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12月に観た映画のまとめ、3つ目。
「午前0時、キスしに来てよ」
マスク越しのキス、鼻への予約キス、そして本気キスの三つだけのアイドルと女子高生との恋、まぁまぁまぁまぁリアルでした。
(ストーリー)優等生の日奈々(橋本環奈)は誰もがみとめる超・マジメ人間。でも、ほんとはおとぎ話のような王子様との恋にあこがれる夢見がちな女子高生だった…。そんなある日、国民的スーパースター・綾瀬楓(片寄涼太)が、映画の撮影で学校にやってきた!運命の出会いをするふたり。ま、まさか、これはおとぎ話のはじまりっ?!楓の気取らない性格とやさしさにふれ、どんどん楓のことが好きになっていく日奈々。絶対バレてはいけない国民的スーパースターとJKのヒミツの恋の行方は?
監督 新城毅彦
出演 片寄涼太、橋本環奈、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、酒井若菜、遠藤憲一
[ 上映時間:115分 ]
2019年12月17日
TOHOシネマズ岡南
★★★
フリーパスポート第9弾。
「HUMAN LOST 人間失格」
2時間近く地獄めぐりをしてきたような、悪夢を見ていたような、実際半分以上は寝ていたのだけど、久しぶりに何がなんやらわからない、凄い変な作品だった。観客は約8人ほど。全員40ー50代のおっさん。一応原作は太宰治「人間失格」と冒頭に出てくるのだけど、ほとんど類似点が見つからない。
(ストーリー)医療革命により、“死”を克服した昭和111年の東京――
人々は体内の“ナノマシン”とそれらを“ネットワーク”により管理する“S.H.E.L.L.”体制により、病にかからず、傷の手当を必要とせず、120歳の寿命を保証する、無病長寿を約束された。しかし、その究極的な社会システムは、国家に様々な歪を産み出す。埋まることのない経済格差、死ねないことによる退廃的倫理観、重度の環境汚染、そして、S.H.E.L.L.ネットワークから外れ異形化する“ヒューマン・ロスト現象”……。日本は、文明の再生と崩壊の二つの可能性の間で大きく揺れ動いていた。※PG12
監督 木﨑文智
出演 声の出演:宮野真守、花澤香菜、櫻井孝宏、福山潤、松田健一郎、小山力也、沢城みゆき、千菅春香
[ 上映時間:110分 ]
2019年12月17日
TOHOシネマズ岡南
★★
「国家が破産する日」
字幕監修を浜矩子がしていた。登場人物は脚色されているが、起きていることはホントだっただろう。IMFを受け入れる前に、やはり大きなリスクを感知して、日米借り入れやモラトリアムまで方策に入れていたとは思わなかった。
私は98年に初めて韓国に行った。けれども、いくら思い出してもそんな危機の影は思い出せない。2泊3日で明洞ギョーザを食べ、明洞聖堂に行った覚えしかない。ホテルも、食べ物も、それから5年くらいは同程度の値段だった。2004年ごろに、初めて1週間ほど地方を旅した。その時に初めて韓国の貧しさは日本の30年前だと思ったのだ。それから10年、今はほとんど日本と同じで、価格も日本と同じである。最も、最賃もその時は100円ほどだったのに、今は日本を超えている。07年ごろに400円だった美味しい定食は、現在は800円以上している。もはや、韓国に行けば安く旅できると誰も言えない。
あの時に、韓国の資本主義は大きく市場国家に舵を切った。今はどうなのか?そしてTPPを受け入れた日本はどうなのか?
(解説)韓国を震撼(しんかん)させた1997年の通貨危機の裏側を暴いた、史実に基づくドラマ。史上最悪の通貨危機に立ち向かった人々を描く。キャストには『修羅の華』などのキム・ヘス、『バーニング 劇場版』などのユ・アイン、『おまえを逮捕する』などのホ・ジュノ、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』などのヴァンサン・カッセルらが集結。『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』などのチェ・グクヒがメガホンを取った。
(ストーリー)1997年の韓国。韓国銀行のハン・シヒョン(キム・ヘス)が通貨危機を予測し政府は非公開の対策チームを招集するが、国家の破産までわずか7日に迫っていた。同じころ、危機の兆候を独自に察知した金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユ・アイン)は、一獲千金をもくろむ。一方、町工場の経営者ガプス(ホ・ジュノ)は、大手百貨店との大型取引を手形決済の条件で引き受ける。
2019年12月22日
シネマ・クレール
★★★★
「映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか 」
新「妖怪ウォッチ」シリーズ。ところが、前回とは全く違う。しかもこの映画版。大人が観ても、好きな人にはとっても好きな、いわゆる「タイムボカンシリーズ」系統の親父ギャグ満載の凄い造りになっている。しかも、クロスカウンターや、君がいるからここにいる、等々70ー80年代のギャグであって、お父さんと観ても何やこれというのが多々ある。ラストの歌さえピンクレディーに新曲作って歌わせているという徹底ぶりである。孫もわからないギャグ満載だから、子どもが喜ぶために作っているのではない。大人を喜ばそうとして作っている。しかも「孫とおじいちゃんが密かに面白かったねーと言わせるのがコンセプト」の作品である。この辺りを間違えると「すべる」可能性がある。私が観た時には、私以外には子供と「お母さん」の2カップルしかなかった。お母さんは白けていたのではないか?でも、私は敢えて言う。これは力作です。
(ストーリー)トップクラスの能力を有する者だけが入学を許される超エリート校・Y学園。その学園で新たに設けられた選出基準『YSP』により選ばれたのが、主人公・寺刃ジンペイ!さらに、ジンペイたちには、学園の「不思議解明ミッション」が下される。YSP基準とは一体なんなのか?謎のアイテム『YSPウォッチ』とは…?変身ヒーローあり!熱いバトルあり!巨大ロボあり!?ジンペイたち『YSPクラブ』が数々の怪事件に挑む!はたして、Y学園に隠された謎とは…。今こそ、学園最大の謎を解明せよ!
監督 髙橋滋春
出演 声の出演:木村佳乃、渡部建(アンジャッシュ)、田村睦心、井上麻里奈、遠藤綾、戸松遥、増田俊樹、小桜エツコ、小野友樹、日野聡、竹達彩奈、関智一
[上映時間:100分 ]
2019年12月23日
TOHOシネマズ岡南
★★★★
今月の映画評「すばらしき世界」 2022年01月15日
2021年12月に観た映画C 並びに2021年Bes… 2022年01月09日
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