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2020年09月08日
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カテゴリ: 洋画(12~)
8月に観た映画は、まだ4作品だけだった。
なかなか増えない。二回に分けて紹介する。



「一度も撃ってません」

東京に残る昭和の飲み屋や喫茶店、そして寡黙なポパイと呼ばれるマスター、寡黙なパーテンダー、紅糟の妻、暗黒街と繋がるヤメ検、「人生最後の悪あがき」と嘯く元女優、それらしい臆病な殺し屋、それらしくないホントの殺し屋、東京の午前零時の雑多な姿が未だ映画になるかも知れないとコメディに仕上げた。秀逸なコメディにはなったけど、もはや北方謙三は、これを舞台に、小説を書けない、だから水滸伝に向かったのだととも確信した夢のような作品でした。

原田芳雄揮毫の「y/z」というバーは、多分ホントにあるのだろう。コロナ禍の元、どうなっているんだろ。


Introduction
市川進、御年74歳。彼は巷で噂の伝説のヒットマンだ。……というのは、まったくの嘘!
本当の正体は、理想のハードボイルドを極めるただの小説家だった!――

日本映画界を代表するバイプレーヤーの石橋蓮司が、阪本順治監督(『大鹿村騒動記』『半世界』)の熱いラブコールを受けて19年ぶりに78歳で映画に主演。ハードボイルド・スタイルで夜の街をさまよう、完全に「時代遅れ」の主人公を渋く、そしておかしみたっぷりに演じる。


本作の魅力はそれだけではない。いまや日本映画を牽引する主演級の役者陣もこぞって参加。佐藤浩市、豊川悦司、江口洋介、妻夫木聡、井上真央、さらに柄本佑、寛 一 郎など
「令和」を担う若き俳優たちなど世代を超えたガチの演技合戦も見物だ。

人生最期の究極の「こだわり」を「かっこいい」とするか「悪あがき」と呼ぶか――。
いまだ青春時代を忘れられない大人たちの、「おかしみ」と「愛らしさ」たっぷりな「ハード(ト)ボイルドコメディ」が、2020年ゴールデンウィークに「心を撃ち抜く」映画になること間違いなし!

(ストーリー)
大都会のバー「Y」で旧友のヤメ検エリート・石田や元ミュージカル界の歌姫・ひかると共に夜な夜な酒を交わし、情報交換をする。

そう、彼は巷で噂の「伝説のヒットマン」だ。
今日も「殺し」の依頼がやってきた――。

がしかし本当の姿は…ただの売れない小説家。

妻・弥生の年金暮らし、担当編集者の児玉からも愛想をつかされている。

物語のリアリティにこだわり過ぎた市川は「理想のハードボイルド小説」を極めるために、密かに「殺し」の依頼を受けては、本物のヒットマン・今西に仕事を頼み、その暗殺の状況を取材しているのだった。



妻には浮気を疑われ、敵のヒットマンには命を狙われることに!

ただのネタ集めのつもりが、人生最大のピンチ。

「一度も撃ったことがない」伝説のヒットマンの長い夜が、始まる。

2020年8月9日
シネマ・クレール



「ANNA アナ」

私の生涯マイベストに「レオン」がある。少女が果敢に理不尽な悪に挑み、無骨な不良がそれを助ける。やがて、ヒロインから見事に世界のトップ女優に変身したナタリー・ポートマンは、リュック・ベンソン監督の世界観を否定する。「少女にあんなことをさせるべきではない」と。

今回のアナは、もはや少女ではない。それだけに、暴力性は「レオン」の比ではない。だから、その比較で言えば「若い女性にあんなことをさせるべきではない」のかもしれない。しかし、それに似ているからこそ「レオン」に似た「新ヒロインに対する見守り感」が出現し、最後は「良かったなあ」と感じた。

まるで「マトリョーシカ」のように、次から次へとたましとおすスパイの世界を、ロシア崩壊直前の西欧に舞台を移し、ノンストップで見事なエンタメ作品を作った。どうしてこれが単館上映なのか、不思議でならない。

(解説・ストーリー)
『ニキータ』『レオン』『LUCY/ルーシー』に続き、
リュック・ベッソン監督が〈闘うヒロイン〉で放つ
ノンストップアクションエンターテインメント!

世界を操る2大組織KGBとCIAの脅威と化した頭脳明晰で驚異の身体能力を誇る最強の殺し屋アナに成功確率0%の究極のミッションが待っていた!!
 1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ。美しきファッションモデルやコールガールなど複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。その明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、国家間の争いを左右する一流の暗殺者へと進化を遂げるアナ。そんな中、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられたアナは、捜査官レナードからCIAに寝返れという驚愕の取引を迫られる。だが、二重スパイという最大の試練を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る2大組織の脅威へと化していく──。
 『ニキータ』『レオン』『LUCY/ルーシー』で魅力的な〈闘うヒロイン〉を世に送り出し、『TAXi』『トランスポーター』『96時間』シリーズをプロデューサーとして世界的大ヒットへと導いたリュック・ベッソンが、本作では監督・脚本・製作を担当。映画への深い愛と冒険心に溢れた初期作品のスタイルとテーマに自ら回帰し、フルスピードで展開する行先不明のストーリーと、武器を持たずに敵地へ乗り込んだアナが5分で40人を倒すなど、リアルかつ壮絶なファイティングシーンを完成させた。
スーパーモデルからアクションスターへ!
オスカー女優と実力派俳優との華麗なる競演で誰もが爽快に騙される結末が完成!
 主人公のアナには、16歳でランウェイデビューを果たし、シャネル、ディオール、ヴァレンチノなどハイブランドのモデルを務めるロシア出身のスーパーモデル、サッシャ・ルス。1年をかけてマーシャルアーツを学び、『ジョン・ウィック』シリーズでも話題の〈ガン・フー〉をマスターし、レストランではグラスに皿、フォークまでを駆使して息をのむアクションシーンを成し遂げた。本来のキャリアであるファッションモデルの華麗なお仕事シーンとのギャップで、観る者を楽しませてくれる。
 殺し屋としてアナを育てたKGBの上司オルガ役には、『クィーン』でアカデミー賞を受賞したヘレン・ミレン。ヘアメイクと眼鏡、完璧なロシア訛りで毒舌捜査官に変身、パワハラ上司が少しずつアナに愛情を感じていく様をウィットに富んだユーモアを添えて演じた。スカウトしたアナと恋におちる肉体派のKGB捜査官アレクセイには『ワイルド・スピード ICE BREAK』のルーク・エヴァンス、アナを寝返らせる頭脳派のCIAエージェントのレナードには『ダークナイト』のキリアン・マーフィ、他にも『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のアレクサンドル・ペトロフ、ロシア生まれのファッションモデルで本作がスクリーンデビューのレラ・アボヴァと、独自の世界を切り開く個性派が顔をそろえた。
 撮影監督は『フィフス・エレメント』でセザール賞に輝いたティエリー・アルボガスト、音楽には『グレート・ブルー』で同賞を受賞したエリック・セラと、初期のフィルモグラフィからベッソンを支える一流スタッフが集結した。
 二重スパイの果てにCIAエージェントのレナードによって、KGB長官暗殺作戦に引きずり込まれるアナ。この成功確率0%の究極のミッションを前に、必ず生き抜くと誓ったアナが見つけた、2大組織を出し抜く道とは──? すべての予測を爽快に裏切るノンストップ・アクションエンターテインメントが誕生した!

2020年8月16日
シネマ・クレール
★★★★





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最終更新日  2020年09月08日 23時18分51秒
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