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2022.10.01
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第27話「落馬の傷痕」

焉陵帝姫(エンリョウテイキ)に接近したことで師匠から厳しく叱責された方海市(ホウハイシー)。
それが方鑑明(ホウカンメイ)の真心だとも知らず、海市は帝姫府に使いを送り琴の譜面を届けた。
喜んだ褚琳琅(チョリンロウ)は参内がてら巡回中の海市を見つけて礼を伝えたが、その様子を偶然、旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)に見られてしまう。
「…方海市はいつの間に牡丹(ボタン)と親しくなったのだ?
 牡丹が好意を寄せているのは鑑明なのか方海市なのか?」
それにしても廷尉(テイイ)の調べを受ける清海公(セイカイコウ)を誰もが遠ざける中、褚琳琅だけは違う目で見ているらしい。
「面白い」←福山さん?w


皇帝が瀚(カン)州から取り寄せた馬が間も無く到着するため、試乗の手配を父から命じられたという。
海市は今さらながら周幼度が名高い武郷(ブキョウ)侯府の公子だったと思い出した。
「そう言えば調べていた件は解決したのか?」
「実は手を焼いている…人目につかぬ場所で話そう」

周幼度は海市が聶(ジョウ)妃の元使用人を探していると知り、早速、居場所を突き止めた。
そこで海市は直接、劉(リュウ)嬷嬷(モーモー)を訪ね、当時の話を聞き出す。
すると帝姫が西の郊外にある狩場でこっそり馬に乗って落馬し、左腕に怪我をしたと知った。
傷痕が残ったことから先帝は激怒して馬を殺し、護衛を罰して皇宮から追放したという。

海市はお礼に周幼度に酒をご馳走し昭明宮に戻った。
すると師匠に呼ばれ、帝姫の件だと気づく。
方鑑明は何か言いかけたが、その前に海市が自ら反省してくると言って出て行ってしまう。


海市は罰として書房にこもり書写を始めた。
乳母の話では帝姫は騎馬の他にも幼いうちから調香と闘茶、琴棋書画に精通していたという。
しかし何より愛していたのは牡丹だった。
好きというより執念さえ感じるほど牡丹を愛していたらしい。
どんな時も牡丹をそばに置き、季節でない時は香を作って身につけていたという。


明日は皇帝のお供で馬場へ行くため、数日はここでおとなしくしていろという。
「哥(グァ)、師父も一緒か?」
「帝姫も来るそうだ、皆が噂している、帝姫と師父が最近、親しくしていると…」
そこで海市は卓英に仮病を使わせ、師匠に卓英の代役だと嘘をついて馬場へ同行することにした。

一方、褚仲旭は心を入れ替え、淑容(シュクヨウ)妃・緹蘭(テイラン)に優しく穏やかに接するようになっていた。
緹蘭も皇帝への警戒が解け、2人の距離は縮まっていく。
その朝、褚仲旭は馬場へ出かける前に愈安(ユアン)宮を訪ね、静養中の緹蘭を見舞った。
「そなたの馬も選んでおこう、性格のおとなしい雌馬をな、回復したら朕が乗り方を教える」
「感謝します」



綾錦司(リョウキンシ)では帝姫の2枚めの衣が完成、鞠柘榴(キクシャリュウ)は牡丹の香りづけを行っていた。
そこで最後に牡丹香の粉末を衣の目立たない場所に付けておくよう頼んだが、蘇姨(ソイ)は粉が肌についたら帝姫が不快に思うと心配する。
しかし柘榴は帝姫がかつて衣に粉末をつけていたと話し、帝姫が馬場から戻る頃を見計らって屋敷に届けることにした。

海市が周幼度と馬を見ていると帝姫が馬場に現れた。
落馬経験がありながら恐怖心のない様子の帝姫、実は牡丹の目当てが方鑑明だと褚仲旭は知っている。
皇弟・褚季昶(チョキチョウ)も気を利かせて清海公(セイカイコウ)に褚琳琅の護衛を頼んだが、褚仲旭は見物だけだと釘を刺した。
「独りで馬に乗せたらあの世の先帝がお怒りになるぞ?」
しかし褚琳琅は国を追われた時、三日三晩も馬を走らせて逃げたと訴える。
思わず顔を見合わせる褚仲旭と方鑑明、すると褚仲旭は苦労した牡丹に同情し、仕方なく馬を贈ると決めた。
「鑑明よ、従順そうな馬を選んでやってくれ」

方鑑明は帝姫を厩舎に案内、漆黒の馬を勧めた。
褚琳琅は何とか清海公と一緒に馬に乗ろうと食い下がったが、方鑑明は何かと理由をつけて断ってしまう。
そこで褚琳琅は黒い馬の鞍が茶色なのはおかしいと難癖をつけ、清海公に別の鞍を選ぶよう頼んだ。
海市は師匠たちの様子が気になって上の空、すると周幼度がこの馬でどうかと声をかける。
「ああ、どの馬でもいい」
「つまりまだこれだと思う馬に巡り合っていないのだな…」
周幼度は人間と馬にも相性があり、欲しい馬はひと目見れば分かると説明した。
「今日、無理に選ぶ必要はない…そうだ、瀚州から酒も届いた、一緒に飲もう」
しかし鑑明と海市が帝姫から目を離した瞬間、帝姫が馬に乗って勢いよく馬場へ飛び出して行ってしまう。

褚琳琅は方鑑明が鞍を探している隙に勝手に馬にまたがり、驚いた馬が疾走した。
観覧席は騒然となったが、褚仲旭は方鑑明がついていると安心させる。
すると褚琳琅は鐙(アブミ)から足を引き抜き、わざと落下した。
しかし後を追っていた海市が瞬時に馬から飛び出し、危機一髪のところで帝姫を抱き止める。
海市は帝姫の腕をつかんだ機会にそれとなく左腕を確かめたが、本当に傷痕があった。

誰もが帝姫の身を心配する中、周幼度だけは海市を心配して駆けつけた。
しかし海市は急いで師匠を追いかけて行ってしまう。
「師父…傷痕を見せるために私に行かせたのですね…帝姫は本物でした」
方鑑明は海市がようやく納得したと分かり、皇帝たちの元へ戻って行った。

褚仲旭は帝姫を危険に晒した方鑑明を叱責し、屋敷までちゃんと送り届けるよう命じた。
すると帝姫府の前で鞠柘榴が待っている。
そこで褚琳琅は典衣の来訪を口実にし、清海公を茶に誘った。

帝姫の侍衛・張英年(チョウエイネン)は早速、帝姫の衣を受け取った。
しかし衣の牡丹香に気づき、怪訝そうな顔で帝姫に目配せする。
「…離れていても分かる、牡丹香ね」
褚琳琅は疑われないよう早速、化粧箱を開けて衣を見ると、大袈裟に称賛して典衣に褒美を出した。

一方、方卓英と海市は宮中の巡回に戻った。
すると回廊で偶然、段(ダン)御史に出くわす。
「もうすぐ日暮れですが、陛下に奏上ですか?」
「ふん…顧陳(コチン)氏の騒動をこのまま放置してはおけないのでな
 清海公はしばらく身を引くことになったが、私は休んでいる暇はない」
段御史は清海公の弟子たちに嫌味を言って先を急いだ。

海市はようやく師匠が厳しい状況に置かれていると知った。
冷たく関わるなと突き放したのも、自分を顧陳氏の騒動に巻き込まぬためだったのだろう。
海市は酒楼で酒をあおりながら、自分の思いばかりを優先し、なぜ師匠の思いを理解しなかったのかと後悔した。
師父を助けるつもりが、本当は傷つけてきたのだろうか。
思えば帝姫への疑念も悔しさや嫉妬からだったのかもしれない。
…だとしたら自分が情けない…
その時、ちょうど同じ酒楼に周幼度がいた。
友人たちは風流な周幼度が女子を避けていると訝しみ、もしや意中の女子でもいるのかとからかう。
周幼度は相手にしなかったが、その時、独りで酒を飲んでいる海市の姿を見つけた。

周幼度が海市の席へ向かうと、すでに海市は泥酔していた。
そこで給仕にすぐ方卓英を呼ぶよう頼み、個室で休ませることにする。
「師父…師父…」
「師父じゃない、周幼度だ」
「ん?…ぁ、公子も娘子(ニャンズー)に怒られるのが嫌か?私も師父に怒られるのは嫌だ~
 師父が眉をひそめると嫌われたのかと不安になる~ムニャムニャ…」
「娘子はいない、だが理由は同じようなものだ
 海市、″愛する人と永遠に″という言葉を知っているか?この言葉を忘れないでくれ
 縁ははかない、愛する人に出会ったら、精一杯の力を尽くして手に入れろ」
( ˘ω˘ )うんうん…ムニャムニャ…
しかし海市を迎えにきたのは卓英ではなく方鑑明だった。
「卓英は夜番だ、迷惑をかけて済まなかった」



方鑑明は海市を引き取り、部屋に連れ帰って寝かせた。
「周幼度~周幼度~ムニャムニャ」
「違う、方鑑明だ」
「方鑑明?あ~知ってる、私が昔、好きだった人だ~
 さっきの言葉、覚えておくよ~″愛する人と永遠に″…zzzzz」
「″愛する人と永遠に″…」
鑑明は布団を直してやると部屋を出て行った。

翌朝、緹蘭が目を覚ますと皇帝がいた。
緹蘭は改めて姉を真似て褚仲旭を傷つけたことを謝罪、それでも自分を受け入れてくれたことに深く感謝する。
「陛下、これからは陛下に温もりを与えられるような女子になります」
2人は手を握り合い、心を通わせた。

方卓英は寝坊した海市を起こしに来た。
するとちょうど海市が部屋の戸を開ける。
「ふわぁ(ノビ~)会仙楼で酒を浴びるように飲んだことは覚えている…誰が送ってくれたのかな?」

つづく


(  ̄꒳ ̄)師匠が笑える〜いや笑うところじゃないんだけどw





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最終更新日  2022.12.04 22:17:34
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