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◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(44) 132. ティツィアーノ(Tiziano) 133.トム&ジェリー(Tom & Jerry) 134. トム・コリンズ(Tom Collins) ※いずれも【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。
2013/03/31
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予約がとりにくいことで有名な神戸の超人気居酒屋「藤原」に、常連の友人のはからいで、連れ合いと一緒にようやくお邪魔することが出来ました! 「藤原」は、切り絵作家の故・成田一徹さんも大好きだった店で、彼は東京から帰神した際は、いつも新神戸駅から脇目もふらず駆け付けたそうです。 いまや全国区となった「藤原」には、全国から居酒屋ファンが訪れます(あの太田和彦さんも常連だとか)。うらんかんろが訪れたこの日も、なんと高知からお客さんがいらしていました。さて、念願だった初めての「藤原」で頂いた美味しい酒菜・肴の数々を、以下にご紹介いたしまーす。 ※腕よし、味よし、人柄よし。ついでに店の雰囲気もよし。極上の居酒屋です(料理の写真は、上から順に鯛の子、ワケギとイカのぬた、穴子の肝煮、きずし盛合せ、すじコン、出し巻き、海藤花(タコの子)、つくねハンバーグ、なまこ酢、おから)。 写真を撮り忘れたけれど、麦とろろ御飯(青のり、イカナゴ煮、卵と出し醤油入り)もめちゃ美味で、超おすすめ。 ※この店をこよなく愛した成田一徹さんの切り絵も見守っている。【季節一品料理 藤原】神戸市中央区二宮町1-6-5 電話078-242-3282 午後4時~午後10時(入店は9時めど)日祝休(事前予約できるは午後5時まで。それ以降は予約不可。電話して席があるのを確認してから行くのがおすすめ)。お値段もとてもリーズナブルです。JR三ノ宮駅から徒歩10分
2013/03/28
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故・成田一徹さんから聞いて以来、ずっと前からいつか味わってみたいと思っていた液体窒素を使ったカクテル(By Takuo Miyanohara @ Orchard Ginza)。ようやく実現しました。 今回ははデコポンが材料。ウオッカに漬け込んだデコポンをマイナス196度で瞬間に凍らせ、細かくしてグラスに乗せ、シャンパンを注ぎます。 カキ氷でもシャーベットでもない不思議な食感、上品な旨さ。高級スイーツのような印象です。カウンターの横に一徹さんがいれば、もっと良かったのけれど…。 こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/03/27
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【おことわり】レシピやスタイルは標準的なもので、絶対的なものではありません。文献やバーテンダーによっては違う割合、材料、スタイルでつくっていることもあります/レシピの丸カッコ内の数字(単位)はmlです。 ◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(43) 128. スティンガー(Stinger)【レシピ1】ブランデー(40)、クレーム・ド・マント(ミント・リキュール)(20)、氷(ロック・スタイルのとき) ※ブランデー(45)、クレーム・ド・マント(15)というレシピも【スタイル】シェイク 【グラス】カクテルグラスまたはロック・グラス 1890年代に米国で誕生したという(出典:PBOのHP)。トム・ブロック(Tom Bullock)のカクテルブック(173 Pre-Prohibition Cocktails、 1917年刊)に紹介されており、米国では1910年代にすでに登場していたことは間違いない。ハリー・マッケルホーンのカクテルブック(1919年初版刊)にも紹介されているが、初版時からの収録かは分からない。 考案者については、ニューヨークの「コロニー・レストラン(The Colony)」のバーテンダーと伝わる(出典:Suntory HP 考案の時期は「20世紀初め」という)。一般的にはショート・カクテルだが、近年ではロック・スタイルでも味わう。 「スティンガー」とは「(ヤマアラシのような)動物の鋭い針」のこと。かつては「ジャッジ・カクテル(Judge Cocktail)」、または「ブラント・カクテル(Brant Cocktail) 」と呼ばれた時期もあった(名前の由来は不明)という(出典:Esquire.com)。 ベースをジンに替えると「ホワイト・ウイングス」、ウオッカに替えると「ホワイト・スパイダー」というカクテルになる。 【確認できる日本初出資料】世界コクテール飲物事典(佐藤紅霞著、1954年刊)。 ************************************ 129. ストロー・ハット(Straw Hat)【レシピ】テキーラ(45)、トマト・ジュース(適量)、レモン・ジュース1tsp、レモン・スライス(または櫛形レモン)、タバスコ(またはハラペーニョ・ソース=メキシコ産のピリ辛ソース)、塩、胡椒、ウスターソース ※マドラー代わりにセロリ・スティックを添えることも。【スタイル】ビルド 【グラス】トール・グラス 誕生の時期や詳しい経緯はまったく不明だが、日本の1962年出版のカクテルブックには登場している。欧米ではカクテルブックはもちろん、Web上でもこのカクテルの紹介例がまったく見当たらないことから、おそらくは日本国内で考案されたカクテルであろうと想像される。日本のBarで知られるようになったのも1980年代以降と思われる。 レシピはブラディ・メアリーのテキーラ版とも言え、メキシコをイメージするソンブレロから「ストロー・ハット(麦わら帽子)」と名付けられたらしい。 なお、英国の専門サイトでは、同名カクテルで、ウオッカ(30)、マリブ(ココナツ・リキュール)(30)、ストロベリー(生)4分の1カップ→クラッシュド・アイスと一緒にブレンダーにかけるというレシピのものが紹介されている(出典:Cocktail.uk.com) 【確認できる日本初出資料】カクテール全書(木村与三男著、1962年刊)。 ************************************ 130.テキーラ・サンライズ(Tequila Sunrise)【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。 ************************************ 131. テキーラ・サンセット(Tequila Sunset)【レシピ】テキーラ(30)、レモン・ジュース(またはライム・ジュース)(30)、グレナディン・シロップ1tsp、クラッシュド・アイス、飾り=オレンジ・スライス&マラスキーノ・チェリー【スタイル】ブレンダーまたはシェイク 【グラス】サワー・グラス 「テキーラ・サンライズ」に対抗し、考案されたことはほぼ間違いないが詳しい誕生の経緯についてはまったく伝わっていない。クラッシュド・アイスと材料が生み出すカクテルのピンク色のイメージから「サンセット(夕焼け)」を表現したと思われる。 欧米のカクテルブックでは、なぜか紹介例がほとんど見当たらない(Webではかなり登場しているが…)。日本のBarで知られるようになったのも1980年代以降と思われる。「テキーラ・サンライズのフローズン・スタイルをテキーラ・サンセットと言う」と説明しているサイトもあった(出典:Cocktail.seesaa.net)が、根拠資料は明示されていない。 欧米では、冒頭の標準レシピ以外に、テキーラ(45)、オレンジ・ジュース(30)、ライム・ジュース1tsp→シェイクし、最後にブラックベリー・ブランデー(15)をフロート、というものもある。 【確認できる日本初出資料】カクテル・ハンドブック(花崎一夫著、1990年刊)。
2013/03/21
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兵庫県三田市北部の木器(こうづき)で、自然の土と釉薬を生かした陶器づくりに取り組んでおられる田中和人さん(67)=写真左 (C)田中和人=の作陶展が、大阪・梅田の阪急百貨店7階の美術画廊で始まりました。 会場には、ここ数年の作品を中心に、大小の皿や花生、徳利、茶器、碗物、湯飲み、ぐい呑み、マグ、コーヒーカップ、壺など多彩な器が数多く展示、販売されています。 木器は、大阪のベッドタウンとして人口が増え、都市化が進む三田市にあっても、今なお自然が豊かで、のどかな雰囲気を持ったエリアです。田中さんは、そんな山に囲まれた場所で窯を持ち、素朴で温かい器をつくり続けています。 うらんかんろは、30年前に田中さんと知り合って以来、その素朴な美しさと、和洋中どんな料理にも合う、使い勝手の良い皿や器に惚れ込んでしまいました。 阪急百貨店の画廊で、隔年に開かれる田中さんの作陶展はいつも楽しみにしていて、必ずお邪魔しています。そして、いつも何点かの気に入った作品を求めています。今回は、少し深めで小ぶりの鉢皿と、酒肴も盛り付けられるような大型のぐい呑みを買いました。 緑や茶、青、赤など、田中さんは様々な材料、釉薬を工夫して、思いがけない複雑な色を創りだします。最近では、器に少し幾何学模様を入れたり、デザイン性を持たせたモダンな作品にも取り組んでいます。 田中さんの作品は、何よりも「使ってもらうこと」を第一につくられているので、実用性が高いことが魅力です。暮らしの器にご興味のある方には、ぜひ田中さんの素敵な作品の数々を見てもらいたいと思います。作陶展は、26日まで(10時~20時、最終日は18時で終了)。 ※一番最後の写真は、我が家で長年使っている田中さん作の大皿(直径約25cm)です。パスタにも中華の炒め物にも和食の煮魚にも、何でも合うすぐれもの。大人数が集う機会が多い我が家では大活躍しています。緑の皿はもう30年も使っています。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/03/20
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家に帰ったら、DMが届いていました。懐かしいミナミの「MORITA BAR」(盛田秀朗マスター)が天満で復活です! 今度は、奥様もカウンターの中に立たれるようです。手紙には「(広島での)5年間のベジタファームでの経験を生かしたママの旬なフードメニューをご用意して、ゆったりとお酒を楽しみ、くつろいで頂ける店に」とありました。 とても楽しみです。31日のオープンが待ち遠しいです。皆さまもお近くに来られたらぜひ! 店のデータは以下の通りです。 【MORITA BAR】大阪市北区同心2丁目15-14 内海マンション101 電話06-6353-2727 月~土17:00~1:00 日17:00~0:00 第3月曜定休(最寄駅は、JR環状線天満駅もしくは地下鉄堺筋線・扇町駅です)
2013/03/19
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ほぼ5年ぶりに味わったタンカレーのマラッカ・ジン(Tanqueray Malacca Gin)。 旨い! 華やかさと複雑さのハーモニー。いったい何種類の材料を使っているんだろう? 日本ではなかなか味わえないプレミアムなジンが味わえる幸せをかみしめる。 今回はストレートで味わったので、次回はロックで飲んでみようっと。有難う、マスター! ちなみに前回味わった時の日記がこちら→ 「2008年12月8日の日記」こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/03/15
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【おことわり】レシピやスタイルは標準的なもので、絶対的なものではありません。文献やバーテンダーによっては違う割合、材料、スタイルでつくっていることもあります/レシピの丸カッコ内の数字(単位)はmlです。 ◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(42) 125. スノー・ボール(Snowball)【レシピ1】アドヴォカート(40)、ライム・ジュース1dash、ジンジャー・エール(適量)、氷 ※アドヴォカートとは別名「エッグ・ブランデー・リキュール」(出典:Wikipedia日本語版)【レシピ2】アドヴォカート(40)、レモネード(40)、氷(出典:Wikipedia英語版)【レシピ3】ジン(45)、アニゼット(15)、生クリーム(15)というレシピもある(出典:Harry’s ABC of Mixing Cocktails) 【スタイル】シェイクまたはビルド 【グラス】トール・グラス 誕生の経緯や命名の由来は不明。スノー・ボールとは、雪合戦で使う「雪球」のこと。様々なレシピが伝わっているが、代表的なものはリキュール(アドヴォカート)・ベースとジン・ベースの2種。現代のBarでは、アドヴォカート・ベースのレシピの方が一般的となっているという(出典:WEBの複数の専門サイト)。 ハリー・マッケルホーン(Harry MacElhone)のカクテルブック(1919年初版刊)に登場するジン・ベースの「スノー・ボール」=【レシピ3】=は、初版時からの収録かどうかは不明。サヴォイ・カクテルブック(1930年刊)にも登場するが、そのレシピは【レシピ3】に、ホワイトミント・リキュール(10)、ヴァイオレット・リキュール(10)を加えるバリエーションである(出典:Savoystomp.com)。上記とは別に、ウイスキー・ベースのレシピもある(出典:WEBの専門サイト)。 【確認できる日本初出資料】世界コクテール飲物事典(佐藤紅霞著、1954年刊)。 ************************************ 126. スプリッツァー(Spritzer)【レシピ】辛口白ワイン(60~90)、ソーダ(適量)、ライム・スライス、氷【スタイル】ビルド 【グラス】ワイングラスまたはフルート型シャンパン・グラス 誕生の詳しい経緯は不明だが、オーストリアのザルツブルグが発祥の地といわれ、毎年開催される「ザルツブルグ音楽祭」のパーティー等でも提供されている。1980年代には米国で爆発的に流行ったという。カクテル名は、独語の「シュプリッツェン(spritzen)」(泡がはじける)に由来(出典:Wikipedia日本語版)。 欧米、とくに欧州では食前酒として好まれるカクテル。故・ダイアナ妃が生前好んで飲んだことでも知られる(出典:同)。レストランで提供されることが多いカクテルだったため、欧米のカクテルブックでの紹介例はきわめて少ない。 【確認できる日本初出資料】カクテル入門(福西英三著、1982年刊)。 ************************************ 127.スプモーニ(Spumoni)【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/03/13
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春の足音が刻々と。きょうは、昨日から一転、肌寒い一日ですが、我が家のサクラ(「暖地桜桃」という早咲き品種)はもうほぼ満開です。
2013/03/10
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すべての方のコメントを受け取りたいのですが、そういう設定にすると、最近必ず怪しげなスパムコメントが舞い込むため、コメント欄を開放できません。現状では、楽天ブログ登録者の方しかコメントが受け入れられません。何卒ご理解、ご容赦ください。 うらんかんろ
2013/03/04
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昨年10月に急逝した切り絵作家・成田一徹さんが生前から計画していた京都での個展が実現します。 個展のタイトルは「成田一徹・切り絵展--技を切り出す」。生前最後に取り組んだ京都新聞での連載が中心です。 個展のポスターも完成しました(写真)。展覧会は4月30日に開幕、5月12日までの2週間開催されます。 場所は、JR京都駅地下街にある「ポルタギャラリー華」です。準備はまだ五合目ですが、「来て良かった」と思えるような作品展にしたいと思っています。ゴールデンウイークに京都へにお越しの折には、ぜひ足をのばしてくださいませ。 こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/03/01
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