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(…その1から続く)12:08。東京ディズニーランドステーション駅舎下での保安検査を経て正面のゲートを入り、パークに再入園。朝方のハッピーエントリーの際はあまりよく見ることができなかったワールドバザール入口のデコレーションをあっちからこっちからと眺めて記念写真を撮影しました。12:15。ガーランド翻るワールドバザールへ。DPA(ディズニー・プレミアアクセス)を購入済のパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」の鑑賞席への入場時刻は13:15~13:50とのことでしたので、あと1時間半ほどの間をどう過ごすか考えました。公式アプリでアトラクションの待ち時間情報などを見て、パレードルートからそんなに離れていないアドベンチャーランド方面へ行くことに。12:25。「カリブの海賊」の前を通り過ぎ、ロイヤルストリートのショップなどを軽く流して「ウエスタンリバー鉄道」へ。待ち時間は10~15分とのことで待ち列は駅舎の上に収まっていました。今はこちらのアトラクションも40周年バージョンになっているのですね~どの列車も色とりどりのガーランドで飾られていました。ほぼ案内通りの待ち時間でミズーリ号に乗車。シーでもそうですが、私は基本的に鉄道や船などのアトラクションに乗って景色を眺めて過ごすのが好きなので、アメリカ河沿いの雄大な景色を見て回ることができてたいへん楽しかったです。13:00。ウェスタンランドから離れプラザへ。オムニバスが走っているのを見て「乗りたい!」と思い乗り場に行ってみたのですが、「パレード準備のため これから運行を一時休止します」」とのこと。(13:03頃。)ウェスタンリバー鉄道に行く前に先にこちらへ来れば良かったですねえ。記念に写真だけ撮影させていただきました。13:10。夫が「スターツアーズ」へ行きたいと言ったのですが、待ち時間は短いものの(この時5分待ちでした)中でシステムトラブルでもあって出てこられなくなったらパレードの開始に間に合わないかもしれないので 所要時間の長い複雑なアトラクションに行くのはやめにして、とりあえずワールドバザールへ。日差しを避けてショップを見たり、東京ディズニーランドバンドの演奏を楽しんだりしてしばらく過ごしました。13:40。パレードの「ディズニー・プレミアアクセス」鑑賞エリア入場口へ。スマートフォンにバーコードを表示させひとりひとり読み取ってからの入場なので、長い列ができていました。13:50。指定された鑑賞場所(Aエリア最前列)に落ち着きました。腰をおろすと目の前の景色はこんな感じ。この時点では、周囲の鑑賞席はまだ殆ど空いていて誰もおらず、「皆さん結構ギリギリにいらっしゃるんだなあ」と思いました。14:00。ファンタジーランドをパレードがスタートする時刻ですが、私達の周りの鑑賞席最前列はまだ空きが目立つ状況。数分後、キャストさんが注意事項などのアナウンスを終える頃になってようやく最前列のゲストが揃った感じでした。14:09くらい。鑑賞席周辺のスピーカーからパレードの音楽が流れ始めました。パレードの先頭がプラザに近づいてきたのかな~? と思って少しワクワク。周囲では手拍子を始める方も。14:11。左手方向 遠くの木々の間からパレードの先頭フロートが見えてきました。ティンカーベルなんですね!14:13。パレードを率いるカラフルな衣装のダンサーさん達が目の前にやってきました。ダンサーさんの出演を伴うパレードがディズニーランドで行われるのは3年と1か月半ぶりとのことです。復活おめでとう!いろいろなものがこの場所に戻ってきて、40周年を迎えることができて。ほんとうに良かったね~ おめでとう~ という晴れ晴れとした気持ちでやたらと旗を振ってパレードを見上げていたら、通り過ぎていくダンサーさん達から次々と「ハッピーバースデー!」と逆におめでとうコールをいただいてしまい(シール貼っていたので)、恐縮してしまいましたよー14:27。プリンス&プリンセスとその従者の皆さんの後に、ミッキーとミニーが乗ったフロートが見えてきました。大きな「40」のマークがついた、アントニ・ガウディの作品を彷彿とさせる少々奇妙な感じもするデザインの 鮮やかなモザイク調のフロート。パレード本編の最後のフロートになると思われます。このフロート後方にはプルートやドナルドなどのキャラクターも多数同乗していました。14:30。ミッキーの乗るフロートが目の前を完全に通り過ぎ、その後ろをキャラクター達やダンサーさんが歩いて通り過ぎ、パレードの終了を知らせるキャストさんの一団がルートを通り過ぎていきました。笑い過ぎてなんだかとても幸せな気持ちになってしまい、最後のほうは写真もあまり撮らずにただただじーっと観てしまいました。ディズニーランドの昼間のパレードをルート沿いの最前列で観たのはおそらく20年以上ぶりなんじゃないかと思います。昼間のパレードをこんな良い場所で観られるなんてことは もうこの先は無いかもしれません。ディズニーランド開園から40年が経った今、歳を重ねた私達の前にディズニー・プレミアアクセスがあって良かった、ハッピーエントリーというサービスがあって良かった、と 素直に思いました。14:34。立ち上がって足元の席番号をカメラに収め、パレードルートを離れました。14:39。夫が行きたがっていた「スターツアーズ」へ。(なぜか夫はこのアトラクションが好きらしいです。)待ち時間は5分との案内でしたが、このアトラクションの「待ち時間5分」は「待ち時間無し」と実質的には同じ、「同義語」のようなものです。建物内のスロープを歩いて、一度も立ち止まることなく乗り場まで行くことができました。15:00。「コズミックエンカウンター」などを見た後、PSを入れてあったワールドバザールの「れすとらん北斎」店頭に行ってみましたが、「お待ちいただくじゅうぶんな場所がないので予約時刻になったらいらしてください」とのこと。少し早すぎましたね。(北斎はいつもこんな感じなのは承知していたのですが、暑かったのでついつい早く伺ってしまいました。)ワールドバザールのショップ「ハウスオブグリーティング」「マジックショップ」「ホームストア」などを 懐かしいねえ~ と言いながら見て回って過ごしました。15:20。再び「れすとらん北斎」へ。今度は2階のウェイティングスペースへ通していただけました。15:33。順番がやってきて席へ案内されました。案内してくださったのは、私のと同じドリームガーランドを身に着けたキャストさんでした。(同じガーランドのキャストさんに初めて出会いました。)店内を席まで行く間にシールに気付いたたくさんのキャストさんから誕生日を祝っていただき、大人なのでその全てに「ありがとうございます」とお答えしていたら喉がカラカラになっちゃいましたよ~着席後も こちらからはお願いしていないのに新しいお誕生日シールやお祝いメッセージを記入したガーランドシール、キャラクター達のシールなどがテーブルに大量に届けられ、もういい歳だというのに非常に感激してしまいました。こちらのお店でいただいたのは40周年メニューの「スペシャル膳」。(2023年9月30日までの提供。)うなぎと穴子天麩羅がのった丼のセットです。メニューの写真を見た時「まさか本当にこんな大きな穴子天がのってくるわけないよねえ~ きっと、もうちょっと控えめな大きさだよねえ~」と思っていたのですが、写真に偽りなし でした。(私には少し多すぎたので夫に手伝ってもらいました。)食後、テーブルにやってきたお会計伝票にもお祝いメッセージが。これには夫もたいへん感激したらしく、レジでの会計の際に「妻の誕生日をたくさん祝ってくださってありがとうございました」とドリームガーランドカードを取り出してキャストさんに渡していました。れすとらん北斎の皆さん。微妙な年齢のゲストの誕生日を祝うのは難しくて勇気の要ることだったと思いますが、私はとても嬉しかったですよ!ありがとうございました。16:15。北斎を出ました。パレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」鑑賞という本日最大の目的は無事果たしたのでこのまま退園して帰宅しても良かったのですが、おなかがいっぱいになりすぎてどうにもならなかったので アドベンチャーランド方向へお散歩に。40周年デコレーションのシンデレラ城前では 多くのゲストが自分たちの世界に浸って思い思いの体勢で写真撮影をしている という相変わらずの光景が繰り広げられていました。 外の世界は3年前とまったく同じ状況に戻ったわけでは決してありませんが、舞浜のパーク内には3年前と変わらぬ景色が戻りつつあることをここでもまた実感しました。16:25。「カントリーベアシアター」を覗くと次回公演へ入場できそうだったのでお邪魔することにしました。16:55。私の大好きな「ビッグサンダーマウンテンへ」。待ち時間が長いようならやめようと思っていましたが、アプリによれば35分待ち。列最後尾は山のふもとからずいぶん離れた場所にあり、ロープさえ張られておらず列はスルスルとどんどん進んでいて、最後尾を示すサインボードを持っているキャストさんは「待ち時間は~ここからだいたい~30分前後でぇ~~す…」という ゆるーい感じで、飄々とした案内ぶりでした。本当にここから30分で乗れるのかな??と思っていましたが、17:10頃には山の上の乗り場がみえるところまで上ることができました。17:25くらい。並び始めて30分でほんとうに鉱山列車に乗車できました。何も言うことなし、ただただ楽しかったです。17:40。「イッツアスモールワールド」へ。(10分待ち。)明日の月曜日はふたりとも普通に仕事なのでそれに支障ない時間に帰宅しようと考え、このアトラクションを今回の東京ディズニーランド・ホテル&パークの最後の地とすることにしました。(ディズニーランドの「締め」にふさわしいアトラクションだと思います。)その後は、新ファンタジーランド「美女と野獣エリア」を通り抜け、退園のためエントランスへ向かいました。18:20。東京ディズニーランドにお別れを言ってゲートを出ました。ゲートを出た後 ディズニーランドホテルに戻るためリゾートラインの駅舎下を通り抜けようとすると、保安検査場にいらした警備担当の若い女性キャストさんが私の誕生日シールに気付いて「お誕生日おめでとうございます」と声をかけてくださいました。――ありがとうございます きょうは皆さんにたくさん祝っていただきました。でも 東京ディズニーリゾートさんのほうこそ。このたびはたいへんおめでとうございます。私がそう返して頭を下げると、キャストさんは一瞬 きょとん とした様子でした。しかし すぐに気づいたのか、「…はい。東京ディズニーリゾートも40周年!! ありがとうございます。ぜひまた遊びにいらっしゃってください!」年のころならまだ東京ディズニーリゾートの半分ちょっとだろうと思われる彼女はそう朗らかに言うと 私の顔を見てニコっと笑い 手を振りました。パークで過ごした一日の一番最後に出会った手放しの笑顔、そして瑞々しいまっすぐないい言葉でした。それから私達は、ディズニーランドホテル内のショップ、昨日到着直後にキャストさん達の猛烈なお誕生日祝いの洗礼を受けた「ディズニーマーカンタイル」へ行き、40周年の記念CDを購入しました。そして階段を上って美しい静かなロビーに上がり、ベルデスクに立ち寄って荷物を正面玄関に用意してくださるようお願いして駐車場へと向かいました。ホテルの正面玄関で荷物を車に積み込んでいただき、ドアサービスキャストさん達の振る「40」の旗に見送られるようにして 私達の車が舞浜を離れたのは18:40頃のことでした。宿泊した翌日のみ入園する というのは今回初めての経験でしたが、パークのすぐそばで前日を過ごすという言わば「助走」時間が思いのほか充実していたためか 総計ではたった7時間ほどしかなかったはずのパーク内滞在時間がずいぶん長い時間だったように感じられ、個人的にはとても満足することができました。一ゲストである私がこんなふうに感じることができるのも、単一のパークだった「東京ディズニーランド」がこの40年の間に苦心しながら「東京ディズニーリゾート」に姿を変えてきた、その賜物なのかもしれませんね。――さて。五月下旬の日曜日の夕刻、帰りの首都高速道路は順調で一時間もかからぬうちに自宅周辺に帰り着くことができました。私は車から荷物をおろして初めて ああ、昨日から続いたお祝い狂騒曲もこれでほんとうに終了なんだな と しみじみ思いました。東京ディズニーリゾートの40周年に思い切り乗っかって40周年をお祝いするつもりで軽い気持ちで行ったのに、逆にかなりの人的パワーをもってこちらの誕生日をとことん祝われちゃったな と。驚いちゃって 嬉しくなって でもちょっと疲れて。疲れたんだけど 思い出すとやっぱり嬉しくて。上手にまとめることができないのだけれど、今回のリゾート宿泊滞在もまた 記憶の中に埋もれることなく強く印象に残るホテル&パークの二日間となったことは間違いないようです。こんな調子だと、今後トシをとった時に「…そういえば2023年の時は~」と東京ディズニーリゾート40周年の思い出を差し置いてキャストさんに誕生日を祝っていただいたことばっかり語るお婆ちゃんになってしまいそうですが。そこはくれぐれも自重し 東京ディズニーリゾートとの精神的距離はじゅうぶん確保するように自分に言い聞かせつつ、これからも舞浜の地に想いを馳せていきたいものだなあ と 今は考えています。(おしまい)※「シーの方から来ました」という感じを醸し出そうと身に着けていたドリームガーランド◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2023
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(…前日から続く)一年ぶりに自分たちの意思で東京ディズニーランドへ しかも「ハッピーエントリー」を利用して入園しようという朝。パーク至近のホテルの一室で、私が目を覚ましたのは4:30過ぎ頃でした。――エントリー開始1時間前の7:15くらいに専用ゲートに行けばいいだろうから、まあ余裕を持って6:00前に起きればじゅうぶんかな~前夜そう思って目覚まし時計もアラームもセットしたというのに、またしても予定時刻のずいぶん前に起きてしまいました。…あと一時間くらいはベッドにいられるよねえ。時計を確認してそう思いましたが「再び目を閉じる前にちょっとだけ」とベッドを抜け出して パークの入口を見下ろせる窓辺に寄り、レースのカーテンを細ーーく開けてみると。パーク入園前に誰もが必ず通る保安検査場(東京ディズニーランドステーション駅舎下)の左右両側 少し離れたところには、既に検査開始を待つゲストの姿が。ざっと数えたところ、舞浜駅側とパーク駐車場あわせて30名前後が待機していらっしゃるように見えました。もちろん傍らにはその列を整理し見守る警備担当キャストさんの姿もあり、 早朝から本当にご苦労様です と私は手を合わせるような気持ちになって、再びベッドに戻りました。再び目を覚ましたのはそれから約一時間後の5:40過ぎ。さきほど一時間前にしたのと同じように窓から見下ろしてみると、保安検査を待つゲストの数はもう ひとり…ふたり…と数えるのが困難なくらいに膨れ上がっていました。真下にはパークの敷地とホテルの敷地の境界にあるゲートが見えましたが、その金属製の扉はまだ閉まったまま。公式ホームページにある通り ディズニーホテルは夜0時から朝6時までは入館制限をしていて滞在中のゲスト以外は入館することができないので、このゲートは6:00までは閉まっているのかもしれませんね。正面の窓のカーテンを開けると、今朝のリゾート上空には雲がかかっている様子です。これくらいの薄曇りが続くなら暑さと日差しに弱い私だってパレードルート沿いで2時間くらい待てるんじゃないのー?(ディズニー・プレミアアクセス購入できなくても。)まあ パレードの開始まで8時間以上ありますから、今後のお天気がどう変化していくかはわからないけどね~早朝の景色を眺めてあれこれ考えていたら思いがけずしっかり目が覚めてしまったので、私はベッドに戻ることはせずに出かける支度を始めることにしました。6:00になると、窓の外 東京ディズニーランドのパークエントランス一帯には音楽が流れ始めました。ホテルとパークの間の門も開けられて、保安検査場の待機列にいらっしゃった皆さんもホテル館内の施設を自由に利用できるようになったようでした。そして、今朝もご機嫌よく目覚めて朝風呂を済ませた夫がバスルームから戻り、私の支度もそろそろ終わろうか という6:40過ぎ頃。――そういえばハッピーエントリーのゲストってもう並んでるんだろうか? と思って窓の外を覗いてみると。あれれ~??待っている人あんまりいないみたい。そのまましばらく眺めていると、ハッピーエントリーの専用エントランス目指してやってきたと思われるゲストの皆さんは、門のそばに立っていらっしゃるキャストさんに話しかけたと思うと なぜかすぐに左右の一般の保安検査列の方へと進んでいってしまうのです。どういうこと??と思って窓を開けて耳を澄ましていると、それから10分ほどが経った頃でしょうか、……ハッピーエントリー専用エントランスの保安検査の開始は、左右の一般の保安検査場オープンの10分後になりまーす…というキャストさん地声のアナウンスが うっすらですが繰り返し聞こえてくるようになりました。――ああ、それでディズニーホテルゲストの皆さんは門のところのキャストさんに話しかけた後、一般の保安検査列の最後尾目指して早足に行ってしまわれるのね~でもね、私達はエントランス全体を見渡せる場所にいたからわかったのですが、この時間(7:00前くらい)の一般の保安検査待ち列は、パーク駐車場側も舞浜駅側も既に最後尾がどこにあってどうなっているのか もうわからないくらい長くなっていました。上から見ていた限りでは、ハッピーエントリー専用ゲートまでやってきてキャストさんのアナウンスを聞いていったん左方向や右方向へ進んではみたものの あまりの列の長さに驚いたのか慌てて戻ってくる方がこの時間にはだんだん増えてきたようにも見えました。そうしているうちに 7:00を過ぎる頃にはハッピーエントリーの専用エントランス前にもはっきりとした保安検査待ちの列ができ始め、7:05になると左右の(一般ゲストの)保安検査も始まったようだったので、私達も部屋を出て並びに行くことにしました。まもなく7:10になろうか という頃でした。(さてさて、ここから少しの間は「ディズニーランドに行った日だけ日記」になりますので、記述は簡単に いつもよりも歩みを速めて行きますね~)7:14。エレベーターをおりてディズニーマーカンタイルの脇を通り、ホテル前の中庭「ミッキー&フレンズ・スクエアへ」。7:15。ディズニーランドステーションの駅舎下、中央に設置されている「ハッピーエントリー」専用エントランスの保安検査待ち列に並びました。(最後尾はホテルのゲート脇、駅舎に向かって右手側のスロープにありました。)私達の前にはおそらく200名近くがいらっしゃったと思います。(部屋を出る前に数えたら既に100名以上がいらっしゃるようだったので 推定値です。)並んだのとほぼ同時にこちらの保安検査場でも検査がスタート。7:32。保安検査を通過。ロープで区切られたハッピーエントリーゲスト専用のエリアへ入りました。(通行証はここで回収になりました。)きょうもバースデーシールを貼っていたので、検査中もエリアに入る時も歩いている時も 気づいたキャストさんから「ハッピーバースデー!」「素敵なお誕生日を!」などとお祝いの嵐でした。7:33。パークを真正面に見るあたりの入園ゲート前には既にたくさんの方がいらっしゃり列が特に長いように見えたので、脇の方へ回って比較的列が短そうなゲートを選んでならびました。7:55。入園ゲートにキャストさん達が登場。このころになると、夫はディズニーリゾートアプリを立ち上げてDPA購入のシミュレーションをしていたようでした。間もなくミッキー達キャラクターもゲートの向こうのパーク内に姿を現し、端からゆっくりぐるーっと回って入園開始を待つゲストにご挨拶を始めました。8:15。ミッキー花壇の前で時計を見ていた私服姿のキャストさんが挙げた手を大きく回して合図し、ハッピーエントリー開始。8:16。私達もスマートフォンに表示させたパスポートをゲートにかざして入園しました。ミッキー花壇~ワールドバザールをゆっくり歩きつつ、夫がDPA購入の手続きを開始。8:18。ワールドバザール中ほどの交差点あたりまで進んだところで「あれ?もう買えちゃったみたい」と夫。幸運にも通信状況がよくてエラーにもならず、支払い手段も登録済なので順調に決済完了まで進んだようです。座席案内のメッセージが表示されたとのことで、脇へ逸れて立ち止まって画面を確認すると「Aー1ー○○(席番号)」と表示されていました。「これってAエリアの1列目ってことかなあ??」よくわからなかったので、あとでパレードルートに行ってみよう と話しました。8:20。「ベイマックスのハッピーライド」へ。昨年この時期にアーリーエントリー(ディズニーホテル宿泊ゲストは有料で一般ゲストよりも30分以上早く入園できるという制度)を利用した際に一度だけ体験して、夫が大変気に入ったアトラクションです。乗っている時間は1~2分なのにパーク正式開園後は待ち時間がすぐに数十分以上になってしまうので、それ以後は乗るチャンスがありませんでした。8:30。順番がやってきて乗車。(こちらでも非常に元気なハッピーバースデーコールをいただきました。)三巡目か四巡目くらいの案内だったと思います。ほんとうになんていうことはないアトラクションなのですけれど、おりた後じんわりと 楽しかった~ という思いが湧いてきます。不思議なアトラクションです。8:33。ハッピーライドを終え もう一つくらいアトラクションに行けそうでしたが、待ち時間や運営状況によっては朝食に間に合わなくなるのでやめてシンデレラ城を正面に見るプラザへ。ディズニー・プレミアアクセスで割り当てられた鑑賞席の位置を確認しに行きました。8:36。鑑賞場所確認。パレードルート沿い外側のAエリア1列目の、シンデレラ城真正面をやや外れたあたりでした。明け方は曇りでしたが この時間には晴れ間が増えてきて日差しも強くなりそうだったので、DPA購入できて良かったかも とちょっと思いました。(↑この写真は鑑賞席の前をうろうろしていた時に撮ったもの。鑑賞席とシンデレラ城の角度はだいたいこんな感じでした。)8:40。ワールドバザール、「グランドエンポ―リアム」へ。一般開園時刻から10分で店内は既に大混雑。ディズニーシーのエンポーリオは開園直後でもこんなに混雑していないのに、やっぱりランドの入園者数は多いんだなあ と痛感しました。カチューシャやドリームガーランドなど身に着けるものを購入していらっしゃる方が多い印象でした。その後、「ペニーアーケード」でスーベニアメダルを作成しました。8:50。ゲートで手の甲にスタンプを押していただいて一時退園。8:55。ディズニーランドホテルの敷地内まで戻りました。宿泊しているお部屋の窓の写真も忘れずに撮影。9:00。朝食のためドリーマーズラウンジへ。何とか間に合ったね~パレードのDPAを購入できてしまったので、あとは午前中いっぱいのんびり過ごせます。こちらのお店の朝食ブッフェはバリエーションは多くないですが、テーブル数が控えめなのでゲストも少なく静かで、落ち着いて食事することができます。どちらかといえば洋食寄りのメニューが多く、生野菜やブロッコリーなどサラダ類、ラタトゥイユ、ソーセージやベーコン、スクランブルエッグ、ポテトミートグラタン、ハッシュドポテト、スープやパン各種、ヨーグルトにフルーツソース、各種フルーツやジュースなど。和食は、焼き鮭、漬物、昆布の佃煮、きんぴら、焼きおにぎり、鶏雑炊など。グラス入りデザートも二種ほどありました。食事を終えて部屋に戻ったのは10:20くらい。それからは5つの窓から見える景色を楽しみつつ、この部屋を去る準備をしました。今日は朝から40周年ライナーも走っているようで、淡い色合いのリゾートライナーがこちらへ向かってくる様子も眺め放題。向かって右の窓からは、お隣のベイサイドステーションまで走って行くところもずーっと見ていられます。今までよく見ることができていなかった40周年ライナーですが、昨日から今日にかけて部屋に居ながらにして近くで何度も見ることができたので、もうじゅうぶん満足できたように思います。室内を整えたところで恒例の宿泊の記念撮影もしました。このお部屋は絵になる場所が多いので、どこで撮ろうか どんな感じで撮ろうか とずいぶん悩みましたよ~記念撮影を終えた後はごく普通にお茶を飲んだり景色を眺めたりして、いつものチェックアウト間際と同様に 残り少なくなったこの部屋で過ごす時間を楽しみながら過ごしました。窓の外を眺めていると時間が経つにつれて東京ディズニーリゾートのお天気はどんどん良くなり、朝方曇っていたのが嘘のように思われました。スマートフォンで気象情報をチェックすると、きょうこのあとは気温が30度近くまで上昇するかもしれないとのこと。これは… きょうは熱中症にも気をつけて、ゆったりのんびり 無理せずにマイペースで行かないとね~やがて チェックアウトの時間が近づいてきたので、サービスホットラインに電話をして荷物を部屋に置いて出発することを告げ テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをすると、忘れないようにミネラルウォーターのボトルをバッグに入れて私達は部屋を出ました。11:50過ぎのことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2023
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(…その1から続く)チェックイン手続きを終え、マーセリン・サロンをあとにして宿泊する部屋へと向かったのは15:50頃でした。本日私達が宿泊するのはコンシェルジュ・タレットルームのダブルベッドの客室で、たまたまだと思いますが昨年のこの時期に宿泊した部屋と階数も位置も全く同じになりました。夫の話によれば、マーセリンサロン扱いの客室では今日現在、感染症対策などのため何年間も省略されていた「チェックイン時のキャストによる部屋へのご案内」のサービスが復活しているとのことで、キャストさんの方からは「お部屋までご案内いたしましょうか?」とのお話もあったそうですが、今回の客室が昨年と同一だったためそのサービスの利用は辞退したとのこと。というわけで私達はふたりだけでエレベーターに乗って、数分後には東京ディズニーランドのパークに面した小塔の一角にあるタレットルームに着いたのでした。昨年の宿泊時と全く同じお部屋なのであらためて室内の様子をくわしく記録することもないのですが、忘れないために少しだけ。(もしもこのタイプの部屋についてよく知りたいとのことでしたらこちらの昨年の日記が参考になるかと思います。)このお部屋には窓が5つありますが、この大きなソファーの後ろの窓がパークエントランスに正対しています。(エコバッグ、こちらのお部屋では楕円形のテーブルの上に置いてありました)レースのカーテンを開けてみると、眺められる景色はこんな感じ。東京ディズニーランドのエントランスの向こうにワールドバザールとシンデレラ城、その後ろに重なるようにプロメテウス火山が見え、森のように広がるふたつのパークの中から特徴的な建造物がちょこちょこと頭を覗かせています。昨年初めてこの部屋に入ってカーテンを開けた時にも思いましたけれど、ほんとうに あまりに景色が完璧すぎて 絵か?写真か? と錯覚するほどです。右手には駐車場やオフィシャルホテル群、海も見え、左手にはボンヴォヤージュなど舞浜駅方面が見えます。位置的にはこちらのホテルの中で東京ディズニーランドのパークに一番近い部屋になるんじゃないかな と思います。目の前がリゾートラインのホームなので低層階だと外からの視線が少し気になるかもしれませんけれど、レースのカーテンを閉めておけば大丈夫そうです。この位置にあるタレットルームは ベッドはダブルが一台設置されているのみでトランドルベッドはありません。(トランドルベッドが設置されているツインのお部屋の方はパークビューの別の位置に存在します。)サイドテーブルの引き出しには40周年デザインのポストカードが入っていました。こちらのホテルはミッキーのとミニーのとそれぞれ二枚ずつ。三軒目にしてやっとミニーさんのポストカードに出会いましたよ。結婚記念日のお祝いカードと私の誕生日カードも用意してくださったので記念に撮影しておきました。部屋に入って5分ほど経つとドアがノックされ、 15分くらいのうちにお届けします と案内されていた荷物も早々にやってきましたので、荷物を整理した後は「明るいうちに」と 宿泊ゲスト専用の庭園「シャーウッドガーデン」へ行ってみることにしました。ルームキーをかざして入口の扉を開けシャーウッドガーデンに入ると、きょうこの時間(16:30頃)の庭園内には今まで見たことがないくらい多くのゲストの姿がありました。さきほども少し触れましたが、過去のディズニーランドホテル宿泊時は私達はチェックイン日にパークを訪れることが多かったため シャーウッドガーデン散策はいつも二日目の午前中にしていたのです。(午前中は早ければ早いほど空いていました。)チェックインタイム直後のこの時間帯にシャーウッドガーデンを散策した経験がないので 咄嗟に「うわあ 混んでるー」と思ってしまったのですが、よくよく考えてみたらディズニーホテル宿泊ゲストの特典である「ハッピーエントリー」がチェックイン当日は対象外に設定されている現在では「チェックイン日はパーク行かないからホテル内で楽しむ」という方が多いでしょうから、16:00~のこの時間帯にこの場所が混んでいても不思議はないのですよね~(今を盛りとバラが咲いていました)30分ほどの散策を終え、アルコールタイムが始まる17:00になったので私達はマーセリンサロンへ。今度は、ミッキー&フレンズ・スクエアを眺められるこちらのテーブルへの案内でした。お願いしたのは生ビール。わたし、ディズニーホテルのいわゆる「専用ラウンジ」でビールいただいたの初めてかもしれません。ビールって美味しいものなんですね~~ 特に お天気の良い日に外の景色を眺めながら窓辺で飲むビールがこんなにも美味しいとは!カウンターには自由に注ぐことのできるワイン(赤・白)も用意されていたのでそちらも少し楽しみつつ、しばらく時を過ごしました。やがて マーセリンサロンの窓から眺められる景色は次第に金色に染まり始めました。日没の時も迫り、「本日の部屋からの夕景も見てみたいし、テーブルの空きを待つゲストの方もいらっしゃるようだし…」と思った私達は このあたりで席を立つことにしました。その後は、ロビーから階段を下りたフロアにある「ルッキンググラス・ギフト」で夕食になる軽い物を調達し、部屋に戻りました。(昼食が遅めでそのうえマーセリンサロンでお酒もじゅうぶんいただいていたので、何も食べたいものが思い浮かばず 購入した物はごくわずかでした。)部屋に入ると、正面の窓からは 18:30を過ぎてあかりの灯り始めた東京ディズニーランド・パークが見えていました。こちらは右隣の窓からの景色。こんなふうに正面以外の窓からパークを斜めに眺めてみるのもいいですね。この部屋にいると いろいろな窓からただただ景色を眺めているだけで、知らないうちに何時間も経ってしまいそうです。それから私達は、明日のディズニーランド入園に備えて少し「ミーティング」をしました。ホテルからのお知らせによれば、明日のディズニーランドは8:30開園、ハッピーエントリーの開始は8:15だそうです。実は私達が今回「ディズニーランドに入園してみよう」と思いついたきっかけは、三年以上ぶりにダンサーさん達の出演も交えて催されている新しいパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」を観てみたいということだったので、もし良い場所(最前列とか)で観たいと思うならハッピーエントリーで入園後そのまま(もしくは他にひとつふたつどこか行った後)パレードルート沿いに鑑賞場所を確保する というのが王道なのかもしれません。が、せっかくのお誕生日祝いのタレットルーム滞在です。明日の午前中を(このタレットルームをなげうって)パレードルートで何時間も過ごすのは到底受け容れられないことなので、私は「パレードはどこからでも 立ち見でも観られるのだから、チェックアウトした後12:00くらいに入園してその時点で最良の場所を確保すればいい」と考えていました。しかし夫の方は違いました。この10日間ほどの「学習」の中で、彼は「ディズニー・プレミアアクセス(通称DPA)」という有料の優先制度が今回のパレードの鑑賞席にも適用されていることに気付き、しかも購入した時点で座席番号まで決定する=エリア指定ではないので早く行く必要がない ということを知っていたのです。そんな彼の考える、明日の午前中の最良の過ごし方は…「朝ハッピーエントリーで入園してまずDPA購入にチャレンジ → 購入できてもできなくても短時間でこなせるアトラクションやショップへ行って8:50には一時退園 → ホテル内で朝食 → DPA購入できていたら12:00まで部屋で過ごして再入園、購入出来ていなかったら少し早めに再入園してパレードルートへ」…だそうですが。いやいや、パレードのDPAってわたし考えたことも無かったからよく知らないけど、混雑日だとハッピーエントリーで入園しても後ろの方の席になることもあるらしいよ~ しかも有料なのに(一人2500円)ひとりあたりの鑑賞場所(スペース)がすごく狭いって評判だよ~と、いろいろ言ってみましたが夫の決心は揺らがず。「たとえ後ろの方になったって狭くたって、購入できたら席決まるんだよ? ギリギリに行ってもいいんだよ? 日光にさらされて何時間も待たなくていいんだよ?」と、DPA購入にとことん前向きなご様子。しかも今回の夫の場合、鑑賞場所を購入してラクしたい(させたい) というより、なんだか「ディズニー・プレミアアクセスという目の前に現れた新しいものを使ってみたくてワクワクドキドキしている」といった感じでもあったので、まあお好きなように~やってみれば~ と計画に賛同することにしました。そうこうするうちに 窓の外はすっかり夜。それじゃあ、早起きしないと!何時にハッピーエントリー専用ゲートに並びに行けばいいかなー!キミはなるべく部屋にいたいんだもんねえ~ あんまり早く部屋を出るのもねえ?と、夫が部屋の中で浮かれ散らかしていると、19:20を過ぎた頃 大きなソファーの後ろの 窓の向こうの空にサーチライトが。続いて、照明の消えたプロメテウス火山の手前に花火が何度かあがるのが見えました。東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで19:20から行われている「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス」のショー中の演出のようでしたが、この場所からはこんなふうに見えるんですね~なんだか少し得をしたような気分でした。19:42分くらいには、ディズニーランドの「エレクトリカルパレード」の先頭フロートが通過していく様子もワールドバザールの屋根越しにちらっと見えました。この部屋っていろいろなものが見えちゃうのねえ~ と、窓にぴったりくっついて私はしばらく感心して見ていましたよ!もちろん、20:30からの花火もきれいに見えました。夫によれば、チェックインの際にマーセリンサロンのキャストさんが、「もしもこちらのお部屋から花火が見えないなんてことがあったなら、ディズニーランドホテルの敷地内からはどこからも花火なんて見えない と言い切ってもいいほど花火の鑑賞には適したお部屋です(意訳)」とご案内してくださったそうです。打ちあがる花火に合わせるようにシンデレラ城の照明も変化し、短い時間でしたけれど様々な表情の夜のパークを見ることができて楽しかったです。21:00にパークが閉園した後も、私達は時折窓から外を眺めて あ、40周年ライナーが来た! とか 駐車場の閉園後渋滞が始まってるよ! などと、リゾート内にいることを楽しみながら忙しく過ごしていました。明日の朝のこともあるし、そろそろ休まないとね~ と最後に窓から外を見渡してみたのは22:50過ぎ。この頃にはパークから舞浜駅方面に向かうゲストの姿は殆ど無くなり、目の前のディズニーランドステーションも乗り降りするゲストが少なくなって静かな様子でした。シンデレラ城の照明はまだ点いたままでしたが、ふと見るとワールドバザール周辺やアトラクション建物の主な灯りは消えた後のようでした。…東京ディズニーランドのパークもそろそろ おやすみ なんですかね~いつまでも景色眺めてないで私達も早くベッドに入って眠らないとね!明日もまた、新しい楽しいことがいっぱいあるかもしれないんだから!では。おやすみなさい またあした。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 20, 2023
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昨年に続き今年もこの時期に東京ディズニーランドホテルに一泊することになりました。5月には私の誕生日があるので「プレゼントも誕生日ケーキも何もいらないから好きな客室に一泊したいな」とぽろっとこぼしてみたところ、たまたまご機嫌が良かったのか「いいよ」と夫は快諾。わ~い!! と喜んで すぐさま客室と夕食のルームサービスを手配したのは2月も末のこと。誕生日近辺の週末にディズニーランドのパークエントランスを眺めながら部屋でふたりっきりで食事でもして ゆったりのんびり過ごして帰ってこよう…というのが、ホテルでぼんやりするのが大好きな私の計画でした。そのあとしばらくは4月末のオチェーアノでの結婚記念日のお祝いや5月初めのホテルミラコスタ宿泊のことで頭がいっぱいだったので この計画の方は一旦ちょっと忘れていましたが、再び夕食のテーブルの話題にのぼったのは5月の連休後半。ホテルに宿泊することしかほぼ決まっていないような状態だったので、「さて 5月の20日に舞浜行ってどうするんだっけ…?」なーんてふたりで計画の復習をしていたところ、どういうわけだか「ルームサービスのディナーはやめて、そのかわりにディズニーランドのパークに行ってみない?」という方向に話が転がっていったのです。 えーーっ! でも40周年のディズニーランドのこと、何も知らないよ!普段はディズニーシーにばかり居る私達、それから慌てて40周年のパレードの概要やらレストランメニュー内容やら何やらとディズニーランドのことを調べ始め、ハッピーエントリーやらディズニー・プレミアアクセスの知識を仕入れ、急転直下「天気が良ければ宿泊翌日にちょっとだけディズニーランドに入園してみる」ということが決定。それなら と急遽 朝食の時間変更を思案したり、パーク内レストランの予約(完全に出遅れ気味)を試みたり。運よくチェックイン日のホテルレストランのスペシャルメニューのキャンセルも拾うことができ、予定した日が日曜日にもかかわらずファンダフルディズニーの割引適用日であることにも気づき。「当日の天気が問題なさそうだ」と確認できてからパスポートの購入も済ませ、全ての準備が整ったのは 出かけるほんの数日前のことでした。実は私達、ディズニーホテルに宿泊してチェックアウトする日「のみ」パークに行くのは今回が初めて。(今までは一泊の場合はチェックイン日のみパークに行くことが殆どでした。)年齢が年齢だし、しかもランドだし、疲れてしまうんじゃないか... という若干の不安はあるものの、なんてったって今年は東京ディズニーリゾート40周年だもの。「こんな時こそ『ノッて』いかないとね!」と、私達はふたりとも海の色のドリームガーランドを身に着け、私は先日のミラコスタ宿泊の際にいただいたバースデーシールも身に着けて、「アウェイの地」東京ディズニーランドホテル&パークに勇ましく乗り込んだのでした。――とはいえ。ゆったりのんびり が今回の宿泊滞在の基本であることには変わりなく、土曜日の首都高速道路をドライブ気分で走りぬけて舞浜に着いたのは12:40過ぎ。昼食の予約時刻に間に合えばいいから なんて言って当日の午前中に仕度していたら、こんな時間の到着になりました。ディズニーランドのパーク駐車場の手前を左に曲がり、門を入って森の向こうの丘の上に佇むホテルまで続く坂道を上り。東京ディズニーランドホテルの正面玄関車寄せで待ち受けるドアサービスキャストさんに手伝っていただいて荷物をおろして預ける手続きを済ませたのは12:50頃のことでした。そのまま車を走らせてホテルの2階部分にある駐車場にとめ エレベーターで3階のロビーフロアに出ると、目の前の柱にはどどーんと40周年のタペストリー。自然光のたっぷり入る明るいロビーには同じように「40」のロゴマークとキャラクターのタペストリーを組み合わせた目立つデコレーションがたくさん施されていて、「さすがディズニーランドのお膝元、ディズニーシーやミラコスタとは盛り上がり方が違うよね~」なんて思ってしまいましたよ。昼食の時間まではまだ少し時間があったので、私達は階段を降りてグッズショップ「ディズニー・マーカンタイル」を覗きにいくことにしました。可愛らしい品が並ぶ店内に足を踏み入れた途端、バースデーシールを目ざとく見つけたキャストさん達から「お誕生日おめでとうございます」のシャワーが降り注ぎました。家族以外から一度にこんなにたくさんの「おめでとう」を言われたのはほぼ初めてだったので、お祝いのクラッカーが弾けたかと思うくらいびっくりしちゃいましたよ~ちょうどゲストが少なく人手にも余裕がある時間帯だったからでしょうか、お店を出る際にはドリームガーランドを持たせてくださって店名看板の下で写真も撮影してくださり、ディズニーランドホテル到着後30分にして私は「キャストさん達渾身のハッピーバースデー」の洗礼を受けたのでした。その後、昼食の予約時刻が近づいてきたのでロビーにある「ドリーマーズ・ラウンジ」へ。きょうはこちらのお店で、「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”スペシャルセット」というのをいただきます。10日ほど前に宿泊特典で予約できてしまってから内容を調べて知ったのですが、このお店のスペシャルセットは予約を取るのがなかなか困難らしく、しかも今回のメニューは明日までの提供とのこと。たまたま空きが出たタイミングで予約することができて幸運だったとしか言いようがありません。案内していただいたのは一番奥の静かなエリア、リゾートラインの駅舎が望める素敵な席でした。差し出されたメニューに載っていたスペシャルセットの詳細を見た夫が、「これ どう考えてもお茶の前に泡の出るお酒いかないとダメなやつなんじゃないの~?」というので、私達は追加でグラスのスパークリングワイン(カヴァでした)をお願いしてまず乾杯。(当日じゃないけどとりあえずお誕生日のお祝いだからね~)↑景色に感激するあまり、 ♪スパークリングワインの中を~ リゾートライナーが通る~ …などと、年齢がわかってしまうような遊びを窓辺で展開する中高年夫婦。そんなことをしてはしゃいでいると、テーブルにはオードヴルのひとつとしてまず「あさりのクリームスープ」がやってきました。小さなカップにあさりの旨味がギュッと詰まったスープ、微かにサフラン風味で美味しかったです。そして、アフタヌーンティーで使われるようなワゴンが満を持して登場。このワゴンに様々なオードヴルとスコーン&ショートブレッドが収められていました。ワゴン上部に飾られたグリーンのリボンはディズニーランドホテルの建物の屋根の上にもいることでお馴染みの「ティンカーベル」の背中の羽のイメージだそうで、ワゴンの下方にまで達する薄黄色のシフォンのリボンはティンカーベルが魔法の粉をふりかけている様子を表現しているとのことでした。一番上の段にはオードヴルその1として三種。手前のスプーンの上には「カマンベールチーズとハチミツ 胡桃添え」。細長い筒状のグラスの中が「スモークサーモンとアボカド、トマトコンソメジュレ」。奥の四角い器のが「大山鶏コンフィと赤キャベツマリネ」。中段はガーランドを模った「チョコレートチップショートブレッド」とミッキーフェイスの「チーズスコーン」。シェル型の容器にはクリームとバルサミコ風味のオイル。(この写真にはひとつしか写ってませんが、ちゃんと二人分ありましたよ!)下段はオードヴルその2。手前が「小海老とブロッコリーのタルト バジル風味」。真ん中の白い容器のは「アオリイカのタブレ」。奥の小さなハンバーガーみたいなのは「ブレッドカップのミートソースグラタン」。いやあ これ、スパークリングワインお願いしたの絶対正解だったよね~ と ふたりで盛り上がりつつオードヴルをいただいていると、パスタのお皿もやってきました。「香草風味の黒豚挽肉と空豆クリームソースのメッツェペンネ」。絶妙な量です。ごくごく短いペンネにそら豆のクリームソースや挽肉、いんげん?などが合わせてありました。散らしてある赤紫色のはビーツのソースだそうです。ソースは全体的に、お豆が苦手な人にはキツいんじゃないかと思うくらいの「そら豆そのもの」で、春の味がして私は大好きでした。最後にデザートプレートとお茶が来ました。(私達はお酒をいただいていたのでこのタイミングでお茶がきましたが、普通は最初からお茶を用意してくださると思います。)「モレロチェリーとピスタチオのムース、ストロベリーとマンゴーのソルベ」。おおー!40周年だー ミッキーだー お城だー!と、いちいち感心して写真撮影などしていたら、突然「お誕生日おめでとうございます」とキャストさんがチョコプレートを小さなお皿にのせて持ってきてくださいました。そのうえ バースデーシールを添えたミッキーまで連れてきてくださったので、さっそく私達のテーブルに仲間入りしてもらいましたよ~ありがとうございました。ここは立派なホテルだけれど、やっぱりディズニーランドのパークと地続きで れっきとした「東京ディズニーランドの一部」なのですね。ホテルに到着してからたった2時間だというのに行く先々で圧倒されるほどたくさんの祝福メッセージや笑みに出会って、私はあらためてそう思いましたよ~ドリーマーズ・ラウンジで笑ってばかりの楽しい楽しいお食事を終えたのは15:15くらい。それから私達はチェックインのため同じロビーフロア(3階)にあるマーセリン・サロンに向かいました。案内していただけたのは、一番奥の小部屋のようになっているエリアの一角。私達にとっては初めて座る場所でした。やがて15分ほどして、順番がやって来たので夫はひとりで入口近くのデスクへ。ちょうど時を同じくして周囲にいらした皆さんが続々とお部屋へ向かわれてしまったので、このエリアにひとりきりになってしまった私はしばらくの間 小部屋の内装を観察したり初めての場所から眺められる景色を楽しんだりして過ごしました。(その2 に つづく・・・)** ドリーマーズ・ラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”スペシャルセット ** (4月10日から5月21日のメニュー内容)■オードヴル・スモークサーモンとアボカド トマトコンソメジュレ・カマンベールチーズとハチミツ 胡桃添え・大山鶏コンフィと赤キャベツマリネ・ブレッドカップのミートソースグラタン・アオリイカのタブレ・小海老とブロッコリーのタルト バジル風味・アサリのサフランクリームスープ■スコーン&ショートブレッド・チーズスコーン・チョコレートチップショートブレッド■パスタ・香草風味の黒豚挽肉と空豆クリームソースのメッツェペンネ■デザート・モレロチェリーとピスタチオのムース ストロベリーとマンゴーのソルベ■コーヒー または 紅茶・コーヒー・エスプレッソ・カフェラテ・カプチーノ・アイスコーヒー・アイスカフェラテ・ダージリンティー・アッサムティー・セイロンティー・モルゲンタオ フレーバーグリーンティー・ウエルネス ブレンドハーブティー・ルイボスクリームオレンジ・グリーンドラゴンロンジンチャ・アイスティー(レモンまたはミルク)以下のプレミアムティーは別途500円加算で提供可・ストロベリーフィールド・クイーンズティー・ルイボスキルシュブリューテ(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 20, 2023
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(…その1から続く)荷物を預けようとサローネ・デッラミーコに伺うと、入り口にいらしたキャストさんは 控えをご用意しますのでお待ちください と中へ通してくださいました。12:00が近くなったサローネには意外と多くのゲストがいらっしゃって、パーク内のハーバーに正対するエリアの窓辺のテーブルは埋まっていましたので、私達は誰もいなかった一番奥のエリアに行ってお茶でもいただくことにしました。まもなくキャストさんがテーブルまで荷物預かり証の控えを持ってきてくださり、「お時間に余裕があるならぜひ」と12:00からパーク内で行われるハーバーグリーティングをここから眺めていくことをおすすめしてくださいましたので、私達は有難くそのおすすめにのることにしました。そして12:00、窓の外では「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まりました。(開始に際してサローネでは特に何かご案内はなく、ずっと以前していたように窓を開放することももちろんありませんでした。)サローネの窓から眺めるメディテレーニアンハーバーの景色は、水域が遠くの海とつながって水平線まで続いているようにも感じられて、本当に素晴らしいですよね。この回のグリーティングでは、昨日の午後に部屋からみた「一部内容変更版」と違って 後半でキャラクター達はそれぞれ旗を手にして大きく振っていました。なので、きっとこれが「完全版」なんでしょうね~青空の下 水上を滑っていく船に翻る七色のガーランドはとても鮮やかに目に映り、キャラクター達の衣装や小旗の色も華やかで、独特の弾むようなテーマ曲の楽しさもあいまって遠くから眺めているだけでも気持ちが明るくなりましたよ。様々な色のあふれる世界の素晴らしさを謳うこのエンターテイメントは 私達がこれから目指すべき社会の姿を描いているようにも思われます。思えば 今回のディズニーシー&ホテルミラコスタ滞在では、私はこちらのサローネ含めホテルでもパークでも多種多様な個性をお持ちのキャストさんに出会うことができました。それはただ単に 世界中からこの場所にやってくるゲストの多様性に対応するために運営会社さんがとっている施策 なのかもしれませんけれど。でも、「この世の中には様々なひとがいて ひとりひとりが日々それぞれの人生を懸命に生きている」という ごくあたりまえだけれど忘れがちなことをテーマリゾートの一角に居ながらにして思い出させてくれる 私にとっては嬉しい瞬間でもありました。皆さんご存じのように、今 40周年を迎えたリゾートの街角は色とりどりのドリームガーランドに彩られてとても賑やかです。でも 実は、私達の住む日常世界にだって様々な人が暮らしていて目にははっきり見えないかもしれないけどこの世はとってもカラフルなんだ ということに、このささやかな水上エンターテイメントに触れたお子さん達がある日ふと気づいてくれたらいいなあ… と。ホテルミラコスタの5階からグリーティングを眺めながら 私はぼんやりとそんなことを思ったのでした。その後 私達はサローネに別れを告げ、昼食の時間まで(おなかをへらすためにも)リゾート内をお散歩して過ごすことにしてホテルミラコスタをいったん離れました。12:20頃のことでした。(このあと、私達はリゾート内の道路をホテルミラコスタからディズニーランドホテルまでほんとうに自らの足で歩き、ディズニーランドステーションからリゾートラインに乗ってディズニーシーステーションまで戻りました。)(休憩のため立ち寄ったディズニーランドホテルのロビーにて)私達がホテルミラコスタ館内に戻り、朝の宣言通り(?)に再びベッラヴィスタラウンジを昼食のために訪れたのは14:00前くらいのことだったと思います。朝食時はソファー席でしたが、今度はこちらの席。一日に二回もこのお店に来られて、それぞれ眺めも趣も異なるテーブルで時間を過ごせるなんてなんて幸せなことでしょうか。さて、本日の昼食の注文内容は というと。夫はさんざん迷った末、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインをポークにしてお願いしていました。私の方は、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースは先日いただいたので 今日はリゾート40周年のランチコースをメインは牛フィレにしてお願いすることにしました。(お魚の方はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと同じとのことなので。)それに加えて 私の方だけグラスワインセットのトリオもお願いしました。以下、まずは私の方の「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース」を簡単に記録しておきます。前菜。マリネしたスズキや帆立貝柱と、ミニトマト、ラディッシュ、グリーンアスパラガスなどこの季節らしい野菜を使ったサラダ仕立ての前菜です。白ワインエスプーマとライムのドレッシングとマスタードの他、クチナシで色付けした4色のマヨネーズ(お皿の左上方)も添えてありました。カラフルなマヨネーズはもちろん「ドリームガーランド」イメージだそうです。言わなくてもおわかりと思いますが、ベッラヴィスタがとても美味しくいただける前菜でした。パスタはリングイネ。ドライトマトと日向鶏のラグーソースです。シンプルだけど普通においしかったです。(素材がいいのでしょうね~)誰もが美味しくいただける味だと思いますよ。メインの牛フィレのグリル。ソースは焦がしバターのソース、アーティチョークのピュレ。付け合わせはおかひじき、それと筍とアミガサダケの煮込み。これもごく普通に「美味しく調理した牛肉料理をいただいた」という感じでした。デザートのチョコレートには40周年を祝うキャラクター達もわかりやすくイラストで登場。オレンジムース、ピスタチオジェラートなどの盛り合わせです。いちおう… と前置きしてキャストさんが教えてくださったお話によれば、真ん中のオレンジムースはその色や大きさで「ミッキー、プルート、ドナルド」の三人をイメージ、ピスタチオジェラートは「グーフィー」をイメージ、赤紫色のまあるい小さなゼリーは「デイジー」、ふわふわの薄桃色の泡は優しく可愛らしい「ミニー」をイメージしているとのことで、小さなふたつの三角形は「チップ&デール」のつもり とのことでした。 (シェフをはじめ厨房の皆さんの苦労が慮られます。)メモ:本日のグラスワインセット「ミラコスタトリオ」(スパークリング)ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット(白)ジーニ・ソアヴェ・クラシコ (赤)コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・メルロー(5000)夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースは、先日(日記はこちら)私が一人で来た時にいただいたのとメイン以外は同じなので 説明は最低限に留め写真のみ記録として残しますね。前菜。リゾット。メインに夫が選んだのは「ポークのアッローストとセージ香るニョッキ、タレッジョのソース」。これだけが私が先日食べたのと違っています。そら豆とアスパラの「グリーン」と ポークの切り口の「薄ピンク」の色の組み合わせが晩春を思わせる、とてもきれいなお皿でした。「火の通り具合が最高」だったそうです。美味しかったみたいですよ~デザート。最後のデザートとコーヒーをいただいている頃、窓の外では16:00の「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まりました。ベッラヴィスタラウンジからハーバー水域までは距離がありますし、食事をしながらですから雰囲気を楽しむのがせいぜいですけれど、明るく楽しいグリーティングの様子をまたもや見ることができて幸運でした。食事を終えてベッラヴィスタラウンジを出て いよいよ帰宅しようとホテル2階のベルデスクに行ったのは16:30近くなった頃でした。預けた荷物を正面玄関に用意しておいていただくようお願いし、私達は車をとりに駐車場へと向かいました。毎年同じ時期に同じように繰り返されるホテルミラコスタ宿泊、記念日に合わせた舞浜滞在ですが、その年それぞれの私達の置かれた状況によって その時どきの社会の状況によって 印象は大きく変わってくるものです。今回は日程に余裕があったこともあってか、ふたりで生きてきた数十年間を振り返って切実に思い出に浸るよりも、この地に数年ぶりに戻ってきた人波やこの地に芽吹きつつある「新しい何か」に二人して思いを寄せる時間が長かったように感じます。ドアサービスのキャストさんに荷物を積み込んでいただいてホテルミラコスタの玄関をあとにしたのも きょうはまだ日が高くて明るい昼間のうち。お別れの瞬間は寂しさよりも「きっとすぐに また来るよ!」という明るい期待や希望の方が先に立ちました。何年 何十年と歳を重ねても、目に映るいつもの景色に慣れてしまわないで。見慣れた景色の中にもいつも何かしら新しい色合いを発見できるような そんな自分でありたいものだと、思いを新たにした今年の記念日宿泊からの帰り道でした。(おしまい)工事用の幕で覆われていた正面玄関外壁(5月の19日ごろにはこの工事も終わるそうです)** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース **・スズキのマリネ 帆立貝のサラダ 白ワインのエスプーマ ライムドレッシング・リングイネ 日向鶏とセミドライトマトのラグー・本日の魚のヴァポーレ ズッキーニ・ハーブソース グリーンベジタブル ヘーゼルナッツ または 牛フィレ肉のグリリアータ アーティチョークピュレ 筍とモリーユ茸の煮込み・オレンジムースとチーズクリーム ピスタチオジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年4月10日~6月30日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2023
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(…前日より続く)最初に目が覚めたのは まだ5:30になる前でした。やはりホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドで迎える朝は どうしても自然と早起きになってしまいます。窓辺に寄ってレースのカーテンを開けてみると すっかり明るくなったディズニーシーのパークはしーんと静まりかえっていて、まだ眠っているように見えました。手前に視線を落とすと ホテル前の広場ピアッツアトポリーノには、昨日の夜パーク閉園後に作業のためにバックヤードからやって来たと思われる車両が数台とまったままです。この車たちがここにいるということは、パークが目覚めるまでにはまだまだ時間がかかりそうだな…そう思った私は、もう少し眠ろう と 安心してベッドに戻りました。セットしなおしたアラームで再び目覚めたのは6:20頃。きょうはパークに行く予定もなく朝食の予約も遅めの時間にしてあったので本当はもう少し寝ていられそうだったのですが、窓の外のディズニーシーを眺めながら身支度や部屋の片づけをしているとなかなか捗らないのがわかっていたので、このあたりで起き出すことにしました。さきほど目覚めた時よりも太陽が高くなり、窓の外には美しい朝の景色がひろがっています。パーク内ポンテヴェッキオの向こうには海が見え 対岸までもがはっきりと見てとれる …ということは、きょうもお天気は良さそうです。私は 昨夜のままの散らかったデスクの上を片付けると、さっそく身支度を始めました。細く開けた窓の隙間からは、パーク内のどこかから微かに人の声が聞こえてきていました。開園前の準備か、あるいは一週間に何度も行われているというキャストさん達の災害時の訓練でしょうか。誰もいないように見えても、パーク内の奥の方では既に「今日」が始まっているのかもしれません。6:30を過ぎた頃からは、廊下を人が通っていく気配が頻繁にし始めました。客室内テレビでの「お知らせ」によると今日のパークの一般開園時刻は8:15、ホテルミラコスタをはじめ一部のディズニーホテル宿泊ゲスト対象の「ハッピーエントリー」開始は8:00とのことですから、朝食に向かわれる方や あるいはもうパークの専用ゲートに並びに行こう なんて考えの方もいらっしゃるのでしょうね~カレンダー上は今日からいよいよ祝日を含めた連休となりますからね、パークの混雑ぶりも昨日とはきっと段違いなんだろうと思います。7:00少し前には、それまで静かだったパーク内に営業時間内と同じくらいの音量のBGMが流れ始めました。ディズニーシーのパークもそろそろお目覚めのようです。ピアッツアトポリーノにとまっていた作業車両はいつのまにか姿を消し、気付けばパーク内にはキャストさん達が続々と出勤してくるようになっていました。ホテルミラコスタの婚礼衣装を身に着けた新郎新婦もホテルキャストさんやカメラを提げたキャストさんとともに晴れやかに広場に姿を見せ、これからパーク開園までの数十分の間での慌ただしくも幸せな記念撮影の旅へ出発していったようで、窓の外のあちこちではお馴染みのいつものディズニーシー開園前の情景が繰り広げられていきました。そんな中、7:30を過ぎたころ夫は目を覚ましてバスルームへ。ハッピーエントリー直後の風景を見たかった私はようやく仕度を終えて7:45頃には窓辺に落ち着きました。7:50を過ぎると、広場には大勢のキャストさん達が急に集まってきました。ハッピーエントリーは8:00開始のはずだけどもう集合? ミーティングでもするのかしらねー…と思っていると、 …… あれ? あれれー??ミッキー達キャラクターまでもが広場にやってきました。時計を確認すると この時 7:54。「…今朝、5分アーリーオープンになったんだ!」私はやっと気づきました。連休が本格的に始まる朝ですもの。きょうは早朝からエントランスが「超」のつく混雑なのでしょうね。開園時刻をさらに5分繰り上げて、という措置がとられるのも不思議なことではありません。朝風呂を終えたばかりの夫もバスローブ姿で慌てて窓辺に駆けつけて写真を撮っていましたよ~やがて7:56頃には一番乗りのゲストがミッキー達のもとに。ハッピーエントリーの特権ともいえる朝一番のグリーティングタイムが始まりました。その後グリーティングは10分ほど続き、時間がくるとキャラクター達はキャストさんに促されてゲストに別れを告げ、手を振りながらホテルミラコスタ建物の1階部分へ消えていきました。(一般開園時刻に備えてゲストをお出迎えするためにディズニーシープラザに向かったんじゃないかな と思います。)遠くから しかも短時間でしたけれど、キャラクター達の元気な姿を朝から見ることができて嬉しかったですよ。パークの開園風景をひとしきり眺めた私達は8:30前頃にいったん窓辺を離れ部屋を出て、サローネ・デッラミーコにお邪魔しました。ベッラヴィスタラウンジでの朝食まではまだ少し時間があったので、その前に 目覚めの水分補給 といったところです。(カウンターからお水やジュースをいただきました。)この時間のサローネは利用するゲストもごくわずかでした。昨日は窓辺に近いテーブルはどこも埋まっている時間が長くて窓にもなかなか近寄れませんでしたが、今朝はどの窓からもパーク内を眺め放題でした。(サローネの窓から眺める水平線もきれい)それからエレベーターで2階に下り、ベッラヴィスタラウンジへ。案内されたのは一番奥のソファー席でした。テーブルが広いのであれやこれやとお料理を取ってきて並べているうちにこんなになってしまいました。(一皿一皿の量は少ないのですが、広いとなぜかいくつもお皿を並べたくなってしまう…)お食事を終える頃には店内のゲストが少なくなってきたので、キャストさんが気を利かせてプロメテウス火山をバックに記念写真も撮ってくださり、楽しい朝食になりました。(工事中の景色が写らないように上手に撮影なさるのでたいへん感心しましたよ~)実は私達、今日は昼食もこちらのお店でとる予定になっているので「また来ます! あとで!すぐに!」と キャストさん達からしたらちょっとわけのわからないようなご挨拶をしてお店をあとにし、5階の部屋の窓辺に戻り着いたのは10:00過ぎのことでした。その後は室内で時間をかけて宿泊時恒例の記念撮影をし お茶を飲んで、片づけをして荷物を整えました。そしてエクスプレスチェックアウトの手続きをして 11:30くらいに部屋を出ることにしました。荷物は部屋に置いていこうかどうしようか迷いましたが、今回の部屋はサローネにとても近かったので自分たちで持っていくことにしました。(その2 に つづく・・・)(部屋の窓からは建設中の「ファンタジースプリングス・ホテル」も見えました)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2023
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(…その3から続く)やがて時計の針は19:00を回り、部屋の窓から眺めるメディテレーニアンハーバー一帯は西の空にわずかな赤みを残す他は ほぼ暗くなりました。ハーバー水域を囲む街灯の光も際立ってきて、ディズニーシーのパークはもうすっかり夜の様相です。そして 19:20。ハーバーの照明が徐々に落ちて真っ暗になると、この世界のどこかにあるというシー・オブ・ドリームスに憧れるミニーとミッキーの無邪気なおしゃべりが聞こえてきて ショー(ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~)がスタート。ハーバーに面して建つこのホテルミラコスタの外壁もショーの一部になっているとのことでしたので、私達は部屋の灯りを全て消し、カーテンに隠れるようにしてパーク内を見つめました。ショーの世界に誘うやさしい女声ナレーションが終わり 流れるように光が水域を照らし出すと まず最初に、小さな星に守られるようにしてピーターパンとウェンディ達の乗る金色の海賊船が水上に現れました。この小さな星たち、部屋の窓からみているとまるで金平糖がころんころんと水上を転げていくように見えて とても可愛らしかったですよ。このあと水上には ディズニーアニメーション作品に登場するキャラクター達が抱く様々な「叶えたい願い」があふれ出していきます。(あまりに遠くて上手に撮れてませんけれど、これ↓ラプンツェルです。)(今日の部屋からは、火山への投影もホテルミラコスタ自身へのプロジェクションマッピングも見ることができました。)様々な「願い」のエピソードの羅列は、なぜか途中で「愛」について望みを叶えた人たちの物語へと転化していきます。アリエル、ラプンツェル、ジャスミンというおなじみのディズニープリンセス達が乗る台船も名場面の舞台へと姿を変えて、水上にはほんわり灯りを湛えるランタンも浮かび、夜の海は次第にロマンティックな雰囲気に変わっていきました。愛の物語の最後には火山にハートマークも浮かび上がっていました。その後、願いをかなえることを決して諦めず 試練を乗り越えた人たち(モアナやエルサ)の物語が紹介され、アニメーション中の幸せな結末の名場面リレー(「塔の上のラプンツェル」「リトルマーメイド」「リメンバーミー」「アラジン」など)があって、水上には再び(三たびか?)金色の海賊船が戻ってきます。一番最後にウェンディの願いも無事叶って、各台船にはディズニーキャラクター達が登場。(金色の船にはミッキーとミニーが登場しました。)ショーは大団円をむかえます。音楽が終わり 全てのキャラクター達が静かに水上から姿を消し、メディテレーニアンハーバーの照明が点いた時には時刻は19:50を過ぎていました。ショー終了後も引き続きハーバー一帯にはMISIAさんの歌う日本語版のテーマソング「君の願いが世界を輝かす」が流れ、ホテルミラコスタの建物へのプロジェクションマッピングもしばらく続いていたようでしたので、私達は部屋の灯りを消したまま窓辺でメディテレーニアンハーバーの様子を眺めていました。音楽が通常のパークBGMに戻り、ディズニーシーにいつもと同じ夜の風景が戻ってきたのはそれから数分後、19:55頃のことでした。本日の部屋の窓から眺めたビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~。距離はあるものの ハーバー水域全体を正面上方から捉えることができたので、水上で起こったことの全てが欠けることなく見えたんじゃないかなと思います。内容をメモするように状況写真をたくさん撮りながら(実際に少しメモも取りながら)「ビリーヴ!」を眺めて、私はこのショーが始まって6か月めにしてようやく全体の流れ(というか構成)を把握できました。最初から最後まで通してこのショーを観たのはこれで4回目だと思いますが、なにしろショーを作り出す演出装置(真ん中の大きな機材や4台の多機能台船)の存在感が物凄いので私は毎回どうしてもそちらにばかり目が行ってしまい、また自分自身ディズニー作品についてそんなに知識が無いので アニメーションの名場面映像が出てきてもどういった意味を持つシーンなのかよくわからず「感動の共有ができない」状態に陥ってしまい、いつも「なんか水上が凄いことになってるのはわかるんだけど内容が腑に落ちない」という感想で終わってしまっていたので、今回の鑑賞でショーの流れが掴めただけでも大進歩だと思います。(ただ、誤解を恐れずに言えば、「ディズニーアニメーションの内容を知らないゲストでも楽しめるエンターテイメント」の方が 特にディズニーシーのパークとは相性が良いのではないかと個人的には思うのですけれどね~)夫なんかは「別にそんなに無理して理解しなくても、好きになろうとしなくてもいいんじゃないのー?」と言いますが… でもね。これから先数年は夜のハーバーで続くと思われる大きな(上演時間が30分以上もある!)このショーを、素直に楽しむ気持ちになれないままこの場所で過ごすのはなんか とてつもなく「もったいない!」と私は思ってしまうのです。ショーのすべてについて心を動かされることはなくてもせめて「ここだけはしっかり観たい」と思えるシーンを見つけたり「この場所から観るのが好きだな」と思える鑑賞場所を見つけることができたなら…そのためには、パーク内の水域に近い良い場所で一度くらい観てみないとね…とも思います。(現状ではなかなか難しいけど。)今までは殆どがホテルミラコスタからの鑑賞ですからね~ 水際にいてこそ感じられる音や光や色や熱や匂いや キャラクターや出演者の方々の繊細な表現や、そんなものにいっさい触れないままでこのショーについて何やかやと感情に任せて言い放つべきではないでしょう。いつかパーク内の水際で観られることがあったらその時またあらためてこのショーのことをちょっと考えてみることにしよう と、ハーバー正面上方から遠くショーの全貌を眺めて、贅沢にも今夜の私は思い至ったのでした。さて、そんなことを あーでもないこーでもないと夫と話しこんでいたら時刻は20:15。えっ! このままぼーっとしてたら花火始まっちゃうんじゃないの? …と我に返った私達は、バタバタと支度をして再入園するため部屋を出ました。ホテル&パーク・ゲートウェイからピアッツアトポリーノに出たのは20:20過ぎ、そのまま右方向に歩いて 視界が開けるスチーマーライン乗り場の先あたりまで行けたのは20:25頃でした。そうして空を見上げて待つこと数分。ほんのちょっとの南風でも中止になってしまうことの多い舞浜パークの花火のショー、今夜は無事 予定通り開催されました。20:30、「スカイ・フル・オブ・カラーズ」です。5分ほど と ごく短いですが、リゾート40周年の弾むようなテーマ曲が印象的な 心が明るくなるような花火でした。パークの一日の締めくくりにこんな音楽と共にリズムに乗りながら花火を見上げるのは楽しいですね~明日への希望が湧いてきます。夜だけれど なんだか元気になりましたよ。閉園時刻が迫って混雑を極めるエンポーリオ店内をちらっと覗いたあとホテル内に戻り、サローネに立ち寄ってお酒を少しだけいただいて、キャストさん達に おやすみなさい と告げて部屋に帰ったのは21:30前頃でした。部屋に入るとすぐに、開けてあった窓の方から閉園時刻を迎えたことを知らせるパーク内アナウンスが2回繰り返して聞こえてきました。窓辺に寄って見下ろしてみると 閉園時刻から30分が過ぎたパーク内にはまだ若干のゲストが残っているようでした。遠くパークの奥地方面ではサーチライトが飛び回る様子も見え、それに追われるようにポンテヴェッキオ上を足早にこちらに向かってくるゲストの姿も何組か見て取れました。それからしばらくするとピアッツアトポリーノからはすっかりゲストの姿が消え、21:40を過ぎる頃には広場に見える人影はサーチライトを手にした警備担当のキャストさんばかりとなりました。22:30前には、ゲストがいなくなってからもずっと流れ続けていたパーク内のBGMが止まりました。そして23:00になると プロメテウス火山の照明までがすーーっと音もなく消えて、ディズニーシーのパークには本物の「夜」が訪れました。真っ暗になったパーク内ではその後も あすのパークを作り出すための様々な準備がひっそりと行われていたようでしたが、それはホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドに宿泊しているゲストのみが知る 内緒のできごと。今夜の私は、このあたりで窓辺から離れようと思います。おやすみなさい。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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(…その2から続く)昨日のアンバサダーホテルのフロントと同様、こちらサローネ・デッラミーコでもチェックインの際に結婚記念日のお祝いカードやら私の誕生日のカードやら大切なものをたくさんいただき、夫が戻ってきたのは15:30過ぎ頃でした。朝方ホテルの車寄せで預けた荷物は既に部屋に届けてあるとのことだったので、その後少しして私達はサローネを出て 案内された部屋に向かいました。今回予約してあったのはスペチアーレのツインの客室、予約サイトの表記通りにいうと、 「スペチアーレルーム&スイート ポルトパラディーゾサイド スーペリアルームハーバービュー」…ということになります。いわゆる、サローネを利用できて朝食付きの普通のハーバービューツインの部屋 ですね~この呼び名の客室は全て5階に存在していて、部屋位置はベッラヴィスタラウンジの上あたり(ハーバーを正面に見る位置)と オチェーアノのコース側テラスの斜め上あたり(アラビアンコースト側ウイング)の2か所となっていますが、今日のお部屋はハーバーを正面に見る方でした。たぶん ですが、昨年のこの時期に宿泊した部屋の数室隣にあたるんじゃないかなー と思います。(後日談:帰宅して確認したらひとつお隣でした)部屋のドアを入り カーテンを開けようと部屋の奥まで進むと、窓辺のデスクの上にホテルロゴ入りのエコバッグがふたつ置いてありました。(こちらのお部屋はここが定位置なのでしょうかね~)厚手の遮光カーテンを開けると うっすら見えるディズニーシーのパーク。レースのカーテンも開けると、正面にプロメテウス火山がどーんと見える素晴らしい眺めでした。ただいまパーク内では火山の麓のフォートレス周辺で大規模な工事が行われているので 部屋からの景色も少し残念な感じになるのかなあ と心配していたのですが、5階のこの位置から眺めるぶんにはあまり気にならなかったです。(2~3階などだと工事現場と目線の高さが同じくらいになってしまうので 人によっては少し気になるかもしれないです。)このお部屋は窓が左端に位置していて 右側の壁部分にデスクが寄せて置かれているので、パーク内の景色も見やすいですね。室内に置かれていた赤いソファーはベッドにもなる大きなタイプ。(このソファーをベッドとして使用しさらにトランドルベッドも使用すると、合わせて大人4人まで宿泊できるとのこと。)ベッドの間のサイドテーブルの引き出しには40周年デザインのポストカードが入っていました。こちらのホテルはチップ&デールなんですね。ミッキーのはアンバサダーホテルと同じ物のようでした。洗面所に置かれているアメニティーには少し変化がありました。(スペチアーレ&スイート客室にのみ設置されている入浴剤が ホテルオリジナルパッケージ入りのバスビーズから市販品のタブレットに変わったようです。)本日宿泊することになったお部屋の中をひとしきり探索し終わって、時刻は15:45。もう少し経つと窓の外のパーク内ではハーバーグリーティングが始まる予定なので、私はそれまでに荷物を解いて整理することにしました。さきほど12:00の回は強風のために中止になってしまったリゾート40周年を祝うハーバーグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」。この時間になっても風は結構強いように感じられたので「やるのかしら??」と半信半疑だったのですが、16:00の回はとりあえず開催されました。この時間に開催される水上エンターテイメントは ハーバー正面の部屋の窓からは逆光になるうえ遠いので、少々見づらいですが 楽しい雰囲気はよーく伝わってきました。後半では船にドリームガーランドもはためき お祝い感もたっぷりです。10分弱のごく短いグリーティングが終了して船が水上から去った後には「強風のために一部内容を変更した」旨のアナウンスが流れていましたけれど、キャラクター達の持ち道具(カラフルな旗)が無かったのが変更点だったのでしょうか。その後私達は、午前中に撮影していただいた写真をまだ受け取ってないことに気づき、パークに再入園するために部屋を出ました。エレベーターで1階に下り、ホテル&パーク・ゲートウェイを通って夕暮れのディズニーシーに再入園したのは16:30くらいでした。朝のオープンから間もない時間帯に比べたらミラコスタ通りの人出は落ち着いた感じで、40周年のデコレーションを眺めたり写真を撮ったりするのも比較的自由にできました。ミラコスタ通り入口の上の「40」マークのそばには ちゃんとティンカーベルもいるのですね~専門のキャストさんに撮影していただいた写真(ディズニーフォト)の受け取り場所であるショップ「フォトグラフィカ」も、この時間はとても空いていました。このお店での写真の受け取りは以前は夕方以降は長蛇の列だったものですけれど、最近は写真データをダウンロードして購入する方が殆どで台紙付きの写真実物をパーク内で購入する方が減ってきたので 店頭は空いているのかもしれませんね。パーク内で他の用事も済ませてちょうど17:00になるころ、私達はミラコスタに戻り 部屋に帰る前にサローネ・デッラミーコへ。席に着き、さきほど受け取った写真をテーブルに広げてみました。きょう撮影していただいたディズニーフォトの台紙はこんな感じで、三つ折りの冊子ではなくガーランド型の台紙3枚セットになっていました。(写真は加工してあります)台紙の端には小さな穴があけてあり、リボンやリングなどでつなげて飾ってくださいね~ ということだそうですよ。変わった台紙でちょっと面くらいましたが、4年ぶりにふたりの顔がしっかりわかる記念写真をパーク内で撮ることができたので嬉しかったです。(しかも ドリームガーランドを持ってポーズまでとっている という私達としては相当はしゃいだ感じの写真となったので ある意味貴重だな~ と思います。)その後はしばらく アルコール提供タイムに入ったサローネでスパークリングワインやビールなどをいただきながら過ごしました。(サローネって、いつの間にやらカクテル以外のアルコールはセルフサービスになったのですね~ ちょっとびっくりです。ワインのボトルやモレッティなどの小瓶がカウンターに並んでいました。)「ウェルカムプレート」と称するおつまみ盛り合わせも用意してくださったので、私達はそれだけでおなかがいっぱいになってしまい、夕食のために予約していたレストランはキャンセルすることになりました。(ウェルカムプレート本日の内容は、グリッシーニに生ハムにトマトソース、チーズ、枝付き干し葡萄、鴨スモーク、黒糖がけのくるみ でした。内容はどんどん変わっていくのではないかと思います。)客室の窓からの夕景を見たくて、アルコールタイムの「楽しいサローネ」を切り上げて部屋に戻ったのは17:50頃。窓の外ピアッツアトポリーノの「ビリーヴ!」鑑賞エリアには、ゲストが続々と集まってきていました。(一方そのころ、夫はなぜか一人でパーク内に。本日宿泊する部屋の位置をパーク内から確認して写真を撮っていたのでした。最上階の 時計の真下に並ぶふたつの窓のうちの、向かって左側の窓の部屋だったそうです。)「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」開始まであと一時間となったディズニーシー、メディテレーニアンハーバー。少しずつ西に傾いていく陽に照らされてホテルミラコスタの建物は空と同じオレンジ色に染まり、窓から眺める夕刻のディズニーシーはそれはそれは綺麗でした。プロメテウス火山の稜線から続くフライトミュージアムの建つ丘の向こう 隣国の地に沈んでいく太陽を、私は部屋の窓辺にいて ただただ眺めながら時間を過ごしました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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(…その1から続く)リストランテ・ディ・カナレット前の階段からブロードウェイに出て そのまま坂道を下ってブロードウェイミュージックシアターに行ってみると、11:30開演のビッグバンドビート初回公演(抽選無し先着順)への入場待ちゲストの数はまだそんなに多くないように見えました。(列はまだシアターの外にはできておらず、ロビーに留まっていました。)時刻はちょうど10:00頃、パークが正式にオープンしてから一時間半が経過したところです。――もう少しあとで来ても大丈夫かな~私達はそう考えていったんシアター前を離れ、40周年デコレーション施されたニューヨークの街並を見に行くことにしました。デランシ―ストリートからウォーターストリートにかけての高架下の柱には いつものように大小のイベント看板が登場。(もちろん他のキャラクター達の看板もありましたよ!)街角のあちこちにはこちらの地区でもドリームガーランドをみつけることができました。ブロードウェイの街灯にはメディテレーニアンハーバーと同じデザインのキャラクターバナーが取り付けられていました。ニューヨーク地区をぐるっと回ってブロードウェイミュージックシアター前に戻って、時刻は10:15くらい。ビッグバンドビート初回への入場列はいまだロビー内に収まっていましたけれど、キャストさんに人数を申告して中へ入れていただくと 既に待っているゲストは200人前後くらいか といった感じでした。私達がロビーに入って間もなく「中で待てる人数」は定員に達したようで、その後にいらした方々はシアター前の屋外のロープ内で待つように案内されていました。客席の準備が整って、入場が始まったのは10:55頃。ロビー内で待っていたゲストは前から順に数十人ずつに区切って何回にも分けて誘導され、私達が客席エリアに案内されて着席できたのは11:00過ぎ頃でした。(安全確保のためだと思いますが、案内は大変ゆっくりです。)確保した座席はサイドブロックの前方の通路際。私にとってはベストな座席でした。そんな席から観た本日のビッグバンドビート。びっくりしたのは、出演者の皆さんが以前と同じように「ここぞ!」という場面でパワフルな掛け声や嬌声を思い切り発していらっしゃったこと。この数年、感染対策のためゲストだけではなくステージ上の出演者の皆さんも「発声すること」は控えていらっしゃったのだと思いますが、どうやらその措置も終了となったようですね。これからも少しずつ演出面などで変化があるかもしれない と思うと、ちょっと楽しみになりましたよ!また 今日の席はステージにとても近かったので「Diga Diga Doo」のシーンでは女性出演者の皆さんの美しい筋肉を目の当たりにし、やっぱりプロはすごいなあ... と素直に感心してしまいました。キャラクター達の表現力も素晴らしいけれど、踊る方や歌う方や演奏する方が以前のようにパーク内にもっともっとたくさん戻ってくればいいのになあ... と思わずにはいられませんでしたよ。ショーが終了してシアターの外に出ると、メディテレーニアンハーバーの方向から大量のゲストがブロードウェイを下ってくるのが見えました。この時、時刻は12:00になる少し前。あれ?ひょっとして12:00からのハーバーグリーティング(「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」)、中止になったのかな?…と思いながらハーバー水域が見えるあたりまで出ると、一帯に 今回のグリーティングは強風のため中止 という旨のアナウンスが流れました。私達はこの後は「水上グリーティングをどこかで眺めてからPSを入れてあるマゼランズで昼食」という予定だったのですが、グリーティングが中止なら食事の前にちょっとアトラクション行こう! とマーメイドラグーンへ向かうことにしました。そうしてたどり着いたのが「スカットルのスクーター」、入り江にある小さなやどかりコースターです。いや~私、これ大好きなんです。来たら何回でも繰り返し乗りたいんですけれど、見た目に反して実はそんなに待ち時間短くないのでいつも一回か二回しか乗れません。きょうは12:06頃に行ったら「15分待ち」で、食事の予約時間のこともあるので泣く泣く一回でやめておきました。その後はトリトンズキングダムの中でお買い物をして「マゼランズ」へ。現在は休業中のためウェイティングエリアとして使用されている「マゼランズ・ラウンジ」で15分ほど待って、階下のダイニングエリアへ。きょうは大きな地球儀のある部屋ではなく、ドーム状の天井が特徴のこちらのお部屋への案内でした。席に着くと、前回1月に来た時にその存在におおいに悩まされた透明アクリル板のパーティションがテーブルの上から無くなっていました。注文したのは、東京ディズニーリゾート40周年のスペシャルコース。それにグラスワインセットを夫は2種で、私は3種でお願いしました。(もちろんワインメダルも購入させていただきました。)メモ:選んだグラスワイン3種(スパークリング)アンリオ・ブリュット・スーベラン(白)M3シャルドネ ショウ・アンド・スミス(赤)ピノノワール・アレナリア クロ・デ・フお料理の方は、40周年のスペシャルコースらしい ひと目見て「わーい!お祝いだー!」と声をあげたくなるようなものが多くて楽しかったです。前菜にはドリームガーランドがあしらわれていました。お魚料理はカンパチのカダイフ包み揚げだったのですが、小さなカップに入ったスープがついてきてそれをかけていただく という趣向でした。お肉のお皿は豪華に、和牛のグリエと仔羊ローストの盛り合わせ。この仔羊、ものすごーく美味しかったです。パーク内での楽しい食事だというのに、ワインもお料理もパーク内でいただくものとしてはとてもとても美味しすぎて 珍しく二人とも黙り込んで食べてしまいました。ちなみにパンと一緒に出てきたフランス産のバターはプラス300円でおかわりができるとのこと。塩味が強く、赤ワインのおつまみにもできそうなバターでした。デザートはクレマカタラナ(スペイン風プディング)風のケーキとポルボロンというスペインのクッキーに柑橘のソルベ。「40」を模ったチョコレートも添えられていて、最後の最後まで祝祭感たっぷりでした。人によって好き嫌いもあるでしょうし、選んだメニューによっても感想は違ってくるでしょうけれど、やはりマゼランズはディズニーシーの中では相対的に美味しいお店だと思います。少なくとも私にとって今日のマゼランズのお料理とワインは期待していた以上のもので、大変満足しました。1月にもこちらのお店に来たので今回は別のお店にしようか とも考えて少し迷ったのですが、来て良かったです。ごちそうさまでした。食事を終えてマゼランズを出たのは14:50過ぎくらい。それからはハーバーの水域沿いを歩いてホテルミラコスタへ向かい、ホテル&パーク・ゲートウェイから入館してチェックインのためにサローネ・デッラミーコへ行きました。サローネ到着は15:05頃で 特に混雑しているようには見受けられなかったのですが、チェックインの順番がやってくるまでは15分くらいかかりました。夫がチェックインの手続きをしている間、私は近くの窓からパーク内の景色を眺めながら待っていました。ほんとうに今日は朝からずっと絵にかいたような五月晴れで、この時間になってもサローネの窓からはパーク内ポンテヴェッキオの先の海までがはっきり見えて 素晴らしい眺めでした。私達が今回予約していたお部屋はハーバービューでしたが 当日まで部屋位置がはっきりわからないカテゴリーの客室だったので、「きょうはどこのお部屋になるのかなあ…」などといろいろ考えながら 私は夫が手続きを終えるのを待っていました。(その3 に つづく・・・)* マゼランズ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”スペシャルコース * ・小鮎のエスカベッシュ、アオリイカのタルタル、ホワイトアスパラガスのポワレ・カンパチのカダイフ揚げ パプリカとメロンのスープ添え・和牛のグリエ フムスとトマトのヴィネグレット 仔羊のロースト ミントのパン粉焼き・パン・クレマ・カタラナケーキとポルボロン、柑橘のソルベを添えて・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・2023年4月10日~8月31日(10000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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5月2日火曜日。東京ディズニーシーやホテルミラコスタの敷地までたったの数百メートルの場所にいて朝を迎えられるというのに(前日の日記はこちら)、私は5:00になる前に目覚めてしまいました。なぜなら、宿泊しているアンバサダーホテルの部屋の窓に朝陽が猛然と突進してきたからです。このお部屋の窓、真東向きだったんですね~眠る前に遮光カーテンを閉めておくのを忘れていました。今日のディズニーシーの開園時刻は8:30、ディズニーホテル宿泊者限定ハッピーエントリーの開始は8:15 ときいていますが …まだ5時前だよ。 もうちょっとだけ寝ておきたいなあ...私は 寝過ごしてしまわないようにカーテンを半分だけ閉めて、ベッドに戻りました。自分用にセットしてあったアラームで再び目覚め、前夜調達した朝食をひとりでとってから身支度を始めたのは6:00頃でした。「ボクは6:30くらいに起きれば間に合うよねえ」 と前夜言っていた夫は、早く床に就いたことが功を奏してか今朝は6:00過ぎには自然に起きて恒例の朝風呂のためバスルームへ。バスルームから戻ったところでセットしてあったモーニングコールが鳴り出し、今朝は 夫の方がミッキーより早起き という珍しい展開になりました。(ミッキーの声は私もスピーカーフォンできかせていただきましたよ!)荷物も整えパークへ出かける仕度も完了して、テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをし 部屋を出ようとしていると。窓の外を つつつーっと40周年デザインのリゾートライナーが滑っていくのが見えました。うわあー! もう一回見たいなあ...と思いましたけれど、40周年ライナーが軌道を一周回ってこの場所に戻ってくるまでには15分くらいかかっちゃいますからね~潔くあきらめて私達は部屋を出ることにしました。7:05くらいのことでした。リゾート内の道路をほんの少しだけ走って、ホテルミラコスタの車路ゲートを入ったのはそれからすぐでした。正面玄関車寄せに向かう坂を上っていくと、石畳の向こうに見えてきたミラコスタはいつもと姿が違っています。ただいま絶賛工事中(外壁補修工事だそうです)なので建物の写真を転写したシートで覆われているのですけれど、手前にちゃんとした車寄せが見えているものですからあまり違和感がありません。なんだか不思議な感じがしましたよ~今朝この時間の車寄せはゲスト到着のピークを迎えつつあるようで ロータリーからホテル前にかけて多数の車が停車しており、誘導や荷物の積み下ろしにあたるドアサービスキャストさんの数も(台車の数も)とっても多くて、その活気ある様子に私は圧倒されそうでした。(私達のよく知る早朝6時台の正面玄関はわりと落ち着いていて静かですからね~)ご家族連れの大荷物を車から台車へとどんどん積みかえたり はしゃいで走り出しそうな小さなお子さんを優しく制止したり。大型連休の朝 次々と到着する様々なゲストにそつ無く対応していらっしゃるドアのキャストさん達の姿は、今朝は一段と頼もしく感じられましたよ~さて、そんな賑やかな朝の車寄せに今年もまた夫と二人きりで到着した私は というと。少しの荷物とともに車を降りて、駐車場へと運転していく夫を見送った後は玄関前のデスクで荷物の預かり証を作成していただき(今朝はいつにも増して手早かったです)、いったんホテルのロビーに立ち寄ったあと ディズニーシーのパークエントランスへと向かいました。ホテルの玄関脇から小さな階段を下りてパークエントランスノースに至るまでの間にはホテルキャストさんが大勢いらっしゃり、ハッピーエントリー通行証の見本を掲げながら「通行証をお持ちの方はこちらへお進みください」と案内をしてくださっていました。エントランスへと下りると、ミラコスタに近い手前側のチケットブースあたりを先頭に、ハッピーエントリー専用の保安検査(手荷物検査)列が2~3列ほど作られていました。既に保安検査は始まっているようで、列は少しずつ動いているように見えました。この時、時刻は7:20。――アンバサダーホテルの客室ドアを出てからここまで15分かー 早かったな~などと考えつつ列の最後尾につくと、すぐに夫がやってきました。その後7分ほどして私達は保安検査を通過し、パークの入園ゲート前のエリアへ。文字通りの五月晴れの空を眺めながらハッピーエントリーの開始時刻を待ちました。8:10頃になると入園ゲートのシャッターが上げられて、ディズニーシープラザのアクアスフィア周辺にはミッキーをはじめとするキャラクター達が姿を現し、遠くからゲストに手を振りつつゲート前を通り過ぎてパーク内へと向かっていきました。そして 8:15に予定通りハッピーエントリー開始、2分後には私達もゲートを通過しました。(通行証は入園ゲートを入る時に回収されました。)(ディズニーシープラザのあちこちではキャストさん達がドリームガーランドを掲げてお出迎えしてくださっていました)(ミラコスタ通りの中で天井を見上げると、ここにも色とりどりのドリームガーランド)ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーへ出ると、ピアッツアトポリーノにはさきほどゲート前を通り過ぎて行ったキャラクター達が勢ぞろいしてゲストを迎えてくれていました。広場に立つ街灯には40周年をお祝いするキャラクター達のバナーが。この光景は久しぶりに見る気がします。(ディズニーシー20周年の時は社会状況に配慮してか なんの飾りも無かったですもんねえ... 感慨深いです。)ハーバー周辺にいらっしゃるキャストさん達の胸にも小さなガーランドが見え、皆さん旗を振ったり誇らしげにガーランドを掲げたりして私達を迎えてくださっていました。広場や水際でしばしお祝い気分に浸った後は、私達はとりあえず朝一番の「ソアリン」へ。既にアトラクション敷地の外にまで伸びていた待ち列最後尾に到着したのは8:25過ぎくらいだったと思いますが、8:30のパークの正式オープン時刻になると同時にアトラクションの運営が始まって列は大きく動き出し、あっという間にスルスル~ っと敷地内 そしてフライトミュージアムの中へ。展示室内で長く待つこともなくカメリア・ファルコ女史の肖像画のある不思議な部屋に案内され、壮大な空の旅を順調に終えて清々しい気持ちで地上に戻ったのは9:00になる少し前のことでした。(アトラクションの外に出て待ち時間を確認したら、この時点で「125分待ち」と表示されていました。)その後は、ザンビーニブラザーズ・リストランテの裏手からハーバーへ続く坂道(いわゆる「パペリーノ通り」ですね~)に出現しているという40周年デコレーションのペインティングを見に行きました。ドリームガーランドもあちこちに飾られていましたよ~細い階段状の小径の方には、アンバサダーホテルでも見かけた楽しそうなキャラクター達のペイントも。デコレーションを眺めて 写真を撮りながらのんびり歩いて、ピアッツアトポリーノに戻り着いたのは9:10頃。それからは、「すいている今のうちに」と エンポーリオやヴァレンティーナズ・スウィートでお買い物を済ませ(朝の方が商品が揃っているので欲しいものが買えますからね!)、ミラコスタ通り入口で行われていた専門のキャストさんによる写真撮影(フォトサービス)の列に並びました。この時9:40くらいでしたが 写真撮影の列には3~4組ほどが並んでいて10分ほど待ちました。4月末から5月初めにかけてのこの時期は私達にとっては記念日週間なので、かつてはディズニーシーに訪れたら必ずパーク内のどこかでフォトサービスの列に並んで台紙付きの記念写真を撮っていたものですが、それもこの数年はしていなかったので 久しぶりに撮影できて嬉しかったです。(注:フォトサービスそのものは変則的な営業のさなかでも行われていましたが、マスクを着用したままの撮影しかできない時期もあり、ここ数年は自発的にやめていました。)今回担当してくださったカメラマンさんはゲストをのせるのがとても上手で、私達も求められるままについつい色々なポーズをとってしまい、楽しい撮影になりましたよ!撮影を終えたあとは、ビッグバンドビートの初回(エントリーなし先着順自由席)を観に行くためにヴェネツィアエリアを通ってアメリカンウォーターフロントへ。ヴェネツィアの歴史を感じさせる建物の外壁にもパペリーノ通り同様に40周年のペイントがあり「またもや世界遺産に落書きか??」と少々戸惑いもしましたが、よく考えてみたら このデコレーション手法もパークが突然変則的な営業形態に陥る直前にはイベント時のお約束になりつつあったようですからね~「これがここにあるということは ディズニーシーも完全に『通常運転』に戻ったということだ」と考えなおし、むしろ喜ばしいことなのだ と 心の中で自分に言い聞かせながら、私はヴェネツィアエリアを通り抜けてブロードウェイへと向かいました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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我が家の結婚記念日週間の恒例行事「ディズニーシー&ホテルミラコスタ宿泊」を明日に控え、今日はアンバサダーホテルに宿泊です。この時期の舞浜を楽しむために 早朝に起床して渋滞を警戒しつつ首都高を走り抜けてくる というのもそろそろ年齢的につらくなってきたので、今年はちょっと余裕を持ったスケジュールにしよう と一泊増やしてみることにしました。大型連休中とは言えきょう5月1日は暦上は平日なので、ふたりとも若干のやるべきことを慌ただしく終えてから車で舞浜に到着したのは17:00過ぎ。アンバサダーホテルの駐車場に車を停めてほぼ待つことなくチェックイン手続きを済ませ、結婚記念日のお祝いメッセージやら私の誕生日カードやら 明日の朝の「ハッピーエントリー通行証」やら、いただいた大切な紙物をたくさん抱えて本日宿泊する部屋のドアを入ったのは17:30頃でした。おなじみの ホテル内で一番カジュアルなダブルベッド一台のコンパクトな部屋。見慣れた景色ですが、きょうはいつもと違うことがひとつ。部屋の入口近くに配置されているクローゼット横の鏡の前に、ホテルロゴ入りのエコバッグがちょこんとふたつ置かれていました。ディズニーホテルではこの3月からペーパーバッグを客室に置くことをやめて代わりに持ち帰り可能なエコバッグを置くようになった と聞いていましたが、こんなふうにお部屋に入ってすぐ目につく場所に置いてあるのですね~へえ~ これがそうなんだー …という気持ちでさっそく一つ開封し広げてみると、シンプルな形状ですがマチがあって収納力もそこそこありそうな物でした。舞浜のパークやホテルで、有料のショッピングバッグを購入するほどでもないちょっとしたお買い物の際に 持っているとちょうどいいサイズかもしれないですね~他にいつもと違う点といったら、ベッドのサイドテーブルの引き出しに備えられているポストカードが40周年デザインになっていたこと。私は「客室のポストカードを必ずチェックする」という習慣が身についていないので、こうやって引出しを予め開けておいてくださると気づくことができるのでありがたいです。(期間限定デザインのものが置かれていることに気づかず、そのままチェックアウトしたことも過去何度もあります。)ミッキーがデザインされている物とドナルド・デイジーのデザインの物、それぞれ二枚ずつありました。他のホテルはどんなデザインなのでしょうかね~そして、お部屋の窓から見える景色はこんな感じ、今回は京葉線&リゾートラインビューですね。上の階なので見晴らしは良いです。荷物を解いて少し落ち着いたところで、本日の夕食について何も予約などしていなかった私達はチェックインの際に案内されたテイクアウトメニューをとりあえず一人分だけモバイルサイトで注文。足りなさそうな分はホテルのショップ(サンセットサンドリ―)かイクスピアリで調達すればいいよね~ と話し、明るいうちにまずはホテル内の40周年デコレーションでも眺めに行こう! と部屋を出ることにしました。きょうのお部屋はエレベーターから近いので、ロビーのある1階まではすぐに下りることができます。私達はチェックインの時から気になっていたフロントデスク上やサービスカウンターの上の40周年デコレーションを見上げてカメラに収めました。やっぱりここにも三角形の「ドリームガーランド」 なんですね~正面エントランスのガラス扉にも、小さなガーランドがたくさんデコレーションされていて可愛らしいです。玄関車寄せに出てみると、外側ではキャラクター達が迎えてくれていました。※反対側にはミニーさんもちゃんといましたよ!パーク行きリゾートクルーザー乗り場側のエントランスは またちょっと違ったデザインのデコレーションが施されていました。こちらのバリエーションも可愛いですね~その後イクスピアリへ向かおうとレストランの並ぶ廊下を通りかかると、チックタックダイナーのショウウインドウにも40周年をお祝いするキャラクター達の姿やお城をあしらった大きなロゴマークを見つけたので 夫と私は立ち止まってカメラを取り出しました。なかなか上手に撮れないなあ。(背景がガラスだからねー...)…と思って、カメラを向ける角度を変えてみたりウインドウから離れてみたり...と しばらくあたりをうろうろしていると。ふと顔をあげた際にマスク越しに目が合ったキャストさんが私達の名前を呼んだかと思うと、一直線にこちらへ向かってずんずん近づいていらっしゃるではありませんか!それは、もうずいぶんと長い間お顔を拝見できていなかった 以前他のディズニーホテルにいらしたキャストさんでした。非接客の部署に移られたというお話を各方面から伺っていたので まさかこんなところで再びお会いできるとは予想もしておらず、不意打ちをくらった私は感激して泣いちゃいそうでしたよ~懐かしさに身を任せてあんなこともこんなことも語りたかったけれど お仕事の邪魔になってはご迷惑だろうとおしゃべりは近況報告にとどめて手短に切り上げて、もっともっと話していたそうな夫を引きずるようにして 私はアンバサダーホテルのレストランエリアを離れました。ありがとう お元気そうでよかった 会えてよかった これからも元気でいてくださいね――と。再会のチャンスをくれた この地にいて私達を見守ってくれる「何か」に精一杯の感謝をこめながら。 ほんとうにありがとうございました。こちらは二人ともマスク姿で顔もはっきりわからないだろうに よくぞ見つけてくださったと思います。おそらく、私達があいも変わらずふたり連れで よく顔を合わせていた当時と同じように目的もなさそうにホテル内を彷徨っていたので その様子にふと気づいて思い出してくださったのでしょうね~きっと私がひとりで同じ場所をふらっと通りかかってすれ違っても、当のキャストさんは気づいてくださらなかったかもしれません。いつもの場所じゃなくても、いつもの曜日時間じゃなくても、ふたりで一緒に肩を並べて歩いているとこんな思いがけない素敵なことに出会うこともあるんだなあ。その後私達はイクスピアリやアンバサダーホテル内で夕食になりそうなものを見繕い、注文してあった(テイクアウトの)ローストビーフ丼とガーデンサラダをエンパイアグリルで受け取って部屋に持ち帰り、食事を済ませた後は明日に備えて早めに休むことにしました。毎年同じ時期に習慣のように訪れて過ごす舞浜だけど、今年は40周年だということ以外特段目新しいこともないディズニーシーのパークだけど。小さくてもいいから嬉しいことに明日も出会えるといいな。(今日みたいにね!)もう舞浜に来ちゃってる という安心感からか いつになくよく眠れそうな今年の記念日週間の「ディズニーシー&ホテルミラコスタ宿泊」前夜は、そんな想いとともに更けていったのでした。(翌日の日記につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 1, 2023
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