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2016/12/19
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カテゴリ: アルコール
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


飲酒とアルコール依存症の正しい知識のために、 厚生労働省研究班が一般向けの解説冊子「市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン」を作成した そうです。

市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン

最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取している ので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。
女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。


アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、 リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順 という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。

日本も2014年6月から 「アルコール健康障害対策基本法」
目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。

適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい
「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?
酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響
禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと
アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人!
「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク
「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?
アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響
増え続けるアルコール依存症 女性が急増
適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで
女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に

適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、 週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的 だそうです。
適量のアルコールで健康効果を得られる人は15% 説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。


世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。


・遺伝子に悪影響
・肥満の原因
・女性の方がリスクが高い
・高血圧の原因
・疲れがとれない


2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。
最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、 脳へのダメージは男性より3倍早い そうです。


アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。
そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。


世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。
WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。
これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。


飲酒の適量は諸説ありますが、 飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣 だそうです。


禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと

一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、 日本の医師の4人に1人がアルコール依存 だという信じられない驚きの調査結果があります。

医師の半数が「常用薬あり」の病人 (2014年日経メディカル調査)
医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」
医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒
医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環
医師の4人に1人がアルコール依存

米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。

日本も2014年6月から 「アルコール健康障害対策基本法」 が施行され、国も対策に乗り出しています。

・WHO「 アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略


英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。

適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
アルコールはコカインやヘロインより危険
英国の適量研究結果では1日5g説
が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。

・ビール:100ml
・ワイン:35ml
・日本酒:33ml
・焼酎:20ml
・ウイスキー:10ml

日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。


飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。
お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。


WHO(世界保健機関)が作成した評価法 「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)

WHOはアルコール規制強化を表明 しています。


卒酒したい人にはおすすめの本です。




私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


WHO(世界保健機関)が作成した評価法
「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)
「適正飲酒の10か条」


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**************************** 【以下転載】 **************************** 

あなたは「虚血性脳卒中」と「出血性脳卒中」の違いがわかるだろうか?

前者は血栓や動脈硬化による脂肪の沈殿物が動脈に詰まり、十分な血液と酸素が供給されないために生じる脳組織の一部の壊死。いわゆる「脳梗塞」と呼ばれるもの。

一方、後者は読んで字の如し、脳の内部で起きる「脳内出血」と、脳を覆う組織の内と外の層との間で起きる「くも膜下出血」の2つを主に指す。

「酒は百薬の長」と考えて長生きを願う愛飲家の方々は、上記の前提を踏まえつつ、次の知見を「肴」に健康的で美味しいお酒をお愉しみいただきたい。


<1日2~4杯超>で「脳卒中」リスクがアップ

少量あるいは適量の飲酒習慣は「虚血性脳卒中」のリスク低減に繋がる可能性がある。しかし、大量の飲酒習慣に浸されている人の場合、「虚血性脳卒中」ばかりか「出血性脳卒中」も含む両方のリスクを抱え込む事態となる。

そんな飲酒量と脳卒中リスクをめぐる明暗分岐の研究報告が、11月24日の『BMC Medicine』(オンライン版)に掲載された。スウェーデン・カロリンスカ研究所疫学准教授であるSusanna Larsson氏らによる寄稿論文だ。

米国脳卒中協会(ASA)の公表では、脳卒中の約87%を「虚血性」が占め、残り13%が「出血性」に該当するという。つまり、毎日の大量飲酒の悪習慣を重ねれば、そのリスクを100%背負うわけである。

Larsson氏らは信頼に値する25件の先行研究と、スウェーデン国内の全国規模で実施されたデータを詳細に解析。その結果、1日2杯までの飲酒習慣をもつ層の場合は「虚血性脳卒中」のリスク低減が読み取れた。

同時に「出血性脳卒中」のリスクには、格別の影響を及ぼさないという傾向も認められたそうだ。

問題なのは多量~大量飲酒と定義される層への健康被害で、前述の如く、彼らには両方の脳卒中リスク上昇が読み取れた。しかも「多量・大量」の基準が<1日2~4杯超>と知れば、他人事ではないと背筋を伸ばす方も少なくないはずだ。


「百薬の長」は日本酒で1日1合未満

同論文には酒の種類が具体的に示されていないし、北欧の愛飲家たちの好みも判然としないので、そこは近年人気の「日本酒」を例にとり、専門医の意見を仰いでみたら。

男性の場合で1日3合以上の摂取が「脳卒中リスクを2倍」に上昇させ、女性の場合は1日2合以上の日本酒習慣が「同リスクを1.5~2倍」にアップさせるそうだ。

日本酒1合を他の酒類に換算すれば、ビールで500mlの中瓶1本、ウイスキーならば60mlのダブルが1杯、焼酎が110mlの0.6合に当たるが、さて、あなたの量はいかほどか?

ちなみに1日1合未満の嗜みであれば、「脳卒中リスクを下げる傾向」があり、いわゆる<百薬の長>の効能範囲なのだ。


<1日4杯超>で脳内出血が約1.6倍、くも膜下出血が約1.8倍のリスクアップ

もう一度、Larsson氏らの研究成果に話を戻せば、1日4杯超の飲酒では脳内出血リスクが約1.6倍増し、くも膜下出血リスクが約1.8倍も高くなり、「出血性」との関連性が「虚血性」よりも濃厚である事実が浮き彫りにされた。

ただし、彼らの研究は飲酒量と脳卒中リスクの関連性を示唆しているものの、その因果関係を証明したものではない。最後にLarsson氏はこう締めくくっている。

「飲酒とフィブリノーゲン(血栓形成を助ける体内のタンパク)低値との関連性については、従来の研究でも示されている。これにわれわれの研究を加味すれば、少量~適量の飲酒習慣と虚血性脳卒中リスク低下との関連性が説明できる可能性が高まった」

ただし、次のように続ける。

「飲酒の血圧に及ぼす悪影響が出血性脳卒中リスクを高め、これらの便益を上回る可能性があるという点では、今後の研究課題を含んでいる」

ところで「自分はお酒を飲まないし、酒席でもソフトドリンク派だから今回の話題は関係ないや」と、冷ややかなあなたに一言。

実は、ソフトドリンクと脳梗塞の発症リスクとの関連性を調べた研究では、男性陣に目立った傾向が読み取れないものの、女性層では「ほぼ毎日飲む」人の場合、「ほとんど飲まない」人の1.83倍もリスク高だって知っていましたか? 何事も「ほどほど」がいいのかも。

(出典:ヘルスプレス)





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最終更新日  2016/12/19 11:29:21 AM
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