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楽天日記に載せた画像が100枚になりました。ここの作成・編集には100枚の画像しか登録できない。もう画像は載せれないってことでしょうか?どうやったら載せれるんでしょう?誰か教えていただけませんか?
2005年01月30日
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バンコクの空港近くの安宿で泊まったことがあります。夜遅くに着いたけど空港内で寝るのはイヤだったのであてもなく裏通りを歩いてみました。真っ暗で何も見えない。民家を改造したような宿を見つけて泊まりました。腹が減っていたのでシャワーを浴びてから通りに出ました。バンコクは深夜でも屋台は営業しているからです。適当なタイ語で麺をオーダーして食べ、宿に戻りました。ミシミシと音のする階段をそっと登り部屋に入る。窓1つない部屋の天井からは3枚羽根の大きなファンが回っている。ただ湿った空気をかき回している。翌朝、目が覚めて部屋から出てみるとテラスからはドブのような細い運河が見えました。対岸の家も隣りの家も普通の民家みたい。飛行機の離陸音が聞こえて空を見上げると民家の上を金属の塊が南へと飛んで行きました。ミシミシと階段の音がして振り向くとこの家の女の人が上がってきてサービスで朝ごはん作りました、と笑いました。
2005年01月29日
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僕は雑貨やアクセサリーの買い付けでアジアに行きますが絶対に妥協しないことがあります。それは天然石アクセサリー。さんざん歩き回ってやっと見つけてもデザインが悪かったらもちろん買いませんし石の色や質が悪くても買いません。いくら安くても買いません。(あくまでも僕の感じた基準ね・・・)良い物がなかったら何も買わずに尻尾を巻いて帰って来る。飛行機代がバカになろうが仕方ない。自分の嗅覚の不甲斐なさが原因なのですから。僕はプロだからです。僕は愛想はありませんからお客さんに対してぶっきらぼうな所もあります。でも選んでくれてお金というものを戴くのですから商品に関してはしっかりしていたい。例えば¥5000の商品。僕は超ウルトラ貧乏時代、日雇い土方をしていました。雨の中、重い荷物を運んだり穴を泥まみれになって掘ってそれで時給¥1000、1日¥9000。その5時間分の汗と引き換える価値があるか?それが僕の¥5000なのです。¥5000という紙切れなんかではないのです。昨日、ネットでリングを買って下さった方からメールがありました。これはさすがに嬉しかった。何度も読み返してしまいました。(ていうか、自分に酔いしれていた。(^^ゞ )************************************************お世話になります。先ほど商品が届きました。まずショックだったのが、「ブルームーンは真横から見る時だけ透明で、 あとの全ての角度から見ると青色です。 透明に見えたり青く見えたりなんていうぐらい 淡い色じゃないですよ」が本当だったことです(笑)「これまで手にしたブルームーンって??全然違う物??」という意味での”ショック”でした。夜の海のような深~い青が何とも神秘的で、それが光の当たり具合で発光と言うか反射と言うか、不思議な光を見せてくれるんですね。角度によっては黄色っぽいオレンジっぽい色のラインも見えて、本当に見ごたえのある石だと思います。内包物も画像から想像していたより全然少なく透明感が有り、逆に内包物がいい感じの模様になっていて、味のある雰囲気を出しています。最初からこちらで購入していれば良かったんですね(^^;)大きさも充分有るし、本当に綺麗な石だし、ちょっと心配だったサイズも左手薬指にピッタリだったし。このたびは素敵なリングをお譲りいただきありがとうございました。またご縁がございましたらどうぞよろしくお願いしますね。*************************************************
2005年01月28日
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バンコクからの帰国は深夜便が多いのですが飛行機から見る夜景はそれはきれい。オレンジ色に光っているのは高速道路。来るたびに光の量は多くなっていて一体どこまで増殖を続けるのだろうと思う。かと言って、その光の中にさっきまで居たのだという感慨はなくそれはニッポンの夜景を見るようにどこかしら虚脱感を感じます。明らかにBALIの夜景とは違う。つまり「後ろ髪を引かれる感覚」がない。やっと抜け出したとでもいうのか無機質過ぎるとでもいうのか。BALIの夜景だったらその光の1粒1粒は屋台にぶら下がっている裸電球の色だ、だとか家から漏れる照明の淡い水色だ、だとか人間の営みの色を意識できるのですが。バンコクの夜景は混沌とし過ぎていて悲しい。
2005年01月27日
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アジアを旅するバックパッカーが1度は訪れる通り、それはバンコクのカオサンロードじゃないでしょうか?昔の僕はバンコクのチャイナタウンで泊まってましたが仕事を始めてからはカオサンロードに泊まっています。以前は自堕落バックパッカーでした。あるいは「更に自堕落っぽい自分」を自ら演出していたのかもしれません。なるべく怪しい宿、きたない格好、貧乏旅行究極主義。それが10数年前のある日、ハッと目が覚めました。カトマンズで女性旅行者がLSDのやり過ぎでオーバードーズで畑の中で死んでいたのです。われ先に、って感じで時計や財布を奪う人の群れ。カオサンロードはホントに至れり尽くせり。24時間コンビニ、ネットカフェ、格安旅行代理店、おそらくどこよりも安い衣料や雑貨の店、薬局、銀行、安心して泊まれるホテル、安宿、空港行きバス、そして無数の屋台やレストラン。おっと、忘れちゃイケナイ、竹亭さん経営の日本食レストラン。(竹亭さん、今度お伺いしますね)不満もあります。うるさくて眠れないこと。そしてもう何十回もココに行ってるので僕には健全過ぎて刺激がないこと。色んな人と知り合いになれたのではっきり言って日本の地元よりも詳しい。だから海外に行ったという感覚が麻痺してしまっている。カオサンロードはアジアではない。無国籍です。行った事のない人はぜひ1度行ってみて下さい。画像は約1年前のカオサンリニューアルの画像。竹亭さん、懐かしいでしょ?この時は参ったなあ。夜も構わずガガガガガ・・・と工事してたもんなあ。
2005年01月26日
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ドイモイさんの日記に触発されて僕もインドネシアでの戦争の傷跡の話を。←フリーページの「BALIの村で2ヶ月暮らしてみたぞ」参照。10数年前の確か7月下旬に日本を発った。海辺の何もない、本当に何もない村で居候をした。言葉もわからないくせに娘と息子は現地の子供達と半日で仲良くなった。8月の独立記念日が近付くとその村でもインドネシアの国旗が村の子供達によって作られ通りを飾った。上下で赤白半分ずつ分かれている色だ。僕達家族はその2色でニッポンの国旗を作った。でも翌日、その家のおじいさんによって破られた。僕達に罪はない。でも戦争ってそういうもんなんだろう。恐慌がやってくると戦争は起こる。戦争ほど内需拡大のビジネスはない。巻き込まれてきたのはいつも真実を知らない人達ばかり。9月になった頃、おじいさんと僕達は仲良くなった。おじいさんの自慢の闘鶏に餌をやったりした。僕の1歳の息子は鶏に突付かれ指から日の丸色の赤い血を流した。数年後に行った時、おじいさんは亡くなっていた。自分の家にニッポン人が居候していた事実をおじいさんはどんなふうに捉えていたのだろう。まさか おじいさんはディランの歌は知らないだろう。
2005年01月25日
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深夜のバンコク。人も車も途切れない。夜中になれば多少は静かになるが街はいつも明るい。むしろ朝方の方が暗い。夜中の市バスに乗り込んで涼むのもまたいい。バンコクは毎日が祭りのようで毎日が絵物語のようで「人が生きる」ということをさらけ出している。バンコク在住の竹亭さん、カオサンで静かに眠れる宿を教えて下さい。「BAAN THAI」がお気に入りの宿なんだけどあそこのおばあちゃんってすぐに宿を閉めてどっかに行っちゃうんだよね~。(^^ゞ
2005年01月24日
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ネパールへ行く時は絶対右側の窓際の席をオススメします。チェックインカウンターに早めに行ってリクエストしましょう。左側の席と同料金なのに圧倒的に景色がいいです。到着30分前からヒマラヤ山脈が見え始めエヴェレストなんかもはっきり見えます。僕は行きの時は右側窓際でした。イヤフォンのBGMも日頃は聴かないけれどクラッシックにして王様気分を味わいましたよ。ワーグナーやホルストってわけにはいかなかったけど。帰りはヒマラヤ側は取れず反対側の窓際でした。それがちょっと残念だったけれどきれいな夕焼けが見れました。こんな夕焼けにどっぷり浸りながら「あ~あ、旅は終わりかあ。明日からバンコクでの仕事か」と現実の世界に戻りつつありました。ネパールでの出来事をずっと想い出しながら空を見てて気が付けば紺色の空に変わっていました。「まもなくバンコク国際空港に到着です」のアナウンスがあれほど「チッ」と思ったことはありませんでした。
2005年01月23日
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ネパールのポカラには洞窟がたくさんあります。観光客が少なくて探検隊ごっこにオススメなのは郊外にあるバッド・ケイヴ。訳すと「コウモリ洞窟」です。天井には何万匹ともいうコウモリの群れ。所々狭くて通りにくい場所や岩登りをするような登りもあり川口浩探検隊気分爆発です。入場料:¥35ほど。コースタイム:30分弱。難易度: ★★☆☆☆満足度: ★★★★☆気持ち悪い度:★★☆☆☆コウモリ度: ★★★★★★★★★★
2005年01月22日
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カトマンズからポカラまでのローカルバスの旅、やっぱりすんなりとは終わらずに山道の途中でパンクをした。みんな近くの店でお茶を飲みながら待機。どうせ予定なんてないんだし、そんなことより僕は時計すら持ち合わせていない。雲だかモヤだかわかんないけどあまりに美しいので座り込む。今日はここで寝ていってもいいな、と思ったら再出発のクラクションが鳴った。フリーページに「ポカラのバス 再び」をアップしました。以前雑誌に掲載されたものです。
2005年01月21日
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カトマンズのフジ・ゲストハウスに泊まっていた時、宿の談話室で他の子達と話をしていました。どこどこの店のメシはうまいとかの話題になり彼らは200ルピー(当時の¥300ぐらい?)の民族舞踊を見ながらの日本食がうまいという話になった。「達人さんはどこで食べてるんですか?」と訊かれたので「僕は裏通りの安食堂で9ルピー(¥14?)の ダルバート定食を食ってる。おかわりタダですよ」と言ったらその晩は8人の日本人が一緒について来ました。そこの食堂にはメニューがない。「カーナー?(食べる?)」と聞かれるだけ。何たってメニューが1種類しかないんだから。みんなはあまりの量とケタ違いの激安さに大満足でした。翌日、僕を除く8人共が下痢や嘔吐でダウン。中には病院に点滴を受けに行った子もいました。何か悪いことしちゃったなあ、と僕はフジGHをチェックアウトしましたよ。知ったこっちゃないケドね。お大事に。ナミちゃんは知ってるかもしれないけど僕は賞味期限という言葉とは無関係で日頃ニッポンで鍛えてるからでしょうか?日本の山を歩く時でも普通に河の水飲んだり木の実ちぎって食べてみたりしてるし。やはり胃腸は鍛えておこう。今日の日記は放浪の達人じゃなく胃腸の達人って感じですね。
2005年01月20日
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10年ほど前にカトマンズに行った時はバンコクからの飛行機は深夜に着きました。それでも空港の出口には客引きがいっぱい。市内までのタクシー代+1泊で5ドルという交渉が成立し(僕にとってネパールでの5ドルは高いと感じる)連れて行かれた宿は日本人の間で評判の良いフジ・ゲストハウスという俗っぽい宿でした。スタッフにはカタコトの日本語が通じるし談話室には日本人がいっぱい。ホットシャワーに水洗トイレ、ロケーションも抜群に良い。日本でいうアットホームなペンションといった感じ。非の打ちどころがないため みんなは長期滞在するのですが僕には場違いだなあという感じがしました。その時の僕にとっては余りに健全過ぎたんです。その安全安心さが、無難な旅になることを約束しちゃってるようで。バンコクでいえば楽宮旅社やJULY、香港でいえばチョンキンのような「そこに泊まったことないなんてまだまだだな」みたいなそんな宿ってありますよね。(僕はどれも泊まったことあるケド・・・)「日本人同士でツルんでんじゃねえよ。 たまには1人で何かやってみろよ。 旅慣れたヤツはやっぱフリークストリートあたりの ヤバい宿に泊まるもんだぜ」そんなヒッピーとしての考えというか、ヘンなプライドが当時の僕にはありました。(白状すると実は今もある)フジ・ゲストハウスには確か2泊して、僕はヤバ宿に移動したのでした。肩に力が入ってたのは僕の方だったのにね。
2005年01月19日
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10数年前に初めてカトマンズに着いた時は露店の売り物全てが宝の山に見えていました。僕が雑貨屋を始める前のことです。今、彼らと同じ立場になっている。そして彼らとビジネスの話をする。そこには「宝の山」という観念はなく「商品」というナマナマしい言葉が鼻をつく。いくらで仕入れていくらで売って・・・お互いが「儲ける」ためには・・・振り返るとアジア雑貨屋を始めたことによって随分得たものもあるし失くしたものもあるなあと気付く。「いいなあ、海外に色々行ける旅が出来て」と言われます。確かに楽しく刺激的です。でも僕が本当にしたいのは「旅」。何も考えず時間も日にちも考えずソロバンもはじかず、不安や好奇心に向かって旅をしたい。崩れた遺跡で寝転んで青い空でも眺めたりヤシの木の下で夕焼けでも眺めていたい。興味をそそられることがあったら本能のままにそちらを取りたい。それが今じゃ1時間単位で取り引き先へ行くスケジュール。夜の10時に今日初めての食事にありつく。現地に行けない時はメールやTELで商品を補充し、在庫管理に神経を使っている。まるで仕事をしているみたい。僕は店舗は1軒だけですからそんなに重い荷物じゃない。同業者の人で俗に言う「成功している人」は「7店舗もあると大変ですよ、 従業員を食わしていくためだけに動いてるようなもん。 1人でやってた時の方が断然楽しかったです」みんな同じようなことを言います。やはり【原点】が1番大切なんでしょうね。近付き過ぎてしまうと見えなくなるものって案外あるんだなあと感じます。余りにも休みがないんで一服したい感じです。ヘンな日記、消しちゃおうと思ったけどまあこれも本心だからそのままにしましたよ。(^^ゞ余りにもちっぽけな苦悩ですけどね。
2005年01月18日
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昨日のネパールトイレ画像に続き 今日は第2弾。まあ、この画像はあんまり大した事ないです。だって何て書いてあるか読めないもん説明省略。先回はカトマンズのフリークストリートの裏にある低所得層のアパートの1室で居候しました。フリークストリートだなんて言えばドイモイさんやハルジさんが喜びそうな場所です。で、そのネパール人の家には信じられないことにトイレもシャワーもないんです。トイレは隣りのボロアパートの共同トイレ。これがまた汚い。終わってもみんな流さない。(T_T)シャワーはどうするかというとタライに水を汲んで屋上で身体を洗うのです。カトマンズを見下ろしながらの水浴びは「もうどうでもええわ、ええい、見やがれ」とばかりに少々自虐的になってしまって それはそれで面白い。でもその界隈に住んでいる御婦人や娘さんはそうもいかず、夜中の3時頃に起き出して屋上で身体を洗うそう。彼ら家族の夢は月2000ルピー(¥3000)のトイレ・バスルーム付きの2DKのアパートに引っ越すことだそう。日本との物価の格差を考えれば日本でいう月6万のアパートということでしょう。あ、そうだ。明日は「安食堂集団食中毒事件(僕だけ平気)」を書こうっと。
2005年01月15日
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ネパールの文盲率が70%だなんていうのは遠い遠い昔の話です。今や小学校1年生からの教科書はネパール文字ではなく英語表記です。ですから僕のようにテキトーな英語を話す日本人よりネパールの小学生の方がよっぽど達者。居候先の中学生の娘さんには国際情勢だの日本についてだの流暢な英語で質問攻めに遭いました。「日本は公害問題についてどんな取り組みをしてますか?」とか。しかも発音もすごくきれい。おっと、今日のタイトルはネパールのトイレだった。でもちゃんとした教育を受けてない人もいるようで公衆トイレでは絵で男女の位置が書いてある事もあります。まあ、中に入る勇気のある人はそんなにいないでしょうケド。とにかく1歩入ろうとしても汚くて入れない。入り口からもうヌルッ状態。1ルピー(¥1.5)の使用料?僕は入ったら1ルピーあげると言われても断ります。
2005年01月14日
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ポカラという街は時間がゆっくり流れていてのんびりと過ごせる所です。で、何かすることがあるかと言われると、何もない。それなりの観光地はあります。鍾乳洞、滝、湖、丘の上の寺院など。今回は居候先でVIP扱いを受けていたので市内観光の一通りはしてもらいました。バス代、タクシー代、ごはんなど一切僕が払うことをさせてもらえませんでした。観光は僕が行きたいと言ったわけではなく居候先の少年が半ば強引に案内してくれたんです。良かった場所はと訊かれても特になく、逆につまらない場所もなかった感じです。というか、少年とその彼女の3人で行ったのでどんな場所も面白かった。丘の上の寺院の境内の芝生の上でひなたぼっこしながら延々と談笑したり、鍾乳洞探検を3人でしたり。ただ、もし独りで行ったとしたらどこも「こんなもんか」と感じてしまうだろう場所ばかりでした。市場は独りで行って良かった。市場をブラつくのは僕の旅の原点。だから自分の店の名前もパサール(市場)という名前です。今回は独りで行きたい所は独りで行ったし独りじゃつまらない所は彼ら友人と行ったし、何だか恵まれた旅でした。それにしても街中の牛って好き勝手に生きてました。
2005年01月12日
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ネパールのポカラから4~5日歩くとジョムソンという村があります。高山病の可能性が高くなりますが時間のない人はここまで飛行機で行けばいい。バスに翼の付いたような小さなプロペラ機が往復してます。トレッキングの帰りに寄ったジョムソンにはジミ・ヘンドリックスの泊まった宿があります。ファンにはたまらないですよね。しかも1泊¥100ちょっと。激安です。彼がこんな奥地の安宿に泊まったこと自体が驚きですが1967年に既に来ている事もまた驚きです。更にこの宿には1990年代にミック・ジャガーとジェリー・ホールも泊まっています。「ジミ・ヘンドリックスROOM」と「ミック・ジャガーROOM」は隣り合わせの部屋です。3畳ぐらいの本当に小さな部屋でした。 ***********************ちなみに僕がデザインから原型まで手掛けたアクセサリーはジミの名曲「Voodoo child」、またストーンズのアルバム「Voodoo lounge」から取って「VooDoo」というネーミングブランドです。
2005年01月10日
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再会というものは2人の心の距離をグッと近付ける。その夜、僕とアレキサンドリアは一緒にディナーを食べ、翌朝も2人で朝食を食べた。その翌日、ポカラでも僕達は街中をブラブラ歩いたり日用品の買い物をしたりした。僕は親切な善人に徹し、軽率な言動は慎んでいた。彼女の素振りからあるものを感じ、僕は彼女を傷つけないために気付かないフリをした。夕闇迫る頃、少し寒くなって来た静かなオープンカフェで会話に突然沈黙がやって来た。彼女は僕の想像通り「恋人はいるの?」と訊いて来た。神妙に答えるほどに度胸のない僕は笑いながら「3人の妻と1人の子供がいる、あ、間違えた、 妻と、3人の子供がいる」と正直に答えた。彼女はほんの少しドモった。そして笑った。地球の反対側に住んでいる2人、今夜限りでもう会う事はないことを思うとそれが1番良い返答だと思った。彼女のネパールの思い出はきれいなまま残すのがベストだ。2人共もう子供ではないがそんなに卑怯な大人でもない。ポカラではその夜、祭りが行われていた。路上のあちこちでかがり火が高く燃えていた。イタリア式の別れの挨拶のkissは2回だということを僕はその夜はじめて知った。2人で見たヒマラヤの朝焼けは、今ではモノクロだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・半ば期待していた読者の皆さん、残念でした。僕はまだまだ子供でした。ヘルマン・ヘッセ的な純粋な別れ方をしてしまった・・・。
2005年01月09日
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(つづき)湖のほとりで彼女からの伝言を聞いた僕はアレキサンドリアとの事を想い出していました。髪を後ろで1つに縛り、食卓のロウソクの光に照らされてスピリチュアルな瞳をしている彼女。シャーリー・マクレーンやパウロ・コエーリョ、マルロ・モーガン、日本の三島由紀夫など色んな本を読むのが好きな彼女。もちろん数日という短期間で恋愛感情は芽生えることはなく再び会って会話をしたところで大した意味はない。でも・・・ だけど・・・、「マジェスティー・ホテルに泊まっています」だなんてわざわざ伝言を託すか???翌日はアンモナイト探しに半日を費やし、夜遅くなってから村のマジェスティー・ホテルを訪ねました。泊まる宿はまだ見つけてなかったのでマジェスティーに泊まるのもいいな、と。ところが1泊30ルピー程(¥50前後)の安宿にずっと泊まっていた僕はマジェスティー・ホテルが1泊300ルピー(¥500)と知りビックリ。まあ電気もお湯もあるというのはありがたいのですが、(しかも1泊¥500というのは日本で考えれば破格値ですよね)さすがに金銭感覚が完全に麻痺してたのでベラボーに高いと感じました。レセプションで僕は従業員に「僕は100ルピー(¥150)ぐらいの宿を探してる。 こんな時間から宿泊客はもう来ないだろ? 100ルピーなら他へ行かず、ここで泊まってもいいけど」と逆条件を出してみたらOKになりました。「ところでイタリア人の単独の女性客泊まってる?」と訊くと従業員さんはアレキサンドリアを呼びに行ってくれました。かくしてロビーで彼女と再会したのでした。
2005年01月07日
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トレッキングではたくさんの人達と仲良くなりました。特に仲良くなったのはドイツ人のアンドレ。歳も同じで誕生日も1日違い。僕は歩くのは独りが多かったのですが時々彼と一緒に歩いたりもしました。それでいつも申し合わせて泊まる宿は同じにしていました。もう1人仲良くなったのはイタリア人のアレキサンドリア。彼女は知的で、瞑想とかの世界をよく知ってました。びっくりしたのは僕と読む本の趣味が同じなのです。とっても意気投合して毎晩遅くまで話をしていました。彼女は先に山から下りたのですが2~3日して僕が山腹の湖のほとりで昼寝していると別の友人が僕に 彼女からの伝言を言いに来ました。「○○村のマジェスティー・ホテルに泊まっています」と。それって僕を待ってるってコト???(絶好の昼寝ポイント)
2005年01月05日
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ネパールのトレッキングの帰り道、(といってもまだ標高3700mだけど)ポツンとあったレストランに入りました。看板も英語で書かれている外国人向けのレストランでした。まずポットでチャイを注文し のんびりくつろいでいました。まあ天気もいい事だし急ぐ事もないってことでここで昼ごはんでも食べようとモモを注文しました。モモというのはネパールの料理で、シュウマイみたいなもんです。周りの写真を撮ったり他の外国人と話をしたりして時間はゆっくりと過ぎて行きました。で、1時間ぐらい経った頃、「モモってまだ?」と軽く訊いてみました。「今作ってるからもう少し待ってね」結局モモが出てきたのは大体2時間後。日本だったら考えられませんね。でも時間なんてどうでも良かったし空も青いから全然気になりませんでした。むしろそののんびりした時間をくれて感謝。逆にすごく贅沢な時間を過ごした気がしました。そのレストランの前で撮った写真です。遅ればせながら あけましておめでとうございます。
2005年01月04日
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