全10件 (10件中 1-10件目)
1
ガルウィングを直訳すると「カモメの翼」となるが車のドアが上に開くタイプをガルウィングドアと呼ぶ。MAZDAのAZ-1のドアがそのタイプである。ドアが上に開くタイプを総括してガルウィングドアと呼ぶ。有名な車ではランボルギーニ・カウンタックの名が挙がるがカウンタックも本当はシザードア(ハサミ)というらしい。TOYOTAのセラなんて車は本当はバタフライドアというらしい。まあガルウィングだろうがバタフライだろうがどうでもいいがこのタイプは実は乗り降りが非常にスマートにできる。狭い駐車場でも隣りの車にドアが当たることなくしかも未来的な斬新なデザインでちょっと憧れちゃったりする。しかしデメリットもある。ドアのダンパーがへたってくると持ち上げるドアが重いし下手をするとドアが勝手に下りて来て脳天チョップを喰らう。このセラはモーターショーでコンセプトカーとして出展されほぼそのままのデザインで市販化された車である。保守的なトヨタにしてみれば思い切ったことをしたものだ。ちなみに僕はこの車を「走るビニールハウス」と呼んでいる。
2019年01月31日
コメント(10)
昭和50年代以降のスポーツカーの一部の車両にリトラクタブル式ヘッドライトが採用されていたことがある。今ではライトアップ時の空気抵抗の問題だとかコストだとか歩行者にぶつかった時の安全面で採用されなくなったがあのリトラクタブルライトは車好きの憧れだったなあ。僕もそれに惹かれてサバンナRX‐7に乗っていたことがある。あの当時の日産はシルビア、ガゼール、パルサーエクサ、180SX、フェアレディZにリトラクタブルライトが採用されていた。先日仕事でフェアレディZを撮影する機会があったのでパシャリ。コイツは半リトラクタブルの通称「ねむた目Z」だがスポーツタイプにしてはややラグジュアリー感があって車重が少々重くなってしまってるのが残念だった。次はトヨタ・セリカ。セリカは初代1600GTダルマセリカからリフトバック・セリカなどスタイリッシュなデザインが売りのスポーツタイプだが一番戦闘能力が高いのはこのセリカじゃないかな。これも撮影の機会があったのでマイカメラで撮ったんだがコレってボンネットのインタークーラーダクトの右横に筒状のダクトがあるんで特別なセリカじゃないかな?知らんけど。目を開けるとこんな感じ。この頃になるとドアミラーも空力を考えたデザインになっている。今でこそクソのようなデザインの車ばかり溢れているが昔はトヨタ2000GT(国内リトラ初採用)、スープラ、MR2、トレノ、果てはコルサやターセルなんぞというファミリーカーまでがリトラクタブル式ヘッドライトを採用していた時代があった。できれば現行86もリトラで発売して欲しかったな。マツダではRX-7、コスモ、ロードスター、アスティナ、三菱ではスタリオン、GTO、スバルではアルシオーネ、ホンダではプレリュード、インテグラ、CR-X、アコード、NSX、まあちょっとスポーティな雰囲気を出したいならリトラ式、と各社がこぞってリトラライトを採用したのだった。現在の車は規格いっぱいのサイズで背も高くなって電子部品いっぱいで余計なモノまで装備されてる感があるが車を移動手段としてだけで考えれば便利な乗り物になった。デザインも確かに空力を考えたプレスで素晴らしい。でも「無駄なデザイン」がない。ロマンがない。スポーツカー好きは「無駄な空間の美」が好きなんだよ。ボンネット開けてエンジン周辺から地面が見えると「うわあ、ドンガラじゃん!」と嬉しくなるものなのだ。(注:ドンガラ=ものすごくガラガラでスカスカの意味)
2019年01月27日
コメント(6)
今日はカメラマンの仕事が休みということで朝10時に目が覚め、グレン・グールドのピアノによる【ゴールドベルク変奏曲】を聴きながら「6曲目すげえ!1人で弾いてるとは思えん!」と思いながらやっぱりその数曲後の静かな演奏になったと同時に爆睡した。結局46分通して聴いたことは1度も達成できていない...。何やらタイの薄暗い食堂にいる夢を見た。タイ風焼きそばと焼きエビ2匹とエビせんべいを注文し、会計が1699バーツ(約5000円)ということで「有り得んだろ、内訳は?」と尋ねたら「エビせんべいが1000バーツ」という答えが返って来て押し問答になったという内容である。会話は全て英語というのはよくあることだが夢の中での英会話は流暢だというわけでもなくアジア英語レベルの拙い単語が並ぶ程度だ。夢の中の舞台設定はアジアであることが多い。朝起きて「俺、インドネシアの夢見てた」とか「カトマンズの夢見てた」なんてすぐ妻に言っちゃうから毎回「よかったね、お帰り」なんて言われている。現在僕の母は市民病院に入院中で近日中に介護施設へ戻るが病院に入院中はなぜか脳が異常に活発になったというか、介護施設に入所中はほとんど言葉を発することがなかったのに病院に運ばれてからはブドウ糖の点滴しか受けてないのに言葉を発することが多くなったというか喋りっぱなしのようだ。しかも「店員さん、ジュース下さい」「帽子が飛んでっちゃった」「6年生の子達としりとり」だとか、完全にブッ飛んでいる。脳に影響を及ぼす薬剤を投与されているのなら理解できるが水分補給のためのブドウ糖点滴だけでブッ飛ぶとは一体どういうことなんだろう?と思っている。昨日から流動食再開ということでブッ飛び発言は鳴りを潜め以前の母に戻りつつあるようだが、脳というものは不思議だ。僕が高齢になってああいう状況に置かれた時にはできればアジアの幸せな夢を見続けていたいものだ。昼過ぎに1月20日発売の「リバ」がポストに届いた。それに掲載したエッセイはこちら。 ⇒ 【チェンマイの空港】
2019年01月24日
コメント(8)
2日前に舌の硬直、無呼吸に近い症状ということで介護施設から救急車で市民病院に搬送された母は昨日僕が見舞いに行った時には半目なのか瞳孔開いてるのか反応があるのかないのか、起こしてもすぐ寝てしまう状態で口パクで「ありがと」と言ってるのかな?って程ヤバくあ、こりゃいよいよアカンわ、という感じだった。ところが今日、妹達が見舞いに行ったところ驚くほど回復していて妹その2が言うには「夢を見てるんじゃないか?」と自分を疑ったほどで、むしろ消えゆくロウソクの最後のともし火なんじゃないか?と怖くなったぐらいで動画まで撮ったらしい。しかしその動画はなぜか撮れてなかったようで「やっぱり夢だったのかな?」なんて言っておった。「この点滴どんな栄養が入ってるんですか?」と看護婦さんに尋ねたら「普通のブドウ糖です」と言われ「ええ?本当に?」と疑ったほどであったらしい。その後、妹その3がこれまた動画をLINEで送ってくれたが口紅塗ってるのか?ってほどに唇の血行が良くむくんで歪んでいた顔も元に戻っていた。まあ生命リズムなんて波のように寄せては引くものだしまた明日には悪化するかもしれないんだが今日は家族の”母の容態状況LINE”は久し振りに明るかった。実家の松の古木は庭師さんが切って寒々しくなっているがそれでも枝を青空に伸ばして枯れずに生きている。季節は冬なんだが何処か春めいた雰囲気のする写真が撮れた。
2019年01月17日
コメント(6)
介護施設に入所している母が呼吸が浅くなり救急車で市民病院に搬送された。結果的に命に別状はないがまた一段、余命が短くなった。予定では10日ほど入院してから施設に戻るそうだが母は先回会った時よりも格段に体力が無くなっていた。父は葬儀場のパンフレットを貰って来て家族葬でも最低63万円かかるんだなあ、と言っていた。大阪から駆け付けた姉を含めた「父、長女、長男」3人で墓のことやら坊さんのことやら具体的な話をした。墓は不要、坊さんは葬儀場の当日の当番のお寺、など日の当たる暖かい待合室で話をしたのだがまるで他人事のように実感は湧いて来ないのだった。覚悟、葬儀、市役所、遺品整理、そんな単語が並んで実際今年いっぱいは持たないかもな、と思うのだった。延命治療はしないということは本人も含め決めてあるし長生きこそ絶対大事、ということは僕も思わないので家族みんなが後悔しないようにしたいなあ。一期一会ということだわな。待合室のオレンジ色のソファーにブラインド越しの陽が射し画像加工すれば何かベタな前衛作家の作品みたいだな、そんな場違いなことを考えながら父と姉が退席後に撮影。
2019年01月16日
コメント(2)
オキザリスというピンクの可憐な花がある。我が家ではプランターで育てているのだが昼間は太陽の陽射しを浴びて花が開くのだが夕方になると筒状に閉じて朝も閉じたままだ。そのため妻はオキザリスの開花を見たことがない。僕もラッパ状に開いたのを見たことはあったが今日の春のような陽射しを浴びて一気に開花した。それにしても今日は穏やかで暖かい。庭のベンチに寝転んで昼寝したいぐらいだ。もう春?と思ってしまうが寒さの本番はこれからかな。
2019年01月13日
コメント(8)
今日は日本中で部分日食が見れるということで早速写真を撮ろうと空を見たら薄曇りだった。でも時折雲が途切れて何とか撮影できた。【2012年5月の富士山まで見に行った金環食のリベンジじゃい!】デジカメはSONY HX1、ISO125、シャッタースピード1/2000。薄い雲がかかってたのでフィルター代わりになってたので時々1/1600とかにして、NDフィルターとオレンジフィルター使用。(画像はトリミングしてあります)今年の12月末にはアジアで金環食が観測できるのでシンガポールの南にあるビンタン島かマレーシアに行ってのんびり年末年始を過ごそうと思いBooking.comを見たらビンタン島の宿泊施設は早くも満室になってる所が多い。いや、待てよ。俺がいくら富豪といえどもそんなリゾート地でトロピカルジュース飲みながらビーチチェアーで日食見るなんてしかも金髪ビキニ姉ちゃんがウロウロ歩いてる場所なんていかにもセレブ丸出しでなんかイヤだな、ってことで降水量とかを吟味したところ、北スリランカに行くことにした。とは言っても航空券はまだ発売されていない。スリランカ人のロハンにその旨を話したら「ワタシもそれに合わせて2週間ほど一時帰国するよ」ってことでロハンの実家にまた居候しながら金環食の前日から北に移動の予定。スリランカなんで宿は取らずに行こう。何とかなっちゃうんだよね。あくまでもまだ予定の話なんで決定ではないがまたロハンが「安いチケット手配するよ」と言っていたがま、まさかまたあの忌々しい中国東方航空じゃねえだろうな?「往復5~6万ぐらいだからさ」と言ってたから多分そうだ...。チケット代払ってくれるようなニュアンスで話してくれたが今回は自腹で払おうと思っている。
2019年01月06日
コメント(10)
御在所岳の中道に大キレットと呼ばれる場所がある。20m程の断崖を鎖を使って降りるのだが大キレットと呼ばれる割には難易度のレベルは低い。冬の凍った時期にも初心者でもクリアー出来るだろう。地蔵岩から大キレットに向かう途中の小さな樹林帯に入ると右手に進入禁止のロープが張ってある場所がある。その斜面を下りていくと立岩(たていわ)に出る。この斜面は北側斜面なので陽が当たらず積雪も多い。今回も膝上まで雪に埋もれて行ってみることにした。先行者のトレースのない無垢の雪の上を歩く。昇りたての初日の出が雪面を照らして輝いている。カモシカとウサギの足跡しかない雪面。その斜面を右手(東方面)に歩いて行くと樹林帯の中にきれいなシュカブラが造形されている。さすがにこの上を歩くのは気が引けるが風が吹けばまた新たなシュカブラが出来上がるのだ。晴れて太陽が当たっていながらも強風が吹く朝の雪煙を舞い上げながら創造されてゆくシュカブラが見たいなあ。登山道から外れた誰も来ない斜面に這いつくばりながらカメラの高さを変えたり撮る方角を変えたりしながら色んな構図を考えてる自分が楽しい朝である。陰影がクッキリ写せるのは太陽の高度が低いうちなのでちょっと急ぐ気分で斜面を歩くのであった。
2019年01月04日
コメント(6)
気が付けば10連休冬休みも明日で終わりだ。5日(土)のカメラマンの仕事、忙しいだろうなあ。で、突然思い出したのが雑誌へのエッセイ寄稿の締切日。いかん、8日から印刷にまわるんで早急に送らんと。てわけで今日の夜中に原稿打ち込んで編集部に送った。それと同時に思い出したのが先月号のエッセイのブログアップ。何でフリーページに毎月アップしてるかと言うとですな、ネタが無くって何書こうか考えて「あのこと書こう」と思ってももう既に過去にエッセイとして発表してることもあってだな、「あ、もう書いたことあるやん」と確認することがあるからだ。皆さんも似たような感じで「もう持ってるのに同じ物を買っちゃう」そんな経験をしちゃったことないだろうか?ワタクシの場合、ネットでストーンズのブートCDとか見てて「お!スティッキー・フィンガーズのアウトテイク・エディション!」と落札して聴いてみたものの「コレ聴いたことあるぞ」と膨大な所持CDを探ってみると「もう持ってるやん...」だとか、もうそんな感じで記憶力が落ちてる気がするのである。(てかストーンズのブートCD持ち過ぎ...)さすがにパンツ履き忘れて仕事に行くだとか、道で迷子になるとかそういうボケはないのだがAKBとSKEと区別付かないしエノキザカ?ヒノキザカ?ケヤキザカ?漢字読めねえし(編集部注:それは記憶力ではなく学力が問題なだけです)そんなワケでフリーページに残してるのであった。去年の12月20日発売の雑誌「リバ」に載せたエッセイはこちら。 ⇒ 【体験の旅】
2019年01月03日
コメント(6)
新年の新春ピクニックは独りで行ってきた。深夜2時半に自宅岡崎市を出発、四日市ICで降りてコンビニでペットボトル1本とチョコ1袋を買う。今年は穏やかな天候なので手ぶらで行くことにした。遭難でもしたら大ヒンシュクの装備である。鈴鹿スカイラインの冬季閉鎖ゲートまで1時間半で到着。そこからガリガリに凍った真っ暗な車道を歩いて行く。満天の星空、東の空には月と金星と木星が輝いている。木々の隙間から名古屋や四日市の夜景が広がって見える。しばらくするとトンネルに到着。うわ、すげえ木が雪で倒れてる。日の出前の薄明時間に合わせて初日の出スポットに到着。雲ひとつない空に太陽が昇って来た。その後は登山道を外れた斜面を雪に埋もれながら歩く。僕のお気に入りのシュカブラ(雪紋)がある場所だ。風の通り道なのだが今日はほとんど無風。そして無音。自分の歩くズボッ、ズボッという音だけがする。ここを歩く登山者はいない。カモシカやウサギの足跡があるだけだ。年末に新調した6本爪アイゼン。あ、靴も新調したわ、ワークマンで¥2500。サイコロ岩まで戻る。(正式名称は地蔵岩)10年前の写真。下山時に滝にも寄ってきた。帰りの高速道路は僕が通り過ぎた20分後ぐらいに多重事故。何もかもラッキーな年始めだった。
2019年01月02日
コメント(12)
全10件 (10件中 1-10件目)
1