UPF、釜山でのセミナー開催

日韓海底トンネルの建設のための議論が、民間レベルで本格化している。

29日、釜山市役所国際会議場で開かれた「韓日海底トンネルが東北アジアの平和に及ぼす影響」というテーマのセミナーで、参加者は2時間余りの間、熱を帯びた討論を行った。天宙平和連合（UPF）が主催したこの日の行事には山岡タテオ日本国際ハイウェイ財団理事とジョン·テイク韓国イスラム協会会長（元ロシア大使）、オゴドン前海洋水産部長官、長野真一郎台東ウーブンカー大学名誉教授、ユンジョンにUPF会長、ユギョンソク世界平和統一家庭連合会長、イヨンフム日韓トンネル研究会の共同会長、嶺南圏の平和大使、一般市民など360人余りが出席した。

29日午前、釜山市役所国際会議室で国内外300人余りが参加した中で「日韓トンネルが北東アジアの平和に及ぼす影響」のテーマのセミナーが開かれた。左からジョン·テイク韓国外交協会長、ユンジョンにUPF会長、長野真一郎名誉教授、ガンデミン慶星大教授。
釜山広域市の平和大使協議会提供

ユン会長はあいさつで、「統一教会創始者である文鮮明総裁が33年前の1981年11月国際平和統一会議で国際ハイウェイの構想の中で最優先重要な要件と提案した韓日海底トンネルは、総建設費100兆ウォン、経済誘発効果54兆ウォン、雇用創出
効果が45万人に達すると専門研究機関が明らかにした」とし「北東アジアの平和構築はもちろん、釜山の立場から見ると、全体の雇用効果のうち、少なくとも10万個以上の雇用とかなりの建設の株式を取得することになるだけ釜山市民が積極的に取り組まなければする」と明らかにした。

有家庭連合会長は祝辞で、「今進行中の仁川アジア大会を見てメダルを取った人を見たら普通の苦労をしたではないという事実を知るようにされており、今日この場に釜山慶南をはじめとする嶺南地域での平和大使たちがたくさん来られ、「平和」については、すべてのあなたが金メダルだと思う」とし「この平和運動が韓半島の平和統一の基盤となっていただき、心から願って、釜山から平和の炎が湧き起こることを期待する」と述べた。

ユ会長はまた、「文鮮明総裁が慧眼を持って33年前に提案された韓日海底トンネルは、単に国家間の問題ではなく、世界中の人種、宗教、文化、国境を超えて世界の平和を念願する心的に推進する必要がある課題と思う」と「当時『の中国大陸で朝鮮半島を経て日本列島に至るまで、アジアの運命共同体を形成しなければならない』と唱えていた文総裁の偏見のない提案を両国が指導者たちが受け入れて真剣な議論をした場合は今ごろ日韓海底トンネルは、着工直前の段階に到達していただろう」と悔しさを現わした。

チョン外交協会会長は「韓日海底トンネルと北東アジアの平和の未来」というテーマの問題提起を介して「最近、中国が急速な経済成長を土台に軍事力を強化し、米国の世界戦略とぶつかっているなど、東アジア地域が不安定な情勢を見せている」とし「フランスとドイツが和解の努力を介して戦争の歴史を清算し、ヨーロッパ共同体の建設の主役となったかのように、21世紀に韓国と日本が歴史和解と海底トンネルの建設を介して緊密な協力体制を構築する場合、共生共栄の日韓新時代の幕開けとなるだろう」と強調した。

長野名誉教授は「日韓両国が現在、過去の歴史問題のために深刻な対立を抱えているが、10兆円（100兆ウォン）に達する工事費などをよく合意し、日韓トンネルを建設する場合、両国の国民が良き隣人として協力できる関係に発展するだろう」と説明した。ガンデミン教授（慶星大史学科）は「日韓海底トンネルの建設は、朝鮮通信使を新たに再誕生させる方法」と子孫のために必ず推進すべき課題とした。

釜山=ジョンサンフ記者 sanghu60@segye.com