼女は殺人を目撃したと言う。彼女が着ている服に血痕が付着した。しかし戸川玲子は何も話しません。警察に行く言うと本当の事を話す始めます。戸川玲子は公園で人が殺されるところを目撃したと言うのです。尚子さんは戸川玲子が他にも何か隠していると感じます。そこで尚子さんは戸川玲子が殺人を目撃した公園へと向かいます。でも死体はありませんでした。そこに戸川玲子の知り合いらしい男性がやって来ます。彼の名は沼田正司。戸川玲子は彼の兄と同棲していたらしい。ある晩、沼田正司の兄陽平から電話がかかって来ます。兄の陽平は早く戸川玲子を家から追い出せと言います。そして兄の知り合いというソメヤという男が陽平を訪ねてくる。すると戸川玲子は急に家からいなくなったのでした。沼田正司の話では戸川玲子は家族から気に入られていると言っていたが沼田家の人々は戸川玲子に対してよそよそしい態度を取ります。尚子さんは公園の死体は、どこに行ったのか?気になります。そしてソメヤという男性の事を調べ始めます。戸川玲子はソメヤが殺されたと言っていた。一体、公園で殺されたのは誰なのか?ホテルを調べるとソメヤはチェックアウトした後でした。続いて沼田正司の妹早苗に事情を聞きます。沼田早苗は数日前に兄の陽平に会ったと言うのです。兄の陽平は突然、妹早苗に会いに来ます。そして自分にもしもの事があったら西の国の21番目という言葉を思い出せと言います。どうしても意味が分からない場合は陽平の友だち、孝明に聞けと言いました。しかし陽平の友だちである孝明は分からないようです。陽平は10年前に父親を殴って家を飛び出し、それ以来音信不通。戸川玲子に聞いても知らないと言うのです。克也さんはソメヤを殺害したのは戸川玲子じゃないか?と問い詰めますが戸川玲子は誰も殺していないと否定します。怪しいと言えば尚子さんと克也さんを尾行しているのは誰だろう?陽平を訪ねて大阪の刑事がやって来ます。実は陽平は勤めている金融会社の金を横領したと言う。横領した金額は1億2千万。でも尚子さんは2ヶ月前の横領事件の割に警察が動き出すのが遅すぎないか?と刑事に質問します。刑事は金融会社が警察に届けるのが遅かったのだと言います。この男は本当に警察なのか?しかもソメヤは刑事だと言う。尚子さんは、あの池内という刑事は怪しいと言います。それに戸川玲子と陽平が本当に恋人関係にあったのかも怪しいと言う尚子さん。その後、陽平の死体が発見される。まだ自殺か他殺かは決まっていないが頭部に生前につけられた傷があったらしい。警察は陽平が会社の金を横領した事を知らなかった。やっぱり、あの刑事は偽物?警察は沼田家のアリバイを聞きます。戸川玲子の行方が分からなくなります。克也さんは戸川玲子が犯人だと主張します。でも尚子さんは戸川玲子を信じます。凶器のスコップなどに沼田陽平の父親吾一の指紋が付いていた。しかし沼田吾一の家のスコップなので指紋が付いていても仕方ありません。尚子さんは陽平を匿っていた人物がいたのではないか?と推測します。沼田家の小屋で血痕が付着したスコップを発見する尚子さん。陽平をかくまっていたのは沼田吾一でした。実は陽平はソメヤをナイフで刺殺しました。実家の両親に助けを求める陽平。陽平は会社の金を横領しソメヤに追われていた。その話を聞いて両親は息子を匿います。そして陽平が殺害したソメヤを祠の近くに埋めます。尚子さんが疑ったように陽平を追いかけてきた刑事は偽物でした。尚子さんは、どうしても戸川玲子が悪い人に見えない。そこで陽平が遺した西の国の21番目の意味を調べる為に陽平の友達孝明に会いに行きます。ここでようやく陽平が遺した言葉の意味が分かります。西国33観音の21番目の石像に何か大切な物を隠した陽平。尚子さんと克也さんは21番目の石像を調べていると女性の悲鳴が聞こえてきます。するとそこには戸川玲子と偽刑事狭山がいました。狭山は尚子さんたちを見て逃げます。戸川玲子は金融会社の取り立ての手伝いをさせられていました。横領した金と書類を取り戻すために沼田家に入り込んだのだ。戸川玲子は狭山が陽平を殺害したと証言します。警察は狭山を逮捕。戸川玲子は東京に帰ろうととします。尚子さんと克也さんは沼田正司に戸川玲子を引きとめろと言います。そこで沼田は戸川玲子を迎えに行きます。これで事件は無事に解決します。あんまり面白くなかったなー
2018.04.07
ライター・尚子(片平なぎさ)は出雲で、仮出所中の伸江(山口果林)に出会う。酒乱の夫殺しで服役したが、模範囚として取材したことがある。伸江の娘で美術館勤務の恵(仁藤優子)は4日後に造り酒屋・野崎家の一郎(翔みつる)と挙式の予定。尚子は恵のいとこ・卓朗(前田淳)が、恵の結婚式を吹き飛ばす爆弾があると父親・達夫(福田豊土)に話していたと聞き出す。しかし卓朗は湖畔で殺され、伸江のスカーフが落ちていた。岡本伸江 - 山口果林岡本恵(美術館勤務) - 仁藤優子岡本雄 - 松永博史平田辰吉 - 高松英郎三村和夫 - 中島久之野崎周平 - 浅沼晋平望月達夫 - 福田豊土望月卓郎 - 前田淳野崎一郎 - 藤王満尚子さんは昔、取材した事がある伸江と再会する。彼女は刑務所から仮出所したばかりだった。実は岡本伸江は夫を殺した過去がある。尚子さんは伸江が、ある男性と会っているところを目撃する。その後、岡本伸江は行方不明になる。保護司が警察に報告すると岡本伸江の仮出所は取り消される。尚子さんは岡本伸江を自分で探すことにする。岡本伸江の娘 恵は母親から連絡が来ていないと言う。岡本恵は、もうすぐ結婚する。結婚相手には母親の事を言ってるんだろうか?岡本伸江が会っていた男性の事が判明する。彼は岡本恵のいとこの卓朗。彼は岡本恵が好きだったらしい。しかし岡本恵が結婚することで激怒していた。彼女の結婚式で岡本恵の母親の事や結婚式が壊れるほどの爆弾を落とすと父親に話していた。その後、卓朗の死体を発見する尚子さんたち。死体の側には岡本伸江の白いスカーフが落ちていました。事件現場から伸江の白いスカーフを持ち帰ってしまう尚子さん。証拠持って帰ったらアカンで!!そして、その事件現場には美術館で働く平田がいました。岡本伸江の息子雄にも話を聞きますが彼は知らないと言います。しかし息子の雄は母親に会おうとしていました。岡本伸江が心配な尚子さんは息子の雄を説得して岡本伸江と会う事が出来ました。白いスカーフの事を岡本伸江にたずねると岡本伸江は卓朗を殺害したと認めました。娘の結婚式が終わるまで隠れている予定だったと岡本伸江は言います。岡本伸江には尚子さんに結婚式が終わるまで見逃して欲しいと頼まれます。尚子さんたちの後を尾行する平田。なぜか警察がやってきて岡本伸江と息子雄は逮捕されます。当然、岡本恵の結婚は中止になります。尚子さんは岡本伸江が事件を起こしたとは思えない。そこで殺害された卓朗が握っていた秘密は何なのか?それを調べ始める尚子さん。そして平田の事も気になります。尚子さんは平田に会いに行きます。平田が警察に通報したわけじゃなく平田の娘婿である事件の担当刑事である三村の罠にはまったと言います。実は平田は元刑事。岡本伸江を逮捕したのも平田と三村だったのです。岡本伸江は夫を殺した後に自分で警察に通報しました。殺害した夫に保険がかけられていた為に実刑になった岡本伸江。平田は伸江の娘と同じ職場で働いていました。彼女が造り酒屋の跡継ぎと結婚する事になり、とても喜んでいたのですがちょうど1月前に、ある情報を仕入れます。それは、ある男性が数年前の祭りの日に盲腸の痛みで道端にうずくまっていた時に助けてくれたのが岡本伸江だというのです。事件当日、盲腸の痛みに苦しむ男性を岡本伸江は病院まで連れて行ったのです。じゃ岡本伸江は無実なの?平田は無実の罪で岡本伸江を逮捕した事を、とても後悔していました。しかし平田の娘婿は県警に栄転の話がある。だからとても言い出せませんでした。尚子さんは岡本伸江の夫を殺害したのは娘の恵じゃないか?と推測する。そして卓朗を殺害したのも娘の恵じゃないか?と考えます。じゃ岡本伸江は2度も娘を庇って逮捕されるの?その後、岡本恵は行方不明になる。尚子さんたちは岡本恵が自殺するんじゃないか?と彼女を探し始める。岡本恵は幼い頃に亡くなったお墓にお参りしていました。そして自殺をしようとしたのです。しかし岡本恵の命は助かります。岡本恵は全てを尚子さんに話します。事件当日、酔っ払った義父は兄に暴力を振るっていました。兄が殺されると思った恵は義父を殺害します。家に帰って来た岡本伸江は全てを悟り自分が罪をかぶります。殺害された卓朗は岡本恵が義父を殺害した事を知っていました。卓朗を説得する為に彼を呼び出します。しかしすでに卓朗は死亡していました。岡本恵は母親が卓朗を殺害したと思いこんでいたのです。えー誰が卓朗を殺害したの?やっぱり岡本伸江?尚子さんは岡本恵に白いスカーフを見せます。しかし白いスカーフは卓朗の側にはなかったと言います。しかも凶器の石も右側にあった。でも尚子さんが殺害現場に行った時には凶器の石は左側にあり白いスカーフは右側にあったのです。多分、岡本伸江が罪をかぶる為に白いスカーフを置き、凶器の石を左側に置いたのだろう。そこで尚子さんたちは卓朗を殺害した真犯人を探し始める。望月卓朗の殺害現場で克也は、ある事に思いつく。殺害現場は人通りの少ない場所だった。実は克也たちは望月卓朗の父親が商工会議所に行く所を目撃していました。そして望月卓朗が殺害された現場は望月家から商工会議所に行く途中だったのです。望月卓朗を殺害したのは実父の望月達夫でした。えー意外な犯人!!そりゃ自分の工場を潰された恨みつらみは、あるだろうけどねー実子なのに。。岡本伸江と息子の雄は無罪放免です。岡本恵は元刑事の平田を通して7年前の事件の事を書面にして提出するようだ。これで岡本伸江の冤罪が晴れるのかしら?岡本伸江は3人で一緒に暮らせると喜びます。事件は無事に解決しました。相変わらずテンポの良いストーリー展開が面白かった!それに犯人は岡本恵かな?って思ってたのでラストは驚きました。
2018.03.28
出版社に勤める尚子(片平)とカメラマンの克也(船越)は富山・井波へ取材に。宿の露天風呂で、尚子は女子大生のエミ、カメラマンの杏子(朝比奈)、そして香具を売り歩いている百合(中村)の3人と知り合う。近くの宿で漆という男が殺された。2ヵ月後、萩で同じ姓の男性が殺されたニュースを知った尚子は、2つの事件に関連性があるとにらむ。上村(編集長) - 中尾彬冬木百合(伽羅・お香の営業) - 中村明美立花杏子(カメラマン) - 朝比奈順子旅館「杉の井」若女将 - 山村紅葉柏木直子(柏木尚子の実妹) - 松岡久美須永慶岡弥一郎 - 山崎満漆太郎(不動産屋社長) - 玉川良一百合の兄 - 正城慎太郎松村佳代(百合兄妹の親代わり) - 根岸明美三村 - 中丸新将リポーター - 木ノ葉のこ小京都ミステリー記念すべき第1作目です。ドラマ冒頭いきなり男性がナイフで刺殺されます。尚子さんの上司を演じるのは中尾さん。犯人まさか中尾さんって事はないよね?(笑)なんか尚子さんと、この上司の関係も怪しい。。尚子さんは取材で富山の井波に向かう。その井波で出会ったのが女子大生のエミ、カメラマンの杏子、行商をしている百合と出会う。第1の殺人事件が起きる。それは尚子さんが以前出会った事のある漆という男性が殺害された。そして第2の殺人事件として同じ名前の漆という男性が萩で殺害されたのだ。第1の事件は事故で片付いたのだが第2の事件は殺人事件だ。しかも両方の事件とも事件のあった場所で女性が目撃されている。他にも2つの事件には色々な共通点がありました。尚子さんは2つの事件に関連があると考えます。尚子さんは事件の事が気になって仕方ない。尚子さんは取材先で漆という50代の男性に出会う。何と、その男性の元に謎の女性から電話が掛かっていたのだ。漆は、その女性と待ち合わせをしている事を知った尚子さんは彼を尾行する。しかし信号に引っ掛かって尾行に失敗します。その後、漆が乗っていた車を発見。漆の遺体も発見する。殺害現場でイルカのイヤリングを見つけた尚子さん。以前、露天風呂の脱衣所でも同じイルカのイヤリングを見た事があります。じゃ犯人は露天風呂で出会ったエリ、杏子、百合の中の誰かよね?尚子さんは証拠になるイヤリングを持ち帰る。そんな事して大丈夫なの?尚子さんは3人の女性を調べ始めます。まず行商をしている百合にはアリバイがありました。次にカメラマンの杏子。杏子の個展に向かう尚子さん。杏子は気分が悪くなって自宅に帰った後でした。彼女は自宅の風呂場で手首を切って自殺をしていた。そんな杏子を助けたのが尚子さんです。杏子が入院している病院を見舞う尚子さん。杏子は不倫相手と別れた事に傷ついて自殺しようとしたのだ。杏子を慰める尚子さん。彼女は犯人じゃないな。。最後は女子大生のエミ。しかしエミは住所も嘘。女子大生というのも嘘だった。エミは木下明美という名前でした。早速、木下明美を訪ねる尚子さんたち。そこに警察がやってくる。実は木下明美は自分が勤める銀行のお金を6千万円も横領したのだ。これで女性3人全員アリバイがあったのだ。そこで尚子さんは、ある推測を立てる。実は犯人は小京都で50代の漆という名前の男性を狙ったのだ。尚子さんは行商をしている百合が犯人ではないか?と疑う。そこで百合が働いている会社に向かい事情を聞くと百合は事件のあった当日すでに盛岡のホテルをチェックアウトしていました。そして事件当日には金沢のホテルにいた事が分かったのです。これで百合が犯人って事なの?じゃ百合の動機は何だろう?尚子さんは百合の居場所を探します。尚子さんは取材と称して百合に接近する。そして尚子さんは、どうして百合が行商のような地味な仕事をしているのか?と問い質す。すると百合は兄を探していると言うのです。犯人らしき人物に強引に取材をする尚子さん。なんか無理矢理な展開。行商をしながら兄の行方を捜す百合。百合の兄は世話になった人に水仙の種を渡していた。百合は兄の行方を捜している時に倒れ崖から転げ落ちる。その場所に水仙が咲いていた。水仙の下には何と百合の兄の遺体が埋まっていたのだ。そこには凶器のナイフも埋められていた。百合は突然、姿を消します。尚子は百合を探します。百合に育ての親がいる事が分かります。その女性、松村佳代は入院していた。彼女に会いに行く尚子さん。松村佳代に百合の両親の死について聞きます。百合の両親はギリシャに旅行中、遊覧船から落ちて死亡した。彼らの両親には保険金がかけられていた。7000万円の保険金は事業の失敗で作った借金返済の為に使われた。松村佳代によると百合の両親は船から突き落とされたのだ。実は百合の両親は漆という男に殺されたと言うのです。事業で失敗したのも漆のせいです。その漆という男には右の胸に蝶の痣がありました。百合を見つける尚子さん。尚子さんは百合にイルカのイヤリングを渡します。そのイヤリングはギリシャ旅行のおみやげでした。百合は自分の物だと認めます。本当に百合が犯人なのねーそしてドラマ冒頭で殺害されたのは百合の兄でした。百合は胸の痣を確かめる為に何人もの男に体を許したのだ。最初の事件では風呂上りの男の胸に痣がない事に気付き逃げ出そうとしますが男に引き止められます。その男を突き飛ばすと彼は壁に頭をぶつけて死亡。二人目の漆は車の中で急に頭を抱えて死亡する。病死か。。その男の胸にも痣はありませんでした。そして3人目の漆という男は自分で胸に痣があると言ったのでナイフで刺殺。しかし彼には胸に痣はありませんでした。百合は尚子さんから逃げ出して本物の漆を殺しに行く。郡上八幡には漆という名前の男はいなかったが旧姓漆という名前の男はいた。それから一ヵ月後、大阪の天王寺のホテルで、ある男が殺害される。その男の右胸には蝶の痣がありました。ちゃんと百合は目的を果たしたのねーその後、ギリシャにいる百合から手紙が届きます。百合は尚子さんと一緒にいる時間が心温まる時間だった。尚子さんに感謝する百合。そして自分にかけられた保険金は入院中の松村佳代のものだ。それだけは宜しく頼むと尚子さんに頼む百合。ギリシャのエーゲ海で百合の遺体が発見される。これで事件は無事に解決したのかな?なんだか悲しい事件でした。これが第1作目か。。
2018.03.15
尚子と克也が今回取材で訪れた小京都は、岩手県内にある平泉と水沢であった。伝統工芸品の卸をしている島本の案内で平泉市内を回った2人は、水沢に行き18代も続く南部鉄器の老舗『桜木鉄器』を訪ねた。 島本が激賞する桜木鉄器の現在の当主は、先代の跡を継いだ妻の和枝。手伝っているのが嫁の由紀子と、そのまた嫁の知美。由紀子と知美には、それぞれ一郎(神田正輝)と浩哉(林家いっ平)という夫がいるのだが別の志しをもっているため、嫁姑三代が文字通り鉄器作りに汗を流しているのだ。島本の桜木鉄器への惚れ込みようは大変なもので、ぜひ大きく記事にしてほしい、と尚子らに熱弁をふるった。 このあと、尚子らは、島本の妻・文子(音無美紀子)の案内で花巻を取材、島本の家がある遠野にまで足を延ばす。事件は、そんな中で発生した。 平泉市内で開かれていた伝統工芸展の会場に展示されていた黄金の鳳凰像2体が盗まれ、責任者の島本が行方不明になった。そして、桜木家に追加取材に行った尚子らは、その庭で島本の他殺死体を発見したのだ。 検視の結果、凶器はそばに落ちていた桜木鉄器製の鉄瓶で、かなり使い込んだその底には、刻まれた19本の線があった。和枝の話から、島本ら代金身払いがあったことが分かり、金銭トラブルによる犯行との見方が強まった。 島本の家族は、文子と入院中の母・恒子(三條美紀)の3人。夫婦には子供がなく、事件当日が結婚記念日だったこともあり、文子は悲しみを募らせる。 そんな中、島本が高利の街金に手を出し、由紀子が連帯保証人になっていた事実が判明。警察は、凶器の鉄瓶から由紀子の指紋を検出、さらに桜木家の工房内に隠されていた黄金の鉄瓶を発見したことから、由紀子を2つの事件の真犯人と見た。 警察の取り調べに対し、由紀子は、独断で島本と販路の拡大を図るうち苦境に陥ったと証言。島本が盗んだ黄金の鳳凰像を盗品と知りつつも、和枝と由紀子が鉄瓶に加工していたことが明らかになった。だが、2人は島本殺しに関しては一切否認した。 尚子らは、凶器となった使い古しの鉄瓶になぜ由紀子の指紋しかなかったのか首をひねった。まもなく、入院中の島本の母・恒子を見舞った尚子は、その話から、島本と文子の悲しい心のすれ違いに気付いて──。 桜木一郎(和枝の息子・ゴルフのレッスンプロ) - 神田正輝島本宏一(島本物産社長) - 鈴木ヒロミツ桜木浩哉(由紀子の息子) - 林家いっ平桜木知美(浩哉の妻) - 及川麻衣島本文子(島本の妻) - 音無美紀子島本恒子(島本の母・入院中) - 三條美紀山崎(刑事) - 山田辰夫白石(刑事) - 宮崎達也花巻クレジットビューロ社長 - 秋間登桜木由紀子(一郎の妻・和枝の弟子) - 酒井和歌子桜木和枝(桜木鉄器第十二代当主) - 池内淳子尚子さんと克也さんは待ち合わせていた島本が行方不明になった事を知る。刑事たちは尚子さんたちに事情を聞きます。桜木鉄器にも事情を聞きに行く刑事たち。克也たちは刑事達と同じく桜木鉄器に向かい、もう一度島本に電話をする。すると島本の携帯電話の音が近くでします。克也が周りを見回すと島本の死体が見つかります。驚く克也。黄金の鳳凰像を盗んだのは島本だといわれています。そして島本には金銭トラブルの噂があります。島本は桜木鉄器の嫁由紀子と、よく会っていました。二人は何をしていたのか?由紀子の夫は二人を疑っていました。島本が金を借りていた金融会社に事情を聞くと桜木由紀子は島本の連帯保証人になっていました。しかし桜木鉄器も資金繰りが上手くいっていません。そこで、もう一度桜木家に事情を聞こうとしますが桜木家に警察が来ていました。警察は桜木家が黄金の鳳凰を盗んだと疑っている。刑事は執念深く探すと、金の鉄瓶が見つかります。由紀子が島本と二人で何回も会っていたのは、なぜだと聞きます。仕事の為だと言う由紀子。そこで姑の和枝が自分が島本から黄金の鳳凰を預かったと嫁を庇います。新しい商売を開拓しようとして失敗した島本と桜木由紀子。家族には言えなかったと姑に謝罪する由紀子。そこまで追い詰めたのは私だと嫁に謝る和枝。黄金の鳳凰像を盗んだのは島本と由紀子でした。島本は黄金の鳳凰像を桜木鉄器で溶かして売れば金になる。そうすれば借金が返せると島本は由紀子を説得しました。いつもは嫁の由紀子を苛めていた和枝ですが必死で由紀子を庇います。お前の責任でもあると息子の一朗を責める和枝。黄金の鳳凰像を盗んだ事は認めますが島本は殺していないという二人。犯人は島本の妻 文子でした。周囲の人からは素晴らしい人間だと言われていた島本。しかし家族の前でも本当に素晴らしい人だったのか?島本を襲った凶器は鉄瓶でした。文子は以前、尚子に鉄瓶でお茶を入れてくれました。しかし島本の通夜の時に入れてくれたお茶は、やかんで入れてくれたのです。そこに疑問を持った尚子さん。鉄瓶は、どこに行ったのですか?と聞くと、なくなったという文子。島本の遺体の側にあった鉄瓶には19の傷がありました。文子と島本は結婚20周年。島本が妻文子の為に鉄瓶に傷をつけたのです。それを知って驚く文子。夫の為に今まで必死で耐えてきた文子。会社が大変な時に夫が頼ったのは由紀子でした。それが悔しかった文子。だから結婚20周年の記念日に夫を殺した文子。しかし島本は妻文子の事を大切に思っていた。結婚20周年の記念に鉄瓶でお茶を入れてありがとうと言う。お金がないから、それしか出来ない。喜んでくれるかな?と母親に聞いていた島本。その事を聞いて涙する文子。夫に絶望した文子は結婚記念日に夫を殺す事を決意する。そして由紀子を犯人に仕立てる為に凶器の鉄瓶に由紀子の指紋を付着させたのだ。島本文子は自首します。櫻井鉄器では息子の一朗が仕事を手伝うと言い出します。それを聞いた和枝は息子が仕事を手伝っても13代目を継ぐのは由紀子だと言います。そして孫嫁の知美の妊娠も判明します。桜木家は上手くいきそうです。これで事件は無事に解決しました。やっぱり克也と尚子さんのコンビ好きだなーとにかくテンポが良い!初期の作品も再放送して欲しいです。
2017.12.18
北海道・北広島市の牧場の近くで、若い男の刺殺死体が発見された。 翌日、箱根で女が吊り橋の上から転落し死んだ…鮎子は野山という男からある依頼を受けた。 野山の死んだ息子の妻・泰子の元に、北海道の警察から刑事がきたが、どういう理由でなのか調査してくれとのことだった。 調査の結果、泰子には北広島市の事件の容疑があることを知った。 被害者の平野功という男は、泰子の娘・香織にストーカー行為を働いた上、 車で連れ回し、逃げようとした香織を死なせており、その罪で服役後、半年前に出所してきたばかりだったのだ。 警察はその事件が動機となったのではないかと疑っていたのだった。だが、泰子は鮎子に事件への関与を否定し、アリバイを主張した…野山泰子(レストラン経営) - 松原智恵子平野聡子(平野の母) - 沢田亜矢子野山香織(泰子の娘・故人) - 原田佳奈平野功(以前ストーカー行為で服役) - 田島俊弥木田早希(旧姓は工藤・平野の幼馴染) - 木下真利魚津智子 - 重田千穂子魚津志穂(智子の娘) - 浅川稚広野山英二(泰子の義父) - 平幹二朗北海道で男に刺殺体が発見される。そして箱根では女性が吊り橋の上から転落死しました。高林先生は病院で依頼人と話をしていました。その依頼人の隣のベッドに入院している患者から弁護の依頼を受ける。野山の嫁泰子が北海道の警察に事情を聞かれる。野山はどうして嫁の泰子が北海道の警察から事情を聞かれたのか調べて欲しいと言います。しかし野山泰子は大丈夫だから義父の依頼は忘れてくれと言われます。でも高林先生は北海道に向かい事件を調べ始める。北海道の事件の被害者の名前は平野功。平野も東京の人間だった。どうして平野が殺害された事で野山泰子に事情を聞いたのか?警察は、その事については教えてくれませんでした。高林先生は東京に戻り野山に事件の概要を説明します。殺人事件の被害者の名前を聞くと野山は顔色が変わる。きっと野山は被害者の事を知っていると高林先生は推測します。今度は被害者の平野功について調べる高林先生。実は平野功は刑務所から出所したばかりだった。平野功は母親と一緒に暮らしていました。なぜ平野功が刑務所にいたのか?それはストーカーしていた女性を無理矢理車に乗せてつれまわし車から逃げようとした少女は車から転げ落ち死亡。その平野功に殺された少女が野山泰子の娘だったのです。野山の娘は平野功からストーカー行為を受けていました。警察に被害届けを出したのですが警察は捜査してくれませんでした。実は被害届けだけでは警察は動きません。平野が殺された時に野山泰子にはアリバイがありました。北海道では中年女性の目撃証言がありました。しかし顔を確認できません。野山に事情を聞くと孫娘をストーカーから守る為に野山が大学への送り迎えをしていました。しかし事件当日に野山を足を挫いてしまい孫娘の送り迎えを出来なかった事を後悔しています。事件当日に孫娘は友達と一緒に大学から帰りましたが、その友達は平野の事をボーイフレンドだと思ったようです。だから車に無理矢理、入れられても何もしなかったのか!平野の母親に事情を聞くと息子が北海道に行った事も知らなかったと言う。平野の部屋を調べると謎の鍵を持っていました。高林先生は平野がどんな写真を撮っていたか母親は知っているんじゃないか?そして出所してから平野にはストーカー行為をしている女性がいるんじゃないか?と疑います。高林先生は平野の母親の後を尾行します。すると平野の母親は死のうとしていました。そんな様子を見て平野の母親が息子を殺したんじゃないか?と推測します。高林先生は箱根で亡くなった女性が平野がストーカーをしていた女性じゃないのか?と疑います。箱根に行くと被害者 木田早紀の携帯電話には平野からのメールが見つかりました。でも平野がメールを送った時間には平野はすでに死んでいた。まだ他に犯人がいるのだ。そして平野と木田早紀が幼馴染だった事も判明する。実は野山の娘が平野に連れ去られた時に一緒にいた友達が木田早紀だったのだ!当時は工藤という苗字でしたが母親の再婚により木田と名前が変わりました。4年前の事件の時に二人は共犯だったの?最低だね!!こうなると一番怪しいのは、やっぱり野山泰子。高林先生たちが調べると野山泰子が平野の行動を見張っていた形跡がありました。そりゃ許せないよね。。野山泰子に直接、犯人はあなたしか考えられないと高林先生は言いますが野山泰子には完璧なアリバイがありました。さぁ慎平さんは、どうやってアリバイを崩すのかしら?慎平さんと高林先生は平野功がストーカーしていた女性を野山泰子が自分の経営するレストランで働かせていた事を知ります。その女性は木田早紀とも知り合いだった。平野は木田早紀と組んで、またストーカーしている女性に近づこうとしたの?最低やな!しかし逆に野山泰子は彼女の携帯を利用して平野にメールを送って北海道に呼び出した。実は北海道はストーカーされた女性の実家があったのです。犯人は野山泰子に決まりだけどアリバイは完璧。野山泰子は写真をたくさん撮ってアリバイを証明したのです。しかしデジカメでたくさん写真を撮っているお陰で野山泰子のアリバイ工作の謎を解く事が出来た。実は雨用のカメラと晴れ用のカメラを使って前もって写真をたくさん撮っていたのだ。慎平さんは見事に野山泰子のアリバイを崩します。野山泰子は飛行機を利用して犯行現場に向かった。高林先生の追及に野山泰子は自分が犯人だと自白するのでした。野山泰子の娘の墓に花を供えていたのは平野の母親だった。彼女は息子がまたストーカーをしている事を知っていた。息子を止めても無駄でした。だから息子を殺そうと思ったが出来なかった。野山さん、あなたはこんな事をすべきではなかった。と高林先生は言います。罪を償ってください。娘さんもそれを願っていると。。これで事件は無事に解決しました。やっぱり高林先生と慎平さんのコンビが好きだなーでも犯人がすぐに分かるのよねアリバイ崩しが、このドラマの見どころなんだろうね、、
2017.12.11
ホテルのロビーで服毒変死事件が発生した。死亡したのは化学会社会長の丹野壮太郎(滝田裕介)。毒物は丹野が常用していた薬の中に仕込まれていたらしく、警察は他殺の可能性があるとみて捜査を開始した。 丹野の家族は、4年前に入籍した26歳年下の後妻・香(水沢アキ)と、社長で養子の友和(宇梶剛士)。丹野と友和は最近、経営方針をめぐって対立。また、丹野と香の関係もギクシャクしていたらしい。早坂綾子(会長秘書) - 未來貴子丹野香(元仲居) - 水沢アキ丹野壮太郎(化学会社会長) - 滝田裕介丹野友和(社長) - 宇梶剛士君津孝雄(秘書課長) - 沖田浩之杉浦亮(探偵事務所調査員) - 坂俊一成瀬茂一(取引先の社長) - 須永慶桑島院長 - 歌澤寅右衛門成瀬美保(成瀬の娘) - 森山佐記子刑事(佃警部補部下) - 森一ホテルのロビーで化学会社会長の丹野の変死体が発見される。実は佃さんは空港で丹野たちと出会っていた。丹野の死因は青酸カリ。会長の死を知った社員達は大騒ぎ。しかし秘書課長の君津が怪しいなー殺された会長は九州に向かうはずだった。それなのになぜ青山のホテルで変死体で見つかったのか?会長の妻によると入院する前に九州で過ごす事にしたのだ。会長の所持品は背広のポケットの小瓶。その小瓶には薬のカプセルが入っていた。薬のカプセルに毒が盛られていたのだ。小瓶には会長の肝炎の薬が入っていました。しかも会長は毎日毎日、自分で薬を入れ替えていたのだ。会長が出勤前に息子の友和がやって来たという会長の妻。友和が怪しいという妻の香。実は友和は養子でした。最近、会長とよく揉めていたという。課長秘書の君津は会長が持っていた鞄には誰でも近づけると言うのです。誰でも肝炎の薬と毒入りの薬を入れ替える事が出来た。社長の友和に話を聞く佃さんたち。友和は妻の香が怪しいと言う。彼女は会長の財産にしか興味がない。佃さんたちは会長の足取りを追います。会長は羽田空港から、ある喫茶店にいた事が分かります。喫茶店の店員によると会長は男と会っていたらしい。。誰と会っていたのかな?そして会長の鞄がコインロッカーから発見される。鞄の中から会長の薬が見つかる。佃さんたちは会長が変死したホテルに会長夫人がいた事を突き止める。犯人として一番怪しいのは会長夫人かしら?秘書課長の君津は取引先の娘と婚約中。でも君津は会長夫人となんか怪しい。。会長秘書の早坂は、ある手紙を佃さんに持ってきます。その手紙には会長夫人が会長を殺したと書いていました。そして1千万円払えと脅迫していました。その脅迫文に書かれていた手紙の用紙を秘書課長が使っていた事が判明する。やっぱり会長夫人と秘書課長が共謀して会長を殺害したのかしら?と思ったら秘書課長の君津が殺害されました。君津は会長と同じ毒で殺害されます。そして君津の家にあった燃えカスは会長夫人に送った脅迫文でした。やはり脅迫状を送ったのは君津?石堂さんたちは社長の友和を疑いますが友和は自分に送られてきた脅迫状を持っていました。佃さんたちは会長夫人に話をききます。彼女は脅迫状が送られてきたとき銀行に行き1千万円を引き出していました。会長夫人は、あの金は違うと言うのです。佃さんたちは会長が喫茶店で会っていた男を発見する。その男は探偵事務所の調査員でした。佃さんは今度は社長の友和に会います。友和が会長夫人と会っていたことを聞きます。実は会長夫人は会長の事とは別に脅迫されていました。会長夫人は浮気している事で脅されていたのです。会長夫人を脅迫していたのは探偵事務所の調査員でした。そして殺された会長が調査させてたのは会長夫人の浮気のことかな?佃さんは会長が自殺したんじゃないかと疑います。佃さんは会長秘書の早坂に話を聞きます。そこで早坂が白樺が好きな事をしります。その後、捜査は膠着状態に。しかし佃さんは君津の部屋の白樺の写真を見て何かを思いつきます。えー君津と早坂って付き合ってたのかしら?佃さんは早坂が死のうとしている事に気付き彼女を探します。そして早坂が死のうとしている所を止めます。早坂は7年もの間、君津と付き合っていました。結婚する約束をしていたのに君津は出世をすると他の人と婚約しました。君津と会うのをやめようと決意しますが君津が早坂に会いに来る事を拒めなかった。だから君津が他の人と結婚するなら自分の手で殺そうと思ったのだ。そして早坂は会長が毒薬を持っている事を以前から知っていた。やはり会長の死は自殺でした。多忙な仕事と妻の事で悩んでいたのです。その後、会長の遺書が見つかります。会長の遺書には早坂の事も書かれていました。いつもありがとう。私の事は早く忘れて幸せになってほしいと書いていました。会長が自殺とは意外な展開でした。相変わらず佃さんと早田さんのコンビは面白い!今BS日テレで集中放送中なので出来るだけ録画して視聴したいと思います。
2017.12.05
完全犯罪に翻弄される毒殺事件の真相とは!?園芸店で鮎子は、店員・手塚志穂と親しくなる。志穂は、鮎子が弁護士だと知ると一瞬何かを思う表情を浮かべた。その翌日、志穂が草鹿法律事務所を訪れる。志穂の兄・文也は、建築会社に勤めていたが一年半前に事故に遭い、現在も意識不明の状態。会社からは見舞金と退職金の名目でわずかばかりのお金が支払われたが、最近、会社が兄に生命保険をかけており、保険会社から一億円を受け取っていたことを知ったというのだ。事情を聞いた鮎子は早速調査を開始するが・・・。手塚貴子(手塚の妻・「スナックペガサス」ホステス) - 池上季実子手塚志穂(花屋の店員) - 中山エミリ大庭宣子(大庭の妻) - 芦川よしみ大庭隆三(建設会社「大庭ハウジング」社長) - 天宮良笠原宏次(手塚の同僚で高校時代からの親友) - 永澤俊矢手塚文也(志穂の兄・大庭ハウジング勤務) - 西川亘田口淑子(「スナックペガサス」ママ) - 未來貴子矢島正一(バーテン) - 藤田まこと瀬戸美枝子 - 重田千穂子杉山(刑事) - 石山輝夫渡辺(横浜警察署の刑事) - 宮川一朗太この34作品目で高林鮎子シリーズは終わりみたいです。高林先生は花屋で知り合った女性手塚志穂から兄の保険金の事で相談される。手塚志穂の兄は仕事中に事故に遭いました。今も彼女の兄は意識不明。手塚志穂は義姉と一緒に兄の世話をしていました。でも実は会社は兄に保険金をかけていた。会社は兄の保険金を独り占めしていました。すぐに会社の社長に事情を聞きます。なぜ社員に保険金をかけていたのか?それは会社に損害が出た時に保障してもらうために保険金をかけていた。手塚の事故で会社は損害を出しました。その損害の為に保険金は使われていたと社長は言うのです。手塚の友達である笠原にも事情を聞く高林先生。彼は高林先生に何か言いたそうでした。その後、笠原の死体がホテルで発見されます。笠原は何か知ってたのかしらね?ホテルの部屋にはさくら真珠店の紙袋が残されていました。そして携帯電話が発見されたのです。警察で笠原の身元を確認する手塚志穂。高林先生は警察に向かいます。実は笠原の携帯電話には手塚志穂からの着信がありました。手塚志穂は笠原に兄の事を聞こうと思って彼と会う約束をしていたのです。笠原は会社の旅行に参加していた。そして手塚の義姉もなぜか会社の旅行に参加していたのだ。手塚の義姉は会社の旅行先が賢島と聞いて旅行に行く気になった。賢島は手塚夫妻の思い出の場所だったのです。笠原の死因はアコニチン中毒でした。なぜ手塚志穂が疑われたのか?それは仕事柄アコニチンの事も詳しいだろうと警察は思ったのだ。手塚志穂は駅で笠原をずっと待っていたと言います。笠原が泊まったホテルにあった真珠のネックレスは彼がよく行くバーの女の子にプレゼントする予定だったのです。そのホテルのバーのバーテンダーは笠原が社長からお金を受け取っていたと言う。社長から何でお金を受け取ったのか?笠原は何か社長の弱味を握っていたの?その社長も会社の旅行に行って帰って来ないのです。行方不明になった社長。社長夫人は主人は、もうこの世にはいないと呟きます。社長夫人の言う通りに大庭社長の遺体が発見されます。何と大庭の死因もアコニチン中毒でした。という事は同じ犯人かな?それなら警察で事情を聞かれていた手塚志穂のアリバイは完璧です。しかし次に疑われたのは義姉の手塚貴子でした。大庭と一緒に車に乗っていたグリーンの服を着た女性が目撃されていたので警察は手塚貴子に事情を聞いていたのです。しかし手塚貴子は容疑を否認します。そこで高林先生は手塚貴子が事件当日に観光をしていた伊勢神宮などで手塚貴子を目撃していた人を探します。ホテルの従業員は白いスーツを着た女性を目撃していました。でも顔は見ていません。そして白いスーツを着ていた女性が会っていたのは社長だった。どういう事?手塚貴子は釈放されます。手塚貴子は大庭社長の愛人でした。だから大庭が経営していたバーのママになれたのです。高林先生は入院中の手塚の病状を医師から聞きます。手塚は腎臓を患っていた。高林先生は腎臓を患っていて保険に入れるのだろうか?と疑問に思います。保険会社に事情を聞くと保険会社は手塚の件は保険金詐欺ではないか?と疑っていたのです。会社が保険をかけたのは半年前。そして手塚が外壁の仕事をしたのは初めてでした。ますます怪しい。でも結局、保険金は支払われた。しかも大庭の会社は手抜き工事で訴えられて敗訴していた。倒産すると言われていた。でもなぜか持ち直していた。保険会社に事情を聞きに行く高林先生。手塚の健康診断をして異常がなかったので保険に入ってもらったという社員。腎臓を患っていたのに、どうして何の異常もなかったのか?高林先生が手塚の写真を社員に見せると動揺します。健康診断の時は社長も一緒にやって来たらしい。。もしかして誰かと入れ替わって健康診断を受けたの?大庭の保険金詐欺の事を手塚貴子に聞くと彼女は大庭を庇います。なぜ?社長夫人は大庭と手塚貴子の関係を知っていました。でも手塚貴子が金ヅルの大庭を殺すはずがないと言う慎平さん。しかし手塚貴子って何を考えているんだろうなー大庭夫人曰く手塚貴子は夫の事は愛していなかったと言う。じゃ彼女はどうして大庭を庇うのか?そしてバーのママになったのか?バーのバーテンダーの話によると笠原が酔っ払った時に手塚貴子に何かを話していた。その時の手塚貴子は能面のように怖い顔だった。慎平さんは、その時に手塚貴子は全てを知ったんじゃないか?と考えます。やっぱり手塚貴子が犯人?しかも夫が事故が起きた時期に手塚貴子は妊娠していた。そして夫の死で流産したのだ。やはり一番怪しいのは手塚貴子ですね高林先生は手塚貴子の事件当日の行動を聞きます。慎平さんは手塚貴子のアリバイを見事に崩します。実はホテルに大庭をたずねた白いスーツの女は手塚貴子ではありませんでした。手塚貴子に頼まれてホテルに行ったのはバーのママ田口淑子でした。田口は大庭の愛人でした。しかし大庭は手塚貴子に気がありました。田口と別れて手塚貴子をバーのママにしようとしていたのです。田口はまだ大庭から別れ話をされていないと激怒します。そこで手塚は二人で話し合って欲しいと田口にホテルに行くようにすすめます。もちろん白いスーツを着ていくようにすすめたのも手塚貴子です。高林先生は手塚貴子に自首するようにすすめますが手塚は否認します。そこでまた慎平さんは手塚貴子のアリバイ崩しをします。実は手塚貴子はフェリーとレンタカーを使って移動していたのです。笠原と大庭を殺害したのは、やはり手塚貴子でした。手塚志穂から電話がかかってきます。義姉が兄を殺そうとした。そして翌日、遺書を残して消えたと言うのです。高林先生は手塚貴子の行き先に気付きます。それは夫との思い出の場所である賢島です。手塚の夫を工事現場から突き落としたのは笠原でした。もちろん保険金狙いです。笠原に真実を聞く手塚貴子。笠原には借金がありました。保険金で笠原は借金を返済します。手塚貴子は彼を殺害する事に悩みます。殺したとしても夫は帰ってこない。でもバーで大庭と笠原が笑っている姿を見て、どうしても許せなかった。だから二人を殺したのだ。手塚貴子は全てを認めます。そして毒薬を飲んで自殺しようとしますが慎平さんが止めます。私が生きている意味はないと言う手塚貴子。あなたの生きる意味はある。裁判で真実を明らかにし罪を償う事。それが、あなたの生きる意味だ。ご主人は頑張って生きようとしている。そうやって高林先生は手塚貴子を説得します。これで終わりか、、藤田まことさんゲスト出演してました。はぐれ刑事純情派つながりかしら?橋爪さんと真野さんのコンビなかなか良かったのになー初期の頃の作品を再放送して欲しい!!
2017.10.11
監察医の亜季子は大学時代の恩師・岡崎の息子・昇と再会した。昇は優秀な医者に成長していたが、岡崎は7年前の交通事故以来植物状態で、懇意だった子料理店の女将・ふさ子に世話される毎日と知る。 寺の墓地から白骨化した死体が発見された。監察医の亜季子(浜木綿子)の検死で死体は男性、絞殺され下の歯にすき間があるのが特徴で、死後20年以上経過していると判明。岡崎昇 - 岸田敏志道場れい子(看護婦) - 一色彩子白石美奈子(看護婦) - 鮎ゆうき矢沢吉平 - 深江章喜野口ふさ子(小料理店「志ら井」女将) - 八木昌子うなぎ屋の主人 - 藤田まことドラマ冒頭に藤田まことさんが登場します。ゲスト出演?室生先生は病院に患者が来ない事で悩んでいた。患者から事情を聞くと駅の近くに新しい病院が出来たようです。そこで看護婦の立花さんが新しい病院の視察に行く。すると病院の先生がイケメンで、とても感じの良い先生だったのだ。しかも岡崎昇という医師は室生先生の恩師の息子でした。今度は室生先生が岡崎昇に会いに行く。二人は再会を喜ぶ。病院では看護士同士で岡崎昇を巡ってもめていた。その頃、警察から監察の依頼がくる。寺の墓地から白骨化した死体が発見される。住職によると白骨化した死体が発見された場所は一度も墓として使った事はなかった。室生先生は自宅に岡崎を招く。実は岡崎の父親は交通事故で植物人間状態になっていたのだ。岡崎は墓地で発見された死体の事を気にしていました。住職によると住職の父親が岡崎まことという人物に死体が発見された場所を貸していたという。岡崎まことって岡崎の父親のこと?室生先生が白骨化死体を調べると死体は男性で死後20年以上経っていた。控訴出来ないのに捜査するのか?と責められる浜田さん。怒った浜田さんは、まだ死後20年と決まっていないと言ってしまう。その事が新聞に書かれてしまい看護婦の立花さんが怒り出す。急いで謝りにきた浜田さん。最初は怒っていたが浜田さんの事を簡単に許す室生先生。浜田さんは室生先生に岡崎の父親が昭和45年から46年まで死体が発見された土地を借りていたという情報を教えます。ここで室生先生は恩師である岡崎の父親に疑問を感じます。どうして息子を借りていた土地に連れて行かなかったのか?室生先生は恩師の見舞いに行きたいと岡崎に頼みますが拒否されます。岡崎の病院で働く看護婦の道場れい子は20年前の事件について何か知ってるみたいです。その事で岡崎を脅迫する道場。それを盗み聞きする、もう一人の看護婦白石。酔っ払った岡崎を連れて看護婦の白石がやって来る。岡崎は父親の見舞いに行ってくれと室生先生に頼みます。その頃、警察は地道に身元不明の遺体の素性を調べていた。手がかりが少ないので大変だろうなー浜田さんの部下たちは時効なのに調べるんですか?と不満たらたら。恩師の岡崎のお見舞いに行く室生先生。岡崎には世話をしてくれる女性 野口ふさ子がいました。彼女は小料理屋を営む女性で岡崎とは30年以上の仲だった。死体の身元はなかなか判明しなかった。浜田さんは岡崎に会いに行きます。岡崎に事情を聞く浜田さん。看護師の道場は岡崎に大事な話があると言います。20年前の事件には大学紛争が関わっているらしい。一人ぐらい行方不明になっても誰も気付かない。そんな時代だった。死体の身元が判明しないと事件が進展しないな。。数週間後やっと被害者の身元が判明する。刑事の地道な捜査により被害者の兄が見つかったのだ。被害者は警察官で矢沢よしおという名前でした。当時、大学の警備をしていた。室生先生は被害者の復顔をして身元が確定しました。被害者の矢沢は養子に入っていたが1年で離婚した。矢沢は酒乱で妻に暴力をふるっていたのです。それが離婚の原因でしたが矢沢は妻と復縁しようとしていた。矢沢の兄は弟の別れた妻が犯人だと断定する。その矢沢の別れた妻が岡崎の世話をしている野口ふさ子だった。浜田さんは野口ふさ子に事情を聞くと墓場まで付いてこられても絶対に絶対に話さないという。犯人が分かっても控訴はできません。心配した野口が室生先生に電話をかけてきます。岡崎の息子に迷惑はかからないか?控訴できないのだから迷惑が掛かる事はないと言う室生先生。その頃、病院では岡崎と看護婦白石の結婚を道場が阻止しようとします。道場は何を知ってるの?そして20年前に一体何があったのか?岡崎は道場が20年前の事を知ってるんじゃないか?と野口に聞きます。野口はそんな事は絶対ないと言い切ります。岡崎の部屋に勝手に入る道場。道場は岡崎は白石とは結婚できないし大学の講師にもなれないと言います。どうやら道場は20年前に岡崎が死体遺棄をした現場を見たらしい。その事を黙っているから自分と結婚して欲しいと道場は泣いて頼みます。岡崎は室生先生を訪ねます。そして20年前の事を告白します。どうやら岡崎は本当に死体遺棄を手伝ったようだ。岡崎は道場から脅迫されている事も告白します。何かあったら自分に話して欲しいと岡崎に言う室生先生。一ヵ月後、また死体が発見される。何と死体の身元は道場でした!えー岡崎が殺したの?警察に呼び出される岡崎。警察は道場がなぜ病院を辞めたのかと問います。岡崎を疑う浜田さんたち。岡崎は道場を車に乗せた事は認めます。道場は岡崎と結婚できない事に落胆していました。車を降りた道場を追いかける岡崎。道場は山から落ちます。でも自力で元の場所に戻ってきます。自分は殺していないと主張します。室生先生は岡崎と電話で話します。そして岡崎にある事を確認します。野口は道場の事を知っているのか?岡崎は知っていると答えた。野口が犯人なの?道場の事を知っていたのは室生先生と野口だけでした。そして岡崎の事を心配して道場の事をどうにかしようとするのは野口だけ。野口は自分の犯行を認めます。事件当日、山に登るという道場の後をつけます。自分の姿は岡崎には見られていない。岡崎が帰った後に道場に会い殺害したのだ。野口は自分を責めます。道場がああなったのも私のせいだと言います。野口は起訴され岡崎は離島の病院に赴任しました。そのお陰か室生先生の病院の患者の数が増えたのです。ドラマの最後にも藤田まことさんが再登場!これで事件は無事に解決です。犯人は岡崎かな?と思ったけど野口ふさ子だったのか。。室生先生はどうして矢沢と結婚したのか?それが連続殺人事件の最大の原因だった。母親が矢沢の事を気に入っていた。昔は親の言う通りに結婚することが多かった。仕方ない事なのかな?
2017.08.26
複数の事件が絡み合う真犯人の目的とは!?西田直子が殺人未遂の容疑をかけられている一人娘の由里子を探してほしいと鮎子の事務所を訪れる。由里子に容疑が掛けられているのは、武蔵小金井のマンションで、CDショップ店長の本橋昌弘が腹を刺された事件。現場に由里子の学生証が落ちていたことから捜査の目が向けられていた。そんな中、鮎子は友人の部屋にいた由里子を発見。由里子はアリバイを主張するが、被害者である本橋の交友関係を調べるうち、ある過去の事件が発覚し・・・。藤木隆次(ホスト) - 渋谷哲平本橋昌弘(CDショップ経営・元ホスト) - 竹本孝之西田由里子(直子の娘・女子大生) - 小沢真珠アキラ(ホスト) - 石橋敦木村(ホストクラブ店長) - 阿部裕上山警察署刑事課長 - 金子之男熱川管理人 - 岡部征純予告ナレーター・主婦 - 平榮子信彦 - 番哲也池永真弓(由里子の親友) - 小松裕奈平田貞夫 - 助川汎平田勝子(平田の妻) - 呉恵美子旅館女将 - 大和なでしこ川村マンション管理人 - 草野裕堀江(小金井西警察署部長刑事) - 浜田晃西田直子(旅館の元女将) - 酒井和歌子大学生の西田由里子が本橋をナイフで刺します。西田由里子は逃走する。母親である西田直子が高林先生をたずねてくる。娘が本橋を刺した疑いで警察に追われている。その娘である西田由里子を探して欲しいと言う。西田直子は娘が人を刺すはずがないと言います。高林先生は西田直子が娘の事をあまり知らない事を不思議に思う。警察に事情を聞くと事件現場に西田由里子の学生証が落ちていたという。そして被害者の本橋は西田由里子の事を知らないという。さらに本橋は自分を刺した人間が男か女かも分からないと言うのです。犯人の後姿を目撃したという管理人は西田由里子と本橋がもめている所を見た事がありました。本橋は今のマンションに引越してきて3ヶ月。その前は横浜にいたらしい。本橋に事情を聞くと西田由里子の事を知らないと言います。しかし管理人は本橋と西田由里子は知り合い同士だと証言しています。本橋は管理人の勘違いだと主張します。本橋は被害者なのに、なぜ犯人を庇おうとするのか?CDショップを経営している本橋の店をたずねると店員が事件当日、本橋が人がたずねてくるから2時間ほど遅れると連絡が来たと言うのだ。高林先生は西田由里子の友達をたずねます。西田由里子は友達の家に隠れていました。西田由里子は本橋の事は知らない。犯行も否認します。事件当日は母と一緒にいたと言うのです。母親は何も言ってなかったのに。。西田直子に事情を聞くと自分は出かけていたが娘は家に来ていたと主張します。警察は西田由里子の逮捕状を請求します。しかしアリバイは完璧で西田由里子に犯行を行う事は無理なのです。そこで本橋が以前住んでいた家の周辺を調べると本橋の家の近所に住む女性が本橋はサラ金に金を借りていたと言うのです。そして本橋はホストクラブで働いていた。どうやってCDショップを出す金が出来たのか?高林先生は本橋が以前働いていたホストクラブに向かう。本橋と一緒に働いていたホストの情報ではホストクラブで一緒に働いていた藤木という男と本橋がもめていたらしい。本橋ともめた理由は金払いの良い客を取り合ったのだ。そして、その客と言うのが西田由里子の母直子だった。藤木に事情を聞くと本橋が刺された事を喜んでいた。客を本橋に取られた事を相当恨んでいるらしい。西田直子をたずねて藤木がやって来ます。藤木は娘を釈放させてやると言います。しかし西田直子は拒否します。西田直子に藤木、本橋はどういう関係なの?高林先生は熱川に向かいます。熱川は西田直子が経営していた旅館がありました。西田直子の夫は外に女を作っていた。そして芸者に刺されて亡くなっていました。夫を亡くした西田直子は旅館を閉めました。西田直子が経営していた旅館で働いていた夫婦に事情を聞く高林先生。その夫婦は本橋の事を知っていた。どうやら西田由里子は本橋と母親との関係を知っていたのだ。西田由里子は本橋を調べて母親が騙されていると思っていた。西田由里子は本橋に母親と別れてくれと頼みに行ったのか?今度は本橋に事情を聞く高林先生。本橋は何も言いません。どうやらCDショップのお金は西田直子が出したようだ。西田由里子が釈放されます。西田由里子は高林先生に犯行を否認する。退院した本橋とホテルで会う西田直子。西田由里子は直子を連れて帰ろうとしますが直子は拒否。娘を冷たく追い払います。うーん。。この母親は何を考えているんだろう?その後、上山温泉で西田由里子の遺体が発見される。えー意外な展開!西田由里子は自殺でした。上山温泉は由里子の叔父が経営していました。続いて本橋がナイフに刺されて殺害されます。本橋は110番通報をしていた。藤木は警察に連行されます。高林先生は本橋の事件を調べたいと言います。本橋と西田由里子の死に方が酷似していた。本橋の事件を調べれば西田由里子の事も分かるかもしれない。本橋を刺したナイフには西田由里子、藤木の指紋がついていた。もう一人の指紋ついていたが、それが誰かは分からない。高林先生は藤木の弁護を引き受ける。どうしてナイフに藤木の指紋がついていたのか?それは飲食店から出た藤木を呼び止めナイフを店に忘れていたと藤木に渡します。しかしナイフは藤木のものではありません、その時にナイフに藤木の指紋がつきました。藤木にナイフを渡した女性は西田由里子です。西田由里子は藤木を犯人に仕立てようとしたの?高林先生は慎平さんに藤木のアリバイを調べさせる。すると藤木が煙草を買う姿を目撃されていた。これで藤木のアリバイが成立。西田由里子は本橋を殺害しようとしていた。西田直子は、その意思を引継ぎ本橋を殺害したのだ。本橋にぞっこんだったのに、どうして気が変わったのか?それは西田由里子が亡くなった時に西田直子は母親に戻ったからだと高林先生は言います。今度は西田直子のアリバイを崩そうとする高林先生と慎平さん。しかしどうやってもアリバイは崩せません。慎平さんは犯人が武蔵野線を利用して新幹線に乗ったことに気付きます。今度は逆に稲取から武蔵小金井のルートが分からない。西田直子は娘の由里子と同じルートをたどったはずだ。。港に向かうと慎平さんは伊豆大島に空港がある事に気付きます。しかし犯人は飛行機には乗りませんでした。船に乗って臨時便に乗ったのです。これで犯人のアリバイは崩れました。西田直子に事情を聞く高林先生。西田直子は娘がそこまで思いつめているとは思わなかったと後悔していた。西田直子は本橋といると全てを忘れる事が出来た。夫の死と壊れてしまった私の人生。しかしそれは西田由里子の責任ではないと慎平さんは言います。西田直子は娘の友達から西田由里子の計画に関する荷物を渡されます。そこには藤木の指紋がついたナイフや西田由里子が立てた計画がノートに書かれていました。そのノートを見て本橋を殺害する決心をしたのだ。西田直子は死のうとしますが高林先生たちが止めます。生きていて下さい。生きて由里子さんの気持ちを考え続けて下さいと言います。西田直子は自首します。これで事件は無事に解決しました。親子関係って難しい。西田直子と西田由里子の親子関係って私には理解できないわーでも慎平さんが必死でアリバイを崩そうとするシーンは面白かったです。火曜サスペンス劇場で放送していたサスペンスドラマを、もっと再放送して欲しいです!
2017.08.23
岡山の小京都・津山で日本刀の取材をしていた尚子(片平なぎさ)と克也(船越英一郎)が、訪ねた刀工の家で殺人事件に遭遇した。 殺されたのは天才・鬼才の名をほしいままにした刀工・喜多見史郎(加納竜)の内縁の妻・加島安代(秦由香里)。現場には『雨月物語』の本があり、死体は数本の長い黒髪を握り締めている。 喜多見は岡山一といわれる刀工・杉田源一郎(大木実)の一番弟子。以前の評判とは裏腹に、最近の喜多見の作品は荒れ、ここ1年は刀を打っていない。金に困った安代は、二番弟子で、杉田宅に住み込む相田啓介(羽場裕一)に跡目の権利を買って欲しい、と持ちかけたこともあったらしい。 相田の話を聞くため、尚子らは岡山のもう1つの小京都・高粱にある杉田宅を訪問。そこで思わぬ事実を知った。杉田には百合子(木村理恵)という一人娘がおり、喜多見と結婚したのだが、昨年、短刀で自殺。死後、そのお腹に子供がいたことが分ったのだ。尚子は、子供を身籠った女が自殺するはずがないと百合子の死に首をかしげた。 警察は、安代と仲が悪かった喜多見を一番の容疑者と考える。だが、尚子は、百合子の"自殺"に事件解決への鍵が隠されているとにらんだ。 関係者の話によると、杉田は百合子と結婚した喜多見を、より厳しく指導した。だが、それが天才肌の喜多見には逆に負担になり、その作品から輝きが消失。間に立った百合子はかなりの苦労をしたらしい。そんな百合子の気持ちも知らず、喜多見は安代と付き合うようになった、という。 そんな中、『雨月物語』の中に今回の事件と同じ状況の短編がある、と判明。小説に当てはめると、百合子の幽霊が、次に喜多見を殺すことになっていると分った。尚子は、安代の握っていた髪の毛が百合子のものと推理。この髪を入手できる杉田、喜多見、相田の中に真犯人がいるとにらんだ。 まもなく、アリバイが証明されたばかりの喜多見が殺され、小説の通りになってしまった。友人の話などから、百合子の死が自殺ではないと確信した尚子は、喜多見と安代が、百合子を殺して自殺に見せかけたと察知。警察は、事件後、現場から逃げた相田を緊急手配した。 だが、杉田が喜多見の行動を見張っていたと知った尚子は、杉田こそ真犯人だとにらんで─。 相田啓介(刀工・杉田の弟子) - 羽場裕一夏木(津山警察署 刑事) - 村野武範高橋真理(宗純の娘) - 緒沢凛喜多見百合子(喜多見の前妻・杉田の娘・故人) - 木村理恵加島安代(喜多見の内縁の妻) - 秦由香里高橋宗純(骨董店々主) - 江藤漢野辺朝子(百合子の知合い) - 元井須美子青木(鯉喰亭主人) - 桂小金治喜多見史郎(刀工・杉田の弟子) - 加納竜杉田源一郎(刀工) - 大木実懐かしの小京都ミステリーシリーズです。片平なぎささんも船越英一郎さんも若い!!今回の舞台は岡山の小京都、津山。尚子が取材しようとしていたのは刀工 喜多見。尚子が喜多見の家に行くと女性の死体を発見する。殺害されたのは喜多見の内縁の妻 加島安代。尚子たちは取材時間を一時間遅らせてくれと頼まれました。近所の人は喜多見と加島安代のケンカを目撃していました。喜多見は安代とケンカしてパチンコへ行っていたらしい。喜多見の家には杉田のもう一人の弟子である相田がやって来る。克也と尚子は警察に事情を聞かれる。被害者が握っていた髪の毛は女性の髪です。尚子の髪の毛と照合したいと頼まれる。どうやら二人は疑われているようですねー警察は当然、相田にも事情を聞きます。殺害された安代の事を調べ始める尚子と克也。安代は両親を早くに亡くし苦労していた。相田によると師匠の杉田は娘を亡くしていた。それからあまり刀を作らなくなったようだ。どうやら杉田の娘は自殺だった。しかもお腹の中に赤ん坊がいたのです。尚子たちは相田の知り合いである骨董屋の娘真理と出会います。真理は相田が好きでした。しかし相田は杉田の娘 百合子が好きだったのです。相田と喜多見と百合子。三角関係のもつれ?尚子は真理に事情を聞きに行きます。真理は相田の為なら何でも出来ると言うのです。安代の事を聞くと跡目の事で相田に嫌がらせをしていたようだ。百合子と結婚した喜多見。それから喜多見に厳しく接する杉田。杉田を疎ましく感じるようになった喜多見。百合子も父親を超えて欲しいと思いますが喜多見は百合子に辛く当たるようになる。そして外に女を作ったのだ。そこから喜多見は堕落していく。尚子は、なぜ百合子が自殺したのか疑問に思う。新聞によると別れ話に錯乱して自分の胸を自分で刺したようだ。それに自分のお腹に子どもがいるのに自殺するはずがないと言います。尚子は安代を殺害したのは喜多見ではないか?と推測します。百合子が死に刀を作れなくなった喜多見。それを安代に毎日責められている。耐えられなくなって殺害したのだ。警察に呼び出される尚子たち。雨月物語の本を見せられ、この本を知らないか?と聞かれます。どうやら殺された安代の近くにあったようだ。尚子は安代が握っていた髪の毛は誰のものですか?と聞きます。何と!あの髪の毛は亡くなった百合子の髪の毛だった。えー!!なんで?雨月物語の中身を確認する。その本には吉備津の釜の話があったのだ!どんな話かと言うと、ある夫婦が結婚する時、吉備津の釜が鳴らなかった。すぐに夫婦は上手くいかなくなり夫は遊女と良い仲になる。その後、夫と遊女は妻に殺される!実は百合子と喜多見が結婚するとき吉備津の釜は鳴らなかった。そこで一年前、百合子を殺害したのは喜多見ではないか?と推測する。そして何かのきっかけで、その事を知った相田が復讐したのではないか?その頃、喜多見は一年前の事を思い出していた。尚子の言う通り百合子を殺害したのは喜多見でした。百合子と別れて家を出ようとする喜多見。そんな喜多見に短刀を見せる百合子。こんな半端な短刀を残して杉田の家を出るな!もう一度、作り直して欲しいと頼む百合子。しかし激怒した喜多見は短刀で百合子を刺してしまう。現場を見ていた安代は短刀の指紋を拭き取って証拠を消す。喜多見が悪いんじゃない。悪いのは百合子だと。。克也は喜多見が殺害時刻にいたというパチンコ屋に行く。パチンコ屋の店員は喜多見が、その時刻にパチンコ屋にいたと証言する。その頃、喜多見の家には短刀を持った男がやって来る。誰?誰が喜多見を殺しにきたの?百合子が眠っているお墓におまいりに行く尚子。そのお寺には雨月物語が置いていた。住職の妻によると亡くなる一週間前に百合子は母親のお墓の前にいたのだ。百合子は母親のお墓に誓っていた。子供をちゃんと育てると。。だから住職の妻は百合子が自殺したとは思えないと言う。そして百合子の墓には花が供えられていた。3日前の夕方に供えられたらしい。誰が?真理からの電話で喜多見が殺害された事を知る尚子。犯人は相田だと言う。近所の人が相田が喜多見の家から逃げたらしい。克也はパチンコ屋で喜多見が店に来た途端に帰った老人がいた。それは百合子の父親の杉田でした。杉田は喜多見の行動を把握していたのです。喜多見がパチンコ店に入った事を確認し安代を殺害したのだ。もちろん喜多見を殺害したのも杉田です。喜多見の家に入ってきた杉田を刀で襲う喜多見。しかし喜多見の刀は折れ、短刀で喜多見を刺殺する。杉田は全部、自分が悪いと言います。喜多見は本当は杉田を殺したかった。百合子が杉田に見えて殺害してしまったと言う。そんな風に喜多見を追い込んだのは杉田でした。娘の復讐をしたのね、、そりゃ娘を殺した喜多見なんて許せないよなー自殺しようとする杉田を止める尚子。百合子は必死で生きようとしていた。これ以上、百合子を悲しませないでと杉田に頼む尚子。杉田は警察に自首します。これで事件は無事に解決!真理と相田も上手くいきそうです。良かった良かった!尚子さんと克也君のコンビがまた見れて嬉しいです。他の作品も見たいなー
2017.08.14
自殺に見せかけた殺人事件の綿密に仕組まれたトリックとは!?京都保津峡の崖から中央商事の営業マン・久野真治が転落死した。現場に女の靴跡があったことから、警察は、他殺の可能性も視野にいれて捜査を開始。そして数日後、鮎子のもとに真治の妻、久野礼子がやってくる。礼子は「夫の死は自殺なんかではない。」と主張。鮎子は本来の仕事ではないと思いながらも、スポーツクラブの知り合いだったことから調査を開始するが・・・。森村信代(真治の元同棲相手) - 若林しほ久野礼子(久野の妻) - 河合美智子久野真治(礼子の夫・9年前は美大を目ざす予備校生) - 江原修アパート管理人 - 石井トミコ高校の教頭 - 堀部隆一西山(嵯峨警察署の刑事) - 千原靖史武田祐司 - 蔵本隆史平田正隆(平田真弓の夫) - 小林功石井哲也 - 田原正治岡本(アパート管理人) - 波多野博古屋(嵯峨警察署部長刑事) - 佐藤仁哉喫茶店のママ - 市田ひろみ武田祐司 - 桂木宣野沢友子(信代の同級生) - 光浦靖子京都保津峡の崖から久野という男性が転落死した。自殺か?と疑う警察。事故現場には女性の靴跡も発見される。高林先生の元に亡くなった久野の妻がやってくる。高林先生と久野の妻はスポーツジムで一緒だったのだ。久野の妻礼子は夫が本当に自殺なのか調査する事になる。久野の妻に久野は友人のお見舞いに行くと京都に行ったのである。しかし友人はピンピンしていた。なぜ久野は妻に嘘をついたのか?その友人によると久野は画家になりたくて京都に住んだことがあったのである。久野がなぜ画家になるのを辞めたのか?その理由を警察は知っているようですが高林先生には教えてくれません。久野が住んでたアパートに行くと大家さんが久野は若い女性と一緒に住んでいたと言う。そして二人は心中未遂を起こしたのです。二人の事をよく知っている喫茶店のママに事情を聞く高林先生。喫茶店のママによると久野の同棲相手は森村信代。そして森村信代は亡くなったと久野は言っていた。喫茶店のママはいいます。高林先生は、ある事に気付きます。久野の事故現場と二人が心中未遂を起こした橋は、とても近かった。高林先生は久野の事故が他殺だと思っている。久野の妻が警察に呼ばれます。高林先生は警察に事情を聞きます。二人はお互いに保険金をかけています。そして久野の妻は久野が泊まったホテルで目撃されています。二人は言い争いをしていた。久野の妻は久野に女がいると思ったのだ。だから久野の後を尾行していた。久野の妻は友人のまゆみに夫の事を相談していた。まゆみは久野を尾行した事は警察に言わない方がいいとアドバイスされていた。その後、久野の妻は釈放されます。高林先生は、なぜ久野に女がいると思ったのか?と問います。久野の妻が実家に帰った時に女を自宅にいれたと言うのです。寝室に誰かのイヤリングが落ちていた。久野は知らないと言い張ったらしい。怪しいな!一体、久野の愛人は誰だろう?高林先生は久野について調べる為に、また京都に行きます。久野が昔、心中未遂事件を起こした場所で久野と森村信代をよく見かけていた男性と出会う。その男性によると橋の上で二人は、よく絵を書いていたと言う。ある日、車でやって来た男達が森村信代を無理矢理車に連れ込み森の中でレイプしたのだ。だから二人は別れたのか!!そして、その後心中未遂事件を起こしたの??森村信代について調べる為に長崎に行く慎平さん。慎平さんは森村信代の同級生に会います。すると死んだと思われていた森村信代が生きていると言うのです。京都に行き一年足らずで長崎に戻って来た森村信代。それから東京に行ったようです。森村信代は公園で似顔絵を書いて生計を立てていたようだ。森村信代の事を知っていた画家が森村信代の似顔絵を描いてくれた。すると森村信代は久野の妻と仲の良い平田まゆみだったのだ。しかし本当の平田まゆみという女性は亡くなっていた。森村信代は亡くなった平田まゆみの子どものベビーシッターをしているのでした。久野の妻が勝手に勘違いしたのだと森村信代は言います。なぜ久野の昔の同棲相手が、どうして久野の妻に近づいたのか?高林先生は森村信代が久野を愛しているから殺したんじゃないか?と推測する。久野が死んだ日、森村信代は法事で長崎に帰っていた。森村信代の事を電車の車掌は覚えていた。コンタクトを落として一緒に探したのだ。森村信代のアリバイは完璧だった。しかし慎平さんは必死でアリバイを崩そうとします。慎平さんの必死の努力で森村信代のアリバイは崩れる。久野が亡くなった現場に行くと森村信代がいました。森村信代が公園で似顔絵を書いている時に久野を偶然見かける。久野には妊娠している妻がいた。久野がどんな生活をしているか気になって久野の妻に近づいた。いたずら電話や寝室にイヤリングを落としたのも森村信代だった。久野の妻の幸せそうな顔を見ていると、どうしても意地悪したくなったのだ。久野と再会してしまう森村信代。久野は会社の客の金を使って3000万円の損を出していた。森村信代に助けを求める久野。礼子を殺して保険金で穴埋めしようと言う久野。しかしどうしても出来なかった。久野の息子の成長を見守りたかった森村信代。自分が生むはずだった久野の息子。その息子さえ平気で礼子と一緒に殺そうと言う久野。京都に行けば気が変わるかもしれないと思った森村信代。森村信代は久野と京都に行きますが久野の考えは変わりません。森村信代は久野を崖から突き落とします。久野って最低な男だったのね!こんな男をずっと好きだったなんてねー森村信代は久野と別れた時、彼の子を妊娠していた。でも子供は駄目になったのだ。だから久野の息子だけはどうしても助けたかったのか!これで事件は無事に解決しました。出演者の中で疑わしい人物が少ししか登場しなかったので犯人はすぐに分かりました。でも真野あずささんと橋爪さんのコンビが面白いわ!また再放送してくれますように!!
2017.08.12
高林 鮎子 (眞野あずさ) 竹森 慎平 (橋爪 功) 草鹿達之介 (丹波 哲郎) 水田 康代 (丘 みつ子) 北原美千子 (愛華 みれ) 尾久 重男 (中西 良太) 水田 里子 (加藤 治子) 再放送で見ました。弁護士の高林鮎子(眞野あずさ)が9歳の小学生・北原翔太(富岡涼)の依頼で、広島・宮島で発生した変死事件の捜査を始める。この事件は、翔太の父親で歯科医の北原和彦(岡崎宏)が付近の崖から転落して溺死したというもの。崖の上に争った跡と、女の足跡があったことから、警察は一緒に旅行をしていた北原の妻・美千子(愛華みれ)から事情を聴いたのだが、調査を進めた鮎子は・・・崖の上にあった女性の靴の跡のサイズは24センチ。第一容疑者として妻の美千子が疑われます。しかし鮎子は警察が翔太の出生の秘密をちらつかせた事から慎平に北原家について調べてもうらう事にします。そこで意外な事実が判明。実は翔太は養子でした。美千子は子供を産めなかったのです。産婦人科の医師の紹介で養子をもらう事になったのです。それが翔太でした。翔太の実母の名前は水田 康代。彼女の過去を調べると詐欺などで実刑をくらった事もあり出所したばかりでした。水田康代は何と翔太の家の近くにアパートを借りて住んでいたのです。さらに北原一家の旅行先に康代も偶然、居合わせたのです。康代と一緒に旅行していたのが尾久という男でした。しかし康代は温泉に入っていたとアリバイを主張します。康代は翔太が可愛くて可愛くて仕方ないみたいです。殺害された北原が翔太を虐待していた事が許せませんでした。康代自身も母親の再婚相手に虐待されていたのです。17歳で家出し東京に出てきたのでした。そこで翔太の父親と出会い翔太を妊娠しますが翔太の父親はバイク事故で死亡。それが理由で結局、翔太を手放す事になるのでした。その後、北海道で今度は美千子が崖から突き落とされます。何とか命は助かりますが重症です。事故現場には女性の足跡が残っていました。康代が一番怪しいです。しかし康代は徳島に帰省していたというのです。康代の母も康代は地元の友達と会っていたはずだと証言します。その康代の友達に会いに行きアリバイは成立。康代は、ちゃんと写真まで撮っていたのです。私は康代の母か尾久が怪しいなーと睨んでいたのです。実は翔太の実父の家族が翔太に5000万になる土地を遺産として残していたのです。それを尾久が狙っているようでした。康代が、翔太の養子縁組の解消を求める“養子離縁申立書”を家裁に提出していた事が分かったのですが、それも尾久が勝手に提出していたのです。でも、その狙いはハズレてました。犯人は水田康代でした。慎平さんの得意の時刻表でも水田康代のアリバイを崩す事は出来ませんでした。さすがに徳島から北海道までなんて無理でしょ!と私も思ったのですが鮎子と慎平さんは徳島駅で高速バス乗り場を見つけて驚きます。そうです。水田康代は高速バスを利用したのでした。高速バスで徳島から名古屋まで行き、そこから北海道に行くと犯行時間に間に合うのでした。でも、それでもハードな旅よねー水田康代は翔太を取り戻したかったとしても絶対にやっては、いけない事をしましたねーたとえ不幸な生い立ちだったとしても、こんな事をして翔太は喜ぶと思ったのかしら?翔太がもし実母の事を知ったら、どれだけ傷つくか考えた事があるのかしら?それに育ての親だとしても美千子も夫の翔太への仕打ちは止めるべきでした。何だか、やるせない事件ですねーそんな暗い事件の中でも慎平さんと鮎子のコンビが面白かったです。丹波さんの出番が少なかったのが残念でしたが、だいぶん痩せられてたのでご病気だったのかな?次の34が、この弁護士・高林鮎子の最終話です。確かHDDの中に録画してるはずなんだけどなー
2013.04.04
全32件 (32件中 1-32件目)
1