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🌻レアギター3連荘リペアです◆トップバッターは、Guild D-60 のペグ交換のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Ita様です ギルドの最高クラスはD-55と思ってましたが、55番を上回るD-60です 長年Guild ファンを続けているK2はD-60の存在を知りませんでした レアギター博士のYosi様におかれましては、今回3台のレア度を審査をお願い致します◆Guild D-60です●見事に飴色に変化してビンテージの貫禄が凄いです●コーションラベルの通り、D-60で間違い有りません 300台強くらいしか製作されて無いそうです●ペグ交換する時にバインディングが剥がれている事に気が付きまして、接着固定をしている画像です●GOTOHのペグに交換しました●バック材も良い材です●サドルは交換して有る様です●ラッカー塗装のウェザークラックは、個人的には好きです●ネックは55と比べて細めで、手の小さいプレヤーの方もOKです🌻EL Martin Doveモデルのセッティングです 本機はK2ギターファクトリーの所有となります● Martinの名が有るにも係わらず、Gibsonのコピーとは、少し意味不明です●1970年代を忠実にコピーしている様です●ポジっションマークもしっかりGibsonしてます●50年近く前は、こんな事が許されていたのでしょうか? 現代だったら許される訳無いですね🌻S.YAIRI F-206 マーチンのOOO-45のコピーで、スカイソニックT-902の取付のご依頼です ギターオーナー様は、Ita様です 最善を尽くして調べても、メーカーと型番以外は全く不明だそうで Yosi様の助けが欲しそうです●ソリッドトップです●ネックブロックにF-203の表示が確認出来る以外は、サッパリ???です●S.YAIRI の縦ロゴは珍しいそうです●ボリュート加工にグロバーペグです●サイドに割れ止めが無いので、オールソリッドかは不明です●天然素材のポジションマークです●この位置にインレイが入ってますので、45のコピーで有る事以外は全く判りません●T-902を取付ました🌻Yosi様にギターの素性を明らかにして頂きますと助かりますto be
2022年02月24日
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◆T'sC-100 ウクレレ セッティングのご依頼を頂きました ウクレレのオーナー様は、KK様です 私と同じイニシャルです ブログにご訪問頂いた事がご縁で、リペアのご依頼を頂きました◆画像から確認して行きます●ソリッドボディのコンサートサイズのウクレレです●T'sのファンで数台所有されているそうです インレイの入れ方もそうですが、全体の完成度が非常に高いウクレレです◆ご依頼頂きましたリペア箇所を確認しておきます●アンプから出力される音量が、1弦が他の弦と比べて弱いとの事ですが、出音チェックでは 4弦も同じ様に聴こえます●ボリュームポットを固定している六角ナットが緩んでいて、ノブを回すとポット本体も 一緒に回ってしまいます 六角ナットを増し締めすれば解決かと思いきや、ポットの回転が固いので増し締めしても 直ぐに同じ症状に逆戻りしますので、ポットの動きを軽く回るようにします●3-36をスプレーして回してますと、直ぐに軽く回る様になりましたので ポット交換はしなくてもOKです●アンダーサドル・ピエゾピックアップの底面の当りが均一で無い事が、音量バランスが取れない 事が原因と思われますのでチェックしますと、画像では判り難いと思いますが、 サドルのセンター部分が僅かに高く、両サイドが浮いてる状態でした●サドル底面の修正後です●音出しテストの際に、各弦の間隔がやけに広いけど気のせい?と感じましたので 工房のテナーウクレレと比較しますと、T'sは10mm/テナーは9mmでした、 更にソプラノも計測しましたがやはり9mmでした。 この点をKK様にお話しさせて頂いて、簡単に修正出来る事と、簡単に元に戻せる事をお伝えして 工房に一任させて頂く事になりました●左が工房で組み立てたテナーです、フレットボードの巾も広いのですが、弦の間隔は9mmです◆リペアを開始して行きます●ナットを外します●手順通りに外しますと完璧に外せました。完成度が高いメーカーは何時もこの様に外す事が 出来ます●ボーンのオイル漬けでナットを削り出します●粗削りの状態ですがナットらしくなってます●ストリングアクッションルラーで9.0mmの間隔を探します●ナットのセンターを出してから、9.0mmにマーキングします●010のナットソーで切込みを入れてから、各弦の太さに合わせて広げて行きます 画像は最も細い1弦のナットファイルで溝を切った所です●ナットをセットしました この時点では1フレットに余裕を持たせて有ります●ヘッドストックの景色にすっかり馴染んでます●弦の間隔を確認します◆サドルに当たる前にブリッジに接触してる弦が有り、この状態ですとピエゾマイクへの 圧力にバラつきが出ますので、ブリッジ材に接触しない様に削る必要が有ります●1弦が画像の通りブリッジ材に接触してから、サドルに当たってます●2弦は画像の通りクリアランスがあります●3弦はOKです●4弦はクリアランスが有りません●ブリッジ材に接触しない様に、クリアランスを確保しました●1フレットを調整しセッティングの完了です●ウクレレは0.5mmのスペーサーを差し込んで、僅かに余裕が有る様にセットします●リペアの完了です◆試奏タイムです 1弦~4弦の出音のバランスを中心に出音を確認し、アンプからの出力はバランスが取れて いる事を確認しました 巻き玄は3弦に張るものだと思ってましたが、この点をKK様にお尋ね致しますと 確かに過去はその張り方だったのですが、現在は4弦に巻くのが主流になっている様です🌸僅かに調整を加えるだけで弾き易さが大きく変わります事を、実感して頂けると思います🌸
2022年02月21日
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◆Maruha 618 セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Untitled-182様です ◆画像から確認して行きます●独自のボディシェイプのギターで、かなりレアであると思います ●コーションラベルです●ヘッドを見るとMaruhaの初期と思われます●バック&サイド材がメイプルでローズやマホとは全く違う魅力的な出音です●ネックもメイプルです アコースティックギターのメイプル材は特に珍しく、材でここまで音が違う事を実感出来ます◆リペアを開始して行きます●弦高調整は特に必要が無いです 製作されてから50年以上経過してると思われますが、この弦高は驚異的です 弦を緩めてから保管を励行されて来たと思います●サドルはオリジナルでは無く、柔らかいプラスチック製ですから、エボニーに交換します●ピンの収まりが宜しく有りませんので調整が必要です 因みに3Gは出音テストの直後に切れました●ブリッジをサンディングして木目を際立させます●花粉症が始まってしまい・・・ハカランダの香りなのか削り粉を袋に入れて 確認します●ピンホールを調整してオイル仕上げにして有ります 画像は切出したエボニーのサドルを既にセットして有ります ロングサドルの左右の1E側はブリッジのRに完全に合わせますと、薄くなりすぎて 外す時に割れてしまいますので,厚さを残す様にして有ります◆新しいダダリオの弦に交換してセッティングをして行きます●各ポジションをチェックしますと、1E&2B弦のローポジションでバズリが有りますので 必要最小限の範囲で擦り合わせをして行きます 擦り合わせるポイントにはマーキングをしておきます●弦のテンションが掛かった状態で擦り合わせの途中で確認しながらの作業になります サッと済ませます●バズリが消えた事を確認しました●弦を外してフレットクラウンを修復しますが、元の形状にRが付いてませんので 同じ形状になる様に修復します●弦を張り戻します 擦り合わせをしたことが判り難いと思います●ブリッジ周りの仕上がりです●6E/12Fは、予定通りの2.25mmです●1E/12Fも、予定通りの1.75mmのセットです●リペアの完了です🌻試奏タイムです バック&サイド材とネック材がメイプルのため、ローズ&マホガニー材のギターとは 全く違う出音です 明るくシャキとした音ですが、サステーンに深みの有る魅力的な音で引いていて とても楽しいギターで、弾き込んで行ってどんな音が出せるのか楽しみなギターです🌸メイプル材のアコギは出回っている台数が少ないので、入手は簡単では無いですが 手元に置いて置きたいキターです🌸
2022年02月21日
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◆HONEY BEE F-15/TS ビビリ解消のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Masa様です。 お仕事で毎日の様に工房の前を通過されていて、こんな所にギター関係の工房が有ったの? と気付かれてお越し頂きました 高校時代にギターを始めてから、🌻〇年間はブランクが有ったのですが、再度ギター 熱が発症されて、選んだギターの調子が悪くなって困っていたそうです。 高校時代のギターでは有りませんが、今回お持ち頂いたHONEY BEE も青春アゲインギター と思います。◆画像から確認して行きます●既に弦を外して有りますが、弦高が低く驚く程弾き易くセットされてましたし 鳴りもなかなかです●HONEY BEEブランドで、クラッシクギター奏者が弾いている音を聴いてからブランドの評価が 変わりました●3G弦が切れてましたので、弦を張変えてフレットの擦り合わせで完了!と思いましたら ナットが砕けてました、まさか瞬間接着剤と言う訳には行きませんので、お預かりする 事に成りました●フレットロッカーで飛び出している3フレットを擦り合わせます◆リペアを開始して行きます●ナットを外しますが、クリアが被ってますので切込みを入れてから始めます●ドライヤーで温めます●無理しない様に桐の集成材を当てて軽く叩きながら外します 綺麗に外れました●乾き切ったフレットボードにオイルを塗っておきます●ブリッジも同様です●削り出してオイルに漬けておいたナットが、調整無しでピッタリで恐らく①フレットも 微調整だけで済みそうです●3フレットを擦り合わせます●擦り合わせ後にフレットクラウンを修復しましたが、どのフレットか見分けが付きますか?●擦り合わせた事が判らない様にします・・・3フレットだけピカピカでは擦り合わせした事が 判ってしまいますので、全てのフレットをピカールで磨きました●ボーンオイル漬けサドルに交換しました●セッティング中にフレットエッジが指腹に当たって痛いのでエッジ処理して有ります 今年の冬の乾燥は本当に異常です●ブリッジの仕上がりです●1フレットのクリアランスもOKです●リペアの完了です🌻試奏タイムです プラスチック製のナット&サドルから、Boonのオイル漬けに交換した事と、 ダダリオの玄に交換しましたので、更に鳴りが良くなってますが、弾き込みが これからの様で音が若い!です。この先弾き込んで行きますと更に良い音に成長して 愛着が沸くギターです お時間が有りましたら是非遊びにお越し下さい!4
2022年02月20日
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◆BC RICORW-7 セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Sisiba です ◆画像から確認して行きます●B・C RICH がアコギを作っていた事を知りませんでした 本機は日本製で内部の造りを見ると、Hayasi楽器さんで製作された様に思いますが 詳しい資料が有りませんので、ご存じのゲスト様がおられましたらお知らせ下さい●B・C RICOは社長本名だそうです●ポジションマークがモッキンバードしてます●斜め虎目の入ったマホガニーネックです●ハカランダのサイドバック材です◆出音を聴くと【うるさい!】とバカでかい音に思わず言ってしまいました●既存のサドルは、プラスチックに高さ調整用の謎のスペーサーが使われてます これですとギターのポテンシャルを発揮する事は望め無いと思われます デカい音は確かですが、6本の弦が勝手に鳴ってるだけで、コードの音になって無いところも サドルが原因の様です🌻ギター担当の小池氏と打ち合わせた結果は、Bonnオイル漬けが合うとK2の経験則からの 提案通りにオイル漬けをセットしました●Boonオイル漬けでテストしたところ、音量は変わらずにちゃんとコードの出音に変化した 事は勿論ですが、RW-7の本来持っているポテンシャルが出てきた様です●弦高はロッドの微調整のみで、小池氏の調整に出来ました 【低すぎず高すぎず】の小池セッティングにして有ります●試奏タイム 同席してた【トッキー】さんが、車にしまったウクレレベースを再度出してセッションが 始まってしまいました。音にシビアなトッキーさんの反応で、ポテンシャルの高さが 判ります 🌸サドルでここまで音が変わって驚いたでしょう?🌸
2022年02月15日
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🌻湿度管理 この冬の乾燥は本当に異常で、工房内の湿度が35%に下がる事も有り、ソリッドトップの アコギをリペアする訳には行かず、リペア進捗の障害になってます●見た目を気にしてる場合では無く、エアコンの吹き出し口の前に濡れタオルを6本干したり 各所に濡らしたウエスを置いて対応してましたが、加湿器置くことにしました●加湿器も使い方を間違ったら大変な事になりますので、ONの時は湿度計をこまめに確認しながら ON/OFFで調整してます。 高性能の加湿器は14畳用とかの大型のみで、8畳程度の小型が無いので能力の小さい画像の 機種を選びました
2022年02月13日
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◆LOWDEN S25J セッティング&LRバックス交換のご依頼を頂きました この素晴らしいギターのオーナー様は、 京都府福知山市大江町仏性寺1156 LogCafe & 薪ストーブショップ・フローレスタ のオーナー様です。 フローレスタ様は、K2がジャズに目覚めていた学生時代に神として崇めていました コントラバス奏者のロン・カーター氏が来店される凄いお店です レコードを買うときは、コントラバス/ロン・カーター ドラムス/エディ・ゴメス ピアノ/ビル・エバンス で選ぶ事が多かったです◆画像から確認して行きます●今回も更に凄いギターで、1990年後半に製作されたギターです 湿度が低いので、さっとケースを開けて1枚撮影して閉めました ソリッドトップのギターは、工房内の湿度が45%を下回った時にはリペアを見合わせます●LOWDENの製作精度の高さは流石です◆リペアを開始して行きます●セットされているLRバックスを外します●アンプ部分とコントローラーを接続しているハーネスは。コネクターからハーネスを外します●コネクターの両端を上に上げますと、ハーネスが簡単に外す事が出来ます●両方とも同じ要領で外します●コントローラー側にマジックでマーキングして有ります●LRバックスの両面テープの強力を超えて強烈なので、9V電池ボックスの片側を無理に 剥がしますと・・・と思ったらアンセムも9V電池駆動なのでそそまま使えると思ったら 何だかなぁ~です マジック何とかは、2種類の違うタイプでくっつきますが、ボディ内部に残っていた物と アンセムの電池袋が同じタイプだったので、張り付きませんでしたので、結局ボディに残って いた方を剥がす事に成りました●金属の電池ホルダーは外して有ります●弦を緩めたので、サドルの弦接点のキズを整えようとしましたらタスク製でした ナイロン弦にタスク製サドルの組合せは初めてでしたので、相性はどうなのかデータが 全く有りませが、ドイツのエドガーメンヒ3世やスパニシュギターでもタスクは使われて ませんので、K2のデータバンクに有るボーンのオイル漬けを削り出して相性テストをします アンダーサドルピエゾも変わりますので、弦高が違って来る可能性も有ります●弦接点に付いていたキズは綺麗にして有ります●溝にピッタリ収まる様に削り出しました●フルフラットかと思いきや、350Rの緩いアーチが付けられてます●アンセムのコンデンサーマイクが、既定の位置に収まるだけのスペースが有るか確認をします 何とかスペースが有る事を確認しました●ピエゾマイクをセットします●この位置に取付ますが、ボディ内部の空気感を拾うマイクですから問題は無いと思います●ジャックをセットします●アンセムのコントローラーはアンプの兼ねてますので大型になります・・・ 取付位置にブレーシングが横断して取付がこのままでは出来ません、まさがブレーシングを 削る訳には行きませんので別の方法を考えます●ブレーシングと同じ高さのエゾ松材を貼り付けて、ブレーシングの上にコントローラーを 貼り付けます●幸いにもLRBにはスペアの超強力テープが付属されてますので、これで貼り付けます●アンセムの取付が完了しましたので、セッティングに入って行きます◆セッティングに入ります●トラストロッドでの調整が出来ませんので、ネックの状態を確認します 順ゾリ最大値で0.10mmで、ナイロン弦では必要な順ゾリの範囲に入ってますので ネックアイロンを使っての修正は必要無しと判断しました●6E/12Fは、2.50mmを僅かに超えてますで、試奏しても高いと言った感覚は有りません●1E/12Fは、2.20mmで特に高いと言った感覚は感じません●1フレットの高さにバラつきが有りましたので、6E、5A、4Dの調整をします●1フレットのクリアランスを揃えました●改めてフレットボードのRを確認しますと400Rでした●既存のタスクサドルは400Rとは僅かにズレが有ります、前オーナー様が交換したのでは無いかと 思われます●ボーンオイル漬けのサドルに差し替えます●弦高はアコギと同じにしますと、バズリまくりますので2.50mmにセットしました●1E/12Fは、2.0mmにセットしました●フレットボード&フレットの仕上がりです●リペアの完了です●純正のハードケースにLRBの空き箱が入るスペースが有りませんので、2個口でお送り するまでも無いでしょう?と言う事で、次回のリペアの際に同梱可能でしたら お返しいたします🌻試奏タイムです ナイロン弦でこの弦高は低く過ぎる高さと思いますが、バズるポジションは有りませんので ご安心下さい 弦はサバレス以外をお使いになりますと、バズる可能性が有りますのでご注意下さい 音質は流石にLOWDENですと書けばお判り頂けると思いますので、これ以上のコメントは 不要と思います 1フレットを揃えて、全体のRをフレットボードに合わせてありますので、K2が高い弦高と 感じない事をお判りいただけると思います🌸湿度コントロールが大変でした🌸
2022年02月10日
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◆Martin OOO-28 サイドクラック補修のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Ni様です ◆画像から確認して行きます●12月にT-902を取付た際に、次回クラックの補修もと言う事で次回が参りました●表面の凹み打痕が全く認められず、画像の様なクラックは初めて見ました サイド材にクラックが無く、クリアだけのクラックの様です●この冬の乾燥は半端では無く、3Gのこの部分もバズリが出ているので、フレットの擦り合わせの オーダーも頂きました。●3F4Fが両隣のフレットに対して、僅かに高いのでピンポイントで擦り合わせます●サドルの整形もバズ利に絡んでいる様です●必要最小限の擦り合わせにするために、ポイントにマーキング位置を決めます●工房オリジナルの治具で擦り合わせました●フレットクラウンを修復します 見た目では擦り合わせした事は判別出来ないと思います●湿度が上がりますと、バズリも無くなる可能性が有りましたので、症状の出ている タイミングで先にバズリをリペアしました◆塗装クラックに入って行きます●表面に一切の段差も打痕も無くクリアにクラック入ってますので 内部にクラックが無いか、入念に確認して行くために磁石を使ってポイントを特定します●何処から見ても、指先で触ってもクラックは有りませんでしたので クリアの補修だけでOKです●ピンポイントでクリアを吹きますので、画像のエアブラシでOKです●1クリアを吹いて周囲との段差が無くなるまで、根気よくクリアを吹き付けます●サイドの仕上がりです●T-902を戻します●弦高が低すぎる様なので、ロッドを僅かに緩めて弦高を上げます●試奏しますと、4弦のフレット側の異音は解消しましたが、サドルからバズリ音が出てますので この際ですから、サドルを水牛骨のオイル漬けに交換する判断をしました●オリジナルのサドルと同じ位置に弦接点をマーキングします●交換するサドルです 色白サドルも良いですが、オイル漬けのサドルは見栄えは勿論、出音にも良い影響が期待出来ます●ブリッジ周りの仕上がりです●6E/12Fは、2.25mmで予定通りです●1E/12Fは、1.75mmです●リペアの完了です◆私の耳に、は交換前の出音とは明らかに違って聴こえて来ます 音に奥行き感が出て、元々鳴るOOOー28が更にグレードアップした思います
2022年02月01日
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◆Splendor F-230 セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Ita様です 正月に今年は台数を減らす!とおっしゃてたのですが、ブレーキが効くどころか ブレーキとアクセルが共通のペダルになってしまった様で、アクセル全開です◆画像から確認して行きます●Splendorは全音楽器のブランドらしいです●人気の有るスロテッドヘッドです●クラッシクギターと印刷されてますが・・・何かの間違いでは?●正確には判りませんが、45年くらい前に製作されたギターの様ですが、良好なコンデションです◆リペアを開始して行きます●試奏をしますと、4フレット全体でバズリが発生します●両隣のフレットに対して飛び出てます●4フレットの高さを擦り合わせて同じ高さに修正します●他のフレットと同じ形状にフレットクラウンを整形します●擦り合わせた事は見分けが付かないと思います●ロッドを調整してから時間を空けましたので、ネックも安定してますので 1フレットのクリアランスを調整します●調整が済みました●6E/12Fは、2.20mmで良い感じです●1E/12Fは、1.75mmにセットしました●ピンホールも何時もの様に整えて有ります●ナット&サドルの交換は無しと言う事でしたので、オーダー通りに仕上げて有ります●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です🌻試奏タイムです ニューヨーカータイプのギターだぜ!の代表的な音質です Ita様の鳴るギターと比較しますと、物足りなさを感じるかも知れませんが、ニューヨーカー タイプのギターと受け入れれば楽しく弾けるギターです🌸某Kosikawa氏がIta様に見つかっちゃた!と言ってました🌸
2022年02月01日
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◆YAMAHA FG502 ナット&サドル交換のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Sawa様です Sawa様の青春のギターで、訳有って手放してしまい20年来同型のFG502を探して やっと手に入れたそうです。 工房のギターデータバンクのIta様が、一目見るなり・・・珍しいねぇ~ これ滅多に無いギターだよ! 発売当時5万円定価でオールソリッド!鳴りが凄いけど、直ぐに生産中止になったんだけど 良く見つかったね!だそうです◆画像から確認して行きます●殆ど弾かれる事無く眠っていたギターの様です●このマークのギターは個人的にはスルーしてましたが、今後はFG502を探す事にします●ヤマハはソリッドには興味が無いと思う程、ソリッドギターを作ってませんでしたが 5万円定価でオールソリッドとは恐れ入りました●クルーソンタイプですが、ツマミはしっかりYAMAHAしてます●バックもこの通り良い材が使われてます◆リペアを開始して行きます●ナットをセットする時は、フレットボードに対して直角になる様に整形して行きます●ピッタリ収まらない理由は👇です●赤で引いたラインが重要で、フレットボードとネック材のラインの部分は、どうしても 直角に削れ無いので、ノミを使て直角を出して行きます。また、ネック側はサンドペーパーを 底面では無く側面に貼り付けた治具で直角を出していきます●こんな感じで仕上げます●するとピッタリ収まります●ナットの交換が完了しました●ネックバインディングが剥がれてますので接着しておきます●隙間にタイトボンドを流し込む時は、バインディングが剝がれ無い位置にマスキングテープを 貼って隙間を広げて行かないと、どんどん剥がれてしまうので注意が必要です●サウンドホール側も同じです●クリア仕上げ無いボディには、はみ出たタイトボンドがボディに付かない様に養生が必要です●マウントされていたサドルは確かに斜めに立ってますが、それ程珍しい事では有りません●ネックスケールで状態を確認しますと センター~1G側は、ストレートですが、6E側が0.18mmの隙間【順ゾリでは有りません】が 有ります。これはフレットボードを350Rに整形する時の誤差or経年によるフレットボードの縮み かも知れません、いずれにしても弦高調整の時に考慮する必要が有ります◆これはセッティング用の捨てサドルですからご安心下さい●サドルの高さを決めて行きます●6E&1E側共に工房標準の高さです●1フレットの調整がしてませんので、0.48mmのスペーサーを挟んで試奏してみますが 全く弾き易く有りません、理由は6E側の0.18mmの隙間が原因です◆捨てサドルの高さに0.18mm分を考慮してサドルを削り出します ●仕上がったサドルです●6E/12Fは、2.10mmにセットしました 僅か0.15mm下がっただけで全く違うタッチに成ります●1E/12Fは、1.75mmでOKです🌻1フレットの調整は数日のインターバルを取ってからに成ります●仕上げの前に4Dのペグの取付が緩いので、ネジ穴を埋木してしっかりネジが効く様にします●埋木して必要無いかも知れませんが着色しました●埋木がアンカーに成りますので、ガッチリ固定されました ●1フレットの調整が済みました●6E/12Fは、2.10mmのセットです●1E/12Fは、1.75mmにセットしました●ヘッドストックの仕上がりです●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です お渡しは数日間の経過観察を待ってからに成ります。🌻試奏タイムです ボリュームがデカく出音が若いって感じがします、これは暫く弾かれて無かったギターに 良く有る事と、弦が新品なのでまだ馴染んで無い事も原因かと思います いずれにしても、鳴らして行きますと、本来の出音になって来ますので楽しみですねto be
2022年02月01日
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◆Morris F-15 1969年製 セッテイングのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、Untitled-182様です オークションで落札されたギターを、工房受取で発送手配して頂きました ◆画像から確認して行きます●1969年製ですが、コンデションは良好です●シェル埋め込みの旧ロゴです●60年代のギターでやっと、K2年代では【ビンテージ!】って感じます●ロングサドルタイプは経験上音質が良いイメージが有ります 今回も期待しましょう!●今年で満53歳のギターですが、殆ど弾かれていた形跡が有りません 53歳の新人って感じです●場合によってはペグの交換も有りのオプション付きです●ネック裏は多少の打痕は有りますが、演奏に支障は有りません●バックはバフ掛けで綺麗になると思います◆リペアを開始して行きます●チューニングをしようと思いましたら3Gが切れました。折角切れたのだからこの際弦を外して バフを掛けて行く事にしました ピカピカです●ブリッジもオイルフィニュッシュにします、ハカランダが使われてました●4Dペグがユルユルでしたので、この際ペグを外してヘッドを磨き込みました ピカピカです●フレットボードは特別な理由が無いので、サンディングする訳には行きませんが、 ブリッジ材と比較しますと、よく似てますのでハカランダが使われている可能性が大です●全体のバフ掛けが完了しました●ヘッド横のキズはご承知かと思います●ボディの隆起が気に成りますが、ご機嫌に弾けるセッティングに持って行けますので ご安心下さい◆セッティングして行きます●予定の弦高にセットするために、先にサドルの溝を掘り下げます●既存のサドルを使って交換するサドルの、6E&1Eの高さを割り出します●ハカランダのブリッジです●フレットボードのRを確認します●350Rに合わせてマーキングします●6E~1Eを予定の高さに削り、両サイドはブリッジの曲面に合わせて削ります●サドル溝とブリッジトップを削った関係で、エボニーサドルの両サイドの厚みが確保出来ませんが 何とかピッタリに整形しました●エボニーサドルの仕上がりです●1フレットにスペーサーをセットして弦高を確認します●6E/12Fは、2.45mmで微妙です●1E/12Fは、1.90mmでやはり微妙です🌻セッティングが落ち着いた時点で微調整して仕上がりになります◆仕上げに入ります●1フレットは最後の最後ですから、スペーサーで強制的に0.5mmにセットします●6E/12Fは、2.20mmでOKです1E/12Fは、1.75mmにセットしました●搭載されているペグは非常に珍しいタイプです カバードタイプと呼んでいるのですが、ツマミを見たらトルク調整用のネジが有ります ・・・? 回した時にギヤの動きに違和感の有る2B&5Aのペグを外して見ると、ロトマチックタイプでした 通常のカバードタイプはトルク調整が出来ないどころか、ノブを固定しいる部分が、ノブの 先の棒を抱える様になってますので、経年劣化で緩んで来ると直しようが無くて交換する 事に成る訳です●ギヤにグリースを塗ってポールのビスを締めて付け戻しました カバードタイプに見えるロトマチック・ペグは何気に激レアかも知れません 少なくてもk2ギターファクトリーでは初めて見ました●1フレットを調整後にナットの形状を修正しましたら、出音に良い変化が出て来ました ヘッドストックの仕上がりです ●修正したナットです●フレットボードの仕上がりです●バック材はローズウッドと思います●リペアの完了です🌻試奏タイムです 先のF15が余りにも個性的過ぎて、比べたら少し気の毒かと思います 相対評価では無く、絶対評価をしますと昭和のフォークギターの代表って感じです 長期に渡って鳴らして無かった事も有ると思いますが、K2にとっては懐かしい音質です 弦はお預かりしているダダリオに交換してませんので、お渡しの時に交換してからの 出音が楽しみです🌸リペア前にいきなり3Gが切れまして、チューニングを中止したのですが、6E/12Fが 3.50mm有りまして、元起きのアシストも有り、何処まで弾き易く出来るかの勝負 でしたが、何時もの通りk2ギターファクトリーの完全勝利になりました🌸to be
2022年02月01日
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