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すし屋の2本目。2008 Savigny-Les-Beane 1er Cru Les Peuillets(Rodolphe Demougeot)サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・プイエ(ロドルフ・ドゥモジョ)Bourgogne, France - 赤辛口2本目で酔っ払っていたのと、チュチュの印象が強くてあまり覚えていないのだ(汗)。それでもひねり出して思い出すと、味わいとしては上々だけれど、現時点では少しタニックな部分もあり、飲みごろには早かったような気がする。いい加減なコメントでごめんなさい。ロドルフ・ドゥモジョのワインを探す>気が向いたら投票お願いします→
2011.02.18
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カリフォルニアワイン3連発。こんどは近所の寿司屋にて。2009 TU TU California Pinot Grigioチュ・チュ・カリフォルニア・ピノ・グリージョCalifornia, USA - 白辛口アロムヴェールのセールで激安だったのと、ラベルが面白かったのと、カリフォルニアのピノ・グリージョに対してよい印象を持っている、という合わせ技で購入。グラスに注いで飲んでみると「ニッコリ、当たり!」。柔らかで、濃すぎない厚みがあって、ナチュラルでバランスのよい味わい。ブラインドでカリフォルニアと当てるのは相当困難。しいて挙げれば、南アルザスや中北部イタリアに近いか? それにしてもセールで千円ちょいは安すぎた。一般的な流通価格は2千円くらいのようだけれど、それでも高いとは思わない。もし同じ値段で買えたらケース買いしてデイリーに使いたい。 TuTu(チュチュ) ピノグリージョ [2009] <白> <ワイン/カリフォルニア>【希望小売...価格:1,990円(税込、送料別)ホウボウの酒蒸し気が向いたら投票お願いします→
2011.02.17
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NV Gloria Ferrer VA DE VI Ultra Cuveeグロリア・フェラー ヴァ・デ・ヴィ ウルトラ・キュヴェSonoma, California, USA - 白泡辛口1,980円, やまや, 2010年12月購入Profile: お気に入りのスパークリング「グロリア・フェラー」。初めて見るキュヴェだったので買ってみました。本家のサイトを眺めてみると、こんなことが書いてあった。“VA de VI!” AS THEY SAY IN BARCELONA, “IT’S ABOUT THE WINE!”.VA de VI is the stylish new m?thode champenoise sparkling wine that celebrates our Spanish heritage. This ultra-premium cuv?e adds new dimension to our house style. Elegant and refreshing, dry but not too dry, VA de VI is a classic blend of Pinot Noir and Chardonnay with just a trace of Muscat. VA de VI captures the exuberant aromas and luscious flavors of perfectly ripened fruit and reveals them throughout a long, soft finish.超要約すると、"VA de VI!"はバルセロナで「そろろそろワインだぜ!」という意味で、エレガントで辛すぎないスタイルとのこと。米国価格$22。ちなみに日本で同価格で売られているRoyal Cuveeは$32。下のキュヴェも含めて、やまやはリーズナブルな値付けをしている。 Impression: 昔ドメーヌ・シャンドンで作っていたネクターやドミセックみたいなものか思ったけれど、基本的にはブリュットで、わずかに甘めに仕上がっている程度。また、ここのスタンダードキュヴェであるSonoma Brutと比べると少し厚みがあって、わずかに甘め。思っていたよりも差は少ない。ここのBlanc de NoirsとRoyal Cuveeが好きなだけに、もっと新たな魅力が見られると思ったけれど、あまり違いがなくて少しがっかり。とはいえ、買ってすぐ飲んだこともあり、ボトルが落ち着いていないので、もう一度試してみたい。とりあえず今のところはBlanc de NoirsとRoyal Cuveeがお勧めかな。グロリア・フェラーを探す>ほっくりとやさしくて少し甘い味わいは、いろいろな人にお勧めできる味。グロリア・フェラー・ブラン・ド・ノワール価格:1,764円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.02.16
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2008 Calera Pinot Noir Central Coastカレラ・ピノ・ノワール セントラル・コーストProfile: その昔は、ずいぶん買っていたカレラ。買っていたのはセントラル・コーストよりは、単一畑ものや白なのだけれど、アロムヴェールのタイムセールで激安だったので購入してしまった。最近はガラスコルクでリリースされている。 Impression: 「甘っ!」カレラに甘いというイメージがなかったので、甘い仕上がりにびっくり。少しおいておけばよくなるかもと、すぐにコルクを戻して2日ほど放置。こんどは当初に感じた甘ったるさはなくなり、ようやく飲める味に。とはいえ、中程度の凝縮感で、可も無く不可も無くといった中庸の味わいで魅力に乏しい。激安で購入したので、文句はないのだけれどね。もし飲むなら、5年以上熟成させて飲みたい。カレラのセントラル・コーストを楽天で探す>気が向いたら投票お願いします→
2011.02.15
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テレビを見ていたら、ロワールのシャンボール城が出ていたので、ロワールのワインを開けてみました。Saumur Reserve des VigneronsLoire, France - 白辛口1,690円, 高島屋(明治屋), 2011年1月購入生産者協同組合(?)によるソミュール。すっきりした白ながらも、ミュスカデと比べるとふくよかさがあり、スルスル飲める。試飲して購入したものだけに安心のおいしさ。ロワールの白はいいね。このワインは楽天にないようだけれど、ラングロワ・シャトーあたりがおすすめ。 ソミュール・ブラン[2009] ラングロワ・シャトー価格:1,700円(税込、送料別)そういえば2006年にシャンボール城に行ったっけ、と思い画像を探すと、アンボワーズ城だった。ドテ。○凹アンボワーズ城も、シャンボール城の近くにあるお城。カメラに凝る前の画像なので、コンデジだしアングルもイマイチ。だけれど、そのときの写真をいくつか紹介。ダ・ヴィンチが生涯最後に暮らしたクロ・リュセ城アンボワーズの町並み。クリスマスシーズンということもあり、それらしい飾り付け。アンボワーズ城アンボワーズ城の敷地にはダ・ヴィンチのお墓がある。アンボワーズ城から見たロワール河。同じ場所から上流側と下流側を撮影。このあたりはAOCモンルイという白ワインの産地断層があり、そこにはワイナリーのセラーが並んでいる。なかにはアルザスのビネールのセラーもあった。ランチのお店ワインは地元のモンルイ。すっきりして美味。ロワールといえば川マス料理こちらは肉・魚?ふかふかのスフレユーロ安だし、ヨーロッパに行きたくなってしまった。気が向いたら投票お願いします→
2011.02.14
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2007 Bourgogne Rouge(Tollot-Beaut)ブルゴーニュ・ルージュ(トロ・ボー)Bourgogne, France - 赤辛口3,990円(実際には3本1万円セールの1本), エノテカ, 2010年7月購入Profile: おいしいという評価もあるなか、地味すぎて自分では買ったことのないトロ・ボー。何度か飲んだことはあるんだけどね。昨年の夏にエノテカのイベントに参加したついでに買ってみました。 Impression: うーん、平凡。たった一本でどうこう言うつもりはないけれど、そこそこいい値段なので、もうちょっと期待していたんだけど。もし飲むなら1年2年は寝かせたい。なんて思ってネットを検索すると2千円台で売られているのだ! エノテカは正規(?)だからしかたない部分もあるけれど、あまりにも違いすぎるんでないかい。07で3千円中盤以降ならば、村名の何かを買うな。トロ・ボーのワインを探す>トロ・ボー ブルゴーニュ・ルージュ[2007]価格:2,680円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.02.12
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posted by (C)busuka2005 Vin de Pays d'Oc Les Creisses(Domaine Les Creisses(Philippe Chesnelong))レ・クレイス(ドメーヌ・レ・クレイス)Languedoc-Roussillon, France - 赤辛口2,000円, アロムヴェール, 2010年12月Profile: 銀座のワインショップ「アロムヴェール」のセールで買ったもの。興味があったわけじゃないのだけれど、店員の強力なリコメンドで購入。シラー60%/グルナッシュ30%/カベルネ・ソーヴィニョン10%。 Impression: 最近は室温の低さもあって、閉じている症候群に悩むなか、珍しく満開。南仏の赤らしい味わいで、適度にコントロールされた凝縮度。ワイルド過ぎず素直においしい。飛び上がるほどではないけれど、店員がお勧めしていた理由もわかる。そして、このワインで思い浮かぶのはセール時の風景。店員がおいしいと勧めているなか、品種構成を訪ねている客がいた。「南仏だから、シラーとかグルナッシュなど、いろいろなブレンドだよ(カリニャンとも言っていた気がする)」と店員が返答すると、「どの品種が一番強いですか」と聞き返していてびっくり。独断と偏見で言えば、南ローヌやラングドック・ルーションでは、カベルネ主体のものを除いて、品種がどうこうと言うより、生産者やテロワールのほうが強いと思っているので、品種について細かくこだわる理由がよくわからないんだけどね。超スペシャリストは別だけど。レ・クレイスを楽天で探す>通常価格は約3千円だけれど、それでも納得の味わいだと思う。醸造にはルイ・ミジャヴィルが助っ人に!この地で目指す地中海スタイルの最高品質!!フィリップ...価格:2,940円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.02.11
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posted by (C)busuka2007 鳥居平甲州シュールリー(シャトレーゼ勝沼ワイナリー)山梨, 日本 - 白辛口1,890円, 2011年1月購入Profile: 最近よく飲んでいるシャトレーゼ。これは銀賞受賞銘柄。シャトレーゼの樽熟していない辛口の甲州はたぶん2種類あって、「勝沼甲州シュールリー」と、より狭い範囲の「鳥居平甲州シュールリー」。これは後者。 Impression: ミネラリーでバランスのよい作りは手慣れたものだけれど、これはバックビンテージということもありクローズ気味。おいしくはあるのだけれど、このボトルに限っていえば、もう少し前に飲むか、あとに飲む方がよさそう。シャトレーゼのワインを探す>シュールリーならば、09がお勧め。シャトレーゼベルフォーレワイナリー 勝沼ワイナリー 勝沼甲州シュール・リー [2009] Chaterais...価格:1,890円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.02.10
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2007 Arbois Poursard Vieilles Vignes(Domaine Andre et Mireille Tissot(Stephane Tissot))アルボワ プールサール ヴィエイユ・ヴィーニュ(ステファン・ティソ)Jura, France - 赤辛口2,500円くらい, ESPOAナカモト, 2011年1月購入Profile: オーブリオンのような尻すぼみのボトルが印象的なジュラのAOCアルボワ。そしてプールサールといえば、一時期瞬間蒸発したオヴェルノワが思い出される。ステファン・ティソは知らなかったのだけれど、店主のお勧めで購入。あとで調べてみると、ミッシェル ベタンなどにシャルドネが評価されている作り手だとか。 Impression: 外観の雰囲気や香りはピノ・ノワールのよう。飲んだ第一印象も「硬質なピノ・ノワール」。この場合の硬質は、閉じているという意味ではなくて、ふくよかさよりもミネラリー優先という意味のつもり。そして黒系果実。温度を上げながら徐々にグラスを進めていくと、アフターに土っぽさが出てきて、そこでピノ・ノワールとは違う雰囲気になってきた。飲みごろの初期で、これからもっと寝かせても面白いと思う。ジュラは、シャルドネやプールサールに面白いものが多い。オヴェルノワの赤白が秀逸なのは当然として、最近飲んでいないけれどVoorhuis-Henquet〈ヴォールユイス・エンケ)のシャルドネはブルゴーニュも真っ青の秀逸さ。ステファン・ティソのワインを探す>オヴェルノワのワインを探す>気が向いたら投票お願いします→
2011.02.09
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前回からの続き。イタリア赤へ。2001 Brunello di Montalcino(Il Paradiso di Manfredi)ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(イル・パラディソ・ディ・マンフレディ )初期の飲みごろで素直においしいと思えるブルネッロ。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ[2003]パラディソ・ディ・マンフレディ【YDKG-td】価格:9,800円(税込、送料別)1998 Masseto(Tenuta dell'Ornellaia)マッセート(テヌータ・デロルネライア)近年ワイナリーの高価格政策とパーカー高得点で、とんでもない値段になっているマッセート。96年から01年までは毎年数本飲んでいただけに、現在の値段は驚愕。ノラキチの妻さん、ありがとうございます。98を飲むのは数年ぶり。緻密でインキーで、嫌みにならない程度のコントロールされた凝縮度で、メルローとしてすきの無い出来。だけれど、いま一歩突き抜けないというか、面白みがないというか、リリース当時でも1万円台中盤から後半で取引されていたことを思うと、もう少し期待してしまう。おいしいんだけどね。今まで飲んだワインも、そんな印象。マッセートを楽天で探す>【23%OFF】≪高得点≫マセット[2005]オルネライア マセト マッセト価格:29,190円(税込、送料別)つづく。気が向いたら投票お願いします→
2011.02.07
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2004 Macon-Pierreclos "Le Chavigne"(Guffens-Heynen)マコン・ピエールクロ レ・シャヴィーニュ(ギュファン・エナン)Bourgogne, France - 白辛口4,500円くらい, かわばた酒店, 2006年6月購入Profile: わたしの定番になっているギュファン・エナン。このレ・シャヴィーニュは、下から2番目のワイン。最近はACブルも出ているみたいだけどね。 Impression: 飲み過ぎているせいもあって、あまりコメントすることもないのだけれど、どんなビンテージを飲んでも安定しているギュファン・エナン。とくに、このレ・シャヴィーニュの安定度は抜群。軽い樽香と、マコンとしてはしっかりとした厚みがあり、酸もしっかりしている(ピュリニーとかには及ばないけど)。特有のいい香りは抑えめだけれど少し落ち着いた飲みごろで、ギュファンは今04くらいが飲み頃なのかも。ギュファン・エナンのワインを探す>気が向いたら投票お願いします→
2011.02.04
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前回からの続き。posted by (C)busuka1996 La Gomerie ラ・ゴムリーSaint-Emillion, Bordeaux, France - 赤辛口購入価格:$129(2000年当時のレートだと約15,000円)ボーセジュール・ベコが、ルパンの大成功に触発されて作ったマイクロキュヴェ。メルロー100%。750ケースという極少量生産。95年が初ビンテージ。昔はそれなりに人気が高く、国内で見つけるのは困難だった。2000年にサンフランシスコの酒屋で見つけたものを購入。悪い評判も聞くので不安だったけれど、なかなかどうして。シルキーでインキー。もっとゴージャスで華やかなのかなと思っていたけれど、優等生的な洗練さ。少し閉じ気味。そして思ったよりも若々しく、熟成香はほとんど出ていない。いま飲んでもおいしく飲めるけれど、もっと若いときか、もっと熟成させた方が、より魅力的かも知れない。十数年でこの若さだと、あと十年くらい寝かせたくなってしまう。楽天を検索すると、96がわたしの買った値段より安く出ていて残念。こっちは10年前に買ってるのに! もし今買うなら03かな。期間延長大特価!シャトー・ラ・ゴムリー[2003]赤価格:10,290円(税込、送料別)1995 Ch.Trotanoyシャトー・トロタノワPomerol, Bordeaux, France - 赤辛口購入価格:約13,000円ポムロールでは評判の高いトロタノワ。だけれど、なぜだか相性がよくなく、ふつうのボトルにしか出会ったことがない。こちらを飲んでみると、ラ・ゴムリーと同様に少し閉じ気味で、こちらもビンテージと比較して若い。ポムロールらしい香りがもっと出ているかと思ったけれど、「うーん」といったところ。アペラシオンが違うとはいえ、同じメルロー100%なので同系統の味わい。だけれど、こちらのほうがより凝縮されていて、うまみが詰まっている印象。トロタノワのほうが人気が高かったように感じるけれど、ラ・ゴムリーのほうを押す人もいた。わたしは同程度の評価。いずれにしても開け時を間違ったようで、もっと期待していたんだけどな。トロタノワを楽天で探す>ラ・ゴムリーとは違い、こちらは価格上昇。シャトー・トロタノワ [1995] 赤 750ml【楽ギフ_包装選択】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_...価格:27,500円(税込、送料別)昨年末から開けた高額ワインが「若すぎ&クローズ気味症候群」に陥っている。セラーの温度が低すぎるのか? 今日の中ではクロ・ルジャール以降の3本が当てはまる。うーん。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.28
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すき焼きを作ったのでボルドーにしてみました。2006 Chateau Marjosse(Pierre Lurton)シャトー・マルジョス(ピエール・リュルトン)AOC Bordeaux, France - 赤辛口1,780円, やまや, 2010年11月購入Profile: シュヴァル・ブランとイケムの社長を努めるピエール・リュルトン氏。そのピエール・リュルトン氏がアントゥル・ドゥ・メール地区にプライベートで所有するシャトー。以前、白を飲んだとき印象がよかったので買ってみた。セパージュは、メルロー主体のボルドーブレンド。 Impression: フルボディではあるものの柔らか。複雑さもそこそこ。安いAOCボルドーだとギスギスしたものが多いけれど、このくらいになると、さすがに上品な仕上がり。とはいえ白を飲んだときのようなハッとするものはなく、予測できる範囲の味わい。今でも飲みごろだけれど、もう少し熟成させた方が変化があって面白そう。シャトー・マルジョスのワインを探す>[2003] Chateau Marjosse - シャトー・マルジョス -価格:1,974円(税込、送料別)アントゥルドゥメールにあるので、白のほうがおすすめ。【2500円以上で送料無料】シャトー・マルジョス白750ml(※送料:北海道・沖縄県・離島は500円)...価格:1,900円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.25
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2010年の間違いでは? と思うかも知れないけれど、間違いじゃありません。2009年は発表しなかったので、備忘録もかねて発表することにしました。最短で約1年前、最長で約2年前の出来事だけに、古いものほど不利なのはご愛敬。そもそも人間の味覚なんていい加減なものだし、ワインにボトル差はつきものってことで、とりあえず紹介2010年、印象に残ったワイン2008年、印象に残ったワイン2007年、印象に残ったワイン2006年、印象に残ったワインベストワイン:該当無し。準ベストワイン:準ベストの筆頭はこれ。珍しくイタリアワイン。1994 Brunello di Montalcino SOLDERA RISERVA(CASE BASSE)うねるような幾層ものベールを持った複雑さ。ボルドー、ブルゴーニュといったジャンルの垣根を超え、間違いなくワインとしての圧倒的な存在感。おいしいとは思っていたけれど、それをはるかに超えるすばらしさだった。さすがブルネロの巨人「カーセ・バッセ」。そのときのブログカーセ・バッセのブルネロを探す>この年に限らず、今まで飲んだイタリアワインですばらしかったものを思い出すと、このあたり。1996 Barbaresco(Gaja)1997 Valpolicella Classico Superiore(Dal Forno Romano)Gajaは古いものや単一畑も含めてけっこう飲んでいるのだけれど、この96はすごかった。まさに満開。永遠の余韻。飲んだあとネットで探しまくってしまったのが、ダル・フォルノ・ロマーノのヴァルポリチェッラ。もう一方のヴァルポリチェッラの雄クインタレッリは、スタンダードなものからアマローネまでいろいろ飲んでいたのだけれど、ダル・フォルノ・ロマーノは初めてだった。一級シャトーにも通じる恐るべき存在感。熟成させたら、どのようになるのか想像すると末恐ろしいワイン。ダル・フォルノ・ロマーノのワインを探す>ガヤのバルバレスコを探す>ランキングに戻ると、次はこれ。1990 Cuvee Dom Perignon(Moe et Chandon)1ケース近く飲んでいる90年なのに、これだけ異質な味わいで、さらに爆発。そのときのブログ1989 Vosne-Romanee Les Beaux Monts(Domaine Leroy)個人的には、当たりとハズレの差が大きいルロワ系。ドメーヌ・ルロワの2ndビンテージだけに、どうなのだろうと思ったら、まさに飲みごろ。今まで飲んだドメーヌ・ルロワでは一番かも。そのときのブログ一般部門:ここからは一般部門。順序は関係なし。★は特に印象に残ったもの。★1990 Corton-Charlemagne Cuvee Francois de Salins(Hospices de Beaune)同時に飲んだLouis Latourの95 Corton-Charlemagneもよかったけれど、こちらは熟成しているぶんよかった。熟成感のあるコルシャルって、意外に少ないだけに印象深い。そのときのブログ★2000 Les Forts de Latourいつ飲んでも満開で、抜群の安定度。個人的には、過去最強のレ・フォール。そのときのブログ★2000 Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalandeみなぎるパワー。ラランドらしいかと聞かれれば違うように感じるけれど、飲み手を圧倒する存在感に感服。そのときのブログ★1998 Arbois Pupillin Poulsard(Pierre Overnoy)近年すっかり人気者になったオヴェルノワ。これは熟成したボトルで、ブルゴーニュ・グランクリュも真っ青の妖艶さ&スケール。オヴェルノワは、自然派のなかでは安定しているし、ぜひとも経験すべき生産者。古いビンテージは出回っていないので自家熟成させるべし。若いうちでもおいしいけれどね。そのときのブログ★1994 Montrachet(Domaine Ramonet)上記のドメーヌ・ルロワと一緒に飲んだワイン。なぜかモンラッシェと相性がよくないのだけれど、これはすばらしかった。そのときのブログ2001 Chateauneuf-du-Pape Vieille Vigne Cuvee Speciale(Tardieu-Laurent)いいワインを作っているのに、あまり人気のないタルデュ・ローラン。これはウルトラシルキーに化けていて、トップクラスのシャトーヌフ・デュ・パプと比較しても遜色ない味わい。ボノーのセレスタンやマリー・ブーリエには負けるけどね。あまりパプを飲んでいない人にとっては、パプの概念が変わるかも。そのときのブログ2002 Charmes-Chambertin(Philippe Pacalet)たしかリアルワインガイドで高得点を取っていたので買ったもの。飲むには早かったけれど、恐るべきポテンシャル。ポテンシャルだけで言えば、今まで飲んだパカレでNo1。そのときのブログ1999 Moulin-A-Vent La Roche Chateau des Jacques(Domaine Louis Jadot)ワイン会の必殺剣。狙い通り、クリュ・ボジョレーの枠を超えたすばらしいワイン。そのときのブログ2004 Sancerre Rouge la Demoiselle(Alphonse Mellot)フランス本国でも評判の高いアルフォンス・メロ。白は何度も飲んでいたけれど赤は初めて。寒い地域ならではの気品と清楚な魅力あふれるピノ・ノワール。あまりのおいしさにネットで探しまくってしまった。そのときのブログ2000 Alsace Pinor Noir Cuvee Particuliere(Gerard Schueller)わたしのブログには何度も登場しているシュレールの赤。古いビンテージはボトル差が大きいだけに不安だったけれど、これは熟成してすばらしい状態だった。そのときのブログ1996 Bourgogne HAUTS-COTES DE NUITS CLOS SAINT-PHILIBERT(Domaine Meo-Camuzet)お気に入り銘柄でいろいろなビンテージを飲んでいるけれど過去最高。熟成したシャンパーニュのようなマロンフレーバーやモカフレーバーがあり、圧倒的な香りにはびっくり。そのときのブログ1998 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Roncieres(Robert Chevillon)さすが名手シュヴィヨン。もっと人気があっていい作り手。いぶし銀のおいしさ。内容を考えれば、コストパフォーマンスが高い。そのときのブログリーズナブル部門こちらでは5千円以下で、とてもおいしいと思ったものを紹介。5千円以下のものでも一般部門で紹介しているのもあるけれど、それは古いビンテージだったり、上のクラスと比較しても十分に耐えうるものを一般部門に分類してます。2005 Savigny-les-Beaune V.V(Louis Chenu)東急で買ったボトルがすごくよかったので、他店で買い増しすると全然平凡。ルイ・シュニュは、ほかの種類も飲んでいるけれど、ボトル差に悩まされる作り手。そのときのブログ2007 グレイス ピノ・ノワール(中央葡萄酒)日本のピノ・ノワール、ここにあり。ブルゴーニュ的な価値観で見てしまうと、薄いワインで終わってしまうかも知れないけれど、これには独自の魅力がある。そのときのブログ2006 Piandorino IGT Toscana(Pian dell'Orino)イタリアンレストランのソムリエに勧められて飲んだワイン。軽やかだけれど、すばらしい味わいだった。そのときのブログ気が向いたら投票お願いします→
2011.01.24
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posted by (C)busuka1996 Bourgogne Rouge(Domaine Michel Gaunoux)ブルゴーニュ・ルージュ(ミシェル・ゴヌー)Bourgogne, France - 赤辛口3,100円, 松澤屋, 2009年12月購入Profile: 地味ではあるけれど、熟成したものがリーズナブルに出ているゴヌー。これは約1年前に購入したもの。購入してすぐに飲んだボトルは完全にピークアウト。果実味は抜けて、ぺらぺらで残念な味わいだった。おかげで残りのボトルは開けるモチベーションがまったく起きずにいた。いつまでもおいても悪くなるだけだと思い、怖いもの見たさで開けてみました。 Impression: あれれ、何か良い香りがする。ピークは越えていて、きゃしゃではあるけれど嫌じゃない。小ぶりのワインではあるけれど、赤い果実も残っていて、熟成したブルゴーニュらしい味わい。酸化のニュアンスもない。料理と合わせて飲むワインとしては、まったく不足がない。ボトル差なのか、1年落ち着かせたのがよかったのかわからないけれど、予想以上に健闘してびっくり。熟成したワイン好きとしては納得の値段、というかリーズナブル。ミシェル・ゴヌーのブルゴーニュ・ルージュ96を探す>同じコンディションならば納得できる味わい。ミシェル・ゴヌー ブルゴーニュ・ルージュ[1996]価格:2,929円(税込、送料別)安心を取るならこっちか。ミッシェル・ゴヌー[2001] ブルゴーニュ・ルージュ 750ml価格:2,480円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.23
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2009 キス・キッカ・シャルドネ(熊本ワイン)熊本, 日本 - 白辛口1,575円, バッカス・マーケット, 2010年12月購入Profile: 近年、評価の高い熊本ワイン。山梨県のマルスワイナリーや山形県の高畠ワイナリーに続く、本坊酒造系列のワイナリー。ナイトハーベストシリーズは評価が高く、また入手も困難。こちらのキスキッカはスタンダード品。ナイトハーベストシリーズのついでに買ってみました。 Impression: 一口目を飲んでみると「おー! すごい。この価格の国産シャルドネがここまでやるのか」と、少々びっくり。この価格帯としては十分以上のボディがあり、一瞬ブルゴーニュ・ブラン的な雰囲気もある。ところが飲み進めていくと、シンプルさや酸の弱さが露呈。酸っぱいワイン好きということもあるけれど、わたしにとっては飽きのくる味で、なかなかグラスが進まない。おかげで数日に分けて飲むことになったけれど印象は変わらず。ワイナリーの意欲や努力は感じるけれど「グラスに少しだけ飲むならいいワイン」。まずいわけじゃないけれど、飽きのくる味って何だろうと考えさせられるワインだった。熊本ワインのワインを楽天で探す>国産ワイン・コンクール2010銀賞受賞!☆ 熊本ワイン 菊鹿ナイト・ハーベスト五郎丸 720ml価格:3,500円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.22
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2009 キャンベル・アーリー・ロゼ・ドライ(都農ワイン)ワイン宮崎, 日本 - ロゼ辛口1,365円, バッカス・マーケット, 2010年12月購入Profile: 外国のワイン誌において、アジアの最もお買い得なワイン1位にランキングされたことで知られる都農のキャンベル・アーリー。こちらのドライは辛口版。 Impression: デラウェアやアジロンをほうふつさせる香りで、いわゆる生のブドウっぽい香り。口に含んでみると、あードライ。甘い香りがするだけに、味わいとのギャップが大きい。また複雑性や厚みのあるワインではないので、甘みがないことによって、より薄っぺらく感じてしまう。正直なところ苦手なタイプ。人の好みはそれぞれだけれど、ドライじゃない通常版でも甘口と言うほど甘いわけじゃないので、普通のほうが好きだな。キャンベル・アーリーを探す>普通のほうが悪くないと思うんだけど。マスカット・ベリーA [2009]【都農ワイン】価格:1,350円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.21
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2007 Marsannay "Champs Perdrix"(Geante-Pansiot)マルサネ "シャン・ペルドリ"(ジャンテ・パンショ)Bourgogne, France - 赤辛口Profile: 以前訪問したこともあるジュヴレの生産者ジャンテ・パンショ(訪問したときのブログ)。そのアメリカンな風貌に似合わず、人なつっこくてシャイな人柄が印象的だった。看板ワインのシャルムといきたいところだけれど、家飲みなのでセールで買ったマルサネを開けてみた。 Impression: 最近飲んだパンショの若いビンテージは、タニックで固いものが多かったので、不安になりながら抜栓。ひとくち飲んで一安心。心配していたタニックさはなく、若いピノらしい硬質でミネラリーな部分はあるものの、なめらかな口当たり。ライトからミドルボディで、北の産地らしい酸がある。大きいワインでもメローなワインでもないけれど、家飲みとしては十分なブルゴーニュ。若いときの飲みごろジャンテ・パンショのマルサネを探す>まだ早いけれどおいしいそう。ジャンテ・パンショ[2005] シャルム・シャンベルタン 750ml価格:13,800円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.20
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これだと思って出した高額ワインが、どの程度の確率で狙い通りに当たるのか、ちょっと振り返ってみました。全部の統計を取るのは大変なので、わかりやすいところで自宅の新年会を対象にすることにします。新年会では、いちおう自分なりに自信のあるワインを開けています。統計学上、定義はあいまいだし、サンプル数も少ないので意味をなすものではないけれど、とりあえず振り返ってみることにします。それぞれの一番上に書いてあるのが目玉ワインで、それ以降は良くも悪くも記憶に残ったものです。2011年: 評価:○(なんとか及第点)DRC / Richebourg 1969そのときのブログ2010年: 評価:△(がっかり)Bouchard Pere & Fils / Montrachet 2002コンディションが悪いわけじゃないけれどがっかり。スケールが小さい。ただし、このときは自宅じゃないので目玉は一本だけ。そのときのブログ2009年: 評価:○(及第点だけれど、全体で考えるとちょっとがっかり)Ch.Haut-Brion Blanc 1989Alain Robert Menil Tradition 1979Giuseppe Quintarelli / Alzero Cabernet Franc 1992オーブリオンブランはおいしいのだけれど期待値が大きすぎた。アラン・ロベールはわたしの嗜好(しこう)ではピークアウト。クインタレッリは辛口だと思っていたのに甘口で、またスケールも中庸。わたしの期待するものではなかった。そのときのブログ2008年: 評価:◎(すごいのがたくさん!)Ch.Cheval Blanc 1953Ch.Cheval Blanc 1983Providence Private Reserve 1997シュヴァル・ブランの53はすばらしかった。でも83は若すぎ。83はすばらしいという評価があるのに、なぜか2連敗。シュヴァル・ブラン53以上に驚いたのがプロヴィダンス。もともとプロヴィダンス好きではあったけれど、状態のよい、ちょい熟プロヴィダンスが、ここまですばらしいとは思わなかった。その後、プロヴィダンスをネットで探しまくったけれど、コンディションに敏感なワインだけに、古いビンテージは怖くて買えなかった。そのときのブログプロヴィダンスを探す>2007年: 評価:○(DRCには少し失望したけれど、ほかのワインがよかった)DRC / Romanee-St-Vivant 1985Egly-Ouriet Grand Cru V.P Extra-Brut NVJ.F.Coche-Dury / Bourgogne Aligote 2004サン・ヴィヴァンは期待値が大きすぎたこともあって、少し拍子抜け。でもエグリとコシュ・デュリがすばらしかった。エグリのExtra-Brutは、その後何度か飲んでいるけれど、このボトルは飛び抜けていた。コシュ・デュリのアリゴテは、アリゴテのスケールを超えてる。ドーヴネ以上かも。すぐに追加購入。そのときのブログコシュ・デュリのアリゴテを探す>2006年: 評価:◎(史上最高の自宅ワイン会かも)Ch.Haut-Brion Blanc 1985Jacques Selosse Brut Rose NVBahans Ch.Haut-Brion NVCh.Haut-Brion 1962オーブリオン・ブランは神がかっていた。またセロスのロゼは、これ以降も何度か飲んでいるけれど、このボトルだけぶっ飛ぶうまさだった。ほかのワインもすばらしかった。そのときのブログオー・ブリオン・ブランを探す>もっと成績が悪いかと思ったけれど、全体で見ると悪くない。とはいえ◎狙いでワインを選んでいるので、6戦して2勝1敗3分をどう考えるかは難しいところ。またシュヴァル・ブランの回は、83年をメインに考えていたのだけれど、53年とプロヴィダンスが想像をはるかに超えるすばらしさで結果オーライという形だった。ということはおおざっぱに言って、これだと思う高額ワインを出して、期待通りになる確率は半分くらい。そう思っておけば失望も少なくなるのかもしれない。飲んだばかりのワインや、ビンテージの新しいワインがあるときは、また別だけれどね。あー、ワイン道は厳しい。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.19
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前回からの続き。前回紹介したのはひどいがっかりの例だけれど、正直なところDRCには普通のおいしさは期待していない。うわっ!と声が出るほどおいしいことを期待しているのだ。だから普通においしいくらいだと、がっかりのうちに入ってしまう。2006年にブログを始めてから飲んだDRCで、うわっと思うほどすごいと感じたものがあるかというと......たぶん無い。飲ませていただいた方、ごめんなさい。この理由としては、ブログを始めてから、・あまりDRCを飲んでいないこと・飲みごろのDRCが少ないことこともあるだろう。すごくはないけれど、及第点だと思っているのが先日飲んだRichebourg 1969くらい。だけれど、これも驚くほどではなかった。ブログを始めてから飲んだもので、熟成したものに絞ってみると Romanee-St-Vivant 1985が思い出される。かつて飲んだEchezeaux 1985がよかっただけに期待していたのだけれど、期待値が高かったこともあって、自分的には少し不満足な結果になってしまった(そのときのブログ)。おいしくはあったんだけどねぇ。自分で飲んだものではないので書くのは気が引けるけれど、そんなこともあるんだと思ったのはRomanee-Conti 1985 Magnum。約10年前に、知人の経営するワインバーで、わたしたちが飲んだRomanee-Conti 1984はすばらしかった。その後、そのワインバーに行くとRomanee-Conti 1985 Magnumの空き瓶があった。事情を聞いてみると、われわれが飲んだすぐあとに資産家の方が持ち込んだものらしい。だけれど、飲むのもつらいくらいダメダメだったとのこと。当時でも85のコンティは相当高かったはずなので(マグナムだったら80-100万くらい?)、もし自分に起きたことだったら、相当落ち込んだと思う。だらだら書いてきたけれど、今まで飲んだDRCを振り返ってみて、本当にすごいと思ったのは、せいぜい2割で、多くても3割くらいではないだろうか。飲みごろで当たりのビンテージだと思っているものに限ればグンと確率は高くなるけれど(8割以上?)、そんなものだと勝手に思っている。ここまで書いてきて、なにかネガティブキャンペーンを張っているような気がするけれど、そういうつもりありません。独断と偏見で利己的なもので一般化できないけれど、自分なりの感想です。そんなにもリスクが高いのに、なぜ危険を冒すのか。イギリスの登山家マロリーが「なぜ山に登るのか」と聞かれたとき、「そこに山があるから」と答えたエピソードは有名だけれど、そこにワインがあるからであり、当たったときの感動が尋常じゃないから♪である。まるで山師ですな。現在の10万円オーバーが当たり前という相場だったら、そこまでの勇気は無かったかもしれない。だけれど、いろいろな経験が出来たのは、熱中しやすい性格だったこともあるだろうし、割り勘でつきあってくれる友人に恵まれたこと、また飲ませてくれる友人に恵まれたことだろう。最後にウイリアム・サローヤンの言葉を紹介したい。若者たちは過ぎ去った日の中に思い出を探す。だが老人たちはこれからやってくる日の中で思い出を作ろうとする。むなしくみえるが、それが男というものだ。男は限りなく同じことを繰り返す。そしていつも出発点に戻ってくるのだ。かっこよく締めすぎか。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.18
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Char@diaryさんのラターシュ86のブログにショックを受けながらも、あらためてワインは難しいと感じた。ビンテージも生産者もいいワインなのに、ショックを受ける結果に終わったことが、いままでどれだけ多かったことか。逆に狙ったとおりに、おいしかったほうが少ないかも知れない(それは言い過ぎかも)。そこまで高くないワインでも、1本買っておいしかったので追加購入 -> 追加購入したら平凡でがっかりという経験は相当ある。また1度飲んでおいしかったからと、自信満々にワイン会へ持って行ってズッコケたことは数限りない。期待値が高すぎたので、ショックも大きいし、記憶にも残るということもあるだろう。だけれど期待値うんぬんを超えて、やってもーたという経験は、ワイン投資額に応じてあるのではないだろうか。振り返ってみると、がっかりDRCも少なくないし、DRCだけに記憶にも残る。自分で購入したもの中から、思い浮かぶところを挙げてみたい。なお、ほとんどが1999年から2004年の間に飲んだものだ。La Tache 1976いろいろな人がおいしいとレポートしているワインなのに、わたしの飲んだボトルは超繊細。ラターシュとしてはフラットに近い。ぜいたくにも2人で飲んだので、いつになったら開くのだろうとゆっくり飲んでいたけれど、最後まできゃしゃなままだった。Montrachet 1984これも繊細。はじめに飲んだ人たちは、まだ味わえたけれど、遅れてきた人が飲んだときには、異常に繊細な飲み物になっていた。Montrachet 1976液面が異常に低かったので期待していなかったけれど見事にシェリー。だけれど不思議と飲み物としては成立していて、モンラッシェだと思わなければ、おいしい飲み物。期待していないとはいえ、値段が値段なだけにショックは大きかった。Echezeaux 1995うんともすんとも言わないくらいクローズしていた。このワインが初DRCだっただけにショックが大きかった。Romanee-Conti 1988入れるかどうか迷ったけれど、いちおうセレクトしてみました。上記のようにひどい目にあったわけじゃないけれど、熟成の「じゅ」の感じもなく、若々しくてクローズ気味。サンフランシスコの酒屋でリリース時と変わらない値段で購入したのでショックは少ないとはいえ、当時の参加メンバーはずっこけていた。番外編:DRC以外で高額ワインのひどいがっかりを挙げてみたい。Voguet / Musigny Blanc 1976Louis Latour / Montrachet 1992いずれもひどいシェリー。最近はジンクスを破りつつあるものの、古い白は鬼門。個人的にモンラッシェはヒット率が低い。Domaine Leroy / Vosne-Romanee Les Beaux Monts 1990すごく期待していたのにイガイガ。少し熱が入っている?88, 89はおいしかった。Ch.Petrus 1973これまた繊細。ペトリュスということを考えなければ、おいしいワインなのだけれど期待が大きすぎた。そして同時に飲んだ78のクリマンがぶっ飛ぶうまさで消し飛んでしまった。でも友人が飲んだ73はおいしかったというので、リベンジのために1本追加購入して現在セラーin。78のクリマンを探す>Robert Groffier / Bonnes-Mares 1990上記のワインと比べると安いけれど、グレートビンテージで畑も生産者も良好という、すべてのパラメータがそろっていたのに、びっくりするくらいクローズしていたので印象が強い。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.17
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画像左から。2007 メルロ― Mariko Vineyard(シャトーメルシャン)昨年、新発売になったMariko Vineyard。ソーヴィニョン・ブランは好印象だったけれど、メルローはいかに? と思って飲んでみたけれど、ミドルボディでスケールが大きいわけじゃないけれど固くて閉じてる。現時点では評価不能。07ビンテージは完売してしまったようなので、評価のためにも、もう一本くらい買っておけばよかった。3千円クラスの国産赤ならば、シャトーマルスの穂坂三之蔵ルージュがおすすめ。シャトーマルスプレステージ穂坂三之蔵ルージュ05価格:3,150円(税込、送料別)2005 Mercurey Les Montots(A&P de Villaine)メルキュレ・ルモント(アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ)先日の自宅ワイン会でも飲んだヴィレーヌのメルキュレ赤(あれは02)。実は、こちらの05を先に飲んでいました。05らしい充実したボディ。雰囲気もあるのだけど、まだ熟成途上。あと数年寝かせたい。ヴィレーヌのメルキュレを探す>[2007]メルキュレ・レ・モン・ルージュアー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ価格:3,654円(税込、送料別)1996 Ch.Lagrangeシャトー・ラグランジュ最近は買っていないけれど、エピソードも含めてラグランジュ好きで、昔はよく買っていた。その中でも、若いときからすごいと思っていたのが96。セラーをあさっていたら出てきたので、久しぶりに開けてみた。グラスに注ぐと、熟成したボルドーの香りが広がりボリュームも大きい。エッジには少しガーネットが入って、期待がふくらむ。口に含むと熟成したボルドーならではのよさを感じるけれど、少し荒さも残り、まだ熟成途上。ワインに次のようなおいしさの段階があるとすれば、第3期の初期。1. 若いときのおいしさ2. 初期の果実味が落ちて少し熟成したときのおいしさ3. 熟成したときのおいしさ4. 完全に古酒になったときのおいしさスーパーセカンドとは言わないけれど、4千円で買っていたと思うと、とてもコストパフォーマンスがいい。そして、いまのマーケットプライスも納得がいくもの。ラグランジュは過小評価されているような気がする。ラグランジュの96年を探す>他の商品と同梱をご希望の場合、全商品が入荷後の発送となりますのでご了承下さいませ。この商...価格:11,000円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.16
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今さらだけれど年末年始に飲んだ中からいくつかを紹介。まずは白ワイン編。NV Jean Laurent Blanc de Blancs Brutジャン・ローラン ブラン・ド・ブラン・ブリュットほかのワインを買ったついでに、お店のあおり文句に釣られて購入。グラスに注いで香りをとると、炭酸ガスのすごさにむせてしまった(笑)。泡が落ち着いてから味わってみると、ほどよいボディとシャープな酸。50% OFFや過剰なあおり文句を気にせず過大な期待をしなければ、4千円前後のシャンパーニュとしては悪くない。ジャン・ローランのブラン・ド・ブランを探す>今なら全商品ポイント5倍!さらにエントリーでポイント3倍!合計7倍に!~1月17日9:59まで【50...価格:4,179円(税込、送料別)2009 甲州樽発酵(シャトー酒折)先日飲んだキスヴィン甲州でも感じたけれど柔らかい甲州。ポテンシャルのあるワインだけに、今飲むと中途半端な感じがしなくもない。残りは、あと半年1年寝かせて飲んでみたい。甲州 樽発酵 2009年 白 辛口 720ml【6本で送料無料】(沖縄県・離島は除く)シャトー酒折...価格:1,890円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2011.01.15
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DRCのRichebourgとは相性がよくないのだけど、今週末に一番左の69を開けることにしました。液面も良好だし、色もおいしそう。ジンクスを破れるか。そういえば、以前セラーの整理をしていたら、横にしていた58 Richebourgのコルクがボトルの中に浮いていたことがある。つまり、コルクがやせ細ってボトルの中に落ちたけれど、キャップシールの密着度がよかったので液漏れしてなかったということ。購入時には落ちていなかった気がするので、かろうじて張り付いていたのが、はがれたのだろう。しかたないので飲んでみたけれど、見事にピークアウト。コルクは、ずっとワインに漬かっていたにもかかわらず、こんなにも細くなるのかというくらい細くなっていた。もともとのコルクがよくなかったのかもしれないし、途中の保管状態もよくなかったのだろう。今まで高額ワインのダメダメボトルには何度も出会っているけれど、一番ショックだったのはMaison Leroyの69 Echezeaux。10年前に買って約3万円なり。当時は今ほど高額ワインを飲んでいなかったし、何かの記念日にレストランに持ち込んで思いっきりブ。それも飲むのが苦痛なほど。たしか1/3も飲めずにgive up。今は免疫ができているけれど、それでも高額なボトルがダメダメだと落ち込むな。左から、VoguetのMusigny 76、LeroyのChambertin 89、Petrus 66、Latour 37。最近は1万円を超えるようなワインをほとんど買っていないこともあって、ワイン会に持って行きやすい(昔の値段で)1万円前後のボトルが不足気味。これからのワイン人生を考えると、うまく飲んでいかなきゃと思うのであった。高額すぎるワインだと、開ける勇気が必要だしね。近いうちに開けてみたいと考えているのがこれ。Musigny 1970 Chanson飲みごろのMusignyって少ないし、昔のネゴシアンものは当たり率が高いので意外においしいんじゃないかと思ってます。また嫌みなことをしてすみません。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.07
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2010年印象に残ったワインの日本ワイン編です。2010年は、本当にたくさんの日本ワインを飲みました。2007年くらいから日本ワインを飲むようになったのだけれど、とくに昨年(2010年)の秋には完全にマイブーム化。毎週のように勝沼に通いました。そんなこともあり、テイスティングアイテムだけでいうと、相当な数を飲みました。その中から選ぶとなると悩ましい。うーん。マンズの信州東山カベルネや信州小諸メルローは、日本ワインとしては驚きの完成度だと思うのだけれど値段も高価。それに当たり前すぎて面白くない。またワイナリーでテイスティングしただけのアイテムを選ぶのも忍びない。ということで、自分で買って飲んだものから、強く印象に残ったものを選ぶことにしました。特にこの1本というのがなかったので、順不同で紹介します。★は、より印象が強かったものです。★NV ペティアン(ルミエール)ワイナリーからハンドキャリーという超絶コンディションもあって、下手なシャンパーニュよりもはるかにおいしかった。そのときのブログ★2009 アマリージョ(ダイヤモンド酒造)ワイナリーでテイスティングしたときもおいしかったけれど、ハンドキャリーしてきたボトルがさらにすばらしかった。ミネラリー・ライト系の甲州では一番かも。そのときのブログ2009 ラ・フロレット ハナミズキ・ブラン(奥野田ワイナリー)アマリージョのようなミネラリーさも、シャトレーゼのようなインパクトもないのだけれど、しみじみとおいしい薄ウマ甲州。こういうスタイルに引かれるんです。そのときのブログ2009 勝沼甲州シュール・リー(シャトレーゼ・ベルフォーレ・ワイナリー)シャトレーゼのすばらしさに目覚めた1本。シャトレーゼはどのワインを飲んでもレベルが高いので、ぜひ勝沼のワイナリーでテイスティングしてもらいたい。そのときのブログ★2009 麻屋甲州特別限定醸造シュール・リー(麻屋葡萄酒)もともと好きな麻屋だったけれど、この特別限定醸造はそれほど値段差がないにもかかわらず抜群のでき。しっとりと落ち着いた複雑さ。そのときのブログ2007 勝沼甲州Cuvee-F116(勝沼醸造)ほかの甲州より千円以上高いので選ぶのは迷ったけれど、限定キュヴェらしいまとまりのよさ。バランスと品位で勝負する甲州。4、5回飲んでいるけれど、レストランに持ち込んで飲んだボトルがずば抜けてた。そのときのブログ2009 シャトー・メルシャン ソーヴィニョン・ブラン マリコ・ヴィンヤード同価格(約3千円)のロワールと比べると見劣りはするけれど、日本のソーヴィニョン・ブランとして独自の個性を築いているように感じる。マリコ・ヴィンヤードはメルローも飲んだけれど、こちらのほうがおすすめ。そのときのブログ★2000 Solaris信濃リースリング・クリオ・エクストラシオン(マンズワイン)ドイツのEISやアルザスのSGNと比べられるとつらいけれど、マンズは甘口を作るのがうまい。ワイナリーで飲んだときには飛び上がるほどおいしいと感じた。もっと酸があったらな。そのときのブログ2008 マスカットベリーA 樽熟成キュヴェ・イケガワニューウェーブマスカットべーリーAの1本。真価を発揮するのにはもう少し寝かせる必要があるけれど、べーリーAの可能性を感じさせてくれる1本。そのときのブログそして特別賞は奥野田ワイナリー。ワイナリー訪問したときの心地よさ。それぞれの個性を発揮しながらも、いずれもレベルの高いワイン。ぜひ複数アイテムを飲んでから判断してもらいたいワイナリー。今年初めて飲んだということもあり特別賞。スタンダードな銘柄以外にも、ロゼやデラウェアも飲んでいただきたい。奥野田ワイナリーのワインを探す>4月くらいになって少し温かくなってきたら、ワイナリー訪問再開かな。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.06
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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。年末年始は忙しく飛び回っていたこともあって(飲みまくっていた?)、ブログを放置してしまいました。すみません。多少の運動はしたけれど、深夜まで飲み食いしていたので、体重が不安な正月明けです。さて、2009年はベストワインを発表し忘れたので、2010年は発表したいと思います。2008年、印象に残ったワイン2007年、印象に残ったワイン2006年、印象に残ったワイン2010年は自分の自転車ブームでワイン会を控えていたこともあって、例年と比べると高額ワインを飲んだ数が格段に減りました。また2010年の前半はブログをサボっていたので、飲んだワインの半分もブログで紹介できていないような気がします。だけれど、印象に残ったワインはしっかりありました。選考基準は次の通りです。絶対的なおいしさというよりは、記憶に残ったワインという視点でセレクトしています。そのため味わいとしては、今回紹介するものより素晴らしくても、セレクションに漏れているのもあるのでご了承ください。また当然ですが、ボトル差や環境差、好みの差などもあるので、あくまでもわたしの個人的な嗜好であり、またタイミングととらえていただけると幸いです。総合評価ベストワイン:該当無し。驚愕してネットを探しまくるほど、すごいものには出会えませんでした。ちなみに生涯のベストワインはオーブリオン・ブラン85年で、次点がロマネ・コンティの84年です。オーブリオン・ブランの85年は2回飲みましたが、2度目は1度目に全然に及びませんでした(それでもすばらしかったけど)。ワインは、そんなものだと思っています。ラトゥールは59, 61, 66, 82なども飲んでいるのですが、なぜだか71, 78, 83などのほうが印象的だったりします。自分でもおよその原因はわかっていて、おおざっぱに言ってしまえば環境差とボトル差だと思っています。話がそれてしまったので元に戻します。準ベストワイン:まず筆頭にあげたいのがこれ。1995 Scharzhofberger Riesling Spatlese Auction Bottle(Egon Muller)さすがドイツの至宝。どんぴしゃの飲みごろと圧倒的な存在感。EISやTBAを除いたら、今まで飲んだドイツワインでNo1かも。→そのときのブログ準ベストの中で、以下は順不同。1999 Ch.Margauxあまり期待していなかったこともあり、びっくりの存在感。いつ飲んでも一級シャトーのポテンシャルには驚かされます。→そのときのブログ1998 Corton-Charlemagne(Georges Roumier)これもある意味、期待してなかったこともあって、びっくり度が高かった。エレガントで艶やかで、ルーミエの上品さがこちらにも宿っていた。→そのときのブログ1996 Bonnes-Mares(Domaine Louis Jadot)真価を発揮するのはまだ先だけれどミュジニーにも通じるエレガントさ。ボンヌ・マールは、ミュジニーと比べて不当に低い扱いを受けている気がするのだけれど、ジャドの実質的な最高傑作の1つ。→そのときのブログ一般部門:ここからは一般部門。順序は関係なし。2004 Gevrey-Chambertin 1er Cru Clos St.Jacques(Domaine Fourrier)まだ固いと思っていたのに、びっくりの成長。若いときの飲みごろ。開けて後悔無し。フーリエの04は村名も全快。ロッシュを開けたい衝動に駆られてしまう。フーリエの04を探す>1999 Vosne-Romanee 1er Cru Les Brulees(Rene Angel)妖艶という言葉がぴったりのワイン。古酒ではないけれど、エッチな香りぷんぷんです。ルネ・アンジェルの99を探す>1998 Alsace Engelgarten(Marcel Deiss)ダイスの上のキュヴェが苦手だったこともあり、このワインのように少し甘みの乗ったアルザスは苦手なはずだったのだけれど、これはすばらしい。実際のところ、飲んだ当初はそれほどでもなかったのだけれど、飲み進めるほどすごいワイン。そのときのブログ2004 Bourgogne Blanc(Leflaive)こちらも熟成マジック。1er Cruも真っ青のでき。このワインには香りからノックアウトされてしまった。そのときのブログルフレーヴの04ACブルを探す>リーズナブル部門一般部門にはかなわないけれど、5千円以下でとてもおいしいと思ったもの。★が特に印象に残ったもの。★2007 Chassagne-Montrachet V.V Rouge(Bruno Colin)ブリュノ・コランの赤はすばらしい! 値段も安めだし、白の作り手の赤が好きなんです。とくにボーヌは安いしね。そのときのブログ★2006 Bourgogne Rouge(A.F.Gros)上のブリュノ・コランほどのボディはないけれど、ハッとしてしまう美しいピノ・ノワール。とはいえ、いくつかのお店で何本か追加買いしたけれど、ボトル差なのか期待しすぎたのか、1本目とは差が結構あるように感じた。そのときのブログ★2008 Bourgogne Blanc Chaumes de Perrieres(Raymond Dupont-Fahn)もともといいワインだけれど、1年寝かせることによって大化け。ルフレーヴのような強さは無いけれど、しみじみとおいしいワイン。そのときのブログ2005 Jurancon(Clos Uroulat)トゥールダルジャンで飲んだジュランソンの甘口。透明感のある上品な甘さは見事。ジュランソンは甘口も辛口(セック)も掘り出し物が多い。トゥールダルジャンで同時に飲んだ、シャトー・マス・ヌフのコスティエール・ド・ニーム・ブランもすばらしかった。そのときのブログ2008 Petit Rose Q.b.A trocken(Friedrich Becker)キリリと酸っぱいドイツのロゼ。ブルゴーニュのロゼとはおもむきが違うけれど、酸っぱい物好きにはたまらない味。そのときのブログ日本ワイン部門を書こうと思ったけれど、余力が無くて次回に繰り越し。気が向いたら投票お願いします→
2011.01.05
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今年もいろいろなボジョレー・ヌーヴォーを飲んだ(解禁日のブログ)。だけれど、みなさんの評価がとても高かったフレデリック・コサールはFestivinで一口飲んだだけ。ということで、わざわざ追加で2本も買ってしまった。少し落ち着いただろうと、寿司屋に持ち込みさせていただきました。2010 Beaujolais-Villages Primeur "Les Lapins Monopole"(Frederic Cossard)ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール "ラパン"(フレデリック・コサール)Bourgogne, France - 赤辛口3,100円, ワインショップソムリエ, 2010年11月購入わずかに還元香。ヌーヴォーとしては落ち着いた色調で、味わいもヌーヴォーらしからぬ落ち着いた味わい(よりピノっぽい)。たしかに人気になるのはわかる。とはいえ著しく差があるかと考えると、パカレの09ヌーヴォーのような圧倒感はない(ボトル差もあると思うけれど)。ピチピチのヌーヴォーに対し、少し落ち着いたブルゴーニュ。解禁日以降に買うならば、↓のボジョレー・ヴィラージュを買えばよかった。若いうちに飲むならば、おすすめ銘柄。ボジョレー・ヴィラージュ『キュヴェ・カメイ』[2009]フレデリック・コサール価格:2,089円(税込、送料別)ししゃも気が向いたら投票お願いします→
2010.12.31
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2000 Vosne-Romanee 1er Cru Aux Reignots(Bouchard Pere et Fils, Chateau de Vosne-Romanee Comte Liger-Belair)ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・レニョBourgogne, France - 赤辛口9,500円くらい, ワイナリー和泉屋, 2007年4月購入Profile: ブシャールが手がけていた時代のリジェ・ベレール。バックビンテージがそこそこの値段で出ていたので買ったもの。以前ドメーヌ訪問してからリジェ・ベレールは好きなのだけれど、リジェ・ベレールから直接リリースするようになってからはとんでもない値段になっている。インポーターやクルティエ、ブローカーにも問題があるのか?同時に2001年のVosne-Romanee Clos du Chateauも買っていて、そちらが5千円だったので、こちらも似たような値段だと思っていたのだけれど、ブログを書くために調べると約1万円。現在の相場を考えると安いけれど、もっと大事に開ければよかったかも。 Impression: 抜栓当初は力強くて、少しミルキーで甘い香り。そして熟成香も少々。口に含んでみると、熟成感はあるものの、酒質自体は現在のリジェ・ベレールと比較すると強くて甘い。この甘い香りは好きじゃないんだよなあ、それに開けるのが早すぎたと思っていた。ところが30分たったころから、アンバランスだった甘みが引っ込み、香りと味わいが一体化。ヴォーヌ・ロマネらしい確かな構造を持った、ちょい熟ピノへ。このビンテージとしては恵まれた出来のようで、目の詰まった密度のあるボディが印象的。ようやく好みに近づいて一安心。エッチっぽさが出るまでには至っていないけれど、ほどよい熟成感のある味わいは好ましく、気がついたら無くなっていた。個人的な好みだと、あと3-5年くらいは寝かせたい。リジェ・ベレールのワインを探す>【ブシャール】ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュオー・レイニョ[1991]価格:17,800円(税込、送料別)一時期に比べると安くなってる。[2008] ヴォーヌ・ロマネ オー・レニョ / リジェ・ベレール フランス ブルゴーニュ / 750ml / ...価格:23,100円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.28
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1995 Meursault Clos de la Barre(Domaine des Comtes Lafon)ムルソー・クロ・ド・ラ・バール(ドメーヌ・デ・コント・ラフォン)Bourgogne, France - 白辛口17,000円くらい, エノテカ, 2004年2月購入Profile: エノテーカ・ピンキオーリに行って以来、ラフォンが飲みたくてしかたない。それでセレクトしたのが、これ。95のバールは何度か飲んでいるけれど、一番最近は昨年の夏、zzz.santaさんに飲ませていただいたもの(そのときのブログ)。 Impression: 14度のセラーから出してグラスに注ぐと香りは閉じ気味。とはいえ味わいは良好。ムンムンと迫力のあるタイプではなく、酸を基調としたムルソーで、すべての要素がなめらかに一体化。一部の上質なワインだけが到達しうるエレガントな品位。パワーで押すタイプではないにもかかわらず、口の中での広がりや、圧倒的なアフターの長さは尋常ではない。抜栓当初は香りが開かなくてあせったけれど、30分たつとようやく開いてきた。とはいえ、ラフォンとして香りのボリュームは大きくない。今が飲みごろのきれいなラフォン。前回飲んだ印象と比べると、どうだろう。シチュエーションがまったく違うので比較はできないけれど、1本をゆっくり飲めたので、こちらのほうが十分楽しめたことはたしか。ワイン会よりは少人数で楽しむべきラフォン。【全品送料100円中!!】(12/26 23:59まで)【送料無料】ムルソー クロ・ド・ラ・バール [1995...価格:31,200円(税込、送料込)値段差まで考慮すると、みなさんの評価が高い99年のほうがおすすめ。ムルソー クロ・ド・ラ・バール[1999] コント・ラフォン価格:22,050円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.27
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ラ・ロマネさんやChar@diaryさんたちが、いいワイン飲んでいるから、こっちも開けてやるーーー!なんて度胸はありません。嫌みなことしてすみません。とはいえ、すでに決まっている新年会では、DRCの69リシュを開けます。ボトルを見て面白いと思うのは78のブリュレ。銀メダル受賞のステッカーが貼ってある。一流ワインは、受賞ステッカーなんて貼らないものだけれど、昔は今ほどの人気がなかったのだろう。それに金メダルじゃなくて、銀メダルだなんて。新年会やりましょう!気が向いたら投票お願いします→
2010.12.26
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2008 ソレイユ赤 クサカベンヌ(旭洋酒)山梨, 日本 - 赤辛口2,100円, みどりや, 2009年11月購入Profile: 「トップクラスのマスカットベリーAは?」と質問されて、名前が挙がるのがソレイユのクサカベンヌ。旧来のベリーAらしさから抜け出た味わいは評価が高い。ちなみにダイヤモンド醸造やシャトー酒折などのベリーAもすばらしい。それと今後期待しているのはマンズのリュナリス マスカットベリーAの09年(リリースはこれから)。 Impression: 一般的に想像するマスカットベリーAらしくない味わい。わたしのイメージだと、ベリーAはジャミーで甘い香りを持つものが多い。だけれど、こちらは余分な部分は切り捨て、精悍とは違うのだけれど、ぜい肉をそぎ落としてコアを充実させ、さらにタイトにしたような大人のベリーA的な味わい。ただし、このボトルに関して言えば、酒質が薄めで、ややフラット気味。もう少し抑揚があるとよかった。とはいえトップクラスのベリーAであることは間違いない。また他社のベリーAのトップキュヴェが3千円近くすることを考えるとコストパフォーマンスが高い。キザンのニューリリースも買いたいし、勝沼に行かなくては! とはいえ、寒くなってきたのでフットワークが少々重い。ソレイユのクサカベンヌを探す>ソレイユ赤・ルージュ・クサカベンヌ 2009 単一畑マスカットベリーA・生産本数851本【09年】...価格:2,100円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.13
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最近知人と飲んでいて、ワインセラーの話が何度か話題に上ることがあった。どちらもテーマは、ワインのヘビーユーザーではない人にとって最適なワインセラー。「それほどストックしない生活でも、セラーはすぐに一杯になる傾向があるので、スペースの許す限り大きいものがいい。24本くらいは欲しい」「中国製だったら5万円くらいであるから、それでいいんじゃない?」などと言うと、複数の友人から中国製を買ったらすぐ壊れたと報告があった。うーむ。はじめに1人から聞いたときには、たまたまハズレをつかんだだけなのかと思ったけれど、2人から聞くとちょっと考えてしまう。簡単に壊れちゃ意味ないしね。ちなみに自分でもデイセラーとして中国製のワインセラー(ペルチェ式のファンヴィーノ)を使っている。だけれどこちらは好調。ペルチェ式は、コンプレッサー式と比べて可動部品が圧倒的に少ないので壊れにくい。わたしが持っているデイセラーの後継機種↓ファンヴィーノ 24本用 ワインセラーfun Vino SLIM24 DJ-9010P23oct10価格:72,198円(税込、送料別)ちゃんとしたメーカーのセラーは高いよね、などと思っていると、フォルスターの新機種(FJC-85G)を発見。26本収納可能で7万円前後は、従来の値段を考えると価格破壊。相当に売れそう。信頼性あってのセラーだけに、ちゃんとしたメーカーのものを選びたい。★新機種登場★フォルスター カジュアルFJC-85G 家庭用ワインセラー【送料無料】フォルスター ...価格:73,500円(税込、送料込)それとセラーは最低でも2台あると便利。一台は熟成用で、もう一台は日頃使うデイセラーとして。わたしも熟成用のセラー以外に、デイセラーを2台持っている。1つはワインを寝かせて保存するタイプで、もう1つは立てておくタイプ。デイセラーだったら、このあたりか。【送料無料】ドメティック6本用ワインセラー SW6(シルバー)価格:24,799円(税込、送料込)★★激安セール★★レビュー書いて通常33,600円→28,980円の大特価!【送料無料】家庭用ワイン...価格:28,980円(税込、送料込)そしてずいぶん前にも紹介したけれど、庫内・室内の最高最低のメモリ機能のついた温度計もあると便利。セラーの温度計だけじゃあてにならないし、急に壊れることも考えられるので、念のために設置してます。【シンワ測定 デジタル温度計 最高・最低 72906】室内・室外の温度を同時に表示。それぞれの...価格:1,580円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.10
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1989 Eitelsbacher Karthauserhofberg Riesling Auslese(Karthauserhofberg)アイテルスバッハー・カルトホイザーホーフベルク リースリング アウスレーゼ(カルトホイザーホーフ)Mosel-Saar-Ruwer,German - 白やや甘口2800円くらい, ワインセラーウメムラ, 2001年6月購入Profile: ボトルの首の部分にちょこんと張られたラベルが特徴的なカルトホイザーホーフ。14世紀に創立された名門ワイナリー。歴史があるワイナリーのわりには存在感が薄けれど、特徴的な外観もあって見覚えのある人は多いはず。9年前に2本買ったうちの残り1本。購入直後に飲んだものが気に入らず、ずっと塩漬けになっていたのを、怖いもの見たさで飲んでみました。 Impression: 20年近く前のアウスレーゼなので真っ黄色かと思ったけれど、思ったよりは普通の黄色。モーゼル地方特有のミネラル感。アウスレーゼはデザートワインに近いものと、甘みが少なめのものがあるけれど、こちらは後者。熟成香はほどほどで強くなりすぎない重油香。熟成からくる、ソフトで洗練された飲み口。アウスレーゼとしては控えめな甘みとドイツらしい酸のおかげで、食中酒としても全然いける。以前の印象の悪さはどこへやら。全然おいしいんですけれど! 熟成マジック!カルトホイザーホーフのワインを探す>10年前のシュペトレーゼが3千円というのは、いかにドイツワインが不人気だということがわかる↓カルトホイザーホーフ アイテルバッヒヤーリースリング スペートレーゼ[1999]白02P12oct10【Y...価格:2,980円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.07
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2001 Beaune Clos des Ursules(Louis Jadot)ボーヌ・クロ・デ・ズルシュール(ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口3,980円, やまや, 2010年8月購入Profile: モノポールであり、ジャドの看板ワインの1つ。ほかのビンテージも含めてリーズナブルに出ていたので、店員に聞いてみると最近蔵出しされたものとのこと。そして01は先日飲んで、なかなかおいしかった。さて06はいかに? Impression: うーん、期待が大き過ぎたこともあるけれど、クロ・デ・ズルシュールとしてはシンプルだし、凝縮感も乏しくてイマイチ。同時に蔵出しされた01のほうが安くてうまかった。ブルゴーニュの06は好きなビンテージなので、期待していたんだけどなあ。ボトル熟成によって変わるんだろうけれど、これがワインの難しいところ。そういえば、昨年飲んでビックリするくらいおいしかった99も、リリース当初はそれほどじゃなかったしね。とはいえ、06はそのレベルには行かないと思う。ジャドのクロ・デ・ズルジュルを楽天で探す>《24%OFF/ST91点》 ルイ・ジャド ボーヌ 1er Cru“クロ・デ・ズルシュール”【モノポール】[...価格:7,980円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.03
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NV 甲州スパークリング(フジッコワイナリー)山梨, 日本 - 泡白2,400円, 2009年11月購入Profile: つくだ煮で知られるフジッコが経営するフジッコワイナリー。この手のバックに資本があるワイナリーは良いワインを作っていることが多く、フジッコもその例に漏れず優秀。とくに甲州のシュールリーはすばらしいと思うし、マスカットベリーAもなかなか。クラノオトという微発泡(ペティアン)もなかなかおいしい。 Impression: 山梨県某所にあるワインショップで、このスパークリングを初めて見かけ購入したもの。期待して開けてみると「うーん」。雑味があり、熱劣化の雰囲気もあり、どうも本来の味わいではない。いちおう最後まで飲めたけれど、これでは評価対象になりえず。購入したワインショップがぞんざいな展示をしているなと思っていたのだけれど、やっぱりという残念な結果に終わってしまった。山梨に行ったならば、ワイナリーで直接買えということか。フジッコのワインを探す>こんなはずじゃなかったのだが...。フジッコワイナリー甲州スパークリング価格:2,625円(税込、送料別)とりあえず始めるならば、シュールリーがお勧め。 フジクレール甲州 シュールリー 2009 720ml価格:1,500円(税込、送料別)「樽発酵」ではなく、この「樽甲州」は限定販売品(昔はネット販売されていなかったはず)。国産ワインとは思えないパワー。熟成したときが楽しみ。 [2006] フジクレールセレクション樽甲州 / フジッコワイナリー 日本 山梨県 / 720ml / 白価格:3,675円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.02
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1999 Alsace Pinot Noir Heimbourg(Zind Humbrecht)アルザス・ピノ・ノワール ハインブルク(ツィント・ウンブレヒト)Alsace, France - 赤辛口3,500円, 東急本店, 2002年6月購入Profile: アルザスではトップクラスの生産者であり、またビオディナミの実践者でもある、ツィント・ウンブレヒト。地位のわりには、なぜか影が薄いような気がする。白の作り手ではあるけれど、少量だけ赤を作っていて、これがまたおいしい。とくに99年は絶品で、ヴァンツェンハイムとハインブルクをあわせて1ケース以上買った気がする。そしてこれがハインブルクのラストボトル。 Impression: 若いときには1万円クラスのピノ・ノワールに匹敵すると思ったボトルもあったけれど、現在はピークを越えて下り坂。この価格のピノ・ノワールとしてはしっかりとした体躯を持ち、赤というよりは黒系果実。若いときの果実味はなくなり、ややざらつき感があるのは残念だけれど、この価格を考えると十分な満足感。でも若いときのほうが好みだった。08は飲んでいないけれど、それほど高くないことを考えれば、もっと飲まれてもいい銘柄だと思うのだけど...。ウンブレヒトのピノ・ノワールを探す>[2008] Pinot Noir Heimbourg - Zind Humbrechtピノ・ノワール ハインブルグ - ツィント・ウン...価格:2,919円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.12.01
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甲州だと興味深く飲めるのだけれど、ACブルゴーニュや村名クラスのシャルドネだとおいしいと感じなくなっている今日このごろ。まさに Anything But Chardonnay(シャルドネ以外の何か)な気分。とはいえ「平均的な味わいのシャルドネに興味がない」ってだけで、おいしいものは当然のごとく好き。最近数ヶ月だと、ラモネの04シャンカネとか、ルフレーヴの04ACブルとか。そんなわたしでも、かなりイケていると思ったのがこのワイン。2008 Bourgogne Blanc Chaumes de Perrieres(Raymond Dupont-Fahn)ブルゴーニュ・ブラン ショーム・ド・ペリエール(レイモン・デュポン・ファン)Bourgogne, France - 白辛口2700円, 松澤屋, 2009年12月購入Profile: 代官山のフレンチ「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」のブログで知ったワイン。07に続いて08も購入。ショーム・ド・ペリエールという区画名が付いているけれど、もともとはAOCムルソーの区画(それもペリエールとジュヌヴリエールに隣接した区画)。だけれど、ほかの畑から盛り土したため、ACブルゴーニュに格下げさせられたものらしい。 Impression: 購入した直後に飲んだときには、少し荒れていると思い約1年放置。ひさしぶりに飲んでみると、びっくりの成長。つやがあって、しなやかで、ルフレーヴのように強くも大きくもないのだけれど、何とも言えない魅力を備えている。「あー、幸せ」と思ってしまう素直なおいしさ。少し落ち着いたときの飲みごろ。日本のシャルドネではかなわないと思ってしまう底力。もし同じ状態ならば、かなりお勧め。ドメーヌ・レイモンド・デュポン・ファン ブルゴーニュ シャルドネ 2008 Raymond Dupont-Fa...価格:3,150円(税込、送料別)デュポン・ファンのワインを探す>気が向いたら投票お願いします→
2010.11.30
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もらいもののランブルスコを開けてみました。NV Lambrusco IGT Emilia(Monte delle Vigne)ランブルスコ IGT エミーリア(モンテ・デッレ・ヴィーニュ)Emilia-Romagna, Italia - 赤泡辛口Profile: 色も味わいもファンタグレープという印象が強いランブルスコ。少し甘いものが一般的なのに、たまに辛口や、えらいタニックでドライなものもあって、なかなか食指が伸びづらい。おいしいものを飲んだことはあるけれどね。だから、わたしの中ではデパートの試飲で気に入ったときだけ買うワインという位置づけになっている。そして今回初めて知ったのは、ランブルスコはエミリア・ロマーニャ州とロンバルディア州の2つで作られていること。こちらはエミリア・ロマーニャ州産。またランブルスコだけを輸入しているランブルスコ・ジャパンなんていう会社があるらしい。ランブルスコだけで商売が成り立つのか心配になってしまう。ラベルは違うけれど、今回のワインもランブルスコ・ジャパンで扱っているようだ。 Impression: 毒々しいまでのグレープ色で、まさにランブルスコカラー。一口飲んでみるとしっかりとした果実味がありながら、基本的には辛口で、タンニンも少々。12%というランブルスコとしては高めのアルコール度で、ワインを飲んだという充足感もある。一般的に想像するランブルスコよりも辛口で、より洗練されている。ランブルスコが苦手なひとも、これだったら飲めるかも。イチゴっぽくないボジョレーという表現は、当たらずとも遠からずという気がする。とはいえ、どんな料理に合わせるかというと、ぴたりのものが思い浮かばない。定番は生ハムだけれど、ごまドレッシングで食べる冷しゃぶなどはどうだろう。こちらのワインは知人のワインジャーナリストのブログでも取り上げられていました。ランブルスコを楽天で探す>気が向いたら投票お願いします→
2010.11.29
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前回からの続き。オヴェルノワは数カ所で出ていたけど、このシャルドネのほうがよかった。【エマニュエル ウイヨン】アルボワ・プピヤン[2007] シャルドネ価格:3,623円(税込、送料別)【ポイント5倍!】2002 ピエール・オヴェルノワ アルボワ・ピュピヤン ”ロング・エルバージュ...価格:3,400円(税込、送料別)ヌーボーの評判がよかったコサール。ヌーヴォーじゃない、09ボジョレーヴィラージュが予想以上においしくてびっくり。ワインはこちら。ボジョレー・ヴィラージュ『キュヴェ・カメイ』[2009]フレデリック・コサール価格:2,089円(税込、送料別)バンド演奏もあった今まで何度か飲んだことがあり、好きなラッツェンベルガー。やっぱりおいしい。ラッツェンベルガーのワインを探す>【全品ポイント10倍】ラッツェンベルガー カスパー R リースリング Q.b.A. [2008] 494666176321...価格:2,960円(税込、送料別)酔っぱらいすぎてピンぼけ写真多数。全然覚えていないし、知らないワインだけれど、2枚も写真を撮っていたのでおいしかったのだと思う。イタリア・マルケ州の生産者クラーラ・マルチェッリの"K'un"。クラーラ・マルチェッリ マルケ ロッソ クン価格:2,590円(税込、送料別)スーパーロゼの1つだと思うマッサヴェキアマッサ・ヴェッキア・ロザート[2006](ロゼワイン)価格:5,229円(税込、送料別)控えめに飲んだつもりだったのに後半はベロベロ。おかげで後半の記憶は途切れ途切れ。量を減らすことも重要だけれど、もっとスタッフと相談して厳選してから飲めばよかった。また今回特徴的だったのは、出店していた飲食店の多さ。おそらく20店近く出ていて魅力的な店が多かった。でも酔っぱらうのが怖くて事前に軽い食事をしたせいで、食べられたのは新宿レクリューズのチーズプレートと山利喜もつ煮込みだけ。あっという間の4時間だった。気が向いたら投票お願いします→
2010.11.28
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恵比寿で開催された自然派ワインのイベントFESTIVINに行ってきた(前売り6千円)。今年の初めにもヴィーニ・ジャポンという似たようなイベントがあった。だけれど猛烈な込み具合でげっそりしたのと、用事があったので、ぎりぎりまで参加を迷っていた。でも、日本ワインに興味があったし、今回は2部制で昼の部はそれほど込んでいないということなので行くことにした。恵比寿駅からすぐそばのスバルビル EBIS303。会場はなかなり広くて、込み具合も許容範囲。受付でグラスを借りてスタート。前回と大きな違いは、・2部制(11:00-15:00, 16:00-20:00)・ワインの即売がないこと・飲食店の売店がとても充実していること・著名な日本ワイン生産者が来ていること・会場が広い(1000平米、303坪)くらいだろうか。会場中央あたりからの風景四恩は甘口も出ていた仄仄(ほのぼの) 白 「2008」 375ml 【四恩醸造】価格:2,310円(税込、送料別)ボーペイサージュの岡本氏 残念ながら出ていたのは白1種類のみ。いちおう、おいしいと感じたワインの写真を撮ったつもりだけれど、後半はベロベロであやしい。シュレールのゲヴュルツ・キュヴェ・パルティキュリエールやピノ・ノワールがよかった。ゲヴュルツトラミネール"キュヴェ・パルティキュリエール"[2007] ジェラール・シュレール価格:2,730円(税込、送料別)おいしいロゼさすがクロ・ルジャール。別次元の出来。【ポイント5倍!】2003 クロ・ルジャール ソミュール・シャンピニー ポワイユー価格:6,310円(税込、送料別)ドメーヌ・デュ・ポッシブルのなかでよかったのはこれと、もう一本。いずれもブドウ品種から想像しづらいなめらかさ。 ワインはこちらドメーヌ・デュ・ポッシブル:ル・フリュイ・ド・アザール価格:2,570円(税込、送料別)つづく。気が向いたら投票お願いします→
2010.11.27
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2006 Santenay V.V Rouge(Bruno Colin)サントネイ VV 赤(ブリュノ・コラン)Bourgogne, France - 赤辛口2,980円, やまや, 2010年11月購入Profile: 9月に飲んで印象のよかったブリュノ・コランのシャサーニュ赤(そのときのブログ)。シャサーニュ赤は6本くらい欲しいなと思って買いに行ったところ、在庫は一本のみ。それでこちらを買ってみました。 Impression: 抜栓当初は閉じていてやばいと思ったけれど、大ぶりのグラスでゆっくり飲んでみると開いてきた。シャサーニュ赤とも共通する透明感のある味わいで梅っぽい。うまみもそこそこのっている。シャサーニュと比べると、ひと回りスケールは小さいけれど、やっぱりブリュノ・コランの赤はうまいっす。ブリュノ・コランのワインを探す>とりあえず試しやすいのはACブル赤だけど、【ポイント最大7倍!エントリーで誰でも】(11/29 10:00~11/30 9:59まで)[2008] ブルゴーニ...価格:1,869円(税込、送料別)このあたりとか、今だけ全品【送料無料】12/2まで!【楽天最安値中】1万円以上で【送料がタダ!】 マランジュ ...価格:3,087円(税込、送料別)こちらを勧めたい。超優良作年『2005』!!ブリュノ・コラン/サントネー 1級 グラヴィエール[2005] 750ml価格:3,979円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.11.26
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久しぶりに自宅ワインを紹介。この日はいいお肉を買ったので、ワインもちょっとぜいたくにしてみました。no photo1998 Ch.Monbousquetシャトー・モンブスケSt-Emilion Grand Cru, Bordeaux, France - 赤辛口7,500円, 小田急ハルク, 2001年5月購入Profile: 現在ではシャトー・パヴィやパヴィ・デュセスの所有者として知られる、ジェラール・ペルス氏。そのペルス氏が最初に購入したのがモンブスケ。1993年に購入し、90年代なかばから評価は急上昇している。98年のサンテミリオンはグレートビンテージだし、個人的に相性もよいので開けてみた。 Impression: (使ってないと思うけど)アメリカンオークをほうふつさせる甘い香り。高級ボルドーではめったにない香りなので戸惑っていると、ジンファンデルほどではないにせよ、味わいも濃厚で甘々。煮詰めたカシスジャムのようでもあり、酸も弱めで締まりがない。酸っぱいワイン好きのわたしには苦手なタイプ。モンブスケを飲んだのは2度目くらいなので、これだけでどうこう言えないけれど、評論家のあいだで物議をかもしたシャトー・パヴィ スタイルなのか?サンテミリオンの98年だと、クースポードが何度飲んでもすばらしかったのとは大違いで少々落胆。けっこう高かったんだけどな。と思って楽天を検索すると、最近パーカーポイントがいまいちなこともあって、値段も下降傾向(それでも90点未満は一回もなし)。一時期話題になったサンテミリオンのシャトーは軒並み安くなってますな。一時期はルパンに近づく値段だったヴァランドローも2万円台で買えちゃうし。シャトー・モンブスケを探す>CH.モンブスケ [2002]年価格:6,615円(税込、送料別)こちらのクースポードはおすすめ。シャトー・ラ・クースポード[1998] 【750ML】価格:7,490円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.11.25
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アップが遅れてしまいましたが、今年もヌーボーを飲みました。物は試しとペットボトルも初体験。左から順に。2)と3)はペットボトル。1) Beaujolais Villages Nouveau(Francois Fouche) 1,180円 西友2) Beaujolais Nouveau(Francois Fouche) 690円 西友3) Beaujolais Villages Nouveau(Guichard de Perreux) 838円 OKストア1)と2)は、昨年激安で話題を呼んだ西友のヌーボー。とくに1)はイチゴっぽい。西友同士で比べると、明確にヴィラージュの方が上で、ノーマルはフラット気味。とはいえ比較したらの話で、単独で飲めば気にならない範囲。3)のOKストアで買ったヌーボーはペットだとは言え、ヴィラージュで838円という驚愕価格。ソーヴィニョン・ブランにも通じる猫のおしっこが少々。追記(2010/11/24)西友が販売しているFrancois Foucheのロゼも購入(990円)。フルーティーでイチゴっぽく、ボジョレー特有のMC香(バナナっぽい香り)は少なめ。軽やかで癖のない味わいなのでスルスルと飲めてしまう。4) Beaujolais Nouveau(Marcel Lapierre(Chateau-Canbon))5) Beaujolais Villages Nouveau(Domaine Chassagne)6) Beaujolais Villages Nouveau(Domaine de la Plaigne)当初は、昨年すばらしかったパカレを買おうと思っていたけれど、ラピエールが亡くなったということで方針変更。久しぶりにラピエールのヌーボー。上記の激安グループと比べると落ち着きがある。5)のシャサーニュは今まで気になっていたので初購入。まだ飲んでいないので評価できず。6)のプレーニュは昨年飲んで印象がよかったので購入。ビラージュとしては、はつらつさがあり、しっかりと濃度がありながらヌーボーらしいヌーボー。雑感)ひととおり飲んで感じたのは、高級グループとは違いはあるけれど、激安グループはおおむね健闘しているように感じた。また百貨店でテイスティングした中で、すばらしいと感じたのはルロワ。ヌーボーらしくはないけれど、さすがの存在感&値段。そういえばエノテカで1万円のヌーボーが販売されていたけれど、予約で完売になってしまったとか。いったい誰が買ったんだろう?昨年、一昨年とサントリーが開催するヌーボーパーティーに参加していたのだけれど、今年は少なくとも昨年のような形式では開催されなかった(一般募集はなかった)。ジョルジュ・デュブッフ氏も来日していないようだし、今年はどこに行ったのだろうか。中国?追記(2010/11/24)ぱんだしゅりけんさんの情報によると、今年も来日していたようだけど、イベントは関係者のみの開催だったもよう。今回いろいろな店に行って感じたのはデュブッフの露出の少なさ。昨年取り扱っていた店でも、今年は売っていない店が多かった。激安ヌーボーが出た現在、低価格志向派は激安ヌーボーに流れ、本格志向派はデュブッフに見向きもせずということで、一番割を食っているのはサントリーではないだろうか。ワインショップのメルマガでは非難のターゲットになりやすいデュブッフだけれども、個人的には嫌いではありません。というか、もっともヌーボーらしく、またその年の標準的な出来であり、酒質が安定しているので、ここ十数年毎年飲んでます。ヌーボーを飲んで2010年の作柄を言い当てる能力はわたしにはないけれど、事情通のソムリエ・流通関係者に聞いてみると、「2010年のブルゴーニュ・シャンパーニュの畑の状況を考えると、ヌーボーはよくぞここまで仕上がった」との回答が得られた。はたして2010年の出来はどうなるのだろうか。小難しいことも書いてきたけれど、単なる酒飲みとしては、イベントに乗っかり、素直に浮かれるのだった。気が向いたら投票お願いします→
2010.11.18
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この日はエノテカ 二子玉川店にて、3675円で飲み放題という企画があったので、近所ということもあり行ってみた。飲み放題は以下の10アイテム。エノテカ二子玉川店は、近いわりには行っていないのだけれど、いろいろ細かいイベントをやっているようだ。一ヶ月前の出来事なのでどんな味わいだったのか不確かなのだけれど、ロス・チャイルドの泡はイマイチ。この値段なら、間違いなくルイ・ロデレールNV。シャブリとサンセールはなかなかおいしく、パリゾーのマルサネは焦げすぎ。ジャンテ・パンシオのジュヴレ以降はいずれもおいしかったような気がする。つまみは別料金で注文できます。とはいえ、めちゃくちゃ購買欲がそそられるワインもなく、酔っぱらいながら泡を一本買って帰ってバタンキュー。酒浸りの夜でした。ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ 750ml 【ボックス入り】価格:4,284円(税込、送料別)ルイ・ロデレールもずいぶん値上がりしたと思っていたけれど、安い店だと正規でもこの値段。リーマン・ショック、ユーロ安のおかげなのか。味わいだけで評価するならば、かなりコスパがよいと思うのだけれど、いかがだろう。気が向いたら投票お願いします→
2010.09.18
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近所の行きつけの寿司屋でワインを持ち込みさせていただきました。ビールや日本酒を飲んでからワインに突入。2007 Chassagne-Montrachet V.V Rouge(Bruno Colin)シャサーニュ・モンラッシェ ヴィエイユ・ヴィーニュ ルージュ(ブリュノ・コラン)Bourgogne, France - 赤辛口2010年8月購入, 3,480円, やまやProfile: 今年の3月にプルミエクリュを飲んで印象がよかったブリュノ・コランの赤(そのときのブログ)。白は売っていても、赤はあまり売っていません。ちょうどやまやで見つけたのを買ってみました。 Impression: 透明な色調と、ほのかだけれども心地よい香りに誘われて口に含んでみると、うまし!前回と違ってプリュミエ・クリュでないので、凝縮度はそれほどではないのだけれど、ツルツルでスベスベのテクスチャ、透明感があり伸びのある酒質、それでいてほどよいうまみ加減。いま飲みたいワインのど真ん中。最近2,3ヶ月で飲んだ赤ワインで一番おいしかったかも。白の作り手なのに、赤しか飲んだことがないブリュノ・コラン恐るべし。おすすめです。ブリュノ・コランのワインを楽天で探す>【楽天最安値中】1万円以上で【送料がタダ!】 シャサーニュ・モンラッシェ ヴィエーユ・ヴィ...価格:3,308円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.09.05
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2008 Alsace(Marcel Deiss)アルザス(マルセル・ダイス)Alsace, France - 白辛口\2,100, 2010年7月購入Profile: 先日飲んだダイスのエンゲルガルテンがすばらしかったのと(そのときのブログ)、セールで安かったので買ってみました。品種構成は、ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。 Impression: ダイスの場合、高級品はやや甘口で、下のクラスは辛口なのだけれど、これもそのルールに当てはまる「辛口」ワイン。ピュアで品位があって、ほどほどの凝縮感。ナチュラルで癖のないスタイルは、多くの人に好まれる味わいだと思う。当初、千円台前半で購入したと勘違いして、「千円台にしてはうますぎる」と思ってしまったのは当たり前。セールだとはいえ、もっと高いし、内容も充実している。今の季節ビストロの一本目にこういうワインが出てきたらうれしい。元ワイナートの田中氏に「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」と言わせたのも納得の品質。ダイスのワインを探す>ダイスの上のグレードは好き嫌いが出るので、このあたりがおすすめ。リースリング マルセル・ダイス [2008]750ml価格:3,360円(税込、送料別)アルザス[2008]マルセル・ダイス価格:2,499円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.07.27
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2007 Bourgogne Rouge(Marc Colin et ses Fils)ブルゴーニュ・ルージュ(マルク・コラン)Bourgogne, France - 赤辛口\2,625, エテノカ, 2010年7月購入Profile: サントーバン白で有名なマルク・コラン。とくにシャトニエールやアン・ルミィはハイコストパフォーマンス。そして今回はACブルゴーニュ赤。赤を作っているなんて知らなかったので、飛びついてしまった。白の作り手の赤は好きなワインが多いし、好きな作り手だしね。 Impression: ACブルとしても薄めの色調。香りをとってみると、なかなか期待させる雰囲気。そして口に含んでみると..........期待させる香りとは裏腹に、悪くはないけれどシンプルでちょっと弱い。きれいな酒質だけで終わってしまう。別にACブルに大きなものは求めていないけれど、この香りとマルク・コランだと、もうちょっと期待してたんだけどな。もし飲むならば、あと1,2年寝かせた方が何か変化があるかもしれない。マルク・コランのワインを探す>マルク・コランの隠れた名品だと思っているのがコルトン・シャルルマーニュ。おいしいですぜ。No.82452マルク・コラン コルトン・シャルルマーニュ2006価格:12,600円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.07.26
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2008 Steinberger Rheingau Riesling Q.b.A(Kloster Eberbach)シュタインベルガー ライガウ・リースリング Q.b.A(クロスター・エバーバッハ)Rheingau, German - 白中甘口¥1,280, やまや, 2010年7月購入Profile: やまやにふと立ち寄ったとき、Q.b.Aとはいえドイツを代表する名醸「シュタインベルガー」が激安で売っていたので買ってみた。それにしても、この値段はユーロ安マジックなのか? 楽天で最安値を検索しても2千円近い。 Impression: いい作り手ならではの品位と繊細さ。Q.b.Aだと、さっぱりとしたスタイルが多いのだけれど、こちらは思っていたよりも甘みを感じる。酸やミネラルのボリュームが想像していたよりも少なめということも影響しているのかもしれない。飲むときにはキリキリに冷やすのがおすすめ。シュタインベルガーのQ.b.Aを飲むのは初めてだけれど、カビネットと比べても大きな差は感じない。強いて言えば、末端まで行き渡る品位の違いか。モーゼルのほうが好みだけにストライクど真ん中とは言えないけれど、今の季節、きっちりと冷やして一杯目に飲むには悪くない(といいつつ2日で開けちゃったけど)。それにしても、この値段は安すぎです。スクリューキャップだし、この手のワインは抜栓してからもけっこう大丈夫なので便利に使えます。シュタインベルガーのワインを探す>Q.b.Aならばエゴン・ミュラーのシャルツホフを押したいのだけれど少々高価。だとすればドクター・ローゼンか。シャルツホフ・リースリング QbA[2008]エゴン・ミュラー価格:3,000円(税込、送料別)「世界の白ワイン生産者」のトップ5位入賞を果たした生産者の・・ヴィッラ・ローゼン モーゼル...価格:1,430円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.07.25
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2008 千野甲州(旭洋酒)山梨, 日本 - 白辛口\2,730, みどりや, 2009年11月購入Profile: この日はワールドカップの決勝トーナメント一回戦「日本対パラグアイ」。応援するために日本のワインを開けてみました。ワインはbyson1さんお勧めの千野甲州。ソレイユブランドで知られる旭洋酒さんのワインです。このワインを飲むのは2度目。 Impression: 誤解を恐れずにいえば「柑橘系風味のシャルドネ」。無色まで透明ではないけれど、わずかにイエロー。クチに入れた瞬間感じる充足度。きいろ香よりも厚みがあり、一般的な甲州とはあきらかに違う存在感。とはいえブルゴーニュシャルドネのようなミネラル感があるわけでなく、余韻も長くはない。ブラインドで飲んだらどのように思うだろうか? とはいえ、甲州の可能性を広げてくれる1本であることは間違いない。---惜しくも負けてしまったのは残念だけれど、今回の日本代表には楽しませてもらいました。感動をありがとう。残念ながら千野甲州は売り切れです。旭洋酒のワインを探す>気が向いたら投票お願いします→
2010.06.29
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先日ジェイコブズ・クリークのスパークリングを紹介したこともあり、また近所のスーパーで買ってみた。よく見るとラベルが変わっているようだ。そして、飲んでみると、やっぱり安定したおいしさ。千円台前半としては優秀なボディ。整ったバランス。とはいえ、グロリア・フェラーとは明確な違いがある。グロリア・フェラーは無理のない作りなのに対し、ジェイコブズ・クリークはがんばって作りました的な多少の作為を感じてしまう。あくまでも印象ですよ。具体的な作り方を突っ込まれても困ります(^^ゞ。グロリア・フェラーのワインを楽天で探す>【37%OFF】ジェイコブス クリーク シャルドネ ピノノワール 750ml価格:1,185円(税込、送料別)わたしの購入価格だと、グロリア・フェラー2本とジェイコブズ・クリーク3本が同じくらい。酒量の減っている今だと、グロリア・フェラーを買っちゃうな。ストックが無くなってきたので買い足さなきゃ。やまやへGO!あとは別の酒屋でシードルかな。シードルは安くておいしいのがステキ。軽いからすぐに飲み干しちゃうんだけどね。とくに日本の熱い夏にシードルはお勧め。このあたりのミッドレンジだと、なかなかうまいです。シードル・ドゥー[NV] エリック・ボルドレ価格:1,344円(税込、送料別)◆伝統的なシードルここにあり! シードル・ブリュットル・ペール・ジュル価格:1,680円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2010.06.25
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