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2023.05.09
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第23話「琵琶を剣に」

蕭欽言(ショウキンゲン)の寿宴。
琵琶を抱えたまま長時間、待たされた宋引章(ソウインショウ)は思わずふらついた。
「大丈夫か?」
その時、遅れて寿宴にやって来た顧千帆(コチェンファン)が通りかかり、引章を支えてくれる。
「我慢ならぬならその琵琶を剣として容赦なく刺せばいい」
すると家職・忠(チュウ)氏が出て来た。
顧千帆は楽妓をこんな所で待たせて汗をかいていると指摘、驚いた忠氏は使用人に2人を化粧室へ連れて行くよう命じ、罰として鞭打ちを言い渡した。


満足そうな蕭欽言と面白くない蕭謂(ショウイ)、するとやっと張好好(チョウコウコウ)の出番となる。
蕭謂は歌の最中、客人に駱駝(ラクダ)のこぶをふるまい、柯政(カセイ)には直接、丁重に勧めた。
しかし柯政は民を虐げて得た物など食さないという。
「ゆっくり曲を聴かせてくれ」

柯政は書で天下に知られ、音曲の大家でもあった。
曲の感想を聞かれた柯政は歌はありふれていたが、琵琶は素晴らしいという。
そこで蕭欽言は宋引章にもう1曲、演奏を頼むことにした。
張好好は屈辱の中、下がったが、その時、蕭謂が琵琶だけでは退屈なため、剣の達人である顧副使に剣舞を披露して欲しいという。
「公孫大娘(コウソンタイジョウ)と雷海青(ライカイセイ)のように宋娘子に合わせて剣舞を披露すれば話題になる」
すると突然、引章が口を挟んだ。
「なりません、孟子いわく″規則なくば方円は成さず″

 楽妓ごときにと並んでは名声が傷つきます
 そもそも公孫大娘と雷海青の芸は玄宗皇帝だけに献上したもの、少爺は慎むべきかと…」
「馬鹿を申すな!」
「士大夫の風骨は千金より重い、少爺の言が先です、私は事実を申したまで…」

引章は毅然としていた。

「かつて太祖は金韲玉膾(キンセイギョッカイ)を趙普(チョウフ)に授けたとか…
 これを蕭宰相への祝いに贈ります」
すると顧千帆は見事な剣さばきで黄河鯉(コウガコイ)をおろして見せ、客人たちに振る舞った。

柯政も鯉に舌鼓を打ち上機嫌、そこで引章に2曲目が聞きたいと頼んだ。
いよいよ涼州(リョウシュウ)を披露する機会に恵まれた引章、その音律にはこれまで自分を見下して来た者たちへの怒りが込められていた。
すると柯政は金戈風雷(キンカフウライ)の意を感じると大絶賛、その絶技は唐の雷海青に匹敵するという。
「筆を持て…感謝の印にある2文字を贈りたい」
柯政は引章の言葉に感銘を受けたと話し、孤月(コゲツ)に″風骨@柯政″と記した。
「″士大夫の風骨は千金より重い″!宋娘子の見識もまた評価されるべきものだ!」
柯政が人に揮毫(キゴウ)を贈るのは実に数十年ぶりのことだった。



柯政はひと足先に宴を引き上げた。
蕭欽言は中庭で見送ると、清流派が次々と帰って行く。
すると斉牧(セイボク)が現れた。
「明日、正式に首輔に就任ですな、どうぞお手柔らかに…」
「手加減してくれるなら感謝します」
柯政が失脚すれば清流派の領袖(リョウシュウ)となるのは斉牧、政敵である2人は牽制し合いながら別れた。

控え室に戻った宋引章は時の人になっていた。
柯政と言えば30年も宰相を務め、文武百官の中でも股肱(ココウ)の臣だという。
例え他郷へ追いやられようと今も清流派の柱であり、士大夫の領袖だった。
楽妓たちは皇帝の称賛より価値があるとはやし立てたが、張好好に気づいて慌てて帰り支度を始める。
しかし当の引章は全く実感がわかなかった。

このところ急に東京(トウケイ)は暑くなった。
趙盼児(チョウパンアール)たちにはこたえたが、明後日には氷が到着する。
すると慌てて陳廉(チンレン)が駆けつけ、宋引章を迎えに行って欲しいと頼んだ。
「凄いことです!引章姐姐は柯大人に称賛され、揮毫を賜りました!」
実は引章をひと目見ようと人が集まり、迎えが必要だという。

パンRはすぐ馬車で出かけたが、運悪く車軸が壊れて立ち往生した。
その時、偶然にも高慧(コウケイ)が馬車で通りかかり、事情を聞いて蕭府まで送ってくれるという。
気まずい2人だったが、高慧は乳母の件を謝罪し、父が正しかったことが分かったと認めた。
どうやら欧陽旭(オウヨウキョク)は都へ戻るため、自分を西京(サイケイ)に呼び、駆け落ちさせるつもりだという。
「私たちは見る目がなかったのね」
「…最初は違ったのかも?」
パンRは華やかな東京に惑わされたのかもしれないと言ったが、高慧は自分を騙した以上、代償を払わせると言い放った。

顧千帆は引章を人が少ない西側の門へ案内し、パンRが迎えに来ると安心させた。
「今後は誰のためでも人に恨まれる言葉は控えた方がいい」
引章は何か言いたそうだったが、家職に促され外へ出た。
しかしパンRが遅れたせいで門の前で酔っ払いに絡まれ、思いがけず沈如琢(シンジョタク)に助けられる。
「なぜここに?」
「教坊司からの知らせで君を迎えに来た」
引章は独りで帰ると言ったが、沈如琢はまたからまれると心配し、舟に連れて行った。

忠氏は顧千帆を引き留めたが、顧千帆は宴が終わるのを待たずに帰ることにした。
「実は宴での無礼を宰相が非常に気にされています、人前で魚を切らせることになり…
 寿宴が終わってから酒を酌み交わしたいと仰せです」
「ご子息の指導で忙しいだろう、邪魔はせぬ」
すると顧千帆は宋引章がパンRの友人のため面倒を見たと話し、余計な気を回して探らないよう釘を刺した。

張好好は傷心のまま双喜(ソウキ)楼へ戻った。
好好の帰りを待っていた池蟠(チハン)は寿宴で何があったのか知る由もなく、九官鳥を構っている。
「馬鹿様じゃない、若様だ!」←これはw字幕の勝利www
しかし機嫌が悪い好好から鳥を黙らせろと怒られてしまう。
「私が頼んだのは蟋蟀(コオロギ)よ!」
「蟋蟀は逃げた!」
「どうせまた騙されたんでしょう?!」
池蟠は好好の八つ当たりの原因が宴だと気づき、宋引章の方が好評だったのかと聞いた。
「どうだ?図星だろう?だからあの疫病神3人と距離を置けと言っただろう?!
 愚か者め、皆に持ち上げられ、誠に天女の歌声だと思ったか?
 才能も美貌も若さも宋引章に負けている!」
短気な池蟠は売り言葉に買い言葉でうっかり口を滑らせ、好好の逆鱗に触れた。
「こんなことになるなら一緒にいるんじゃなかった!後悔してる!」
さすがの池蟠もこれには深く傷つき、九官鳥を連れて帰ってしまう。



蕭府を出た顧千帆は斉牧と合流した。
実は殿前司を向かわせたのは顧千帆を守るためだという。
顧千帆は証人が拷問に耐えられず自害したことにして引き渡すと伝えた。
すると斉牧は安堵し、帽妖の件にはもう関わらないよう告げる。
「あとは殿前司が適切な処置をする」
「はい」
そこで顧千帆はこの機に仲人の件を相談することにした。
斉牧は反対しなかったが、五品に昇進して亡き母を誥命(コウメイ)夫人に封じるという当初の願いを思い出させる。
「実のところ武芸や剣術は好きではなく、将来は文官になりたいと言っていたな
 だが趙氏を妻にすれば文官に就くことは叶うまい」
斉牧はよく考えるよう伝え、顧千帆を桟橋で降ろした。

一方、引章は沈如琢の舟で帰途についた。
沈如琢は今後、自分が引章の面倒を見たいと申し出たが、引章は沈如琢の本心が読めず困惑する。
「数日、考えさせて欲しいのです」
「分かった、だが君は応えてくれると信じている」
沈如琢は名を上げた引章が今さら数百文の茶代のために文人崩れ相手に琵琶を弾くとは思えなかった。
「私なら立派な御殿を築き、君を大切にする」

顧千帆は陳廉に例の罪人を自害したことにして報告書を出すよう命じた。
「その後は引き渡す」
「事件の解決のため禁軍まで出てきた、こんな厄介な事件は手放すに限ります… (Ŏ艸Ŏ)オット」
その時、顧千帆はふと気づいた。
「なぜ帽妖の黒幕が安(アン)国公だと分かったんだ?」
「誰がですか?」( ゚ェ゚)いや誰ですか?@管理人
「今、会っていた」
「ならば恐らくその方が本当の黒幕でしょうね」

その頃、過酷な毎日を送る欧陽旭は賊に襲われていた。
「ある物を渡してもらおう」

つづく


(  ̄꒳ ̄)あ、欧陽旭のこと忘れてたわw





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最終更新日  2023.05.09 21:48:58
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