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2016年07月30日
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テーマ: ニュース(99400)
カテゴリ: 社会時評
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神社の入口に茅で大きな輪を作り、その輪をくぐることでその後一年の無病息災を願うというものです。また、その輪のすぐ隣に自由に茅の束を持ち帰ってもいいようになっており、その茅で小さな輪を作り、玄関に飾るようになっています。これは私の郷里(と言っても、水島からそんなに離れていないのですが)には無い風習です。水島の玄関によくみられる茅の輪の元がやっとわかりました。私は何かの宗教の家かと思っていました。

「夏越しの大祓い」は、地域で様々な形で現れています。私の郷里には「なんめいだーよ」があります。子どもたちが大きな数珠を持って村の家々を巡り、家主が数珠を撫ぜることによって一年の無病息災を願うものです。「なんめいだーよ」と大きな声で唱えながら、家々を巡るのですが、当然「南無阿弥陀仏」が訛ったものだと思われます。浄土宗の影響はほこの称名以外には無いので、やはり虫送り神事の変形でしょう。

今気がついたのですが、私の郷はそうはいっても農家が多いので、虫送り神事で祓い、水島のような町の神社では、輪くぐりのような都会的な祭が残ったのでしょうか?

戦後の高度経済成長を契機に、地域の共同体は崩壊の危機にあります。水島は特に戦中(昭和15-20年)国策によって三菱飛行機工場が作られるにあたって無理やり計画的に作った街です。名古屋などから人々が大量に移住して来ました。その人たちと、昔から居る農家の人々を結びつける役割を、この福田神社が担って来たのかもしれません。そう考えると、いまだに神主さんも常駐する立派さを保って居るのが納得できます。わりと若い家族がやって来て、茅を持って次々と帰って行っていました。

さて、明日の都知事選はこんな候補は選ばずに、クリーンで都民の視線に立ったジャーナリストの候補に当選してもらいたいものだ。

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最終更新日  2016年07月30日 17時54分42秒
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