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2022.12.01
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カテゴリ: 玉昭令 全52話



第17話

展顔(ヂャンイェン)は温孤(オンコ)を脱獄させたのが桃花の妖怪・紅鸞(コウラン)だと気づき、細花流へ向かった。
一方、紅鸞は愛する温孤を救うため、解毒薬を取りに九獄へ戻ると決める。
「長老があなたを傷つけてごめんなさい…必ず助けるわ」
紅鸞は温孤が眠っていると思い真実を明かしたが、その時、突然、温孤が目を開けた。
「やはりお前か…幽族の間者だな?!何を企んでいる!」
もはや言い逃れできなくなった紅鸞は噬心咒(ゼイシンジュ)をかけられ、やむを得なかったと釈明する。
端木門主と温孤を傷つけるつもりはなく、他の使者が送られるくらいなら自分の方がうまく手加減できると考えたのだ。

しかし温孤は九獄の目的が蓬莱図だと分かっていた。
「私がうかつだった…」
温孤は紅鸞は成敗すると決めたが、頭に血が上ったせいで毒が身体中をめぐり、急に苦しみ始める。
「私を信じてください…戻ってから罰を…」
すると紅鸞は草盧を飛び出した。
温孤は端木翠(ダンムーツェイ)に紅鸞が幽族の使者だったと報告、すぐ捕らえるよう訴える。
「九獄へ向かった…捕まえれば細花流の汚名をそそげる」

細花流へ到着した展顔は端木橋で紅鸞と出くわした。
驚いた紅鸞は桃花の術を放ったが、そこへ端木翠が駆けつけ展顔を守る。
すると端木翠の仙力と桃花が激しくぶつかり合って閃光が走り、その隙に紅鸞は姿を消した。
実は展顔も牢を襲ったのが紅鸞だと気づいていた。

「紅鸞は九獄へ向かったの、人間は入れない」
「私も行く!」
一方、紅鸞は九獄へ到着、温孤を救うため燃え盛る火の洞窟を突き進んでいた。

温孤を解毒できるのは長老だけだった。
黒猫のおかげで今や細花流は悪の根源となり、自分が手を下すまでもなく端木翠は蓬莱から罰せられるだろう。

 しょせんお前の母は人間、雑種の龍族が高貴なものか!
 ふん、お前が毒で乱心し、猛獣に成り下がる時を楽しみに待っているぞ」

九獄の入り口は入江にあった。
崇城(スウジョウ)の決戦のあと三界が誕生、神仙は天上の蓬莱へ、幽族は海底にある最下層の九獄に閉じ込められたという。
「見送りはここまでよ」
「どうか一緒に連れて行ってくれ」
展顔の真剣な眼差しを見た端木翠は黙って乾坤袋から蓬莱の宝物を取り出した。
「″隠身衣(インシンイ)″よ、水や炎から身を守り、姿も消せるの」

端木翠は展顔の手を取り、渦潮の中へ入った。
2人はひとまず一緒に隠身衣をかぶって門衛を通り過ぎ、九獄へ潜入することに成功する。
すると端木翠は途中で展顔だけ結界に閉じ込めた。
しかし急に立ちくらみに襲われ、ふらついてしまう。
驚いた展顔は結界から出すよう訴えたが、端木翠は展顔の安全が大事だと譲らなかった。
「…結界は1日で解ける、もし私が戻らない時は逃げて」



その頃、黒猫は青年に姿を変え、民をあおって細花流へ乗り込んだ。
本来は札がなければ端木橋を渡れないが、細花流に潜入していた黒猫は手に入れた札で結界を破ってしまう。
こうして武器を持った民たちは草盧で大暴れ、騒ぎに気づいた温孤はふらふらになりながら庭へ飛び出し、危うく襲われそうになった青花小仙と小薬瓶をかばった。
しかしそこへ知らせを聞いた啓封府が駆けつける。
江文卿(コウブンケイ)は5日以内に納得の行く説明をすると民に約束、それまでは騒ぎを起こさぬよう厳命した。

結界に独り取り残された展顔は幽族が神仙の侵入を知らせる声を聞いた。
「このままでは端木の身が危うい…」
そこで一か八か神剣・巨闕(キョケツ)で結界を斬りつけたところ、あっけなく壊すことに成功する。
恐らく九獄で端木の法力が制限されたのだ。
しかし展顔は端木を探すためうっかり隠身衣から顔を出し、幽族に見つかってしまう。
「誰だ?!」

端木翠は岩に挟まれて泣いている子供を見つけた。
子供は幽族に捕まったと訴え、助けて欲しいと手を伸ばす。
そこで端木翠は子供の手を握ったが、あらかじめ手袋型の結界で身を守っていた。
「石の間に隠れる妖怪、魂を奪うが元の場所を離れると死ぬとか…あなたが傒嚢(ケイノウ)ね?」
正体を知られた傒嚢は端木翠に襲い掛かろうとしたが、その時、展顔が現れ助太刀した。
しかしそこへ神仙を追っていた幽族たちが駆けつける。
すると展顔は幽族のふりをして端木翠を捕まえた。

一方、啓封では江公爵が細花流を守ったせいで端木門主を恐れていると揶揄されていた。
江文卿の悪口を聞いた黒猫は憤怒、その夜、悪口を聞いた店の前に油をまいて火をつけようとする。
しかし巡回していた趙武(チョウブ)と張瓏(チョウロウ)が通りかかり、捕まってしまう。

啓封府に連行された黒猫は江公爵の前に引っ立てられた。
「父上!」
黒猫は思わず江公爵に駆け寄り、かつて放浪していたところを江公爵に引き取ってもらったと訴える。
しかし江文卿は江墨(コウボク)という名前を聞いても全く記憶になかった。
上官策(ジョウカンサク)は義父がこれまでも大勢の孤児を助けて来たことから、覚えていなくても不思議はないという。
そこで江文卿は江墨の家族を探す間、啓封府で面倒を見ると決めた。



展顔は端木翠を収監、幽族たちが長老への報告に出かけると、すぐ牢に入って端木翠の縄を解いた。
「どうして幽族と?」
「君の張った結界は緩かったから巨闕で破った、そこで幽族に出くわしたんだ」
しかし幽族は姿を消すことができた展顔を勝手に影族と勘違い、そこで展顔は影族の自分なら神仙を簡単に見つけられると嘘をついて仲間のふりをしたという。
「さすが展大人ね~九獄に来ても頭が切れるわ~」
端木翠は勝手に結界を出た展顔に嫌味を言ったが、その時、腹の虫が鳴った。
すると展顔が啓封で今、人気の飴をくれる。
「なぜ飴なんか持ってたの?…私の好物だから?」
「…端木門主、考え過ぎだ、巡回の時に子供をあやすために持っていたんだ」
「じゃあ子供にあげて!」
端木翠はふて腐れて眠ってしまう。
そんな端木を黙って見守ることしかできない展顔、やがて端木翠がうなされながら展顔の名を呼んだ。
「展顔…お願い…どこにも行かないで…」
「すまない…端木」
展顔は端木翠の手を握りしめた。



江夫人は姿が見えない黒猫を探しているうち、夫の書斎へやって来た。
「老爺、小黒(ショウコク)を知らない?」
「ここにはいない」
すると江文卿の横で机にうつぶして眠っている少年に気づく。
「この子が策児が言っていた江墨という子ね?」
江夫人は展顔が来たばかりの頃、悪夢にうなされる展顔に寄り添っていたことを思い出した。
展顔が黙って出て行ったのは夫に止められると分かって密かに捜査していたせいだろう。
江夫人はかえって危険だと心配したが、江文卿は展顔と端木翠が一緒に手がかりを探していると分かっていた。
…父上、今度こそ永遠に一緒にいます…
夫人が出て行くと江墨は薄目を開けてほくそ笑んだ。

端木翠が目を覚ますと隣で展顔が自分の手を握って眠っていた。
…展顔、本当は私を案じてくれているのね、なのになぜなの?…
その時、幽族たちの足音が聞こえて来る。
「何をしている?!」
咄嗟に起き上がった展顔は端木翠を押さえつけた。
「こやつが逃げようとしたのでねじ伏せてやったところだ」
「でかした、女を刑場へ、長老が死刑に処す」

つづく


( ;∀;)展顔! ←こればっかw





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最終更新日  2022.12.01 23:46:17
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