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2024.04.10
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第10話「梅の痣」

裏山で仲良く星を眺めた聶桑楡(ニェサンユー)と寧鈺軒(ネイギョクケン)。
寧鈺軒は貴賓室まで聶桑楡を送って行ったが、そこへ鬼白(キハク)が駆けつけた。
「候爺、見回りしたところ怪しい者が…侍衛は配置済みです」
刺客が真っ先に狙うのは貴賓室、そこで寧鈺軒は聶桑楡も薪小屋へ移るよう命じた。
すると鬼白は手際良く布団をまとめ、苜蓿(ムーシュ)ならすでに安然な場所へ移動させたと伝える。
「じゃあ私もそこへ…」
「なりません!」


しかし聶桑楡は貴賓室を取られた腹いせに寧鈺軒が芝居していると誤解、同じ寝台に寝るのだけは断ると釘を刺す。
寧鈺軒は呆れながらも警戒を怠らなかったが、やがて聶桑楡は寝台に座ったまま眠り始めた。
…それにしても聶桑楡じゃないならそなたは一体、誰だ?…
その時、寧鈺軒は聶桑楡の右肩に梅の花のあざがあったことを思い出したが、ふいに聶桑楡が目を覚まして確認できない。
すると寧鈺軒の読み通り貴賓室に刺客が現れた。
寧鈺軒は剣戟の音に気づき、聶桑楡を残して出て行くことにする。
「おとなしく隠れていろ、そなたには手出しさせない」

駅站に現れた刺客たちを全滅させた寧鈺軒はさらに森に潜んで新たな刺客を迎え撃つことにした。
計画通り刺客一行の襲撃に成功、しかしあと一歩という所で聶桑楡を人質にした刺客が現れる。
「近づいたらこの女を殺すぞ?!」
「あなたのことが心配で、つい外に出ちゃって…(^-^;」





聶桑楡は寧鈺軒が自分を助けないと知っていた。
しかし寧鈺軒は鬼白たちに下がるよう命じ、剣を捨ててしまう。
実はその時、寧鈺軒はふいに幼い頃、人質となった自分を救うため剣を置いた父の姿を思い出していた。
刺客は聶桑楡を突き飛ばすと、標的の寧鈺軒は腹を刺されてしまう。
すると寧鈺軒が隠し持っていた短剣で反撃、隙をついて聶桑楡を連れて逃げ出した。


寧鈺軒は駅芳(エキホウ)客桟で目を覚ました。
鬼白の話では生け捕りにした刺客たちが尋問の前に全て自害したという。
「問いたださずとも首謀者は明らかだ…私の海坊行きを容易に阻めると思ったか」
実は深手を負って気を失った寧鈺軒を運んできたのは聶桑楡だった。
「夫人なら中庭で薬を煎じています」
「至急、聶桑楡の行方を調べさせろ…あれは恐らく別人だ」
川に流された寧鈺軒と聶桑楡は岸に打ち上げられた。
その際、偶然にも聶桑楡の衣の肩が裂け、聶桑楡の肩にあるはずのあざがなかったという。
…早く気づくべきだった、なぜ聶桑楡と同じ顔を?どうして私の前に現れた?…

一方、海坊に向かった袁朗(エンロウ)たちは林海(リンカイ)駅站(エキタン)にいた。
中庭は骸で埋め尽くされていたが、寧鈺軒と聶桑楡の亡骸はない。
恐らく政敵が寧鈺軒を狙ったのだろう。
…寧鈺軒といると小姐が危険だ、早く連れ戻さなければ…

海坊への旅に戻った寧鈺軒と聶桑楡。
すると聶桑楡は馬車の揺れで傷口が痛む寧鈺軒を隣に座らせ、自分に寄りかかるよう促した。
「結構だ」
「遠慮しないで」
聶桑楡は強引に寧鈺軒の頭を自分の肩に乗せると、ぽんぽんと優しく叩いた。
「私がいるわ、誰にもあなたに指一本ふれさせるものですか、私が守ってあげる」
しかし気がつくと聶桑楡が先に眠っていた。
…そなたは私と生死を共にした最初の人間だ、できるだけ早く記憶を取り戻させて数々の謎を解き明かしたい…



やがて一行は海坊に到着、港町は賑やかで珍しい物が多かった。
聶桑楡は馬車の窓から目を輝かせていたが、寧鈺軒は県衙に到着した途端に帰りたくなるはずだという。
「珠を賭けるか?」
「寧府よりはましよ~全部、賭けてもいいわ」
「珠にご執心だな、これからは紅珠(ホンジュー)と呼ぼう」
聶桑楡は赤い豚の″紅猪″と同じ音だと不満だったが、ふと寧鈺軒の藍珠(ランジュー)も怠惰な豚の″懶猪″と同じ音だと気づいた。
「ぴったりだわ、藍珠」
「いいだろう、紅珠…″藍珠″と″紅珠″か、対になっていて悪くない」
「は?…そうね」

その頃、凌剣星(リョウケンセイ)はまたしても刺客が失敗したと聞いて落胆していた。
すると檀(タン)王から密書が届く。
…軽挙は慎むべし、寧を海坊入りさせよ…

海坊は海賊の拠点とあって県衙(ガ)は荒らされ放題、酷い有り様だった。
寧鈺軒は聶桑楡に奥の屋敷を見に行くよう促したが、予想通り悲鳴を上げて逃げ帰って来る。
実は母屋には棺が置いてあった。
しかし確認してみると棺の中は空だと分かる。
「前任の県令は一家全員で崖から飛び降りた、残された者はいない
 何者かがここを霊堂に仕立て棺を置いたのだ、これは警告だ…私へのな」
すると寧鈺軒は紅珠をちらつかせ、聶桑楡に掃除を頼んだ。

日が暮れる頃になってようやく使用人たちが正庁に現れた。
家職の陸徳奎(リクトクケイ)は代表して挨拶し、まさか今日が到着だと思わなかったと笑ってごまかす。
しかし寧鈺軒はすでに掃除も住んだと伝え、休んで良いと追い返した。
「明日から勤めに励んでくれ」
寧鈺軒は使用人たちのふざけた態度が誰かの指示だと分かった。
恐らくこれまでも同じように新任を出迎えたのだろう。
「かような歓迎を受けた以上、いかにして返礼するかな…」

つづく





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最終更新日  2024.04.10 23:23:57
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