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2022.07.09
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第4話「許せない罪」

四皇子・褚季昶(チョキチョウ)と注輦(チュウレン)公主・緹蘭(テイラン)を都まで護送することになった方卓英(ホウタクエイ)と方海市(ホウハイシー)。
しかし卓英が警護する第2隊が刺客に襲われた。
卓英は公主と侍女2人を馬車から脱出させるも、公主をかばって背中を斬られてしまう。
そこで兵士に公主を任せて逃がそうとしたが、次々と兵士が矢に射られた。
その時、第3隊にいた海市が駆けつけ、公主を自分の馬に引き上げる。
緹蘭は思わず海市にしがみついたが、その時、胸の膨らみで海市が女子だと気づいた。

刺客は援軍が来たと誤解、慌てて逃げて行った。

「それにしてもどこで兵を集めたんだ?」
「あ~あれ?砂埃を上げながら旋回して大軍に見せているだけ」
緹蘭は兄弟の砕けた会話を聞いて安堵し、面紗の下で思わず笑顔になった。

その頃、宮中では旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)が方鑑明(ホウカンメイ)こと方諸(ホウショ)を呼びつけ、叱責していた。
「またもやってくれたな!
 方卓英の他に若い者がいたとか?…公主が都に現れたらその時、罪の所在を明らかにしよう」

四皇子と公主は無事に野営で合流、都まであとわずかとなった。
しかし海市は自分が公主を救ったせいで皇帝の逆鱗に触れ、師匠や霽風(セイフウ)館まで責められるのではと心配になる。
卓英はもし四皇子だけ連れ帰っても無事に済むとは思えず、どちらにせよ自分たちが陥れられる可能性はあるとなだめた。
その時、突然、幕営に暗衛営の陳哨子(チンショウシ)が現れる。
海市は師父の反応が気になったが、陳哨子は功績が認められて海市の名も勤務名簿に加えたと教えた。

予想外の展開に戸惑う海市、すると卓英は自分が霽風館に知らせたと安心させる。
「じゃあ行ってくる!」

四皇子と公主は無事、天啓に到着した。
朝廷は丁重に出迎えたが、公主だけ皇宮ではなく駅館で待つよう指示されてしまう。
こうして四皇子は湯乾自(トウカンジ)と一緒に皇帝に謁見、褚仲旭は四弟の帰朝を喜び、昶王に封じた。


すると褚季昶はなぜか大事そうに卵を持っている。
「陛下、これは鷹の卵です、鷹を飼い慣らすには卵からかえすべしと聞きました
 雛は母親だと思ってなつくのだそうです
 取り柄がないのでせめて極上の鷹を育てて陛下に献上しようかと…」
褚仲旭は弟の思わぬ贈り物に戸惑いながら、十分、尽くしてくれたと感謝した。
通平城の戦いでは四弟が雷州から送ってくれた兵糧に救われ、何より長い間、注輦の内情を知らせてくれたという。
しかし褚季昶はすべて湯将軍の手柄だと教えた。
「幼い頃に国を離れ、哥哥の記憶も薄れてしまっただろう…我ら兄弟は多くのものを失った
 だが安心せよ、これからはもう今までとは違う、相応の物を必ず与えてやる」
「皇兄…私は多くを望んでいません、おそばにいられればそれでいい」
四弟の笑顔を見た褚仲旭は安心し、湯乾自を黄泉関(コウセンカン)の主将に抜擢した。



褚仲旭は弟と感動の再会を果たしたが、次にもう一つの問題を解決することにした。
書斎ではすでに方諸と卓英が控えている。
「あと1人足りぬようだが?」
褚仲旭は公主を助けた者がいないと指摘したが、方諸はすでに霽風館を去ってしまったと報告、罰は自分が受けると申し出た。
面白くない褚仲旭は命に背いた方卓英に杖刑(ジョウケイ)200回を命じる。
方諸は君主が臣下を軽んじれば君臣に確執が生まれると諫言し、卓英はあくまで自分の命に従っただけだとかばった。
「どうしても罰するなら私が受けます」
「よし、望み通り2人まとめて処罰する!連れて行け!」

考える間も無く任務に駆り出された海市は道中、ようやく冷静になって来た。
そこで馬を止め、陳哨子にかまをかけてみる。
「師父が霽風館の反徒を捕らえろと?では人相書きは?」
「ぁ…あったのだが燃やしてしまった」
「身内なのに人相書きが必要なの?」
海市はやはり公主の件で問題が起きたと察し、自分だけ逃げるわけにいかないと引き返してしまう。

卓英は88回、打たれたところで意識を失った。
背中の刀傷が大きく割れて出血がひどく、太医はこのまま続ければ目を覚まさないと報告する。
驚いた方諸は残りを自分が受けると申し出たが、褚仲旭はそこで退席、見逃した。

駅館に留まる公主に旭帝の聖旨が届いた。
「注輦国公主珂洛爾提(カラクジテイ)氏を淑容(シュクヨウ)妃に封じる、直ちに入宮せよ、全て簡素に行うこと」
旭帝のぞんざいな扱いに憤る緹蘭と侍女たち、そこへ公主の入宮を聞いた湯乾自がやって来た。
湯乾自は注輦を守るには大徴の後ろ盾が必要だと訴え、亡き皇后に良く似た公主なら寵愛を得られるはずだとなだめる。
一方、海市は霽風館に帰った。
するとちょうど宮中から戻って来た方諸たちと回廊で出くわす。
しかし卓英は意識がなく、医官が付き添って急いで部屋に向かった。
「師父?…何があったんですか?!罰は明日、受けます、看病させてください!」
「罰は与えぬ、去れ…出て行け」
「師父、これには何か裏が…私が旭帝に説明します!」
「旭帝だと?まだ分からぬのか?かばおうとして追い出すわけではない
 頑固で無謀な性格を改めようとせず、師の命を軽んじる…霽風館を離れよ」
事態の深刻さにようやく気づいたのか、海市はその場でひざまずいた。
命令なら自害も辞さない覚悟だが、ただし一晩だけ卓英の看病をしたいという。
「朝になったら出て行きます!」

その頃、入宮した緹蘭はようやく謁見が許された。
しかし旭帝はすでに酔っているのか、急に怒号を響かせる。
「…今の挨拶は何だ?皇后が目に入らぬのか?!」
困惑した緹蘭は顔をわずかに上げると、確かに机に聖文(セイブン)皇后の霊位が置かれている。
「注輦珂洛爾提氏より陛下と皇后にご挨拶申し上げます…」
「つまらぬ…」
褚仲旭はよろよろと立ち上がって出て行こうとしたが、その時、緹蘭が紫簪(シサン)と同じ首飾りをしていると気づいた。
何でも母の一族に伝わる吉祥のお守りで、幼い頃から身につけているという。
褚仲旭は思わず緹蘭の首飾りを奪い取り、恐る恐る緹蘭の顔を確認した。
すると緹蘭が愛する紫簪とうり二つだと知って驚愕する。
「同じ顔をして同じ物を着けても紫簪にはなれぬ!…出て行け!出て行けぇぇぇ!
 朕の許しなく愈安(ユアン)宮から出てはならぬっ!」



夜も更けた頃、霽風館に突然、皇帝の使いがやって来た。
もし方諸が休んでいたら床からひきずりだしても絵を鑑賞させよとの勅命だという。
方諸は何とか重い身体を起こしたが、なかなか立ち上がれなかった。
そこへ海市が駆けつけ、ようやく師匠も大怪我だったと知る。
ともかく師匠を支えて正門まで連れて行くと、太監は淑容妃の姿絵を見せた。
「こっ…これが淑容妃?!」
方諸はしばし呆然、すると全てを察したように自ら夜が明けるまでひざまずくと言った。
「皆は下がれ」

海市は師匠のそばに付き添った。
方諸は淑容妃の姿絵を見つめながら、取り返しがつかない罪を犯したことを思い出す。
…肉体の痛みを感じられる者は幸せだ、それは喪失の痛みを知らぬ証し
…この数年、私は繰り返し自責の念に苛まれて来た
…儀(ギ)王の乱で一族を滅ぼされた私は怒りで我を忘れ、無謀な戦に出た
…まさかそれが紫簪の死を招くことになろうとは
…私が開戦の刻限を守ってさえいれば、褚仲旭は今頃、妻子と幸せに過ごしていただろう
…だが時は巻き戻せない
…褚仲旭のために敵を破り、覇権を得ることはできても、最愛の人を返してやることはできないのだ

褚仲旭は紫簪との婚礼の夜を思い出していた。
『注輦のしきたりは全然、違うわ
 花嫁は18種の絹糸で織った面紗で顔を隠すの、夫君と向き合って初めて面紗を上げる
 …でも殿下に嫁ぐんだもの、大徴の礼にのっとらなくてはね
 ただこれだけは別、龍尾神(リュウビシン)は珂洛爾提氏の印、小さい頃から肌身離さずつけていたから』
『18種の絹の面紗をつけた姿はさぞかし美しいだろうな、目に浮かぶよ』
まさかその花嫁姿を紫簪ではなく緹蘭で見ることになるとは…。
褚仲旭は紫簪の形見である龍尾神を取り出すと、緹蘭の龍尾神を床に投げつけた。
「許さぬっ!」

海市は一晩中、師匠の後悔の念に寄り添った。
やがて夜が明ける頃、方諸は力尽きたように倒れてしまう。
「誰か!手を貸して!」

医官の懸命な治療が続いた。
海市はその夜、師匠に付き切りで介抱する。

つづく


( ˶´꒳​`˵ )いや~公主、可愛い♪
如懿伝の時より美人になったような?声も同じかな?





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最終更新日  2022.12.04 22:10:14
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