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2日前に自宅居間の照明器具が壊れた。この中古住宅を買ってそろそろ9年になるのだが前の住人さんが付けていた照明器具というのが日本の和室にブラ下がってるような木の四角い枠の照明で中央にヒモがぶら下がっていてガチャガチャと引っ張るタイプだった。ちなみに居間の床はフローリングで内装も洋風である。照明器具が突然点灯しなくなったので隣りの部屋の電気を付け、テレビの明かりと灯油ストーブの火を補助灯としていた。「結婚式の時にもらったデカいローソクを使おうぜ」と提案したが(押入れの中に眠っており少々忌々しいというのは内緒である)倒れたら危ないとやらで却下されてしまった。キャンドルナイトだなんてなかなか粋だと思ったのになあ。子供が帰って来て「わあ、ロウソクだ」って喜ぶと思ったのに。(ちなみに僕達夫婦にはロウソクを使う趣味はございません)というわけでホームセンターで照明器具を買ってきた。今回はヒモを引っ張って点灯させるタイプではない。そのタイプの10畳以上用というのは1万円以上したし今回選択した器具の方が明るくておしゃれだったのだ。ちなみにお値段は¥4980。このタイプ、ヒモの代わりにリモコンで明るさを変えるのだ。(我が家は元々付いていた壁スイッチでON OFFさせる)なんか居間の天井が高くなった感じがするぞ。でも本当はしばらくロウソクで暮らしたかったなあ。ネパールに行く時の練習としてさ。
2014年01月29日
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昨夜は雨の音を聞きながら眠った。いつものように夫婦の間に犬のルークさんが割って入り真ん中でピーピーと鼻を鳴らしている。幸せな気分の時にルークさんは鼻を鳴らすのだ。ルークさん、幸せだね。外は雨だよ。外で寝てるワンちゃん達もいるんだよ。屋根があって良かったね、壁があって良かったね、布団があって良かったね、幸せだよね、と話し掛ける。雨は朝になったら止んでいた。そういえば随分久し振りの雨だったな。外は風が強い。今日は1日外に出ないでいよう。ということでネット販売用の商品画像を撮りまくる。そうだ、来月号の雑誌に載せるエッセイの原稿考えなくっちゃ。今月号ってなんのエッセイ書いたっけな?パソコンに保存してあるのを読んでみたらまだブログに転載してないことに気が付いた。今ごろになって「倍返し」なんてタイトルは気が引けるが雑誌「リバ」に掲載した今月号のエッセイのタイトルは ↓ 【倍返し】
2014年01月26日
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今朝も気が付けば10時を過ぎていた。我ながらよく眠れるものだと感心するがまだ寝足りない。娘親子は11時過ぎにやって来た。孫は下の歯が2本生えてきてハイハイが出来るようになった。午後、誰もいない待合室を抜け、誰もいないエレベータに乗る。外に出ると北風が冷たくて自分の影が長く伸びていた。遅い午後の陽を受けて病院の外壁が虹色に光っていた。こうして世代は移り変わり、太陽は昇ったり沈んだり。そんなことを思いながらオーロラの壁で阿弥陀遊び。どちらに曲がるかは自分次第、曲がった後は下に下りるルール。願わくば、光あるもとへ。行き着いた先は恨みっこなし。自分が選んだのだから。
2014年01月22日
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娘夫婦が結婚して1年が過ぎた。娘は我が家にやってくる時に「ただいま」と言う。僕達夫婦は「おかえり」と返す。僕は両親が暮らす実家に行く時は「こんにちは」と言う。老いた両親は「いらっしゃい」と返す。そこには「おかえり」と言いたいけど言えないじれったさのような年老いた両親の配慮が滲み取れてしまうのだ。今の僕が大きな声で「ただいま」と言えばきっと両親は反射的に「おかえり」と言うだろう。「ただいま」と言ってあげるのが親孝行かも知れないが家を捨てた僕が今更言えた台詞ではない。だから娘の「ただいま」はそれだけで心に沁みる。娘は嫁いでも僕達夫婦は一心にその言葉を待っている。「おかえり」と言いたくて言いたくて毎日毎日待っている。僕の老いた両親もきっと同じ思いなのだろう。さて、結婚式場の専属カメラマンが撮ってくれた写真で僕が1番気に入っているのがコレだ。僕と娘が腕を組んで教会の扉が開く瞬間。扉の向こうには親族のみんながこちらを向いて待っている。広角レンズの使い方、構図、露出、タイミング、全てが絶妙だ。あれからもう1年が過ぎてしまった。
2014年01月20日
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今日は風の音で目が覚めたら朝の11時だった。遮光カーテンをめくって外を見たら雲一つない快晴。石油ストーブに火をつけてのんびり着替えしたあと犬どものおしっこ散歩のために玄関を出た。おお、寒い。最寄りの電柱でおしっこをさせてすぐに家に入った。2時頃から4時まで犬に添い寝されて昼寝をした。起きてからまた犬の散歩を10分。今日は外に出たのはこれだけだった。ネット販売業だけで暮らしていたら毎日が堕落の生活になる。自由な時間しかないというのは、ある意味苦痛も伴うのだろう。今は中古車オークション会場でカメラマンの副業をしているがそういったメリハリがないと年金生活者と変わりがない。昼間は安い商品がそこそこ売れ、今夜も高額商品が売れて会社員の1日分の日当ぐらいの収入にはなっている。でもそれだけじゃ寂しい生活だわな。何のために働くのか、社会や会社のためなんかじゃあねえ。自分が自分であるために働くのだ。包丁は使っていなければ錆びるのだ。
2014年01月19日
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夕焼けを見に自宅近くにある丘の上の美術館に行った。美術館の裏には池があり、橋の向こうは森林遊歩道がある。行った時間はちょうど日没を迎える時間帯で空も池もオレンジ色に輝いていたのだった。PENTAX L10すぐ近くの水面を鴨が群れをなして泳いでいて木で出来た橋をコツコツと歩くと鴨は静かに遠ざかって行った。中部国際空港に降りる飛行機が2機、西の空を飛んでいて機体が数秒、太陽の反射を受けて金星よりも明るく輝き、まるで金星が2つ並んでいるような不思議な風景だった。もし金星が二重星だったら、もし月が2つあったら地球の生命体も違った進化を遂げていたのだろうか?引力から成る満ち潮、引き潮、さざ波も変わっていただろう。鴨が描く水面の線がオレンジ色を煌めかせていた。
2014年01月16日
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南米チリの標高5000mの荒野にALMA望遠鏡があるそうだ。パラボラアンテナ66台を組み合わせることによって最大で直径18.5kmの分解能を備えた望遠鏡になるらしい。 ⇒ALMA(アルマ)のHP今日の夕方、【TBS「夢の扉+」】でやっていて知ったのだ。(リンク先クリックでALMAの番組の一部が見れます)日本にある電波望遠鏡といえば山梨県の野辺山高原にある直径45mが最大なのだが、ALMAはメートルじゃなくてキロなのだ。高校時代に学校をサボって行ったり、夏休みに行ったり野辺山・清里では本当に野宿をよくやったもんだ。八ヶ岳周辺を歩いていると、麓の45mの望遠鏡群が見下ろせる。今日のALMAの番組を見て野辺山を思い出したのだがそのチリの荒野にある66台の望遠鏡の映像を見てとても地球の風景とは思えないような感じだった。番組の中で「あと3000年もして誰かがこのALMAを見たら すごい古代遺跡があったんだな!と思われるでしょうね」とそんなセリフが出てきたが確かにそうだろうなあ。人間ってすごいよなあ。
2014年01月12日
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ネット販売をやっていると毎日ネットバンクに入金がある。ネットバンクはUFJ、ゆうちょ、楽天銀行に登録しているが「入金確認後に商品発送」なので1日に数度チェックする。ログインして口座番号とパスワードを入力するのだ。しかし、今日はなんということだ。ゆうちょと楽天銀行の口座番号とパスワードは憶えてるのにUFJだけが思い出せなかったのである。何度かはじかれたので、別の仕事をやったのち本能で指が動くままに10桁の数字を打ち込んだらログイン成功。本日は●万●千円の入金があったことは秘密にしておこう。毎日毎日これぐらいの入金があったらいいんだけどなあ。まあ、ほぼ毎日入金はあるけど、たまに入金ゼロの日だってあるんですわ。
2014年01月10日
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中古車オークション会場に行く途中に朝を迎えた。今日はドライバーとして副業をしたのである。少々シビアな運転テクニックが要求される。お昼は会場内にあるベンチで小説を読んだ。優雅な時間だと思っている。明日は専属カメラマンの仕事だ。趣味と実益を兼ねていて楽しい。昔かじった経験はいつかどこかで必ず役に立つ。その時は無駄な時間を過ごしたな、だとかちょっと遠回りをしたかな、と思うけれども全てはつながるようになっているのだ。冬の朝を歩きながら僕は笑っていた。
2014年01月09日
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年末年始の間に2度、家の近くの神社に行った。町内の神社係に選ばれているからである。ほとんどが60代70代の人達だ。隣りの家の80歳のおばあさんも神社係なので僕は呼びに行って車で一緒に往復している。さて、本殿でミステリアスな土着的祝詞行事をして終了後はお神酒が振る舞われた。僕はアルコールを自分からは飲まない。アルコール類を美味いと思ったことはない。20歳の頃にバーテンをやって毎日飲んでてそれからどうも「酒の席」というのが嫌いになったのだ。特にビールを見ると、その頃の記憶がトラウマというか、飲めないのに毎晩ビールやウイスキー、お客の金を落とすために欲しくもないのに「いただきます、乾杯」なんぞしてしかし仕事なのでたくさん飲んでも全然酔わないのだ。僕をつけ狙う男性客(苦笑)から逃げるために裏口から帰り夜道を歩くと一気に酔いが回ってくる。立ちションしながら、吐きながら、家に帰る。帰る必要も感じないのに帰るのだ。帰巣本能みたいなもんなのだろう。飲酒運転なのでパトカーから逃げ切った夜もあった。ファステスト・ラップを刻むように、無灯火で逃げるのだ。さて、神社で振る舞われたお神酒の熱燗を小さな器に注がれチビリと飲んだら美味いのだ。まだありますよ、どうぞ。 ええ、じゃあいただきます、と2杯3杯。おお、日本酒の熱燗うめえじゃねえか。年をとったってことなのかなあ。とりあえず今は、逃げる必要がねえってことか。
2014年01月06日
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新年会に向かうために河川敷の堤防を走ろうとした。直線ありカーブありで車幅が狭く、度胸が試される道だ。僕の車は軽なので135kmでリミッターが効いてしまうがまあとにかくこの堤防は少々恐ろしいのである。かつて同級生のニイミキンヤ氏はここで車ごと転落し割れたフロントガラスから無傷で這い出たという伝説を持つ。ところが只今この堤防道路は拡張工事のため通行止めで仕方なく初めて通る道へ迂回したのだが道に迷った。幸いにも三日月を頼りに南へと走ったら知った道に合流した。途中、コンビニに寄ったら同級生のタッちゃんらしき人物が(注:このエッセイの後半に登場する人物。市役所勤務)工口本コーナーで立ち読みをしておった。「あれは工口本じゃねえ!普通の雑誌だ!」と弁解したければタッちゃん、コメントをしておいでよ。こんな所にタッちゃんが?と確信が持てなかった僕は背後を歩きながら小声で独り言のように「タッちゃん...」と呟いた。そうしたら振り返ったのでタッちゃんと確信できたのだった。しかし、あの本の慌てた閉じ方、どうも怪しいぞ。その後、トシオ氏と合流して新年会をする友人宅に向かったのだが当人はお通夜に参列するということで不在だった。「よっしゃ、じゃあお通夜に乱入じゃい!」と僕は言ったがトシオ氏にたしなめられて30年振りの再会は叶わなかった。新年会が潰れた僕達はツカサ氏の自宅に遊びに行った。半てんを着てシブく干し柿を食っていたツカサ氏の台所でトシオ氏のモモクロ談義をまたまた聞きながら中年男性3人の寂しい夜は更けていったのであった。
2014年01月05日
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朝9時という早朝に中学時代の友人からの電話で起こされた。なんでも今夜、中学校時代の仲間数人で新年会をやるという。彼らとはもう30年ぐらい会ってないのである。中学卒業後、僕は地元の商業高校に行ったが彼らとは学校が違って会う機会はなかった。僕らが20歳の頃、胡散臭い勧誘商法が流行った。英会話セット、開運のツボ、ワケの分からん絵、そんな悪徳商法の勧誘電話に辟易した母親が「息子はおりません、家から出て行って消息不明です」とそんな勧誘電話を毎度蹴散らしていたのであるがある日、本物の同窓会委員会からの電話が来た時も同じ調子で僕の不在を告げてしまったのである。そのため僕の同窓会名簿にはマジに「消息不明」と記載され(笑)それ以降、クラス会や同窓会のお誘いは来ず僕は地元の会社も辞め、海外居候生活へと旅立ちヤクザまがいの職を経てから引っ越してしまった。僕が輸入雑貨の店をやってるということや雑誌にエッセイを載せていることは知られるようになったが同窓会の時に「たつじん(僕のニックネーム)に会いてえなあ」と毎度言ってくれる人達がいて、今回のお誘いとなったわけである。しかし電話口で「誰々も来るぞ」と言われても分かんないのだ。まあ、今夜が楽しみである。そうだ、すげえヤクザの格好して行くとか女装して行くとか民族衣装着て行くとみんなドン引きして面白いかもな。そうしたら再度、もう2度とお誘いが来なくなるよなあ。(笑)
2014年01月04日
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毎年恒例の三重県御在所岳への新春ハイキングに行ってきた。当初は独りで行く予定だったが長男が同行することになった。深夜3時に自宅を出発、4時過ぎに麓に着いた。冬季通行止めの鈴鹿スカイラインを1時間近く歩く。途中にある蒼滝トンネル。数年前から無灯になった。ああ、長男が同行してくれてよかった。独りじゃやっぱり怖いよな、ここ。去年の不思議現象はこのあたりで目撃したのだった。(なんか写ってないか探してみてね)現地の天候は星が見えたりミゾレが降ったりでフォトコン応募のために狙っていたポイントに着いた時は朝焼けなんて見れたもんじゃないほどの悪天候。というわけで今年はコンテストには応募しません。そうと決まれば雪の山でやることはただひとつ。そう、雪だるま作りである。まずは登山道から外れた立ち入り禁止の秘密スポットで朝食を食べてからゴロンゴロンと雪だるま作り。やっぱ長男が一緒に来てくれて良かったわ。こんな雪の中で中年男性が独りで雪だるまを作りセルフタイマーで記念写真を撮ってるのを想像したら恐ろしいほど情けないのである。(笑)次はキレットと呼ばれる難所の鎖場の崖っぷちにこれまたワッサワッサと雪をかき集めて雪だるま作り。谷の向こうを行くロープウェイの乗客からも見えるようにけっこう大きめのヤツを作りました。(写ってるのは長男)行き交う数組の登山者達が「わあ、雪だるま!」と記念写真を撮って喜んでいた。登山者の皆さん、楽しい新春登山になったでしょうか?
2014年01月02日
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