全73件 (73件中 51-73件目)
美濃加茂市加茂川町にある多文化交流センターで1月11日、地域に居住者の多い外国人に就労をねらいとして日本語を学んでもらおうと、JICE(財団法人日本国際協力センター)が「日系人就労準備研修」を開講しました。 同講座は、今年度予定していた2期は修了していますが、地元企業撤退などの問題を抱えていることを背景に3期目の開講となりました。参加した15人の受講者は、3月15日までの平日に1日3時間の研修が毎日行われ、日本語でのコミュニケーションや雇用、社会保険制度などについて講義や実習が行われます。 この日、参加したヤマグチ シスライネさん(ブラジル人女性、川合町)は、「日本語ができないと会社がみつからない。日本人や会社とのコミュニケーションをよくしたいので参加した」などとポルトガル語で話していました。 なお、同講座は、4月に第4期目を開講する予定。
2013年01月11日
美濃加茂市と姉妹都市の豪州・ダボ市にある日本庭園「逍遙園」開園10周年の記念式典に出席した美濃加茂国際交流協会訪問団の6人が12月5日、市役所を訪れ渡辺直由市長に式典の様子やこれまで育まれてきた友好関係の様子を報告しました。 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月23日にダボ市にあるエリザベス公園内に日本庭園「逍遙園」を開園するほか、これまで、お互いの市民や生徒を派遣するなどの交流を深めています。11月20日から26日の日程で渡航した訪問団は、ダボ市の逍遙園で24日に行われた式典に出席しました。 市役所を訪れた訪問団の板頭芳樹団長は「逍遙園は、ウェディングや茶会が開かれるなどダボ市民に愛されている。これまで20数年の交流のあゆみを感じることができました」と話しました。渡辺市長は「これまで派遣してきた200人を超える中高生の交流は、やがて大人になりこれから生きてくるし大きな価値があること。国際交流協会の役割は大きいと思います。ダボ市とは、お互いにいいところを参考にして、まちづくりに生かしていきたい」と話しました。
2012年12月10日
美濃加茂市と姉妹都市の豪州・ダボ市にある日本庭園「逍遙園」開園10周年を記念して、市内本郷町にある加茂農林高校で11月24日、記念フォーラムが開かれ、関係者や市民ら約50人が参加しました。 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月23日にダボ市にあるエリザベス公園内に日本庭園「逍遙園」を開園したほか、これまで、お互いの市民や生徒を派遣するなどの交流を深めています。 「逍遙園」は、当時の加茂農林高校造園科の生徒が設計し、加茂農林高校造園科を卒業した庭師が渡豪し造りあげた格調高い日本庭園。平成19年からは造園科卒業生が毎年2人派遣され庭園の維持管理を行ってきました。 この日行われたフォーラムでは、最初に、ダボ市で行われる式典の前夜祭で、美濃加茂市国際交流協会派遣団の板頭芳樹団長や海老和允副市長がスピーチしている様子や、マシュー・ディカーソン ダボ市長からのメッセージ映像が映し出されました。 マシュー・ディカーソン市長は、「逍遙園は、美しく落ち着いた庭へと成長し、市民は日常のストレスから解放される、くつろぎの場となっている。逍遙園が新しい季節ごとに変化し成長していくにつれて、美濃加茂市との姉妹都市友好もさらに強く成熟してきた」などと語りました。 また、フォーラムの後半には「ダボ日本庭園を考える」と題してパネルディスカッションが行われ、日比野安平美濃加茂市教育長と庭工房を営む近藤恭啓さん、加茂農林高校造園科3年の佐合瞬さんと土屋淳さんをパネリストに、加茂農林高校造園科教諭の纐纈斗一さんがコーディネーター役となり進行。「国際交流の一つの題材として選んだ「日本庭園」の中に息づいているのは日本人が古くから培ってきた茶道や華道など文化の積み重ねがある。それを外国に伝えるためには、若い人たちがまず日本の文化を知って外国へ発信しないと正しく日本の文化が理解されない」や「日本庭園の中に培われた日本の文化を、今後も我々が関わる事によって再確認したい」「オーストラリアで1番の日本庭園として自他共に認めるような庭にしたい。技術指導の継続の協力態勢を強化することにより、願いの実現に向けて努力したい」など、今後のどのように逍遙園をサポートしていくかを探りました。
2012年11月29日
美濃加茂市と姉妹都市の豪州・ダボ市にある日本庭園「逍遙園」開園10周年の記念式典に出席する美濃加茂国際交流協会の訪問団7人が11月20日、市役所を訪れ渡辺直由市長に出発の報告をしました。 美濃加茂市は平成元年に豪州・ダボ市と姉妹都市協定を結び、平成14年11月23日にダボ市にあるエリザベス公園内に日本庭園「逍遙園」を開園するほか、これまで、お互いの市民や生徒を派遣するなどの交流を深めています。 訪問団は、11月20日から26日の日程で渡航し、ダボ市の逍遙園で24日に行われる式典に出席。また、式典では、来年2月に数奇屋門の建設を手がけるため、その鍬入れ式に立ち会う予定。 この日、訪問団の板頭芳樹団長は「10年前に逍遙園の茶室の建設に携わっており、公園の姿を見るのが楽しみです」と話しました。渡辺市長は「ぜひ交流を深め、気をつけて行ってきてください」と話しました。 なお、24日の午後1時からは、岐阜県立加茂農林高校を会場に美濃加茂国際交流協会が主催する記念フォーラムが開かれ、現地での式典の様子も放映する予定。どなたでも無料で参加できます。
2012年11月26日
南米日系人を中心に多数の外国人が暮らす全国29市町で構成している「外国人集住都市会議」が11月12日、東京都千代田区にある砂防会館で開催されました。 同会議は、美濃加茂市の市長や担当職員を含む約500人が出席して「多文化共生社会をめざして~すべての人がつながり、ともに築く地域の未来~」をテーマに課題や展望を探りました。 子ども教育を研究する長野・岐阜・愛知ブロックから美濃加茂市のほか3市が発表。多様な言語的背景をもった子どもの増加に対する支援や授業の理解と進学につながる日本語を指導する支援の体制づくりなどを各省庁の担当者に訴えました。 渡辺直由美濃加茂市長は、同市の初期適応指導教室「のぞみ教室」が文部科学省の「虹の架け橋事業」により、日本語の話せない各国の児童、生徒の受け皿となっているなど子どもたちが学べる基盤づくりに重要な役割を果たしている状況の説明と、子どもたちが母語による支援員の助けを必要としながら支援員が不足している現状を報告し事業継続を求めました。 第2部では、第1部の各ブロックからの提言に対して、総務省や文部科学省などの省庁から現況の報告がありました。 第3部では、「多文化共生政策のあり方」について中川正春前内閣府特命担当大臣など政府関係者と、座長都市である牧野光朗飯田市長らによる討論がありました。最後に、「外国人の受け入れに関する方針」や多文化共生政策を推進するための(仮称)外国人庁の創設を要望する「いいだ宣言」を採択して閉会しました。
2012年11月15日
美濃加茂市にある東図書館で4日から、のぞみ教室に在籍している児童の作品展示会が始まりました。 のぞみ教室とは、外国人の子どもを対象にした日本語を学ぶ初期適応指導教室で、同市の古井小学校で行われています。この作品展は、地域の人にのぞみ教室の存在を知ってもらうことと、その中で頑張っている子どもたちを理解してもらうことを狙いに企画。粘土などで作られた雪だるまや鉛筆立てなどの力作18点が展示してあります。 なお、作品の展示は25日まで行われます。
2012年10月10日
美濃加茂市の姉妹都市である豪州・ダボ市の高校生ら10人が美濃加茂市に滞在しています。滞在期間中には、美濃加茂市長を表敬訪問したり、市内にある3つの高校に分かれて授業に参加したりして、日本の文化や暮らしに触れています。 ダボ市と美濃加茂市は、平成元年に姉妹都市協定を締結し、お互いに市民や生徒を派遣するなど交流を深めています。今回、美濃加茂市を訪れているのは、ダボ市の高校生8人を含む10人で、9月27日に来日し10月7日までホームステイをしながら日本の生活を体験しています。 ダボ市の高校生らは1日に美濃加茂市役所を訪れ、代表してパトリックさん(16歳・男性)とメリッサさん(16歳・女性)が「私たちを受け入れていたたきありがとう」と日本語であいさつ。渡辺直由市長は「学校に行ったり、梨園や工場などに行ったりして、ホストファミリーの皆さんと有意義に過ごしてください」と歓迎しました。 また、4日には、美濃加茂市伊深町にある正眼寺を訪れ、抹茶や坐禅を体験しました。坐禅を終えた生徒たちは「すごく清められた感じ」「集中してたけど、終わったら足が痛かった」などと話していました。
2012年10月05日
美濃加茂市本郷町にある美濃加茂中学高等学校の姉妹校であるジェネシス・クリスチャン・カレッジ(豪州・ブリスベン市)の生徒ら17人が10月1日、渡辺直由美濃加茂市長を表敬訪問しました。 美濃加茂中学高等学校とジェネシス・クリスチャン・カレッジは平成14年に姉妹校を締結。これまで美濃加茂中学高等学校では、生徒が海外研修に行ったり、ジェネシス・クリスチャン・カレッジから留学生を受け入れたりして交流を深めています。 美濃加茂市を訪れた一行は、9月30日に来日し10月8日までの間、ホームステイなどをしながら日本の生活体験のほか、美濃加茂中学校での授業体験、「日本昭和村」や「山之上の梨狩り」などの観光をします。また、正眼寺短期大学では茶道や坐禅を体験する予定。 美濃加茂市役所を訪れたジェネシス・クリスチャン・カレッジの生徒たちは、それぞれ日本語で自己紹介し、生徒を代表してディラン・コナーズさん(17歳・男性)とモニカ・ガンターさん(17歳・女性)が「美しい美濃加茂で日本の生活を体験できることを楽しみにしています」と日本語であいさつしました。 渡辺直由市長は「若いときに交流することは素晴らしいこと。インターネットなどでも交流できますが、直接会うという機会はとても大切。一人でも多くの皆さんと交流してください」と歓迎しました。
2012年10月03日
美濃加茂市にホームステイをしているポーランドのワルシャワ大学の学生3人が、6日、渡辺直由美濃加茂市長を表敬訪問しました。 この日訪れたのは、ワルシャワ大学東洋学院日本朝鮮学科の学生で留学生のアンナ・ロシュコフスカさん、サラ・ヴィエリホフスカさん、アンナ・ヴェンツァルさんと名城大学都市情報学部の稲葉千晴教授、ホストファミリーら。留学生は、2012年度ワルシャワ大学・名城大学相互ホームステイ・プログラムによって来日した8人のうち、美濃加茂国際交流協会の協力で美濃加茂市内にホームステイしている3人です。 市長は「1カ月間の美濃加茂市での生活を通して、日本のよいところを見てほしい」と話して歓迎。留学生3人は、「日本語をうまく話せるようになりたい」「買い物や日本料理の作り方も勉強したい」などとホームステイを通じて学びたいことを語りました。
2012年09月07日
美濃加茂市と姉妹都市提携をしているオーストラリアダボ市への派遣団による帰国報告会「コアラミーティング」が8月25日、美濃加茂市太田町の生涯学習センターで開かれました。 中高生10人で編成した一行は、先月27日から今月7日までダボ市を訪問し、現地の学校へ通ったりホームステイをしたりして友好を深めてきました。 美濃加茂国際交流協会など関係者ら約60人が出席した報告会では、派遣団がスライドなどを使用し、現地の食生活文化の違いを紹介したり、思い出のアルバムを映像で披露したりしました。 また、報告会の途中には「ティータイム」の時間も設けられ、オーストラリアのお菓子を食べながら、派遣生や参加者がオーストラリアやダボ市での生活について意見交換をしていました。 派遣団として、ダボ市にホームステイをしてきた生徒からは「野生のカンガルーを何十匹も見た、この広大さがオーストラリアの人々の心につながっていると感じた」、「野菜や果物の大きさや形などの違いを見て、日本の農業は質を追求していると感じた」、「もっと英語を勉強して、もう一度ダボ市へ行きたい」などの報告が聞かれました。
2012年08月27日
青少年の派遣事業として美濃加茂市の姉妹都市オーストラリアダボ市を訪れた派遣団(堀部義郎団長を始め、引率教諭1人、派遣生10人)が、7月27日から8月7日までの12日間の日程を無事に終え、元気に帰国したことを渡辺直由美濃加茂市長に報告しました。また、ダボ市にある日本庭園「逍遙園」の剪定作業のため派遣されていた庭師2人も帰国報告をしました。 この日、美濃加茂市役所を訪れた派遣団の皆さんは、一人一人がダボ市についての感想やホームステイなどを体験して感じたことなどを報告しました。派遣生は「広大な土地であることを身を持って感じた。忘れられない経験ができた」「今回のことで努力すれば何でもできると思った」「視野が広がった」などと感想を話しました。また、剪定作業を行った加茂農林高校造園科卒業生の平澤稔郁さん(48歳)と長瀬佳人さん(43歳)は「逍遙園を大切にしていただいていると感じた」「逍遙園は人が集まる場所になっています」と報告しました。 渡辺市長は「自分で参加を決めて行ったことが、すばらしい経験になったと思います。これからも今回の経験を生かしていってください」と話しました。
2012年08月13日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで7月28日、日本の高等学校のシステムを理解してもらおうと、市内小中学校に在籍の外国人児童生徒と保護者を対象に進路説明会が行われ約40人が参加しました。 この日、東中学校の渡辺美穂 進路指導主事から、進路選択の考え方や決定までの流れ、手続きの手順、必要な経費などの説明が行われ「自分の将来への希望や生き方をよく考え、進路を選択・決定しましょう」と参加者に呼び掛けていました。 このあと、東中学校を卒業した馬場アンジェレットさん(16歳・東濃高等学校) 、メネシオ シャンさん(16歳・加茂高等学校定時制)、小林 アナリエラさん(16歳・美濃加茂高等学校)の3人が自分の体験談を会場からの質問に答えていました。 馬場アンジェレットさんは「何かやってみてできなければ、何回もやってみることが大切。高校では読み仮名が減るため、漢字を勉強しておくことも大切」などと話していました。 多くの参加者は「自分も高校に入る前に必ず日本語が分かるようにしておきたい」などと感想を話していました。
2012年07月31日
美濃加茂市と姉妹都市を結んでいるオーストラリア・ダボ市への派遣団が7月26日、出発を前に美濃加茂市役所を訪れ、海老和允副市長に抱負を語りました。 美濃加茂市とダボ市は平成元年に姉妹都市提携を結んでいます。美濃加茂市からはこれまでに中高生ら約200人が派遣され、ホームステイをしながら現地の学校に通うなど交流を深めるとともに異文化を学んできました。 今回の派遣は、7月27日に出発し8月7日に帰国する計画で、中学生3人、高校生7人と引率者2人の計12人が参加。この中には、美濃加茂市と定住自立圏構想の協定を結んでいる坂祝町や七宗町などの生徒も参加します。 この日、同市役所では、派遣生たちは「日本の文化をどんどん伝えてきたい」「日本との違いを体験したい」「積極的に行動し多くの友達をつくりたい」などと抱負を話すと、海老副市長は「多文化共生のモデルの国ということも感じてきてほしい。1つでも2つでも新しいことを吸収し、帰ってきたらみんなに広げてほしい」と激励しました。
2012年07月27日
美濃加茂市本郷町にある古井小学校で7日、同校PTA国際交流委員会(河合紀幸会長)主催の盆踊り交流会「親子で盆踊りをおどりましょう」が開催されました。 古井小学校は、全校児童559人のうち、外国籍児童67人が在籍しており、国際理解教育を学校教育の柱の一つにしています。今回の企画は、言葉でのコミュニケーションは難しくても、身ぶり手ぶりで同じ踊りを学ぶことにより、国際交流を深め共生社会を目指そうという目的で開催されました。 この日は、日本人親子、外国籍児童親子合わせて約70人が参加し、「ライン音頭」や「ダンシングヒーロー」などを盆踊り市民サークル「舞童」の指導を仰ぎながら、楽しそうに踊っていました。
2012年07月09日
美濃加茂市加茂川町にある多文化交流センターで6月6日、定住化の傾向が進んでいる外国人が地域や職場の人たちと日本語でコミュニケーションができるようにしようと「日本語講座」を開講しました。 これは、美濃加茂市がNPO法人ブラジル友の会(金城アリーナ・ユキエ・イワキ代表)に委託して行われ、水曜日と土曜日の週2回のペースで11月までの6カ月間に、日常生活でよく使う基本的な日本語を理解できるようにしようと、ひらがなやカタカナ、漢字の読み書きや会話を学ぶ講座です。 参加の申し込んだ11人の受講者は、講座終了後の12月に、国際交流基金と財団法人日本国際教育支援協会が運営する日本語能力試験の合格を目指しています。 この日参加していたアナ・パウラ・ヤマモトさん(ブラジル人女性、森山町)は、「日本語でコミュニケーションができるようになりたい。日本語ができるかどうかで選べる仕事の幅が広がってくるのでがんばりたい」とポルトガル語で意気込みを話していました。 なお、6月9日(土)午後4時から同交流センターで、外国人の皆さんと日本語で交流する「日本語交流サロン」が開かれ、多くの来場者を募集しています。
2012年06月07日
外国人住民と地域の交流を図る「古井地区多文化共生推進座談会」が4月25日夜、美濃加茂市本郷町の上古井交流センターで開かれました。 古井地区の座談会は5年目で、この日は外国人住民を含む約20人が参加。 座談会では、昨年度に行われた地区運動会や地区防災訓練への外国人住民の参加状況が報告され、今年度は、外国人住民が行事などに参加している状況を、地域住民の人たちに伝えていくなどさらに活動を充実させていくことが確認されました。 また、岐阜県国際戦略推進課の職員から、県内の外国人は、減少傾向にある一方で定住化が進んでいる状況などが紹介され、美濃加茂市地域振興課の職員から、過去5年の市内外国人の人口推移から減少していることが数値として示されたほか、市が今年度に行う多文化共生の主要事業として、子どもの就学支援や定住化に伴う自治会加入促進などの事業が紹介されました。 座談会の座長の渡辺勝則さんは、「地域で外国人住民と対話できる機会は、全国的にも珍しい。誰もが安心して生活できる地域づくりに役立てたい」と話していました。
2012年04月26日
美濃加茂市の生涯学習センターで4月20日、市内在住で韓国出身のキム・ヨンジャさん(40歳)を講師に「韓国料理講座」が開かれ、市民ら20人が参加しました。 この講座は、手軽な韓国の家庭料理を一緒に作ったり食べたりしながら交流したり韓国のことを学んだりしてもらおうと、NPO法人美濃加茂国際交流協会が企画。 この日は、キムパプ(韓国風のりまき)やプゴックッ(棒だらの汁)、ムゥセンチェ(大根の辛漬け)の3品の献立にチャレンジしました。 講師のキムさんが、キムパプはゴマ油のこうばしい豊な香りが日本人好みであることや、プゴックッはお酒を飲んだ翌朝に飲まれていたり美白効果があると言われていたりするなどと話しながら、材料の説明や調理方法を指導しました。 参加者らは、いつもと少し違う料理方法に手惑いながらも、食べてみると「マシッソヨ(おいしい)」とあちらこちらから声がでるなど、日本人に合う味であることを実感し、韓国の家庭料理に触れることができました。 この講座は、この日を初回に年8回程度の開催を計画し、次回は6月15日の開催予定。
2012年04月20日
美濃加茂市の生涯学習センターで4月15日、オーストラリアの魅力や留学について知ってもらおうと交流会「もっと知ろうよ~オーストラリア~」が開かれ、約30人の市民らが参加しました。 美濃加茂市はオーストラリアのダボ市と平成元年に姉妹都市提携を結んでいます。ダボ市へはこれまでに中高生ら約200人が派遣され、ホームステイをしながら現地の学校に通うなど交流を深めるとともに異文化を学んできました。 交流会は、この青年交流事業を紹介や事業参加に興味をもってもらうためNPO法人美濃加茂国際交流協会が企画。 岐阜県国際交流センターの国際交流員である西オーストラリア州出身のウォールズ サリーさんを講師に迎え、オーストラリアの日常生活や自らの留学体験などの紹介のほか、クイズなどを通じてオーストラリアの魅力を伝えました。 サリーさんが「オーストラリアで人気のあるスポーツは…」や「普段食べているものは…」などと紹介すると、参加した人たちは興味津々の表情で聞いていました。
2012年04月18日
▲握手をする国際交流基金の田口理事(右)とブラジル友の会の金城理事長(左) 国際的な文化交流活動を通して、活力のある社会構築に貢献している非営利団体に贈られる「国際交流基金地球市民賞」の今年度受賞団体に美濃加茂市のNPO法人「ブラジル友の会」(金城アリーナ理事長)が選ばれました。市の加茂川町にある多文化交流センターで1月31日で発表会見が行われ、同基金の田口栄治理事、金城理事長、推薦した渡辺直由美濃加茂市長が出席しました。 「ブラジル友の会」は、在住外国人が多い美濃加茂市で、行政と協力しながら自助的に外国人支援を進めてきました。ポルトガル語や英語での生活相談や生活に役立つ情報発信のほか、就労支援として企業向けに外国人労働者を活用する雇用戦略に関するセミナーを開いたり、外国人に就労準備研修などを行ったりしてきました。これらのことが評価され、全国から推薦のあった84団体の中から選ばれました。 金城理事長は、「日本の学校に入学した子どもが母国語を忘れてしまう状況になり、指導と支援を始めました。成長していく子どもの笑顔と日本人の協力がうれしいです」と話していました。
2012年02月03日
外国人住民の割合が高い美濃加茂市で1月21日、外国人により多くの自治会活動へ参加してもらおうと、自治会関係者らが自治会の現状や外国人とのコミュニケーションについて学ぶ「自治会国際化講座」が美濃加茂市にある多文化交流センターで開かれました。 今回の講座は、同市の中国人団体「美濃加茂華友会」が主催し、同市に住む外国人のうち半数近いブラジルをテーマにして、22日までの2日間行われ、多文化共生に関心を持つ県内外の12人が参加しました。 同市のNPO法人「ブラジル友の会」理事の渡辺マルセロさん(33歳)が講師を務め、県内で活動する外国人団体を紹介したり、参加者と共に言葉や進学、就職などで外国人住民が日本で暮らすうえでの困難さを考えたりしました。 参加した人たちは「実際に自治会の活動に関わっている日本人や外国人の話を聞くことができたのはとても貴重だった」や「ブラジル籍住民の人と一緒に握手をしたり食事をしたりしたことで、彼らと近くなれた」などと話していました。
2012年01月24日
多くの外国人が暮らす自治体やその関係者らによる「外国人集住都市会議いいだ2011」が8日、長野県飯田市で行われ、約400人が出席しました。 多くの外国人が暮らす全国の28市町で構成する「外国人集住都市会議」が主催。参加者は、「多文化共生社会を目指して」をテーマに、課題や展望を探り、多文化共生の実現を誓うメッセージを各都市が発表しました。 岐阜県からは、美濃加茂市と大垣市が「子どもの教育」について事例を発表。渡辺直由市長も出席し、日本語指導教室「のぞみ教室」の現状を発表し、日本語が話せない外国籍児童や生徒の受け皿に教室がなる必要性を訴えました。 また、このほかにも、外国人の雇用問題や、災害・放射能情報の多言語化提供などについて、さまざまな意見交換がされていました。▲「のぼみ教室」について発表する渡辺直由市長
2011年11月11日
みのかも定住自立圏構想の多文化共生分野で活動をしているワン・ワールド委員会が、11月3日、美濃加茂市の生涯学習センターで創作料理の試食会を行いました。 この日、みのかも定住自立圏事業の「しし肉を活用した地域おこし事業」として、しし肉を使った地域に住む外国人の母国料理を創作したり、11月12日、13日に開催する「美濃加茂産業祭ファイナル」に出展するメニューの試食をしたりしました。 しし肉を使った料理は、ソーセージや餃子、アドボと呼ばれるしし肉の酢・しょう油、にんにく・香辛料を使った煮物が作られました。 また、外国人の母国料理を日本人好みにアレンジした多文化共生料理は、小籠包に似たやき肉まんや春巻、ビートのニョッキなど13種類を試作しました。 この日の試食会には、約30人の関係者が参加するほか、産業祭当日にも来場予定の、吉本興業株式会社名古屋よしもと所属の三ッ星ジョージさん(岐阜県出身)も参加され、三ッ星さんは「皆さんと一緒に産業祭で国際交流を盛り上げていきたい」意気込んでいました。「美濃加茂産業祭ファイナル」の当日は、多文化共生料理5種類を1食として、100食分(50食×2日)を来場者に振る舞う予定です。▲三ッ星ジョージさん
2011年11月04日
▲派遣団の皆さんの着ているポロシャツには、友好の意思を示したこのマークが刺しゅうされていました 美濃加茂市の姉妹都市である豪州・ダボ市の高校生ら10人が美濃加茂市に滞在しています。滞在期間中には、正眼寺短期大学や美濃加茂市長を訪問したり、また、市内にある3つの高校に分かれて授業に参加したりし、日本の文化や暮らしに触れています。 ダボ市と美濃加茂市は、平成元年に姉妹都市協定を締結し、お互いに市民や生徒を派遣するなど交流を深めています。今回、美濃加茂市を訪れているのは、ダボ市の高校生8人を含む10人で、9月30日に来日し、10月9日までホームステイをしながら日本の生活を体験しています。 正眼寺短期大学では、坐禅を体験。3日には美濃加茂市役所を訪れ、渡辺直由美濃加茂市長から歓迎を受けました。 美濃加茂市役所を訪れたダボ市の高校生たちは、「日本は好きです」「美濃加茂市は美しい」などと日本の感想を話すと、渡辺直由美濃加茂市長は「今回の訪問が、これからの皆さんの生活に役立てば良いと思います。皆さんの滞在が、楽しくすばらしいものとなるよう、祈っています」と話していました。▲日本昭和村で染物体験をしている様子
2011年10月04日
全73件 (73件中 51-73件目)