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オープン前の「みやざき動物愛護センター」見学に行きました。工事も引っ越しも間に合うの?と、勝手に心配してたけど、無事間に合ったようです。ギリギリだったのか、職員さん達は引っ越し作業にバタバタで、見てて気の毒でした。嬉しい・・・ここまでの道のりは本当に長かった。「愛護センターさえあれば」何度悔し涙を流してきたか…それはもちろん私だけではない。この愛護センターは、その悔しさがバネとなり出来上がったものだと思います。悔し涙は、決して無駄にはならない。無駄にしないために必死で頑張ってきた現場の職員さん達の結果だと思いました。宮崎市と宮崎県は、判定基準等もそうですが、保護する部屋も完全に分けられています。「保護犬室」今でいう管理所の部分になります。この部屋にて、1週間~飼い主のお迎えを待つ期間があります。水はけの良い床、冷暖房付き。一定期間置いても、飼主さんのお迎えが無かった犬は、「譲渡犬観察室」に移動します。ここは、今まで管理所になかった「検疫」です。ワクチン接種等をして、更に一定期間ここに置いて観察します。このように運動できる中庭もあります。もちろんこの期間は、他の犬との接触はありません。ここは、保護猫室。猫の場合、「捕獲」は無いので、ココに来る猫のほとんどの子が、がケガや病気で衰弱しているところを「保護」という形で愛護センターに来ます。母子猫が収容される事も多いので、そのためのケージも用意されていました。消毒しやすいように、ステンレスの錆びないケージですが、譲渡室には、保健所の係長の案で少しでも快適に過ごせるよう、工夫を凝らしたケージになっています。ここは入口から入って直ぐの「多目的ホール」。奥に見える大きな窓の中は、もうひとつの「譲渡猫部屋」になります。これ↓が、部屋の中から見える風景。猫達にストレスがかからないよう、ロールスクリーンで目隠しも出来るようになっています。キャットタワーもあります。実は、この部屋に入れる猫をどうしようかとまだ考え中だそうです。エイズの子にも譲渡のチャンスを積極的に与えたいと、エイズの猫専用にの案も出ているそうです。個人的に私はその案が通れば良いな…と願っています。ここは、判定に合格した「譲渡犬」スペースです。このスペースには、一般の見学者の方も入れるようです。ここもまた、宮崎市と宮崎県の犬舎は別々になっています。各保健所14部屋あります。個室になっていて、小さいですがパドックもありました。この部屋が常に空きがあれば、県北西の管理所で判定合格した犬達も、愛護センターに移動することが出来ます。この「譲渡犬」の部屋を、満杯にしない事、常に空きがある状態にする事、これが、私達県民に出来る大事な役目だと思いました。「譲渡犬」スペースには、トリミング室もありました。嘱託でトリマーさんを探しているとの事でしたが、なかなか難しいようでした・・・。ボランティアでトリミングに来て下さるトリマーさんを募集しているそうです。ただ、ボランティアといえど、そこには「責任」も出て来るので、お約束した日時に必ず行けます!という覚悟をもってボランティアに来て下さる方…どうかよろしくお願い致します。レントゲン室、手術室・・・これまで、管理所や保健所で不可能だったことが、愛護センターでは出来るようになりました。前に、宮崎市の獣医師さんがボソッと言われていた言葉…「殺すために獣医師になったわけではない」あまりに過酷で辛い現実に、一時期7人もの獣医師さんが保健所を去った事もありました。このとき、全国から叩かれました。「逃げるのか」と・・・。なぜ、責められなければいいけないの…?保健所の獣医師さん達の苦悩や葛藤を知っていた私は、獣医師さん達に申し訳ない気持ちになったあの時の悔しさ、悲しいという感情を今でも心がはっきりと覚えています。宮崎市保健所は、こんな小さなスペースで限界まで頑張ってきてくださいました。設備も整ってない中で、出来る限りの治療…愛護センターを見たときに、犬猫もそうですが、「職員さん達本当に良かった」真っ先にそう思いました。それだけ、宮崎市保健所の職員さん達は、全力で頑張っていたから…ひとつ誤解のないよう言いたいのは…「愛護センターにはガス室はありませんし、殺処分もありません」はい。確かにその通りです。でも、他の場所に移動して殺処分は行われます。都城管理所には、ガス室があります。そこに移動して殺処分になるのです。ただ、殺処分の場所が変わるだけ。私達は、これを伝えるために、フリーペーパー「もふもふ」の特別号発行を決めました。来週は、京都と神戸、取材に向かいます。急がなきゃ・・・嬉しいのが・・・「パルボ」に感染している子でも、殺処分はしないとの事でした。感染症の子達の隔離室は外側にありました。私自身、レスキューした子がパルボだった事は何度もありましたが、パルボを一切外に出さなかった事、施設で二次感染を起こした事もなかった事、そして何よりも、パルボから生還した子の方がはるかに多いんです。お世話する側に知識と経験があれば、生き延びる子もいます。そういう子達にも、生きるチャンスを与えてくれる…その判断をした宮崎市保健所の職員皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。さぁっ!!いよいよ4/1が開所式です!A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/ありがとうございます。今回も完売とになりましたが、「再入荷のお知らせ」を選択して頂けますと、再入荷した際にメールにてお知らせする機能を追加しました。7日後にご入金がご確認出来なかった場合、キャンセル処理された本が再度upとなります。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月25日
あんなに残り少ない時間の中、沢山のシェア、ありがとうございました。新しい飼主さんが決まった子が3頭、延長で愛護センターの移動が決まった子が1頭、こちらでレスキューした子1頭、明日レスキュー予定の子が2頭、おかげさまで、収容されていた7頭みんな命が繋がりました。ダルメシアンの子は、私のお世話になっている団体さんの知り合いの方が希望されているとの事で、これから譲渡に向けてお話していく事になりました。この子は、判定にも無事通り、来週末に愛護センターに移動する事が決まりましたが、血尿が出ていたので、急遽明日レスキューすることにしました。この子は、宮崎の街中で捕獲され、リードを着けていたそうです。手作りのリード、コロコロした体形、可愛がられていた子だというのがハッキリわかりました。探し方を知らない・・・それだけで、檻の中で命の期限日が付けられ、命の判定を受けなければいけないんです。「知らない」事がこんなにも大きな罪になるという事をもっともっと発信して、知ってもらわなきゃいけないと思いました。この子は、これから元の飼主さん探しをしていきます。この子は、ギリギリ保護期限があり、今日の判定メンバーではありませんでした。来週末に愛護センターへの移動も決まっていましたが、一日でも早く治療を開始したいという事と、皮膚病に強いお世話になってる獣医師さんとタッグを組んでいきたいと思い、明日レスキューすることにしました。皮膚病専門の預かりスタッフ宅に、託すことになりました。まだまだ若い子でした。凄く人慣れしてて甘えんぼさんなので、皮膚が完治すれば必ず良い飼主さんとの出会いがあると信じています!※私の体調も、少しずつ回復に向かっています。ご心配おかけして申し訳ございませんでした。「尊厳死・王子と生きた時間」本日、下記のショッピングカートサイトにて再販売スタートしました。A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/今回は、限定50冊です。発送等の担当スタッフが1名なので、仕事しながらのボランティア作業となるため、大量入荷が難しく…申し訳ございません。品切りになった場合でも、今回から「再入荷のお知らせ」を選択して頂けますと、再入荷した際にメールにてお知らせする機能を追加しました。3/22までにご入金のご確認が取れた皆さんには、本の発送準備が始まりましたので、到着までもうしばらくお待ちくださいm(__)mご注文後、7日を過ぎてもご入金が確認できなかった場合、キャンセル扱いとなってしまいますので、その際にはご了承くださいm(__)m王子の生きた証を、こうして形にできた事、王子を通して色んな事を感じて頂けるのでは…と、すごく嬉しいです。皆様、本当にありがとうございます。↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月23日
明日、最後の判定を受ける子達です。来月に11年通ってきた中央管理所は閉鎖となり、愛護センターに移動となります。凄く凄く嬉しいです!その反面、今、管理所に居る子達は、捕獲された日にちがずれていれば、ほとんどの子が助かる可能性もあっただろうに・・・という目で見てしまいます。中央管理所での「判定」は、明日で最後となります。この仔達は、最後に判定を受ける子達です。私事ですが、体調を崩してしまい、一生懸命シャッターを押さなきゃいけない日だったのに、身体がついて行けませんでした。ピンボケの写真ばかりでした。その子らしい姿を、写真に収められなかったと思います。推定体重も、どこまでが正確に近いか分からない位、頭がぼんやりしてしまってました。推定体重に、大幅な誤差があるかもしれません。成齢 オス 推定体重16キロ位毛並みも良くて、可愛がられていた子だと思います。人間が大好きな子で、人が居れば全く吠える事はありませんが、人の姿がないと、ずっと吠え続けてしまいます。写真よりも、ずっとずっと顔は可愛いです。若干長毛です。とにかく人間が大好きな子なので、職員さんが犬舎に入ると、嬉しくて思わず飛びついたりしてしまうのですが・・・判定ではそれが「不利」となります。飛びつく→人間が倒れる→ケガするを想定してだそうですが・・・成齢 オス 推定体重16キロピンボケばかりしてしまい、一枚しかありません。多少の吠えはありますが、この仔も不安や甘えから今は吠えているだけだと思います。尻尾を振って積極的に甘えてくる仔ではないそうです。静かに甘えてくるタイプの仔だと思います。攻撃性や人間不信という感じの子ではありません。長毛の子で綺麗な顔をしている子です。成齢 メス 推定体重15キロ位この仔も人慣れしています。不安そうな表情が…申し訳ない気持ちになりました。ここから出たい…ずっと訴え続けていたか、声はもう枯れていました。成齢 メス ダルメシアン 推定20キロ位推定年齢は全く分かりませんでした。職員さんは高齢かもしれないとの事でしたが、目はまだ幼さも残っているような感じもしました。この仔も人慣れしています。ただ・・・お腹に大きな腫瘍を抱えていました。写真では分かりにくいので、腫瘍の部分に赤丸をつけました。座る体勢がとても辛そうでした…。手術はこちらで直ぐに受けさせたいと思いますので、大型犬の飼育経験のあるご家庭で飼って下さる方を探しています。多頭や群れの中ではない方が…と、この子に会ったときにそう感じました。年齢不詳 メス 推定体重5キロ位もしかしたら老犬かもしれません。酷い皮膚病です…ピークを過ぎたのか、痒がっている様子はありませんでしたが、捕獲されたときよりも、毛がどんどん抜けているような気がします。豆柴のような小さな仔です。人に馴れています。こんな飼われ方していたのに、それでも人間の姿を見ると健気に尻尾を振って、ゆっくりと甘えてきます。成齢 メス 推定5キロ位身体はパグのような感じでした。悪徳ペットショップが、玩具のように犬種をかけあわせ産ませた仔でしょうか…少し臆病な感じもありましたが、直ぐに馴れてくれそうな子です。顔は怖いかもしれませんが、愛らしい子です。成齢 メス 推定16キロ位すいません・・・この仔の写真もピンボケばかりで、一枚しかありません。管理所に来た当初は、怖がってたそうですが、今では人間に甘えれるまでになったそうです。尻尾を振りながら、ずっと様子をうかがっていました。性格の良さそうな子でした。皮膚病の仔以外、明日の朝が判定です。この仔達の問い合わせに関しては、スタッフに一任しておりますが、この仔達に会ってるのは私だけなので、直ぐにお答えできないご質問もあるかと思います。今回、私が体調を崩ししてしまい目まいも酷く、携帯の画面からも離れています。ここに書いてあること以外のご質問へのお答えが少し時間がかかりますが、ご了承ください。こんな状況の中で本当に情けなくこの仔達にも申し訳ないと反省しています。お問合せはお電話にてお願い致します。この番号は、会の番号なので他にも色んな要件の電話があるため、出ない際には、ショートメールを残して下さると大変助かります。090-4484-5165 フジイ管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月22日
先日ブログにて告知していた自費出版の書籍、「尊厳死・王子と生きた時間」本日より、下記のショッピングカートサイトにて販売スタートしました。A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/ここまで来る道のりは、凄く凄く長かったような気がします。2008年に、PHP出版社より「奇跡の母子犬」が書籍化され、2013年には松竹映画より「ひまわりと子犬の7日間」になりました。今頃・・・いいえ、今だから書けるのだと思いますが、当時、私は「山下さん」「ゆみさん」という呼び名から、いきなり「先生」と呼ばれるようになりました。たった1冊しか本を書いてないのに、私の職業はいつの間にか「執筆者」になっていました。「先生、二作目はいつお書きになられるんですか?」そればかり聞かれ続けました。正直、とても複雑な時期でもありました。「先生」と呼ばれている山下由美は、施設で毎日この生活でしたから・・・「これが接待というものかな?」と思うような普段食べた事のないような食事の席やとってもお洒落なお酒の席に呼んで頂いたり、「先生!読んで下さい」と、ご自身で書かれた原稿を手渡され、感想を聞かれたり、出版社を紹介して下さいと頼まれたり、ご存知の通り、私には文才はありません。たった1冊しか書いていない私は、出版社を動かすようなそんな力もありません。それなのに・・・映画公開となった2013年は、周りがガラッと変わった一年でもありました。「今の私を見て下さい。今の活動で何を感じてくれますか?」心の中で、ずっとそう叫んでいたような気がします。畑違いの場所に立たされ続け、辛かった時期でもありました。二作目・・・二作目・・・そう言われ続け、書かなきゃいけないんだろうな~と思いながらも、2013年から今まで、執筆活動に入る事は一度もありませんでした。そんな事よりも、施設に居る子達、今、管理所に収容されている子達、この仔達と向き合う事に、時間と労力を使うべきだと、思っていたのだと思いますが・・・ここ最近、ワントゥワンズ発行のフリーペーパー「もふもふ」で原稿を書くようになり、効果が目に見えて感じるようになりました。自分には文才がないだの、執筆者にはなりたくないだのは、もう言ってる場合ではないと・・・。拙い文章でも、心に響いて下さる方が居る事、その方の人生観が変わるきっかけとなるのが、私の文章であってくれるのであれば、それをちゃんと形にして出して行こうと、やっと本腰入れて書く決心が出来ました。そうして・・・ちょこちょこと書きはじめ、やっと完成した「王子と生きた時間」は、色んな方に相談して、自費出版という形で出す事にしました。いつかタイミングが合えば、出版社を通して作り直す形にもなるかもしれませんが、一番の目的は、一人でも多くの方に、手に取って読んで頂ける事だと思っています。とりあえず、30冊用意しました。一人でも多くの方に読んで頂き、読んで下さった方が、一人でも多くの方に伝えたくなるような、そんな力のある書籍になれば良いなと思います。売上金の一部は、啓発活動費用に充てさせていただきます。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月20日
保護家の老犬ホスピスのイブ、フィラリア症で、腹水と胸水に水が溜まり、末期症状が出ていました…。イブは、十分頑張って生きて来た…生き延びて保護家に来た仔。ボロボロになりながらも、ガリガリになりながらも、ガウガウと牙を向き、抵抗しながらも、頑張って檻の中から出て来れた仔。保護家について来てくれた仔。イブはじゅうぶん頑張ってきた。だから、もう頑張らなくても良い。でも、苦しみや痛みの無いよう、残り短い時間を過ごせてあげれたらと・・・今回、かかりつけの病院が休診日だったことで、同じく信頼できる病院に連れて行ったのですが、イブにとっては、初めての匂い、初めての音、人、場所・・・目が見えないイブにとっては、局部麻酔のチクッとした痛みだけでパニックになり、酸素室で休みを取りながら、時間をかけて獣医師さんが一生懸命イブと向き合って下さいました。胸水は、薬で減らしていけるとの事で、局部麻酔で腹水を抜きましたが、その小さな体には、1ℓもの水が溜まっていました。確かに末期症状ではあるけど、イブは、苦しまず、穏やかな気持ちで、もっと長く生きれる可能性もある・・・先生からそう聞くことが出来ました。そして・・・イブと同じ時期に保護家に来たしろじい。体を動かすこともほとんどなくなりました。立ち上がるだけでも、四本足で立っているだけでも、今のしろじぃにはとても大変な事でした。しろじいの心臓は、それだけ弱っていたのです…。しろじいには、強心剤を使う事は危険だと、血栓予防にサプリを処方してもらいました。しろじぃもまた、イブと同じように頑張って頑張って生き延びて、保護家に来た仔。だから・・・もうなにも頑張らなくても良い。「死なないで!」・・・その言葉が、イブとしろじぃにとってどんなに浅い言葉なのかもわかってる。この仔達の過ごしてきた長い長い地獄のような時間を私は何も知らないから。いつ逝っても良いよ・・・ただ、私が出来る事は、痛み、苦しみ、淋しさ、辛さ、少しでも取り除いてあげる事。そして、今の環境を変えない事。今まで通り、これまで通りのやり方。頭では分かってるんだけどね・・・邪魔しちゃいけないのは分かってるんだけどね・・・やっぱり側に居たいよ・・・寝息を聞いていたり、呼吸をしているのを見ているだけでも良い。母ちゃんここに居るからね・・・いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月18日
「尊厳死」の本当の意味を教えてくれた1匹の老犬、この1匹の老犬がきっかけとなり、保護家の「老犬ホスピス」を起ち上げました。王子・・・出版社を通さずに、自費出版という形で作りました。サイズは、A5で72ページです。価格は1,500で、愛護団体さんが、まとめてのご購入の際には、割引いての販売にしたいので、その売上金を保護活動費等に充てて頂ければと思います。私達も、売上金の一部を、医療費や啓発活動費に充てていきたいと思います。まだどのような形で販売していくかは分かりませんが、決まり次第、ブログやfacebookにてご報告したいと思います。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月13日
チェロは、某管理所からレスキューされた仔でした。チェロをレスキューしたのは、S氏。支援者さんを騙し、支援金で生活しているような男性でした。そのS氏が夜逃げしたのは2010年5月。犬猫を置き去りにして逃げていたんです。S氏の最後の良心でしょうか…犬猫が死なない程度のごはんは、週1位でしょうか…こっそり食べさせ(ばらまき)に来てたようです。某愛護団体さんが、S氏が置き去りにした犬猫を引き継いでお世話して下さったのですが、代表から助けて欲しい…とご相談がありました。チェロという犬に、「咬む」行為が頻繁に出てきたとの事で、これまで4人咬んだとの事でした。それには…チェロの悲しい背景がありました。発見当時、暗い家の中で、一人ぼっち柱に繋がれてたそうです。短いリードで、身動きが取れない状態だったそうです。チェロは、1年という長い期間、日も当たらない、身動きできない場所に居ました。どんなに「声」をあげ続けてきたのでしょうか…何を見続けてきたのでしょうか…チェロは、某愛護団体さんによって、生き地獄から抜け出すことが出来たのに…チェロは、もう人間を受け入れる事が出来なくなっていました。咬むことによって、誰もチェロを触れなくなり、チェロは、どんどん心を閉ざしていったのです。某愛護団体代表からの要請で、施設に行ってみると…どの犬が「チェロ」なのか直ぐに分かりました。私の姿を見た途端、激しく吠えかかり、目は殺気立ち、咬む勢いでした。咬むなら咬んでも良いとも思いましたが、不思議と、絶対に私には咬まないだろうと感じました。会った瞬間、心が繋がった気がしたので…某愛護団体さんから、チェロを託され、チェロは、「いのちのはうす保護家」に入居しましたが…保護家でも、スタッフが4人咬まれました。チェロが咬む標的から外していたのは、私と、もう一人のスタッフだけでした。その選別は何なんだろうと考えたときに、「信頼」「余裕」でした。チェロの「咬む」行為は、「やられる前にやってやる!」というものだったのです。9ヶ月一緒に居て、チェロの抱えている「闇」を、やっと知る事が出来ました。チェロは、この場所から飼い主のS氏の動きをよく見ていました。バタバタとせわしなく動き回る姿、自分に向ける憎悪、汚い言葉、何度も自分を蹴り上げる足、蹴られる前にと、足をとっさに咬んでしまうんです。スッと足が出てくるのが、怖いんです。「繋留されてるチェロの横を歩かない」「ドッグランでチェロが飛び出して来たら、その場に座り、足を隠して見せないようにする」これだけで、スタッフを咬む行為はなくなりました。そして、年月を重ね、普通に接してても誰も咬まないようになりました。それは、人間への「信頼」でした。人間皆を信じてくれるようになったんです。ですが、チェロは過去の生き地獄を一度も忘れた事はありません。1年間、室内に閉じこめられてたチェロは、室内に入る事が大嫌いでした。室内から呼んでも、「母ちゃんが外に来てよ!」入口からずっと呼び続ける位、お部屋の中が大嫌いでした。そんなチェロに・・・初めてお声がかかりました!私のブログを読んで下さっていた方で、チェロのドラマを知り、是非家族として迎え入れたいと…ただ、譲渡した後にチェロがどう変わるか、全ては飼主さん次第になってしまうので、私達も、飼主希望者さんも、とても慎重でした。何度も保護家に通って、チェロのお散歩に行ったり、チェロと真剣に向き合って下さる方でした。そして・・・いよいよチェロの保護家卒業の日!まるで、チェロが初めからここに居たかのように、お家にもご新しい家族にも、ピッタリハマった感じがしました。注意事項等お話して、帰ろうとしたとき・・・背後からチェロの声が聞こえてきました。「母ちゃん!どこ行くと!母ちゃん!」私を呼び戻そうと吠え続けましたが、心を鬼にして、そのまま車に乗り込みました。私の役目はもう終わったから…これからが本当のチェロの犬生だから…それまでお世話してきただけ…私は本当の母ちゃんにはなれないから…チェロは、「理解」と「信頼」を保護家で学んだ子。新しい飼主さんの元に行くために、保護家で寄り道した子なのかもしれない。チェロ、あなたの新しいお母さんは、あなたの事を深く理解してくれてるお母さんだよ。今度こそ本当に幸せになれるんだよ!チェロ、4年間ありがとう…そして、保護家卒業おめでとう!いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月12日
三年前に管理所からレスキューした「ジロ」保護家で一年過ごした後、譲渡しました。「番犬」が欲しいとの言葉に、お断りする事も考えながら、「番犬なんて言い方してごめんね。うちの家族になってくれる?」この人は多分、言葉を知らないだけなんだろうと…この最後の一言に、私は騙されました。ジロが緑内障で目が見えなくなったから保護家に戻したい・・・そう言ってきたのです。ジロを譲渡して2年・・・既に、ジロにとっての飼主はK氏でした。どんな飼主でも、ジロにとって一番信頼している人だったのです。「吠えるから訓練所に入れたら、今度は全く吠えなくなって困ってる」「緑内障なのを隠して譲渡したんじゃない?」バカバカしい話にも付き合いました。ジロの幸せのためにと、怒りたい気持ちを抑えながら、色んなアドバイスをスタッフがしてきましたが、盲目になってしまったジロは、k氏にとって「邪魔」だったのでしょう…k氏は、とうとう保護家にジロを連れてきました。二年経った今、戻すとか返すんじゃなくて、目が見えなくなったから棄てるという意味なのだと告げ、念書を声に出して読み上げるよう指示しました。「内容に納得がいかなければ、サインしない方が良いですよ?その代わり、ジロはそのまま連れて帰って下さいね」ご自身で納得の上、書いてもらいました。k氏「うちに来て直ぐ目がおかしくなったから、貴方達がそれを隠して譲渡したんじゃないの?って娘がね~…」「うちに居た頃の1年間のジロの写真、見せましょうか?カメラ目線、皆と遊んでるジロの写真いっぱいありますよ?見ての通り、うちには盲目の犬、手の無い犬猫、半身まひの犬猫、ハンデのある子は沢山いますので、騙してまで譲渡したい…その意味が分かりません(笑)いえ、逆にkさんの言ってることは名誉棄損、私達とここに居る子達に、とっても失礼で迷惑な行為なんですよ」窓口スタッフの方を見ながら・・・k氏「私だってジロへの愛情はあるのに、この人がきつい事言ってきて、私ビックリしたんですよ。とても傷ついたんですよ。あの言い方は酷いです。」「kさん、結果どうなってますか?結果が全てでしょう?うちのスタッフもkさんの言葉にビックリしただろうし、同じ様に傷ついてますよ?」k氏「ジロが人を四回咬んだんです!私たち家族には咬まないけど」「それはジロがかわいそうでしたね。目が見えないから怖くて咬むこともあるのに、咬ませない状況を作ってあげるのがKさんでしたよね?」半身不随のサンばあを見ながらk氏「この仔とか見てて、可哀想って思う気持ちは私にもあるんですよ」「可哀想?(笑)それ、ちょっと違うんじゃない?サンばあは、半身不随になったから飼主に棄てられたんですよ。kさんのやってる事もその飼主と全く同じですよ?(笑)」「でもね、もらって直ぐ目がおかしいな~って気付いたんですよ。まさかこんなはずじゃ…と思いますよ。でも、可哀想だから保健所には連れて行けないじゃないですか~」「どの犬も絶対に病気をしない保証はないんですよ。ペットショップで買う犬も同じことですよ?病気になったから、他の人に丸投げするのは捨てる事と同じですよね」「いいえ!ジロへの愛情はあったんです!本当です。だから私も辛いんですよ」「私もkさんにジロへの愛情があったと思います。でも・・・その愛情に深さがなかったんですね~私は、一度自分が責任背負った子は、たとえ寝たきりになっても24時間ほとんど睡眠取らずに看てますよ。それが本当の愛情じゃないんでしょうかね~」「ジロは、うちに居るより、お友達の犬達と一緒に居る方が幸せだと思うんですよ」「kさん、ドッグランの犬達見たでしょう?あの中に目が見えなくなったジロを入れたらどうなると思いますか?怖くて威嚇するジロは殺されますよ?人間と同じ理性は犬にはないんですよ?ジロは殺されるかもしれない…kさんは、そういう所にジロを捨てていくんですよ?」「・・・・・・・」「まぁ、そんな事にならないように、うちのスタッフ達が懸命にジロの居場所を模索してるんですけどね!」帰り際、「あの…フードとおやつをもってきたんですよ」「あ~うちはいりませんよ。kさんはどうせ二度と犬は飼えないから、どなたか知り合いにあげたらどうですか?」ジロは、k氏の声を聞いて、尻尾を振った…それなのに、ジロに声をかける事無く、ジロの姿に目を向ける事無く、ドアを閉めた…ジロは後追いして鳴いた…kさん、あなたのいう「愛情」はそんなものでしたか…ジロにとって、二年ぶりの保護家は、もう知らない場所だった・・・ただひとつ・・・私の相棒カムカムとジロは、お互いに覚えていた…二人の関係性が、二年前と全く変わらずそのままだった。ジロは、「老犬ホスピス棟」に移動した。ここは、老犬や体にハンデのある子達のスペース。目は見えないけど、チャンスがなくなったわけじゃない!きっと、今度こそ本当の良縁があるかもしれない!ジロの本当の犬生はこれからです!フリーペーパー「もふもふ」特別号のご支援、ありがとうございました。ご支援下さった皆様のおかげで、無事、目標額に達成しました。これから取材、原稿に奮闘していきます!また後日、ブログ内にてご報告させて頂きます。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月10日
これまで宮崎県で「移動ペットショップ」が来た際には、潜入遊びに行ってきました。↓過去の潜入レポート↓2007年06月29日ブログ記事「夢のような命販売所♪」2011年07月05日ブログ記事「バカなふりして聞いてみた」とても難しい問題・・・この記事を書くにあたり、公人となった今の立場もあるので、更に難しい問題となりましたが・・・やはり、公の場で書こうと思いました。これまで通りストレートには書きません。そのことで、心傷める方もいらっしゃると思います。ですが、表向きの文章ではなく、根っこの部分を感じ取って頂けたらと切に願います・・・↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓5日の朝、スタッフが怒って興奮して保護家に来ました。「これ!移動販売じゃないよ!店舗構えたらしいよ!」宮崎には、悪徳ペットショップの少ない県でした。悪徳大型ペットショップ代表と言われてる店が、とうとう宮崎に・・・オーブン2日目の5日の夜、保護家の作業を少し早めに終わらせ、潜入遊びに行ってきました。19時だというのに、沢山の無知なお客様・・・宮崎県には、こんなに沢山、無知な犬猫好きな人が居たんですね~私達の活動の意味はなんだったんだろう・・・10年間何をしてきたんだろう・・・自分の愚かさに気付かせて頂き、悲しいありがたいですね。好きなら好きで、もっと調べろよ!好きなら現状を知れよ!「知らなかった」じゃ今の時代は通用しない。こんなにも情報が溢れてるんだから。私「すいませぇ~ん…空の箱はもう売れた子なんですか?」店「土日で100頭売れたんですよ~でも、次々に来ますから」私「どっから?」店「うちは沢山の店舗があるのでそこから運んできます」私「以前、移動販売で買った犬がパルボで死んじゃったんですよね~パルボ!」店「・・・・・・・。でも、うちは生体交換やってるんで、死んだら同じ犬種の仔と無料で交換できますよ。しかも三年保証ですからね!」欠陥品で、修理しても無理だった「物」は、無料交換だって~パルボはスルーされた(笑)よくある事なんだね!答える必要はないって事かな?失礼しました♪私「私、お金ないのよね~・・・仕事も訳ありでクレジットカードすら持てない人なの。そんな私には売ってもらえないよね?」店「うちは基本、ローンはオリ〇なんですが、そのような方の為にも、審査の緩いローン会社を二つ持ってます!」すごーい!お金がない、仕事もない、誰にでも売ってくれるんですね!君は・・・数ヶ月後にはどこに連れて行かれるんだろうね・・・繁殖犬という生き地獄新しい犬生が待っているのかな・・・かわいそうかわいいと手を差し伸べても、次から次に「売れる」からと新しい命が犠牲になる命が追加される事になるだけ・・・悪事儲けを手伝ってしまう事・・・だよね?これが現状・・・これが現実・・・無知な犬好きな人が、このような流れを作っている。命を犠牲にしたペット産業に何兆円という利益をつくってるのはここに来ていた「あなた」だよ。目が合っただけで「運命感じる」なんて犬猫にしたら迷惑な素敵な話~♪管理所、保健所に行ってごらん♪みーんながあなたを見るから!店「今、mix犬も人気なんですよ~この子は何のmixか分かります?」私「え?要は雑種でしょう?(笑)」店「・・・・・・・。mix犬は、チワワとかダックスとか、純血の仔とかけあわせてるんですよ」私「だからぁ~雑種ですよね(笑)」猫も沢山販売されていました。私「宮崎は猫を買うよりも、愛護団体さんの譲渡会でもらうパターンが多いんですけど、審査が厳しいらしいんですよ~でもここは直ぐに売ってもらえるんですね」店「はいっ!宮崎はペットショップが少ないですからね。うちは珍しい猫も多いんですよ。どうですかぁ~?」なんか・・・私の情報は、「お金が無い」「クレジットカード持てないローンを組めない人」しか全く知らないのに、そんな人間にまで簡単に勧めてくれるなんて・・・すごい人間性、凄いシステムですね♪「知らなかった」では済まされない。「かわいそうだったから」では済まされない。今は、そんな時代です。4月に愛護センターが出来るというのに…浅田さんが自分を犠牲にしながらも、署名を起ち上げてくれたのに…こんな現状で、行政と愛護団体だけで「殺処分ゼロ」は無理がある。国民一人一人が、現状を知り変わらないと、達成なんてできない。フリーペーパー「もふもふ」特別号のご支援、ありがとうございました。ご支援下さった皆様のおかげで、無事、目標額に達成しました。これから取材、原稿に奮闘していきます!また後日、ブログ内にてご報告させて頂きます。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月08日
浅田美代子さんと知り合って、三年半位かな?(もちろん幼少期からテレビの中では存じ上げてましたが)私にとっては、大事なお友達でもあり、心で繋がり合っている有志です。自分がこうだと思ったら、その信念を決して曲げる事無く、貫き通す強さ…その姿を感じるだけで、私自身ももっと頑張らなきゃ!と、弱気な部分をいつも奮い立たせてくれる…浅田美代子さんという人は、そんな人間なんです。仕事で東京に行った際には、いつもご飯に誘ってくれて、何時間も犬猫の話で盛り上がり、笑い合ったり、行き場のない怒りや悲しみを語り合ったり…この活動をしていると、色んな辛い場面に立たされることもあります。夜、一人でメソメソ泣く事も多々あります。そんなときに、偶然浅田さんから電話がかかってくる事が多く、(不思議ですが・・・いつもタイミングが凄いんです!)いつも励ましてもらってます。元気をくれます。私だけではなく、多くの動物愛護活動家の皆さんや、命の期限のついた犬達が、浅田さんの発信力の大きさにも、どれ程浅助けられたか分かりません。そんな浅田さんのチャリティーオークションのイベントに、取材も兼ねてお邪魔してきました。本業が忙しい中、徹夜の日もあったようで・・・身体もかなり悲鳴をあげてたように感じました。休憩中に、何度も何度も、腰をポンポン叩いて痛みを散らそうとしてた姿を見てて、「犬猫達のためにほんとにありがとう…」感謝の気持ちでいっぱいになったチャリティーイベントでした。藤井フミヤさんの直筆イラスト明石家さんまさんのクリスティアーノ・ロナウド自筆サイン入りサッカーボール。宮里藍さんの2016年ツアーに使用したサイン入りゴルフバッグ。坂本龍一さんのスーツケースその他にも、樹木希林さんの御着物、久保田利伸さんのライブで使用した靴、奥田民生さんのギター、MISIAさんのサイン入りレコード、三浦友和さん自作の陶器、吹石一恵さんの犬用エアーバギー、伊勢谷友介さんのブレスレット、柳葉敏郎さんのゴルフバッグ木梨憲武さんのアート作品、小松比奈恵さんのセリーヌのバッグ、等々・・・下記の「TierLove」HP中、チャリティーオークションにてご確認お願い致します。https://www.tierlove.jp/チャリティーの売上金全て、愛護団体さんに寄付するそうです。「浅田さんは何で団体起ち上げないの?」以前聞いたときに、浅田さんはこう言ってました。「自分で団体を起ち上げるとね、自分の団体を維持していく事も大変な労力でしょう?私は、団体で頑張ってる人たちをサポートしていく側でいようって決めてるから!」そして・・・「還暦最後の日に何かやりたかったの」それが、このチャリティーイベントだったんです。このために、5日間仕事を入れず、全力で頑張ってくれた浅田さん…HPのチャリティー商品も、ご自宅で何度も何度も写真を撮りなおしたり、決して人任せではなく、常に中心になって動き続けた浅田さんには、本当に頭が下がります。チャリティー商品も、浅田さんご自身が皆さんにお声をかけてまわり、皆さんが、快くボランティアでお品を御提供くださったとの事です。今回、トークショーに参加してくれたチュートリアルの徳井さんも、お忙しい中、浅田さんのお願いだからこそ、引き受けて下さったのだと思いました。フリーペーパー「もふもふ」特別号、プレゼントコーナー用に、トートバッグを大小各1枚、サインを書いてくれました。そして・・・動物愛護管理法の改正に向けた署名運動スタート!~動物愛護管理法の改正にむけて署名のお願い~http://miyokoasada.com私は立場上、色んな所から署名活動の協力や、組織の加入にと、よくお声をかけて頂きます。とてもありがたいのですが、そこには立場上「責任」が伴うので、内容をひとつひとつ確認して、ひとつでも賛同できない部分があったり、そこまで至られた経緯に、経験や知識や行動力に深さを感じなかったら、どんなにお世話になった方に対しても、お断りする事しか出来ません。とても申し訳なく、ごめんなさいという言葉しか出ませんが、それも私の「信念」なんです・・・。浅田さんの動物愛護管理法の改正に向けた署名運動、実は…このような「形」に仕上がるまでに、何年も前から、浅田さんの中で計画が進み始めていました。ただ、そこには危険も伴う事があるかもしれない…というのも考えられました。浅田さんからこの計画を聞いたときは、思わずとめてしまいました。「私が浅田さんの代わりにやるから!浅田さんは名前出さないで!」でも、そう口に出したと同時に、私がやっても署名は集まらないなと…浅田さんだからこそ、今はバラバラになっている愛護団体さん達が、一致団結して同じ目標に向かって進めるんだ!そう感じ、そして・・・浅田さんという人間は、どんな事があっても、信念を貫き通す人でした。自分の事よりも、犬猫の未来を変えるためならなんだってする人。私は・・・私がやるべき事は、浅田さんが決めた事についていく事。大切な大切な友達だから…大事な大事な有志だから…この電子署名の時代に、直筆の署名用紙がどんどん送られてきているそうです。今、全国の愛護団体さんが、譲渡会などで署名を集めて下さったり、皆さんが、時間と労力を使って、懸命に署名運動をして下さっています。なかなか他県の愛護団体さんと繋がれる機会がありませんが、その話を聞いたときに、厚かましくも皆さんと繋がっているような感じがしてすごく嬉しくなりました。そして、私も頑張らなきゃ!と・・・私も、皆さんと一緒に、浅田さんの力にならなきゃと思いました。宮崎県の皆さん、3月号のフリーペーパー「もふもふ」7Pに、署名用紙を印刷して掲載しました。近々、街頭での署名運動もする予定です。その際にお手伝いして頂ける方を、ブログやfacebookにて呼びかけたいと思いますので、是非、よろしくお願い致します。
2017年03月05日
右前脚切断手術をした「フミ」は、術後の経過も順調です。不思議と・・・更に甘えん坊になったような気がします。相変わらず女王様なので、一番良い場所を陣取ってるフミ♪鹿児島から来た半身不随の「しげる」は、同じ半身不随の「サン」と仲良しになりました。少しずつリハビリもしているのですが、全くやる気がないようで・・・いいえ、もう今の自分を受け入れているような気がしました。てんかんの「ハチ」は、薬を飲み始めてからは一度もてんかんを起こしていません。長毛で、イケメンで、犬猫とも上手に付き合える子・・・本来ならば、成猫であっても直ぐ譲渡が決まるタイプなのですが、やはり「てんかん」というのが、譲渡を厳しくしているようです。でも、薬と上手に付き合っていけば、普通の猫と何ら変わりはありません。譲渡が決まったのですが、トライアル失敗でした。この仔達が失敗なのではありません。ヨンは、トライアル終了後、旦那さんが不安を感じておられたようなので、こちらから正式譲渡はお断りさせて頂きました。ご家族のお一人でも、家族として迎え入れる覚悟が出来なかった場合、お断りさせて頂いております。中には、数ヶ月後、数年後に「やはり戻したい」と連絡してくるびっくりする飼主さんもいましたので…一番辛い思いするのは、私達でもなく、飼主さんでもなく、譲渡した子なんです。なので、今回もヨンが今後どうなるのか分からない状態のまま飼主さんに託す…という決断は出来ませんでした。とても素敵なご家族だったのですが、迎え入れるタイミングが「今」ではなかった…このミスだけでした。飼主さんにもヨンにも非はありません。同じくリターンの「ションション」ションションの飼主さんも、優しくて良い方でしたが、ションションの方が、新しい飼主さんの事を、受け入れる事が出来ませんでした。ずっと唸り、手を出すと口が出て来るとの事でした。ションションは、元々怖がりで、興奮しやすい子で、人間を完全に信じているわけではありません。保護家に来た時もそうでしたから・・・ですが、時間をかければ、ションションが何を求めているのか、どう接していけば良いのか、必ず気付けます。気付く事によって、ションションも変わっていきます。優しい飼主さんだったのに、必ず幸せにしてくれる飼主さんだったのに、飼主さんとションションの相性が合いませんでした。これがリターンの理由です。保護家では、ションションは笑顔しかありませんので、ションションを知るためには、少しだけ時間は必要ですが、必ず心は繋がります。フリーペーパー「もふもふ」特別号のご支援、ありがとうございました。ご支援下さった皆様のおかげで、無事、目標額に達成しました。これから取材、原稿に奮闘していきます!また後日、ブログ内にてご報告させて頂きます。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月03日
県西管理所でレスキュー活動している「かおりさん」のブログで、「糖尿病」「飼い主の持込」の子が収容されたと知りました。スタッフに相談し、レスキューする事を決め、かおりさんとスタッフが直ぐ動いてくれました。(かおりさん、忙しい中ありがとう~!)体の大きさ、容姿、性格等・・・実は、会うまでは全然分からないままでしたが、想像以上に、小さくて可愛らしく健気な子で、「なんで?」という気持ちが益々強くなりました。1月に出産して死産だったという事らしく、犬も、人間と同じように妊娠糖尿病もあるとの事なので、かかりつけの獣医師さんと相談し、良くなる可能性に賭けた不妊手術をして、それから治療法を考えていきましょう…という事になりました。命名「メモリー」ちゃん。ホスピス棟に入居しました。白内障もかなり進行してて、もうあまり見えていないようです。保護家のホスピス棟は、入居可能頭数6頭(8畳しかないので)を既にオーバーしてしまい、夜は安全のためケージなのですが、ケージを二段に積み上げてしまっている状態です。ここで「助かってよかったね」と、喜んで終わりではありません。その子が助かった事によって、またひとつ、誰かの命を犠牲にしなきゃいけない。誰かの命を見捨てなきゃいけない・・・それが、保護施設の、保護活動している方々の、苦しい現実なんです。ひとつのいのちのレスキューにより、ひとつのいのちを犠牲にする…これが、もう一つの陰の背景です。これが、もうひとつの現実なんです。だから・・・施設の人たちや、保護活動されている方々は、レスキューした子の新しい飼主さん探しに奮闘しているんです・・・。完結ではありません。もうひとつのドラマは、レスキューした後、直ぐに続編が始まっているのです…。ずっと言われ続けてきました。「とりあえずレスキューして、それから飼い主探せばいいのに、山下は犬を見殺しにしている」その「とりあえずレスキュー」が、保護家に今、居る子達なんです。この仔達は、私が家族として迎え入れるためにレスキューした子達ではありません。ガス室での殺処分を避けるために、「とりあえずレスキュー」した子達なんです。私の中の「とりあえずレスキュー」という言葉の意味は、その子が幸せに旅発つための責任と、それまで辛い目に合わせないよう背負う覚悟でのレスキューです。※「アニマルホーダー」いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月02日
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