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candy pink

candy pink

April 9, 2004
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テレビで放映していた

「戦場のメリークリスマス」

("MERRY CHRISTMAS Mr. LAWRENCE"

1983年/日英合作)をみる。

この映画をみるまでは

「どうやら坂本龍一が音楽を担当した映画らしい」

ということしか知らなかった。

第2次世界大戦中、

ジャワの捕虜収容所における

日本兵と英国人捕虜の交流を描いた映画である。

交流と言っても

もちろん捕虜収容所なのだから

日々処刑などがあったりする。

どういうわけか

主要な登場人物ふたり

(ヨノイ大尉役の坂本龍一、

英国陸軍少佐役のデビッド・ボウイ)が

ミュージシャンだったりする。

坂本龍一が担当した音楽は

いかにも日本的というふうに感じられた。

一昔の日本のテレビドラマで

よくつかわれていたような感じの音楽。

恥をさらすくらいなら

自決したほうがいいという日本兵と、

恥をさらしても

生き抜いていかなければならないという英国兵の

価値観の違い。

わたしは実は

戦争映画(とくにハリウッド大作。)

があんまりすきではない。

それは流血シーンが苦手なのと

映画の製作国のものさしで

戦争を描いていることが多いからだ。

でもこの映画はそんなに嫌な感じがしなかった。

この映画の脚本がが

大島渚監督とポール・マイヤースバーグ氏の

共同執筆だからかもしれないし

登場人物の人となりにも

スポットが当たっていたからかもしれない。

戦争に想いを馳せるとき

捕虜のことを思い出すことはほとんどなかった。

こちらに来てから知ったことなのだけれど

イギリスには

第2次世界大戦中に日本軍の捕虜になっていた英国兵の

傷を癒すということを目的として

日本人女性が設立したチャリティ団体もあるようである。

戦争について語れる人びとが元気なときに

聞いておかないといけないことが

まだまだたくさんあるような気がする。





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Last updated  April 12, 2004 04:45:45 AM コメントを書く
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candy pink @ Re[1]:Happy new decade!(01/03) lumi6765さん >毎年新しいことにチャレ…
lumi6765 @ Re:Happy new decade!(01/03) 毎年新しいことにチャレンジっていいです…
candy pink @ Re[1]:back home(11/06) lumi6765さん >おかえんなさーーーーい…
lumi6765 @ Re:back home(11/06) おかえんなさーーーーい。 どーでした?…
candy pink @ Re[1]:今週。(10/06) lumi6765さん >そーそー。旅先であれも…

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