再出発日記

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2015年09月15日
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カテゴリ: 洋画(12~)
8月に観た映画の後半、4作品である。



「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
イルサ役のレベッカ・ファーガソンがとても魅力的。アクションは彼女の方がすごかった。 彼女はスウェーデン出身、まだ「ヘラクレス」ぐらいのB級映画しか出ていない「新人」である。しかし、かなり堂々とした演技と切れのあるアクションを披露していて、これからが楽しみ。

さて、内容はIMF解散の危機と、シンジケートという無国籍テロ集団との闘いという、現代的な派手なスパイ映画。内容的には映画館を出るとなにも覚えていないというエンタメの常道映画になっていた。

(チェック)ハリウッドスターのトム・クルーズ主演の世界的大ヒットシリーズ『ミッション:インポッシブル』の第5弾。スパイ組織IMFに所属する腕利きエージェントが、仲間たちと協力して暗躍する無国籍スパイ組織撲滅というハイレベルのミッションに挑戦する姿を活写する。共演は、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、アレック・ボールドウィンら。高度1,500メートル、時速400キロメートルで飛行中の軍用機侵入を試みる、トムの命知らずのアクションも見どころ。

(ストーリー)正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”をひそかに追っていたIMFエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。拷問が開始されようとしたとき、その女性は思わぬ行動に出る。

キャスト
イーサン・ハント: トム・クルーズ
ウィリアム・ブラント: ジェレミー・レナー
ベンジー・ダン: サイモン・ペッグ

ルーサー・スティッケル: ヴィング・レイムス
ソロモン・レイン: ショーン・ハリス
アラン・ハンリー: アレック・ボールドウィン

in TOHOシネマズ岡南
2015年8月16日
★★★☆☆



「ジュラシック・ワールド」
思ったよりは「とんでも映画」ではなかった。いや、見事なエンターテイメントだったと思う。ジェラシック・ワールドの意義を、冒頭それぞれの立場の人間がそれぞれの言葉で言い合う。曰く。
「6500万年前の敗者を支配するための施設だ。動物は強者が生き残るようになってる」
「人間に、驕りを思い出せるための施設なのさ」

大きく分けてその二つの意見の対立があるようである。それに、研究施設か、テーマパークとしての商業施設か、という対立もあるようだ。




(あらすじ)
あれから22年…「ジュラシック・パーク」は、最先端のテーマパークとして遂にオープンを果たし、観光客でにぎわう高級リゾート地として大成功を収めていた。だが、更なるビジネスの拡大のためには、リピーターを増やす必要があり、誰もが驚く新アトラクションの開発が不可欠であった。そのため、史上初の遺伝子操作によって新種の恐竜を生み出すという計画が進行。恐竜の調教師オーウェン(クリス・プラット)の警告にもかかわらず、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)が《新種》をついに誕生させる。


監督 コリン・トレボロウ
出演 クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ヴィンセント・ドノフリオ、タイ・シンプキンス、ニック・ロビンソン
in movix倉敷

★★★★☆




「at Home アットホーム 」
久しぶりに低予算ゆるゆるのダメ邦画を観てしまった。製作をみると、懐かしい奥山和由の名前。なるほどね。人気の原作と、老若男女に配慮した人気俳優を配しておけば、ほどほどの興収があるということ。どうしてもこれを撮りたいのだ、という情熱はさらさら感じなかった。昔ながらの邦画の作り方だ。元松竹の専務で現在フリーのプロデューサーの奥田は過去の人だ。道楽で映画を公開して欲しくない。

下段の数行のストーリー紹介が、二時間の内容はすべてである。前半の40分ほどで、いいたいことは全部言い切っている。登場人物の過去をフラッシュバックして紹介するのは、屋上に階を重ねるがごとし、無駄。しかも、事件の処理は、いくらなんでもあれじゃ警察を騙すことは出来ない。あれで完全にリアリティをなくした。若手俳優を無駄使いさせたプロデューサーの罪は重い。

【ストーリー】
空き巣の父・和彦(竹野内豊)と結婚詐欺師の母・皐月(松雪泰子)は、 犯罪で生計を立てながら3人の子どもたちと暮らしていた。そんなある日、 母の詐欺が相手に見破られたことで誘拐され、身代金を要求されてしまう。血のつながりはなくとも、それぞれに苦しい過去を持つ寄せ集めの家族は、ささやかな幸せを守るため立ち上がる。

「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞し、単行本デビュー作「MISSING」で一躍脚光を浴びた本多孝好の人気小説を映画化。一見何の変哲もない幸福に満ちた家族ながら、裏では犯罪に手を染める一家の母が結婚詐欺相手に誘拐され身代金を要求されたことで、母を取り戻すため奮闘する家族の姿を描く。監督は、『未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』の蝶野博。それぞれに過去を抱える血のつながらない5人家族の父親に竹野内豊、結婚詐欺師の母には松雪泰子がふんする。
【原作】 本多孝好
【監督】 蝶野博
【出演】 竹野内豊、松雪泰子、坂田健太郎
2015年8月27日
イオンシネマ岡山
★★☆☆☆



「テッド2」
「1」の時は面白かったんだけど、イマイチ傑作だとは思わなかった。「2」になってその面白さのエッセンスが如何なく発揮されるようになったと思う。傑作である。

字幕監修に町田智裕さんの名前があったのも頷ける。麻薬漬けのテッドもジョンもタミ・リンも、新登場の(アマンダ・セイフライド)アマンダも全員(この人弁護士なのに)キツいハッパをヤっている。彼らは普段の役は真面目な役が多い。むしろ社会派に出ても可笑しくはない彼らが嬉々として、この役をやるのは何故なんだろ。それだけ「虐げられている」立場から現代アメリカ社会を見ないと、コメディの色つけをしないと、その病理は見えてこないからなのかもしれない。

人権裁判で戦っている時の、テレビ番組の茶化し方は酷い。ジョンもテッドも「悪さ」ばっかりしているけれど、弱いものいじめはしない。

だから、「君たちは社会に貢献していない」と弁護を断った人権弁護士(モーガン・フリーマン)も最後は意見を変えたのである。

黒人やホモやその他の差別されている者たちも、最初は人間として扱われなかった。そういう者たちへの共感が、単なる悪趣味、セックスネタの露悪コメディを中味のあるものにしている。

(あらすじ)
冴えない中年男のジョン(マーク・ウォールバーグ)が恋人と結婚してから数年。中年テディベアのテッドと親友のジョンは、ボストンで相変わらず平凡な毎日を送っていたが、唯一大きな変化があった。そう、テッドがバイト先のスーパーで知り合ったカノジョ、タミ・リンとまさかのゴールインを果たし、夫婦となっていたのだ!めでたし、めでたし―。で終わるはずがない。テッド夫妻は、ある日些細な問題で大ケンカとなり早くも新婚生活の危機を迎えてしまう。テッドは危機を乗り切るために子供を持ち、父親になる事を決断するが、州政府より「テッドは人間ではなく“モノ”である」と通達されてしまう。※R15+

監督 セス・マクファーレン
出演 マーク・ウォールバーグ、セス・マクファーレン、アマンダ・セイフライド、ジョバンニ・リビシ、ジョン・スラッテリー、ジェシカ・バース、モーガン・フリーマン
[ 上映時間: 116 分 ]
in movix倉敷
2015年8月29日
★★★★☆





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最終更新日  2015年09月15日 10時36分10秒
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