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2015年07月08日
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カテゴリ: 洋画(12~)
6月に観た映画の二回目。今回も四作品紹介。



「海街diary」

是枝監督、美しいものをまだ美しい映画として見せてくれて、嬉しいです。

広瀬すずの「すず」が奇跡のように良かった。

仏壇があって当たり前のように毎朝お供えをして手を合わせる。ご先祖さまに一度もあったことのないすずも、姉たちの話を聞きながら、家族の繋がり、姉妹の絆を確かめあう。

原作のエッセンスを少しも薄めることなく、付け足すこともなかった。いや現実に素晴らしい鎌倉の四季と、美しい四姉妹を眺めていることの出来る二時間を過ごせたのだから、「付けたし」としては、これ以上ない至福の時間でした。

「歩いても、歩いても」で樹木希林の発したような毒はなかったが、人間生きていくのに、毒は必ずしも必要ない。

それにしても、原作同様「新井さん」が登場して、なおかつ顔出しがなかったのは驚いた。

(あらすじ)
まぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の訃報。十五年前、父は女と出て行き、その後、母も再婚して家を去った。三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には、彼女たちだけが残った。両親へのわだかまりを抱えた、しっかり者の長女の幸と、そんな姉と何かとぶつかる次女の佳乃、マイぺースな三女の千佳。三人は父の葬儀で、腹違いの妹すずと出会う。頼るべき母も既に亡くし、それでも気丈に振る舞う、まだ中学生のすず。そんな彼女の涙を見て、幸は、別れ際に「いっしょに暮さない?」と誘う。そして、秋風とともに、すずが鎌倉へやって来る。四人で始める新しい生活。それぞれの複雑な想いが浮かび上がる――。


出演 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
in movix倉敷
2015年6月18日
★★★★☆

「ライアンの娘」(新・午前10時からの映画祭)
前半はほとんど昼メロ。ところが、後半になって一挙に罪と罰の世界に突入する。

1910年代のアイルランドの風俗が素晴らしく、後半の嵐の場面はいったいどうやって撮影したのか?死人や怪我人は出なかったのか?不思議でならない。

あまりにも大人な中年教師の夫や、神父さまと、悩み悩み生きる娘や少佐の話が、こんなにも壮大な話になるのは、やはりデイヴィッド・リーンならでは。

(解説)
反英世相高まるアイルランドの寒村を舞台に、不倫の恋に燃える人妻の業を描く。製作はアンソニー・ハヴェロック・アラン、監督は「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」のデイヴィッド・リーンで、他のオリジナル脚本のロバート・ボルトや撮影のフレデリック・A・ヤング、音楽のモーリス・ジャール、編集のノーマン・サベージ等は両作品の時と同じスタッフである。出演は「秘密の儀式」のロバート・ミッチャム、「遥かなる戦場」のトレヴァー・ハワード、「召使」のサラ・マイルズ、「さよならを言わないで」のクリストファー・ジョーンズ、「ふたりだけの窓」のジョン・ミルズ、その他レオ・マッカーン、バリー・フォスターなど。メトロカラー、スーパー・パナビジョン七〇ミリ。

in TOHOシネマズ岡南
2015年6月25日




「愛を積むひと」
アイルランドでは、当たり前のように家々を低い石塀で囲んでいる。原作はイギリスというよりもアイルランドよりだろうな、と思った。それを北海道美瑛町に移し替えてほとんど違和感ないものにしている。

あんな風に何もかも見透かされた女房に死なれたら、男はやり切れない。なおかつ、若い恋人たちも全く同じタイプというのは、出来過ぎ。

思った以上に手紙は出てこなくてホッとした。五つも六つもタイミングよく手紙が出て来たら、そら恐ろしくなるだろうし、リアルじゃなくなるんじゃないかと心配していた。あの程度ならば、他の夫婦でもありそうだ。

(あらすじ)
亡き妻から届いた手紙。それが、彼を新たな人生へと導いていく──。第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、かつて外国人が住んでいた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子から手紙が届いた。驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。また、長年疎遠になっていた娘、聡子と再会し・・・。


出演 佐藤浩市、樋口可南子、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明
in movix倉敷
2015年6月24日
★★★☆☆



「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

噂に違わない、スカッとするロックンロールな一作だった。

シャリーズ・セロン様は、丸坊主になっても、どんなに汚れても、腕が無くたって、血まみれになろうとも、美しく凛としてかっこ良く、いいところを全て攫って行きました(^-^)/

えっ⁉最後になって本名を明かした主人公って居たの?あゝ居た居た!そういえば、助っ人としては役に立っていました(^-^)/

初めてこのシリーズ観ました。無法地帯において個人がなす事は何か。核戦争あとの世界描写は突っ込み処満載だけど、科学的根拠はどうでも良くて、ひたすら無法地帯とカーバトルをやりたかったのだと直ぐに了解出来た。そういう意味ではとっても単純、だから単純にスカッと出来る。

(あらすじ)
資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、生きる望みさえ失って、荒野をさまよう主人公「マックス」。彼はある日、砂漠を支配する凶悪な敵、ジョーの一団に捕らえ、瀕死の重傷を負う。そこに現れたジョーの配下の女リーダー・フュリオサ、謎の全身白塗りの男、そしてジョーと敵対するグループ。マックスは彼らと力を合わせ、強大なジョーの一味と立ち向かう決意をする―
※R15+

監督 ジョージ・ミラー
出演 トム・ハーディ、シャリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン
in TOHOシネマズ岡南
2015年6月25日
★★★★☆





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最終更新日  2015年07月08日 16時39分03秒
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